JP3086450B1 - 外熱式ロータリーキルン - Google Patents

外熱式ロータリーキルン

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JP3086450B1
JP3086450B1 JP11102451A JP10245199A JP3086450B1 JP 3086450 B1 JP3086450 B1 JP 3086450B1 JP 11102451 A JP11102451 A JP 11102451A JP 10245199 A JP10245199 A JP 10245199A JP 3086450 B1 JP3086450 B1 JP 3086450B1
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furnace
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昇 市谷
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Abstract

【要約】 【課題】 特定のパターンにしたがって処理物の加熱温
度やその温度での保持時間を厳密に管理することが可能
な外熱式ロータリーキルンを提供する。 【解決手段】 加熱炉10を、仕切り壁12・13を介
して複数の加熱室15・16・17に分割した。それら
の加熱室15・16・17は炉芯管20の長さ方向に並
べ、それぞれに加熱温度を調整できるようにした。ま
た、炉芯管20内の処理物Mの温度を知るための温度計
測手段25・26・27を、各加熱室15・16・17
ごとに設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】請求項に係る発明は、石灰泥
を焼成して生石灰を得るなど固体の各種熱処理に使用す
る外熱式ロータリーキルンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロータリーキルンは、回転する円筒内に
供給した固体処理物を加熱等することにより、その処理
物に対し乾燥や焼成、乾留といった種々の熱処理を施す
装置である。円筒は、水平よりやや傾斜した状態に設け
られているため、円筒の回転につれてその内部を順次軸
長方向に処理物が移動する。円筒内に直接に火炎を吹き
込むなどして処理物を直接加熱する方式のものに加え、
最近では、円筒の外側から処理物を間接加熱する外熱式
ロータリーキルンも実用化されている。
【0003】外熱式ロータリーキルンでは、たとえば図
4のように、炉芯管(回転円筒)20’の外側に加熱炉
10’があり、その加熱炉10’によって炉芯管20’
が外側から熱せられるようになっている。炉芯管20’
は、回転ローラ36’・38’によって図4(a)中の
左方が下になるようわずかに傾斜した状態に支えられて
いて、一方の側のローラ36’やモータ37’等からな
る駆動手段35’により回転駆動される。図中右側の供
給口33’から供給される処理物Mは、炉芯管20’の
その回転につれて炉芯管20’内を徐々に下流側へ移動
し、回収器31’から払い出される。炉芯管20’を囲
む加熱炉10’の内部には、図4(a)のように電気ヒ
ーター12’が炉芯管10’の直下に設けられ、または
他の加熱源13’が壁面付近に設けられていて、炉芯管
20’を加熱する。
【0004】このような外熱式のキルンには、直接加熱
式のものとは異なるつぎのような利点がある。すなわ
ち、1)火炎や熱風が処理物に直接に当たる(当たらない
部分もある)ことによる温度ムラがほとんど生じないの
で、処理物に均一な熱処理を施すことができる、2)処理
物の加熱雰囲気を、加熱手段や燃焼ガスの種類にかかわ
らず自由に定めることができる−といった点である。
【0005】そのような利点があるために、外熱式のキ
ルンは、加熱温度や加熱雰囲気に影響を受けやすい処理
