JP3087809B2 - ディスク装置のフレーム取付構造 - Google Patents

ディスク装置のフレーム取付構造

Info

Publication number
JP3087809B2
JP3087809B2 JP06002428A JP242894A JP3087809B2 JP 3087809 B2 JP3087809 B2 JP 3087809B2 JP 06002428 A JP06002428 A JP 06002428A JP 242894 A JP242894 A JP 242894A JP 3087809 B2 JP3087809 B2 JP 3087809B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
housing
housing portion
vibration
magnetic disk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP06002428A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07211054A (ja
Inventor
修 山崎
芳明 長沢
克明 石田
智夫 須賀川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP06002428A priority Critical patent/JP3087809B2/ja
Publication of JPH07211054A publication Critical patent/JPH07211054A/ja
Priority to US08/630,026 priority patent/US5886851A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3087809B2 publication Critical patent/JP3087809B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/02Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
    • G11B33/08Insulation or absorption of undesired vibrations or sounds
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/12Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules
    • G11B33/121Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules the apparatus comprising a single recording/reproducing device
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/14Reducing influence of physical parameters, e.g. temperature change, moisture, dust
    • G11B33/1406Reducing the influence of the temperature
    • G11B33/1413Reducing the influence of the temperature by fluid cooling
    • G11B33/142Reducing the influence of the temperature by fluid cooling by air cooling
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/12Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules
    • G11B33/125Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules the apparatus comprising a plurality of recording/reproducing devices, e.g. modular arrangements, arrays of disc drives

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体に対してヘッ
ド移動を行うディスク装置のフレーム取付構造に関す
る。近年、ディスク装置、特に磁気ディスク装置の高速
化が進み、記録媒体であるディスクを高速回転させるス
ピンドルモータの高速回転や磁気ヘッドを搭載するアク
チュエータの高速移動などが行われている。これに伴っ
て発熱量が増加して悪影響を及ぼすことから効率よく放
熱されることが要求されると共に、振動が増加すること
からその対策が要求される。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気ディスク装置は、浮動型の磁
気ヘッドがアクチュエータの先端に搭載され、スピンド
ルモータで回転する磁気ディスクの半径方向に回動させ
て情報の記録再生を行う構成が一般的である。そこで、
図6に、従来の磁気ディスク装置の要部平面図を示す。
図6はアクチュエータ11と磁気ディスク12の関係を
示したもので、アクチュエータ11はアーム13より支
