JP3088265B2 - 燃焼機器 - Google Patents
燃焼機器Info
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- JP3088265B2 JP3088265B2 JP07104456A JP10445695A JP3088265B2 JP 3088265 B2 JP3088265 B2 JP 3088265B2 JP 07104456 A JP07104456 A JP 07104456A JP 10445695 A JP10445695 A JP 10445695A JP 3088265 B2 JP3088265 B2 JP 3088265B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、バーナで発生した一
酸化炭素を正確に検出できる不完全燃焼検出装置を備え
た燃焼機器に関する。
酸化炭素を正確に検出できる不完全燃焼検出装置を備え
た燃焼機器に関する。
【0002】
【従来の技術】強制給気式バーナを加熱源としているガ
ス給湯器などの燃焼機器は、燃焼筒の一端部に前記バー
ナを装着して、燃焼筒外に設置したブロワから燃焼用空
気を供給している。前記燃焼筒の他端部は排気集合室と
なっており、該排気集合室には排気筒が連結されてい
る。給湯器では、バーナと排気集合室との間に熱交換器
が配設されている。室内で使用される燃焼機器には、酸
欠などによる不完全燃焼を検出し、燃焼を停止させるた
めの安全装置が装着されている。この不完全燃焼検出装
置として、排気口に一酸化炭素(CO)センサを装着し
て、燃焼排ガス中のCO濃度を検出し、CO濃度が所定
の基準を越えたとき不完全燃焼と判断するものが使用さ
れている。
ス給湯器などの燃焼機器は、燃焼筒の一端部に前記バー
ナを装着して、燃焼筒外に設置したブロワから燃焼用空
気を供給している。前記燃焼筒の他端部は排気集合室と
なっており、該排気集合室には排気筒が連結されてい
る。給湯器では、バーナと排気集合室との間に熱交換器
が配設されている。室内で使用される燃焼機器には、酸
欠などによる不完全燃焼を検出し、燃焼を停止させるた
めの安全装置が装着されている。この不完全燃焼検出装
置として、排気口に一酸化炭素(CO)センサを装着し
て、燃焼排ガス中のCO濃度を検出し、CO濃度が所定
の基準を越えたとき不完全燃焼と判断するものが使用さ
れている。
【0003】しかるに、COセンサは、燃焼排ガスが一
定流速(2m/sec)以下で、且つ左右均等に当たる
条件下でないと正確にCO濃度を検出できない。また、
COはバーナの全体から均一に発生することはなく、燃
焼条件の悪化した部分から不完全燃焼が開始するため、
排気ができるだけ均一に混合している位置に装着しない
と、正確な不完全燃焼を検出できない。このため、均一
に混合している排気を検出するようにCOセンサの装着
位置を、排気筒の入口部に設定した不完全燃焼検出装置
が提案されている。
定流速(2m/sec)以下で、且つ左右均等に当たる
条件下でないと正確にCO濃度を検出できない。また、
COはバーナの全体から均一に発生することはなく、燃
焼条件の悪化した部分から不完全燃焼が開始するため、
排気ができるだけ均一に混合している位置に装着しない
と、正確な不完全燃焼を検出できない。このため、均一
に混合している排気を検出するようにCOセンサの装着
位置を、排気筒の入口部に設定した不完全燃焼検出装置
が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、排気筒にC
Oセンサを装着するものでは、燃焼排ガスの流速が早い
ためCOセンサの上流に防風板を設けなければならな
い。そのため、排気抵抗が増大し燃焼状態が不安定にな
りやすいという問題がある。この発明の目的は、排気抵
抗の増大を招くことなく、燃焼筒の形状も単純な構成
で、燃焼排ガス中に偏在しているCOを確実に検出でき
る不完全燃焼検出装置を備えた燃焼機器の提供にある。
Oセンサを装着するものでは、燃焼排ガスの流速が早い
ためCOセンサの上流に防風板を設けなければならな
い。そのため、排気抵抗が増大し燃焼状態が不安定にな
りやすいという問題がある。この発明の目的は、排気抵
抗の増大を招くことなく、燃焼筒の形状も単純な構成
で、燃焼排ガス中に偏在しているCOを確実に検出でき
る不完全燃焼検出装置を備えた燃焼機器の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、燃焼筒と、
該燃焼筒の一端部に配設された強制給気式バーナと、前
記燃焼筒の他端部に設けられた排気集合室と、該排気集
合室に連結された排気筒と、一酸化炭素センサを含む不
完全燃焼検出装置とを備えた燃焼機器において、前記排
気筒の入口から所定の間隔を隔てて、該入口の投影面を
覆う排気混合板と、該排気混合板と前記入口との間に平
