JP3088461B2 - 新規医薬組成物 - Google Patents
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Description
分とする薬剤に関するものであり、更に詳細には、骨髄
細胞の障害により起きる種々の疾患に対して高い治療効
果を示す骨髄細胞増殖促進剤に関するものである。
果を有し、かつ放射線を用いた治療などの際に生ずる副
作用の予防および治療に有効な放射線障害防護剤に関す
るものである。
小板減少を抑制することのできる血小板減少症治療剤に
関するものである。
より、骨髄細胞が障害を受けて減少することが知られて
いる。
細胞の機能障害(数の減少も含む)や機能低下が原因で
ある疾患として知られている。ここでいう骨髄細胞とは
骨髄中に存在する細胞のことで赤血球、好中球、好酸
球、好塩基球、単球、リンパ球、血小板等の種々の分化
段階の細胞等が含まれている。
害を克服するために、骨髄移植や種々の造血刺激因子の
投与が試みられており、さらに、新規の骨髄細胞増殖因
子の探索が精力的に行なわれているのが現状である。
態が出現するが、ここで、骨髄細胞の減少がこれらの疾
患の原因のひとつであることから、骨髄細胞増殖促進物
質は、上述の疾患や病態を改善する可能性が高い。
は人工的に作り出した強力なX線、陽子線、中性子線、
電子線等の放射線は、癌をはじめとする疾患の治療・診
断等には欠かせないものである。しかし、放射線を許容
量以上に浴びたり、治療の際に体の正常な組織、臓器へ
放射線が照射されると、放射線の副作用として白血球、
赤血球等の減少がおこり、十分な放射線治療が行なえな
い場合がある。
々の障害が生じている。
の発生を予防する方法として、種々の方法が検討されて
いる。
よる免疫細胞抑制からの免疫機能回復を行なう物質、た
とえば、セファランチン、ソニフィランなど、あるいは
細胞組織の呼吸賦活剤、例えば、チトクロームC、ソル
コセリン、アデニンなどが用いられている。しかし、こ
れらの物質による放射線副作用防護効果は、わずかにし
か認められないのが現状である。
たフリーラジカルあるいは活性酸素を消去させる物質と
して、ストレプトコッカス・ラクチス菌体調製物を用い
た放射線防護剤が提案されている(特開昭62−103023号
公報)が、致死に対する延命効果が得られるような優れ
た効果が期待できない。
用いる方法の提案、たとえば、2−フェニル−1,2−ベ
ンゾイソセレナゾール−3(2H)−オン(特開平1−13
5718)、シメチジン−銅錯体(特開平1−153640号公
報)、血清胸腺因子として知られるノナペプチド(特開
平2−36126号公報)を用いる方法が提案されている
が、より優れた放射線障害防護剤に対して不断の希求が
あるのが現状である。
分であり、血小板減少による具体的症状としては、出血
症状あるいは血液凝固異常が出現する。
板減少症、特発性血小板減少性紫斑病、再生不良性貧血
等が知られているが、近年特に臨床で問題となっている
のは、癌の治療の際の化学療法剤や放射線療法の副作用
による血小板減少症である。
も強い骨髄抑制作用をも有するため、化学療法剤の投与
により著しい白血球や血小板の減少が引き起こされ、こ
の副作用のため治療の中断を余儀なくされる場合が多
い。また、放射線療法の際に用いられるX線やγ線によ
っても、化学療法剤投与の場合と同様に、骨髄等の造血
組織に対する副作用のために著しい白血球や血小板の減
少が惹起され、放射線の照射を中止せざるを得ないこと
が多々ある。
減少に対して、現在よく用いられる治療法としては、血
小板輸血と骨髄移植が知られている。
いため、頻繁に輸血を行なう必要があり、しかも輸血に
よるサイトメガロウィルス等の感染の危険もある。ま
た、骨髄移植の場合、患者に適合する骨髄の提供者を見
つけること自体が困難であり、しかも、骨髄が移植され
ても、血小板数が正常に回復するのには数ケ月を要す
る。
(WO 89/01778号公報)、ヒトマクロファージコロニー
刺激因子(特開平1−207244号公報)、インターロイキ
ン−1およびその誘導体(特開平2−138224号公報)、
ヒトBCDF(特開平3−101624号公報)等が上記の血小板
減少症治療剤として開発されようとしているが、いずれ
の薬剤も要望を十分に満足させるものではないため、よ
り有効な血小板減少症治療剤が求められているのが現状
である。
血小板減少障害に対しては、これらの治療または予防に
対する有効な薬剤が要望されていた。
病態を改善するために効果の高い骨髄細胞増殖促進剤を
提供することを目的とする。
線障害防護剤を開発して、放射線被曝による生体への影
響を最小限に食い止めることができ、致死量の放射線を
浴びても延命効果の高い放射線障害防護剤を提供するこ
とを目的とする。
い新しい血小板減少症治療薬を開発して、種々の血小板
減少症に対する治療剤の提供、および癌化学療法および
放射線療法時に制限因子となる血小板減少を軽減するよ
うな薬剤の提供を目的とする。
胞あるいは動物に投与してその影響を検討した結果、こ
れらの化合物が1)骨髄細胞の増殖促進効果を有するこ
と、2)放射線被曝における有効な防護手段になるこ
と、3)優れた血小板増加作用および血小板減少抑制作
用を有すること、さらには生体に投与する際の安全性に
も優れていることが見出され、この知見に基づいて完成
されるに至った。
障害防護剤および血小板減少症治療剤は、次式(A)で
示されるα−ガラクトシルセラミドの1種または2種類
以上を有効成分として含有するものである。
れかの整数である)または−(CH2)7CH=CH(CH2)7CH
3を表わし、R1は下記(a)〜(d)で定義される置換
基のいずれかである(ここで、Yは5〜17のいずれかの
整数である)。
(CH2)7CH=CH(CH2)7CH3の場合の化合物は次式(XX
I)で示される。
質として式(A)で示される化合物を合成するための反
応経路図(合成経路A)である。
として式(A)で示される化合物を合成する経路であっ
て、反応経路Aより工程数を少なくした反応経路図(合
成経路B)である。
物に種々の化学修飾を行なうことによって式(A)で示
される化合物を誘導するための反応経路図(合成経路
C)である。
して、式(A)の長鎖塩基部の4位に水酸基を有する化
合物を合成するための反応経路図(合成経路D)であ
る。
−(α−D−ガラクトピラノシルオキシ)−2−テトラ
コサノイルアミノ−3−テトラデカノール)の好ましい
合成方法を示す反応経路図である。
ラクトピラノシルオキシ)−2−オクタノイルアミノ−
3−オクタデカノール)の好ましい合成方法を示す反応
経路図である。
ラクトピラノシルオキシ)−2−テトラデカノイルアミ
ノ−3−オクタデカノール)の好ましい合成方法を示す
反応経路図である。
ラクトピラノシルオキシ)−2−テトラコサノイルアミ
ノ−3−オクタデカノール)の好ましい合成方法を示す
反応経路図である。
応経路図である。
(α−D−ガラクトピラノシルオキシ)−2−〔(R)
−2−ヒドロキシルテトラコサノイルアミノ〕−3,4−
ヘプタデカンジオール)の好ましい合成方法を示す反応
経路図である。
(すなわち式(I)および(XXI))で示される化学構
造を有するものであることは前記した通りであり、式
(I)中のR1は、下記の(a)〜(d)で表すものが好
ましい。
で、Yは7〜15のいずれかの整数が好ましい。また、R2
がOHの場合、Xは20〜24のいずれかの整数で、Yは11〜
15のいずれかの整数が好ましい。さらにR2がHの場合、
Xは8〜22のいずれか、Yは9〜13のいずれかの整数が
特に好ましく、R2がOHの場合、Xは21〜23のいずれか、
Yは12〜14のいずれかの整数が特に好ましい。
で、Yは5〜15のいずれかの整数が好ましい。また、R2
がOHの場合、Xは18〜26のいずれかの整数で、Yは5〜
17のいずれかの整数が好ましい。さらにR2がHの場合、
Xは21〜25のいずれか、Yは6〜14のいずれかの整数が
特に好ましく、R2がOHの場合、Xは21〜25のいずれか、
Yは6〜16のいずれかの整数が特に好ましい。
で、Yは9〜13のいずれかの整数が好ましい。また、R2
がOHの場合、Xは20〜24のいずれかの整数で、Yは9〜
13のいずれかの整数が好ましい。さらにR2がHの場合、
Xは21〜23のいずれか、Yは10〜12のいずれかの整数が
特に好ましく、R2がOHの場合、Xは21〜23のいずれか、
Yは10〜12のいずれかの整数が特に好ましい。
であり、Yは10〜14のいずれかの整数が好ましい。さら
にXは11〜17、Yは11〜13のいずれかの整数が特に好ま
しい。
11〜15のいずれかの整数が好ましく、さらにYが12〜14
の整数が特に好ましい。
るような、2位および3位の配位のものが特に好まし
い。
物の更に具体的な態様および好ましい態様は、下記の
(1)〜(35)のような定義によって説明することがで
きる。
トシルセラミド。
いずれかであり、R2はHまたはOHを表わす(Xは下記
(a)〜(e)中で定義される)。
いずれかの整数であり、R2がOHの場合、Xは20〜24のい
ずれか、Yは11〜15のいずれかの整数である。
いずれかの整数であり、R2がOHの場合、Xは18〜26のい
ずれか、Yは5〜17のいずれかの整数である。
いずれかの整数であり、R2がOHの場合、Xは20〜24のい
ずれか、Yは9〜13のいずれかの整数である。
いずれかの整数である。
クトシルセラミド。
の整数である。
9〜13のいずれかの整数である、上記(2)に記載のα
−ガラクトシルセラミド。
(2)に記載のα−ガラクトシルセラミド。
の整数を表わす。
〜13のいずれかの整数である、上記(4)に記載のα−
ガラクトシルセラミド。
トシルセラミド。
かの整数である。
12〜14のいずれかの整数である、上記(6)に記載のα
−ガラクトシルセラミド。
(6)に記載のα−ガラクトシルセラミド。
の整数である。
〜14のいずれかの整数である、上記(8)に記載のα−
ガラクトシルセラミド。
クトシルセラミド。
の整数である。
6〜14のいずれかの整数である、上記(10)に記載のα
−ガラクトシルセラミド。
記(10)に記載のα−ガラクトシルセラミド。
の整数である。
〜14のいずれかの整数である、上記(12)に記載のα−
ガラクトシルセラミド。
トシルセラミド。
の整数である。
6〜16のいずれかの整数である、上記(14)に記載のα
−ガラクトシルセラミド。
(14)に記載のα−ガラクトシルセラミド。
の整数である。
記(14)に記載のα−ガラクトシルセラミド。
の整数である。
〜16のいずれかの整数である、上記(16)に記載のα−
ガラクトシルセラミド。
〜13のいずれかの整数である、上記(17)に記載のα−
ガラクトシルセラミド。
トシルセラミド。
の整数である。
10〜12のいずれかの整数である、上記(20)に記載のα
−ガラクトシルセラミド。
記(20)に記載のα−ガラクトシルセラミド。
の整数である。
〜12のいずれかの整数である、上記(22)に記載のα−
ガラクトシルセラミド。
クトシルセラミド。
の整数である。
10〜12のいずれかの整数である、上記(24)に記載のα
−ガラクトシルセラミド。
上記(24)に記載のα−ガラクトシルセラミド。
の整数である。
〜12のいずれかの整数である、上記(26)に記載のα−
ガラクトシルセラミド。
トシルセラミド。
の整数である。
11〜13のいずれかの整数である、上記(28)に記載のα
−ガラクトシルセラミド。
記(28)に記載のα−ガラクトシルセラミド。
の整数である。
〜13のいずれかの整数である、上記(30)に記載のα−
ガラクトシルセラミド。
トシルセラミド。
上記(32)に記載のα−ガラクトシルセラミド。
(32)に記載のα−ガラクトシルセラミド。
ある上記(34)に記載のα−ガラクトシルセラミド。
物の具体的な好ましい例を以下に示す。各式中のXおよ
びYは前述した定義と同様である。
シルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3−オク
タデカノール、 化合物2 (2S,3R)−2−ドコサノイルアミノ−1−
(α−D−ガラクトピラノシルオキシ)−3−オクタデ
カノール、 化合物3 (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−イコサノイルアミノ−3−オクタデ
カノール、 化合物4 (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−オクタデカノイルアミノ−3−オク
タデカノール、 化合物5 (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラデカノイルアミノ−3−オク
タデカノール、 化合物6 (2S,3R)−2−デカノイルアミノ−1−
(α−D−ガラクトピラノシルオキシ)−3−オクタデ
カノール 化合物7 (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−オクタノイルアミノ−3−オクタデ
カノール、 化合物8 (2S,3R)−2−アセトアミノ−1−(α−
D−ガラクトピラノシルオキシ)−3−オクタデカノー
ル、 化合物9 (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3−テト
ラデカノール、 化合物10 (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラデカノイルアミノ−3−ヘキ
サデカノール、 化合物11 (2R,3S)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラデカノイルアミノ−3−ヘキ
サデカノール、 化合物12 (2S,3S)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラデカノイルアミノ−3−ヘキ
サデカノール、 化合物13 (2R,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラデカノイルアミノ−3−ヘキ
サデカノール、 化合物14 (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−〔(R)−2−ヒドロキシテトラコ
サノイルアミノ〕−3−オクタデカノール。
合物1〜10、14が好ましい。
ノシルオキシ)−2−オクタデカノイルアミノ−4−オ
クタデセン−3−オール、 化合物32 (2S,3R,4E)−1−(α−D−ガラクトピラ
ノシルオキシ)−2−テトラデカノイルアミノ−4−オ
クタデセン−3−オール。
ノシルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3,4−
オクタデカンジオール、 化合物17 (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラ
ノシルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3,4−
ヘプタデカンジオール、 化合物18 (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラ
ノシルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3,4−
ペンタデカンジオール、 化合物19 (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラ
ノシルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3,4−
ウンデカンジオール、 化合物20 (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラ
ノシルオキシ)−2−ヘキサコサノイルアミノ−3,4−
ヘプタデカンジオール、 化合物33 (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラ
ノシルオキシ)−2−ヘキサコサノイルアミノ−3,4−
オクタデカンジオール、 化合物34 (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラ
ノシルオキシ)−2−オクタコサノイルアミノ−3,4−
ヘプタデカンジオール。
ノシルオキシ)−2−〔(R)−2−ヒドロキシテトラ
コサノイルアミノ〕−3,4−オクタデカンジオール、 化合物22 (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラ
ノシルオキシ)−2−〔(R)−2−ヒドロキシテトラ
コサノイルアミノ〕−3,4−ヘプタデカンジオール、 化合物23 (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラ
ノシルオキシ)−2−〔(R)−2−ヒドロキシテトラ
コサノイルアミノ〕−3,4−ペンタデカンジオール、 化合物24 (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラ
ノシルオキシ)−2−〔(R)−2−ヒドロキシテトラ
コサノイルアミノ〕−3,4−ウンデカンジオール、 化合物25 (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラ
ノシルオキシ)−2−〔(R)−2−ヒドロキシヘキサ
コサノイルアミノ〕−3,4−オクタデカンジオール、 化合物26 (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラ
ノシルオキシ)−2−〔(R)−2−ヒドロキシヘキサ
コサノイルアミノ〕−3,4−ノナデカンジオール、 化合物27 (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラ
ノシルオキシ)−2−〔(R)−2−ヒドロキシヘキサ
コサノイルアミノ〕−3,4−イコサンジオール、 化合物28 (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラ
ノシルオキシ)−2−〔(S)−2−ヒドロキシテトラ
コサノイルアミノ〕−3,4−ヘプタデカンジオール、 (4) 次式(XII)および(XIV′)で示される化合物 化合物30 (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラ
ノシルオキシ)−2−〔(S)−2−ヒドロキシテトラ
コサノイルアミノ〕−16−メチル−3,4−ヘプタデカン
ジオール、 化合物31 (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラ
ノシルオキシ)−16−メチル−2−テトラコサノイルア
ミノ−3,4−ヘプタデカンジオール、 (5) 次式(XIX)で示される化合物 化合物29 (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−オレオイルアミノ−3−オクタデカ
ノール。
る出願PCT/JP92/00561に記載されている方法に従い化学
合成によって合成することができる。
示されるα−ガラクトシルセラミドは、スフィンゴシン
に種々の化学修飾を行なうことによって誘導することも
できるが、スフィンゴ糖脂質を合成するのに必要な種々
の一般的化学反応を組み合わせた化学合成手段によって
全合成することも可能である。全合成の経路は唯一では
なく、異なる出発物質から別の経路によって導くことが
できる。スフィンゴ糖脂質に関する一般的な化学合成手
段の一例として、たとえば、アグリカルチュラル・アン
ド・バイオロジカル・ケミストリー(Agricaltural and
Biological Chemistry)、54巻、3号、663頁、1990年
に記載の方法を準用して合成することもできる。種々の
糖類を出発物質として用いた一例として、たとえば、リ
ービッヒ・アナーレン・デア・ヘミー(Liebigs Annale
n der Chemie)、663頁、1988年に記載の方法を準用し
て合成することもできる。これらの合成法はセラミドに
糖を結合させてから保護基を除去しているが、リービッ
ヒ・アナーレン・デア・ヘミー、669頁、1988年に記載
のように長鎖塩基にまぜ糖を結合させ、その後にアミノ
基を誘導してアミド化し、セレブロシドを完成させる方
法も可能である。
(V)および(XIX)で示されるものは下記のような工
程を経て合成することも可能である(第1図aおよびb
参照)。
る。これらの不斉源としてアミノ酸や糖類を利用するこ
ともできる。この例では、水素基の保護基としてベンジ
ル基を用いているが、イソプロピリデン基等の合目的的
な任意のものを用いてもよい。
応方法が知られている。カルボン酸を用いる代わりに、
酸クロライドや酸無水物も用いることができる。
縮合反応である。ここで用いる縮合剤としては、ジシク
ロヘキシルカルボジイミド(DCC)、2−エトキシ−1
−エトキシカルボニル−1,2−ジヒドロキノリン(EED
Q)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピ
ル)−カルボジイミド(WSC)、クロル炭酸エステル
類、オニウム塩類などが適切である。反応を速やかに進
行させるためには、トリエチルアミン、ピリジン、N−
メチルモルホリン、ジメチルアニリン、4−ジメチルア
ミノピリジン、N−メチルピペリジンあるいはN−メチ
ルピロリジンなどの有機塩基を加える。溶媒としては反
応に関与しない不活性溶媒であれば任意のものでよい。
合よく進行する。反応は通常、適切な溶媒を用いて行な
うが、反応速度の遅い場合には無溶媒状態で行なうこと
によって、反応を速やかに進めることができる。溶媒と
しては反応に関与しない不活性溶媒であれば任意のもの
でよい。反応速度が遅い場合には、トリエチルアミン、
ピリジン、N−メチルモルホリン、ジメチルアニリンあ
るいは4−ジメチルアミノピリジンなどの有機塩基を添
加することによって速やかに進行することがある。
ことが好ましい。ここで用いる塩基としてはトリエチル
アミン、ピリジン等で、通常これらは、溶媒の役目を兼
ねて使用される。
ており、これらは次の総説にまとめられている。1)有
機合成化学、38巻、5号、473頁、1980年、2)有機合
成化学、41巻、8号、701頁、1983年、3)ピュアー・
アンド・アプライド、ケミストリー(Pure and Applied
Chemistry)、61巻、7号、1257頁、1989年、4)ファ
ルマシア、27巻、1号、50頁、1991年。
シドを優先的に得る方法(たとえばケミストリー・レタ
ーズ(Chemistry letters)431−432頁、1981年の方
法)が好ましい。α体が単独で得られない時はβ体との
分離を行なうが、それが困難な場合は水酸基をアシル誘
導体(例えば、アセチル体)に導くことによってα体と
β体の分離が可能になる。
して、次のような反応経路式を示すこともできる。この
方法によっても前記式(III)、(V)および(XIX)で
示される化合物が合成可能である(第2図参照)。第2
図において、省略記号は前述と同様である。この経路の
特徴はアジド体の還元時にアジド基の還元、ベンジル基
の除去、二重結合の還元を一挙に行なうことで、工程数
の縮小がはかられている。還元して得られた中間体であ
る2−アミノ−1,3−アルカンジオールは、初めのアル
デヒドの原料の不斉源を合目的的に選ぶことによって4
種の異性体をそれぞれ単独で得ることが可能である。異
性体はそれぞれ別々に、次のアミド化を行なう。この工
程では、経路Aで述べたような種々の方法が使用可能で
ある。以下、グリコシル化と脱保護も経路Aと同様に行
ない、目的物を得ることができる。
て誘導する合成の一例として、前記式(IV)、(VI)、
(XVI)および(XX)のうち長鎖塩基部分の炭素数が18
の化合物は下記のような工程を経て合成することも可能
である(第3図参照)。第3図において省略記号は前述
と同様である。このスフィンゴシンは天然物からの抽出
によって得ることもできるが、シグマ・ケミカル(Sigm
a Chemical Company)社やフナコシ株式会社等より市販
されている。これはまた、ファルマシア、27巻、1164
頁、1991年、またはジャーナル・オブ・ザ・ケミカル・
ソサイアティ・パーキントランザクションズ1(Journa
l of the Chemical Society Perkin Transactions
1)、2279頁、1991年に記載されているように、種々の
合成法によって合成することも可能である。また天然物
の立体配置と異なる異性体の合成は、ヘルベティカ・キ
ミカ・アクタ(Helvetica Chimica Acta)、40巻、1145
頁、1957年、あるいはジャーナル・オブ・ザ・ケミカル
・ソサイアティ・ケミカル・コミュニケーションズ(Jo
urnal of the Chemical Society Chemical Communicati
ons)、820頁、1991年に記載の方法に準じて合成するこ
ともできる。さらに後者の引用文献には、多くの合成例
が掲げられている。この経路においては、グリコシル化
の後でも二重結合を残すことができる。すなわち、最後
の脱保護に接触還元を用いれば二重結合のない化合物が
得られ、液体アンモニア中で金属ナトリウムを作用させ
ると二重結合の残った化合物が得られるので、それぞれ
作り分けることが可能である。
合物のうちで式(VII)、(IX)、(XI)、(XIII)お
よび(XVII)で示される化合物は、下記のような工程を
経て合成することも可能である(第4図(a〜c)参
照)。第4図において省略記号は前記工程式と同様であ
る。
ことによって任意の異性体として単独で得ることが可能
である。異性体はそれぞれ別々に、次のウィティヒ(Wi
ttig)反応に供される。このウィティヒ塩の末端をイソ
型、アンテイソ型、あるいは直鎖型にすることは容易で
ある。一般にこのような不安定イリドを用いたウィティ
ヒ反応はシス型二重結合を有する化合物を主生成物とし
て与えるがトランス型も混ざる。しかし、この混合物は
接触還元の工程において単結合となるのでこの混合状態
のままで問題はない。次のメシル化、アジド反転、続い
て還元してアミノ基とし、次工程でアミド化しセラミド
とする。この中間体である保護基のついたセラミドは、
市販品のセレブリンE(アルフレッド・ベーダー・ケミ
カルズ(Alfred Bader Chemcals)社またはケーアンド
ケー・ラボラトリーズ(K&K Laboratories,Inc.)