持ばね機構13aを介してその先端に磁気ヘッド14が
搭載されており、アーム13の基部がピボット15に回
動自在に軸支される。
【0003】また、アーム13のピボット15の反対側
には回動支持部16a,16bが形成され、該回動支持
部16a,16b間に巻回されたコイル17が設けられ
る。そして、コイル17の下方には極性の異なる2つの
マグネット18a,18bが固定配置される。このコイ
ル17及びマグネット18a,18bによりVCM(ボ
イスコイルモータ)を構成する。
【0004】このようなアクチュエータ11は、スピン
ドルモータ(図示せず)により回転される磁気ディスク
12に対し、コイル17に通電することにより磁気ヘッ
ド14を磁気ディスク12の半径方向に移動させるよう
にアーム13が回動されるものである。なお、アクチュ
エータ11は磁気ディスク12に対して両面に配置さ
れ、磁気ディスク12の枚数に応じてそれぞれ配置され
る。また、磁気ディスク12及びVCM部分がベース1
9内に収納され、ハウジング及びカバーで覆われる。
【0005】そして、磁気ディスク装置の高速化の要請
から、スピンドルモータを高速回転させると共に、コイ
ル17に供給する電流を増大させてアクチュエータ11
を高速移動させる。これにより装置内が高温となること
から、ハウジングに放熱フィンが形成される。一方、こ
のような磁気ディスク装置は、防振のためにフレームに
取り付けられ、記録容量の増大化よりディスクモジュー
ル内に複数設置される。
【0006】そこで、図7に、従来の磁気ディスク装置
のフレーム取付構造の構成図を示す。図7(A)は平面
図、図7(B)は側面図を示している。図7(A),
(B)において、磁気ディスク装置21は、上述のよう
に磁気ディスク12部分がハウジング22内に収納され
ており、アクチュエータ11のVCM部分がカバー23
により覆われている。また、ハウジング22には装置2
1内の温度上昇を防止するために放熱フィン22aが形
成される。
【0007】一方、フレーム24は対向する側板24
a,24bの厚さ方向に略半分の部分の所定位置に切り
起こしにより取付部25a〜25cが形成される。そし
て、取付部25a,25bには防振ゴム26a,26b
(図8において説明する)を介してハウジング22がネ
ジ27a,27bにより取り付けられる。また、取付部
25cには防振ゴム26c(図8において説明する)及
び取付金具28を介してネジ27cにより取り付けられ
る。
【0008】ここで、図8に、図7の取り付け部分の拡
大図を示す。図8(A)に示すように、取付部25bの
両面に防振ゴム26b(26b1 ,26b2 )が設けら
れ、ネジ27bによりハウジング22が取り付けられ
る。また、図8(B)に示すように、取付部25cと取
付金具28との間に防振ゴム26cが介在されてネジ2
7cにより取り付けられる。
【0009】このように、ハウジング22に形成された
放熱フィン22aにより磁気ディスク装置21内の熱を
放熱し、防振ゴム26a〜26cによりスピンドルモー
タやVCMの駆動による振動を軽減している。また、騒
音については、その軽減のために、スピンドルモータや
VCMの制御等の改善を図っている。そして、フレーム
24に取り付けられた磁気ディスク装置21が、ディス
クモジュール内に所定数設置されるものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、高速化された
磁気ディスク装置21内の温度上昇をハウジング22に
形成した放熱フィン22aのみでは対処しきれず、高温
状態となって補正可能範囲を越えるオフトラックの増
大、ベアリングやFPC(フレキシブルプリント基板)
等の機構部品の劣化損傷、ヘッドICやLSI等の電子
回路部品の劣化損傷を招くという問題がある。
【0011】また、磁気ディスク装置21内の温度上昇
を抑制するためには空冷手段を設ける必要が増し、コス
ト高になるという問題がある。さらに、磁気ディスク装
置21の高速化に伴って、スピンドルモータやVCMの
制御等の改善による騒音軽減では十分でないという問題
がある。そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもの
で、放熱及び防振を図るディスク装置のフレーム取付構
造を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1では、ディスク装置が有するディスク媒体
上を移動して情報の記録再生を行うヘッドを搭載した回
動手段が駆動手段を具備して前記ディスク媒体の枚数に
対応して所定数配置され、前記ディスク媒体の近傍を覆
う第1のハウジング部および前記駆動手段を覆う第2の
ハウジング部から構成されるハウジング部と、前記ハウ
ジング部が取り付けられるフレームと、前記第2のハウ
ジング部と前記フレームとに接触されて設けられ、前記
ハウジング部内で発生する振動を吸収すると共に、発生
する熱を吸収伝達する弾性伝熱部材と、を有する構成と
する。
【0013】請求項2では、前記弾性伝熱部材は、前記
ハウジング部の前記フレームの全域に対向する間に介在
される。請求項3では、前記フレームには取付部が形成
されて防振部材を介在させて前記ハウジング部が取り付
けられる。請求項4では、前記弾性伝熱部材は、前記ハ
ウジング部内からの発生音を遮断する部材で形成され
る。
【0014】
【作用】上述のように請求項1の発明では、第2のハウ
ジング部と前記フレームとに接触されて弾性伝熱部材が
設けられる。これによりハウジング部内で発生する振動
が吸収されて防振を図ることが可能となると共に、発熱
量が最も大きい駆動手段から発生する熱が弾性伝熱部材
を介してフレームに伝わり、フレームより放熱されるこ
とにより効率よく放熱することが可能となる。
【0015】この場合、請求項2の発明では弾性伝熱部
材は第1及び第2のハウジング部のフレームに対向する
間に介在される。すなわち、ハウジング部に可能な限り
弾性伝熱部材を介在させることで、放熱効果を高め、防
振効率を高めることが可能となると共に、従来のように
フレームに取り付ける際の防振ゴムを省略することが可
能となる。
【0016】また、請求項3の発明では、第1及び第2
のハウジング部とフレームの取付部との間に防振部材が
介在される。すなわち、防振部材と弾性伝熱部材とによ
り防振効果が高めることが可能となる。さらに、請求項
4の発明では弾性伝熱部材を遮音部材で形成する。これ
により、ハウジング部内での発生音を遮断し、放熱及び
防振と共に低騒音化を図ることが可能となる。
【0017】
【実施例】図1に、本発明の第1実施例の構成図を示
す。図1(A)は平面図、図1(B)は側面図である。
図1(A),(B)において、ディスク装置としての磁
気ディスク装置31は、図6に示したように、所定数の
ディスク媒体である磁気ディスク(12)に対応して所
定数のアクチュエータ(11)が配置され、磁気ディス
ク部分が高熱伝導率の例えばアルミニウム金属によりダ
イカスト製法で形成されたハウジング部を構成する第1
のハウジング部32により覆われ、アクチュエータ(1
1)のVCM(17,18a,18b)部分が高熱伝導
率の例えば電磁軟鉄板により形成されるハウジング部を
構成するVCM用の第2のハウジング部33により覆わ
れる。
【0018】VCM用の第2のハウジング部33は第1
のハウジング部32にパッキン等を介在させてネジ34
a,34bにより取り付けられる。すなわち、第1のハ
ウジング部32及びVCM用の第2のハウジング部33
により密閉状態とされる。一方、第1のハウジング部3
2は広い表面部分に放熱フィン35が一体に形成される
とともに、所定位置に取り付け用の少くとも2つのフラ
ンジ部36a,36bが一体に形成される。
【0019】このような磁気ディスク装置31がフレー
ム37に取り付けられる。ここで、図2に、図1のフレ
ーム構造の説明図を示す。図2(A)は左側面図、図2
(B)は平面図、図2(C)は左側面図である。フレー
ム37は、例えばSPGC(圧延鋼板)により「コ」の
字状に形成されるもので、側板38aの両端で対向する
側板38b,38cのうち、側板38bの厚さ方向に略
半分の部分の所定位置であって、前述の第1のハウジン
グ部32のフランジ部36aに対応する位置に切り起し
加工により取付部39aが形成される。また、側板38
cの所定位置であって前述の第1のハウジング部32の
フランジ部36b及びVMC用の第2のハウジング部3
3の取り付け位置に対応する位置に切り起し加工により
2つの取付部39b,39cが形成される。
【0020】そして、それぞれの取付部39a〜39c
上には防振部材である貫通孔が形成された防振ゴム40
a〜40bが接着剤又は両面接着テープ等により取り付
けられる。これら防振ゴム40a〜40cは取り付ける
磁気ディスク装置31の取り付け高さのバランス性より
厚さが適宜設定される。そこで、図1に戻って説明する
に、磁気ディスク装置31のVCM用の第2のハウジン
グ部33にL字状の取付金具41がネジ34eにより取
り付けられる。また、VCM用の第2のハウジング部3
3のフレーム37の側板38aに対向する面33a、及
び側板38cに対向する面33bに弾性伝熱部材である
高熱伝導性ゴム41a,41bがそれぞれ接着剤や両面
接着テープ等の接着部材(図に表われず)により貼着さ
れる。なお、VCM用の第2のハウジング部33に貼着
された高熱伝導性ゴム42a,42bの表面にも上述の
接着部材が設けられる。
【0021】高熱伝導性ゴム42a,42bは、例えば
シリコンゴムに特殊セラミックを複合成形したもので、
東海ゴム工業株式会社製の商品名TRIクールタッチF
Cシート(FC2500)がある。このFCシートは熱
伝導率が30×10-4cal/cm sec℃を(SI
単位1.26w/m・℃)であり、一般のゴム(硬質)
の熱伝導率(理科年表より)4.78×10-4cal/
cm sec℃(SI単位0.2w/m・℃)に比べて
約6倍上回り放熱効果が高い。
【0022】また、このFCシートは弾性ゴムであって
振動を吸収する防振効果と、防音効果とを有する。ちな
みに、このFCコートは絶縁性であり、絶縁抵抗値は1
×10-15 Ωcmである。そして、フレーム37の取付
部39a上の防振ゴム40a上に第1のハウジング部3
2のフランジ部36aを位置させてネジ34cにより固
定すると共に、取付部39b上の防振ゴム40b上にフ
ランジ部36bを位置させてネジ34dにより固定す
る。また、取付部39c上の防振ゴム40c上に取付金
具41を位置させてネジ34fにより固定する。
【0023】この場合、高熱伝導性ゴム42a,42b
はフレーム37の側板38a,38bに上述の接着部材
で密着される。このように、フレーム37に取り付けら
れた磁気ディスク装置31は、高速化より最も発熱する
VCMの高速駆動により発生した熱がVCM用の第2の
ハウジング部33を介して高熱伝導性ゴム42a,42
bに吸収され、フレーム37の側板38a,38cに伝
達される。すなわち、高熱伝導性ゴム42a,42bに
よりフレーム37に放熱の役割をさせるもので、放熱効
率を高くすることができるものである。また、高熱伝導
性ゴム42a,42bの防振効果により、防振ゴム40
