JP2005064620A - ビデオ一体型ハードディスクレコーダ、ディスク記録装置 - Google Patents

ビデオ一体型ハードディスクレコーダ、ディスク記録装置 Download PDF

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Hiroyuki Nakatani
浩之 中谷
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Abstract

【課題】煩雑な操作を必要とせずに、ビデオテープの録画内容を選択的にディスクへダビングすることが可能なディスク記録装置を提供する。
【解決手段】VISS信号と、映像音声信号を含むファイルA1−1,A1−2,…とが記録されているビデオテープをハードディスクへダビングするにあたり、ファイルの録画時間に対して基準時間の設定を行うことで、録画時間が基準時間以上であるファイルのみを選択してダビングすることができる。例えば、基準時間を30分に設定すると、録画時間が30分以上であるファイルA1−1乃至A1−4が選択され、これらの内容がハードディスクにファイル分割されて記録される。一方、録画時間が30分に満たないファイルB3−4は選択されず、当該ファイルの内容はハードディスクに記録されない。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハードディスクレコーダのようなディスク記録装置に関し、特に、ビデオカセットテープの録画映像をディスクへダビングすることが可能なディスク記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビ番組などを録画する機器として、最近では大容量のハードディスクを内蔵したハードディスクレコーダが普及しつつある。ハードディスクレコーダは、映像信号をデジタル化してハードディスクに記録するため、再生される映像は極めて鮮明で画質の劣化もなく、また編集作業を自由に行えるという利便性を備えている。
【0003】
ハードディスクレコーダには、ビデオカセットテープ(以下、「ビデオテープ」と略記する)の記録再生を行うためのVCR(ビデオカセットレコーダ)を内蔵したものがある。このようなビデオ一体型ハードディスクレコーダでは、ビデオテープに録画されているドラマやアニメーションなどの映像をハードディスクへダビングすることができる。
【0004】
この場合、ビデオテープをレコーダにセットした後、録画操作を1回行えば、ビデオテープの録画内容はそのまま全部ハードディスクへダビングされる。しかし、これだとハードディスクには1つのファイルしか作成されないため、録画内容に複数の番組が含まれているような場合は、編集や再生時の頭出しに際して不便が生じる。編集や頭出しを簡単に行うには、番組ごとにファイルを分割する必要があるが、このためには、1つの番組が終了するごとにいったん録画を停止し、次の番組から再度録画を開始するか、あるいは、ビデオテープの録画内容を全部ハードディスクへ取り込んだ後にファイルを分割する必要があり、いずれにしても、操作が煩雑となる。
【0005】
そこで、このような煩雑さを回避するために、ビデオテープに記録されているVISS(VHS Index Search System)信号を利用してダビングを行う方法がある。VISS信号は、VHS方式のビデオテープへの録画開始時に、自動(または手動)でテープに記録される頭出し用のインデックス信号である。下記の特許文献1、2には、ビデオテープからディスクへダビングを行うにあたって、VISS信号を検出することに基づきテープの録画内容を自動的に分割してディスクへ記録することが記載されている。これによると、VISS信号が検出されてから次のVISS信号が検出されるまでの区間に記録されている録画内容を1つのファイルとして記録できるので、ファイルを分割するための煩雑な操作が不要となる。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−16540号公報
【特許文献2】
実用新案登録第3092141号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、連続ドラマを録画したビデオテープを例にとると、たとえば第1話と第2話との間に、ニュース番組などが割り込んで録画されていることもあるため、連続ドラマのみをディスクにダビングしたい場合は、ニュース番組を飛ばして録画する必要がある。しかしながら、上記特許文献1、2のものでは、すべての録画内容に対して自動分割による記録が行われるため、必要なものだけを選択してダビングすることはできない。したがって、ニュース番組を飛ばして録画するためには、第1話の録画操作を開始した後、モニタ画面を監視し、第1話が終了した時点でいったん停止操作を行い、その後テープを早送りして第2話の先頭を探し出し、第2話の先頭が見つかった時点で再度録画操作を行う必要がある。しかし、これではモニタ画面を常に監視しながら煩雑な操作を繰り返さねばならず、ユーザにとって極めて不便である。
【0008】