社)を原料にして、合目的的な任意の保護基をつけるこ
とによっても得られる。さらに糖をつける水酸基を区別
するために保護、脱保護を行ない、その後、グリコシル
化、脱保護により、目的とする化合物を得ることができ
る(第4図)。
少症治療剤 本発明による薬剤は、式(A)(すなわち、式(I)
および(XXI)で示される化合物の少なくとも1種を有
効成分として含むものであることは前記したところであ
る。
おり、重度感染症、血液疾患(たとえば白血病、骨髄異
形成症候群など)、肝硬変、脾腫、全身性紅斑性狼瘡、
または、制癌剤投与もしくは放射線治療時の重度骨髄細
胞減少の改善および治療剤として有用であり、骨髄移植
時の骨髄細胞増殖促進剤としても有用であると考えられ
る。
な防護作用を有しており、放射線被爆の前あるいは後に
本薬剤を投与することにより、極めてすぐれた放射線障
害予防および治療効果を発揮し、特に致死量の照射に対
してはすぐれた延命効果を示すことができる。
び血小板減少抑制作用を有しており、血小板減少症の患
者、または癌化学療法あるいは放射線療法の際の血小板
数の減少時に生体に投与することにより、すぐれた血小
板増加効果または血小板減少抑制効果を発揮することが
できる。
体的には、動物の場合には腹腔内投与、皮下投下、静脈
または動脈への欠陥内投与および注射による局所投与な
どの方法が、またヒトの場合は静脈内投与、動脈内投
与、注射にによる局所投与、腹腔、胸腔への投与、経口
投与、皮下投与、筋肉内投与、舌下投与、経皮吸収また
は直腸投与により投与することができる。
まる適当な剤型、具体的には、注射剤、懸濁剤、乳化
剤、錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤、トローチ、軟膏
剤、ドライシロップ、クリーム剤等の形態で投与するこ
とができる。これらの製剤を製造するには、製薬上許容
される担体あるいは希釈剤等の添加剤、具体的には溶
剤、可溶化剤、等張化剤、保存剤、抗酸化剤、賦形剤、
結合剤、滑沢剤、安定剤等を添加することができる。
が、可溶化剤としては、例えばエタノール、ポリソルベ
ート類、マクロチゴール類などが、賦形剤としては、例
えば乳糖、デンプン、結晶セルロース、マンニトール、
マルトース、リン酸水素カルシウム、軽質無水ケイ酸、
炭酸カルシウム等が、結合剤としては、例えばデンプ
ン、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルセルロ
ース(HPC)、エチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、アラビアゴム等が、崩壊剤としては、例えば
デンプン、カルボキシメチルセルロースカルシウム(CM
C−Ca)等が、滑沢剤としては、例えばステアリン酸マ
グネシウム、タルク、硬化油等が、安定剤としては、例
えば乳糖、マンニトール、マルトース、ポリソルベート
類、マクロゴール類、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
等があげられる。また、必要に応じて、グリセリン、ジ
メチルアセトアミド、70%乳酸ナトリウム、界面活性
剤、塩基性物質(例えば、エチレンジアミン、エタノー
ルアミン、炭酸ナトリウム、アルギニン、メグルミン、
トリスアミノメタン)を添加することもできる。これら
の成分を用いて、上記したような剤型に製造することが
できる。
(I)および(XXI))で示される化合物の投与量は、
試験動物の結果および個々の状況を勘案して、連続的ま
たは間欠的に投与した時に投与量が一定量を超えないよ
うに定められる。具体的な投与量は、投与方法、患者ま
たは被処理動物の状況、たとえば年令、体重、性別、感
受性、食餌、投与時間、併用する薬剤、患者またはその
病気の程度に応じて変化することはいうまでもなく、ま
た一定の条件のもとにおける適量と投与回数は、上記の
指針を基として専門医の適量決定試験によって決定され
なければならない。なお、式(A)で示される化合物の
活性の発現に必要な投与量は、一般にヒト成人に対して
1日当り0.01〜100mg程度である。この投与量の範囲は
カニクイザルに対する静脈投与量とマウスに対する経口
投与量から決定した。
体的化合物の製造方法については、前記PCT出願(PCT/J
P92/00561)の明細書中に記載されている。
下記の通りである(反応経路式第1〜10図を参照された
い)。
示しているが、化合物1〜8、10−14もこの方法に準じ
て合成することができる(第5図参照)。
れている。
ある。
最後の脱保護で液体アンモニアおよび金属ナトリウムを
使用することによって2重結合を残した化合物(29)も
合成できる。
頁、1984年に従って合成することができる。
lに溶解し、5%硫酸水溶液25mlを加えた。45℃で15時
間攪拌した。氷冷下、反応液に炭酸水素ナトリウムの粉
末を加えて中和した後、濃縮した。残渣に水30mlを加
え、酢酸エチルで3回抽出し、濃縮した。シリカゲルカ
ラム(ワコーゲルC−200,100g,ヘキサン:アセトン=
2:1)で精製し、ジオールを得た。収量2.28g。収率88.5
%。
ヨウ素酸ナトリウム2.33gを加え、10時間室温で攪拌し
た。ろ過して析出物を除き、ろ液を濃縮した。残渣にク
ロロホルムを加え、食塩水で洗浄した。濃縮して、アル
デヒド(化合物A2)を1.31g得た。これは精製せずに次
の反応に用いた。
ラヒドロフラン20mlを加え、アルゴン置換した。−10℃
にて、2.8規定n−ブチルリチウム−ヘキサン溶液を6.2
ml加え、30分攪拌した。アルデヒド(化合物A2)1.31g
をテトラヒドロフラン5mlに溶かして加えた。室温に戻
し、15時間攪拌した。濃縮し、食塩水を加えて酢酸エチ
ルで2回抽出した。食塩水で洗浄し、濃縮した。シリカ
ゲルカラム(ワコーゲルC−200,100g,ヘキサン:酢酸
エチル=5:1)で精製し、アルコール(化合物A3)を得
た。収量1.47g。収率51.0%。
(5.75,dt,J=7.3,11.0Hz)、(5.72,dt,J=6.7,15.2H
z)]、5.31−5.38[1H,(5.36,bt,J=8.5Hz)、(5.3
3,bt,J=9.8Hz)、4.34−4.62[2H,(4.61&4.35,ABq,J
=11.6Hz)、(4.56&4.50,ABq,J=12.2Hz)、(4.55&
4.52,ABq,J=11.6Hz)]、4.28(0.7H,dd,J=6.7,9.7H
z)、3.85(0.3H,bt,J=7.9Hz)、3.74−3.78(1H,
m)、3.56−3.60[1H(3.59,dd,J=3.1,9.8Hz)、(3.5
8、overlapped)]、3.47(1H,dd,J=5.5,9.8Hz)、1.9
6−2.11(1H,m)、1.25−1.57(14H,m)、0.88(3H,t,J
=6.7Hz)。
ン10mlに溶かした。10%パラジウム炭素1.0gを加えて、
水素置換し、室温で12時間攪拌した。セライトろ過し、
濃縮した、シリカゲルカラム(ワコーゲルC−200,30g,
ヘキサン:酢酸エチル=5:1)で精製し、還元体(化合
物A4)を得た。収量0.81g。収率97.1%。
q,J=11.0Hz)、4.54(2H,s)、3.79−3.83(1H,m)、
3.48−3.56(3H,m)、2.42(1H,d,J=6.1Hz)、1.26−
2.04(20H,m)、0.88(3H,t,J=7.3Hz)。
て、塩化メタンスルホニル0.29mlを加え、室温で16時間
攪拌した。濃縮して、トルエンで共沸した。ジエチルエ
ーテルを加え、食塩水で洗った。濃縮して、シリカゲル
カラム(ワコーゲルC−200,30g,ヘキサン:アセトン=
6:1)で精製し、メシル体(化合物A5)を得た。収量0.8
7g収率91.9%。
m)、4.59(2H,s)、4.55&4.50(2H,ABq,J=11.6H
z)、3.75(1H,dd,J=3.1,11.0Hz)、3.71(1H,dd,J=
6.7,11.0Hz)、3.67(1H,dt,J=4.3,8.5Hz)、2.99(3
H,s)、1.24−1.64(20H,m)、0.88(3H,t,J=7.3H
z)。
ド10mlとアジ化ナトリウム885mgを加えた。120℃で15時
間攪拌した。食塩水を加え、酢酸エチルで3回抽出し
た。濃縮し、シリカゲルカラム(ワコーゲルC−200,30
g,ヘキサン:酢酸エチル=40:1)で精製し、アジド(化
合物A6)を得た。収量0.73g。収率94.3%。
q,J=12.2Hz)、4.52&4.57(2H,ABq,J=11.0Hz)、3.6
8−3.70(2H,m)、3.63(1H,dd,J=8.5,11.0Hz)、3.53
(1H,dt,J=4.3,8.6Hz)、1.25−1.64(20H,m)、0.88
(3H,t,J=6.7Hz)。
と10%パラジウム炭素70mgを加えた。水素置換し、室温
で16時間攪拌した。セライトろ過し、ろ液を濃縮した。
シリカゲルカラム(ワコーゲルC−200,15g,ヘキサン:
アセトン=6:1)で精製し、アミン(化合物A7)を得
た。収量0.62g。収率91.5%。
q,J=11.6Hz)、4.52(2H,s)、3.58(1H,dd,J=3.7,9.
2Hz)、3.41−3.45(2H,m),3.20(1H,dt,J=4.3,7.3H
z)、1.26−1.63(20H,m)、0.88(3H,t,J=6.7Hz)。
ウ化−2−クロロ−1−メチルピリジニウム483mgとn
−トリブチルアミン0.45mlを加えた。さらに、テトラコ
サン酸597mgを加え、2時間加熱還流した。室温に戻
し、5%チオ硫酸ナトリウム水溶液、5%炭酸水素ナト
リウム水溶液、食塩水で順次洗浄した。濃縮後、シリカ
ゲルカラム(ワコーゲルC−200,20g,ヘキサン:アセト
ン=20:1)で精製し、アミド(化合物A8)を得た。収量
0.56g。収率51.2%。
z),4.45&4.58(2H,ABq,J=11.6Hz)、4.48(2H,s)、
4.25−4.30(1H,m)、3.73(1H,dd,J=4.9,9.8Hz)、3.
57(1H,dt,J=5.5,6.7Hz)、3.57(1H,dd,J=4.3,9.8H
z)、2.08(2H,dt,J=3.1,10.4Hz)、1.26−1.58(64H,
m)、0.88(6H,t,J=6.7Hz)。
lとパラジウム黒55mgを加えた。水素置換し、室温で16
時間攪拌した。セライトろ過し、ろ液を濃縮した。シリ
カゲルカラム(ワコーゲルC−200,20g,クロロホルム:
メタノール=20:1)で精製し、ジオール(化合物A9)を
得た。収量302mg。収率71.6%。
m)、4.46(1H,dd,J=4.9,11.0Hz)、4.30(1H,dd,J=
5.8,11.6Hz)、4.25−4.32(1H,m)、2.48(2H,dt,J=
2.4,7.3Hz)、1.23−1.97(62H,m)、0.88(6H,t,J=6.
7Hz)。
リフェニルメチル261mgと4−ジメチルアミノピリジン5
mgを加えて、60℃で2時間攪拌した。クロロホルムで希
釈し、食塩水で洗浄した。濃縮し、シリカゲルカラム
(ワコーゲルC−200,10g,クロロホルム:アセトン=10
0:1)で精製し、トリチル体(化合物A10)を得た。収量
90.2mg。収率91.6%。
z),3.93−3.96(1H,m)、3.58−3.61(1H,m)、3.52
(1H,dd,J=3.1,9.8Hz)、3.26(1H,dd,J=3.7,9.8H
z)、2.95(1H,d,J=9.2Hz)、2.24(2H,t,J=7.3H
z)、1.25−1.70(62H,m)、0.88(6H,t,J=7.3Hz)。
え、塩化ベンゾイル24μlと4−ジメチルアミノピリジ
ン3mgを加えて攪拌した。4時間後、氷水を加えて30分
攪拌した後、クロロホルムを加え、水で洗浄した。濃縮
後、シリカゲルカラム(ワコーゲルC−200,10g,ヘキサ
ン:酢酸エチル=10:1)で精製し、ベンゾイル体(化合
物A11)を得た。収量83.4mg。収率85.3%。
z),5.34−5.37(1H,m)、4.93−4.48(1H,m)、3.40
(1H,dd,J=3.7,9.8Hz)、3.19(1H,dd,J=3.7,9.8H
z)、2.09(2H,dt,J=2.5,9.8Hz)、1.25−1.74(64H,
m)、0.88&0.87(each 3H,t,J=7.3Hz)。
mlとメタノール0.5mlを加えた。p−トルエンスルホン
酸・1水和物を20mg加え、室温で2時間攪拌した。酢酸
エチルを加え、5%炭酸水素ナトリウム水溶液と食塩水
で洗浄した。濃縮し、シリカゲルカラム(ワコーゲルC
−200,5g,ヘキサン:酢酸エチル=2:1)で精製し、アル
コール(化合物A12)を得た。収量58mg。収率93.6%。
z),5.06−5.09(1H,m)、4.15−4.19(1H,m)、3.58−
3.68(2H,m)、2.23(2H,t,J=6.7Hz)、1.22−1.77(6
2H,m)、0.88&0.87(each 3H,t,J=7.3Hz)。
ン3.0ml、塩化第一スズ37mg、過塩素酸銀41mg、モレキ
ュラーシーブス4Aパウダー300mgを混ぜ、30分攪拌し
た。−10℃に冷却し、ベンジルガラクトシルフルオリド
(化合物A13)68mgをテトラヒドロフラン1.5mlに溶解し
た加えた。徐々に室温に戻し、2時間攪拌した。セライ
トろ過し、濃縮した。シリカゲルカラム(ワコーゲルC
−200,5g,ヘキサン:酢酸エチル=5:1)で精製し、α−
ガラクトシド(化合物A14)を得た。収量62.6mg。収率6
1.8%。
9Hz)、7.43(2H,t,J=7.9Hz)、7.23−7.39(20H,
m)、6.58(1H,d,J=9.2Hz)、5.30(1H,dt,J=3.7,7.9
Hz)、4.90&4.55(2H,ABq,J=11.6Hz)、4.77&4.69
(2H,ABq,J=11.6Hz)、4.75(1H,d,J=3.7Hz)、4.73
&4.65(2H,ABq,J=12.2Hz)、4.47&4.38(2H,ABq,J=
12.2Hz)、4.30−4.34(1H,m)、4.10−4.12(1H,m)、
4.01(1H,dd,J=3.7,9.8Hz)、3.97(1H,dd,J=3.7,12.