行的に配された排気誘導板と、前記排気誘導板と前記排
気混合板との間であって、前記排気誘導板より下方のみ
で開口する出入口を有するセンサ室とからなる燃焼排ガ
スの気流調整機構を設け、前記センサ室に一酸化炭素セ
ンサを装着したことを特徴とする。
該燃焼筒の一端部に配設された強制給気式バーナと、前
記燃焼筒の他端部に設けられた排気集合室と、該排気集
合室に連結された排気筒と、一酸化炭素センサを含む不
完全燃焼検出装置とを備えた燃焼機器において、前記排
気筒の入口から所定の間隔を隔てて、該入口の投影面を
覆う排気混合板と、該排気混合板と前記入口との間に平
行的に配された排気誘導板と、前記排気誘導板と前記排
気混合板との間であって、前記排気誘導板より下方のみ
で開口する出入口を有するセンサ室とからなる燃焼排ガ
スの気流調整機構を設け、前記センサ室に一酸化炭素セ
ンサを装着したことを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の構成では、前記燃焼筒は
縦型であり、下部に前記強制給気式バーナが装着され、
上部に前記排気混合室が形成され、前記排気混合板は水
平板と該水平板の両側から上方に延設された縁板とから
なり、前記排気誘導板は、前記水平板と前記入口との間
に水平的に配された平板である。請求項3に記載の構成
では、前記燃焼機器は、前記強制給気式バーナと前記排
気集合室との間の前記燃焼筒内に熱交換器を配してなる
給湯器であり、該熱交換器の入水側水管が前記燃焼筒の
一壁面に沿って配設され、前記水平板の前記一壁面側に
燃焼気の吹き抜け口を設けた。
縦型であり、下部に前記強制給気式バーナが装着され、
上部に前記排気混合室が形成され、前記排気混合板は水
平板と該水平板の両側から上方に延設された縁板とから
なり、前記排気誘導板は、前記水平板と前記入口との間
に水平的に配された平板である。請求項3に記載の構成
では、前記燃焼機器は、前記強制給気式バーナと前記排
気集合室との間の前記燃焼筒内に熱交換器を配してなる
給湯器であり、該熱交換器の入水側水管が前記燃焼筒の
一壁面に沿って配設され、前記水平板の前記一壁面側に
燃焼気の吹き抜け口を設けた。
【0007】
【発明の作用および効果】この発明の燃焼機器では、バ
ーナでの燃焼により発生した燃焼排ガスは、排気集合室
を通って排気筒から排出される際に、排気混合板により
排気混合板の後流にカルマン渦を生じさせる。この渦流
は排気誘導板によって誘導され、排気誘導板と排気混合
板との間であって、排気誘導板より下方のみで開口する
出入口からセンサ室に導かれる。これにより、混合され
た燃焼排ガスが適性な流速で一酸化炭素センサに円滑に
供給でき、一酸化炭素センサによる不完全燃焼の検出精
度が向上できる。また、排気抵抗の増大や燃焼筒の形状
の複雑化を防止できる。
ーナでの燃焼により発生した燃焼排ガスは、排気集合室
を通って排気筒から排出される際に、排気混合板により
排気混合板の後流にカルマン渦を生じさせる。この渦流
は排気誘導板によって誘導され、排気誘導板と排気混合
板との間であって、排気誘導板より下方のみで開口する
出入口からセンサ室に導かれる。これにより、混合され
た燃焼排ガスが適性な流速で一酸化炭素センサに円滑に
供給でき、一酸化炭素センサによる不完全燃焼の検出精
度が向上できる。また、排気抵抗の増大や燃焼筒の形状
の複雑化を防止できる。
【0008】
【実施例】図1(第1実施例〜第3実施例)は、不完全
燃焼検出装置100を備えたガス給湯器200を示す。
ガス給湯器200は、縦型で偏平な箱状の板金製ケーシ
ング201の中央に燃焼筒1を設置し、下部にブロワB
を装着し、右側方に垂直断熱壁101を介して熱遮蔽し
た制御回路ユニットCを取り付けてなる。燃焼筒1の天
井11には、円形断面の排気筒12が立設されている。
この実施例では、ケーシング201内に制御回路ユニッ
トCの装着スペースを確保するため、燃焼筒1はケーシ
ング201の中央よりやや左寄りに設定され、一方、排
気筒12の中心はケーシング201の中央に設定されて
いる。従って排気筒12は、燃焼筒1に対して左右方向
には中央よりやや右寄りに設定され、前後方向では中央
に設定されている。
燃焼検出装置100を備えたガス給湯器200を示す。
ガス給湯器200は、縦型で偏平な箱状の板金製ケーシ
ング201の中央に燃焼筒1を設置し、下部にブロワB
を装着し、右側方に垂直断熱壁101を介して熱遮蔽し
た制御回路ユニットCを取り付けてなる。燃焼筒1の天
井11には、円形断面の排気筒12が立設されている。
この実施例では、ケーシング201内に制御回路ユニッ
トCの装着スペースを確保するため、燃焼筒1はケーシ
ング201の中央よりやや左寄りに設定され、一方、排
気筒12の中心はケーシング201の中央に設定されて
いる。従って排気筒12は、燃焼筒1に対して左右方向
には中央よりやや右寄りに設定され、前後方向では中央
に設定されている。