本発明は、上述した課題を解決するものであって、その目的とするところは、煩雑な操作を必要とせずに、ビデオテープの録画内容を選択的にディスクへダビングすることが可能なディスク記録装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明では、ビデオカセットテープに記録されているインデックス信号および映像信号を読み取るビデオカセットドライブと、このビデオカセットドライブがテープから読み取った映像信号を処理する信号処理部と、ビデオカセットドライブがテープから読み取ったインデックス信号に基づいて、信号処理部で処理された映像信号をディスクに記録するディスクドライブと、このディスクドライブによる映像信号の記録動作を制御する制御部とを備えたディスク記録装置において、ビデオカセットテープの記録内容をサーチして、インデックス信号が検出されてから次のインデックス信号が検出されるまでの区間に記録されている映像信号を1つのファイルとしたとき、各ファイルごとの録画時間を検出する検出手段と、 ビデオカセットテープに記録されているファイルのうち、録画時間が所定の条件を満たすファイルのみをディスクへ録画するための基準時間を設定する設定手段とを設ける。そして、設定手段により設定された基準時間と、検出手段により検出された各ファイルの録画時間とを順次比較し、録画時間が基準時間との関係で所定の条件を満たすファイルを抽出して、抽出されたファイルをインデックス信号に従いファイルごとに分割してディスクに記録するようにしている。
【0010】
このような本発明においては、設定した基準時間と各ファイルの録画時間とを比較して、録画時間が基準時間との関係で所定の条件を満たすファイル、例えば録画時間が基準時間以上であるファイルのみがディスクに記録される。したがって、基準時間さえ設定すれば、ビデオテープに記録されている所定のファイルが自動的に選択されてディスクへダビングされる。また、このときディスクには、インデックス信号に基づいてファイルが自動的に分割記録される。これにより、ユーザは煩わしい操作から解放される。
【0011】
また、本発明においては、ビデオカセットテープからディスクへの録画をインデックス信号に依存せずに行う第1のモード、またはインデックス信号に依存して録画を行う第2のモードのいずれかを選択する選択手段を設ける。この選択手段で第1のモードが選択された場合は、インデックス信号にかかわらず、ビデオカセットテープに記録されているすべての映像信号をディスクに記録する。一方、選択手段で第2のモードが選択された場合は、前述のように、抽出されたファイルをインデックス信号に従いファイルごとに分割してディスクに記録する。これによると、ビデオテープの録画内容を無条件に全部ディスクへダビングするか、所定の録画内容のみをディスクへダビングするかをユーザにおいて選択することができる。
【0012】
また、本発明においては、上記選択手段で第2のモードが選択された場合に、前述の基準時間が0に設定されていれば、インデックス信号に従いすべてのファイルをファイルごとに分割してディスクに記録する。これによると、基準時間を0とすることで、ビデオテープのすべての録画内容をファイル分割してディスクへダビングすることができる。
【0013】
また、本発明においては、上記選択手段で第2のモードが選択された場合に、前述の基準時間が0以外に設定されていれば、ビデオテープのファイル数が0か否かを判定し、ファイル数が0であれば、テープに記録されているすべての映像信号を1つのファイルとしてディスクに記録する。これによると、インデックス信号が記録されていないビデオテープが使用されたときでも、ファイル分割はされないが、とりあえずテープの記録内容をディスクへダビングすることができる。
【0014】
また、本発明においては、ディスクへの録画を開始した後、所定時間内にビデオテープの映像信号を検出したか否かを判定し、映像信号が検出されない場合は録画を停止する。これによると、ビデオテープの最後のファイルに映像が途中まで記録されていて、それ以降は何も記録されていない場合に、映像記録のない領域をディスクへ記録するという無駄がなくなり、ディスクを効率良く使用することができる。
【0015】
本発明は、典型的には、インデックス信号としてVISS信号が記録されているVHS方式のビデオテープの情報を読み取るビデオカセットドライブと、VISS信号に基づいてビデオテープの映像信号をハードディスクに記録するハードディスクドライブとを備えたビデオ一体型ハードディスクレコーダに適用される。このビデオ一体型ハードディスクレコーダにおいては、ビデオテープのサーチ時の速度やVISS信号に関する情報を、内部のビデオカセットドライブから取得することができるので、VCR(ビデオカセットレコーダ)とハードディスクレコーダとが別体である場合のように、テープ速度等の情報をVCR側からハードディスクレコーダ側へ送るための通信ラインを付加する必要がない。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をビデオ一体型ハードディスクレコーダ(以下、単に「ハードディスクレコーダ」と記す)に適用した場合の実施形態につき説明する。図1は、ハードディスクレコーダの一例を示したブロック図である。