a〜40cと相俟って防振効率を向上させることができ
る。
【0024】ここで、図3に、図1の温度分布のグラフ
を示す。図3(A)はVCM用の第2のハウジング部3
3上の経過時間(分)に対する温度(℃)を示してお
り、図3(B)はフレーム37(側板38a,38b)
上に経過時間(分)に対する温度(℃)を示している。
図3(A)に示すように、VCM用の第2のハウジング
部33上で高熱伝導性ゴム42a,42bを使用したと
きの特性A1に比べて、使用しないときの特性B1が高
く表われる結果が得られた。一方、図3(B)に示すよ
うに、フレーム37(側板38a,38b)上で高熱伝
導性ゴム42a,42bを使用したときの特性A2に比
べて、使用しないときの特性B2が低く表われる結果が
得られた。
【0025】これらの結果より、高熱伝導性ゴム42
a,42bがVCM用の第2のハウジング部33からの
熱を吸収し、フレーム37に伝達していることが明らか
である。このように、高熱伝導性ゴム42a,42bを
使用することにより、放熱効果及び防振効率を向上させ
ることができる。これにより、磁気ディスク装置31内
の温度上昇を防止することができ、補正範囲内でオフト
ラックを減少させることができ、各機構部品や電子回路
部品の劣化損傷を防止することができるものである。
【0026】ところで、放熱効果のみを鑑みれば、VC
M用の第2のハウジング部33とフレーム37とを直接
接触させた方がより放熱効果が向上するが、それでは振
動が直接フレーム37に伝わり好ましくない。従って、
本発明の高熱伝導性ゴム42a,42bを使用すること
で、放熱と防振の両方の効率を同時に向上させることが
できるものである。
【0027】なお、特に図示しないが、図1(A)にお
ける取付金具41が配置されるフレーム37のコーナ部
分にも高熱伝導性ゴムを設けることによってさらに放熱
効果及び防振効果を向上させることができる。続いて、
図4に、本発明が適用されるディスクモジュールの概略
図を示す。近年の記録容量の増大より、図4に示すよう
に磁気ディスク装置31が取り付けられたフレーム37
がディスクモジュール43内に複数(図4では2台)設
定される。また、ディスクモジュール43の排気口46
の方向(矢印方向)にファン44を介して電源ユニット
45が設置される。
【0028】このようなディスクモータ43内におい
て、フレーム37より放出される熱及び電源ユニット4
5より放出される熱がファン44により排気口より排出
されるものである。次に、図5に、本発明の第2実施例
の構成図を示す。図5(A)は平面図、図5(B)は側
面図である。なお、図1と同一の構成部分には同一の符
号を付して、その説明を省略する。
【0029】まず、図5(A),(B)における磁気デ
ィスク装置31のフランジ部36a,36bにはネジ用
の孔は形成されず、VCM用カバー33には取付金具4
1は取り付けられない。また、フレーム37の側板38
b,38cに形成された取付部39a〜39bには防振
ゴム40a〜40cが設けられずに省略されてある。そ
して、第1のハウジング部32及びVCM用の第2のハ
ウジング部33のフレーム37に対向する間の全周に亘
って上述と同様の高熱伝導性ゴム42cをそれぞれ接着
部材により接着して介在させたものである。
【0030】すなわち、磁気ディスク装置31を高熱伝
導性ゴム42cによりフレーム37に固着することから
ハウジングのフランジ部36a,36b等をフレーム3
7の取付部39a〜39cに接触させる必要がなく、上
述の防振ゴム40a〜40cを省略することができる。
このことにより、本実施例の場合はフレーム37に取付
部39a〜39cを特に形成する必要はない。
【0031】これにより、VCM用の第2のハウジング
部33からの熱はもちろん、第1のハウジング部32か
らの熱をもフレーム37に伝達して放熱効率をより向上
させることができる。また、防振効率をもより向上させ
ることができる。さらに、高熱伝導性ゴム42cは、上
述のように防音効果を有することから、第1のハウジン
グ部32内及びVCM用の第2のハウジング部33内か
ら発生する音を遮断することができ、低騒音化を図るこ
とができるものである。
【0032】なお、上記第1及び第2のハウジング部3
2,33の境界部分は上記第1及び第2実施例に限られ
るものでなく、また一体のハウジング部としてもよい。
この場合、第1実施例において発熱の大きいVCM部分
とフレーム37間に高熱伝導性ゴム42a,42bが設
けられればよい。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、請求項1
に示すように第2のハウジング部と前記フレームとに接
触されて弾性伝熱部材が設けられることにより、効率よ
く放熱、防振を図ることができ、ディスク装置への温度
上昇、振動の悪影響を防止することができる。
【0034】また、請求項2に示すように弾性伝達部材
をハウジング部のフレームに対向する間の全域に介在さ
せることにより、放熱効率及び防振効率をより向上させ
ることができると共に、請求項4に示すように発生音を
遮断することにより低騒音化を図ることができる。さら
に、請求項3に示すようにハウジング部とフレームの取
付部との間に防振部材が介在されることにより、特に発
熱の大なる部分の放熱を効率的に行うことができると共
に、防振効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成図である。
【図2】図1のフレーム構造の説明図である。
【図3】図1の温度分布のグラフである。
【図4】本発明が適用されるディスクモジュールの概略
