JP3086814B2 - 電線端末処理装置 - Google Patents

電線端末処理装置

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JP3086814B2
JP3086814B2 JP04328049A JP32804992A JP3086814B2 JP 3086814 B2 JP3086814 B2 JP 3086814B2 JP 04328049 A JP04328049 A JP 04328049A JP 32804992 A JP32804992 A JP 32804992A JP 3086814 B2 JP3086814 B2 JP 3086814B2
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悦志 重友
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電線端末部にシール
の装着と端子の圧着とを行う電線端末処理装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電線の端末処理は図4に示すよ
うに、電線Wを所定長さに切断する切断工程(a)、こ
の電線Wの外周にゴム等でなる防水用のシールSを装着
するシール装着工程(b)、電線Wの端部の被覆を剥取
って芯線部Cの端部を露出させる被覆剥取工程(c)お
よびこの芯線部Cと被覆端部とにまたがって端子Aを圧
着する端子圧着工程(d)が、図2に示す電線端末処理
装置31によって自動的に連続して行われている。
【0003】電線端末処理装置31は図2に示すように
電線送給ラインTに沿って配置された前端部処理用移動
手段32、カッター33および後端部処理用移動手段3
4と、電線送給ラインTの左側方に配置された前端部処
理用シール保持手段35、前端部処理用シール送給手段
36および前端部処理用端子圧着手段37と、電線送給
ラインTの右側方に配置された後端部処理用シール保持
手段38、後端部処理用シール送給手段39および後端
部処理用端子圧着手段40とからなっている。
【0004】前端部処理用移動手段32は本体32a上
に左右移動(L,R)可能に乗架された移動体32b
と、この移動体32bの前端部に連設した前端部処理用
クランプ32cと、このクランプ32cに接して移動体
32b上の電線Wを上下両側から挟持して矢視方向に搬
送する測長ユニット32dとからなり、カッター33で
切断された電線Wは、その前端部がクランプ32cで把
持された状態で移動体32bの後退移動Bおよび前進移
動Fと左行移動Lおよび右行移動Rとにより、前端部処
理用シール保持手段35におけるシールSの装着と、前
端部処理用端子圧着手段37における端子Aの圧着が可
能となされている。
【0005】後端部処理用移動手段34は本体34a上
に左右移動(L,R)可能に乗架された移動体34b
と、この移動体34bの後端部に連設した後端部処理用
クランプ34cとからなり、カッター33で切断された
電線Wは、その後端部がクランプ34cで把持した状態
で移動体34bの前進移動Fおよび後退移動Bと右行移
動Rおよび左行移動Lとにより、後端部処理用シール保
持手段38におけるシールSの装着と、後端部処理用端
子圧着手段40における端子Aの圧着が可能となされて
いる。
【0006】前端部処理用シール保持手段35は図5に
示すように、シール受渡し用ピン35aの基端部すなわ
ちシリンダ部35bを回動可能に支持する移動体35c
が、前端部処理用シール送給手段36の送給端部とエア
チャック35dにより上下に開閉するシールホルダ35
eとの間をガイド35fに沿って往復移動可能に設けら
れたもので、シールSは、シール受渡し用ピン35aの
上下移動および回動動作と、移動体35cの往復移動
と、シールホルダ35eの開閉動作とにより、電線W前
端部への装着準備が完了するようになされている。
【0007】後端部処理用シール保持手段38も前記シ
ール保持手段35と同様の構成部材38a,38b,3
8c,38d,38e,38fを備えて、電線W後端部
へのシールSの装着準備が完了するようになされてい
る。
【0008】前端部処理用シール送給手段36は、図2
において公知の回転ドラム36a、振動形フィーダ36
bおよび直進ガイド36cを備えたもので、回転ドラム
36aに収容した多数個のシールSが振動形フィータ3
6bの振動作用により直進ガイド36cを経て前端部処
理用シール保持手段35のシール受渡し用ピンの近傍に
整列状で順次進入するようになされている。
【0009】後端部処理用シール送給手段39も前記シ
ール送給手段36と同様の機能を備えて後端部処理用シ
ール保持手段38のシール受渡し用ピンの近傍に整列状
で順次進入するようになされている。
【0010】前端部処理用端子圧着手段37および後端
部処理用端子圧着手段40は、いずれも公知の機能を備
えたものが適用されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の電
線端末処理装置31では、図6に示すフローチャートに
おいて、電線Wがステップ1で測長されてステップ2で
カッター33により切断されたのち、ステップ3でシー
ル装着位置へ移動するとき、各シール保持手段35,3
8にシールSが保持されているかどうかを知る手段がな
いために、万一、搬送ミス等によってシールホルダ35
e,38eにシールSがないときでも、電線Wの端末部
へのシールSの装着が完了したことになって処理手順は
そのまま進行する。
【0012】ステップ5で被覆剥取をした電線Wは、ス
テップ6のプレス圧着位置へ移動してステップ7に進入
したときに初めてシールSの未装着が検知されていた。
【0013】このシール未装着が検知された時点では、
既に電線W端末部の被覆剥取が終わったものを不良電線
として廃棄するために、電線Wの材料費と被覆の剥取加
工費とが無駄になるという不都合があった。
【0014】この発明は、このような従来の事情から見
て、電線Wの端末部へのシール装着に先行して各シール
保持手段35,38にシールSが保持されているかどう
かを検知可能となすことにより不良電線の発生を防止し
て生産性を改善するようにした電線端末処理装置を提供
することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明の電線端末処理
装置は、シール送給手段から整列状に順次送給されるシ
ールを保持するためのシール保持手段を備え、電線端末
部にシールを装着する電線端末処理装置において、前記
シール保持手段のシールホルダに、このシールホルダに
シールが保持されているか否かを検知するシール検知手
段と、このシール検知手段によってシールホルダにシー
ルが保持されていないことが検知されたときに、その検
知信号に基づいてシールホルダへのシールの搬送動作を
自動的に再スタートさせる再スタート手段とを設ける構
成としたものである。
【0016】
【作用】電線端末部へのシールの装着に先行してシール
保持手段のシールホルダにシールが保持されているか否
かをシール検知手段で検知する。
【0017】もし、シールホルダにシールがないとき
は、シール保持手段(光電スイッチ)からの検知信号に
基づいてシールホルダへのシールの搬送動作が再スター
トをする。
【0018】
【実施例】以下、この発明の一実施例につき図面を参照
して説明する。
【0019】なお、従来の構成と同一の部分には同一の
符号を付してその説明を省略する。
【0020】図1に示すシール検知手段1は、各シール
保持手段35,38のシールホルダ35e,38eにシ
ールSが保持されているか否かを検知するためのもの
で、シールホルダ35e,38eの開閉溝部Gと交叉し
て上下方向の外側に開口させた透孔2A,2Bと、この
透孔2A,2Bの上方位置および下方位置で対向させた
検出端部3A,3Bと、この検出端部3A,3Bにリー
ド線4A,4Bを介して連結された光電スイッチ5A,
5Bとからなっている。
【0021】いまもし、開閉溝部GにシールSが保持さ
れていないときは、その検知信号に基づいてシールホル
ダ35e,38eへのシールSの搬送動作を再スタート
するようになされている。
【0022】次に、シール検知手段1を設けた電線端末
処理設備31の各処理動作のうち、従来の図6の場合と
異なる点について説明する。
【0023】図3に示すように電線Wはステップ4でシ
ールホルダ35e,38eにシールSが保持されている
か否かをシール検知手段1によって検知する。
【0024】いまもし、シールホルダ35e,38eに
シールSが保持されていないときは、そのシールなしの
検知信号に基づいてシールホルダ35e,38eへのシ
ールSの搬送動作が再スタートをする。
【0025】したがって、ステップ5ではシール装着が
確実に行われるから、ステップ8における不良電線の発
生が解消される。
【0026】
【発明の効果】この発明の電線端末処理装置は、シール
送給手段から整列状に順次送給されるシールを保持する
ためのシール保持手段を備え、電線端末部にシールを装
着する電線端末処理装置において、前記シール保持手段
のシールホルダには、このシールホルダにシールが保持
されているか否かを検知してシールがないときは、その
検知信号に基づいてシール搬送を再スタートさせるの
で、電線Wの端末部へのシールの装着に先行してシール
保持手段のシールホルダにシールが保持されているか否
かを検知することができ、不良電線の発生を防止して生
産性が著しく向上するとともに、材料費および加工費の
無駄が解消されるという優れた利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】シール検知手段を備えたシール保持手段の斜視
図である。
【図2】電線端末処理装置の平面図である。
【図3】シール検知手段を備えた電線端末処理装置のフ
ローチャートである。
【図4】電線端末部の加工手順を示す説明図である。
【図5】シール保持手段の従来例を示す斜視図である。
【図6】従来例における電線端末処理装置のフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 シール検知手段 35,38 シール保持手段 35e,38e シールホルダ S シール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 43/00 H01R 43/048

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シール送給手段から整列状に順次送給さ
    れるシールを保持するためのシール保持手段を備え、電
    線端末部にシールを装着する電線端末処理装置におい
    て、 前記シール保持手段のシールホルダは、このシールホル
    ダにシールが保持されているか否かを検知するシール検
    知手段と、 このシール検知手段によってシールホルダにシールが保
    持されていないことが検知されたときに、その検知信号
    に基づいてシールホルダへのシールの搬送動作を自動的
    に再スタートさせる再スタート手段とを備えている こと
    を特徴とする電線端末処理装置。
JP04328049A 1992-12-08 1992-12-08 電線端末処理装置 Expired - Fee Related JP3086814B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101542864B1 (ko) 2013-07-11 2015-08-10 (주)필스 음향모듈을 내장한 스마트 워치

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