物の熱処理に適しているが、処理物や熱処理の種類によ
っては、とくに、加熱温度やその温度での保持時間を厳
密に管理されねばならないことがある。たとえば、図3
のように、まず一定時間の予熱・乾燥過程Aをとり、昇
温のための加熱過程Bを経たうえ一定温度・一定時間で
本来の熱処理過程Cをすませ、その後に所定の時間をか
けて冷却過程Dをとる場合である。
【0006】図4に示す外熱式ロータリーキルン3’
は、特開平2−122193号公報に記載された構成を
有するもので、上記1)・2)の利点を有するだけでなく、
図3のような温度管理についても実現の可能性を期待さ
せる装置である。炉芯管20’内の処理物Mを所望の処
理温度に正確に保つべく、電気ヒーター12’を独立操
作のできる複数のヒーター12A’・12B’・…とし
て加熱炉内に配置するとともに、各ヒーター12A’・
12B’・…の位置に合わせて炉芯管20’の内部に測
温手段25A’・25B’・…を配置しているからであ
る。このキルン3’の主たる目的は、各測温手段25
A’・25B’・…のデータに応じて各ヒーター12
A’・12B’・…の熱量を制御することにより炉芯管
20’内を所望の温度にして処理物Mに均一な熱処理を
施そうというものだが、各独立のヒーター12A’・1
2B’・…を適切に操作すれば、図3のような各過程A
・B・…に合わせて炉芯管20’内に複数の加熱ゾーン
を設ける(それら各ゾーン内に順に処理物Mを送る)こ
とも不可能ではなさそうに見える。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図4のような外熱式ロ
ータリーキルン3’は、独立して操作できる複数のヒー
ター12A’・12B’・…からなる電気ヒーター1
2’を加熱炉10’内に有しているとはいえ、図3など
にしたがって処理物Mを適切に温度管理することは実際
には困難である。テスト機を用いた試験においても、段
階的に温度の異なる複数の加熱ゾーンを炉芯管内に設け
ることは不可能であった。
【0008】図4のキルン3’において適切な温度管理
を行うのが難しい理由は、電気ヒーター12’の各ヒー
ター12A’・12B’・…を独立に操作するとして
も、それぞれの発する熱が、炉芯管20’のうち他のヒ
ーターに近い部分にも及んでしまうからだと考えられ
る。電気ヒーター12’を炉芯管の直下に配置するとし
ても、各ヒーターの輻射熱は炉芯管20’の長さ方向に
も広がるため、特定のゾーンのためのヒーターが他のゾ
ーンをも加熱することになり、結果として各ゾーンを独
立に温度管理することができないのである。ヒーター1
2’を設けた範囲の炉芯管のうち長さ方向中央付近にお
いて温度が高くなりがちであるため、実際には、図3の
全過程のうち熱処理過程Cとしてのゾーンのみを均一な
温度に保つことも容易ではない。また、輻射熱を発する
ヒーター12’とは別に、図4(b)のように他の加熱
源13’を加熱炉10’の壁面付近に設けた場合にも、
各加熱源13’の独立した操作にかかわらず、炉芯管2
0’上の各ゾーンを独立に温度管理することは同様に困
難である。各加熱源13’の発する熱が、他の加熱源1
3’によって加熱されるべき炉芯管20’上の位置をも
加熱してしまうからである。
【0009】請求項に係る発明は、たとえば図3のよう
なパターンにしたがって処理物の加熱温度やその温度で
の保持時間を厳密に管理することが可能な外熱式ロータ
リーキルンを提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した外熱
式ロータリーキルンは、加熱炉が、仕切り壁を介して複
数の加熱室に分割されていること、それらの加熱室が炉
芯管の長さ方向に並んでいてそれぞれに加熱温度(加熱
室内の温度)を調整できること、および、炉芯管内の処
理物の温度を知るための温度計測手段が各加熱室ごとに
(つまり、各加熱室に対応づけて)設けられているこ
、ならびに、加熱室が、独自の加熱手段とともに、室