図である。
【図5】本発明の第2実施例の構成図である。
【図6】従来の磁気ディスク装置の要部平面図である。
【図7】従来の放熱ディスク装置におけるフレーム取付
構造の構成図である。
【図8】図7の取り付け部分の拡大図である。
【符号の説明】
31 磁気ディスク装置 32 第1のハウジング部 33 VCM用の第2のハウジング部 34a〜34f ネジ 35 放熱フィン 36a,36b フランジ部 37 フレーム 38a〜38c 側板 39a〜39c 取付部 40a〜40c 防振ゴム 41 取付金具 42a〜42c 高熱伝導性ゴム 43 ディスクモジュール 44 ファン 45 電源ユニット 46 排気口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須賀川 智夫 山形県東根市大字東根元東根字大森5400 番地2 株式会社山形富士通内 (56)参考文献 実開 昭62−11297(JP,U) 実開 平4−47730(JP,U) 実開 昭62−9350(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 33/08,33/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク装置が有するディスク媒体上を
    移動して情報の記録再生を行うヘッドを搭載した回動手
    段が駆動手段を具備して前記ディスク媒体の枚数に対応
    して所定数配置され、前記ディスク媒体の近傍を覆う第1のハウジング部およ
    び前記駆動手段を覆う第2のハウジング部から構成され
    ハウジング部と、 前記ハウジング部が取り付けられるフレームと、 前記第2のハウジング部と前記フレームとに接触されて
    設けられ、前記ハウジング部内で発生する振動を吸収す
    ると共に、発生する熱を吸収伝達する弾性伝熱部材と、 を有することを特徴とするディスク装置のフレーム取付
    構造。
  2. 【請求項2】 前記弾性伝熱部材は、前記ハウジング部
    の前記フレームの全域に対向する間に介在されることを
    特徴とする請求項1記載のディスク装置のフレーム取付
    構造。
  3. 【請求項3】 前記フレームには取付部が形成されて防
    振部材を介在させて前記ハウジング部が取り付けられる
    ことを特徴とする請求項記載のディスク装置のフレー
    ム取付構造。
  4. 【請求項4】 前記弾性伝熱部材は、前記ハウジング部
    内からの発生音を遮断する部材で形成されることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のディスク装
    置のフレーム取付構造。
JP06002428A 1994-01-14 1994-01-14 ディスク装置のフレーム取付構造 Expired - Fee Related JP3087809B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06002428A JP3087809B2 (ja) 1994-01-14 1994-01-14 ディスク装置のフレーム取付構造
US08/630,026 US5886851A (en) 1994-01-14 1996-04-09 Frame structure of a disk drive for improved heat dissipation and a disk drive that uses such a frame structure

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06002428A JP3087809B2 (ja) 1994-01-14 1994-01-14 ディスク装置のフレーム取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07211054A JPH07211054A (ja) 1995-08-11
JP3087809B2 true JP3087809B2 (ja) 2000-09-11

Family

ID=11528996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06002428A Expired - Fee Related JP3087809B2 (ja) 1994-01-14 1994-01-14 ディスク装置のフレーム取付構造

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5886851A (ja)
JP (1) JP3087809B2 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7068506B2 (en) * 1997-09-10 2006-06-27 Sunny Behl Removable memory storage device carrier having a heat sink
US6704161B1 (en) * 1998-11-06 2004-03-09 Samsung Electronics Co. Ltd. Shock protection skin bumper for a hard disk drive
US6417986B1 (en) 1998-11-16 2002-07-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Impact guard for limiting hard disk movement
US6549372B1 (en) 1998-12-15 2003-04-15 Samsung Electronics Co., Ltd Device for limiting head movement within a hard disk drive
US6351344B1 (en) * 1999-03-01 2002-02-26 Seagate Technology Llc Stiffened cover for a head disc assembly of a disc drive
US6417994B1 (en) 1999-04-22 2002-07-09 Samsung Electronics, Co., Ltd. Swage plate with protruded walls to increase retention torque in hard disk applications
US6496326B1 (en) 1999-06-11 2002-12-17 Seagate Technology Llc Noise and vibration reduction in computer disk drives
US6501614B1 (en) 1999-08-19 2002-12-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Acoustic insulator for controlling noise generated in a mass storage device
US6744597B2 (en) 1999-10-29 2004-06-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Dynamic absorber for an actuator arm in a disk drive
US6947252B2 (en) 2000-05-10 2005-09-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Wave stringer for controlling acoustic noise and shock vibration in a storage device
US6446517B1 (en) 2000-11-20 2002-09-10 Samsung Electronics Company Controlled particle deposition in drives and on media for thermal asperity studies
US6590738B2 (en) 2001-03-01 2003-07-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Particle removal device in a hard disk drive
US6762908B2 (en) 2001-06-18 2004-07-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Air razor and disk limiter for a hard disk drive
JP2003101270A (ja) * 2001-09-27 2003-04-04 Toshiba Corp 電子部品の冷却構造、これを備えた磁気ディスク装置、および冷却構造の製造方法
US6867963B2 (en) * 2002-04-11 2005-03-15 Seagate Technology Llc Disc drive mounting system including vibration isolator and heat sink
JP2005063560A (ja) * 2003-08-12 2005-03-10 Sony Corp ディスク記録及び/又は再生装置
JP4069877B2 (ja) * 2004-02-03 2008-04-02 ソニー株式会社 電子機器およびハードディスク・ドライブ収納装置
US20100051778A1 (en) * 2008-09-03 2010-03-04 Albert Taan Wu Controlled Space with Anti-Shock Function for Automotive Electronics
US20110100666A1 (en) * 2009-11-03 2011-05-05 Wu Albert T Thermally controlled, anti-shock apparatus for automotive electronics
US10381049B2 (en) 2017-08-14 2019-08-13 Seagate Technology Llc Data storage device housing components having a polymeric element attached to a surface thereof

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55125699A (en) * 1979-03-22 1980-09-27 Hitachi Ltd Electronic device
JPS5826108B2 (ja) * 1979-06-18 1983-05-31 株式会社日立製作所 磁気デイスク装置
JPS5619694A (en) * 1979-07-26 1981-02-24 Mitsubishi Electric Corp Method of dissipating heat of circuit part
