JP3085950U - 漏電遮断器 - Google Patents

漏電遮断器

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JP3085950U JP2001007367U JP2001007367U JP3085950U JP 3085950 U JP3085950 U JP 3085950U JP 2001007367 U JP2001007367 U JP 2001007367U JP 2001007367 U JP2001007367 U JP 2001007367U JP 3085950 U JP3085950 U JP 3085950U
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サン ウォン ホワン
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    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
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    • HELECTRICITY
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    • H01H83/00Protective switches, e.g. circuit-breaking switches, or protective relays operated by abnormal electrical conditions otherwise than solely by excess current
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常電流が発生した時、回路の遮断可否を容
易に識別できるように外部に表示し得る漏電遮断器を提
供する。 【解決手段】 異常電流が発生すると電源が印加される
トリップコイル(32)と、永久磁石(34)の磁力に
より磁化される固定コア(36)と、該固定コア(3
6)の磁力により拘束される可動コア(38)と、該可
動コア(38)に固定される作動ロッド(20)と、前
記作動ロッド(20)の移動によって揺動しながらスイ
ッチングメカニズム(6)をトリップさせるトリップレ
バー(24)と、前記作動ロッド(20)の移動により
揺動しながら使用者が漏電状態であるか、または、正常
状態であるかを認識するように表示する漏電表示機構
(26)とを有する漏電遮断器。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、漏電遮断器に係るもので、詳しくは、異常電流が発生した時、回路 の遮断可否を容易に識別できるように外部に表示し得る漏電遮断器に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
一般に、漏電遮断器は、漏洩電流、雷及び人体感電事故のような異常電流が発 生するかまたは過電流が発生するとき、回路を遮断して負荷側の設備および人命 を保護する機器であって、殆どの産業用漏電遮断器は、漏電遮断器能と、過電流 および短絡事故が発生したとき、それを検出して遮断させる機能とを有して構成 され、漏電表示機能部分と、過電流及び短絡事故電流発生部分とを別途に区分し て表示する手段を必要とするので、漏電遮断器には異常電流の発生可否を使用者 に知らせる漏電表示装置が装着されている。
【0003】 このような従来の漏電遮断器においては、図7に示したように、電源側端子1 00から入力される電流中過電流を検出する過電流検出部102と、前記電源側 端子100から入力される電流中異常電流(漏洩電流、雷及び人体感電事故等) を検出する異常電流検出部104と、前記過電流検出部102及び異常電流検出 部104から過電流または異常電流が検出されると、前記電源側端子100から 入力される電流が負荷側端子106に伝達されることを遮断するが、正常時には 前記電源側端子100と負荷側端子106間を通電させるスイッチングメカニズ ム108と、前記異常電流検出部104から電気的信号が印加されると、前記ス イッチングメカニズム108を動作させると共に異常電流が発生したことを外部 に表示する表示装置110と、異常電流の原因が除去されると、トリップされた 状態の漏電遮断器を正常状態に復帰させるハンドル112と、を備えて構成され ている。
【0004】 そして、前記表示装置110においては、図8〜図10に示したように、両側 が開放された状態で所定空間を有するヨーク120と、該ヨーク120の内部に 収納され前記異常電流検出部104から電気的信号が伝達されると電源が印加さ れる駆動部121と、前記ヨーク120の中央部に直線移動可能に配置され、前 記駆動部121の動作によって直線移動する作動ロッド122と、該作動ロッド 122の一方の端に配置され、該作動ロッド122の移動によって揺動しながら 前記スイッチングメカニズム108のクロスバー124を打撃して前記スイッチ ングメカニズム108をトリップさせるトリップレバー126と、前記作動ロッ ド122の他方の端に配置されて、該作動ロッド122が移動すると外部に漏電 状態を表示する漏電表示部131とを有して構成されている。