内の炉芯管の温度の均一化を図る温度調整用補助空気の
供給手段を備えていること−を特徴とする。なおこの
キルンは、プロセスのうち少なくとも一部において処理
物を加熱するものではあるが、その加熱が特定の温度範
囲に限られることはなく、また全過程で処理物が加熱さ
れねばならないわけでもない。したがって、「加熱室」
や「加熱温度」等についていう「加熱」には、常温前後
または常温をわずかに上回る程度に加温し、さらには冷
却することをも含む。
【0011】この外熱式ロータリーキルンでは、複数の
加熱室が、各加熱室内にある炉芯管上の各部分を他の部
分とは独立に加熱(または加温・冷却。以下も同様)す
ることができる。各加熱室が仕切り壁を介して分割され
ていて、それぞれに加熱温度を調整できるからである。
各加熱室は炉芯管の長さ方向に並んでいて、炉芯管内を
移動する処理物はしたがってそれら各加熱室間を順次に
移動していくのであるから、各加熱室での加熱温度を所
定値に設定してそれぞれを独自の加熱ゾーンにしておけ
ば、処理物は、図3または他の温度−時間パターンにし
たがって好ましい温度管理を受け、最適の熱処理を施さ
れ得ることになる。分割された各加熱室ごとに温度を調
整でき、しかも、各加熱室ごとに温度計測手段が設けら
れていて処理物の温度を知ることができるため、各加熱
ゾーン、すなわち温度管理パターンにおける各過程での
温度は正確に定められる。
【0012】なお、このキルンは外熱式のものであるた
め、前述したように、処理物に対し温度ムラのない均一
な熱処理を施すことができるうえ、処理物の加熱雰囲気
を自由に定めることができる。そのため、加熱中の温度
や雰囲気に対する感受性の高い処理物の熱処理に適して
おり、たとえば石灰泥(生石灰)・発泡性鉱物・セラミ
ックス原料粉等の乾燥・加熱・焼成、ゴム・プラスチッ
ク廃棄物等の熱分解、一般ゴミのガス化処理、下水処理
汚泥の熱処理、活性炭の乾留などに好適である。請求項
1のキルンは、上記のように温度の管理を適切に行える
ために、製造条件に対する感受性がとくに高いもの、た
とえば高純度・高品質の処理物を得るうえでメリットが
大きい。この発明のキルンでは、加熱室が、独自の加熱
手段とともに、室内の炉芯管の温度の均一化をはかる温
度調整用補助空気の供給手段を備えている。独自の加熱
手段の使用に合わせてこの補助空気の供給手段を使用す
れば、加熱室内の炉芯管のうち長さ方向中央付近に集中
しがちな熱量を分散し、または熱量が集中しがちな部分
の温度上昇を抑制することによって、各加熱室内での炉
芯管の(したがって処理物の)温度を均一にすることも
可能になる。
【0013】請求項2に記載の外熱式ロータリーキルン
は、上記した独自の加熱手段が、加熱室の内壁面に配備
された電気ヒーターであることを特徴とする。 加熱室の
内壁面に設けられた電気ヒーターを使用して炉芯管を加
熱する場合、炉芯管のうち長さ方向の中央付近が他の部
分よりも高温度に加熱されることが多く、一つの加熱室
内においても炉芯管内の処理物を均一な温度等にするこ
とがとくに困難である。電気ヒーターは輻射熱によって
炉芯管を加熱するが、電気ヒーターの各部分が発する輻
射熱は炉芯管の長さ方向にも広がるため、加熱室内の炉
芯管のうち長さ方向における中央付近に熱量が集中しが
ちになるからである。しかし、この発明のキルンでは、
電気ヒーターの使用に合わせて補助空気の供給手段を使
用することにより、上記のように集中しがちな熱量を分
散し、または熱量が集中しがちな部分の温度上昇を抑制
でき、もって各加熱室内での炉芯管の(したがって処理
物の)温度を均一にすることができる。なお、ここにい
う温度調整用補助空気の供給手段は、バーナー等の熱風
供給手段または電気ヒーターなど、独自の加熱(または
冷却)をなす手段であってもよく、他の加熱室を出た熱
風を導入(つまり再利用)するための経路であってもよ
い。
【0014】請求項3に記載の外熱式ロータリーキルン