JPS56167377A (en) * 1980-05-27 1981-12-23 Denki Kagaku Kogyo Kk Thermomodule
JPS58201397A (ja) * 1982-05-19 1983-11-24 三菱電機株式会社 電子機器
JPH0680893B2 (ja) * 1985-08-31 1994-10-12 日本メクトロン株式会社 金属ベース両面可撓性回路基板の製造法
JP2718665B2 (ja) * 1986-07-09 1998-02-25 株式会社日立製作所 フアイル記憶装置
US4997032A (en) * 1987-09-25 1991-03-05 Minnesota Mining And Manufacturing Company Thermal transfer bag
JP2555393B2 (ja) * 1988-01-08 1996-11-20 勝史 吉田 狭窄血管の治療具
JPH0632202B2 (ja) * 1988-05-13 1994-04-27 富士通株式会社 ディスク装置の防振構造
US4980786A (en) * 1988-11-14 1990-12-25 Maxtor Corporation Method and apparatus for improved thermal isolation and stability of disk drives
JPH0383281A (ja) * 1989-08-25 1991-04-09 Nec Ibaraki Ltd 磁気ディスク装置
CA2025497C (en) * 1989-09-18 1996-05-28 Masaharu Sugimoto Magnetic disk storage apparatus
US5214549A (en) * 1991-07-12 1993-05-25 Seagate Technology, Inc. Acoustically damped disc drive assembly
JPH0563385A (ja) * 1991-08-30 1993-03-12 Hitachi Ltd ヒートパイプ付き電子機器及び計算機
US5237486A (en) * 1992-06-05 1993-08-17 Apple Computer, Inc. Structural frame for portable computer
US5351176A (en) * 1992-12-31 1994-09-27 North Atlantic Industries, Inc. Panel for a computer including a hinged door with integral display

Also Published As

Publication number Publication date
US5886851A (en) 1999-03-23
JPH07211054A (ja) 1995-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3087809B2 (ja) ディスク装置のフレーム取付構造
JP4241910B2 (ja) ヘッド/ディスク・アセンブリ用のディスク・ストレージ・システムおよびマウント・システム
US20090279246A1 (en) Global Heat Sink Carrier for Electronics Components
US6867963B2 (en) Disc drive mounting system including vibration isolator and heat sink
KR100604898B1 (ko) 마운팅 브라켓을 가진 하드 디스크 드라이브 조립체와이를 장착한 휴대폰
US7365938B2 (en) Disk drive having heat sink device
KR100438933B1 (ko) 댐퍼, 디스크 드라이브 장치 및 하드 디스크 드라이브
KR100691900B1 (ko) 하드디스크 드라이브
JP2006331545A (ja) ディスク装置
JP4319174B2 (ja) 電子機器の冷却構造及び複写機
JPH09153277A (ja) 情報記録再生装置
JP3908626B2 (ja) 記録媒体駆動装置
JP4019623B2 (ja) ディスク装置
JPH09251765A (ja) 磁気ディスク装置
JP2004327841A (ja) 電子機器
JP2007257724A (ja) ディスク駆動装置
JP4664943B2 (ja) 電子機器
JPS6356639B2 (ja)
JP2004079048A (ja) 冷却構造を有するディスク装置及びこのディスク装置に用いられる筐体
JP2024044670A (ja) ディスク装置
KR100618976B1 (ko) 하드디스크 드라이브의 방열장치
KR100660857B1 (ko) 충격 감쇠 구조를 가진 하드 디스크 드라이브의 하우징
JP2786096B2 (ja) 磁気ディスク装置
JP2002298566A (ja) 防音シートおよびこれを用いた磁気ディスク装置
JP2611656B2 (ja) 磁気ディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000620

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees