JP3088171U - ビンゴゲーム式イエスノーゲーム用紙 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 数字が刻印されたサイコロを順次ランダムに
取り出す抽選器を必要とせず、問題用紙と回答用紙をの
みを用いて、パーティーや遊覧観光バス走行中の余興と
して楽しむことができるゲーム用紙。 【解決手段】 問題用紙１０と回答用紙２０のみにより
構成されるので、抽選器等を必要とせず、持ち運びに便
利ある。また、問題用紙１０の回答欄１８の上に、回答
者の判断により、イエス又はノーの打ち抜きをした回答
用紙２０を重ね合わせることにより、回答打ち抜き枠２
２に打ち抜いた穴を通して、回答の正誤を直ちに判定す
ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、パーティーや遊覧観光バス走行中の余興として楽しまれるビンゴゲ ーム式ゲーム用紙に関する。

【０００２】

【従来の技術】

ビンゴゲームは、四角い厚手の紙からなり、横５行縦５列の升目を配列し、各 升目には２桁の任意の数字をランダムに記入し、かつ升目の３辺にミシン目を入 れ、各升目自体を個々に引き起こすか折り込めるようになっている回答用紙と、 各升目に記入した数字を刻印したサイコロをランダムに取り出す抽選器からなる ものである。

【０００３】 ゲームの主催者は、先ず回答用紙を配布するが、升目の中心に位置する第３列 第３行の升目に数字の記載が無くフリーとなっている場合は、回答者は先ずこの フリーとなっている升目を無条件で打ち抜くことができる。

【０００４】 次いで、ゲームの主催者は、抽選器から数字の刻印されたサイコロをランダム に一個一個順次に取り出し、サイコロに記入された数字を読み上げる。回答者は 読み上げられた数字が自分の回答用紙の升目に書かれた数字と一致したら、その 升目を折り込むかまたは引き起こす。

【０００５】 ゲームが順次進行し、回答者の手元にある回答用紙の折り込みによって生じた 升目の孔が、フリーの升目を含めて、縦横斜めのいずれでも５個の升目が一直線 に並んだら、「ビンゴ」と称し、ゲームの主催者から何らかの賞品を受け取る。

【０００６】

【考案が解決しようとする課題】

このビンゴゲームは、大変人気があり、往時は盛んに使用されたが、一時に比 べると少々飽きられた感があり、これに代わるゲームの出現が望まれている。ま た、このビンゴゲームでは、数字が刻印されたサイコロをランダムに取り出す抽 選器が必須の道具であり、持ち運びに不便である。さらに、ゲームが順次進行す ると、一個の数字で複数の「ビンゴ」当選者が出ることがあり、主催者としては 別個に賞品を用意するとか、当選者同志のジャンケンで賞品受領者を決めるとい ったような苦心を強いられる場合がある。

【０００７】 本考案はビンゴゲームのように、回答用紙の他に、数字が刻印されたサイコロ をランダムに取り出す抽選器を必要とせず、問題用紙と回答用紙のみを用いて、 パーティーや遊覧観光バス走行中の余興として、楽しむことのできるゲームを提 供することを目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】

本考案の請求項１に記載のビンゴゲーム式イエスノーゲーム用紙の考案は、四 角形の用紙のいずれか一方の半分に、イエスかノーで答えられる問題文を整列し て記載した問題欄と、前記用紙の残り半分に前記整列した問題文に対応する位置 に前記問題文に対する正誤記入欄を設けた問題用紙と、 前記問題用紙の正誤記入欄と同じ大きさの用紙に前記正誤記入欄と同じ位置に イエス欄とノー欄を設けると共に回答者の選択により前記いずれの欄にも打ち抜 きまたは折り曲げ用のミシン目を入れ前記問題用紙の正誤記入欄に重ね合わせる ことにより回答の正誤を容易に判定できるようにした回答用紙と からなることを特徴とする。

【０００９】 本考案の請求項２のビンゴゲーム式イエスノーゲーム用紙の考案は、請求項１ の考案において、前記問題用紙の正誤記入欄は正解と不正解を色分けしたことを 特徴とする。

【００１０】

【作用】

本考案のビンゴゲーム式イエスノーゲーム用紙は、問題用紙と回答用紙とのみ により構成されるので、抽選器等を必要とせず、持ち運びに便利である。また、 問題用紙の回答欄の上に、イエスまたはノーの打ち抜きをした回答用紙を重ね合 わせることにより、直ちに回答の正誤を判定することができる。さらに、問題用 紙の正誤記入欄は正解と不正解を色分けすることにより、正誤の判定を迅速にす ることが可能である。

【００１１】

【考案の実施の態様】

本考案の実施の態様を以下図面に従って説明する。図１は問題用紙１０の平面 図であり、左半分の問題欄１２は、１０行に仕切られ、さらに各行は中心から左 右２列に仕切られ、合計２０個の各枠内には、それぞれに問題文１４が記入され ている。

【００１２】 正誤記入欄１６は、左半分の問題欄１２に対応するように、１０行に仕切られ 、さらに左右の２列に仕切られ、合計２０個の正誤記入枠１８が設けられている 。正誤記入枠１８は左側をイエス欄、右側をノーらんとして、各問題の回答をイ エス欄またはノー欄に記入する。あるいは、各問題に対する回答をイエス欄また はノー欄に着色して（例えば赤色または青色）示しても良い。

【００１３】 図２は回答用紙２０であり、問題用紙１０の生後記入欄と同じ大きさであり、 回答打ち抜き枠２２は、問題用紙１０の正誤記入枠１８と重なり合う位置に、１ ０行２列に設けられている。また、回答打ち抜き枠２２は、問題用紙１０の正誤 記入枠１８と重なり合う位置に、１０行２列に設けられている。また、回答打ち 抜く枠２２は、左側がイエス右側がノーとなっており、それぞれ半楕円形のミシ ン目２４が施してあり、イエスまたはノーを容易に引き起こして折り込むことが できる。

【００１４】 ゲームの進行は、先ず主催者が回答者全員に回答用紙２０を配布する。次いで 、主催者は問題文を順次読み上げて、回答者に回答枠２２の正誤いずれか（図２ ではＹまたはＮで示した。）のミシン目を折り込み穴が開けられる。問題の読み 上げが完了し、回答者の回答打ち抜き枠２２の折り込みが全て完了したら、主催 者は問題用紙２０を回答者全員に配布して、回答者に各問題の正誤の判定をさせ ても良いが、あるいは主催者の側で回答用紙２０を回収し、問題用紙１０の正誤 記入欄１６の上に重ね合わせて、回答者の正解数をカウントしても良い。

【００１５】 回答者がゲーム終了後自己採点する場合は、回答者は配布された回答用紙２０ を、問題用紙１０の正誤記入欄１６の上に重ね合わせれば、打ち抜かれた回答打 ち抜き枠２２を通して、各問題の正誤を判定することができるので、正解数を集 計することは、極めて簡単である。また、主催者の手元に回答用紙２０を集めた 場合も、問題用紙１０を一枚一枚の正誤記入欄１６に重ね合わせれば、打ち抜か れた回答打ち抜き枠２２を通して、各問題の正誤を判定することができるので、 同様に正解数を集計することは、極めて簡単である。

【００１６】

【考案の効果】

本考案のビンゴゲーム式イエスノーゲーム用紙は、問題用紙と回答用紙のみに より構成されるので、抽選器等を必要とせず、持ち運びに便利である。また、問 題用紙の回答欄の上に、イエスまたはノーの打ち抜きをした回答用紙を重ね合わ せることにより、打ち抜いた孔を通して、回答の正誤を直ちに判定することがで きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例の問題用紙の平面図である。

【図２】本考案の一実施例の回答用紙の平面図である。

【符号の説明】

１０・・・・問題用紙 １２・・・・問題欄 １４・・・・問題文 １６・・・・正誤記入欄 １８・・・・正誤記入枠 ２０・・・・回答用紙 ２２・・・・回答打ち抜き枠 ２４・・・・ミシン目

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 四角形の用紙のいずれか一方の半分に、
   イエスかノーで答えられる問題文を整列して記載した問
   題欄と、前記用紙の残り半分に前記整列した問題文に対
   応する位置に前記問題文に対する正誤記入欄を設けた問
   題用紙と、 前記問題用紙の正誤記入欄と同じ大きさの用紙に前記正
   誤記入欄と同じ位置にイエス欄とノー欄を設けると共に
   回答者の選択により前記いずれの欄にも打ち抜きまたは
   折り曲げ用のミシン目を入れ前記問題用紙の正誤記入欄
   に重ね合わせることにより回答の正誤を容易に判定でき
   るようにした回答用紙とからなることを特徴とするビン
   ゴゲーム式イエスノーゲーム用紙。
2. 【請求項２】 前記問題用紙の正誤記入欄は正解と不正
   解を色分けした事を特徴とする請求項１に記載のビンゴ
   ゲーム式イエスノーゲーム用紙。