は、さらに、炉芯管の長さ方向に沿う各加熱室の長さ
が、当該加熱室ごとの所定の温度に処理物を移行させま
たは維持する時間(たとえば図3に示した各過程A・B
・…の各時間)に比例して定められていることを特徴と
する。ロータリーキルンにおける処理物の移動速度は、
炉芯管(回転円筒)の傾斜角や直径、回転数、および処
理物の安息角によって決まるので、それらを変えること
によって変更することが可能である。しかし、処理物の
安息角はその物に固有の性質であり、また傾斜角や直
径、回転数を炉芯管の各部について自由に定めることも
通常は困難であるため、処理物の移動速度は、変更可能
であるとはいえ回転円筒の全域においてほぼ均一であ
る。そのため、各加熱室の長さを上記のように各加熱室
での温度移行時間または温度維持時間に比例して定めて
おくと、炉芯管のたとえば回転数を調整することによっ
てすべての加熱室において処理物を適切に温度移行また
は温度維持することが可能になる。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】請求項4に記載の外熱式ロータリーキルン
は、以上の各点に加えて、上記の温度計測手段が、各加
熱室での処理物の温度分布を検知し得るものであり、炉
芯管の回転を駆動する手段が、検知したその温度分布に
応じて炉芯管の回転速度を変更し得るものであることを
特徴とする。
【0022】ロータリーキルンにおいて処理物を適切に
熱処理するには、適正な温度(処理温度)で適正な時間
(処理時間)だけその熱処理を行うことが重要である。
そのため、処理温度を所定の目標温度にすることができ
るなら、処理時間は、その処理温度に対応した所定の値
になるように定めておけばよい。しかし、処理物によっ
ては、あるいは処理物が同じでもその純度や水分含有率
のばらつき等によっては、各加熱室での処理物の温度を
適正にすることができない場合がある。
【0023】このキルンは、そのような事情で各加熱室
における処理物の温度を適正化できない場合にも、処理
物を適切に熱処理できるように構成したものである。す
なわち、請求項1について記載したように所定の加熱温
度調整を行ったのち、上記の温度計測手段が各加熱室で
の処理物の温度分布を知り、もしそれが最適のものでな
かった(つまり目標値との間に差があった)ときは、上
記した駆動する手段がその温度分布に応じて炉芯管の回
転速度を変更する。炉芯管の回転速度が変わると前記の
ようにその内部を移動する処理物の速度が変わるため、
当該加熱室の内部にあってその温度下におかれる時間が
変更される。こうしてこのキルンでは、処理物の実際の
処理温度に合わせて処理時間を調整し、それによって処
理物を適切に熱処理することが可能になる。
【0024】
【発明の実施の形態】発明の実施に関する一形態を図1
に紹介する。図1(a)は、外熱式ロータリーキルン1
について全体を模式的に示す縦断面図、同(b)は同
(a)におけるb−b断面図である。図1に示すキルン
1は、請求項の発明には該当しないが、請求項の発明に
ついて実施を容易にするための参考例として紹介する。
【0025】図1に示す外熱式ロータリーキルン1は、
石灰泥(主成分はCaCO3)を焼成して生石灰(同C
aO)を得るための設備である。煉瓦等の耐火壁で囲ま
れた加熱炉10の内側に、当該加熱炉10を長さ方向に
貫くように炉芯管20が配置されている。炉芯管20の
両端付近には環状の支持部材21・22が一体化されて
おり、炉芯管20はこれらの部分でローラ(図示せず。
図4(a)のローラ36’・38’と同様)により支え
られ、駆動手段(図示せず。図4(a)の駆動手段3
5’と同様)によって回転駆動される。炉芯管20は図
1(a)の左方が下になるようにわずかに傾斜(勾配は
1/100〜3/100)しているため、図中右方の供
給用コンベヤ33から炉芯管20内に投入される処理物
Mは、炉芯管20の回転につれて徐々に左方へ移動す