図において、1は放送電波を受信するアンテナ、2は受信した放送電波から所定周波数の信号を抽出するチューナ、3はVHS方式のビデオテープ、4はビデオテープ3に記録されている映像音声信号を読み取り、またビデオテープ3に映像音声信号を記録するビデオカセットドライブである。5は、ビデオカセットドライブ4が読み取ったビデオテープ3の映像音声信号や、チューナ2で選局された番組の映像音声信号をハードディスク6に記録するためのハードディスクドライブである。7は信号処理部であって、ビデオテープ3に対して記録再生する映像音声信号と、ハードディスク6に対して記録再生する映像音声信号と、チューナ2から出力される映像音声信号とを処理する。信号処理部7は、これらの信号を処理するためのA/D変換回路、D/A変換回路、エンコーダ、デコーダ等を備えている。また、信号処理部7からは、図示しないテレビモニタへ与えられる映像信号、および図示しないスピーカへ与えられる音声信号がそれぞれ出力される。なお、信号処理部7には、デジタルビデオカメラ等の外部機器から映像音声信号が入力されるようにしてもよい。
【0017】
8はハードディスクレコーダ全体の制御を行う制御部で、CPUを搭載したマイクロコンピュータから構成される。9はハードディスクレコーダ本体のフロントパネルに設けられている操作部であって、ビデオテープ3とハードディスク6に対して、再生・記録・停止・早送り・早戻し等の各種動作を行わせるためのキーや電源スイッチから構成される。10はハードディスクレコーダの動作状態や時間等が表示される表示部であって、例えば蛍光表示管により構成される。11は記憶部であって、制御部8に備わるCPUの動作プログラムや制御パラメータなどが格納されたROM、各種データが一時的に記憶されるRAM等のメモリから構成される。12はリモコン受信部であって、リモコン13からの赤外線信号を受信する。リモコン13には、操作部9と同様に、再生・記録・停止・早送り・早戻し等の各種動作を行わせるためのキーや電源スイッチが設けられているとともに、後述するモードを選択したり基準時間を設定したりするためのキーが設けられている。なお、表示部10およびリモコン受信部12は、操作部9とともにハードディスクレコーダ本体のフロントパネルに設けられている。
【0018】
以上の構成において、リモコン13(または操作部9)は、本発明における選択手段および設定手段の一実施形態を構成し、ビデオカセットドライブ4、信号処理部7および制御部8は、本発明における検出手段の一実施形態を構成し、記憶部11は、本発明における記憶手段の一実施形態を構成し、ハードディスクドライブ5は、本発明におけるディスクドライブの一実施形態を構成している。
【0019】
図2は、本発明におけるダビングの原理を説明する図である。図2(a)はビデオテープ3に記録されている信号を示している。ビデオテープ3には、頭出し用のインデックス信号であるVISS信号と、映像信号および音声信号を含むファイルA1−1,A1−2,…とが記録されている。VISS信号は、ビデオテープ3に録画を行う際に、録画操作の開始と同時に自動的に記録される。そして、1回の録画が終了した後、次の録画を行う場合に、録画開始と同時に新たなVISS信号が記録される。したがって、1つのVISS信号から次のVISS信号までの区間に記録されている映像信号および音声信号によって1つのファイルが構成されることになる。具体例で説明すると、ファイルA1−1は、録画時間が30分のファイルであって、例えば連続ドラマの第9話が収録されている。ファイルA1−2は、録画時間が30分のファイルであって、例えば連続ドラマの第10話が収録されている。ファイルA1−3は、録画時間が30分のファイルであって、例えば連続ドラマの第11話が収録されている。ファイルB3−4は、録画時間が15分のファイルであって、例えばニュース番組が収録されている。ファイルA1−4は、録画時間が90分のファイルであって、例えば連続ドラマの最終回が収録されている。
【0020】
このような録画内容を有するビデオテープ3をハードディスク6へダビングするにあたっては、ファイルの録画時間に対して基準時間の設定を行うことにより、録画時間が所定の条件を満たすファイル、例えば録画時間が基準時間以上であるファイルのみを選択してハードディスク6に記録することができる。これを具体例で説明すると、図2(a)において、ファイルB3−4のニュース番組を飛ばして、連続ドラマのみをダビングしたい場合、ユーザは、基準時間として30分を設定する。この設定は、リモコン13を操作してテレビモニタ(図示省略)の画面上で行ってもよいし、レコーダ本体の操作部9に設けられている基準時間設定キーを操作することにより行ってもよい。なお、設定された基準時間は、記憶部11におけるRAMの所定領域に格納される。
【0021】
基準時間を30分に設定した後、ビデオテープ3からハードディスク6への録画を開始すると、録画時間が30分以上であるファイルA1−1,A1−2,A1−3,A1−4が選択されて、これらのファイルに含まれている映像音声信号がハードディスク6に記録される。この場合、ハードディスク6には、VISS信号に従い各ファイルごとに分割された形で記録が行われる。一方、録画時間が30分に満たないファイルB3−4は選択されず、当該ファイルに含まれている映像音声信号はハードディスク6に記録されない。こうして、基準時間を30分に設定することで、ニュース番組を録画したファイルB3−4を飛ばして、連続ドラマを録画したファイルA1−1乃至A1−4のみをハードディスク6にダビングすることができる。