【0005】 ここで、前記駆動部121は、前記ヨーク120の内周面に配置され前記異常 電流検出部104から電気的信号が伝達されると電源が印加されるトリップコイ ル128と、前記ヨーク120の一方の側の内面に固定される永久磁石130と 、前記ヨーク120の他方の側に固定されて前記作動ロッド122が貫通される 固定コア132と、該固定コア132と同一軸上に配置され、前記作動ロッド1 22に固定されて一緒に移動する可動コア134と、前記永久磁石130と可動 コア134間に配置され、前記永久磁石130の磁力が前記可動コア134側に 影響を与えないようにする遮蔽板136と、により構成されている。
【0006】 また、前記作動ロッド122の一方の側には、該作動ロッド122の動作が終 了したら元の位置に復帰させるリターンスプリング138が配置されている。
【0007】 また、前記トリップレバー126の一方の側はヒンジ軸141に連結されて前 記作動ロッド122の一方の端と接触状態を維持し、このとき、前記ヒンジ軸1 41には前記トリップレバー126に一方向の揺動力を与えるレバースプリング 140が配置されている。
【0008】 更に、前記漏電表示部131は、前記作動ロッド122の移動により揺動して ロックキングを解除させるラッチ142と、該ラッチ142の揺動によりロッキ ングが解除されると外部に突出する漏電表示ボタン144と、該漏電表示ボタン 144の下側に一体に連結されて一緒に移動し、一方の側に前記ラッチ142の 下面に係止作用する係止突条151が突成される表示レバー146と、前記漏電 表示ボタン144の一方の側に介在し、ロッキングが解除されると前記漏電表示 ボタン144が上方向に突出するための弾性力を提供するラッチスプリング14 8とを有して構成されている。
【0009】 このように構成された従来の漏電遮断器の表示装置の動作を説明すると、正常 に動作する場合、永久磁石130の磁力により磁化された固定コア132に可動 コア134が拘束されるが、異常電流が発生してトリップコイル128に電源が 印加されると、前記固定コア132の磁化を相殺して前記可動コア134の拘束 力が解除されるので、トリップレバー126が揺動しながらトリップ動作を行う 。
【0010】 即ち、図11に示したように、漏洩電流が発生すると、異常電流検出部104 がそれを検出して表示装置110に電気的信号を伝達する。すると、前記トリッ プコイル128に電源が印加されるので、前記永久磁石130により磁化された 前記固定コア132の磁化が相殺されて前記可動コア134の拘束力が解除され る。
【0011】 次いで、前記可動コア134の拘束力が解除されると、レバースプリング14 0の弾性力により前記トリップレバー126が揺動しながら作動ロッド122を 押すと共に、スイッチングメカニズム108のクロスバー124を打撃する。こ のとき、前記クロスバー124が揺動しながら前記スイッチングメカニズム10 8のトリップ動作が行われるので、電源側の電流が遮断され負荷側に供給されな い。
【0012】 次いで、前記作動ロッド122が直線移動しながら漏電表示ボタン144を上 方向に突出させて漏電が発生したことを使用者に知らせる。
【0013】 詳しくは、前記作動ロッド122が図11の左側に移動すると、ラッチ142 が揺動しながら係止突条151から離脱されてロックキングが解除される。する と、ラッチスプリング148の弾性力により前記漏電表示ボタン144が遮断器 ケースの外部に突出しながら使用者に漏洩電流や雷または人体感電事故が発生し たことを認識させる。
【0014】 一方、負荷側の異常電流の原因を除去した後、遮断器を再使用するためにハン ドル112をオフ方向に押すと、前記トリップレバー126がレバースプリング 140の弾性力を克服して揺動され、よって、前記トリップコイル128への電 源が遮断されるので、前記固定コア132が再び磁化されて前記可動コア134 が前記固定コア132側に密着する。
【0015】 また、前記ハンドル112の押し動作により表示レバー146が下側に引かれ るので、前記漏電表示ボタン144が元の状態に復帰すると共に、ラッチスプリ ング148の弾性力によりラッチ142が揺動しながら前記係止突条151にロ ッキングされる。
【0016】
【考案が解決しようとする課題】
然るに、このように構成された従来の漏電遮断器においては、漏電発生を表示 する漏電表示部が、ラッチ、ラッチスプリング、漏電表示ボタン、スプリング及 び表示レバーなどの複数の部品により構成されるので、製作費用が増加すると共 に構造が複雑で組立性が低下するという不都合な点があった。
【0017】 また、従来の漏電遮断器の漏電表示部は、ラッチの揺動運動によりラッチが係 止突条から離脱してロッキングが解除されると、スプリングの弾性力により漏電 表示ボタンが外部に突出するように構成され、即ち、漏電を表示する複数の部品 が連繋動作を行うように構成されているため、誤作動及び故障が発生することが あるという不都合な点があった。
【0018】 また、前記漏電表示ボタンが漏電遮断器ケースの外部に突出して漏電状態を表 示するようになっているため、使用者が漏電の発生を確認することが容易でない という不都合な点があった。
【0019】 本考案は、このような従来の課題に鑑みてなされたもので、漏電状態を使用者 に知らせる漏電表示部を構成する部品数を大幅に減少させると共に構造を単純化 することで、組立効率を向上させ、製作費用を低減し得る漏電遮断器を提供する ことを目的とする。