る。その移動の間に、周囲の加熱炉10から所定のパタ
ーン(温度−時間のパターン)にしたがって加熱等を受
けることにより、処理物Mは石灰泥から生石灰に変化
し、図中左方の回収器31および切り出しバルブ34を
経由して回収される。
【0026】外熱式の設備であって処理物Mが温度ムラ
を生じにくく燃焼ガスの雰囲気にさらされることもない
ので、このロータリーキルン1では、品質の高い好まし
い生石灰を得ることができる。しかし、さらに品質上の
メリットを得るとともにエネルギー効率を高めることが
できるように、このキルン1は、以下のような点を含め
て構成している。
【0027】まず、加熱炉10の内部の空間を、三つの
独立した加熱室15・16・17に分割した。つまり、
加熱炉10の両端に長さ方向と直角な方向の広がりを有
する壁面11・14を形成することに加え、内部の二箇
所にも、内縁部が炉芯管20の外周面に接近する(両者
間に5mm前後の隙間が存在する)ようにやはり長さ方
向と直角に広がる仕切り壁12・13を設け、これらに
よって加熱炉10内を三つの加熱室15・16・17に
仕切っている。これにより、炉芯管20の回りには、そ
の長さ方向に加熱室15・16・17が順に並んだこと
になる。
【0028】このように加熱炉10を分割したうえで、
独自に操作できるバーナー15a・16a・17aを加
熱手段として各加熱室15・16・17に設け、それに
よって各加熱室15・16・17ごとに加熱温度を独自
に調整できるようにした。加熱室16・15には、それ
ぞれ加熱室17・16の排気口17b・16bから通じ
る経路16c・15cを形成し、それらにより、加熱温
度の最も高い加熱室17を出た排ガスを加熱室16・1
5へ導入して順次再利用できるようにした。バーナー1
5a・16a・17aは、こうした排ガスの再利用のみ
では各室の温度が不適当である場合に点火し、それぞれ
独自に加熱室15・16・17内の加熱温度を調整す
る。
【0029】加熱室15・16・17のそれぞれは、処
理物Mの予熱・乾燥過程(図3の例では過程A)、加熱
(昇温)過程(図3では過程B)、および本来の熱処理
過程(図3では過程C)にあてている。つまり、処理物
Mは、炉芯管20内を移動するのにつれ、加熱室15の
内側において予熱・乾燥を、加熱室16の内側で加熱
(昇温)を、また加熱室17の内側で本来の熱処理を受
ける。温度管理を正確に行って理想的な条件で熱処理を
行えば、品質の高い生石灰を得ることができる。処理物
Mの移動速度は炉芯管20内でほぼ均一であるため、炉
芯管20に沿った各加熱室15・16・17の長さは、
各過程の時間的長さに比例するように定めている。予熱
・乾燥の際には処理物Mが300℃前後で40分程度保
持される必要があり、加熱(昇温)の際には約300℃
から900℃程度にまで約20分で昇温され、それに続
く熱処理過程では約1時間、900℃に保持されるのが
好ましい。そのため各加熱室15・16・17には、バ
ーナー15a・16a・17aと上記の経路15c・1
6cとによってそれぞれ1100℃、800℃、600
℃の熱風を吹き込むこととしている。
【0030】なお、各加熱室15・16・17は図1
(b)のように円筒形状とし、バーナー15a・16a
・17aは水平に設けて各吹出し口をその円形断面の接
線方向に向けている。各加熱室15・16・17の排気
口15b・16b・17bは、図1(a)・(b)のよ
うにバーナー15a・16a・17aとは加熱炉10の
長さ方向に離れた位置で、円形断面の接線方向に上向き
に形成している。
【0031】炉芯管20の内部には温度計測手段である
熱電対25・26・27を配置し、それぞれの先端が、
加熱室15・16・17の内側において処理物Mに接す
るように位置させている。熱電対25・26・27が検
知する各加熱室15・16・17での処理物Mの温度に
応じてバーナー15a・16a・17aの火力を調整
し、それによって各加熱室15・16・17内での処理