【0009】燃焼筒1の一端部である下部には、多数の
板金製の偏平バーナ21を並べて矩形面状の燃焼面を形
成する強制給気式バーナ2が設置され、ガス流量制御機
構22を介して燃料ガスが供給されるようになってい
る。なお、バーナ2は、セラミック板に多数の炎孔を所
定のパターンで設けた燃焼板式バーナであってもよく、
液体燃料を燃焼させるバーナであってもよい。
板金製の偏平バーナ21を並べて矩形面状の燃焼面を形
成する強制給気式バーナ2が設置され、ガス流量制御機
構22を介して燃料ガスが供給されるようになってい
る。なお、バーナ2は、セラミック板に多数の炎孔を所
定のパターンで設けた燃焼板式バーナであってもよく、
液体燃料を燃焼させるバーナであってもよい。
【0010】燃焼筒1内のバーナ2の上方には、前後に
平行配置された複数の水管31を燃焼筒1の外で連結
し、水管31に吸熱フィン32を取り付けてなる熱交換
器3が配設されている。水管31は、一端が給水管33
を介して水源(図示せず)に連結され、他端が出湯管3
4に連結されている。熱交換器3の上方に位置する燃焼
筒1の他端部は、燃焼排ガスを集め、排気筒12から外
部に排出するための排気集合室4となっている。
平行配置された複数の水管31を燃焼筒1の外で連結
し、水管31に吸熱フィン32を取り付けてなる熱交換
器3が配設されている。水管31は、一端が給水管33
を介して水源(図示せず)に連結され、他端が出湯管3
4に連結されている。熱交換器3の上方に位置する燃焼
筒1の他端部は、燃焼排ガスを集め、排気筒12から外
部に排出するための排気集合室4となっている。
【0011】不完全燃焼検出装置100は、燃焼排ガス
の気流調節機構300と、CO検出手段400とからな
る。燃焼排ガスの気流調節機構300は、図2〜図4に
示す如く、排気集合室4内の燃焼筒1の前壁1Aに設け
られたセンサ室5(高さ40mm×幅70mm×奥行2
5mm)を有する。センサ室5は、底板51、前壁1A
が兼ねている前壁52、左右側板53、54、天板55
および背板56で囲まれた横長で偏平な直方体状を呈し
ている。背板56の中央下部には、高さ及び幅が何れも
背板56の略1/2の燃焼排ガスの出入口57(高さ2
0mm×幅36mm)が空けられている。
の気流調節機構300と、CO検出手段400とからな
る。燃焼排ガスの気流調節機構300は、図2〜図4に
示す如く、排気集合室4内の燃焼筒1の前壁1Aに設け
られたセンサ室5(高さ40mm×幅70mm×奥行2
5mm)を有する。センサ室5は、底板51、前壁1A
が兼ねている前壁52、左右側板53、54、天板55
および背板56で囲まれた横長で偏平な直方体状を呈し
ている。背板56の中央下部には、高さ及び幅が何れも
背板56の略1/2の燃焼排ガスの出入口57(高さ2
0mm×幅36mm)が空けられている。
【0012】該出入口57の下端には、排気の流れに対
して垂直になるように設けられた燃焼排ガスを混合する
ための混合板6が配されている。底板51と混合板6と
は一体に形成され、燃焼筒1の短手方向である前壁1A
および後壁1Bの壁間に掛け渡して固定されている。混
合板6は、水平板61(幅75.5mm×奥行110m
m)、および該水平板61の両側から上方に曲げて延設
された縁板62、63(高さ5mm)からなる樋構造を
有する。この水平板61は、排気筒12の入口10の投
影面を下方から覆う様に、排気筒12の入口10と約4
0mmの距離を隔てて設置されている。
して垂直になるように設けられた燃焼排ガスを混合する
ための混合板6が配されている。底板51と混合板6と
は一体に形成され、燃焼筒1の短手方向である前壁1A
および後壁1Bの壁間に掛け渡して固定されている。混
合板6は、水平板61(幅75.5mm×奥行110m
m)、および該水平板61の両側から上方に曲げて延設
された縁板62、63(高さ5mm)からなる樋構造を
有する。この水平板61は、排気筒12の入口10の投
影面を下方から覆う様に、排気筒12の入口10と約4
0mmの距離を隔てて設置されている。
【0013】また、縁板62、63は、高さを高くする
ほど、カルマン渦を発生しやすくなるが、あまり高くし
て縁板62、63の上端と燃焼筒1の天井との隙間(3
0mm)が小さくなると、排気抵抗が大きくなり燃焼が
悪化する問題が生じる。この実施例では、縁板62、6
3の高さを約5mmに設定している。出入口57の上縁
からは、水平板61と平行的に排気誘導板64(幅30
mm×奥行40mm)が突設されている。この排気誘導
板64は、水平板61の略1/3の幅の矩形平板状を呈
し、先端面が排気筒12の入口10の中心位置Pを越え
る。
ほど、カルマン渦を発生しやすくなるが、あまり高くし
て縁板62、63の上端と燃焼筒1の天井との隙間(3
0mm)が小さくなると、排気抵抗が大きくなり燃焼が
悪化する問題が生じる。この実施例では、縁板62、6
3の高さを約5mmに設定している。出入口57の上縁
からは、水平板61と平行的に排気誘導板64(幅30
mm×奥行40mm)が突設されている。この排気誘導
板64は、水平板61の略1/3の幅の矩形平板状を呈
し、先端面が排気筒12の入口10の中心位置Pを越え
る。
【0014】第1実施例では、底板51と混合板6とを
一体に成形し、この一体物を前壁1Aおよび後壁1Bの
壁間に掛け渡して固定している。これにより、底板51
および混合板6の取付が容易になる。また、図2に示す
如く、熱交換器3は、水管31の燃焼筒1の後壁1Bに
沿った部分が入水管部3Aとなっており、この上方に位
置する水平板61の、燃焼筒後壁1B側{端から6mm
内方}に、燃焼排ガスの吹き抜け口である通気穴65
(8mm×65mm)を形成している。
一体に成形し、この一体物を前壁1Aおよび後壁1Bの
壁間に掛け渡して固定している。これにより、底板51
および混合板6の取付が容易になる。また、図2に示す
如く、熱交換器3は、水管31の燃焼筒1の後壁1Bに
沿った部分が入水管部3Aとなっており、この上方に位
置する水平板61の、燃焼筒後壁1B側{端から6mm
内方}に、燃焼排ガスの吹き抜け口である通気穴65
(8mm×65mm)を形成している。
【0015】バーナ2での燃焼負荷が小さい使用状態で
は、燃焼排ガスが水平板61により流れにくくなり、と
くに熱交換器3の水管31の入水管部3Aでドレインが
発生し易い。そこで、本実施例では、通気穴65を設け
ることにより、燃焼気流が入水管部3Aを通過し、通気
穴65を経て上昇する量が増え、ドレインの発生を防止
することができる。
は、燃焼排ガスが水平板61により流れにくくなり、と
くに熱交換器3の水管31の入水管部3Aでドレインが
発生し易い。そこで、本実施例では、通気穴65を設け
ることにより、燃焼気流が入水管部3Aを通過し、通気
穴65を経て上昇する量が増え、ドレインの発生を防止
することができる。
【0016】図5は、本発明の第2実施例(混合板6の
他の例1)を示す。本実施例では、入水管部3Aの上方
である水平板61の先端と後壁1Bとの間に燃焼排ガス
の吹き抜け口としての隙間8が形成されており、前記入
水管部3Aに燃焼排ガスを流れやすくしてドレインの発
生を防止した。この場合、燃焼筒1の後壁1Bに庇81
を設けておき、隙間8の位置が入水管部3Aの真上に設
定することが望ましい。
他の例1)を示す。本実施例では、入水管部3Aの上方
である水平板61の先端と後壁1Bとの間に燃焼排ガス
の吹き抜け口としての隙間8が形成されており、前記入
水管部3Aに燃焼排ガスを流れやすくしてドレインの発
生を防止した。この場合、燃焼筒1の後壁1Bに庇81
を設けておき、隙間8の位置が入水管部3Aの真上に設
定することが望ましい。
【0017】各実施例{第1〜第3実施例(第3実施例
については後述する)}において、CO検出手段400
は、公知のCOセンサ7、CO濃度検出回路401、及
びリード線402からなる。COセンサ7は、センサ室
5の前壁52の中心部のやや上位位置に形成した穴に外
部から差し込まれるようにして締結されている。尚、第
1、第2実施例では、COセンサ7の中心が、排気誘導
板64のやや上方になるような場所に位置する。各実施
例(第1〜第3実施例)において、COセンサ7は、図
6の(a)に示す如く、周囲に窓部を有する円筒状のケ
ース71の内部に、表面に触媒を担持したガス検知素子
72と、触媒を担持していない温度補正用の温度比較素
子73と、温度センサ74とが設けられている。COセ
ンサ7は、図1、図5に示す如く、リード線402を介
してCO濃度検出回路401に連結されている。
については後述する)}において、CO検出手段400
は、公知のCOセンサ7、CO濃度検出回路401、及
びリード線402からなる。COセンサ7は、センサ室
5の前壁52の中心部のやや上位位置に形成した穴に外
部から差し込まれるようにして締結されている。尚、第
1、第2実施例では、COセンサ7の中心が、排気誘導
板64のやや上方になるような場所に位置する。各実施
例(第1〜第3実施例)において、COセンサ7は、図
6の(a)に示す如く、周囲に窓部を有する円筒状のケ
ース71の内部に、表面に触媒を担持したガス検知素子
72と、触媒を担持していない温度補正用の温度比較素
子73と、温度センサ74とが設けられている。COセ
ンサ7は、図1、図5に示す如く、リード線402を介
してCO濃度検出回路401に連結されている。
【0018】各実施例(第1〜第3実施例)において、
COセンサ7の電気回路は、図6の(b)に示すよう
に、ガス検知素子72と温度比較素子73と2つの抵抗
とでブリッジ回路を構成しており、ブリッジ回路の両端
の電圧がCO濃度に応じた電圧となり、この電圧を検出
してCO濃度検出回路401に入力することにより燃焼
排ガス中のCO濃度が検出できる。
COセンサ7の電気回路は、図6の(b)に示すよう
に、ガス検知素子72と温度比較素子73と2つの抵抗
とでブリッジ回路を構成しており、ブリッジ回路の両端
の電圧がCO濃度に応じた電圧となり、この電圧を検出
してCO濃度検出回路401に入力することにより燃焼
排ガス中のCO濃度が検出できる。
【0019】次に、この不完全燃焼検出装置100を備
えたガス給湯器200の作用を説明する。ブロワBで強
制的に供給した燃焼用空気とガス源から供給した燃料ガ
スとを混合した混合気を、バーナ2で燃焼させる。燃焼
排ガスは熱交換器3を通過して排気集合室4から排気筒
12に流入する。排気集合室4内では、図3に示す矢印
41の如く、混合板6の上方にカルマン渦Vが左右交互
に発生し、この渦流により燃焼排ガスが混合される。混
合された排ガスは、排気誘導板64に誘導されて出入口
57からセンサ室5に入り、COセンサ7に接触して出
入口57から排気集合室4に戻り、排気筒12から外部
に流出する。
えたガス給湯器200の作用を説明する。ブロワBで強
制的に供給した燃焼用空気とガス源から供給した燃料ガ
スとを混合した混合気を、バーナ2で燃焼させる。燃焼
排ガスは熱交換器3を通過して排気集合室4から排気筒
12に流入する。排気集合室4内では、図3に示す矢印
41の如く、混合板6の上方にカルマン渦Vが左右交互
に発生し、この渦流により燃焼排ガスが混合される。混
合された排ガスは、排気誘導板64に誘導されて出入口
57からセンサ室5に入り、COセンサ7に接触して出
入口57から排気集合室4に戻り、排気筒12から外部
に流出する。
【0020】この不完全燃焼検出装置100を備えたガ
ス給湯器200では、センサ室5に適切に混合された燃
焼排ガスが、流速2m/sec 以下の低速度で円滑に供給
される。このため、燃焼用空気量の減少時や排気筒の出
口の閉塞時に、バーナ2の燃焼条件が悪くなり、バーナ
2の一部分で局部的に不完全燃焼が生じCOが発生した
場合にも、排気集合室4内では、COは混合板6の後流
に生じるカルマン渦Vで混合される。この渦流は、排気
誘導板64で誘導されながら確実にセンサ室5に入り込
み、COセンサ7に接触する。この結果、バーナ2の一
部分でCOが発生した場合においても、確実にCOの検
出ができる。
ス給湯器200では、センサ室5に適切に混合された燃
焼排ガスが、流速2m/sec 以下の低速度で円滑に供給
される。このため、燃焼用空気量の減少時や排気筒の出
口の閉塞時に、バーナ2の燃焼条件が悪くなり、バーナ
2の一部分で局部的に不完全燃焼が生じCOが発生した
場合にも、排気集合室4内では、COは混合板6の後流
に生じるカルマン渦Vで混合される。この渦流は、排気
誘導板64で誘導されながら確実にセンサ室5に入り込
み、COセンサ7に接触する。この結果、バーナ2の一
部分でCOが発生した場合においても、確実にCOの検
出ができる。
【0021】図7及び図8は第3実施例(混合板6の他
の例2)を示す。又、図9〜図11は試験結果のグラフ
である。混合板6は、前述の実施例と同様、排気集合室
4の右寄り{COセンサ7側から見て右寄り}で、排気
筒12に対応する位置に設けられている。本実施例で
は、燃焼排ガスの出入口57(高さ25mm×幅55m
m)は、背板56の左寄り{COセンサ7から見て左寄
り}に設けられている。又、出入口57の上縁(t1 =
5mm)からは、水平板61と平行的に、矩形平板状の
排気誘導板64(幅30mm×奥行40mm)が突設し
ている。
の例2)を示す。又、図9〜図11は試験結果のグラフ
である。混合板6は、前述の実施例と同様、排気集合室
4の右寄り{COセンサ7側から見て右寄り}で、排気
筒12に対応する位置に設けられている。本実施例で
は、燃焼排ガスの出入口57(高さ25mm×幅55m
m)は、背板56の左寄り{COセンサ7から見て左寄
り}に設けられている。又、出入口57の上縁(t1 =
5mm)からは、水平板61と平行的に、矩形平板状の
排気誘導板64(幅30mm×奥行40mm)が突設し
ている。
【0022】上述した様に、水平板61は、排気集合室
4の中央より右寄りに配置されている為、水平板61の
右側{COセンサ7側から見て右側}の方が排気通路が
狭く、即ち排気抵抗が大きいので、排気量が少なくなる
とともに、CO濃度の割合が高くなる事が試験により明
らかになった。
4の中央より右寄りに配置されている為、水平板61の
右側{COセンサ7側から見て右側}の方が排気通路が
狭く、即ち排気抵抗が大きいので、排気量が少なくなる
とともに、CO濃度の割合が高くなる事が試験により明
らかになった。
【0023】そこで、排気集合室4全体のCO濃度の平
均を検出する為に出入口57を左寄りにし、右側の排気
通路の面積:左側の排気通路の面積をx:yとすると、
右側の排気(CO濃度が高い排気):左側の排気(CO
濃度が低い排気)を、x:y(但し、x<y)の割合で
取り入れる様にしている。これにより、排気集合室4を
通過する排気のCO濃度の平均値をCOセンサ7で検出
する事ができる。
均を検出する為に出入口57を左寄りにし、右側の排気
通路の面積:左側の排気通路の面積をx:yとすると、
右側の排気(CO濃度が高い排気):左側の排気(CO
濃度が低い排気)を、x:y(但し、x<y)の割合で
取り入れる様にしている。これにより、排気集合室4を
通過する排気のCO濃度の平均値をCOセンサ7で検出
する事ができる。
【0024】更に、本実施例では、通気穴65の大きさ
は15mm×65mmであり、水平板61の、燃焼筒後
壁1B側(t2 =6mm内方)に形成される。又、水平
板61の略中央位置(t3 =55mm)には、等間隔
(t4 =10mm)に七つの通気口60(φ5)が一列
に穿設されている。この通気口60及び通気穴65によ
り、排気集合室4内のCO分布が略均一(詳細は後述す
る)となる。尚、COセンサ7の構造は、第1、第2実
施例と同じである。 又、排気筒12の位置や構造も第
1、第2実施例と同じである。
は15mm×65mmであり、水平板61の、燃焼筒後
壁1B側(t2 =6mm内方)に形成される。又、水平
板61の略中央位置(t3 =55mm)には、等間隔
(t4 =10mm)に七つの通気口60(φ5)が一列
に穿設されている。この通気口60及び通気穴65によ
り、排気集合室4内のCO分布が略均一(詳細は後述す
る)となる。尚、COセンサ7の構造は、第1、第2実
施例と同じである。 又、排気筒12の位置や構造も第
1、第2実施例と同じである。
【0025】つぎに、本実施例の利点を述べる。水平板
61に通気口60群及び通気穴65を形成した事等によ
り、CO濃度が同じであれば、ガス種{例えば、都市ガ
ス/プロパンガス}に拘わらず略同一出力が得られ、ガ
ス種が異なっても、略同一濃度のCO濃度の状態で燃焼
停止を行う事が可能である。よって、ガス種を変えて
も、制御回路ユニットCを変更したり、調整を行ったり
する必要が無い。
61に通気口60群及び通気穴65を形成した事等によ
り、CO濃度が同じであれば、ガス種{例えば、都市ガ
ス/プロパンガス}に拘わらず略同一出力が得られ、ガ
ス種が異なっても、略同一濃度のCO濃度の状態で燃焼
停止を行う事が可能である。よって、ガス種を変えて
も、制御回路ユニットCを変更したり、調整を行ったり
する必要が無い。
【0026】以下、この根拠を述べる。 〔第1実施例のもの〕水平板61により排気の流れが遮
られ、水平板61の下方の、バーナ2から生じるCO濃
度が水平板61が無い部分のCO濃度に比べて高くな
る。この結果、COセンサ7で検出されるCO濃度は実
際に排気筒12から排出されるCO濃度の平均値よりも
高いものとなる。又、この傾向は、ガスの種類によって
大きく異なり、排気ガスの成分(特に水素の割合)や、
排気温度や、燃焼分布によって影響を受ける。
られ、水平板61の下方の、バーナ2から生じるCO濃
度が水平板61が無い部分のCO濃度に比べて高くな
る。この結果、COセンサ7で検出されるCO濃度は実
際に排気筒12から排出されるCO濃度の平均値よりも
高いものとなる。又、この傾向は、ガスの種類によって
大きく異なり、排気ガスの成分(特に水素の割合)や、
排気温度や、燃焼分布によって影響を受ける。
【0027】この為、器具排気中のCO濃度の平均値が
同じ状態でも、COセンサ7の出力値は、例えば、都市
ガスでは高く出力され、プロパンガスでは低く出力され
る事が試験等により判った。従って、不完全燃焼を検出
する判定値(基準値)を同じ値に設定すると、都市ガス
では不完全燃焼を生じていないにも拘わらず燃焼が停止
(早切れ)し、プロパンガスでは不完全燃焼を生じ燃焼
を停止すべき状態でも燃焼が継続される(遅切れ)虞が
ある。
同じ状態でも、COセンサ7の出力値は、例えば、都市
ガスでは高く出力され、プロパンガスでは低く出力され
る事が試験等により判った。従って、不完全燃焼を検出
する判定値(基準値)を同じ値に設定すると、都市ガス
では不完全燃焼を生じていないにも拘わらず燃焼が停止
(早切れ)し、プロパンガスでは不完全燃焼を生じ燃焼
を停止すべき状態でも燃焼が継続される(遅切れ)虞が
ある。
【0028】〔試験方法〕第1実施例の混合板6と、第
3実施例の混合板6(分布を改良したもの)とを、ガス
給湯器200に交互に配設し、CO濃度に対応するCO
センサ7の出力特性を比較した。
3実施例の混合板6(分布を改良したもの)とを、ガス
給湯器200に交互に配設し、CO濃度に対応するCO
センサ7の出力特性を比較した。
【0029】〔試験結果〕13A(天然ガス)を使用し
た時、第1実施例の混合板6では、図9の細実線に示す
様に、試験ガス13A- 1(13A- 2、3)と、13
A- 0とで、出力特性が大きくバラ付く。しかし、第3
実施例の混合板6を用いると、図7の太実線に示す様
に、13A- 1(13A- 2、3)と13A- 0とで、
出力特性が略一致する。
た時、第1実施例の混合板6では、図9の細実線に示す
様に、試験ガス13A- 1(13A- 2、3)と、13
A- 0とで、出力特性が大きくバラ付く。しかし、第3
実施例の混合板6を用いると、図7の太実線に示す様
に、13A- 1(13A- 2、3)と13A- 0とで、
出力特性が略一致する。
【0030】プロパンガスを使用した時、第1実施例の
混合板6では、図10の細実線、、に示す様に、
試験ガスの種類毎に出力特性が大きくバラ付く。しか
し、第3実施例の混合板6を用いると、図10の太実線
に示す様に、種類毎の出力特性のバラツキが小さい。
混合板6では、図10の細実線、、に示す様に、
試験ガスの種類毎に出力特性が大きくバラ付く。しか
し、第3実施例の混合板6を用いると、図10の太実線
に示す様に、種類毎の出力特性のバラツキが小さい。
【0031】6C(都市ガス)を使用した時、第1実施
例の混合板6では、図11の細実線に示す様に、試験ガ
ス6C- 2と、6C- 3(6C- 1)とで、出力特性が
大きくバラ付く。しかし、第3実施例の混合板6を用い
ると、図11の太実線に示す様に、6C- 2と6C- 3
(6C- 1)とで、出力特性のバラツキが小さい。又、
図9〜図11の試験結果より、異なるガス種間でも、略
同一のCO濃度-出力特性が得られる事が判る。
例の混合板6では、図11の細実線に示す様に、試験ガ
ス6C- 2と、6C- 3(6C- 1)とで、出力特性が
大きくバラ付く。しかし、第3実施例の混合板6を用い
ると、図11の太実線に示す様に、6C- 2と6C- 3
(6C- 1)とで、出力特性のバラツキが小さい。又、
図9〜図11の試験結果より、異なるガス種間でも、略
同一のCO濃度-出力特性が得られる事が判る。
【0032】本発明は、上記実施例以外に、つぎの実施
態様を含む。 a.センサ室5は、横置きした円筒状や、その他の形状
であっても良い。 b.上記実施例では、燃焼筒を縦型としたものを示した
が、燃焼筒を横型とし、排気筒12をケーシング201
の背面に設けても良い。この場合、水平板61及び排気
誘導板64は、いずれも排ガスの流れに対して直交する
方向(たとえば垂直)に設置される。
態様を含む。 a.センサ室5は、横置きした円筒状や、その他の形状
であっても良い。 b.上記実施例では、燃焼筒を縦型としたものを示した
が、燃焼筒を横型とし、排気筒12をケーシング201
の背面に設けても良い。この場合、水平板61及び排気
誘導板64は、いずれも排ガスの流れに対して直交する
方向(たとえば垂直)に設置される。
【0033】c.上記実施例では、センサ室5を排気集
合室4に設けた構成の実施例を示したが、排気集合室4
の外側に、排気集合室4に連通したセンサ室5を設けた
構造の燃焼機器に適用しても良い。 d.通気穴65は、図2、図3に示す様なスリット以外
に、穴列、切り欠きであってもよい。又、通気穴60
は、図7に示す様な穴列以外に、スリットであっても良
い。
合室4に設けた構成の実施例を示したが、排気集合室4
の外側に、排気集合室4に連通したセンサ室5を設けた
構造の燃焼機器に適用しても良い。 d.通気穴65は、図2、図3に示す様なスリット以外
に、穴列、切り欠きであってもよい。又、通気穴60
は、図7に示す様な穴列以外に、スリットであっても良
い。
【図1】ガス給湯器(第1〜第3実施例)の概略構成図
である。
である。
【図2】第1実施例に係るガス給湯器の燃焼筒の排気集
合室部分の斜視図である。
合室部分の斜視図である。
【図3】そのガス給湯器の燃焼筒の排気集合室部分の斜
視図である。
視図である。
【図4】その燃焼筒の平面断面図である。
【図5】第2実施例に係るガス給湯器の排気集合室部分
の斜視図である。
の斜視図である。
【図6】(a)は各実施例に用いるCOセンサの斜視図
であり、(b)はそのCOセンサを駆動させる為のCO
濃度検出回路の概略構成図である。
であり、(b)はそのCOセンサを駆動させる為のCO
濃度検出回路の概略構成図である。
【図7】第3実施例に係るガス給湯器の燃焼筒の平面断
面図である。
面図である。
【図8】その燃焼筒の排気集合室部分の要部斜視図であ
る。
る。
【図9】13Aのガスを使用した時の、CO濃度- CO
センサ出力特性を示すグラフである。
センサ出力特性を示すグラフである。
【図10】プロパンガスを使用した時の、CO濃度- C
Oセンサ出力特性を示すグラフである。
Oセンサ出力特性を示すグラフである。
【図11】6Cのガスを使用した時の、CO濃度- CO
センサ出力特性を示すグラフである。
センサ出力特性を示すグラフである。