2Hz)、3.84−3.93(2H,m)、3.57(1H,dd,J=3.1,12.2
Hz)、3.52(1H,dd,J=7.3,9.2Hz)、3.29(1H,dd,J=
4.3,9.8Hz)、1.98−2.09(2H,m)、1.18−1.68(62H,
m)、0.88(3H,t,J=6.7Hz)、0.86(3H,t,J=7.3H
z)。
ロフラン4.0mlとパラジウム黒15mgを加え、水素置換
し、室温で16時間攪拌した。セライトろ過し、濃縮し、
シリカゲルカラム(ワコーゲルC−200,2g,クロロホル
ム:メタノール=20:1)で精製し、テトラオール(化合
物A15)37.4mgを得た。収率94.7%。
9Hz)、7.48(2H,t,J=7.3Hz)、6.16(1H,d,J=9.2H
z)、5.21−5.24(1H,m)、4.81(1H,d,J=2.4Hz)、4.
45−4.46(1H,m)、4.08(1H,bs)、3.91−3.94(1H,
m)、3.87(1H,dd,J=2.4,10.4Hz)、3.75−3.85(4H,
m)、3.57(1H,dd,J=5.5、11.6Hz)、2.22(2H,dt,J=
1.8,7.3Hz)、1.22−1.79(62H,m)、0.88(3H,t,J=7.
3Hz)、0.87(3H,t,J=6.7Hz)。
と1規定のナトリウムメトキシドメタノール溶液を0.3m
l加え、2時間攪拌した。レジン(ダウエックス 50W,X
8,ザ・ダウ・ケミカル・カンパニー製)を加え中和し、
ろ過した。クロロホルム−メタノール(1:1)でろ物を
よく抽出し、濃縮した。シリカゲルカラム(ワコーゲル
C−200,2g,クロロホルム:メタノール=10:1)で精製
し、化合物9を得た。収量29.7mg。収率94.0%。
50、1080。
m)、5.45(1H,d,J=3.7Hz)、4.73(1H,m)、4.65(1
H,dd,J=3.8,10.4Hz)、4.53−4.57(2H,m)、4.43−4.
49(4H,m)、4.36(1H,dd,J=5.5,10.4Hz)、4.27(1H,
m)、2.47(2H,t,J=6.7Hz)、1.83−1.91(4H,m)、1.
23−1.56(58H,m)、0.88(6H,t,J=7.3Hz)。
2.1(d)、73.1(d)、71.9(d)、71.7(d)、71.
0(d)、70.5(d)、69.7(t)、62.7(t)、54.9
(d)、36.8(t)、35.1(t)、32.1(t)、30.2
(t)、30.1(t)、30.0(t)、29.9(t)、29.8
(t)、29.7(t)、29.6(t)、26.6(t)、26.4
(t)、22.9(t)、14.3(q)。
について示しているが、化合物(1−4、6、8−14)
もこの方法に準じて合成することができる。
る。
7gにテトラヒドロフラン630mlを加え、アルゴン置換し
た。−30℃にて、2.3規定n−ブチルリチウム−ヘキサ
ン溶液を173ml加え、3時間30分攪拌した。(2R,3R)ア
ルデヒド(化合物A2)31.73gをテトラヒドロフラン630m
lに溶かして滴下し、2時間攪拌した。濃縮し、酢酸エ
チルで希釈し、水、食塩水で洗浄した。濃縮し、シリカ
ゲルカラム(ワコーゲルC−200,850g,ヘキサン:酢酸
エチル=9:1)で精製し、アルコール(化合物B1)を得
た。収量36.31g。収率79.0%。
m)、5.31−5.38(1H,m)、4.34−4.63(5H,m)、4.28
(0.7H,dd,J=6.7,9.2Hz)、3.85(0.3H,t,J=7.3H
z)、3.75−3.78(1H,m)、3.56−3.60(1H,m)、3.47
(1H,dd,J=5.5,10.4Hz)、1.98−2.11(2H,m)、1.26
−1.34(22H,m)、0.88(3H,t,J=6.7Hz)。
えて、塩化メタンスルホニル1.62mlを加え、室温で16時
間攪拌した。濃縮して、トルエンで共沸した。ジエチル
エーテルを加え食塩水で洗った。濃縮して、シリカゲル
カラム(ワコーゲルC−200,200g,ヘキサン:アセトン
=10:1)で精製し、メシル体(化合物B2)を得た。収量
5.20g。収率88.9%。
m)、5.26−5.35(1H,m)、4.71−4.77(1H,m)、4.33
−4.62(5H,m)、4.06(0.3H,t,J=8.1Hz)、3.74(0.7
H,dd,J=3.1,11.0Hz)、3.65−3.70(1H,m)、2.964
(0.9H,s)、2.956(2.1H,s)、1.99−2.17(2H,m)、
1.26−1.37(22H,m)、0.88(3H,t,J=6.8Hz)。
ド20mlとアジ化ナトリウム1.42gを加えた。120℃で12時
間攪拌した。食塩水を加え、酢酸エチルで3回抽出し
た。濃縮し、シリカゲルカラム(ワコーゲルC−200,50
g,ヘキサン:酢酸エチル=40:1)で精製し、アジド(化
合物B3)を得た。収量1.07g。収率77.7%。
m)、5.35−5.43(1H,m)、4.30−4.74(4H,m)、3.89
(0.3H,dd,J=5.5,8.5Hz)、3.55−3.70(3.7H,m)、1.
97−2.10(2H,m)、1.25−1.36(22H,m)、0.88(3H,t,
J=6.8Hz)。
lに溶かした。10%塩化水素メタノール溶液2mlとパラジ
ウム黒0.25gを加えて、水素置換し、室温で12時間攪拌
した。セライトろ過し、濃縮し、白色粉体アミン(化合
物B4)301mgを得た。これにテトラヒドロフラン10mlと
オクタン酸p−ニトロフェニルエステル260mg、トリエ
チルアミン0.15mlを加え、60℃で12時間攪拌した。その
まま濃縮し、シリカゲルカラム(ワコーゲルC−200,50
g,クロロホルム:メタノール=20:1)で精製し、アミド
(化合物B5)を得た。収量166mg。化合物B3からの収率4
3.6%。
m)、4.44−4.49(1H,m)、4.25−4.35(2H,m)、2.46
(2H,dt,J=3.1,7.9Hz)、1.78−1.95(4H,m)、1.16−
1.59(34H,m)、0.87&0.82(each 3H,t,J=6.7Hz)。
l、塩化第一スズ75mg、過塩素酸銀82mg、モレキュラー
シーブス4Aパウダー200mgを混ぜ、30分攪拌した。−10
℃に冷却し、ベンジルガラクトシルフルオリド(化合物
A13)67mgをテトラヒドロフラン2.0mlに溶解して加え
た。徐々に室温に戻し、2時間攪拌した。セライトろ過
し、少量のアセトンでろ物より抽出した。濃縮し、シリ
カゲルカラム(ワコーゲルC−200,5g,ヘキサン:酢酸
エチル=3:1)で粗精製し、α−ガラクトシド(化合物B
6)を得、次の反応に供した。
5mlとパラジウム黒15mgを加え、水素置換し、室温で16
時間攪拌した。セライトろ過し、濃縮し、シリカゲルカ
ラム(ワコーゲルC−200,2g,クロロホルム:メタノー
ル=10:1)で精製し、化合物7を得た。収量25.1mg。化
合物B5からの収率37.9%。
60、1060。
42(1H,m)、6.33(1H,bs)、6.12(1H,bd,J=6.7H
z)、5.46(1H,d,J=3.7Hz)、4.73(1H,m)、4.65(1
H,m)、4.53−4.57(2H,m),4.40−4.49(5H,m)、4.36
(1H,dd,J=5.5,10.4Hz)、4.27(1H,m)、2.45(2H,d
t,J=5.5,7.9Hz)、1.80−1.92(4H,m)、1.18−1.58
(34H,m)、0.87&0.81(each 3H,t,J=6.7Hz)。
2.2(d)、73.1(d)、72.0(d)、71.7(d)、71.
0(d)、70.8(d)、70.5(d)、69.7(t)、62.7
(t)、54.9(d)、36.8(t)、35.1(t)、32.1
(t)、31.9(t)、30.2(t)、30.1(t)、30.0
(t)、29.9(t)、29.64(t)、29.61(t)、29.4
(t)、26.6(t)、26.4(t)、22.93(t)、22.86
(t)、14.3(q)、14.2(q)。
る。
ジウム炭素1.2gを加えた。水素置換後、室温にて16時間
攪拌した。ろ過して触媒を除き、ろ液を濃縮後、シリカ
ゲルカラム(ワコーゲルC−200,300g,ヘキサン:アセ
トン=6:1)で精製し、アミン(化合物B7)を得た。収
量3.22g。収率86.7%。
7.3,11.6Hz)、5.71(0.3H,dt,J=6.7,15.3Hz)、5.34
−5.41(1H,m)、4.30−4.58(4H,m)、4.17(0.7H,dd,
J=6.7,9.8Hz)、3.72(0.3H,dd,J=6.7,8.5Hz),3.42
−3.66(2H,m)、3.06−3.10(1H,m)、2.01−2.14(2
H,m)、1.26−1.50(22H,m)、0.88(3H,t,J=6.7H
z)。
ウ化−2−クロロ−1−メチルピリジニウム1.88g、n
−トリブチルアミン1.75ml、ミリスチン酸1.47gを加
え、加熱還流し、2時間攪拌した。5%チオ硫酸ナトリ
ウム水溶液、食塩水で順次洗浄した。濃縮後、シリカゲ
ルカラム(ワコーゲルC−200,100g,クロロホルム:ア
セトン=200:1)で精製し、アミド(化合物B8)を得
た。収量2.41g。収率75.6%。
m)、5.33−5.41(1H,m)、4.19−4.59(6H,m)、3.79
−3.89(1H,m)、3.51−3.58(1H,m)、1.98−2.13(2
H,m)、1.26−1.58(46H,m)、0.88(6H,t,J=6.7H
z)。
l、テトラヒドロフラン15ml、10%パラジウム炭素1.2
g、ぎ酸3.0mlを加え、窒素置換し、45℃で16時間攪拌し
た。触媒を濾去し、濃縮した。クロロホルム−アセトン
より再結晶し、セラミド(化合物B9)を得た。収量2.08
g。収率80.4%。
9Hz)、6.24(1H,d,J=6.1Hz),4.62−4.67(1H,m)、
4.46(1H,dt,J=4.9,11.0Hz)、4.25−4.33(2H,m)、
2.47(2H,dt,J=1.8,7.3Hz)、1.25−1.95(50H,m)、
0.88(6H,t,J=6.7Hz)。
ml、塩化第一スズ1.29g、過塩素酸銀1.41g、モレキュラ
ーシーブス4Aパウダー1.5gを混ぜ、30分攪拌した。−10
℃に冷却し、ベンジルガラクトシルフルオリド(化合物
A13)1.11gをテトラヒドロフラン10mlに溶解して加え
た。徐々に室温に戻し、2時間攪拌した。セライトろ過
し、少量のアセトンでろ物より抽出した。濃縮し、シリ
カゲルカラム(ワコーゲルC−200,150g,ヘキサン:酢
酸エチル=3:1)で精製し、α−ガラクトシド(化合物B
10)を得た。収量646mg。収率32.0%。
z)、4.92(1H,d,J=11.3Hz)、4.84(1H,d,J=12.2H
z)、4.73−4.78(3H,m)、4.67(1H,d,J=11.6Hz)、
4.46(1H,d,J=11.6Hz)、4.37(1H,d,J=11.6Hz)、4.
03(1H,dd,J=3.7,9.8Hz)、3.96(1H,bs)、3.83−3.9
2(4H,m)、3.70(1H,dd,J=3.1,10.4Hz)、3.47−3.58
(3H,m)、3.40(1H,d,J=9.8Hz)、2.12(2H,dt,J=1.
8,7.9Hz)、1.25−1.61(51H,m)、0.88(6H,t,J=6.7H
z)。
ロフラン30ml、パラジウム黒290mgを加え、水素置換
し、室温で16時間攪拌した。触媒を濾去し、濃縮した。
シリカゲルカラム(ワコーゲルC−200,100g,クロロホ
ルム:メタノール=5:1)で精製し、化合物5を得た。
収量984mg。収率95.0%。
50、1465、1135、1075、1045。
44(1H,m)、6.33(1H,m)、6.15(1H,m)、5.45(1H,
d,J=3.7Hz)、4.73(1H,m)、4.65(1H,m),4.40−4.5
8(6H,m)、4.36(1H,dd,J=5.5,10.0Hz)、4.28(1H,
m)、2.48(2H,t,J=7.0Hz)、1.80−1.95(4H,m)、1.
57(1H,m)、1.18−1.43(49H,m)、0.88(6H,t,J=6.7
Hz)。
2.2(d)、73.1(d)、71.9(d)、71.7(d)、71.
0(d)、70.5(d)、69.7(t)、62.7(t)、54.9
(d)、36.8(t)、35.1(t)、32.1(t)、30.2
(t)、30.1(t)、30.02(t)、29.97(t)、29.9
1(t)、29.87(t)、29.8(t)、29.7(t)、29.6
(t)、26.6(t)、26.4(t)、22.9(t)、14.3
(q)。
ような反応経路式によって示すことができる。この反応
経路式は、具体的には前記化合物1および5について示
しているが、化合物(2−4,6−8,14)もこの方法に準
じて合成することができる。さらに、最後の脱保護を液
体アンモニアおよび金属ナトリウムを使用することによ
り、二重結合を残した化合物15、32を合成することがで
きる。
る。
ラコサン酸p−ニトロフェニルエステル81.8mg、4−ジ
メチルアミノピリジン2.5mgを加え、40℃で12時間攪拌
した。そのまま濃縮し、シリカゲルカラム(ワコーゲル
C−200,10g,クロロホルム:メタノール=4:1)で精製
し、アミド(化合物C2)を得た。収量23.2mg。収率42.7
%。
65。
d,J=6.7,15.3Hz)4.24´1H,bs)、3.82−3.91(2H,
m)、3.67(1H,m)、2.21(2H,t,J=7.6Hz)、1.9−2.1
(2H,m)、1.62(2H,m)、1.2−1.4(62H,m)、0.88(6
H,t,J=6.7Hz)。
5ml、塩化第一スズ33mg、過塩素酸銀36mg、モレキュラ
ーシーブス4Aパウダー140mgを混ぜ、30分攪拌した。−1
0℃に冷却し、ベンジルガラクトシルフルオリド(化合
物A13)28mgをテトラヒドロフラン0.5mlに溶解して加え
た。徐々に室温に戻し、3時間攪拌した。セライトろ過
し、少量のアセトンでろ物を抽出した。濃縮し、シリカ
ゲルカラム(ワコーゲルC−200,10g,ヘキサン:酢酸エ
チル=3:1)で精製し、α−ガラクトシド(化合物C3)
を得た。収量19.7mg。収率32.4%。
45、1495、1465、1450、1335、1290、1110。
z)、5.65(1H,m)、5.42(1H,dd,J=6.1,15.3Hz)、4.
91、4.85、4.70、4.55、4.47&4.38(each 1H,d,J=1
1.6Hz)、4.75(2H,s)、4.12(1H,m)、3.95−4.06(3
H,m)、3.79−3.92(3H,m)、3.4−3.71(3H,m)、2.12
(2H,dt,J=3.4,7.6Hz)、1.90−2.01(3H,m)、1.1−
1.6(63H,m)、0.88(6H,t,J=6.7Hz)。
ロフラン1.0mlと5%パラジウム−硫酸バリウム5mgを加
え、水素置換し、室温で16時間攪拌した。セライトろ過
し、濃縮し、シリカゲルカラム(ワコーゲルC−200,10
g,クロロホルム:メタノール=10:1)で精製し、化合物
1を得た。収量3.0mg。収率44.5%。
70、1350、1125、1065。
7Hz)、4.74(1H,m)、4.66(1H,dd,J=3.6、9.8Hz)、
4.54−4.60(2H,m)、4.40−4.52(4H,m)、4.37(1H,d
d,J=5.5,10.4Hz)、4.29(1H,m)、2.48(2H,t,J=7.3
Hz)、1.8−2.0(4H,m)、1.58(1H,m)、1.20−1.45
(65H,m)、0.881&0.877(each 3H,t,J=7.3Hz)。
2.2(d)、73.1(d)、71.9(d)、71.7(d)、71.
0(d)、70.5(d),69.7(t)、62.7(t)、54.9
(d)、36.8(t)、35.1(t)、32.1(t)、30.2
(t)、30.1(t)、30.0(t)、29.9(t)、29.83
(t)、29.76(t)、29.6(t)、26.6(t)、26.4
(t)、22.9(t)、14.3(q)。
である。
リスチン酸p−ニトロフェニルエステル175mg、4−ジ
メチルアミノピリジン7.6mgを加え、46℃で12時間攪拌
した。そのまま濃縮し、シリカゲルカラム(ワコーゲル
C−200,10g,ヘキサン:アセトン=3:1)で精製し、ア
ミド(化合物C4)を得た。収量112.6mg。収率88.3%。
50、1470、1380、1265、1240、1040。
5(1H,dd,J=6.4,15.9Hz)、5.96(1H,dt,J=6.4,15.9H
z)、4.85(1H,t,J=6.7Hz)、4.75(1H,m)、4.47(1
H,dd,J=4.9,11.0Hz)、4.30(1H,dd,J=4.0,10.7H
z)、2.47(2H,t,J=7.6Hz)、2.10(2H,m)、1.85(2
H,m)、1.39(4H,m)、1.20−1.33(38H,m)、0.88(6
H,t,J=6.7Hz)。
2.4(d)、132.3(d)、73.3(d)、62.2(t)、5
6.9(d)、36.9(t)、32.7(t)、32.1(t)、29.
