JP3088450U - 手袋を一体に連結させた作業衣 - Google Patents

手袋を一体に連結させた作業衣

Info

Publication number
JP3088450U
JP3088450U JP2002001183U JP2002001183U JP3088450U JP 3088450 U JP3088450 U JP 3088450U JP 2002001183 U JP2002001183 U JP 2002001183U JP 2002001183 U JP2002001183 U JP 2002001183U JP 3088450 U JP3088450 U JP 3088450U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
long
gloves
clothes
work clothes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002001183U
Other languages
English (en)
Inventor
純明 榎坂
Original Assignee
株式会社 スカイワールド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 スカイワールド filed Critical 株式会社 スカイワールド
Priority to JP2002001183U priority Critical patent/JP3088450U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3088450U publication Critical patent/JP3088450U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Garments (AREA)
  • Gloves (AREA)
  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】手袋の嵌め口や長袖の袖口の隙間から水や埃が
入り込んで来たり、着衣が水や朝露で濡れるのを確実に
防げる様に工夫された、手袋を一体に連結させた作業衣
を提供する。 【解決手段】作業衣100Aは、夫々防水性を有する素
材で作られた、作業衣の長袖3の袖口に、手袋の嵌め口
を水密状態で連結した。そして、作業衣は、少なくとも
胴部の前側を覆うに足る大きさの前みごろ1と、前身ご
ろ2の上端に連なる丈の短い後身ごろと、左右の長袖
と、左右に分割された後身ごろの各下端にたすき掛け状
に延設されて、作業衣の着用状態を固定させる固定バン
ド4とを備える構成にする。又、長袖には、そのズレ下
がり等を防ぐ為の、ズレ止用バンドを取り付けるとよ
い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、水を扱う様々な作業や、田畑で朝露に触れて農作業する人々等の為 の、長袖の袖口や、手袋の嵌め口から水が入り込まない様に工夫された、手袋を 一体に連結させた作業衣に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、水を扱う様々な仕事に従事する人や、朝露に濡れながら作業する人等は 、手首から先のなるべく上の方迄覆える様に作られた、ゴム乃至はプラスチック 製の長手袋を使って来た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
然しながら、従来の長手袋は、手首から先の部分の長さが、せいぜい、手の平 の長さと同等程度なので、水中に手を差し入れたり、水が飛び散る様な作業を行 う場合には、長手袋の全体が水中に浸かってしまったり、手袋の嵌め口や長袖の 袖口から水が入り込んで来ることが稀ではなかった。 又、朝露に濡れながら農作業をする場合にも、同様な経験をするうえに、着衣 が朝露で濡れ易く、不快なばかりではなく、体の為にも良くなかった。 或いは、砂や塵埃が手袋の中に入り込んで来ることもある。
【0004】 そこで、本考案の目的は、手袋の嵌め口や長袖の袖口の隙間から、水や塵埃が 入り込んで来たり、着衣が水や朝露で濡れる恐れをほぼ確実に無くすことが出来 る様に工夫された、手袋を一体に連結させた作業衣を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する為の、本考案による手袋を一体に連結させた作業衣は、 夫々防水性を有する素材で作られた、作業衣の長袖の袖口に、手袋の嵌め口を 水密状態で連結したことを特徴とする。 そして、作業衣は、少なくとも胴部の前側を覆うに足る大きさの前みごろと、 前身ごろの上端に連なる丈の短い後身ごろと、左右の長袖と、左右に分割された 後身ごろの各下端にたすき掛け状に延設されて、作業衣の着用状態を固定させる 固定バンドとを備える様に構成するとよい。 又、長袖には、そのズレ下がり等を防ぐ為の、ズレ止用バンドを取り付けると よい。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案の一実施例に就いて、図1〜図2を参照しながら説明する。 図1は、この実施例の作業衣100Aを裏側から見た背面図であり、図2は、 その着用状態を示す正面図である。 防水性を有する素材で作られた作業衣100Aは、図示の様に、作業衣本体A の長袖の袖口に、手袋Bの嵌め口を、水密状態で一体に連結させた構成を備えて いる。
【0007】 この実施例の作業衣本体Aは、その全体が、透明なプラスチックシートを素材 として作られている。 そして、作業衣本体Aは、少なくとも胴部の前側を覆うに足る大きさの前みご ろ1と、前身ごろ1の上端に連なる、左右に分割された丈の短い後身ごろ2,2 と、左右の長袖3と、両後身ごろ2,2の各下端にたすき掛け状に延設した、固 定バンド4,4とを備えている。 尚、この実施例の前身ごろ1は、膝下迄達する長さがあり、左右両側部分を胴 部の後ろ側迄廻り込ませ得る横幅にしている。
【0008】 1組の固定バンド4,4は、背中側でたすき掛けにしたうえ、図2に示した様 に、胴部の前側に廻した時、夫々の先端が丁度重なり合う長さにしている。 各固定バンド4の先端には、係脱自在に掛合させ得る留具、この場合は、ベル ベット式ファスナー5a,5bを取付けている。
【0009】 次に、作業衣100Aの使い方に就いて、その一例を説明する。 先ず、両腕を左右の長袖3,3に完全に差し込んだうえ、両方の手を夫々の手 袋Bに完全に嵌め込む。 然かる後、“エプロン”を着る要領で、前及び後身ごろ1及び2を着衣の上に はおる。
【0010】 この状態で、2本の固定バンド4,4は、図1に示した様に、左右の後身ごろ 2A,2Bの各下端に垂れ下がっている。 そこで、この2本の固定バンド4,4を、背中側でたすき掛け状に交叉させた うえ、図2に示した様に、腹側に廻せば、夫々の先端同士が重なり合うので、こ の状態をベルベット式ファスナー5a,5bによって固定させれば、簡単・迅速 に作業衣100Aを着終えることが出来る。
【0011】 作業衣本体Aの長袖3の袖口には、手袋Bの嵌め口が、完全に水密状態で一体 に連結されている。 その為、着衣の上に、この作業衣100Aをはおって、例えば、品物を水洗い する為の水槽の中に、両腕を二の腕迄で差し入れたとしても、従来の長手袋を嵌 めて作業する場合とは全く異なって、手袋Bの嵌め口や、長袖3の袖口から水が 侵入してくる恐れは完全に無くなる。
【0012】 そして、胴体と両腕の部分は、“エプロン”の様な形態を備えた、不透水性の 作業衣本体Aに覆われているので、跳ね飛んだ水が着衣を濡らす恐れも無くなる 。 着衣が水に濡れる心配が無くなれば、安心して、自然に手早く能率的に作業が 進む様になる。
【0013】 次に、図3及び図4に、作業衣100Aの長袖3に、そのズレ止用バンド6を 取付けた実施例に就いて、その要部を部分図として示した。 長袖3の丈が長過ぎる作業衣100Aを着用すると、作業中に手袋Bがズレ下 がったり、或いは、長袖3が膨らんで作業の邪魔になったりするので、この様な 不都合を解消させる役割を果たすのが、ズレ止用バンド6である。
【0014】 ズレ止用バンド6の素材は、プラスチック乃至はゴムで、その基端側を長袖3 に固着し、両端部には、ベルベット式ファスナーやホック等の留具7a,7bを 取付けている。
【0015】 次に、図5に、本考案の別の実施例の作業衣100Bを示した。 作業衣100Aと異なる点は、固定バンド4の部分だけである。 即ち、固定バンド4の長さを、作業衣100Aのそれより短くしている。
【0016】 この短い両固定バンド4,4は、背中側でたすき掛け状に交叉させたうえ、各 先端に取付けたベルベット式ファスナー5a,5bを、前身ごろ1の左右両側に 取付けてあるベルベット式ファスナー5b,5aと噛み合わせる様にしている。 この様にすれば、作業衣100Aとは異なって、胴部の前側には、邪魔になる 固定バンド4が存在し無くなる。
【0017】
【考案の効果】
以上の説明によって明らかな様に、本考案による手袋を一に連結させた作業衣 は、以下に列挙した如き実用上の優れた機能を発揮する。 (a)夫々不透水材料で作られた、作業衣の袖口に、手袋の嵌め口を無継目状 態で連結させてあるので、水を扱う作業中に、手袋の嵌め口や作業衣の袖口から 水が入り込む恐れを完全に無くすことが出来る。 (b)又、長袖が水で濡れる心配も完全に無くなる。 (c)その為、水濡れを気にせずに、能率的に作業を進めることが出来る。 (d)作業衣の本体部分は、プラスチックシート等の安価な素材を使って極く 安く作れる。 (e)従って、手袋の部分が摩滅したり破損した時に、作業衣を丸ごと廃棄し ても、経済性やゴミ処理の点で、さほど問題にはならない。 (f)必要に応じて、痛んだ手袋の部分だけを、新品と付け替えることも、素 材の熱融着性等を利用して簡単に行える。 (g)手袋の嵌め口や作業衣の袖口から、砂塵や塵芥等が入り込む様な作業環 境では、この侵入を防ぐことも出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すもので、業衣を裏側か
ら見た裏面図である。
【図2】同上、作業衣を着用した状態を示す正面図であ
る。
【図3】防水作業衣の長袖に、そのズレ止用バンドを取
付けた状態を示す部分斜視図である。
【図4】同上、ズレ止用バンドの使用状態を示す部分斜
視図である。
【図5】本考案の他の実施例を示すもので、作業衣を裏
側から見た裏面図である。
【符号の説明】
100A,100B 作業衣 A 作業衣本体 B 手袋 1 前身ごろ 2 後身ごろ 3 長袖 4 固定バンド 5a,5b ベルベット式ファスナー(留具) 6 ズレ止用バンド 7a,7b 留具

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夫々防水性を有する素材で作られた、作
    業衣の長袖の袖口に、手袋の嵌め口を水密状態で連結し
    たことを特徴とする手袋を一体に連結させた作業衣。
  2. 【請求項2】 作業衣は、少なくとも胴部の前側を覆う
    に足る大きさの前みごろと、前身ごろの上端に連なる丈
    の短い後身ごろと、左右の長袖と、左右に分割された後
    身ごろの各下端にたすき掛け状に延設されて、作業衣の
    着用状態を固定させる固定バンドとを備えることを特徴
    とする請求項1記載の手袋を一体に連結させた作業衣。
  3. 【請求項3】 長袖には、そのズレ下がり等を防ぐ為
    の、ズレ止用バンドを取り付けたことを特徴とする請求
    項1又は2記載の手袋を一体に連結させた作業衣。
JP2002001183U 2002-03-07 2002-03-07 手袋を一体に連結させた作業衣 Expired - Fee Related JP3088450U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002001183U JP3088450U (ja) 2002-03-07 2002-03-07 手袋を一体に連結させた作業衣

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002001183U JP3088450U (ja) 2002-03-07 2002-03-07 手袋を一体に連結させた作業衣

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3088450U true JP3088450U (ja) 2002-09-13

Family

ID=43239755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002001183U Expired - Fee Related JP3088450U (ja) 2002-03-07 2002-03-07 手袋を一体に連結させた作業衣

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3088450U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5182812A (en) Layered reducing garment
US5878437A (en) Hospital gown
US20110265243A1 (en) Tethering an Unused Glove or Mitten to a Wearer Method and Device
US6014774A (en) Mitten having a retractable back portion
JP2004346474A (ja) 手袋付きウェア
US20090151104A1 (en) Glove for Bathing or Showering a Baby
JP3088450U (ja) 手袋を一体に連結させた作業衣
US1633300A (en) Mitten
US7814572B2 (en) Reusable cuff barrier
US20020073475A1 (en) Outerwear with nose wipe accessory
JP3187369U (ja) 洗顔用カバー
KR100823696B1 (ko) 고무장갑
CN210124338U (zh) 宠物用多用途围裙
JP3039265U (ja) 鮎釣り用手甲
JP3051984U (ja) パジャマ等の裾まくり上げ防止具
JP3138982U (ja) エプロン
CN210353302U (zh) 一种防湿围裙
JP3064550U (ja) 上下続き作業衣
JP3079646U (ja) 洗顔用防水ケープ
JP3056818U (ja) ワイシャツの襟部及び袖口部の汚れ防止パット
JP3055631U (ja) 皮膚保護用手袋一体型の袖
KR200391589Y1 (ko) 고무장갑
JP3010739U (ja) ズボンの裾やブラウス類の袖を止める、止め具付きバンド
JPH0351298Y2 (ja)
JP3154584U (ja) エプロン

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees