JPH0351298Y2 - - Google Patents

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JPH0351298Y2
JPH0351298Y2 JP1986013230U JP1323086U JPH0351298Y2 JP H0351298 Y2 JPH0351298 Y2 JP H0351298Y2 JP 1986013230 U JP1986013230 U JP 1986013230U JP 1323086 U JP1323086 U JP 1323086U JP H0351298 Y2 JPH0351298 Y2 JP H0351298Y2
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JP
Japan
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cylindrical body
cuff
palm
opening
water
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JP1986013230U
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JPS62126313U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 本考案は水を用いる作業用手掌部包被体に係
り、特に生魚商や豆腐製造業の如き水を使用した
作業を寒季の如きにおいてなすに当り、手掌部全
般を的確に保護すると共に衣服袖口の湿潤汚損や
袖口の拡がりを防止し得る簡易且つ低コストで作
業性に優れた手掌部包被体を提供しようとするも
のである。
産業上の利用分野 各種作業、特に生鮮魚類や豆腐類あるいは蒟蒻
類を取扱うような水または含水ペーストないしス
ラリーなどの特に寒季における取扱処理作業時に
使用するに適した手掌部包被体。
従来の技術 各種作業をなすに当つて手掌部を包被保護する
ために従来から一般的に用いられているものは手
袋である。即ちこの手袋は指先から手首に到る手
掌部全般を被包するものであつて、近時において
は作業性をよくするために指先部を露出させ、つ
まり指のつけ根部分までを被包するようにしたも
のも用いられている。
なお洗濯や台所作業、或いは生鮮魚の取扱いな
どの水を扱う作業においては上記手袋をゴム又は
合成樹脂質のような非透水材で形成したものが用
いられている。
又特開昭59−116402においては幅広な帯体と幅
狭で且つ短かめの紐体とから成り、該紐体の一端
部が前記帯体の一側端部近傍に係着されると共に
紐体の他端部は帯体の外方に突起し次いで帯体他
側端部近傍に係着されたものが提案されている。
更に実公昭37−17350においては、作業手袋を
挿通しこれを覆い得る大きさの厚地筒状体の両側
に作業手袋の拇指を入れる指孔形成した作業手袋
のカバーが発表されている。
考案が解決しようとする問題点 上記した従来の手袋は5本の手指を各別に収容
包被するように形成されたものであるからその構
造が複雑であり、それなりに高価とならざるを得
ない。
又手指の全般を被包したものはその被包部によ
つて手指本体の感触および操作が妨げられ、作業
性に劣つたものとならざるを得ない。
この不利をカバーするものとして指先部を露出
させるようにしたものは指頭部の感触を阻害しな
いとしても各指のつけ根部分まで被包した構造は
やはり構造が複雑であり、コスト高であるし、し
かも指のつけ根部分を被包した部分はそれなりに
各指の運動を阻害することとなり必ずしも好まし
い作業性を有しない。
特に水を扱う生鮮魚商、豆腐商などにおいて用
いられるゴム材などの防水手袋は感触や作業性を
損うことが著しく、又衣服袖口などの水による湿
潤、汚損を有効に防止できない。即ち単に手掌部
のみを被包したものでは手首まで伸びて腕を被包
している下衣の袖口に対する水などの附着を防止
できず、附着した水分は次第に腕の上方を被包す
る袖部に浸透して不快感を与え、場合によつて感
冒などにかかる。このように衣服の袖口が湿潤化
することは夏季においても不快感を与えることは
当然である。この袖口部分を長くして衣服袖口を
被包するようにしたものでは防水手袋が長くなる
ことから作業性を阻害する傾向が大であり、勿論
相当に高価となる。
前記した特開昭59−116402のものにおいては帯
体と紐体とを別個に準備し且つこれらを取付ける
ための工作を必要とするのでやはり高価であり、
又手掌の前半側と各手指の基端側を被包した状態
とすると手指の運動性ないし作業性が阻害され、
手掌の後半が保護されないと共に作業ないし運動
(歩行を含む)中に抜け出す可能性が高く、反対
に手掌の後半を被包するようにしたものでは手掌
前半側の保護被包が不充分である。
又実公昭37−17350のものにおいては手袋に重
ねて厚地筒状体を重ねて装着されるものであるか
ら手指の作業性は全く改善されず、勿論高コスト
である。
更にこれら提案のものによつても着用者の衣服
袖口に対する防水性や作業性は全く改善されな
い。
「考案の構成」 問題点を解決するための手段 装着すべき手の首部より小径状とされた伸縮性
防水筒状体の一端側近くに親指周面を密着状とす
る親指挿入孔を形成し、該筒状体が一端側に手掌
の手指つけ根まで被包する一端側開口部を形成す
ると共に他端側に着用者の衣服袖口を被包する他
端側開口部を形成する長さをもつたことを特徴と
した水を用いる作業用手掌部包被体。
作 用 筒状体が伸縮性を有し、しかも一端側に手掌の
手指つけ根部まで被包する一端側開口部を形成す
ると共に他端側に着用者の衣服袖口を被包する他
端側開口部を形成するに足る長さをもつたことに
より手掌部および手首から袖口の全般に対して略
密着した状態に装着され、しかも手掌部および袖
口部が大きく拡径展張した状態となるのに対し中
間の手首部の拡径が少ないことから装着位置の変
動しない安定な装着状態を形成する。又該筒状本
体が防水性であることにより水作業に当つて前記
したような装着域全般に有効な防水状態を形成
し、即ち寒季などにおいて手掌部から上部に水の
附着を阻止するので、各手指に水が附着しても全
般的な体温の損失を小とし、手指部分における感
触および作業性を良好ならしめる。
伸縮性防水筒状体を伸長させて親指以外の手指
をそのつけ根部分から該筒状体の一端側開口から
突出させ、親指は上記筒状体の挿入孔から突出さ
せることにより親指を含む各手指部からの水分浸
入を制限する。
上記のように親指と共に各手指が完全状態に突
出していることによりその感触および作業性を頗
る良好にする。
又装着すべき手の首部より小径である伸縮性筒
状体の他端側開口部内にシヤツ袖口などの下着袖
口部分を収容せしめて手掌部分を包被すると共に
水作業に当つて衣服の袖口部分に水の附着浸透す
ることを有効に防止する。
実施例 上記したような本考案によるものの具体的な実
施態様を添附図面に示すものについて説明する
と、本考案によるものはゴム質、特にスポンジ状
ゴム組織でその外面のみに防水フイルムを形成し
たような伸縮性防水筒状体1を用いるものであ
り、筒状体1としてその両端には夫々開口部2,
3が形成されているが、このような筒状体1の一
端開口部2に近い位置には親指挿入孔4が設けら
れている。前記伸縮性防水筒状体1の内径は常態
(非伸縮状態)において第2図に示すような装着
者手首10より充分に小径のものであり、前記挿
入孔4も常態においては挿入される親指9の基端
側より充分に小径のものであつて各部において
夫々に拡径し適切になじんだ装着状態を形成す
る。
前記した伸縮性防水筒状体1がゴム質で形成さ
れた場合に、その内面には伸縮性生地5を接着す
ることが好ましく、このような伸縮性生地5は該
筒状体1を充分に伸長させて親指以外の手指8お
よび掌部を挿脱するに際してすべり性を与え円滑
な挿脱操作を行わしめ、又触感を良好にすると共
に筒状体1の内面を保護する。筒状体1はチユー
ブ状に成形されたものでもよいが、前記のような
生地5を接着したものとして得ることが困難な場
合にはシート状体に接着したものを用いその端縁
部を縫合して筒状体としたものでよい。
上記したような本考案によるものの装着状態は
第2図に示す如くであつて、親指9以外の指部は
そのつけ根部分から一端側開口部2より突出せし
められ、親指9は挿入孔4に挿入されることによ
りこのような装着位置を有効且つ適切に規定す
る。一方他端側開口部3は手首に覆着されたシヤ
ツなどの衣類6における袖口7に覆着される。手
首より小径である筒状体1の両端側開口部2,3
がこのようにして装着されることにより該筒状体
1の中間部分が手首部分で拡径されるだけでなく
手掌部および袖口7部分においてはそれ以上に拡
径して装着されるのでその装着は頗る安定したも
のとなり、一端側開口部2および他端側開口部3
の何れの方向においても移動することのない安定
な装着関係が形成され、このような装着状態は手
指の全体を収容被包した一般的な従来からの手袋
以上に安定なものとなるので成程手掌部から袖口
7に到る全般を適当に伸長して被包したものであ
つても各手指の全体がつけ根部分から完全状態に
突出しているので手指の運動は全く自由であり、
どのような作業でも適切に実施することができ
る。開口部3が衣類袖口6に覆着緊締状態となつ
ているので袖口6が開口部3の外側にはみ出すこ
とがなく筒状体1が防水性であることから水の飛
散するような作業においても水滴が袖口6に附着
浸透することを的確に阻止する。上記のように単
なる筒状体であることから仮りに内面に浸水した
ときの清拭ないし乾燥も単に裏返し状とするだけ
で頗る容易に行い得る。
「考案の効果」 以上説明したような本考案によるときはチユー
ブ状の如き伸縮性防水筒状体1に対し単に親指挿
入孔4を設けた程度の簡易な構成のものであるか
ら製作が頗る容易であり、低コストに目的の製品
を得ることができ、しかも親指と共に他の指はそ
のつけ根部分から完全に突出した装着状態を形成
すると共に手掌部分から衣服袖口に達する装着が
甚だ安定したものとなるので手指ないし手先全般
の運動や操作性を全く阻害しないと共に各手指の
感触も素手と同然であつて作業性に優れ、しかも
シヤツなどの袖口部分を他端側開口部3によつて
的確に締着カバーして該袖口部分に対する水分の
附着浸透を的確に阻止するので生鮮魚の取扱いや
豆腐その他の水と共に取扱われる各種作業を冬季
や夏季の何れたるとを問わず快的に行わせ得るな
ど実用上製作上その効果の大きい考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を示すものであつて、
第1図は本考案によるものの斜面図、第2図はそ
の手掌部に対する装着状態の斜面図である。 然してこれらの図面において、1は伸縮性防水
筒状体、2はその一端側開口部、3はその他端側
開口部、4はその親指挿入口、5は伸縮性生地、
6は衣類、7はその袖口、9は親指、10は手首
を示すものである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 装着すべき手の首部より小径状とされた伸縮性
    防水筒状体の一端側近くに親指周面を密着状とす
    る親指挿入孔を形成し、該筒状体が一端側に手掌
    の手指つけ根まで被包する一端側開口部を形成す
    ると共に他端側に着用者の衣服袖口を被包する他
    端側開口部を形成する長さをもつたことを特徴と
    した水を用いる作業用手掌部包被体。
JP1986013230U 1986-02-03 1986-02-03 Expired JPH0351298Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986013230U JPH0351298Y2 (ja) 1986-02-03 1986-02-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986013230U JPH0351298Y2 (ja) 1986-02-03 1986-02-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62126313U JPS62126313U (ja) 1987-08-11
JPH0351298Y2 true JPH0351298Y2 (ja) 1991-11-01

Family

ID=30802094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986013230U Expired JPH0351298Y2 (ja) 1986-02-03 1986-02-03

Country Status (1)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59116402A (ja) * 1982-12-23 1984-07-05 池田 義信 ハンドプロテクタ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59116402A (ja) * 1982-12-23 1984-07-05 池田 義信 ハンドプロテクタ

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JPS62126313U (ja) 1987-08-11

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