99(t)、29.96(t)、29.93(t)、29.87(t)、2
9.8(t)、29.7(t)、29.61(t)、29.55(d)、2
6.4(t)、22.9(t)、14.3(q)。
4.5ml、モレキュラーシーブス4Aパウダー400mgを混ぜ、
10分間攪拌した。塩化第一スズ133mg、過塩素酸銀146mg
を加え、さらに30分間攪拌した。−10℃に冷却し、ベン
ジルガラクトシルフルオリド(化合物A13)113mgをテト
ラヒドロフラン1.5mlに溶解して加えた。30分後、室温
に戻し30分間攪拌した。セライトろ過し、少量のクロロ
ホルム:メタノール(1:1)でろ物より抽出した。濃縮
し、シリカゲルカラム(ワコーゲルC−200,15g,ヘキサ
ン:酢酸エチル5:2)で精製し、α−ガラクトシド(化
合物C5)を得た。収量76.0mg。収率35.2%。
45、1465、1450、1350、1105、1045。
z)、5.66(1H,dt,J=7.9,15.3Hz)、5.42(1H,dd,J=
5.5,15.3Hz)、4.91、4.85、4.70、4.55、4.47&4.38
(each 1H,d,J=11.6Hz)、4.752(2H,s)、4.747(1
H,d,J=4.9Hz)、4.13(1H,m)、4.03(1H,dd,J=3.7,1
0.4Hz)、3.95−4.01(2H,m)、3.79−3.89(4H,m)、
3.69(1H,dd,J=3.7,10.3Hz)、3.45−3.55(2H,m)、
2.12(2H,dt,J=3.7,7.9Hz)、1.99(2H,m)、1.58(2
H,m)、1.20−1.4(42H,m)、0.88(6H,t,J=7.0Hz)。
8.5(s)、138.4(s)、138.0(s)、137.6(s)、
133.0(d)、129.2(d)、128.44(d)、128.41
(d)、128.3(d)、128.13(d)、128.10(d)、1
27.90(d)、127.86(d)、127.6(d)、127.4
(d)、126.1(d)、99.1(d)、79.2(d)、75.9
(d)、74.8(t)、74.4(d)、74.2(t)、74.0
(d)、73.6(t)、72.7(t)、69.8(d)、69.0
(t)、68.7(t)、52.8(d)、36.7(t)、32.3
(t)、31.9(t)、29.68(t)、29.65(t)、29.5
(t)、29.41(t)、29.36(t)、29.32(t)、29.
26(t)、25.8(t)、22.7(t)、14.1(q)。
ロフラン2.0mlとパラジウム黒1.5mgを加え、水素置換
し、室温で16時間攪拌した。セライトろ過し、濃縮し
た。シリカゲルカラム(ワコーゲルC−200,2g,クロロ
ホルム:メタノール=8:1)で精製し、化合物5を得
た。収量4.4mg。収率90.9%。化合物5のデータは前述
したものに同じ。
準じて、異なるカルボン酸を使用したり、いろいろな長
さのアルキル基を持つウィティヒ塩を組み合わせること
によって、上記以外の化合物(1−14)を合成した。ま
た、化合物15と32および29は最後の還元を液体アンモニ
アと金属ナトリウムで処理することにより二重結合を残
した。ここにこれらの化合物の合成例を示す。
コサン酸p−ニトロフェニルエステルを作用させる代わ
りに、ドコサン酸p−ニトロフェニルエステルを作用さ
せ、さらに経路Cに準じて合成し、化合物2を得た。
B4にオクタン酸p−ニトロフェニルエステルを作用させ
る代わりに、ドコサン酸p−ニトロフェニルエステルを
作用させ、さらに経路Bに準じて合成し、化合物2を得
た。
35、1455、1080、1055。
1Hz)、4.74(1H,m)、4.66(1H,m)、4.4−4.6(6H,
m)、4.37(1H,dd,J=5.8,10.1Hz)、4.29(1H,m)、2.
48(2H,t,J=7.3Hz)、1.80−1.97(4H,m)、1.58(1H,
m)、1.20−1.45(61H,m)、0.880&0.876(each 3H,
t,J=7.3Hz)。
2.2(d)、73.1(d)、72.0(d)、71.7(d)、71.
0(d)、70.6(d)、69.7(t)、62.7(t)、54.9
(d)、36.8(t)、35.1(t)、32.1(t)、30.2
(t)、30.1(t)、30.0(t)、29.95(t)、29.92
(t)、29.83(t)、29.76(t)、29.62(t)、29.
61(t)、26.6(t)、26.4(t)、22.9(t)、14.3
(q)。
コサン酸p−ニトロフェニルエステルを作用させる代わ
りに、イコサン酸p−ニトロフェニルエステルを作用さ
せ、さらに経路Cに準じて合成し、化合物3を得た。
B4にオクタン酸p−ニトロフェニルエステルを作用させ
る代わりに、イコサン酸p−ニトロフェニルエステルを
作用させ、さらに経路Bに準じて合成し、化合物3を得
た。
30、1455、1080、1055。
3Hz)、4.73(1H,m)、4.66(1H,dd,J=4.5,10.1Hz)、
4.4−4.6(6H,m)、4.37(1H,dd,J=5.5,10.4Hz)、4.2
9(1H,m)、2.48(2H,t,J=7.3Hz)、1.80−1.97(4H,
m)、1.58(1H,m)、1.20−1.42(57H,m)、0.879&0.8
76(each 3H,t,J=7.3Hz)。
2.1(d)、73.1(d)、71.9(d)、71.6(d)、71.
0(d)、70.5(d)、69.7(t)、62.7(t)、54.9
(d)、36.8(t)、35.1(t)、32.1(t)、30.2
(t)、30.1(t)、30.0(t)、29.9(t)、29.8
(t)、29.7(t)、29.6(t)、26.6(t)、26.4
(t)、22.9(t)、14.3(q)。
コサン酸p−ニトロフェニルエステルを作用させる代わ
りに、ステアリン酸p−ニトロフェニルエステルを作用
させ、さらに経路Cに準じて合成し、化合物4を得た。
にオクタン酸p−ニトロフェニルエステルを作用させる
代わりに、ステアリン酸p−ニトロフェニルエステルを
作用させ、さらに経路Bに準じて合成し、化合物4を得
た。
65、1345、1120、1090、1060。
7Hz)、4.73(1H,m)、4.66(1H,dd,J=3.7,9.8Hz)、
4.57(1H,d,J=2.5Hz)、4.55(1H,t,J=6.1Hz)、4.40
−4.51(4H,m)、4.37(1H,dd,J=5.8,10.7Hz)、4.29
(1H,m)、2.48(2H,t,J=7.3Hz)、1.80−1.96(4H,
m)、1.59(1H,m)、1.2−1.44(53H,m)、0.88(6H,t,
J=6.7Hz)。
2.1(d)、73.1(d)、71.9(d)、71.7(d)、71.
0(d)、70.5(d)、69.7(t)、62.7(t)、54.9
(d)、36.8(t)、35.1(t)、32.1(t)、30.2
(t)、30.1(t)、30.0(t)、29.9(t)、29.8
(t)、29.7(t)、29.6(t)、26.6(t)、26.4
(t)、22.9(t)、22.8(t)、14.3(q)。
コサン酸p−ニトロフェニルエステルを作用させる代わ
りに、デカン酸p−ニトロフェニルエステルを作用さ
せ、さらに経路Cに準じて合成し、化合物6を得た。
B4にオクタン酸p−ニトロフェニルエステルを作用させ
る代わりに、デカン酸p−ニトロフェニルエステルを作
用させ、さらに経路Bに準じて合成、化合物6を得た。
60、1345、1120、1090、1060。
45(1H,d,J=3.7Hz)、4.74(1H,m)、4.65(1H,dd,J=
4.0,10.1Hz)、4.57(1H,d,J=3.4Hz)、4.54(1H,t,J
=5.8Hz)、4.40−4.50(4H,m)、4.36(1H,dd,J=5.5,
11.0Hz)、4.28(1H,m)、2.47(2H,dt,J=1.5,7.6H
z)、1.80−1.95(4H,m)、1.57(1H,m)、1.15−1.40
(37H,m)、0.87&0.85(each 3H,t,J=6.7Hz)。
2.1(d)、73.1(d)、71.9(d)、71.6(d)、71.
0(d)、70.5(d)、69.7(t)、62.7(t)、54.9
(d)、36.8(t)、35.1(t)、32.12(t)、32.05
(t)、30.2(t)、30.1(t)、30.0(t)、29.9
(t)、29.8(t)、29.7(t)、29.61(t)、29.55
(t)、26.6(t)、26.4(t)、22.93(t)、22.90
(t)、14.3(q)。
コサン酸p−ニトロフェニルエステルを作用させる代わ
りに、無水酢酸を作用させ、さらに経路Cに準じて合成
し、化合物8を得た。
B4にオクタン酸p−ニトロフェニルエステルを作用させ
る代わりに、無水酢酸を作用させ、さらに経路Bに準じ
て合成し、化合物8を得た。
65、1370、1140。
3(1H,d,J=3.7Hz)、4.70(1H,m)、4.64(1H,dd,J=
4.0,10.1Hz)、4.55(1H,d,J=2.4Hz)、4.52(1H,t,J
=6.1Hz)、4.46(1H,dd,J=3.7,10.4Hz)、4.38−4.44
(3H,m)、4.31(1H,dd,J=6.1,10.4Hz)、4.26(1H,
m)、2.13(3H,s)、1.77−1.90(3H,m)、1.55(1H,
m)、1.20−1.40(24H,m)、0.87(3H,t,J=7.0Hz)。
2.0(d)、73.0(d)、71.9(d)、71.6(d)、70.
9(d)、70.5(d)、69.4(t)、62.6(t)、55.0
(d)、35.0(t)、32.1(t)、30.1(t)、30.04
(t)、29.97(t)、29.9(t)、29.6(t)、26.6
(t)、23.3(q)、22.9(t)、14.3(q)。
ントリフェニルホスホニウムブロミドを作用させる代わ
りに、ドデカントリフェニルホスホニウムブロミドを作
用させた。つづいて、還元にて得たアミンにオクタン酸
p−ニトロフェニルエステルを作用させる代わりに、ミ
リスチン酸p−ニトロフェニルエステルを作用させ、さ
らに経路Bに準じて合成し、化合物10を得た。
60、1120、1085、1060。
7(1H,d,J=3.7Hz)、4.75(1H,m)、4.67(1H,dd,J=
3.7,9.8Hz)、4.34−4.60(7H,m)、4.29(1H,m)、2.4
8(2H,dt,J=1.2,7.3Hz)、1.80−1.95(4H,m)1.58(1
H,m)、1.20−1.42(41H,m)、0.87(6H,t,J=6.8H
z)。
2.1(d)、73.1(d)、72.0(d)、71.7(d)、71.
0(d)、70.6(d)、69.7(t)、62.7(t)、54.9
(d)、36.8(t)、35.1(t)、32.1(t)、30.2
(t)、30.1(t)、30.00(t)、29.97(t)、29.9
(t)、29.8(t)、29.7(t)、29.6(t)、26.6
(t)、26.4(t)、22.9(t)、14.3(q)。
(2S,3S)アルデヒドを用い、さらに経路Bに準じて合
成し、化合物11を得た。
40、1465、1140、1050。
47(1H,d,J=3.7Hz)、4.66−4.76(3H,m)、4.10−4.6
2(7H,m)、2.48(2H,dt,J=1.8,7.3Hz)、1.80−2.00
(3H,m)、1.70(1H,m)、1.57(1H,m)、1.20−1.42
(41H,m)、0.88(6H,t,J=6.7Hz)。
(2S,3R)アルデヒドを用い、さらに経路Bに準じて合
成し、化合物12を得た。
60、1460、1070、1005。
7Hz)、4.79(1H,m)、4.66(1H,dd,J=3.7,9.8Hz)、
4.34−4.56(7H,m)、4.12(1H,t,J=6.1Hz)、4.07(1
H,dd,J=6.1,9.8Hz)、2.49(2H,t,J=6.5Hz)、1.75−
1.92(3H,m)、1.69(1H,m)、1.55(1H,m)、1.20−1.
42(41H,m)、0.88(6H,t,J=6.7Hz)。
01.4(d)、73.0(d)、71.8(d)、71.1(d)、7
0.6(d)、70.4(d)、69.8(t)、62.8(t)、53.
1(d)、36.8(t)、35.3(t)、32.1(t)、30.2
(t)、30.0(t)、29.93(t)、29.89(t)、29.8
(t)、29.7(t)、29.6(t)、26.6(t)、26.5
(t)、22.9(t)、14.3(q)。
(2R,3S)アルデヒドを用い、さらに経路Bに準じて合
成し、化合物13を得た。
60、1065、1005。
9(1H,d,J=3.7Hz)、4.80(1H,m)、4.68(1H,dd,J=
3.7,9.8Hz)、4.65(1H,bd,J=2.4Hz)、4.36−4.58(6
H,m)、4.16(1H,dd,J=6.7,10.4Hz)、2.50(2H,t,J=
7.3Hz)、1.75−1.92(3H,m)、1.69(1H,m)、1.53(1
H,m)、1.20−1.42(41H,m)、0.88(6H,t,J=7.0H
z)。
コサン酸p−ニトロフェニルエステルを作用させる代わ
りに、(R)−2−アセトキシテトラコサン酸p−ニト
ロフェニルエステルを作用させ、さらに経路Cに準じて
合成し、化合物14を得た。
B4にオクタン酸p−ニトロフェニルエステルをさせる代
わりに、(R)−2−アセトキシテトラコサン酸p−ニ
トロフェニルエステルD11を作用させ、さらに経路Bに
準じて合成し、化合物14を得た。
7Hz)、4.71(1H,m)、4.64(2H,m)、4.53(3H,m)、
4.40(3H,m)、4.25(1H,m)、2.22(1H,m)、2.09(1
H,m)、1.70−1.95(4H,m)、1.54(1H,m)、1.2−1.45
(63H,m)、0.884&0.876(each 3H,t,J=6.7Hz)。
1.9(d)、73.2(d)、72.4(d)、71.7(d)、71.
0(d)、70.5(d)、69.4(t)、62.7(t)、54.1
(d)、35.6(t)、35.2(t)、32.1(t)、30.3
(t)、30.04(t)、29.97(t)、29.9(t)、29.6
4(t)、29.61(t)、26.5(t)、25.8(t)、22.9
(t)、14.3(q)。
コサン酸p−ニトロフェニルエステルを作用させる代わ
りに、ステアリン酸p−ニトロフェニルエステルを作用
させ、さらに経路Cに準じて合成した。最後の脱保護は
原料をテトラヒドロフラン少量で湿らしてから液体アン
モニアを入れ、これに金属ナトリウムを加えることによ
り、脱保護体の化合物15を得た。
60、1375、1065、1040。
5.47(1H,d,J=3.7Hz)、4.86(2H,m)、4.67(1H,dd,J
=4.0,10.1Hz)、4.59(1H,d,J=2.4Hz)、4.54(1H,t,
J=5.8Hz)、4.40−4.50(5H,m)、4.37(1H,m)、2.46
(2H,dt,J=3.1,7.6Hz)、2.09(2H,bs)、1.84(2H,
m)、1.15−1.45(50H,m)、0.88(6H,t,J=6.4Hz)。
作用させる代わりにオレイン酸を作用させ、さらに経路
Aに準じて合成した。最後の脱保護は原料をテトラヒド
ロフラン少量で湿らせてから液体アンモニアを入れ、こ
れに金属ナトリウムを加えることにより脱保護体の化合
物29を得た。
60、1060。
6.45(1H,bs)、6.35(1H,bs)、6.15(1H,bs)、5.44
(3H,m)、4.73(1H,m),4.66(1H,dd,J=3.7,9.8H
z)、4.33−4.58(7H,m)、4.27(1H,m),2.45(2H,
m)、2.06(3H,m)、1.75−1.92(2H,m)、1.55(1H,
m)1.14−1.42(48H,m)、0.84(6H,m)。
0.1(d)、130.1(d)、102.0(d)、73.0(d)、7
1.8(d)、71.6(d)、70.9(d)、70.4(d)、69.
6(t)、62.6(t)、54.9(d)、36.7(t)、35.0
(t)、32.0(t)、32.0(t)、30.1(t)、30.0
(t)、29.9(t)、29.8(t)、29.7(t)、29.6
(t)、29.6(t)、29.5(t)、29.5(t)、29.4
(t)、27.4(t)、26.5(t)、26.3(t)、22.9
(t)、14.2(q)。
コサン酸p−ニトロフェニルエステルを作用させる代わ
りに、ミリスチン酸p−ニトロフェニルエステルを作用
させ、さらに経路Cに準じて合成した。最後の脱保護は
原料をテトラヒドロフラン少量で湿らしてから液体アン
モニアを入れ、これに金属ナトリウムを加えることによ
り、脱保護体の化合物32を得た。
70、1345、1150。
41(1H,m)、6.33(1H,m)、6.00(2H,bs)、5.46(1H,
d,J=3.7Hz)、4.85(2H,m)、4.65(1H,dd,J=3.7,9.8
Hz)、4.58(1H,m)、4.53(1H,t,J=6.1Hz)、4.40−
4.50(4H,m)、4.35(1H,dd,J=5.2,10.1Hz)、2.45(2
H,dt,J=3.1,7.3Hz)、2.08(2H,m)、1.84(2H,m)、
1.37(4H,m)、1.20−1.32(38H,m)、0.88(6H,t,J=
6.7Hz)。
2.4(d)、132.0(d)、102.1(d)、73.0(d)、7
1.7(d)、70.9(d)、70.6(d)、69.4(t)、62.
7(t)、55.1(d)、36.8(t)、32.7(t)、32.1
(t)、30.01(t)、29.99(t)、29.96(t)、29.