物Mの温度を最適化するのである。これらの熱電対25
・26・27は、炉芯管20の長さ方向に沿って移動可
能にすることにより、各加熱室15・16・17内にあ
る処理物Mの温度分布を検知し得るようにしている。水
分含有量等のばらつきによって各加熱室での処理物Mの
温度分布は焼成のつど異なるのが一般であるが、当該温
度分布を検知し、それに合わせて炉芯管20の回転速度
を変更し各加熱室15・16・17内の滞留時間を調整
することによって、得られる処理物Mの品質をできるだ
け高めるのがそのねらいである。
【0032】そのほか、回収器31の送気口31aには
ガスの吹込み手段(図示せず)を接続し、それより炉芯
管20の内部に向けて各種のキャリアガスを吹き込める
ようにしている。キルン1は外熱式のものであるため、
炉芯管20の内部雰囲気はバーナー15a・16a・1
7aの燃焼ガスに影響されることがないが、炉芯管20
内にガスを吹き込むのは、当該雰囲気をより積極的に制
御しようとするものである。つまり、石灰泥を焼成する
際には、石灰泥から生石灰とともに発生する二酸化炭素
(CO2)が炉芯管20内に充満するのが一般である
が、そこに酸素や水素、窒素等のキャリアガスを吹き込
むことにより、生石灰の生成環境を酸化雰囲気や還元雰
囲気、または不活性雰囲気に変えるのである。生成環境
をそのように調整すれば、使用目的等に応じた一層好ま
しい品質の生石灰を得ることが可能になる。なお、吹き
込んだキャリアガスは、ガス排出器32の排気口32a
から排出される。
【0033】以上に説明した図1の外熱式ロータリーキ
ルン1に関しては、たとえばつぎのように一部を改変し
て実施することもできる。もちろん、熱処理の対象(処
理物M)を上記と異なるものにすることも可能である。
【0034】1) 図1の例では、加熱室17のあとには
加熱室を設けていないため、炉芯管20内の処理物Mは
加熱室17を出たのち外気の作用で冷却されることにな
る。しかしこれに代えて、加熱室17に隣接する後方位
置(図1の左方)に冷却用の加熱室を別に設けるのもよ
い。冷却用とするその加熱室には、他の加熱室15等に
おけるバーナ15c等に代えて冷風(外気など)導入用
のファン等を設けるとよい。炉芯管20の外周に流速の
高い冷風を流せば、炉芯管20およびその内部の処理物
Mに対する冷却効果が高くなるので、熱処理のあとで急
冷をする必要がある場合には好適である。
【0035】2) 各加熱室15・16・17の加熱手段
としては、上の例のようにバーナー15a・16a・1
7aを各室ごとに付設するのではなく、たとえば1台の
大型のバーナー(図示せず)を加熱炉10と離れた位置
に設けるようにしてもよい。そのバーナーと各加熱室1
5・16・17とをつなぐ熱風の通路のうちに、開閉弁
(ダンパー等)や外気の混入口を設けて各室ごとに熱風
や外気の導入量を調整できるようにしておけば、各加熱
室15・16・17についてそれぞれ独自に加熱温度を
調整できることになる。
【0036】3) 熱処理を行う加熱室17を、仕切り壁
13などと平行な仕切り壁(図示せず)を用いて複数の
小室にさらに区分しておくのもよい。独立したバーナー
等を各室に配置してそれらを適切に使用すれば、熱処理
中の処理物Mの温度を一層精密にコントロールすること
が可能になる。
【0037】4) 上記3)で述べた加熱室17の部分のみ
でなく加熱炉10の全域を、炉芯管20の長さ方向に並
ぶ短い小室(加熱室)に区分しておくのもよい。予熱過
程や本来の熱処理過程等での各所要時間(の比率)に合
わせて、それら小室のうちから適当数を各過程に割り当
てて使用するのである。その場合、バーナー等の加熱手
段を各室に設けておくとともに各室に温度計測手段を設
け、さらには各室間を熱風の導入(再利用)経路でつな
ぐ(当該経路中に開閉バルブ等を設ける)などしておく
のがよい。
【0038】図2には、発明の実施について第二の実施
形態を紹介すべく、外熱式ロータリーキルン2の全体を