【0022】
図2(b)は、ファイルの録画時間と基準時間とに基づいて決定される録画有無の結果を示したテーブルである。図の○印は録画を行うことを示しており、×印は録画を行わないことを示している。本実施形態では、基準時間を0分,30分,60分,75分,90分,120分に設定できるようにしている。また、基準時間をOFFとするモードも設けられるが、これについては後述する。上述したように、本実施形態では、ファイルの録画時間と基準時間とを比較して、録画時間が基準時間以上であるファイルのみをハードディスク6に記録するようにしている。したがって、基準時間を0分に設定した場合は、すべてのファイルA1−1,A1−2,A1−3,B3−4,A1−4がハードディスク6に記録される。また、基準時間を30分に設定した場合は、録画時間が30分以上であるファイルA1−1,A1−2,A1−3,A1−4がハードディスク6に記録され、録画時間が30分に満たないファイルB3−4はハードディスク6に記録されない。また、基準時間を60分,75分または90分に設定した場合は、録画時間がこれらの基準時間以上であるファイルA1−4のみがハードディスク6に記録され、他のファイルはハードディスク6に記録されない。また、基準時間を120分に設定した場合は、録画時間がこの基準時間以上であるファイルは存在しないので、いずれのファイルもハードディスク6に記録されない。
【0023】
このようにして、上記実施形態によれば、基準時間さえ設定すれば、ビデオテープ3に記録されている所定のファイルが自動的に選択されてハードディスク6へダビングされる。また、このときハードディスク6には、VISS信号が検出されることに基づいてファイルが自動的に分割記録される。これによって、ユーザは煩わしい操作から解放される。
【0024】
次に、ビデオテープ3からハードディスク6へダビングを行う場合の詳細な動作を、図3〜図6のフローチャートを参照しつつ説明する。各フローチャートは、制御部8のCPUによって実行される手順を表している。ハードディスクレコーダにビデオテープ3がセットされ、リモコン13(または操作部9)の操作により、ビデオテープ3からハードディスク6への録画が開始されると、まず、記憶部11のRAMに設定されている基準時間Xを確認し(ステップS1)、XがOFFか否かを判定する(ステップS2)。基準時間XがOFFである場合は、ビデオテープ3からハードディスク6への録画をVISS信号に依存せずに行うOFFモード(本発明の第1のモード)であり、VISS信号にかかわらず、ビデオテープ3に記録されているすべての映像信号をハードディスク6に記録する。一方、基準時間XがOFFでない場合は、ビデオテープ3からハードディスク6への録画をVISS信号に依存して行うONモード(本発明の第2のモード)であり、図4のステップS11へ移行する。
【0025】
OFFモードの場合(ステップS2:YES)は、ステップS3へ進んで、ハードディスク6に新規ファイルを1つだけ作成する。作成されたファイルには、仮のファイル名が付与される。その後、ビデオテープ3からハードディスク6へ、VISS信号に依存せずに録画が開始される(ステップS4)。すなわち、録画の開始によって、ビデオカセットドライブ4はビデオテープ3に記録されているVISS信号および映像信号を読み取るが、制御部8はVISS信号を無視して、信号処理部7でデジタル信号に変換処理された映像信号を順次ハードディスク6の新規ファイルへ格納してゆく。音声信号に関しても同様である。以下では、音声信号についての説明は割愛する。
【0026】
録画が開始されると、ビデオテープ3の記録信号を監視して、所定時間内に映像信号が検出されたか否かを判定する(ステップS5)。例えば、3秒間連続して映像信号が検出されなかった場合は、ステップS5の判定はNOとなり、ステップS7へ移行する。この理由については後で説明する。所定時間内に映像信号が検出されれば(ステップS5:YES)、次に、ビデオテープ3の終端まで録画したか否かを判定する(ステップS6)。その結果、まだテープ終端に至っていなければ(ステップS6:NO)、ステップS4へ戻って、ビデオテープ3からハードディスク6への録画を継続する。以降は、上述したステップS4〜S6を反復する。そして、この過程において、ステップS5で所定時間内に映像信号が検出されなくなった場合(ステップS5:NO)、または、映像信号は検出されているがステップS6でビデオテープ3が終端に至った場合(ステップS6:YES)は、ステップS7へ移行して、ハードディスク6への録画を停止するとともに、ハードディスク6に作成したファイルをクローズして処理を終了する。
【0027】