1 燃焼筒 2 強制給気式バーナ 3 熱交換器 4 排気集合室 5 センサ室 6 混合板(排気混合板) 7 COセンサ 10 入口 12 排気筒 31 水管 57 燃焼排ガスの出入口 61 水平板 62 縁板 63 縁板 64 排気誘導板(平板) 65 通気穴(吹き抜け口) 100 不完全燃焼検出装置 200 ガス給湯器(燃焼機器、給湯器) 300 燃焼排ガスの気流調節機構(気流調整機構) 400 CO検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 嶋崎 勝 名古屋市中川区福住町2番26号 リンナ イ株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−293858(JP,A) 実開 平7−32353(JP,U) 実開 平6−22747(JP,U) 実開 昭61−110969(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23N 5/24 107 F23N 5/18 F24H 9/20
Claims (3)
- 【請求項1】 燃焼筒と、該燃焼筒の一端部に配設され
た強制給気式バーナと、前記燃焼筒の他端部に設けられ
た排気集合室と、該排気集合室に連結された排気筒と、
一酸化炭素センサを含む不完全燃焼検出装置とを備えた
燃焼機器において、前記排気筒の入口から所定の間隔を
隔てて、該入口の投影面を覆う排気混合板と、該排気混
合板と前記入口との間に平行的に配された排気誘導板
と、 前記排気誘導板と前記排気混合板との間であって、前記
排気誘導板より下方のみで開口する出入口を有するセン
サ室とからなる燃焼排ガスの気流調整機構を設け、前記
センサ室に一酸化炭素センサを装着したことを特徴とす
る燃焼機器。 - 【請求項2】 請求項1において、前記燃焼筒は縦型で
あり、下部に前記強制給気式バーナが装着され、上部に
前記排気混合室が形成され、前記排気混合板は水平板と
該水平板の両側から上方に延設された縁板とからなり、
前記排気誘導板は、前記水平板と前記入口との間に水平
的に配された平板であることを特徴とする燃焼機器。 - 【請求項3】 請求項1において、前記燃焼機器は、前
記強制給気式バーナと前記排気集合室との間の前記燃焼
筒内に熱交換器を配してなる給湯器であり、 該熱交換器の入水側水管が前記燃焼筒の一壁面に沿って
配設され、前記水平板の前記一壁面側に燃焼気の吹き抜
け口を設けたことを特徴とする燃焼機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07104456A JP3088265B2 (ja) | 1994-04-28 | 1995-04-27 | 燃焼機器 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6-91317 | 1994-04-28 | ||
JP9131794 | 1994-04-28 | ||
JP07104456A JP3088265B2 (ja) | 1994-04-28 | 1995-04-27 | 燃焼機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0814558A JPH0814558A (ja) | 1996-01-19 |
JP3088265B2 true JP3088265B2 (ja) | 2000-09-18 |
Family
ID=26432781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07104456A Expired - Fee Related JP3088265B2 (ja) | 1994-04-28 | 1995-04-27 | 燃焼機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3088265B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3942843B2 (ja) * | 2001-05-09 | 2007-07-11 | リンナイ株式会社 | ガス燃焼装置 |
JP5220637B2 (ja) * | 2009-01-29 | 2013-06-26 | 株式会社コロナ | 燃焼装置 |
JP5804321B2 (ja) * | 2011-10-28 | 2015-11-04 | 株式会社ノーリツ | 気体検出装置、並びに、燃焼装置 |
JP5889111B2 (ja) * | 2012-05-31 | 2016-03-22 | リンナイ株式会社 | 燃焼装置 |
CN113758018B (zh) * | 2021-09-06 | 2022-10-28 | 广东超人节能厨卫电器有限公司 | 一种风机装置及热水器 |
-
1995
- 1995-04-27 JP JP07104456A patent/JP3088265B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0814558A (ja) | 1996-01-19 |
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