模式的な縦断面図にて表している。外熱式であるため、
このキルン2でも、煉瓦等の耐火壁で囲まれた加熱炉4
0の内側に、当該加熱炉40を長さ方向に貫くように炉
芯管50が配置されている。炉芯管50の両端付近に環
状の支持部材51・52が形成されていて、炉芯管50
は回転可能な状態にこれらの部分で支えられ、図2の左
方が下になるようわずかに傾斜している。処理物Mは、
図1のキルン1における場合と同様に、図中右方のコン
ベヤ33によって炉芯管50内に投入され、その長さ方
向に図の左方へ移動しながら熱処理されて回収器31お
よび切り出しバルブ34から回収される。
【0039】このキルン2においても、図1のキルン1
と同様、高品質の熱処理製品が得られるように種々の特
徴的な構成をとっている。図のように加熱炉40内に仕
切り壁を設けて内部を複数の加熱室45・46・47に
分割したこと、温度計測手段である熱電対55・56・
57を炉芯管50内に設けたうえ加熱室45・46・4
7の内側において各先端を処理物Mに接触させているこ
と、また、炉芯管50内へのキャリアガスの吹込み手段
(図示せず)を回収器31の送気口31aに接続したこ
となどは、目的および構成において図1のキルン1と差
異がない。
【0040】しかし、図2のロータリーキルン2には、
図1のキルン1と相違するつぎのような構成も採用して
いる。すなわち、 a) 加熱室45・46においては、それぞれの内壁面に
電気ヒーター45e・46eを張りめぐらせるととも
に、補助空気の導入手段45a・46aを各壁面に付設
している。電気ヒーター45e・46eは、加熱室45
・46のそれぞれを独自に加熱するための手段である。
しかし、ヒーター45e・46eのみでは炉芯管50の
うち各室の中央に近い部分が他の部分よりも高温度にな
りがちであるため、バーナー(図示せず)等にて加熱し
た熱風(または非加熱の空気)を、導入手段45a・4
6aを介し補助的に各加熱室45・46内に導入して、
各室内の炉芯管50の温度の均一化をはかるのである。
【0041】b) 加熱炉40中の各加熱室45・46・
47には、図1のキルン1における各加熱室15・16
・17とはやや異なる役割を担わせている。すなわち、
炉芯管50に沿った最も上流側の加熱室45では処理物
Mを予熱および昇温させ、中央付近の加熱室46では処
理物Mに本来の熱処理を施し、最も下流側の加熱室47
では、処理物Mを徐冷する(ゆっくり冷やす)こととし
ている。処理物Mの特性から徐冷過程が必要だからであ
るが、徐冷のためには、予熱・昇温のための加熱室45
の排気口45bから出た補助ガス(約200℃)を、経
路47cを介し導入口47aから加熱室47内に導いて
炉芯管50に接触させたうえ排気口47bから排出して
いる。なお、このように補助ガスを再利用するとエネル
ギーを有効利用することになるが、やはり同様のエネル
ギー利用の観点から、加熱室46で使用されて排気口4
6bから出た補助空気を導入手段45aから加熱室45
内へ導くことができるよう、必要な経路を設けている。
【0042】
【発明の効果】請求項1に記載した外熱式ロータリーキ
ルンでは、複数の加熱室のそれぞれにおいて炉芯管上の
各部分を独自の温度に加熱等することができるため、処
理物を最適の温度パターンにしたがって熱処理すること
が可能である。そのため、外熱式のキルンであることの
利点と相まって、製造条件に対する感受性がとくに高い
高純度・高品質の処理物等を得るうえでメリットが大き
い。加熱室が独自の加熱手段とともに温度調整用補助空
気の供給手段を備えているため、集中しがちな熱量を分
散または抑制して、各加熱室内での炉芯管の(したがっ
て処理物の)温度を均一にすることもできる。 請求項2
に記載の外熱式ロータリーキルンは、電気ヒーターを使
用するために加熱室内の炉芯管のうち中央の付近にとく
に熱量が集中しがちであるが、それにもかかわらず、そ
の熱量を分散または抑制して、各加熱室内での炉芯管の