ところで、ビデオテープ3に記録されているファイルのうち、最後のファイルには映像信号がテープ終端まで記録されていない場合がある。例えば、図8に示した例では、6時間録画用のビデオテープに、1時間録画のファイル#1〜#3と、3時間録画のファイル#4とが存在し、ファイル#1〜#3には映像信号が最後まで記録されているが、ファイル#4には映像信号が1時間(途中のA点まで)しか記録されていない。この場合、映像信号がなくなったA点においてはVISS信号が記録されないため、基準時間が例えば1時間に設定されていると、ハードディスク6へは、ファイル#4の映像信号が記録された領域と映像信号が記録されていない領域の両方を含めた3時間分のデータが記録されてしまう。しかし、映像信号が記録されていない領域を録画することは本来無意味であり、ハードディスク6の記録領域を無駄に消費してしまう結果となる。そこで、上述したように、ステップS5においてビデオテープ3の映像信号を監視して、所定時間内に映像信号が検出されなければ録画を停止することにより、ビデオテープ3の映像記録のない領域をハードディスク6へ記録するという無駄がなくなり、ディスクを効率良く使用することができる。
【0028】
図3のステップS2において、基準時間XがOFFに設定されていない場合は(ステップS2:NO)、図4に示す手順へ移行する。図4では、まずファイル情報を取得するために、ビデオテープ3を早送りして記録内容をサーチする(ステップS11)。サーチによって、ビデオテープ3に記録されているファイル数Nやファイル番号nが取得される。また、サーチの際に検出されるVISS信号に基づいて、ファイルごとの録画時間Ynが検出される。録画時間Ynは、VISS信号が検出されてから次のVISS信号が検出されるまでの時間に相当し、この区間に記録されている映像信号が1つのファイルを構成している。こうして取得したファイル数N、ファイル番号n、録画時間Ynなどのファイル情報は、記憶部11のメモリ(RAM)に格納される(ステップS12)。記憶部11にファイル情報が格納されると、図7に示したようなファイル情報の一覧が、テレビモニタ(図示省略)の画面に表示される。
【0029】
次に、基準時間Xが0か否かを判定する(ステップS14)。Xが0でなければ(ステップS14:NO)、図5のステップS31へ移行し、Xが0であれば(ステップS14:YES)、ステップS15に進む。ステップS15以降の手順では、基準時間Xを0とすることで、ビデオテープ3のすべての録画内容をファイル分割してハードディスク6へダビングする。ダビングにあたっては、まず、ハードディスク6に1番目の新規ファイルを作成する(ステップS15)。作成されたファイルには、仮のファイル名が付与される。その後、ビデオテープ3からハードディスク6へ録画が開始される(ステップS16)。録画の開始によって、制御部8は信号処理部7でデジタル信号に変換処理された映像信号をハードディスク6の新規ファイルへ格納してゆく。録画が開始されると、次に制御部8は、ビデオカセットドライブ4がビデオテープ3から読み取ったデータに基づき、VISS信号が検出されたか否かを判定する(ステップS17)。VISS信号が検出されれば(ステップS17:YES)、ビデオテープ3の最初のファイル内容が全部記録されたことになるので、ハードディスク6への録画をいったん停止するとともに、作成した1番目のファイルをクローズして(ステップS18)、ステップS15へ戻り、ハードディスク6に2番目の新規ファイルを作成する。そして、このファイルにビデオテープ3の次の録画内容を記録してゆき、以後は上述したステップS15〜S18の手順を繰り返す。
【0030】
一方、ステップS17においてVISS信号が検出されなければ(ステップS17:NO)、ビデオテープ3の記録信号を監視して、所定時間内に映像信号が検出されたか否かを判定し(ステップS19)、例えば3秒間連続して映像信号が検出されなかった場合は(ステップS19:NO)、ハードディスク6への録画を停止するとともに、ハードディスク6に作成したファイルをクローズして処理を終了する(ステップS21)。このようにするのは、図3のステップS5で説明したのと同様の理由による。一方、ステップS19において所定時間内に映像信号が検出されれば(ステップS19:YES)、次に、ビデオテープ3の終端まで録画したか否かを判定する(ステップS20)。その結果、まだテープ終端に至っていなければ(ステップS20:NO)、ステップS16へ戻って、ビデオテープ3からハードディスク6への録画を継続する。また、ビデオテープ3が終端に至った場合(ステップS20:YES)は、ステップS21へ移行して、ハードディスク6への録画を停止するとともに、ハードディスク6に作成したファイルをクローズして処理を終了する。
【0031】
図4のステップS14において、基準時間Xが0でない場合は(ステップS14:NO)、図5に示す手順へ移行する。図5では、まず、ビデオテープ3のファイル数Nが0か否かを判定する(ステップS31)。この判定は、記憶部11に記憶されているファイル情報を参照することにより行われる。ファイル数Nが0でなければ(ステップS31:NO)、図6のステップS41へ移行し、ファイル数Nが0であれば(ステップS31:YES)、ステップS32へ移行する。古い機種のVCRでは、録画時にVISS信号を記録するに際して手動操作が必要となるものがあり、この操作を忘れるとビデオテープ3にはVISS信号が記録されないので、テープ上のファイル数Nは0となる。そこで、ステップS32以降の手順では、ファイル数が0であっても、とりあえず、ビデオテープ3に記録されているすべての映像信号をハードディスク6に記録できるようにしている。ただし、この場合は、VISS信号がないので、ファイルを分割記録することはできず、1つのファイルとして記録されるにとどまる。
【0032】
まず、ステップS32では、テレビモニタ(図示省略)の画面に「頭出し信号なし」と「全録画?」のメッセージを表示する。続いて、画面上で「全録画」が選択されたか否かを判定し(ステップS33)、「全録画」が選択されなかった場合は(ステップS33:NO)、処理を終了する。また、「全録画」が選択された場合は(ステップS33:YES)、ハードディスク6に新規ファイルを1つだけ作成する(ステップS34)。作成されたファイルには、仮のファイル名が付与される。その後、ビデオテープ3からハードディスク6へ録画が開始される(ステップS35)。録画の開始によって、ビデオカセットドライブ4はビデオテープ3に記録されている映像信号を読み取り、制御部8は、信号処理部7でデジタル信号に変換処理された映像信号を順次ハードディスク6の新規ファイルへ格納してゆく。
【0033】
録画が開始されると、ビデオテープ3の記録信号を監視して、所定時間内に映像信号が検出されたか否かを判定し(ステップS36)、例えば3秒間連続して映像信号が検出されなかった場合は(ステップS36:NO)、ステップS36の判定はNOとなり、ステップS38へ移行する。このようにするのは、図3のステップS5で説明したのと同様の理由による。一方、ステップS36において所定時間内に映像信号が検出されれば(ステップS36:YES)、次に、ビデオテープ3の終端まで録画したか否かを判定する(ステップS37)。その結果、まだテープ終端に至っていなければ(ステップS37:NO)、ステップS35へ戻って、ビデオテープ3からハードディスク6への録画を継続する。以降は、上述したステップS35〜S37を反復する。そして、この過程において、ステップS36で所定時間内に映像信号が検出されなくなった場合(ステップS36:NO)、または、映像信号は検出されているがステップS37でビデオテープ3が終端に至った場合(ステップS37:YES)は、ステップS38へ移行して、ハードディスク6への録画を停止するとともに、ハードディスク6に作成したファイルをクローズして処理を終了する。
【0034】
図5のステップS31において、ファイル数Nが0でない場合(ステップS31:NO)、すなわちビデオテープ3にVISS信号が記録されていて、ファイルが存在する場合は、図6に示す手順へ移行する。この図6の手順は、ビデオテープ3に記録されているファイルのうち、所定のファイルのみをハードディスク6に記録する選択録画の手順であって、本発明の最も重要な特徴をなす。
【0035】
図6では、まず、ビデオテープ3に記録されている各ファイルの録画時間と基準時間とを順次比較して、所定の条件を満たすファイルが存在するか否かを判定する(ステップS41)。この判定は、記憶部11に格納されている各ファイルの録画時間Ynと基準時間Xとを参照することにより行われる。本実施形態では、前述のように、録画時間が基準時間以上であるファイルのみをハードディスク6に記録するので、「録画時間Yn≧基準時間X」の条件が成立するか否かを、各ファイルごとに判定する。
【0036】
判定の結果、上記条件を満たすファイルがある場合は(ステップS41:YES)、そのファイルの頭出しをVISS信号に基いて行い(ステップS42)、これに続いて、ハードディスク6に1番目の新規ファイルを作成する(ステップS43)。作成されたファイルには、仮のファイル名が付与される。その後、ビデオテープ3からハードディスク6へ録画が開始される(ステップS44)。録画の開始によって、制御部8は信号処理部7でデジタル信号に変換処理された映像信号をハードディスク6の新規ファイルへ格納してゆく。録画が開始されると、次に制御部8は、ビデオカセットドライブ4がビデオテープ3から読み取ったデータに基づき、VISS信号が検出されたか否かを判定する(ステップS45)。
【0037】
VISS信号が検出されれば(ステップS45:YES)、前記条件を満たす最初のファイルの内容が全部記録されたことになるので、ハードディスク6への録画をいったん停止するとともに、作成した1番目の新規ファイルをクローズして(ステップS46)、ステップS41へ戻り、前記条件を満たすファイルが他にもあるか否かを判定する。そして、条件を満たすファイルがあれば(ステップS41:YES)、そのファイルの頭出しをVISS信号に基いて行い(ステップS42)、これに続いて、ハードディスク6に2番目の新規ファイルを作成する(ステップS43)。続いて、この新規ファイルへの録画を行い(ステップS44)、以後は上述したステップS41〜S46の手順を繰り返して、ビデオテープ3に記録されているファイルのうち、前記条件を満たすファイルのみを抽出して、その内容をハードディスク6上に形成される分割ファイルにそれぞれ記録してゆく。そして、この過程で前記条件を満たすファイルがなくなると(ステップS41:NO)、処理を終了する。
【0038】
