JP3087595U - ビデオ再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオテープに記録されている本編の終りの
エンドロールの再生を検出して、エンドロールの再生を
スキップし、本編の後に記録されている情報を自動的に
再生するようにする。また、本編の後に記録されている
情報を再生した後、ビデオテープを自動的に巻き戻すよ
うにする。 【解決手段】 ビデオテープの再生時間を入力して、ビ
デオテープの再生中に、入力された再生時間を減算し
て、再生時間が所定の残り時間になり、且つ再生された
映像信号レベルが所定の信号レベルより小さくなったと
き、ビデオテープを早送り再生し、ビデオテープの早送
り再生中に、再生された映像信号レベルが所定のレベル
信号になったとき、ビデオテープの早送り再生を中止し
て、ビデオテープを再生する。また、ビデオテープの早
送り再生後のビデオテープの再生中に、再生された映像
信号のレベルが所定のレベル信号より小さくなったと
き、ビデオテープを巻き戻す。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】本考案は、ビデオテープ等に記録されている情報を再 生するビデオ再生装置に係り、特に本編の終りのエンドロールの再生をスキップ して、本編の後に記録されている情報を自動的に再生するビデオ再生装置に関す る。

【０００２】

【従来の技術】従来の技術は、例えば、実公平３−１３００２１号公報に記載さ れているように、再生中のビデオテープの残り時間を検出して、ビデオテープが テープエンドから所定時間の位置に到達したことが示され、且つ再生された映像 信号及び音声信号のレベルを検出して、再生された映像信号及び音声信号のレベ ルが所定の信号レベルよりも小さくなったとき、ビデオテープに記録されている 本編の再生が終了したものと判断して、ビデオテープを巻き戻すようにしたもの があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の技術においては、再生中 のビデオテープの残り時間を検出して、ビデオテープがテープエンドから所定時 間の位置に到達したことが示され、且つ再生された映像信号及び音声信号のレベ ルを検出して、再生された映像信号及び音声信号のレベルが所定の信号レベルよ りも小さくなったとき、ビデオテープに記録されている本編の再生が終了したも のと判断して、ビデオテープを巻き戻すことはできたが、ビデオテープの本編の 終りに記録されている出演者・原作者・監督等のクレジットタイトルのエンドロ ールの再生をスキップして、本編の後に記録されている他の映画情報等のコマー シャルを自動的に再生することができないという問題点があった。

【０００４】周知のように、レンタルビデオテープ等の本編の後には、他の映画 情報等のコマーシャルが記録されている。レンタルビデオテープに記録されてい る映画を視聴するユーザは、ビデオテープに記録されている本編を視聴した後、 本編の後に記録されている他の映画情報等のコマーシャルを視聴して、他の映画 情報を知り、視聴を所望する映画が記録されている他のビデオテープを借りて視 聴している。しかし、本編の終りに再生されるクレジットタイトルのエンドロー ルの画面は輝度が低く非常に暗く、見ていて退屈なものであるため、ユーザはビ デオテープを早送り再生して、本編の後に記録されている他の映画情報等のコマ ーシャルを再生して視聴しているのが実情である。

【０００５】本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされた ものであり、その目的とするところは、ビデオテープに記録されている本編の終 りのエンドロールの再生を検出して、本編の終りのエンドロールを早送り再生し 、本編の後に記録されている情報を自動的に再生するビデオ再生装置を提供しよ うとするものである。また、本編の後に記録されている情報を再生した後、ビデ オテープを自動的に巻き戻すビデオ再生装置を提供しようとするものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本考案におけるビデ オ再生装置は、ビデオテープに記録されている映像音声信号を再生するビデオ再 生装置であって、ビデオテープの再生時間を入力する入力手段と、前記入力手段 によって入力された再生時間を記憶する記憶手段と、ビデオテープの再生中に、 前記記憶手段に記憶されている再生時間を減算して、前記再生時間が所定の残り 時間か否かを判断する再生時間判断手段と、再生された映像信号レベルを検出し て、映像信号レベルが所定の信号レベルか否かを判断する信号レベル判断手段と 、ビデオテープの再生中に、前記再生時間判断手段によって再生時間が所定の残 り時間になったと判断され、且つ前記レベル判断手段によって映像信号レベルが 所定の信号レベルより小さくなったと判断されたとき、ビデオテープを早送り再 生する早送り再生手段と、ビデオテープの早送り再生中に、前記信号レベル検出 手段によって映像信号レベルが所定のレベル信号になったと判断されたとき、ビ デオテープの早送り再生を中止して、ビデオテープを再生する再生手段とを備え る。

【０００７】また、ビデオテープの早送り再生後のビデオテープの再生中に、前 記レベル判断手段によって前記映像信号のレベルが所定のレベル信号より小さく なったと判断されたとき、ビデオテープを巻き戻す巻戻し制御手段を備える。

【０００８】上記のように構成することにより、ビデオテープに記録されている 本編の終りのエンドロールの再生を検出して、本編の終りのエンドロールを早送 り再生し、本編の後に記録されている情報を自動的に再生することができる。ま た、本編の後に記録されている情報を再生した後、ビデオテープを自動的に巻き 戻すことができる。

【０００９】

【考案の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本考案の実施の形態を詳述 する。図１は本考案の実施の形態に係るビデオ再生装置の構成を示すブロック図 であり、図２は本考案の実施の形態に係るビデオ再生装置のリモコン装置を示す 説明図であり、図３は本考案の実施の形態に係るビデオ再生装置の動作を示す説 明図であり、図４は本考案の実施の形態に係るビデオ再生装置の動作を示すフロ ーチャートである。

【００１０】まず、図１の本考案の実施の形態に係るビデオ再生装置の構成を示 すブロック図を基に、図２は本考案の実施の形態に係るビデオ再生装置のリモコ ン装置を示す説明図を参照しながら説明する。

【００１１】ビデオ再生装置１は、ビデオテープに記録されている映像信号と音 声信号とを読み出す磁気ヘッド２と、磁気ヘッド２によって読み出された映像信 号と音声信号とを増幅して、映像信号と音声信号とを再生する再生回路３と、再 生回路３によって再生された映像信号の信号レベルを検出する信号レベル検出回 路４と、ビデオ再生装置１のシステム全体を制御するＣＰＵ（中央処理装置）５ と、ＣＰＵ５が実行するシステム制御プログラムが格納されているＲＯＭ（Ｒｅ ａｄ−Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）６と、ＣＰＵ５が各種の演算処理データ等を一 時的に記憶するＲＡＭ（Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）７と、ビ デオテープの走行と磁気ヘッド２の回転とを制御するサーボ回路８と、ビデオテ ープの巻取りリールを駆動する巻取りモータの回転を制御して、ビデオテープを 早送りする巻取りモータ制御回路９と、ビデオテープの供給リールを駆動する巻 戻しモータの回転を制御して、ビデオテープを巻き戻す巻戻しモータ制御回路１ ０と、日付と時刻とを管理し、時間を計測するクロック信号を発生するクロック 回路１１と、リモコン装置２０からの赤外線信号のリモコン信号を受信して、所 定の電気信号に変換するリモコン受信部１２とで構成されている。

【００１２】また、リモコン装置２０には、テレビ放送の受信チャンネルを選択 し、本編の再生時間等の数値を入力するテンキー２０ａ、ビデオテープの再生を 指令する再生キー２０ｂ等の各種操作キーが設けられていて、これらの操作キー を操作することによって、ビデオ再生装置１を所望動作させることができるよう になっている。

【００１３】以上のように構成されたビデオ再生装置について、図３の本考案の 実施の形態に係るビデオ再生装置の動作を示す説明図を参照しながら、以下その 動作について説明する。

【００１４】ビデオテープに記録されている本編Ａを再生する場合、ユーザは本 編Ａの再生時間をリモコン装置２０のテンキー２０ａを操作して入力した後、リ モコン装置２０の再生キー２０ｂを操作してビデオテープの再生を指令する。例 えば、本編Ａの再生時間が１０８分である場合、リモコン装置２０のテンキー２ ０ａを操作して「１０８」と入力して、リモコン装置２０の再生キー２０ｂを操 作する。

【００１５】リモコン装置２０のテンキー２０ａ、再生キー２０ｂが操作される と、リモコン装置２０から赤外線信号のリモコン信号が送信され、送信されたリ モコン信号がリモコン受信部１２によって受信され、受信された赤外線信号のリ モコン信号が所定の電気信号に変換されてＣＰＵ５に送出される。ＣＰＵ５は、 リモコン装置２０から送信された本編Ａの再生時間のリモコン信号を受信して、 受信した本編Ａの再生時間をＲＡＭ７に記憶する。そして、ＣＰＵ５は、ビデオ テープの再生を指令するリモコン信号を受信すると、サーボ回路８を制御してビ デオテープの再生を開始する。

【００１６】ビデオテープに記録されている本編Ａの再生中、ＣＰＵ５は、クロ ック回路１１からのクロック信号に基づいて、ＲＡＭ７に記憶されている本編Ａ の再生時間を減算する。そして、ＣＰＵ５は、ＲＡＭ７に記憶されている本編Ａ の再生時間が所定の残り時間になると、信号レベル検出回路４から送出された映 像信号の信号レベルが所定の信号レベルより低下したか否かを判断して、再生さ れた映像信号が所定の信号レベルより低下したとき、本編Ａの終りの部分に記録 されているエンドロールＢの再生と判断して、ビデオテープの再生を中止し、サ ーボ回路８と巻取りモータ制御回路９とを制御して、ビデオテープ本編Ａの終り の部分に記録されているエンドロールＢの早送り再生を開始する。

【００１７】ビデオテープの早送り再生中に、ＣＰＵ５は、信号レベル検出回路 ４から送出された映像信号の信号レベルが所定の信号レベルになったか否かを判 断して、映像信号が所定の信号レベルになったとき、本編Ａの終りの部分に記録 されているエンドロールＢの早送り再生が終了したと判断して、ビデオテープの 早送り再生を中止し、サーボ回路８と巻取りモータ制御回路９とを制御して、ビ デオテープの本編の後に記録されている他の映画情報等のコマーシャルＣを再生 する。

【００１８】そして、ビデオテープの本編Ａの後に記録されている他の映画情報 等のコマーシャルＣの再生後、ＣＰＵ５は、信号レベル検出回路４から送出され た映像信号の信号レベルが所定の信号レベルより低下したとき、ビデオテープの 本編Ａの後に記録されている他の映画情報等のコマーシャルＣの再生が終了した と判断して、ビデオテープの再生を中止し、巻戻しモータ制御回路１０を制御し て、ビデオテープを巻き戻し、ビデオテープの巻き戻しが終了すると、ビデオテ ープの巻き戻しを停止する。

【００１９】また、図４の本考案の実施の形態に係るビデオ再生装置の動作を示 すフローチャートを基に説明する。

【００２０】ビデオテープを再生する場合、ステップＳ１からステップＳ２に進 み、テンキーの操作によって本編の再生時間が入力されると、ステップＳ３に進 む。

【００２１】ステップＳ３で、ビデオテープの再生を指令する再生キーが操作さ れたか否かが判断され、再生キーが操作された場合、ステップＳ４に進み、再生 キーが操作されていない場合、ステップＳ３のステップを繰り返す。

【００２２】ステップＳ４で、テンキーの操作によって入力された本編の再生時 間がメモリに記憶されて、ビデオテープが再生され、ステップＳ５に進む。

【００２３】ステップＳ５で、クロック回路からのクロック信号に基づいて、メ モリに記憶されている本編の再生時間が減算され、ステップＳ６に進む。

【００２４】ステップＳ６で、メモリに記憶されている本編の再生時間が所定の 残り時間になったか否かが判断され、メモリに記憶されている本編の再生時間が 所定の残り時間になった場合、ステップＳ７に進み、メモリに記憶されている本 編の再生時間が所定の残り時間になっていない場合、ステップＳ５に戻って、ス テップＳ５からステップＳ６のステップを繰り返す。

【００２５】ステップＳ７で、ビデオテープから再生された映像信号の信号レベ ルが所定の信号レベルより低下したか否かが判断され、映像信号の信号レベルが 所定の信号レベルより低下した場合、ステップＳ８に進み、映像信号の信号レベ ルが所定の信号レベルより低下していない場合、ステップＳ５に戻って、ステッ プＳ５からステップＳ７のステップを繰り返す。

【００２６】ステップＳ８で、ビデオテープの再生を中止して、ビデオテープが 早送り再生され、ステップＳ９に進む。

【００２７】ステップＳ９で、ビデオテープから早送り再生された映像信号の信 号レベルが所定の信号レベルになったか否かが判断され、早送り再生された映像 信号の信号レベルが所定の信号レベルになった場合、ステップＳ１０に進み、早 送り再生された映像信号の信号レベルが所定の信号レベルになっていない場合、 ステップＳ９のステップを繰り返す。

【００２８】ステップＳ１０で、ビデオテープの早送り再生が中止されて、ビデ オテープが再生され、ステップＳ１１に進む。

【００２９】ステップＳ１１で、ビデオテープから再生された映像信号の信号レ ベルが所定の信号レベルより低下したか否かが判断され、映像信号の信号レベル が所定の信号レベルより低下した場合、ステップＳ１２に進み、映像信号の信号 レベルが所定の信号レベルより低下していない場合、ステップＳ１１のステップ を繰り返す。

【００３０】ステップＳ１２で、ビデオテープの再生が中止され、ビデオテープ が巻き戻され、ステップＳ１３に進む。

【００３１】ステップＳ１３で、ビデオテープの巻き戻しが終了したか否かが判 断され、ビデオテープの巻き戻しが終了していない場合、ステップＳ１３のステ ップを繰り返し、ビデオテープの巻き戻しが終了した場合、ステップＳ１４に進 んで処理を終了する。

【００３２】以上、本考案の実施の形態について詳述したが、本考案はこれに限 らず、当業者の通常の知識の範囲内でその変形や改良が可能である。例えば、ビ デオテープから再生された映像信号と音声信号との信号レベルを検出して、映像 信号と音声信号との信号レベルが所定の信号レベルより低下した場合、ビデオテ ープに記録されている本編の終わりのエンドロールの再生と判断するようにして もよい。

【００３３】また、リモコン装置に設けられた各種操作キーは、ビデオ再生装置 の操作パネルにも設けるようにするとよい。

【００３４】

【考案の効果】以上説明してきたように、本考案によるビデオ再生装置によれば 、ビデオテープの再生時間を入力して、ビデオテープの再生中に、入力された再 生時間を減算して、入力された再生時間が所定の残り時間になったと判断され、 且つ再生された映像信号レベルが所定の信号レベルより小さくなったと判断され たとき、ビデオテープを早送り再生し、ビデオテープの早送り再生中に、再生さ れた映像信号レベルが所定のレベル信号になったと判断されたとき、ビデオテー プの早送り再生を中止して、ビデオテープを自動的に再生することができる。ま た、ビデオテープの早送り再生後のビデオテープの再生中に、映像信号のレベル が所定のレベル信号より小さくなったと判断されたとき、ビデオテープを自動的 に巻き戻すことができる。このことにより、ビデオテープに記録されている本編 の終りのエンドロールの再生を検出して、本編の終りのエンドロールを早送り再 生し、本編の後に記録されている他の映画情報等のコマーシャルを自動的に再生 することができる。また、本編の後に記録されている他の映画情報等のコマーシ ャルを再生した後、ビデオテープを自動的に巻き戻すことができる。

【００３５】請求項１記載の考案に係るビデオ再生装置は、ビデオテープの再生 時間を入力して、ビデオテープの再生中に、入力された再生時間を減算して、入 力された再生時間が所定の残り時間になったと判断され、且つ再生された映像信 号レベルが所定の信号レベルより小さくなったと判断されたとき、ビデオテープ を早送り再生し、ビデオテープの早送り再生中に、再生された映像信号レベルが 所定のレベル信号になったと判断されたとき、ビデオテープの早送り再生を中止 して、ビデオテープを再生し、ビデオテープの早送り再生後のビデオテープの再 生中に、再生された映像信号のレベルが所定のレベル信号より小さくなったと判 断されたとき、ビデオテープを巻き戻すようにしている。

【００３６】請求項２記載の考案に係るビデオ再生装置は、ビデオテープの再生 時間を入力して、ビデオテープの再生中に、入力された再生時間を減算して、入 力された再生時間が所定の残り時間が所定の残り時間になったと判断され、且つ 再生された映像信号レベルが所定の信号レベルより小さくなったと判断されたと き、ビデオテープを早送り再生し、ビデオテープの早送り再生中に、再生された 映像信号レベルが所定のレベル信号になったと判断されたとき、ビデオテープの 早送り再生を中止して、ビデオテープを再生するようにしている。

【００３７】請求項３記載の考案に係るビデオ再生装置は、ビデオテープの早送 り再生後のビデオテープの再生中に、再生された映像信号のレベルが所定のレベ ル信号より小さくなったと判断されたとき、ビデオテープを巻き戻すようにして いる。

【００３８】請求項４記載の考案に係るビデオ再生装置は、ビデオ再生装置のリ モコン装置或いは操作パネルに設けられたテンキーの操作によって、再生時間を 入力するようにしている。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の実施の形態に係るビデオ再生装置の
構成を示すブロック図である。

【図２】 本考案の実施の形態に係るビデオ再生装置の
リモコン装置を示す説明図である。

【図３】 本考案の実施の形態に係るビデオ再生装置の
動作を示す説明図である。

【図４】 本考案の実施の形態に係るビデオ再生装置の
動作を示すフローチャートである。

【符号の説明】

１ ビデオ再生装置 ２ 磁気ヘッド ３ 再生回路 ４ 信号レベル検出回路 ５ ＣＰＵ ６ ＲＯＭ ７ ＲＡＭ ８ サーボ回路 ９ 巻取りモータ制御回路 １０ 巻戻しモータ制御回路 １１ クロック回路 １２ リモコン受信部 ２０ リモコン装置 ２０ａ テンキー ２０ｂ 再生キー

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ビデオテープに記録されている映像音声
   信号を再生するビデオ再生装置であって、ビデオテープ
   の再生時間を入力する入力手段と、前記入力手段によっ
   て入力された再生時間を記憶する記憶手段と、ビデオテ
   ープの再生中に、前記記憶手段に記憶されている再生時
   間を減算して、前記再生時間が所定の残り時間か否かを
   判断する再生時間判断手段と、再生された映像信号レベ
   ルを検出して、映像信号レベルが所定の信号レベルか否
   かを判断する信号レベル判断手段と、ビデオテープの再
   生中に、前記再生時間判断手段によって再生時間が所定
   の残り時間になったと判断され、且つ前記レベル判断手
   段によって映像信号レベルが所定の信号レベルより小さ
   くなったと判断されたとき、ビデオテープを早送り再生
   する早送り再生手段と、ビデオテープの早送り再生中
   に、前記信号レベル検出手段によって映像信号レベルが
   所定のレベル信号になったと判断されたとき、ビデオテ
   ープの早送り再生を中止して、ビデオテープを再生する
   再生手段と、ビデオテープの早送り再生後のビデオテー
   プの再生中に、前記レベル判断手段によって前記映像信
   号のレベルが所定のレベル信号より小さくなったと判断
   されたとき、ビデオテープを巻き戻す巻戻し制御手段と
   を備えたことを特徴とするビデオ再生装置。
2. 【請求項２】 ビデオテープに記録されている映像音声
   信号を再生するビデオ再生装置であって、ビデオテープ
   の再生時間を入力する入力手段と、前記入力手段によっ
   て入力された再生時間を記憶する記憶手段と、ビデオテ
   ープの再生中に、前記記憶手段に記憶されている再生時
   間を減算して、前記再生時間が所定の残り時間か否かを
   判断する再生時間判断手段と、再生された映像信号レベ
   ルを検出して、映像信号レベルが所定の信号レベルか否
   かを判断する信号レベル判断手段と、ビデオテープの再
   生中に、前記再生時間判断手段によって再生時間が所定
   の残り時間になったと判断され、且つ前記レベル判断手
   段によって映像信号レベルが所定の信号レベルより小さ
   くなったと判断されたとき、ビデオテープを早送り再生
   する早送り再生手段と、ビデオテープの早送り再生中
   に、前記信号レベル検出手段によって映像信号レベルが
   所定のレベル信号になったと判断されたとき、ビデオテ
   ープの早送り再生を中止して、ビデオテープを再生する
   再生手段とを備えたことを特徴とするビデオ再生装置。
3. 【請求項３】 ビデオテープの早送り再生後のビデオテ
   ープの再生中に、前記レベル判断手段によって前記映像
   信号のレベルが所定のレベル信号より小さくなったと判
   断されたとき、ビデオテープを巻き戻す巻戻し制御手段
   を備えたことを特徴とする請求項２記載のビデオ再生装
   置。
4. 【請求項４】 前記入力手段は、ビデオ再生装置のリモ
   コン装置或いは操作パネルに設けられたテンキーである
   ことを特徴とする請求項１又は請求項２のいずれかに記
   載のビデオ再生装置。