JP3087770U - 合成樹脂製の粘土容器 - Google Patents
合成樹脂製の粘土容器Info
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- JP3087770U JP3087770U JP2002001258U JP2002001258U JP3087770U JP 3087770 U JP3087770 U JP 3087770U JP 2002001258 U JP2002001258 U JP 2002001258U JP 2002001258 U JP2002001258 U JP 2002001258U JP 3087770 U JP3087770 U JP 3087770U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- clay
- partition walls
- surrounding wall
- synthetic resin
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 構造が簡単で収納に優れ、遊び終わった後の
片付けが楽であって紛失を防ぐことを可能にする。 【解決手段】 工作用粘土塊12を収容する容体と蓋体
とから成る粘土容器で、粘土容器は少なくとも容体が透
明又は半透明に形成され、容体の囲繞壁4の裏側には粘
土ヘラ15を収容する収容部が設けられ、収容部16は
容体内に配設される粘土魂を仕分けした状態に収容する
ために、容体の囲繞壁の対向面に間隔を以って架設され
た多数の仕切り壁11によって形成された収納室13に
おける各仕切り壁のうち、最両外側に位置される仕切り
壁を除いた他の全ての仕切り壁の先端部における囲繞壁
の内面に当接している部分を切り欠いて形成した。
片付けが楽であって紛失を防ぐことを可能にする。 【解決手段】 工作用粘土塊12を収容する容体と蓋体
とから成る粘土容器で、粘土容器は少なくとも容体が透
明又は半透明に形成され、容体の囲繞壁4の裏側には粘
土ヘラ15を収容する収容部が設けられ、収容部16は
容体内に配設される粘土魂を仕分けした状態に収容する
ために、容体の囲繞壁の対向面に間隔を以って架設され
た多数の仕切り壁11によって形成された収納室13に
おける各仕切り壁のうち、最両外側に位置される仕切り
壁を除いた他の全ての仕切り壁の先端部における囲繞壁
の内面に当接している部分を切り欠いて形成した。
Description
【0001】
本考案は合成樹脂製の粘土容器、詳しくは粘土ヘラの収納に優れるとともに、 遊び終わった後での紛失を防ぐことができる合成樹脂製の粘土容器に関する。
【0002】
従来、この種の合成樹脂製の粘土容器としては種々のものが提案されており、 また、実用に供されている。例えば蓋体の上面に工夫を施して粘土ヘラを取着し たもの、或いは容体内の粘土塊の上に直接に粘土ヘラを配置して収納したもの等 が知られている。
【0003】 然し乍ら、前者のものは構造が煩雑であるのに加え、粘土ヘラが直接に需要者 の目に触れるものであるから、見栄えが悪くあまりよい印象が得られない、また 、後者のものは粘土ヘラが踊って煩いなどの問題点があった。
【0004】
本考案は上記問題点を解決し、特に構造が簡単であるとともに、収納に優れ且 つ遊び終わった後の片付けが楽であって紛失も防ぐことができる合成樹脂製の粘 土容器を提案することをその課題とする。
【0005】
前記課題を解決するための手段として、本考案に係る合成樹脂製の粘土容器は 、工作用粘土塊を収容する平面視方形或いは楕円形状を有する容体と、この容体 の上部開口に被嵌される蓋体とから構成される合成樹脂製の粘土容器であって、 この粘土容器は少なくとも容体が透明又は半透明に形成されるとともに、前記容 体の囲繞壁の裏側には粘土ヘラを収容するための収容部が設けられ、且つこの収 容部は前記容体内に配設される前記粘土魂を仕分けした状態に収容するために、 前記容体の囲繞壁の対向面に間隔を以って架設された多数の仕切り壁によって形 成された収納室における前記各仕切り壁のうち、最両外側に位置される仕切り壁 を除いた他の全ての仕切り壁の先端部における前記囲繞壁の内面に当接している 部分を切り欠いて形成されたことを特徴とする。
【0006】
以下、図面によって本考案の実施の形態の一例について説明する。
【0007】 図1において、符号1は本考案に係る合成樹脂製の粘土容器を示すとともに、 前記合成樹脂製の粘土容器1は容体2と、この容体2の上部に嵌脱自在に設けら れた蓋体3とによって主に構成されている。
【0008】 容体2は透明又は半透明の素材であって、且つこの容体2は平面視矩形状に形 成された囲繞壁4と、この囲繞壁4の下部に一体的に設けられたU字状の連続す る六つの底壁5によって形成された底部6とによって構成されている。そして、 前記容体2の上部全体は開口された開口部7が形成されるとともに、下部四隅に は支持脚8が突設されている。
【0009】 なお、容体2は矩形状に限定されるものではなく、例えば正方形又は楕円形状 であってもよい。また、底部6を成す底壁5は連続して六つ設けられているが、 必ずしもこれに限るものではなく、それ以上、或いは以下であってもよい。さら に、容体2は射出成型によって一体に形成されるのが好ましい。
【0010】 次に、図2に示すように容体2内のU字状の連続する底壁5の頂部には仕切り 壁11が垂設されるとともに、前記仕切り壁11の両端面は前記容体2の囲繞壁 4の内面に密着されている。そして、前記仕切り壁11によってU字状の連続す る底壁5に粘土魂12を仕分けした状態に収容する複数の収納室13が形成され る。なお、仕切り壁11の上端面は容体2の上部開口部7よりやや低く形成する のが好ましい。勿論、仕切り壁11も前記同様に容体2と一体成型によって形成 されるのがこのましい。
【0011】 容体2を構成する囲繞壁4の裏側には粘土ヘラ15を収容するための収容部1 6が設けられている。すなわち、前記収容部16は、容体2内に粘土魂12を仕 分けした状態に収容するために、前記容体2内のU字状の連続する複数の底壁5 の頂部に垂設した仕切り壁11によって形成された複数の収納室13における前 記仕切り壁11の両端面の一方の面において、前記仕切り壁11の最両外側に位 置される仕切り壁11を除いた他の全ての仕切り壁11の前記囲繞壁4の内面に 当接している部分をL字状に切り欠いて形成されている。
【0012】 収容部16は一方の面に限らず、対向面或いは両方の面に設けてもよい。これ により、種類の異なる粘土ヘラ15を収納することができて、遊びの幅を拡大す ることができる。
【0013】 次に、収容部16に収容される粘土ヘラ15は長手方向の一端がナイフ様に、 他端がフォーク様に形成されるとともに、表面には動物模様を有した凹型17が 形成されている。ところで、前記粘土ヘラ15は粘土魂12を切り分けるほかに 、前記凹型17によって抜き型遊びを楽しむことができる。また、凹型17は粘 土ヘラ15の表裏面に形成してもよい。
【0014】 容体2の上部に嵌脱自在に設けられた蓋体3は、前記容体2の形状に即すると ともに、その長手一側の隅部付近には前記容体2から蓋体3を離嵌し易いように 舌片18が突設されている。また、前記蓋体3の表面には動物、星等の具現化模 様21が突設され、且つこの具現化模様21の裏面はこの模様に即する凹状に形 成されている。なお、蓋体3は容体2と同様に透明、或いは半透明の樹脂によっ て形成してもよい。
【0015】 合成樹脂製の粘土容器1は上述のように構成されているので,その使用にあた っては、まず、図2に示すように蓋体3を取り外した後、容体2から粘土魂12 と粘土ヘラ15を取り出してこの粘土ヘラ15によって粘土魂12を切り分けて 粘土遊びを楽しめばよい。例えば蓋体3や粘土ヘラ15に形成した凹型17や具 現化模様21に粘土を詰めて型抜きをしたり、粘土で独自の奇抜な製品を形成し てもよい。
【0016】 上述のように合成樹脂製の粘土容器1によれば、簡単な構造であるから製作が 容易であって、安価なものを提供することができ経済的であるのに加え、長期間 の使用にも充分に対応することができる。
【0017】 また、蓋体3に形成した動物、星等の具現化模様21や粘土ヘラ15に形成し た動物模様の凹形17によって型抜き遊びを楽しむことができ、遊びの幅を拡大 することができる。
【0018】
上記構成のように、本考案に係る合成樹脂製の粘土容器によれば、この粘土容 器は少なくとも容体が透明又は半透明に形成されているので、内部に収納されて いるカラー粘土や粘土ヘラが外から視認することができ、商品的に優れている。
【0019】 また、容体の囲繞壁の裏側には粘土ヘラを収容するための収容部が設けられ且 つこの収容部は、前記容体内に配設される前記粘土魂を仕分けした状態に収容す るために、前記容体の囲繞壁の対向面に間隔を以って架設された多数の仕切り壁 によって形成された収納室における前記各仕切り壁のうち、最両外側に位置され る仕切り壁を除いた他の全ての仕切り壁の先端部における前記囲繞壁の内面に当 接している部分を切り欠いて形成されたものであるから、収納に優れ且つ遊び終 わった後の片付けが楽であって紛失も防ぐことができる。
【0020】 さらに、収容部に収容された状態の粘土ヘラは最両外側に位置されている仕切 り壁によってその動きが抑止され、ガタ付を防止することができる。
【図1】本考案に係る合成樹脂製の粘土容器の斜視図
【図2】前記合成樹脂製の粘土容器における容体と粘土
ヘラとの関係を示す斜視図
ヘラとの関係を示す斜視図
1 粘土容器 2 容体 3 蓋体 4 囲繞壁 11 仕切り壁 12 粘土魂 15 粘土ヘラ 16 収容部
Claims (1)
- 【請求項1】 工作用粘土塊を収容する平面視方形或い
は楕円形状を有する容体と、この容体の上部開口に被嵌
される蓋体とから構成される合成樹脂製の粘土容器であ
って、この粘土容器は少なくとも容体が透明又は半透明
に形成されるとともに、前記容体の囲繞壁の裏側には粘
土ヘラを収容するための収容部が設けられ、且つこの収
容部は前記容体内に配設される前記粘土魂を仕分けした
状態に収容するために、前記容体の囲繞壁の対向面に間
隔を以って架設された多数の仕切り壁によって形成され
た収納室における前記各仕切り壁のうち、最両外側に位
置される仕切り壁を除いた他の全ての仕切り壁の先端部
における前記囲繞壁の内面に当接している部分を切り欠
いて形成されたことを特徴とする合成樹脂製の粘土容
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002001258U JP3087770U (ja) | 2002-02-05 | 2002-02-05 | 合成樹脂製の粘土容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002001258U JP3087770U (ja) | 2002-02-05 | 2002-02-05 | 合成樹脂製の粘土容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3087770U true JP3087770U (ja) | 2002-08-16 |
Family
ID=43239105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002001258U Expired - Lifetime JP3087770U (ja) | 2002-02-05 | 2002-02-05 | 合成樹脂製の粘土容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3087770U (ja) |
-
2002
- 2002-02-05 JP JP2002001258U patent/JP3087770U/ja not_active Expired - Lifetime
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