一方、ステップS45においてVISS信号が検出されなければ(ステップS45:NO)、ビデオテープ3の記録信号を監視して、所定時間内に映像信号が検出されたか否かを判定し(ステップS47)、例えば3秒間連続して映像信号が検出されなかった場合は(ステップS47:NO)、ステップS46へ移行して、ハードディスク6への録画を停止するとともに、ハードディスク6に作成したファイルをクローズする。このようにするのは、図3のステップS5で説明したのと同様の理由による。その後、ステップS41へ戻って、次の該当ファイルの検索を行う。なお、ステップS47の判定がNOの場合、ステップS49ではなくステップS46へ移行するのは、判定されたファイルが最終ファイル以外のファイルであるときに、次の該当ファイルの録画を行うことなく処理を終了してしまうのを避けるためである。ステップS47において所定時間内に映像信号が検出されれば(ステップS47:YES)、次に、ビデオテープ3の終端まで録画したか否かを判定する(ステップS48)。その結果、まだテープ終端に至っていなければ(ステップS48:NO)、ステップS44へ戻って、ビデオテープ3からハードディスク6への録画を継続する。また、ビデオテープ3が終端に至った場合(ステップS48:YES)は、ステップS49へ移行して、ハードディスク6への録画を停止するとともに、ハードディスク6に作成したファイルをクローズして処理を終了する。
【0039】
このようにして、図6の実施形態によれば、設定した基準時間Xと各ファイルの録画時間Ynとを比較して、Yn≧Xの条件を満たすファイルのみがハードディスク6に記録されるので、基準時間Xさえ設定すれば、ビデオテープ3に記録されている所定のファイルが自動的に選択されてハードディスク6へダビングされる。また、このときハードディスク6には、VISS信号に基づいてファイルが自動的に分割記録される。したがって、ユーザは煩わしい操作から解放される。
【0040】
なお、以上述べた実施形態では、設定した基準時間Xと各ファイルの録画時間Ynとを比較して、録画時間が基準時間以上(Yn≧X)であるファイルのみがハードディスク6に記録されるようにしたが、これとは逆に、録画時間が基準時間未満(Yn<X)であるファイルのみがハードディスク6に記録されるようにしてもよい。すなわち、ファイルの録画時間Ynが基準時間Xとの関係で所定の条件を満たす場合に、そのファイルがハードディスク6に記録されるようにすればよい。また、録画時間が基準時間以上のときにファイルを記録するか、録画時間が基準時間未満のときにファイルを記録するかを、基準時間とともに設定できるようにしてもよい。
【0041】
また、ファイル情報を表示した図7の画面において、ハードディスク6へ録画可能なファイル(例えば、録画時間が基準時間以上であるファイル)を、反転表示や強調表示等により表示してもよい。これにより、ユーザはどのファイルが録画可能かを容易に把握することができる。
【0042】
なお、上記実施形態においては、インデックス信号としてVISS信号を利用する例を挙げたが、インデックス信号はVISS信号以外の信号であってもよい。また、上記実施形態においては、ビデオ一体型ハードディスクレコーダを例に挙げたが、本発明はビデオ装置が外付けされるハードディスクレコーダにも適用することができる。さらに、本発明はハードディスクレコーダ以外にも、DVDレコーダなどに適用することが可能である。
【0043】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、ビデオテープの各ファイルの録画時間と基準時間との比較結果に基づいて、所定のファイルのみがディスクに自動的に分割記録されるので、煩雑な操作を必要とせずに、ビデオテープの録画内容を選択的にディスクへダビングすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビデオ一体型ハードディスクレコーダの一例を示したブロック図である。
【図2】本発明におけるダビングの原理を説明する図である。
【図3】ビデオテープからハードディスクへのダビング動作を示したフローチャートである。
【図4】図3の続きのフローチャートである。
【図5】図4の続きのフローチャートである。
【図6】図5の続きのフローチャートである。
【図7】ファイル情報の一覧を表示した画面の例である。
【図8】ビデオテープにおける信号記録状態を示した図である。
【符号の説明】
3 ビデオテープ
4 ビデオカセットドライブ
5 ハードディスクドライブ
6 ハードディスク
7 信号処理部
8 制御部
9 操作部
11 記憶部
13 リモコン

Claims (6)

  1. VHS方式のビデオカセットテープに記録されているVISS信号および映像信号を読み取るビデオカセットドライブと、このビデオカセットドライブが前記テープから読み取った映像信号を処理する信号処理部と、前記ビデオカセットドライブが前記テープから読み取ったVISS信号に基づいて、前記信号処理部で処理された映像信号をハードディスクに記録するハードディスクドライブと、このハードディスクドライブによる映像信号の記録動作を制御する制御部とを備えたビデオ一体型ハードディスクレコーダにおいて、
