JP3088472U - 発光ダイオード - Google Patents

発光ダイオード

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JP3088472U JP2002001205U JP2002001205U JP3088472U JP 3088472 U JP3088472 U JP 3088472U JP 2002001205 U JP2002001205 U JP 2002001205U JP 2002001205 U JP2002001205 U JP 2002001205U JP 3088472 U JP3088472 U JP 3088472U
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元正 秦
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(57)【要約】 【課題】 効果的に放熱が行われ、充分に電流を高める
ことができる発光ダイオードを提供する。 【解決手段】 発光チップ3、第一放熱導体1、第二放
熱板2を含み、該第一放熱導体1、第二放熱板2によっ
て該発光チップ3が発光する際に生じる熱量を瞬時に外
界に伝え、且つ該第一放熱導体1の外側の面に設けられ
た段付部12によって放熱面積を増加させると同時に、
該第一放熱導体1と該第二放熱板2との接合を強化し、
発光ダイオード内の局部の温度が過熱することを防止す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、発光ダイオードに係り、特に、第一放熱導体と第二放熱板との構造 により、放熱が強化されている発光ダイオードに関わる。
【0002】
【従来の技術】
現在使用されている発光ダイオードの種類は多いが、特に、図4に示すような 公知の発光ダイオード9においては、一つ以上の導電リード91、91Aを具有 し、その内の一つの導電リード91上部には陥没した形状の反射溝911を具有 し、該反射溝911内には導電接着剤92で発光チップ93を粘着固定しており 、並びに該支架91、91Aと発光チップ93等を導線94で連結、更に、外部 を光を透すカバー95で覆う。該光を透すカバー95は該発光チップ93の発光 側に光学レンズが形成されており、該発光ダイオード9の発光角度を調整してい るものである。よって、従来のような電球等に代わって省エネルギーの目的が果 たされており、体積も小さく便利である等の長所も重視されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述のような公知構造の発光ダイオードにおける欠点としては、発光 する光の強度が弱いことなどが挙げられており、そのため光度を上げるには電流 を増加しなければならないが、こうすることで大量の熱量が発生して、オーバー ヒートの問題を解決しなければならなくなってしまう。 そこで、効果的に放熱が行われ、充分に電流を高めることができるよう本考案 の発光ダイオードを提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
第一放熱導体と第二放熱板を設け、発光チップが発光時に生ずる熱量を瞬時に 外界に伝えると同時に、該第一放熱導体の外側の段付部面積によって該第二放熱 板との接合を良好にすると同時に放熱面積を増加させ、該第二放熱板には更に放 熱を強化する成分を添加することで、熱量が更に発光チップより該第一放熱導体 、第二放熱板に伝わり易くし、発光ダイオード内の局部の温度が過熱するのを防 止することで、電流を更に上げる目的を達成する。また、該第一放熱導体及び第 二放熱板の位置決めにおいては両者を充分に接触させることで更に放熱効果を高 める。
【0005】 すなわち、本考案は下記のものである。 (1) 第一放熱導体、一つ以上の発光チップ、第二放熱板より構成される発光 ダイオードにおいて、導電材質で製造されており、上部には設置部が設けられて おり、外側には一つ以上の段付部を具有する第一放熱導体と、該第一放熱導体の 設置部に設けられ、導電されて発光する発光チップと、絶縁材質で製造されてお り、また、内部には外部に向かって延伸して該発光チップと電気的に連結される 導電架線が設けられている第二放熱板と、を具有し、該第二放熱板は該第一放熱 導体の外周囲と一体となり、且つ該第二放熱板は少なくとも該第一放熱導体の段 付部面と接触していることを特徴とする発光ダイオード。
【0006】 (2) 該第一放熱導体の段付部は環状に設置されていることを特徴とする上記 1の発光ダイオード。 (3) 該第一放熱導体の設置部の上方には光を透すカバーが設置されており、 該光を透すカバーは所望の形状に設計されており、且つ光を透すものであること を特徴とする上記1の発光ダイオード。 (4) 該第二放熱板は該第一放熱導体の設置部の上方に延伸部が設置されてお り、更に、該光を透すカバーが該延伸部に固定されていることを特徴とする上記 3の発光ダイオード。 (5) 該発光チップの上下は異なる外因性半導体を具有し、且つ電気的に該発 光チップの上部と導電架線とが連結されており、また、該発光チップの底部と該 第一放熱導体ともう一つの導電架線とも電気的に連結されていることを特徴とす る上記1の発光ダイオード。 (6) 該発光チップの両側面は異なる外因性半導体を具有し、該発光チップの 片側と導電架線とが電気的に連結されており、また、該発光チップのもう片側と もう一つの導電架線とも電気的に連結されていることを特徴とする上記1の発光 ダイオード。 (7) 該第二放熱板には放熱を強化する成分が添加されていることを特徴とす る上記1の発光ダイオード。 (8) 該第二放熱板は該第一放熱導体の外周囲に一体射出成型されていること を特徴とする上記1の発光ダイオード。 (9) 該第一放熱導体は銅、アルミ、或いはその他の合金等であることを特徴 とする上記1の発光ダイオード。
【0007】
【考案の実施の形態】
図1、図2に示すように、本考案の発光ダイオードには、先ず、銅やアルミ或 いはその他の合金等の導電材質による第一放熱導体1を含み、該第一放熱導体1 の最上部には設置部11が設けられており、また、該第一放熱導体1の外側には 一つ以上の段付部12を具有する。
【0008】 更に、一つ以上の発光チップ3が該第一放熱導体1の設置部11に設置されて おり、導電されて発光し、さらに光を透すカバー4が該第一放熱導体1の設置部 11の上方に設けられており、これは光学レンズ等としてもよい。 第二放熱板2は絶縁材質であり、放熱を強化する成分が加えられており、本実 施例中では該放熱を強化する成分とは三酸化二アルミ(A1)等であり、 該第二放熱板2内には一つ以上の導電架線21、22が設けられており、該導電 架線21、22は該発光チップ3と電気的に連結がされており、且つ該導電架線 21,22は該第二放熱板2より外側に向かって延伸している。該第二放熱板2 は該第一放熱導体1の設置部11の上方に延伸部23が設けられており、該光を 透すカバー4は該延伸部23に固定されている。
【0009】 該第二放熱板2は該第一放熱導体1の外周囲に一体射出成型されており、且つ 該第一放熱導体1の段付部12は環状に設けられており、且つ該第二放熱板2は 該第一放熱導体1の段付部12面と接触している。また、本実施例中では該発光 チップ3の上下は異なる外因性半導体を具有し、導線51によって該発光チップ 3の上部31と導電架線21とを電気的に連結し、また、もう一つの導線52で 該発光チップ3の底部32、第一放熱導体1、及び導電架線22を電気的に連結 しており、該導電架線21はプラスの電気を導通させ、また、該導電架線22で はマイナスの電気を導通させ、こうすることで導電性を具有する該第一放熱導体 1は導電に関与し、並びに放熱が強化される。
【0010】 先ず、図2に示すように、本考案を実際に使用している際、該第一放熱導体1 、第二放熱板2を設置することにより、該発光チップ3が発光するのにともなっ て発生する熱量が外界に伝わるようにし、更に、該第一放熱導体1の外側に設け られた段付部12によって放熱の面積が更に増加されており、尚、該第二放熱板 2には放熱を強化する成分が添加されているため、熱量が該発光チップ3より容 易に該第一放熱導体1、第二放熱板2に伝えられて外界に発散され、発光ダイオ ード内の局部がオーバーヒートする等の問題を防ぐことができる。
【0011】 また、本考案の発光ダイオードの製造の過程について説明すると、先ず、該発 光チップ3を該第一放熱導体1の設置部11に固定する。次に、該発光チップ3 の設定された位置に導線51、52を設け、該導線51、52と該導電架線21 、22とを連結させ、更に、該光を透すカバー4を設置する。最後に、該第一放 熱導体1の外周囲に該第二放熱板2を一体射出成型して完成する。
【0012】 該一体射出成型の手順について更に詳細に説明を加えると、先ず、該第一放熱 導体1、第二放熱板2の構造を組み立てる点においては、位置決めが確実で正確 に行え、つまり、本考案は、該第一放熱導体1、第二放熱導体2を接着剤などに より粘着することにより位置決めが不確実となるのを避け、また、該段付部12 によって放熱面積を増加している他にも該第二放熱板2を該第一放熱導体1上に 設置していることより、両者が充分に接触し合うようにしている。
【0013】 また、図3に示すのは、本考案の第二実施例であり、該発光チップ3Aの両側 面31A、32Aは異なる外因性半導体を具有し、電気的に該発光チップ3Aの 片側の側面31Aと導電架線21とが連結されており、更に、該発光チップ3A のもう片側の側面32Aともう一つの導電架線22とも電気的に連結されており 、該導電架線21はプラスの電気を導通し、このとき該導電架線22はマイナス の電気を導通する。或いは該段付部12は傾斜状を呈した設計としてもよく、同 様に放熱面積を増加させて放熱効果を上げると同時に位置決めの効果も提供して いる。
【0014】
【考案の効果】
本考案によると、接着剤によるポイント式の接触ではなく、第一、第二放熱部 両者が充分に接触しあって固定されていることで放熱効果が上げられて過熱しに くくなり、また、段付部によって位置決めの効果が提供されていると同時に比較 的大きな放熱面積が提供されており、安全に電流を更に高める目的が達成された 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例における構造説明図であ
る。
【図2】本考案の第一実施例における使用説明図であ
る。
【図3】本考案の第二実施例における構造説明図であ
る。
【図4】公知構造の発光ダイオードにおける構造説明図
である。
【符号の説明】
1 第一放熱導体 11 設置部 12 段付部 2 第二放熱板 21、22 導電架線 23 延伸部 3、3A 発光チップ 31 上部 32 底部 31A、32A チップ側面 4 光を透すカバー 51、52 導線 9 公知構造の発光ダイオード 91、91A 導電リード 911 反射溝 92 導電接着剤 93 発光チップ 94 導線 95 光を透すカバー

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一放熱導体、一つ以上の発光チップ、
    第二放熱板より構成される発光ダイオードにおいて、導
    電材質で製造されており、上部には設置部が設けられて
    おり、外側には一つ以上の段付部を具有する第一放熱導
    体と、該第一放熱導体の設置部に設けられ、導電されて
    発光する発光チップと、絶縁材質で製造されており、ま
    た、内部には外部に向かって延伸して該発光チップと電
    気的に連結される導電架線が設けられている第二放熱板
    と、を具有し、該第二放熱板は該第一放熱導体の外周囲
    と一体となり、且つ該第二放熱板は少なくとも該第一放
    熱導体の段付部面と接触していることを特徴とする発光
    ダイオード。
  2. 【請求項2】 該第一放熱導体の段付部は環状に設置さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の発光ダイオー
    ド。
  3. 【請求項3】 該第一放熱導体の設置部の上方には光を
    透すカバーが設置されており、該光を透すカバーは所望
    の形状に設計されており、且つ光を透すものであること
    を特徴とする請求項1記載の発光ダイオード。
  4. 【請求項4】 該第二放熱板は該第一放熱導体の設置部
    の上方に延伸部が設置されており、更に、該光を透すカ
    バーが該延伸部に固定されていることを特徴とする請求
    項3記載の発光ダイオード。
  5. 【請求項5】 該発光チップの上下は異なる外因性半導
    体を具有し、且つ電気的に該発光チップの上部と導電架
    線とが連結されており、また、該発光チップの底部と該
    第一放熱導体ともう一つの導電架線とも電気的に連結さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の発光ダイオー
    ド。
  6. 【請求項6】 該発光チップの両側面は異なる外因性半
    導体を具有し、該発光チップの片側と導電架線とが電気
    的に連結されており、また、該発光チップのもう片側と
    もう一つの導電架線とも電気的に連結されていることを
    特徴とする請求項1記載の発光ダイオード。
  7. 【請求項7】 該第二放熱板には放熱を強化する成分が
    添加されていることを特徴とする請求項1記載の発光ダ
    イオード。
  8. 【請求項8】 該第二放熱板は該第一放熱導体の外周囲
    に一体射出成型されていることを特徴とする請求項1記
    載の発光ダイオード。
  9. 【請求項9】 該第一放熱導体は銅、アルミ、或いはそ
    の他の合金等であることを特徴とする請求項1記載の発
    光ダイオード。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004296882A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Sanken Electric Co Ltd 半導体発光装置
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JP2006120833A (ja) * 2004-10-21 2006-05-11 Harvatek Corp 電気光学半導体のパッケージ構造
JP2007514320A (ja) * 2003-12-09 2007-05-31 ゲルコアー リミテッド ライアビリティ カンパニー 表面実装の発光チップパッケージ

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