(したがって処理物の)温度を均一にすることが可能で
ある。
【0043】請求項3に記載の外熱式ロータリーキルン
なら、炉芯管の回転数等を調整することにより、処理物
が各加熱室内にある時間を適切にすることができる。
【0044】
【0045】
【0046】請求項4のロータリーキルンでは、処理物
の純度や水分含有率のばらつき等によって各加熱室での
処理物の温度を最適化できない場合にも、各加熱室の滞
留時間を調整することによって処理物を適切に熱処理す
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施に関する一形態(参考例)を示す図
であって、図1(a)は、外熱式ロータリーキルン1の
全体を模式的に示す縦断面図、同(b)は同(a)にお
けるb−b断面図である。
【図2】発明の実施に関する他の実施形態を示す図であ
って、外熱式ロータリーキルン2の全体を模式的に示す
縦断面図である。
【図3】ある処理物について管理すべき加熱温度やその
温度での保持時間の一例を示す線図である。
【図4】図4(a)は、従来の外熱式ロータリーキルン
3’を示す縦断面図、同(b)はその横断面図(同
(a)におけるb−b断面図)である。
【符号の説明】
1・2 外熱式ロータリーキルン 10・40 加熱炉 15・16・17・45・46・47 加熱室 15a・16a・17a バーナー(加熱手段) 45e・46e 電気ヒーター 20・50 炉芯管 25・26・27・55・56・57 熱電対(温度計
測手段) M 処理物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−221765(JP,A) 特開 平10−141863(JP,A) 特開 平10−300356(JP,A) 特開 平8−219646(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F27B 7/00 - 7/42 F26B 1/00 - 7/00 C04B 2/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜した炉芯管の内部に供給され炉芯管
    の回転につれて当該炉芯管の長さ方向に順次移動する処
    理物を、当該炉芯管の外側にある加熱炉によって加熱す
    る外熱式ロータリーキルンであって、 加熱炉が、仕切り壁を介して複数の加熱室に分割されて
    いること、それらの加熱室が炉芯管の長さ方向に並んで
    いてそれぞれに加熱温度を調整できること、および、炉
    芯管内の処理物の温度を知るための温度計測手段が各加
    熱室ごとに設けられていること ならびに、加熱室が、独自の加熱手段とともに、室内の
    炉芯管の温度の均一化をはかる温度調整用補助空気の供
    給手段を備えていること を特徴とする外熱式ロータリー
    キルン。
  2. 【請求項2】 上記した独自の加熱手段が、加熱室の内
    壁面に配備された電気ヒーターであることを特徴とする
    請求項1に記載の外熱式ロータリーキルン。
  3. 【請求項3】 炉芯管の長さ方向に沿う各加熱室の長さ
    が、当該加熱室ごとの所定の温度に処理物を移行させま
    たは維持する時間に比例して定められていることを特徴
    とする請求項1または2に記載の外熱式ロータリーキル
    ン。
  4. 【請求項4】 上記の温度計測手段が、各加熱室での処
    理物の温度分布を検知し得るものであり、炉芯管の回転
    を駆動する手段が、検知したその温度分布に応じて炉芯
    管の回転速度を変更し得るものであることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれかに記載の外熱式ロータリーキル
    ン。
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