    ビデオカセットテープからハードディスクへの録画を前記VISS信号に依存せずに行う第1のモード、またはVISS信号に依存して録画を行う第2のモードのいずれかを選択する選択手段と、
    ビデオカセットテープの記録内容をサーチして、VISS信号が検出されてから次のVISS信号が検出されるまでの区間に記録されている映像信号を1つのファイルとしたとき、ファイル数および各ファイルごとの録画時間を検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出結果を記憶する記憶手段と、
    前記ビデオカセットテープに記録されているファイルのうち、録画時間が一定時間以上のファイルのみをハードディスクへ録画するための基準時間を設定する設定手段とを設け、
    前記制御部は、以下の(a)〜(d)の処理を実行することを特徴とするビデオ一体型ハードディスクレコーダ。
    (a)前記選択手段で第1のモードが選択された場合は、VISS信号にかかわらず、ビデオカセットテープに記録されているすべての映像信号をハードディスクに記録する。
    (b)前記選択手段で第2のモードが選択された場合は、前記検出手段によりファイル数および各ファイルごとの録画時間を検出して、検出結果を前記記憶手段に記憶した後、前記設定手段により基準時間が0に設定されているか否かを判定し、基準時間が0に設定されている場合は、VISS信号に従いすべてのファイルをファイルごとに分割してハードディスクに記録する。
    (c)基準時間が0以外に設定されている場合は、ビデオカセットテープのファイル数が0か否かを判定し、ファイル数が0であれば、ビデオカセットテープに記録されているすべての映像信号を1つのファイルとしてハードディスクに記録する。
    (d)ファイル数が0でなければ、設定されている基準時間と前記記憶手段に記憶されている各ファイルの録画時間とを順次比較し、録画時間が基準時間以上であるファイルを抽出して、抽出されたファイルをVISS信号に従いファイルごとに分割してハードディスクに記録する。
  2. ビデオカセットテープに記録されているインデックス信号および映像信号を読み取るビデオカセットドライブと、このビデオカセットドライブが前記テープから読み取った映像信号を処理する信号処理部と、前記ビデオカセットドライブが前記テープから読み取ったインデックス信号に基づいて、前記信号処理部で処理された映像信号をディスクに記録するディスクドライブと、このディスクドライブによる映像信号の記録動作を制御する制御部とを備えたディスク記録装置において、
    ビデオカセットテープの記録内容をサーチして、インデックス信号が検出されてから次のインデックス信号が検出されるまでの区間に記録されている映像信号を1つのファイルとしたとき、各ファイルごとの録画時間を検出する検出手段と、
    前記ビデオカセットテープに記録されているファイルのうち、録画時間が所定の条件を満たすファイルのみをディスクへ録画するための基準時間を設定する設定手段とを設け、
    前記制御部は、前記設定手段により設定された基準時間と、前記検出手段により検出された各ファイルの録画時間とを順次比較し、録画時間が基準時間との関係で所定の条件を満たすファイルを抽出して、抽出されたファイルをインデックス信号に従いファイルごとに分割してディスクに記録することを特徴とするディスク記録装置。
  3. 請求項2に記載のディスク記録装置において、
    ビデオカセットテープからディスクへの録画を前記インデックス信号に依存せずに行う第1のモード、またはインデックス信号に依存して録画を行う第2のモードのいずれかを選択する選択手段を設け、
    前記制御部は、前記選択手段で第1のモードが選択された場合は、インデックス信号にかかわらず、ビデオカセットテープに記録されているすべての映像信号をディスクに記録し、前記選択手段で第2のモードが選択された場合は、前記抽出されたファイルをインデックス信号に従いファイルごとに分割してディスクに記録することを特徴とするディスク記録装置。
  4. 請求項3に記載のディスク記録装置において、
    前記制御部は、前記選択手段で第2のモードが選択された場合に、前記基準時間が0に設定されていれば、インデックス信号に従いすべてのファイルをファイルごとに分割してディスクに記録することを特徴とするディスク記録装置。
  5. 請求項4に記載のディスク記録装置において、
    前記制御部は、前記選択手段で第2のモードが選択された場合に、前記基準時間が0以外に設定されていれば、ビデオカセットテープのファイル数が0か否かを判定し、ファイル数が0であれば、ビデオカセットテープに記録されているすべての映像信号を1つのファイルとしてディスクに記録することを特徴とするディスク記録装置。
  6. 請求項2ないし請求項5のいずれかに記載のディスク記録装置において、
    ディスクへの録画を開始した後、所定時間内にビデオカセットテープの映像信号を検出したか否かを判定し、映像信号が検出されない場合は録画を停止することを特徴とするディスク記録装置。
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