93(t)、29.87(t)、29.83(t)、29.76(t)、2
9.73(t)、29.6(t)、26.4(t)、22.9(t)、1
4.3(q)。
具体的な合成方法は、下記のような反応経路式によって
示すことができる。この反応経路式は具体的には化合物
22について示しているが、本発明による化合物(22と29
および32を除く16−34)もこの方法に準じて合成するこ
とができる(化合物22の合成(第10図a〜c))。
ている。
ジヒドロキノリン その他の省略記号は前記工程式の場合と同じものであ
る。
カル・ケミストリー(Agricaltural and Biological Ch
emistry)、54巻、3号663−667頁、1990年に従って合
成することができる。
ン40mlを加えアルゴン置換した。−10℃にて2規定n−
ブチルリチウム−ヘキサン溶液を30ml加え15分間攪拌し
た。アルデヒド(化合物D1)13.18gをテトラヒドロフラ
ン20mlに溶かし徐々に加えた。室温に戻し15時間攪拌し
た。これにメタノール3mlを加え、さらに20%水性メタ
ノール300mlを加えn−ヘキサンで3回抽出して食塩水
で洗浄し、濃縮した。シリカゲルカラム(ワコーゲルC
−200、400g、ヘキサン:酢酸エチル=9:1)で精製し、
アルコール(化合物D3)を得た。収量9.31g。収率51.9
%。
(1H,bt,J=9.2Hz)、4.68(1H,d,J=11.2Hz)、4.60
(1H,d,J=11.7Hz)、4.47−4.52(3H,m)、4.44(1H,d
d,J=5.5,9.8Hz)、4.33(1H,d,J=11.7Hz)、4.08(1
H,m)、3.56(1H,dd,J=2.4,5.5Hz)、3.51(2H,d,J=
6.1Hz)、3.01(1H,d,J=5.5Hz)、1.85−2.01(2H,
m)、1.17−1.36(18H,m)、0.88(3H,t,J=6.7Hz)。
に溶かし、これに10%パラジウム−炭素0.53gを加え
た。水素置換し室温で15時間攪拌した。セライト濾過
し、濃縮して還元体(化合物D4)を得た。収量9.34g、
収率は定量的。
Hz)、4.65(1H,d,J=11.6Hz)、4.55(1H,d,J=11.0H
z)、4.52(1H,d,J=11.6Hz)、4.50(1H,d,J=11.0H
z)、4.48(1H,d,J=12.2Hz)、4.04(1H,m)、3.68(1
H,m)、3.61(1H,m)、3.54(2H,m)、3.17(1H,d,J=
4.9Hz)、1.85(3H,m)、1.65(2H,m)、1.56(1H,
m)、1.41(1H,m)、1.16−1.35(17H,m)、0.88(3H,
t,J=7.3Hz)。
メタンスルホニル2.5mlを−5℃で加え、室温で2時間
攪拌した。濃縮してトルエンで共沸した。ジエチルエー
テルを加え、食塩水で洗った。濃縮してシリカゲルカラ
ム(ワコーゲルC−200、500g、ヘキサン:酢酸エチル
=9:1)で精製し、メシル体(化合物D5)を得た。収量
9.74g、収率91.8%。
9,5.6Hz)、4.76(1H,d,J=11.2Hz)、4.62(1H,d,J=1
1.2Hz)、4.58(1H,d,J=11.5Hz)、4.55(1H,d,J=11.
7Hz)、4.48(1H,d,J=11.2Hz)、4.48(1H,d,J=11.7H
z)、3.89(1H,t,J=4.9Hz)、3.67−3.76(2H,m)、3.
61(1H,m)、2.91(3H,s)、1.72(1H,m)、1.54(1H,
m)、1.41(1H,m)、1.16−1.35(21H,m)、0.88(3H,
t,J=7.3Hz)。
に溶かし、アジ化ナトリウム9.70gを加えた。120℃で16
時間攪拌した。濃縮し、酢酸エチルを加え、水と食塩水
で洗浄した。濃縮し、シリカゲルカラム(ワコーゲルC
−200、200g、ヘキサン:酢酸エチル=98:2)で精製
し、アジド体(化合物D6)を得た。収量6.75g、収率75.
4%。
Hz)、4.60(1H,d,J=11.2Hz)、4.55(1H,d,J=11.2H
z)、4.48−4.53(3H,m)、3.75−3.81(2H,m)、3.65
−3.72(2H,m)、3.60(1H,dt,J=3.7,7.3Hz)、1.66
(1H,m)、1.56(1H,m)1.41(1H,m)、1.19−1.36(21
H,m)、0.88(3H,t,J=6.7Hz)。
ン6mlに溶かし、これに10%−パラジウム炭素60mgを加
えた。水素置換し室温で15時間攪拌した。セライト濾過
し、濃縮してシリカゲルカラム(ワコーゲルC−200、3
0g、ヘキサン:酢酸エチル=7:3)で精製し、アミン
(化合物D7)を得た。収量459.9mg、収率79.4%。
Hz)、4.63(1H,d,J=11.5Hz)、4.53(1H,d,J=11.5H
z)、4.52(1H,d,J=11.5Hz)、4.49(2H,d,J=1.8H
z)、3.71(2H,m)、3.57(1H,dd,J=3.7,6.7Hz)、3.4
9(1H,m)、3.16(1H,m)、1.82(1H,m)、1.69(1H,
m)、1.58(1H,m)、1.49(1H,m)、1.20−1.35(20H,b
s)、0.88(3H,t,J=7.3Hz)。
は例えばアグリカルチュラル・アンド・バイオロジカル
・ケミストリー、54巻、12号、3337−3338頁、1990年に
準じて合成される(R)−2−ヒドロキシテトラコサン
酸をピリジン中、無水酢酸を作用させることにより得ら
れる。
キシテトラコサン酸(化合物D8)113.8mgをテトラヒド
ロフラン4mlに溶かしこれに2−エトキシ−1−エトキ
シカルボニル−1,2−ジヒドロキノリン(EEDQ)99.0mg
を加えた。室温で60時間攪拌した後、濃縮し、シリカゲ
ルカラム(ワコーゲルC−200、10g、ヘキサン:酢酸エ
チル=9:1)で精製しベンジルセラミド(化合物D9)を
得た。収量205.6mg、収率78.3%。
z)、5.05(1H,dd,J=4.9,7.3Hz)、4.82(1H,d,J=11.
6Hz)、4.62(1H,d,J=11.6Hz)、4.55(1H,d,J=11.6H
z)、4.52(1H,d,J=11.6Hz)、4.42(2H,s)、4.23(1
H,m)、3.84(2H,m)、3.51(1H,m)、3.48(1H,dd,J=
3.7,9.8Hz)、1.98(3H,s)、1.60−1.82(2H,m)、1.5
0(1H,m)、1.20−1.35(63H,m)、0.88(6H,t,J=7.3H
z)。
ドロフラン−n−プロパノール(1:1)溶液6mlに溶か
し、10%パラジウム炭素167.4mgとぎ酸0.6mlを加えた。
水素置換し、40℃で5時間攪拌した。反応液をクロロホ
ルム10mlで希釈し、セライト濾過し濃縮した。シリカゲ
ルカラム(ワコーゲルC−200、15g、クロロホルム:メ
タノール=98:2)で精製して、セラミド(化合物D10)
を得た。収量191.6mg、収率83.2%。
13(1H,bd,J=5.7Hz)、5.54(1H,dd,J=5.5,7.3Hz)、
5.07(1H,m)、4.47(1H,m)、4.43(1H,m)、4.38(1
H,m)、4.28(1H,m)、2.20(1H,m)、2.07(2H,m)、
2.04(3H,s)、1.90(2H,m)、1.68(1H,m)、1.15−1.
60(60H,m)、0.85(6H,t,J=6.7Hz)。
した。塩化トリフェニルメチル390.3mgと4−ジメチル
アミノピリジン5.0mgを加え、60℃で3時間攪拌した。
クロロホルム30mlで希釈し、食塩水で洗浄した。濃縮し
てシリカゲルカラム(ワコーゲルC−200、5g、クロロ
ホルム)で精製し、トリチル体(化合物D11)を得た。
収量111.7mg、収率83.6%。
z)、5.21(1H,dd,J=5.1,6.6Hz)、4.27(1H,m)、3.6
0(1H,m)、3.43(1H,dd,J=3.2,7.1Hz)、3.36(1H,d
d,J=4.2,7.1Hz)、3.34(1H,m)、3.01(1H,m)、2.08
(1H,m)、2.05(3H,s)、1.85(1H,m)、1.75(1H,
m)、1.68(1H,m)、1.10−1.50(62H,m)、0.88(6H,
t,J=7.3Hz)。
に溶解し、塩化ベンゾイル0.18mlと4−ジメチルアミノ
ピリジン5.0mgを加えた。室温で36時間攪拌した後食塩
水を加え、クロロホルムで抽出し、濃縮した。シリカゲ
ルカラム(ワコーゲルC−200、15g、ヘキサン:酢酸エ
チル=95:5)で精製し、ベンゾイル体(化合物D12)を
得た。収量193.9mg、収率95.6%。
4,9.0Hz),5.45(1H,dt,J=2.9,9.8Hz)、5.37(1H,t,J
=7.3Hz)、4.68(1H,m)、3.34(1H,dd,J=3.7,9.8H
z)、3.26(1H,dd,J=2.9,9.8Hz)、2.02(3H,s)、1.1
2−2.02(66H,m)、0.87(6H,m)。
ン、メタノール(2:1)溶液3mlに溶解した。p−トルエ
ンスルホン酸・1水和物を63.4mg加え、室温で1.5時間
攪拌した。濃縮し、酢酸エチルと重曹水を加え、分液し
た。酢酸エチル層を食塩水で洗浄して濃縮した。シリカ
ゲルカラム(ワコーゲルC−200、15g、ヘキサン:酢酸
エチル=8:2)で精製し、アルコール体(化合物D13)を
得た。収量113.1mg、収率73.7%。
3Hz)、7.64(1H,t,J=7.3Hz)、7.54(1H,t,J=7.6H
z)、7.50(2H,t,J=7.9Hz)、7.39(2H,t,J=7.9H
z)、7.06(1H,d,J=9.2Hz)、5.48(1H,dd,J=2.4,9.1
Hz)、5.38(1H,dt,J=3.1,9.8Hz)、5.19(1H,t,J=6.
1Hz)、4.37(1H,m)、3.57−3.68(2H,m)、2.20(3H,
s)、2.02(2H,m)、1.92(2H,m),1.16−1.50(62H,
m)、0.88(6H,m)。
フラン2ml、塩化第1スズ54.8mg、過塩素酸銀59.9mg、
コレキュラーシーブス4Aパウダー500mgを混ぜ、室温で3
0分間攪拌した。−10℃に冷却し、ベンジルガラクトシ
ルフルオリド(化合物A13)313.4mgをテトラヒドロフラ
ン2mlに溶解して加えた。徐々に室温に戻し、2時間攪
拌した。セライト濾過し、少量のアセトンで濾物を抽出
した。濃縮し、酢酸エチルに懸濁し、食塩水で洗浄し
た。濃縮し、シリカゲルカラム(ワコーゲルC−200、1
0g、ヘキサン:酢酸エチル=19:1)で精製し、α−ガラ
クトシド(化合物D14)を得た。収量148.0mg、収率83.5
%。
9Hz)、7.73(1H,d,J=8.3Hz)、7.59(1H,t,J=6.4H
z)、7.50(1H,t,J=6.4Hz)、7.45(2H,t,J=7.6H
z)、7.15−7.40(22H,m)、5.78(1H,dd,J=2.6,9.8H
z)、5.40(1H,m)、5.10(1H,dd,J=5.2,7.6Hz)、4.8
8(1H,d,J=11.3Hz)、4.53−4.76(7H,m)、4.48(1H,
d,J=11.8Hz)、4.40(1H,d,J=11.8Hz)、4.09(1H,t,
J=7.2Hz)、3.99(1H,dd,J=3.3,10.4Hz)、3.93(1H,
m)、3.90(1H,m)、3.82(1H,dd,J=2.4,9.8Hz)、3.5
9(1H,dd,J=2.3,12.1Hz)、3.53(1H,dd,J=6.4,8.9H
z)、3.45(1H,dd,J=6.7,9.2Hz)、2.44(1H,bs)、2.
02(3H,s)、1.89(3H,m)、1.40(2H,m)、1.10−1.35
(61H,m),0.88(6H,m)。
ル3mlとパラジウム黒15mgを加え、水素置換し、室温で
4時間攪拌した。セライト濾過し、濃縮し、テトラオー
ル(化合物D15)を得た。収量106.6mg、収率96.6%。
9Hz)、7.75(1H,d,J=8.3Hz)、7.60(1H,t,J=6.4H
z)、7.53(1H,t,J=6.4Hz)、7.48(2H,t,J=7.6H
z)、7.38(2H,t,J=7.6Hz)、5.78(1H,dd,J=2.4,9.8
Hz)、5.25(1H,m)、5.07(1H,t,J=6.7Hz)、4.70(1
H,d,J=3.7Hz)、4.57(1H,m)、3.98(1H,bs)、3.90
(1H,m)、3.80−3.90(3H,m)、3.78(1H,m)、3.70
(1H,m)、3.65(1H,bd,J=10.4Hz)、3.46(2H,m)、
3.13(1H,bs)、2.78(1H,m)、2.18(3H,s)、1.81−
1.95(4H,m)、1.41(2H,m)、1.16−1.35(60H,m)、
0.88(6H,m)。
lに溶かし、1規定のナトリウムメトキシドメタノール
溶液2mlを徐々に加え、室温で30分間攪拌した。陽イオ
ン交換樹脂(ダウエックス50W,X8,ザ・ダウ・ケミカル
・カンパニー製)を加え、中和し、濾過した。クロロホ
ルム−メタノール(1:1)溶液で濾物をよく抽出し、濃
縮した。シリカゲルカラム(ワコーゲルC−200、5g、
クロロホルム:メタノール:水=90:10:1)にて精製
し、セレブロシド(化合物22)を得た。収量66.7mg、収
率82.2%。
75、1080 mp:202〜204℃ NMR:1H(500MHz,C5D5N;27℃) δ(ppm) 8.48(1H,d,J=9.2Hz)、7.53(1H,d,J=4.
9Hz)、7.00(1H,bs)、6.67(1H,d,J=6.7Hz)、6.63
(1H,bs)、6.51(1H,bs)、6.28(1H,bs)、6.07(1H,
d,J=5.5Hz)、5.57(1H,d,J=3.7Hz)、5.26(1H,
m)、4.62(2H,m)、4.57(1H,m)、4.51(1H,bs)、4.
46(2H,m)、4.28−4.40(4H,m)、4.25(1H,m)、2.27
(1H,m)、2.17(1H,m)、1.98(1H,m)、1.87(2H,
m)、1.73(1H,m)、1.66(2H,m)、1.16−1.46(58H,
m)、0.85(6H,t,J=6.1Hz)。
1.2(d)、76.5(d)、73.0(d)、72.3(d)、72.
3(d)、71.6(d)、70.9(d)、70.1(d)、68.1
(t)、62.6(t)、50.4(d)、35.5(t)、34.4
(t)、32.1(t)、30.3(t)、30.1(t)、30.0
(t)、29.9(t)、29.8(t)、29.5(t)、26.4
(t)、25.8(t)、22.9(t)、14.2(q)。
ルボン酸を使用したり、様々なウィティヒ塩を組み合せ
ることによって、化合物(16−21,23−28,30−31,33−3
4)を合成した。ここにこれらの化合物の合成例を示
す。
塩D2を作用させる代わりに、トリデカントリフェニルホ
スホニウムブロミドを作用させた。さらに経路Dに準じ
て合成し、アジド基を還元して得られたアミンに(R)
−2−アセトキシテトラコサン酸D8を作用させる代わり
にテトラコサン酸を作用させ、以下経路Dに準じて合成
し、化合物16を得た。
65。
7Hz)、5.24(1H,m)、4.64(2H,m)、4.52(1H,m)、
4.48(1H,m)、4.38(4H,m)、4.28(2H,bs)、2.41(2
H,t,J=6.3Hz)、2.24(1H,m)、1.88(2H,m)、1.78
(2H,m)、1.64(1H,m)、1.10−1.45(62H,m)、0.85
(6H,t,J=6.7Hz)。
1.5(d)、76.7(d)、73.0(d)、72.5(d)、71.
6(d)、71.0(d)、70.3(d)、68.7(t)、62.7
(t)、51.5(d)、36.8(t)、34.3(t)、32.1
(t)、30.4(t)、30.1(t)、30.0(t)、29.9
(t)、29.9(t)、29.8(t)、29.7(t)、29.6
(t)、26.5(t)、26.4(t)、22.9(t)、14.3
(q)。
ジド基を還元して得られたアミンに(R)−2−アセト
キシテトラコサン酸D8を作用させる代わりにテトラコサ
ン酸を作用させた。以下経路Dに準じて合成し、化合物
17を得た。
75、1080。
7Hz)、5.23(1H,m)、4.64(1H,dd,J=5.5,10.4Hz)、
4.62(1H,dd,J=4.3,10,4Hz)、4.52(1H,m)、4.49(1
H,bt,J=6.1Hz)、4.33−4.42(4H,m)、4.30(2H,
m)、2.42(2H,dd,J=6.7,7.3Hz)、2.26(1H,m)、1.8
6(2H,m)、1.78(2H,m)、1.65(1H,m)、1.16−1.46
(60H,m)、0.85(6H,t,J=6.7Hz)。
1.5(d)、76.7(d)、73.0(d)、72.4(d)、71.
5(d)、70.9(d)、70.2(d)、68.6(t)、62.6
(t)、51.4(d)、36.7(t)、34.3(t)、32.1
(t)、30.3(t)、30.1(t)、30.0(t)、29.9
(t)、29.8(t)、29.8(t)、29.7(t)、29.7
(t)、29.5(t)、26.4(t)、26.8(t)、22.9
(t)、14.2(q)。
塩D2を作用させる代わりに、デカントリフェニルホスホ
ニウムブロミドを作用させた。さらに経路Dに準じて合
成し、アジド基を還元して得られたアミンに(R)−2
−アセトキシテトラコサン酸D8を作用させる代わりにテ
トラコサン酸を作用させ、以下経路Dに準じて合成し、
化合物18を得た。
65。
7Hz)、5.24(1H,m)、4.64(2H,m)、4.53(1H,m)、
4.49(1H,m)、4.39(4H,m)、4.30(2H,bs)、2.42(2
H,t,J=6.7Hz)、2.25(1H,m)、1.88(2H,m)、1.78
(2H,m)、1.64(1H,m)、1.15−1.45(56H,m)、0.85
&0.84(each 3H,t,J=7.3Hz)。
1.5(d)、76.7(d)、73.0(d)、72.5(d)、71.
6(d)、71.0(d)、70.3(d)、68.7(t)、62.7
(t)、51.5(d)、36.8(t)、34.3(t)、32.1
(t)、30.3(t)、29.6−30.1,26.5(t)、26.4
(t)、22.9(t)、14.3(q)。
塩D2を作用させる代わりに、へキサントリフェニルホス
ホニウムブロミドを作用させた。さらに経路Dに準じて
合成し、アジド基を還元して得られたアミンに(R)−
2−アセトキシテトラコサン酸D8を作用させる代わりに
テトラコサン酸を作用させ、以下経路Dに準じて合成
し、化合物19を得た。
6.62(1H,bs)、6.52(1H,m)、6.43(1H,bs)、6.29
(1H,d,J=3.7Hz)、6.06(1H,bs)、5.58(1H,d,J=3.
7Hz)、5.26(1H,m)、4.66−4.68(2H,m)、4.55(1H,
bs)、4.51(1H,m)、4.38−4.42(4H,m)、4.30(1H,b
s)、2.44(2H,t,J=7.3Hz)、1.80−1.88(4H,m)、1.
19−1.59(50H,m)、0.88&0.81(each 3H,t,J=6.7H
z)。
ジド基を還元して得られたアミンに(R)−2−アセト
キシテトラコサン酸D8を作用させる代わりにヘキサコサ
ン酸を作用させ、以下経路Dに準じて合成し、化合物20
を得た。
65、1065。
09(1H,m)、5.57(1H,d,J=3.7Hz)、5.26(1H,m)、
4.66(2H,m)、4.55(1H,m)、4.51(1H,t,J=5.8H
z)、4.41(4H,m)、4.32(2H,m)、2.44(2H,t,J=7.0
Hz)、2.28(1H,m)、1.90(2H,m)、1.81(2H,m)、1.
68(1H,m)、1.15−1.45(64H,m)、0.88(6H,t,J=6.7
Hz)。
1.5(d)、76.7(d)、73.0(d)、72.5(d)、71.
6(d)、71.0(d)、70.3(d)、68.7(t)、62.7
(t)、51.5(d)、36.8(t)、34.4(t)、32.1
(t)、30.4(t)、30.1(t)、30.03(t)、29.99
(t)、29.93(t)、29.87(t)、29.81(t)、29.
76(t)、29.6(t)、26.5(t)、26.4(t)、22.9
(t)、14.3(q)。
塩D2を作用させる代わりに、トリデカントリフェニルホ
スホニウムブロミドを作用させた。さらに経路Dに準じ
て合成しアジド基を還元して得られたアミンに(R)−
2−アセトキシテトラコサン酸D8を作用させる代わりに
ヘキサコサン酸を作用させ、以下経路Dに準じて合成し
化合物33を得た。
70、1070。
8Hz)、6.63(1H,bs)、6.54(1H,m)、6.44(1H,d,J=
5.5Hz)、6.32(H,bs)、6.09(1H,d,J=5.0Hz)、5.58
(1H,d,J=3.7Hz)、5.27(1H,m)、4.65−4.70(2H,
m)、4.56(1H,bs)、4.52(1H,t,J=5.5Hz)、4.37−
4.47(4H,m)、4.31−4.35(2H,m)、2.45(2H,t,J=7.
3Hz)、1.78−1.97(4H,m)、1.26−1.69(68H,m)、0.
88(6H,t,J=6.7Hz)。
1.5(d)、76.7(d)、73.0(d)、72.5(d)、71.
6(d)、71.0(d)、70.3(d)、68.7(t)、62.7
(t)、51.4(d)、36.8(t)、34.4(t)、32.1
(t)、30.4(t)、30.2(t)、30.0(t)、30.0
(t)、29.9(t)、29.9(t)、29.8(t)、29.6
(t)、26.5(t)、26.4(t)、22.9(t)、14.3
(q)。
基を還元して得られたアミンに(R)−2−アセトキシ
テトラコサン酸D8を作用させる代わりにオクタコサン酸
を作用させ、以下経路Dに準じて合成し化合物34を得
た。
70、1080。
m)、6.59−6.63(1H,m)、6.53(1H,bs)、6.44(1H,
d,J=5.5Hz)、6.33(1H,bs)、6.07(1H,d,J=5.5H
z)、5.58(1H,d,J=3.7Hz)、5.25−5.30(1H,m)、4.
62−4.70(2H,m)、4.56(1H,bs)、4.52(1H,t,J=6.1
Hz)、4.36−4.47(3H,m)、4.29−4.35(2H,m)、2.44
(2H,t,J=6.7Hz)、1.78−1.97(4H,m)、1.25−1.72
(70H,m)、0.88(6H,t,J=6.7Hz)。
1.5(d)、76.7(d)、73.0(d)、72.5(d)、71.
6(d)、71.0(d)、70.3(d)、68.6(t)、62.6
(t)、51.4(d)、36.8(t)、34.3(t)、32.1
(t)、30.3(t)、30.1(t)、30.0(t)、30.0
(t)、29.9(t)、29.9(t)、29.8(t)、29.7
(t)、29.6(t)、26.5(t)、26.4(t)、22.9
(t)、14.3(q)。
塩D2を作用させる代わりに、トリデカントリフェニルホ
スホニウムブロミドを作用させた。さらに経路Dに準じ
て合成し、化合物21を得た。
75、1080。
7Hz)、5.27(1H,m)、4.64(2H,m)、4.58(1H,m)、
4.53(1H,m)、4.48(2H,m)、4.30−4.42(4H,m)、4.
27(1H,m)、2.29(1H,m)、2.18(1H,m)、1.98(1H,
m)、1.87(2H,m)、1.74(1H,m)、1.67(2H,m)、1.1
5−1.46(60H,m)、0.84(6H,t,J=6.7Hz)。
1.2(d)、76.5(d)、73.0(d)、72.4(d)、72.
3(d)、71.6(d)、70.9(d)、70.1(d)、68.1
(t)、62.6(t)、50.4(d)、35.5(t)、34.4
(t)、32.1(t)、30.3(t)、30.1(t)、30.0
(t)、29.9(t)、29.5(t)、26.4(t)、25.8
(t)、22.9(t)、14.2(q)。
塩D2を作用させる代わりに、デカントリフェニルホスホ
ニウムブロミドを作用させた。さらに経路Dに準じて合
成し、化合物23を得た。
75、1080。
7Hz)、5.28(1H,m)、4.64(2H,m)、4.58(1H,m)、
4.53(1H,m)、4.48(2H,m)、4.30−4.42(4H,m)、4.
27(1H,m)、2.29(1H,m)、2.18(1H,m)、1.98(1H,
m)、1.87(2H,m)、1.74(1H,m)、1.66(2H,m)、1.1
5−1.46(54H,m)、0.84(6H,t,J=6.7Hz)。
1.2(d)、76.5(d)、73.0(d)、72.4(d)、72.
3(d)、71.6(d)、70.9(d)、70.1(d)、68.1
(t)、62.6(t)、50.4(d)、35.5(t)、34.4
(t)、32.1(t)、30.3(t)、30.1(t)、30.0
(t)、29.9(t)、29.5(t)、26.4(t)、25.8
(t)、22.9(t)、14.2(q)。
塩D2を作用させる代わりに、ヘキサントリフェニルホス
ホニウムブロミドを作用させた。さらに経路Dに準じて
合成し、化合物24を得た。
15、1455、1060。
6.1Hz)、6.53(1H,bs)、6.31(1H,bs)、6.08(1H,b
s)、5.61(1H,d,J=3.7Hz)、5.29(1H,m)、4.64−4.
67(2H,m)、4.59(1H,m)、4.54(1H,m)、4.47−4.51
(2H,m)、4.32−4.43(4H,m)、4.26(1H,m)、1.64−
2.27(4H,m)、1.20−1.40(50H,m)、0.87&0.82(eac
h 3H,t,J=6.7Hz)。
1.2(d)、76.5(d)、73.0(d)、72.4(d)、72.
3(d)、71.6(d)、70.9(d)、70.1(d)、68.1
(t)、62.6(t)、50.4(d)、35.5(t)、34.4
(t)、32.0(t)、30.2(t)、29.9(t)、29.8
(t)、29.7(t)、29.5(t)、26.3(t)、25.8
(t)、22.9(t)、22.8(t)、14.21(q)、14.18
(q)。
塩D2を作用させる代わりに、トリデカントリフェニルホ
スホニウムブロミドを作用させた。さらに経路Dに準じ
て合成し、アジド基を還元して得られたアミンに(R)
−2−アセトキシテトラコサン酸D8を作用させる代わり
に(R)−2−アセトキシヘキサコサン酸を作用させ、
以下経路Dに準じて合成し、化合物25を得た。
75、1080。
7.02(1H,bs)、6.70(1H,d,J=6.1Hz)、6.65(1H,b
s)、6.53(1H,bs)、6.30(1H,bs)、6.08(1H,d,J=
5.5Hz)、5.57(1H,d,J=3.7Hz)、5.26(1H,m)、4.62
(2H,dd,J=4.9,10.4Hz)、4.58(1H,m),4.51(1H,b
s)、4.46(2H,m)、4.28−4.41(4H,m),4.26(1H,
m)、2.27(1H,m)、2.17(1H,m)、1.98(1H,m)、1.8
7(2H,m)、1.74(1H,m)、1.66(2H,m)、1.16−1.46
(64H,m)、0.85(6H,t,J=6.1Hz)。
1.2(d)、76.5(d)、73.0(d)、72.4(d)、72.
3(d)、71.6(d)、70.9(d)、70.1(d)、68.2
(t)、62.6(t)、50.5(d)、35.5(t)、34.4
(t)、32.1(t)、30.3(t)、30.1(t)、29.9
(t)、29.9(t)、29.6(t)、26.4(t)、25.8
(t)、22.9(t)、14.2(q)。
塩D2を作用させる代わりに、テトラデカントリフェニル
ホスホニウムブロミドを作用させた。さらに経路Dに準
じて合成し、アジド基を還元して得られたアミンに
(R)−2−アセトキシテトラコサン酸D8を作用させる
代わりに(R)−2−アセトキシヘキサコサン酸を作用
させ、以下経路Dに準じて合成し、化合物26を得た。
75、1080。
7.04(1H,bs)、6.71(1H,d,J=6.7Hz)、6.66(1H,b
s)、6.54(1H,bs)、6.32(1H,bs)、6.10(1H,d,J=
5.5Hz)、5.58(1H,d,J=3.7Hz)、5.27(1H,m)、4.63
(2H,m)、4.58(1H,m)、4.52(1H,bs)、4.47(2H,
m),4.28−4.41(4H,m),4.27(1H,m)、2.27(1H,
m)、2.18(1H,m)、1.99(1H,m)、1.88(2H,m)、1.7
4(1H,m)、1.66(2H,m)、1.16−1.46(66H,m)、0.85
(6H,t,J=6.7Hz)。
1.2(d)、76.5(d)、73.0(d)、72.4(d)、72.
3(d)、71.6(d)、70.9(d)、70.1(d)、68.1
(t)、62.6(t)、50.4(d)、35.5(t)、34.4
(t)、32.1(t)、30.3(t)、30.1(t)、29.9
(t)、29.9(t)、29.5(t)、26.4(t)、25.8
(t)、22.9(t)、14.2(q)。
塩D2を作用させる代わりに、ヘプタデカントリフェニル
ホスホニウムブロミドを作用させた。さらに経路Dに準
じて合成し、アジド基を還元して得られたアミンにR−
2−アセトキシテトラコサン酸D8を作用させる代わりに
(R)−2−アセトキシヘキサコサン酸を作用させ、以
下経路Dに準じて合成し、化合物27を得た。
75、1080。
7.02(1H,bs)、6.69(1H,d,J=6.7Hz)、6.66(1H,b
s)、6.53(1H,bs)、6.30(1H,bs)、6.08(1H,d,J=
4.9Hz)、5.57(1H,d,J=3.7Hz)、5.25(1H,m)、4.62
(2H,dd,J=4.9,10.4Hz)、4.57(1H,m)、4.51(1H,b
s)、4.46(2H,m)、4.28−4.40(4H,m)、4.26(1H,
m)、2.26(1H,m)、2.17(1H,m)、1.98(1H,m)、1.8
7(2H,m)、1.73(1H,m)、1.65(2H,m)、1.16−1.46
(68H,m)、0.86(6H,t,J=6.7Hz)。
1.2(d)、76.4(d)、73.0(d)、72.4(d)、72.
3(d)、71.5(d)、70.9(d)、70.1(d)、68.1
(t)、62.6(t)、50.5(d)、35.5(t)、34.3
(t)、32.1(t)、30.3(t)、30.1(t)、29.9
(t)、29.6(t)、26.4(t)、25.8(t)、22.9
(t)、14.2(q)。
いた。化合物22の合成において、トリオールD10の代わ
りにテトラオールであるセレブリンE[アルフレッド・
ベーダー・ケミカルズ(Alfred Baker Chemicals)社ま
たはケーアンドケー・ラボラトリーズ(K&K laborato
ries,Inc.)社]を用い、経路Dに準じて合成し、化合
物25,26,27の混合物を得た。これを高速液体クロマトグ
ラフィー[(株)ワイエムシイ製D−ODS−5,溶媒100%
メタノール,45℃]にて分離し、各化合物を得た。
ジド基を還元して得られたアミンに(R)−2−アセト
キシテトラコサン酸D8を作用させる代わりに(S)−2
−アセトキシテトラコサン酸を作用させ、以下経路Dに
準じて合成し、化合物28を得た。
75、1080。
3Hz)、5.26(1H,m)、4.68(1H,dd,J=5.5,10.4Hz)、
4.63(1H,dd,J=3.7,9.8Hz)、4.56(2H,bs)、4.49(1
H,t,J=5.5Hz)、4.46(1H,dd,J3.7,9.8Hz)、4.38(2
H,m)、4.34(1H,dd,J=4.3,11.0Hz)、4.31(1H,bd,J
=8.6Hz)、4.20(1H,dd,J=3.7,7.9Hz),2.26(1H,
m)、2.19(1H,m)1.99(1H,m)、1.84(2H,m)、1.74
(1H,m)、1.58−1.70(2H,m)、1.16−1.46(58H,
m)、0.85(6H,t,J=6.7Hz)。
1.2(d)、76.7(d)、73.0(d)、72.5(d)、72.
4(d)、71.6(d)、70.9(d)、70.1(d)、68.0
(t)、62.6(t)、50.5(d)、35.6(t)、34.6
(t)、32.1(t)、30.3(t)、30.1(t)、29.9
(t)、29.9(t)、29.6(t)、26.3(t)、25.8
(t)、22.9(t)、14.2(q)。
塩D2を作用させる代わりに11−メチル−9−ドデセント
リフェニルホスホニウムブロミドを作用させた。さらに
経路Dに準じて合成し、アジド基を還元して得られたア
ミンに(R)−2−アセトキシテトラコサン酸D8を作用
させる代わりに(S)−2−アセトキシテトラコサン酸
を作用させ、以下経路Dに準じて合成し、化合物30を得
た。
25、1455、1355、1320、1275、1145、1060。
45(1H,m)、6.30(1H,m)、6.11(2H,m)、5.65(1H,
d,J=3.7Hz)、5.29(2H,m)、4.65−4.75(2H,m)、4.
59(2H,m)、4.51(2H,m)、4.30−4.45(4H,m)、4.22
(1H,m)、2.30(1H,m)、2.21(1H,m)、2.02(1H,
m)、1.6−2.0(5H,m)、1.49(1H,m)、1.15−1.35(5
6H,m)、0.89(3H,t,J=6.1Hz)、0.87(6H,d,J=6.1H
z)。
1.3(d)、76.7(d)、73.0(d)、72.4(d)、72.
3(d)、71.6(d)、70.9(d)、70.1(d)、68.0
(t)、62.6(t)、50.6(d)、39.2(t)、35.6
(t)、34.6(t)、32.1(t)、30.3(t)、30.2
(t)、30.1(t)、30.0(t)、29.9(t)、29.6
(t)、28.1(d)、27.7(t)、26.3(t)、25.8
(t)、22.9(t)、22.7(g)、14.2(q)。
塩D2を作用させる代わりに11−メチル−9−ドデセント
リフェニルホスホニウムブロミドを作用させた。さらに
経路Dに準じて合成し、アジド基を還元して得られたア
ミンに(R)−2−アセトキシテトラコサン酸D8を作用
させる代わりにテトラコサン酸を作用させ、以下経路D
に準じて合成し、化合物31を得た。
55、1055。
7Hz)、5.25(1H,m)、4.63−4.70(2H,m)、4.54(1H,
d,J=3.1Hz)、4.50(1H,t,J=6.1Hz)、4.35−4.45(4
H,m)、4.31(2H,m)、2.44(2H,t,J=7.3Hz)、2.28
(1H,m)、1.90(2H,m)、1.81(2H,m)、1.68(1H,
m)、1.49(1H,m)、1.2−1.45(56H,m)、1.15(2H,
m)、0.88(3H,t,J=6.7Hz)、0.87(6H,d,J=6.7H
z)。
1.5(d)、76.7(d)、73.0(d)、72.5(d)、71.
6(d)、71.0(d)、70.3(d)、68.7(t)、62.7
(t)、51.4(d)、39.3(t)、36.8(t)、34.4
(t)、32.1(t)、30.4(t)、30.23(t)、30.15
(t)、30.03(t)、30.00(t)、29.91(t)、29.
87(t)、29.81(t)、29.75(t)、29.6(d)、2
8.2(d)、27.7(t)、26.5(t)、26.4(t)、22.
9(t)、22.8(q)、14.3(q)。
これによって限定されるものではない。
マウスの大腿骨より骨髄細胞を調製し、lympholyte−M
(Cedar Lane,Ontario,Canda)を用いて分画した単核球
画分(MNF)を以下の実験に用いた。
Co.Ltd.,Tokyo,Japan)を培地として、1.5×106個/mlに
調製する。96穴丸底プレートを用い、各濃度に調製した
サンプル10μl/wellおよび上記のように調製したMNF 1
00μl/wellを加え、37℃、5%CO2の条件下で72時間培
養後、3H−サイミジン(3H−TdR)0.5μCi/well添加す
る。そして、8時間培養後、細胞のハーベストを行な
い、核に取り込まれた3H−TdRの量を液体シンチレーシ
ョンカウンターで測定した。
に示した。
胞増殖促進作用を示した。
prep(Nycomed Pharma AS,Oslo,Norway)を用いて分画
したMNFを以下の実験に用いた。
に、1×106個/mlとなるように浮游させた。
10μl/wellおよび上記のように調製したMNF100μl/well
を加え、37℃、5%CO2の条件下で4日間培養後、3H−T
dR 0.5μCi/wellを添加した。その6時間後、細胞のハ
ーベストを行ない、核に取り込まれた3H−TdRの量を液
体シンチレーションカウンターで測定した。コントロー
ルの値に対する試験区の値の百分率を表2に示した。
R取り込み促進作用を示した。
用 ヒトの骨髄細胞の入手は非常に困難であること、およ
びヒトのさい帯血は、stem cellを含んでおり(Nakahat
a,T.& Ogwa,M.J.Clin.Inveet.70 1324−1328(198
2))、造血のStem/progenitor細胞の良好な供給源にな
り得る(H.E.Broxneyerら、Proc.Natl.Acad.Sci.USA 8
6,3828−3832(1989))ことから、ヒト骨髄細胞のかわ
りに、ヒトさい帯血を用いて、ヒトに対する作用を検討
した。
epに重層し、遠心することにより得た単核球画分(MN
F)を以下の実験に用いた。
て、1×106個/mlに調製する。96穴丸底プレートを用
い、各濃度に調製したサンプル10μl/wellおよび上記の
ように調整したMNF 100μl/wellを加え、37℃、5%CO
2の条件下で4日間培養後、3H−TdR 0.5μCi/wellを添
加した。そして、8時間培養後、細胞のハーベストを行
ない、核に取り込まれた3H−TdRの量を液体シンチレー
ションカウンターで測定した。
に示した。
R取り込み促進作用を示した。
ス、サル、およびヒトの骨髄細胞またはさい帯血細胞増
殖促進作用を有することが明らかとなった。
スを1群10匹として実験を行なった。
の全身照射を行ない、照射日をday0とした。day0,4,8
に、各サンプルを0.1mg/Kg尾静脈内に投与し、生死を40
日間観察した。
示した。
果を示した。
る各サンプルの血小板減少抑制作用を検討した。
スを1群6匹として実験を行なった。
の全身照射を行ない、照射後2時間以内に各サンプルの
0.1mg/kgを尾静脈内に投与した。
目自動血球計数装置E−2500/cs(東亜医用電子株式会
社)を用いて血小板数を測定した。表5に、無処理群、
媒体および各サンプル投与群の血小板数を示す。
減少抑制作用を示した。
線照射時に、顕著な血小板減少抑制作用を示すことが明
らかとなった。
いて検討した。
スを1群5匹として実験を行なった。
に、眼底静脈より採血を行ない、多項目自動血球計数装
置E−2500/cs(東亜医用電子株式会社)を用いて血小
板数を測定した。表6に媒体および各サンプル投与群の
血小板数を示す。
板増加作用を作用した。
常マウスに対して、顕著な血小板増加作用を示すことが
明らかとなった。
カニクイザルを用いて、式(A)で示される化合物の代
表として、化合物33の作用を検討した。
用い、1群2頭として、媒体、化合物33の0.1mg/body、
および1mg/bodyを静脈内投与し、投与6日および9日後
に、EDTA−2K採血管を用いて採血を行ない、E−2500/c
sを用いて末梢血中に含まれる血小板数、白血球数、お
よび赤血球数測定を行なった。表7−1、−2,−3にそ
れぞれの結果を示す。
与においても、1mg/body投与時とほぼ同等の顕著な血小
板増加作用を示すことが明らかとなった。
dy投与6日後に、1mg/body投与と同等の顕著な白血球増
加作用を示した。
body投与群においても、投与9日後に明らかな赤血球増
加作用が認められた。
おいても、体重や一般症状について、全く異常は認めら
れなかった。
後バイアルあるいはアンプルに充填し注射剤とする。
粒とする。この顆粒にを加え均一な粉体として打錠機
にて圧縮成形して錠剤とする。
μl/wellおよび各濃度に調製した化合物1〜34、10μl/
wellを96穴平底マイクロプレートに加えた。42時間、37
℃−5%CO2の条件下で培養を行った後、3H−TdR 0.5
μCi/wellを添加した。更に8時間後に細胞のハーベス
トを行い、3H−TdRの取り込み量を測定したところ、い
ずれの化合物も最終濃度10μg/mlにおいても細胞増殖に
対して影響を与えなかった。
0、10mg/kgの化合物5、33を静脈内単回投与し、投与後
7日間の毒性試験を行った。
れず、剖検の結果も異常がなかったため、LD50値は10mg
/kg以上である。
放射線障害防護作用および血小板増加作用、血小板減少
抑制作用を有しており、骨髄細胞増殖促進剤、放射線障
害防護剤および血小板減少症治療剤として有用である。
Claims (54)
- 【請求項1】次式(A)で示されるα−ガラクトシルセ
ラミドの少なくとも1種を有効成分として含む骨髄細胞
増殖促進剤。 式中、Rは (ここで、R2は HまたはOHを表わし、Xは0〜26のいずれかの整数であ
る)または −(CH2)7CH=CH(CH2)7CH3を表わし、R1は下記
(a)〜(d)で定義される置換基のいずれかである
(ここで、Yは5〜17のいずれかの整数である)。 (a) −CH2(CH2)YCH3 (b) −CH(OH)(CH2)YCH3 (c) −CH(OH)(CH2)YCH(CH3)2 (d) −CH=CH(CH2)YCH3 - 【請求項2】α−ガラクトシルセラミドが次式(I)で
示される、請求の範囲第1項記載の骨髄細胞増殖促進
剤。 式中、R1は下記(a)〜(d)で定義される置換基のい
ずれかであり、R2はHまたはOHを表わす(Xは下記
(a)〜(d)中で定義される)。 (a) −CH2(CH2)YCH3 R2がHの場合、Xは0〜24のいずれか、Yは7〜15のい
ずれかの整数であり、 R2がOHの場合、Xは20〜24のいずれか、Yは11〜15のい
ずれかの整数である。 (b) −CH(OH)(CH2)YCH3 R2がHの場合、Xは18〜26のいずれか、Yは5〜15のい
ずれかの整数であり、 R2がOHの場合、Xは18〜26のいずれか、Yは5〜17のい
ずれかの整数である。 (c) −CH(OH)(CH2)YCH(CH3)2 R2がHの場合、Xは20〜24のいずれか、Yは9〜13のい
ずれかの整数であり、 R2がOHの場合、Xは20〜24のいずれか、Yは9〜13のい
ずれかの整数である。 (d) −CH=CH−(CH2)YCH3 R2はHであり、Xは10〜18のいずれか、Yは10〜14のい
ずれかの整数である。 - 【請求項3】α−ガラクトシルセラミドが次式(II)で
示される、請求の範囲第2項項記載の骨髄細胞増殖促進
剤。 式中、R1は下記(a)〜(d)で定義される置換基のい
ずれかであり、R2はHまたはOHを表わす(Xは下記
(a)〜(d)中で定義される)。 (a) −CH2(CH2)YCH3 R2がHの場合、Xは0〜24のいずれか、Yは7〜15のい
ずれかの整数であり、 R2がOHの場合、Xは20〜24のいずれか、Yは11〜15のい
ずれかの整数である。 (b) −CH(OH)(CH2)YCH3 R2がHの場合、Xは18〜26のいずれか、Yは5〜15のい
ずれかの整数であり、 R2がOHの場合、Xは18〜26のいずれか、Yは5〜17のい
ずれかの整数である。 (c) −CH(OH)(CH2)YCH(CH3)2 R2がHの場合、Xは20〜24のいずれか、Yは9〜13のい
ずれかの整数であり、 R2がOHの場合、Xは20〜24のいずれか、Yは9〜13のい
ずれかの整数である。 (d) −CH=CH−(CH2)Y−CH3 R2はHであり、Xは10〜18のいずれか、Yは10〜14のい
ずれかの整数である。 - 【請求項4】α−ガラクトシルセラミドが次式(IV)で
示される、請求の範囲第2項記載の骨髄細胞増殖促進
剤。 式中、Xは0〜24のいずれか、Yは7〜15のいずれかの
整数を表わす。 - 【請求項5】式(IV)中のXが8〜22のいずれか、Yが
9〜13のいずれかの整数である、請求の範囲第4項記載
の骨髄細胞増殖促進剤。 - 【請求項6】α−ガラクトシルセラミドが次式(VI)で
示される、請求の範囲第2項記載の骨髄細胞増殖促進
剤。 式中、Xは20〜24のいずれか、Yは11〜15のいずれかの
整数である。 - 【請求項7】α−ガラクトシルセラミドが次式(VIII)
で示される、請求の範囲第2項記載の骨髄細胞増殖促進
剤。 式中Xは18〜26のいずれか、Yは5〜15のいずれかの整
数である。 - 【請求項8】式(VIII)中のXが21〜25のいずれか、Y
が6〜14のいずれかの整数である、請求の範囲第7項記
載の骨髄細胞増殖促進剤。 - 【請求項9】α−ガラクトシルセラミドが次式(X)で
示される、請求の範囲第2項記載の骨髄細胞増殖促進
剤。 式中、Xは18〜26のいずれか、Yは5〜17のいずれかの
整数である。 - 【請求項10】α−ガラクトシルセラミドが次式
(X′)で示される、請求の範囲第2項記載の骨髄細胞
増殖促進剤。 式中、Xは20〜24のいずれか、Yは10〜14のいずれかの
整数である。 - 【請求項11】α−ガラクトシルセラミドが次式(XI
I)で示される、請求の範囲第2項記載の骨髄細胞増殖
促進剤。 式中、Xは20〜24のいずれか、Xは9〜13のいずれかの
整数である。 - 【請求項12】α−ガラクトシルセラミドが次式(XI
V′)で示される、請求の範囲第2項記載の骨髄細胞増
殖促進剤。 式中、Xは20〜24のいずれか、Yは9〜13のいずれかの
整数である。 - 【請求項13】α−ガラクトシルセラミドが次式(XV
I)で示される、請求の範囲第2項記載の骨髄細胞増殖
促進剤。 式中、Xは10〜18のいずれか、Yは10〜14のいずれかの
整数である。 - 【請求項14】α−ガラクトシルセラミドが次式(XX)
で示される、請求の範囲第1項記載の骨髄細胞増殖促進
剤。 式中、Yは11〜15のいずれかの整数である。 - 【請求項15】α−ガラクトシルセラミドが下記の化合
物からなる群から選ばれる、請求の範囲第1項記載の骨
髄細胞増殖促進剤。 (1) (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3−オクタ
デカノール、 (2) (2S,3R)−2−ドコサノイルアミノ−1−
(α−D−ガラクトピラノシルオキシ)−3−オクタデ
カノール、 (3) (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−イコサノイルアミノ−3−オクタデカ
ノール、 (4) (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−オクタデカノイルアミノ−3−オクタ
デカノール、 (5) (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−テトラデカノイルアミノ−3−オクタ
デカノール、 (6) (2S,3R)−2−デカノイルアミノ−1−(α
−D−ガラクトピラノシルオキシ)−3−オクタデカノ
ール、 (7) (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−オクタノイルアミノ−3−オクタデカ
ノール、 (8) (2S,3R)−2−アセトアミノ−1−(α−D
−ガラクトピラノシルオキシ)−3−オクタデカノー
ル、 (9) (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3−テトラ
デカノール、 (10) (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−テトラデカノイルアミノ−3−ヘキサ
デカノール、 (11) (2R,3S)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−テトラデカノイルアミノ−3−ヘキサ
デカノール、 (12) (2S,3S)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−テトラデカノイルアミノ−3−ヘキサ
デカノール、 (13) (2R,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−テトラデカノイルアミノ−3−ヘキサ
デカノール、 (14) (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−〔(R)−2−ヒドロキシテトラコサ
ノイルアミノ〕−3−オクタデカノール、 (15) (2S,3R,4E)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−オクタデカノイルアミノ−4−オク
タデセン−3−オール、 (16) (2S,3R,4E)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラデカノイルアミノ−4−オク
タデセン−3−オール、 (17) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3,4−オ
クタデカンジオール、 (18) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3,4−ヘ
プタデカンジオール、 (19) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3,4−ペ
ンタデカンジオール、 (20) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3,4−ウ
ンデカンジオール、 (21) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−ヘキサコサノイルアミノ−3,4−ヘ
プタデカンジオール、 (22) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−〔(R)−2−ヒドロキシテトラコ
サノイルアミノ〕−3,4−オクタデカンジオール、 (23) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−〔(R)−2−ヒドロキシテトラコ
サノイルアミノ〕−3,4−ヘプタデカンジオール、 (24) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−〔(R)−2−ヒドロキシテトラコ
サノイルアミノ〕−3,4−ペンタデカンジオール、 (25) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−〔(R)−2−ヒドロキシテトラコ
サノイルアミノ〕−3,4−ウンデカンジオール、 (26) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−〔(R)−2−ヒドロキシヘキサコ
サノイルアミノ〕−3,4−オクタデカンジオール、 (27) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−〔(R)−2−ヒドロキシヘキサコ
サノイルアミノ〕−3,4−ノナデカンジオール、 (28) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−〔(R)−2−ヒドロキシヘキサコ
サノイルアミノ〕−3,4−イコサンジオール、 (29) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−〔(S)−2−ヒドロキシテトラコ
サノイルアミノ〕−3,4−ヘプタデカンジオール、 (30) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−〔(S)−2−ヒドロキシテトラコ
サノイルアミノ〕−16−メチル−3,4−ヘプタデカンジ
オール、 (31) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−16−メチル−2−テトラコサノイルアミ
ノ−3,4−ヘプタデカンジオール、 (32) (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−オレオイルアミノ−3−オクタデカノ
ール、 (33) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−ヘキサコサノイルアミノ−3,4−オ
クタデカンジオール、 (34) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−オクタコサノイルアミノ−3,4−ヘ
プタデカンジオール。 - 【請求項16】α−ガラクトシルセラミドが下記の化合
物からなる群から選ばれる、請求の範囲第15項記載の骨
髄細胞増殖促進剤。 (1) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3,4−オ
クタデカンジオール、 (2) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3,4−ヘ
プタデカンジオール、 (3) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3,4−ペ
ンタデカンジオール、 (4) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3,4−ウ
ンデカンジオール、 (5) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−ヘキサコサノイルアミノ−3,4−ヘ
プタデカンジオール、 (6) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−ヘキサコサノイルアミノ−3,4−オ
クタデカンジオール、 (7) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−オクタコサノイルアミノ−3,4−ヘ
プタデカンジオール。 - 【請求項17】α−ガラクトシルセラミドが(2S,3S,4
R)−1−(α−D−ガラクトピラノシルオキシ)−2
−ヘキサコサノイルアミノ−3,4−オクタデカンジオー
ルである、請求の範囲第16項記載の骨髄細胞増殖促進
剤。 - 【請求項18】次式(A)で示されるα−ガラクトシル
セラミドの少なくとも1種を有効成分として、担体また
は希釈剤と共に含有する、骨髄細胞増殖促進剤。 式中、Rは (ここで、R2は HまたはOHを表わし、Xは0〜26のいずれかの整数であ
る)または −(CH2)7CH=CH(CH2)7CH3を表わし、R1は下記
(a)〜(d)で定義される置換基のいずれかである
(ここで、Yは5〜17のいずれかの整数である)。 (a) −CH2(CH2)YCH3 (b) −CH(OH)(CH2)YCH3 (c) −CH(OH)(CH2)YCH(CH3)2 (d) −CH=CH(CH2)YCH3 - 【請求項19】次式(A)で示されるα−ガラクトシル
セラミドの少なくとも1種を有効成分として含む放射線
障害防護剤。 式中、Rは (ここで、R2は HまたはOHを表わし、Xは0〜26のいずれかの整数であ
る)または −(CH2)7CH=CH(CH2)7CH3を表わし、R1は下記
(a)〜(d)で定義される置換基のいずれかである
(ここで、Yは5〜17のいずれかの整数である)。 (a) −CH2(CH2)YCH3 (b) −CH(OH)(CH2)YCH3 (c) −CH(OH)(CH2)YCH(CH3)2 (d) −CH=CH(CH2)YCH3 - 【請求項20】α−ガラクトシルセラミドが次式(I)
で示される、請求の範囲第19項記載の放射線障害防護
剤。 式中、R1は下記(a)〜(d)で定義される置換基のい
ずれかであり、R2はHまたはOHを表わす(Xは下記
(a)〜(d)中で定義される)。 (a) −CH2(CH2)YCH3 R2がHの場合、Xは0〜24のいずれか、Yは7〜15のい
ずれかの整数であり、 R2がOHの場合、Xは20〜24のいずれか、Yは11〜15のい
ずれかの整数である。 (b) −CH(OH)(CH2)YCH3 R2がHの場合、Xは18〜26のいずれか、Yは5〜15のい
ずれかの整数であり、 R2がOHの場合、Xは18〜26のいずれか、Yは5〜17のい
ずれかの整数である。 (c) −CH(OH)(CH2)YCH(CH3)2 R2がHの場合、Xは20〜24のいずれか、Yは9〜13のい
ずれかの整数であり、 R2がOHの場合、Xは20〜24のいずれか、Yは9〜13のい
ずれかの整数である。 (d) −CH=CH−(CH2)YCH3 R2はHであり、Xは10〜18のいずれか、Yは10〜14のい
ずれかの整数である。 - 【請求項21】α−ガラクトシルセラミドが次式(II)
で示される、請求の範囲第20項項記載の放射線障害防護
剤。 式中、R1は下記(a)〜(d)で定義される置換基のい
ずれかであり、R2はHまたはOHを表わす(Xは下記
(a)〜(d)中で定義される)。 (a) −CH2(CH2)YCH3 R2がHの場合、Xは0〜24のいずれか、Yは7〜15のい
ずれかの整数であり、 R2がOHの場合、Xは20〜24のいずれか、Yは11〜15のい
ずれかの整数である。 (b) −CH(OH)(CH2)YCH3 R2がHの場合、Xは18〜26のいずれか、Yは5〜15のい
ずれかの整数であり、 R2がOHの場合、Xは18〜26のいずれか、Yは5〜17のい
ずれかの整数である。 (c) −CH(OH)(CH2)YCH(CH3)2 R2がHの場合、Xは20〜24のいずれか、Yは9〜13のい
ずれかの整数であり、 R2がOHの場合、Xは20〜24のいずれか、Yは9〜13のい
ずれかの整数である。 (d) −CH=CH−(CH2)Y−CH3 R2はHであり、Xは10〜18のいずれか、Yは10〜14のい
ずれかの整数である。 - 【請求項22】α−ガラクトシルセラミドが次式(IV)
で示される、請求の範囲第20項記載の放射線障害防護
剤。 式中、Xは0〜24のいずれか、Yは7〜15のいずれかの
整数を表わす。 - 【請求項23】式(IV)中のXが8〜22のいずれか、Y
が9〜13のいずれかの整数である、請求の範囲第22項記
載の放射線障害防護剤。 - 【請求項24】α−ガラクトシルセラミドが次式(VI)
で示される、請求の範囲第20項記載の放射線障害防護
剤。 式中、Xは20〜24のいずれか、Yは11〜15のいずれかの
整数である。 - 【請求項25】α−ガラクトシルセラミドが次式(VII
I)で示される、請求の範囲第20項記載の放射線障害防
護剤。 式中Xは18〜26のいずれか、Yは5〜15のいずれかの整
数である。 - 【請求項26】式(VIII)中のXが21〜25のいずれか、
Yが6〜14のいずれかの整数である、請求の範囲第25項
記載の放射線障害防護剤。 - 【請求項27】α−ガラクトシルセラミドが次式(X)
で示される、請求の範囲第20項記載の放射線障害防護
剤。 式中、Xは18〜26のいずれか、Yは5〜17のいずれかの
整数である。 - 【請求項28】α−ガラクトシルセラミドが次式
(X′)で示される、請求の範囲第20項記載の放射線障
害防護剤。 式中、Xは20〜24のいずれか、Yは10〜14のいずれかの
整数である。 - 【請求項29】α−ガラクトシルセラミドが次式(XI
I)で示される、請求の範囲第20項記載の放射線障害防
護剤。 式中、Xは20〜24のいずれか、Yは9〜13のいずれかの
整数である。 - 【請求項30】α−ガラクトシルセラミドが次式(XI
V′)で示される、請求の範囲第20項記載の放射線障害
防護剤。 式中、Xは20〜24のいずれか、Yは9〜13のいずれかの
整数である。 - 【請求項31】α−ガラクトシルセラミドが次式(XV
I)が示される、請求の範囲第20項記載の放射線障害防
護剤。 式中、Xは10〜18のいずれか、Yは10〜14のいずれかの
整数である。 - 【請求項32】α−ガラクトシルセラミドが次式(XX)
で示される、請求の範囲第19項記載の放射線障害防護
剤。 式中、Xは11〜15のいずれかの整数である。 - 【請求項33】α−ガラクトシルセラミドが下記の化合
物からなる群から選ばれる、請求の範囲第19項記載の放
射線障害防護剤。 (1) (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3−オクタ
デカノール、 (2) (2S,3R)−2−ドコサノイルアミノ−1−
(α−D−ガラクトピラノシルオキシ)−3−オクタデ
カノール、 (3) (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−イコサノイルアミノ−3−オクタデカ
ノール、 (4) (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−オクタデカノイルアミノ−3−オクタ
デカノール、 (5) (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−オクタデカノイルアミノ−3−オクタ
デカノール、 (6) (2S,3R)−2−デカノイルアミノ−1−(α
−D−ガラクトピラノシルオキシ)−3−オクタデカノ
ール、 (7) (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−オクタノイルアミノ−3−オクタデカ
ノール、 (8) (2S,3R)−2−アセトアミノ−1−(α−D
−ガラクトピラノシルオキシ)−3−オクタデカノー
ル、 (9) (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3−テトラ
デカノール、 (10) (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−テトラデカノイルアミノ−3−ヘキサ
デカノール、 (11) (2R,3S)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−テトラデカノイルアミノ−3−ヘキサ
デカノール、 (12) (2S,3S)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−テトラデカノイルアミノ−3−ヘキサ
デカノール、 (13) (2R,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−テトラデカノイルアミノ−3−ヘキサ
デカノール、 (14) (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−〔(R)−2−ヒドロキシテトラコサ
ノイルアミノ〕−3−オクタデカノール、 (15) (2S,3R,4E)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−オクタデカノイルアミノ−4−オク
タデセン−3−オール、 (16) (2S,3R,4E)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラデカノイルアミノ−4−オク
タデセン−3−オール、 (17) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3,4−オ
クタデカンジオール、 (18) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3,4−ヘ
プタデカンジオール、 (19) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3,4−ペ
ンタデカンジオール、 (20) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3,4−ウ
ンデカンジオール、 (21) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−ヘキサコサノイルアミノ−3,4−ヘ
プタデカンジオール、 (22) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−〔(R)−2−ヒドロキシテトラコ
サノイルアミノ〕−3,4−オクタデカンジオール、 (23) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−〔(R)−2−ヒドロキシテトラコ
サノイルアミノ〕−3,4−ヘプタデカンジオール、 (24) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−〔(R)−2−ヒドロキシテトラコ
サノイルアミノ〕−3,4−ペンタデカンジオール、 (25) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−〔(R)−2−ヒドロキシテトラコ
サノイルアミノ〕−3,4−ウンデカンジオール、 (26) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−〔(R)−2−ヒドロキシヘキサコ
サノイルアミノ〕−3,4−オクタデカンジオール、 (27) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−〔(R)−2−ヒドロキシヘキサコ
サノイルアミノ〕−3,4−ノナデカンジオール、 (28) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−〔(R)−2−ヒドロキシヘキサコ
サノイルアミノ〕−3,4−イコサンジオール、 (29) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−〔(S)−2−ヒドロキシテトラコ
サノイルアミノ〕−3,4−ヘプタデカンジオール、 (30) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−〔(S)−2−ヒドロキシテトラコ
サノイルアミノ〕−16−メチル−3,4−ヘプタデカンジ
オール、 (31) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−16−メチル−2−テトラコサノイルアミ
ノ−3,4−ヘプタデカンジオール、 (32) (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−オレオイルアミノ−3−オクタデカノ
ール、 (33) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−ヘキサコサノイルアミノ−3,4−オ
クタデカンジオール、 (34) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−オクタコサノイルアミノ−3,4−ヘ
プタデカンジオール。 - 【請求項34】α−ガラクトシルセラミドが下記の化合
物からなる群から選ばれる、請求の範囲第33項記載の放
射線障害防護剤。 (1) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3,4−オ
クタデカンジオール、 (2) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3,4−ヘ
プタデカンジオール、 (3) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3,4−ペ
ンタデカンジオール、 (4) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3,4−ウ
ンデカンジオール、 (5) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−ヘキサコサノイルアミノ−3,4−ヘ
プタデカンジオール、 (6) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−ヘキサコサノイルアミノ−3,4−オ
クタデカンジオール、 (7) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−オクタコサノイルアミノ−3,4−ヘ
プタデカンジオール。 - 【請求項35】α−ガラクトシルセラミドが(2S,3S,4
R)−1−(α−D−ガラクトピラノシルオキシ)−2
−ヘキサコサノイルアミノ−3,4−オクタデカンジオー
ルである、請求の範囲第34項記載の放射線障害防護剤。 - 【請求項36】次式(A)で示されるα−ガラクトシル
セラミドの少なくとも1種を有効成分として、担体また
は希釈剤と共に含有する、放射線障害防護剤。 式中、Rは (ここで、R2は HまたはOHを表わし、Xは0〜26のいずれかの整数であ
る)または −(CH2)7CH=CH(CH2)7CH3を表わし、R1は下記
(a)〜(d)で定義される置換基のいずれかである
(ここで、Yは5〜17のいずれかの整数である)。 (a) −CH2(CH2)YCH3 (b) −CH(OH)(CH2)YCH3 (c) −CH(OH)(CH2)YCH(CH3)2 (d) −CH=CH(CH2)YCH3 - 【請求項37】次式(A)で示されるα−ガラクトシル
セラミドの少なくとも1種を有効成分として含む血小板
減少症治療剤。 式中、Rは (ここで、R2は HまたはOHを表わし、Xは0〜26のいずれかの整数であ
る)または −(CH2)7CH=CH(CH2)7CH3を表わし、R1は下記
(a)〜(d)で定義される置換基のいずれかである
(ここで、Yは5〜17のいずれかの整数である)。 (a) −CH2(CH2)YCH3 (b) −CH(OH)(CH2)YCH3 (c) −CH(OH)(CH2)YCH(CH3)2 (d) −CH=CH(CH2)YCH3 - 【請求項38】α−ガラクトシルセラミドが次式(I)
で示される、請求の範囲第37項記載の血小板減少症治療
剤。 式中、R1は下記(a)〜(d)で定義される置換基のい
ずれかであり、R2はHまたはOHを表わす(Xは下記
(a)〜(d)中で定義される)。 (a) −CH2(CH2)YCH3 R2がHの場合、Xは0〜24のいずれか、Yは7〜15のい
ずれかの整数であり、 R2がOHの場合、Xは20〜24のいずれか、Yは11〜15のい
ずれかの整数である。 (b) −CH(OH)(CH2)YCH3 R2がHの場合、Xは18〜26のいずれか、Yは5〜15のい
ずれかの整数であり、 R2がOHの場合、Xは18〜26のいずれか、Yは5〜17のい
ずれかの整数である。 (c) −CH(OH)(CH2)YCH(CH3)2 R2がHの場合、Xは20〜24のいずれか、Yは9〜13のい
ずれかの整数であり、 R2がOHの場合、Xは20〜24のいずれか、Yは9〜13のい
ずれかの整数である。 (d) −CH=CH−(CH2)YCH3 R2はHであり、Xは10〜18のいずれか、Yは10〜14のい
ずれかの整数である。 - 【請求項39】α−ガラクトシルセラミドが次式(II)
で示される、請求の範囲第38項項記載の血小板減少症治
療剤。 式中、R1は下記(a)〜(d)で定義される置換基のい
ずれかであり、R2はHまたはOHを表わす(Xは下記
(a)〜(d)中で定義される)。 (a) −CH2(CH2)YCH3 R2がHの場合、Xは0〜24のいずれか、Yは7〜15のい
ずれかの整数であり、 R2がOHの場合、Xは20〜24のいずれか、Yは11〜15のい
ずれかの整数である。 (b) −CH(OH)(CH2)YCH3 R2がHの場合、Xは18〜26のいずれか、Yは5〜15のい
ずれかの整数であり、 R2がOHの場合、Xは18〜26のいずれか、Yは5〜17のい
ずれかの整数である。 (c) −CH(OH)(CH2)YCH(CH3)2 R2がHの場合、Xは20〜24のいずれか、Yは9〜13のい
ずれかの整数であり、 R2がOHの場合、Xは20〜24のいずれか、Yは9〜13のい
ずれかの整数である。 (d) −CH=CH−(CH2)Y−CH3 R2はHであり、Xは10〜18のいずれか、Yは10〜14のい
ずれかの整数である。 - 【請求項40】α−ガラクトシルセラミドが次式(IV)
が示される、請求の範囲第38項記載の血小板減少症治療
剤。 式中、Xは0〜24のいずれか、Yは7〜15のいずれかの
整数を表わす。 - 【請求項41】式(IV)中のXが8〜22のいずれか、Y
が9〜13のいずれかの整数である、請求の範囲第40項記
載の血小板減少症治療剤。 - 【請求項42】α−ガラクトシルセラミドが次式(VI)
で示される、請求の範囲第38項記載の血小板減少症治療
剤。 式中、Xは20〜24のいずれか、Yは11〜15のいずれかの
整数である。 - 【請求項43】α−ガラクトシルセラミドが次式(VII
I)で示される、請求の範囲第38項記載の血小板減少症
治療剤。 式中Xは18〜26のいずれか、Yは5〜15のいずれかの整
数である。 - 【請求項44】式(VIII)中のXが21〜25のいずれか、
Yが6〜14のいずれかの整数である、請求の範囲第43項
記載の血小板減少症治療剤。 - 【請求項45】α−ガラクトシルセラミドが次式(X)
で示される、請求の範囲第38項記載の血小板減少症治療
剤。 式中、Xは18〜26のいずれか、Yは5〜17のいずれかの
整数である。 - 【請求項46】α−ガラクトシルセラミドが次式
(X′)で示される、請求の範囲第38項記載の血小板減
少症治療剤。 式中、Xは20〜24のいずれか、Yは10〜14のいずれかの
整数である。 - 【請求項47】α−ガラクトシルセラミドが次式(XI
I)で示される、請求の範囲第38項記載の血小板減少症
治療剤。 式中、Xは20〜24のいずれか、Yは9〜13のいずれかの
整数である。 - 【請求項48】α−ガラクトシルセラミドが次式(XI
V′)で示される、請求の範囲第38項記載の血小板減少
症治療剤。 式中、Xは20〜24のいずれか、Yは9〜13のいずれかの
整数である。 - 【請求項49】α−ガラクトシルセラミドが次式(XV
I)で示される、請求の範囲第38項記載の血小板減少症
治療剤。 式中、Xは10〜18のいずれか、Yは10〜14のいずれかの
整数である。 - 【請求項50】α−ガラクトシルセラミドが次式(XX)
で示される、請求の範囲第37項記載の血小板減少症治療
剤。 式中、Yは11〜15のいずれかの整数である。 - 【請求項51】α−ガラクトシルセラミドが下記の化合
物からなる群から選ばれる、請求の範囲第37項記載の血
小板減少症治療剤。 (1) (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3−オクタ
デカノール、 (2) (2S,3R)−2−ドコサノイルアミノ−1−
(α−D−ガラクトピラノシルオキシ)−3−オクタデ
カノール、 (3) (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−イコサノイルアミノ−3−オクタデカ
ノール、 (4) (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−オクタデカノイルアミノ−3−オクタ
デカノール、 (5) (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−テトラデカノイルアミノ−3−オクタ
デカノール、 (6) (2S,3R)−2−デカノイルアミノ−1−(α
−D−ガラクトピラノシルオキシ)−3−オクタデカノ
ール、 (7) (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−オクタノイルアミノ−3−オクタデカ
ノール、 (8) (2S,3R)−2−アセトアミノ−1−(α−D
−ガラクトピラノシルオキシ)−3−オクタデカノー
ル、 (9) (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3−テトラ
デカノール、 (10) (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−テトラデカノイルアミノ−3−ヘキサ
デカノール、 (11) (2R,3S)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−テトラデカノイルアミノ−3−ヘキサ
デカノール、 (12) (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−テトラデカノイルアミノ−3−ヘキサ
デカノール、 (13) (2R,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−テトラデカノイルアミノ−3−ヘキサ
デカノール、 (14) (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−〔(R)−2−ヒドロキシテトラコサ
ノイルアミノ〕−3−オクタデカノール、 (15) (2S,3R,4E)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−オクタデカノイルアミノ−4−オク
タデセン−3−オール、 (16) (2S,3R,4E)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラデカノイルアミノ−4−オク
タデセン−3−オール、 (17) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3,4−オ
クタデカンジオール、 (18) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3,4−ヘ
プタデカンジオール、 (19) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3,4−ペ
ンタデカンジオール、 (20) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3,4−ウ
ンデカンジオール、 (21) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−ヘキサコサノイルアミノ−3,4−ヘ
プタデカンジオール、 (22) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−〔(R)−2−ヒドロキシテトラコ
サノイルアミノ〕−3,4−オクタデカンジオール、 (23) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−〔(R)−2−ヒドロキシテトラコ
サノイルアミノ〕−3,4−ヘプタデカンジオール、 (24) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−〔(R)−2−ヒドロキシテトラコ
サノイルアミノ〕−3,4−ペンタデカンジオール、 (25) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−〔(R)−2−ヒドロキシテトラコ
サノイルアミノ〕−3,4−ウンデカンジオール、 (26) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−〔(R)−2−ヒドロキシヘキサコ
サノイルアミノ〕−3,4−オクタデカンジオール、 (27) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−〔(R)−2−ヒドロキシヘキサコ
サノイルアミノ〕−3,4−ノナデカンジオール、 (28) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−〔(R)−2−ヒドロキシヘキサコ
サノイルアミノ〕−3,4−イコサンジオール、 (29) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−〔(S)−2−ヒドロキシテトラコ
サノイルアミノ〕−3,4−ヘプタデカンジオール、 (30) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−〔(S)−2−ヒドロキシテトラコ
サノイルアミノ〕−16−メチル−3,4−ヘプタデカンジ
オール、 (31) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−16−メチル−2−テトラコサノイルアミ
ノ−3,4−ヘプタデカンジオール、 (32) (2S,3R)−1−(α−D−ガラクトピラノシ
ルオキシ)−2−オレオイルアミノ−3−オクタデカノ
ール、 (33) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−ヘキサコサノイルアミノ−3,4−オ
クタデカンジオール、 (34) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−オクタコサノイルアミノ−3,4−ヘ
プタデカンジオール。 - 【請求項52】α−ガラクトシルセラミドが下記の化合
物からなる群から選ばれる、請求の範囲第51項記載の血
小板減少症治療剤。 (1) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3,4−オ
クタデカンジオール、 (2) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3,4−ヘ
プタデカンジオール、 (3) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3,4−ペ
ンタデカンジオール、 (4) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−テトラコサノイルアミノ−3,4−ウ
ンデカンジオール、 (5) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−ヘキサコサノイルアミノ−3,4−ヘ
プタデカンジオール、 (6) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−ヘキサコサノイルアミノ−3,4−オ
クタデカンジオール、 (7) (2S,3S,4R)−1−(α−D−ガラクトピラノ
シルオキシ)−2−オクタコサノイルアミノ−3,4−ヘ
プタデカンジオール。 - 【請求項53】α−ガラクトシルセラミドが(2S,3S,4
R)−1−(α−D−ガラクトピラノシルオキシ)−2
−ヘキサコサノイルアミノ−3,4−オクタデカンジオー
ルである、請求の範囲第52項記載の血小板減少症治療
剤。 - 【請求項54】次式(A)で示されるα−ガラクトシル
セラミドの少なくとも1種を有効成分として、担体また
は希釈剤と共に含有する、血小板減少症治療剤。 式中、Rは (ここで、R2は HまたはOHを表わし、Xは0〜26のいずれかの整数であ
る)または −(CH2)7CH=CH(CH2)7CH3を表わし、R1は下記
(a)〜(d)で定義される置換基のいずれかである
(ここで、Yは5〜17のいずれかの整数である)。 (a) −CH2(CH2)YCH3 (b) −CH(OH)(CH2)YCH3 (c) −CH(OH)(CH2)YCH(CH3)2 (d) −CH=CH(CH2)YCH3
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