【0020】 そして、本考案の他の目的は、漏電発生の可否を色で表示することで、漏電の 発生可否を使用者がより容易に確認し得る漏電遮断器を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、本考案に係る漏電遮断器においては、異常電 流が発生すると電源が印加されるトリップコイルと、永久磁石の磁力により磁化 される固定コアと、前記固定コアの磁力により拘束される可動コアと、前記可動 コアに固定される作動ロッドと、前記作動ロッドの一方の端に配置されて該作動 ロッドの移動によって揺動しながらスイッチングメカニズムをトリップさせるト リップレバーと、前記作動ロッドの他方の端に隣接して配置され、該作動ロッド の移動により揺動しながら使用者が漏電状態であるか、または、正常状態である かを認識できるように表示する漏電表示機構とを有して構成されることを特徴と する。
【0022】 そして、前記漏電表示機構は、前記作動ロッドの他方の端に所定距離離れて配 置され、中心部にヒンジ軸が嵌合されるロッド部と、前記ロッド部の上方端に一 体形成され、該ロッド部の揺動により正常状態または異常電流発生状態を表示す るように、それぞれ領域区分された正常表示部及び異常表示部が形成される漏電 表示部とを有して構成される。
【0023】 また、漏電遮断器ケースの前面には、前記漏電表示部を使用者が眼で識別でき るように、該漏電表示部が表示される表示ウィンドーが形成される。
【0024】 また、前記漏電表示機構のヒンジ軸には、漏電状態を表示した後、前記ロッド 部を正常状態に復帰させる弾性力を提供するスプリングが介在する。
【0025】 更に、前記ロッド部の下方端には、該ロッド部の揺動を所定範囲内に制限する ストッパーが形成される。
【0026】 そして、前記漏電表示部は、前記ロッド部の上方側に平面状に形成され、その 表示面には、正常状態を表示する正常表示部と異常電流発生状態を表示する異常 表示部とが異なる色相、文字、又は記号で区別して構成される。
【0027】 また、前記正常表示部は緑色の色相で形成され、前記異常表示部は赤色の色相 で形成される。
【0028】 また、前記正常表示部は、正常の意味を有する文字または記号で形成され、前 記異常表示部は、異常の意味を有する文字または記号で形成される。
【0029】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0030】 本考案に係る漏電遮断器においては、図1に示したように、電源側端子2と負 荷側端子4間に収納されて回路を遮断または接続させるスイッチングメカニズム 6と、前記電源側端子2から入力する電流から過電流が発生すると前記スイッチ ングメカニズム6を動作させる過電流検出部8と、前記電源側端子2から入力す る電流に異常電流が発生すると電気的信号を印加する異常電流検出部10と、該 異常電流検出部10から電気的信号が伝達されると、電源が印加されて漏電発生 の可否を表示すると共に前記スイッチングメカニズム6を動作させる表示装置1 2と、異常電流の原因が除去されると、トリップされた状態の漏洩遮断器を正常 状態に復帰させるハンドル14とを備えて構成されている。
【0031】 そして、前記表示装置12においては、図2〜図5に示したように、前記異常 電流検出部10から伝達される電気的信号によって電源が印加される駆動部11 と、該駆動部11の中央部に直線移動可能に配置されて該駆動部11の動作によ って直線移動される作動ロッド20と、該作動ロッド20の一方の端に隣接して 配置され、該作動ロッド20の移動によって揺動しながら前記スイッチングメカ ニズム6のクロスバー22を打撃して前記スイッチングメカニズム6をトリップ させるトリップレバー24と、前記作動ロッド20の他方の端に配置され、該作 動ロッド20の押力により揺動しながら使用者が漏電状態を識別できるように表 示する漏電表示機構26と、を備えて構成されている。
【0032】 ここで、前記駆動部11は、中空円筒形態のヨーク30と、該ヨーク30の内 周面に配置され、前記異常電流検出部10から伝達される電気的信号により電源 が印加されるトリップコイル32と、前記ヨーク30の一方の側に固定される永 久磁石34と、該永久磁石34の磁力により磁化されて前記ヨーク30の一方の 側に固定される固定コア36と、前記作動ロッド20に固定されて、前記固定コ ア36が磁化されると該固定コア36側に密着する可動コア38と、前記永久磁 石34と可動コア38間に収納されて、前記永久磁石34の磁力が前記可動コア 38に影響を与えることを遮断する遮蔽板40を備えて構成されている。
【0033】 このように構成された駆動部11は、正常状態のときは永久磁石34により前 記固定コア36が磁化されるので、前記可動コア38を前記固定コア36側に密 着させて前記可動コア38を拘束するが、一方、異常電流が発生して前記トリッ プコイル32に電源が印加されると、前記固定コア36の磁化を相殺するので、 前記可動コア38の拘束力が解除される。
【0034】 また、前記作動ロッド20の一方の側には、該作動ロッド20が動作を終了す ると元の位置に復帰させるリターンスプリング68が装着される。
【0035】 更に、前記トリップレバー24のヒンジ軸41にはレバースプリング42が装 着され、前記トリップレバー24を一方向に揺動させる弾性力を与える。
【0036】 また、前記漏電表示機構26は、前記作動ロッド20の他方の端に所定距離離 れて配置され、中心部に前記ヒンジ軸41が揺動可能に嵌合されるロッド部46 と、該ロッド部46の上方端に一体連結され、該ロッド部46の揺動によって、 正常状態である時と異常電流が発生した時とが表示できるように二つの部分に区 分された漏電表示部48と、前記ヒンジ軸44上に配置され、前記ロッド部46 が一方向に揺動するための弾性力を与えるスプリング50と、前記ロッド部46 の下方端に一体に突成されて、該ロッド部46が所定範囲内で揺動するようにロ ッキング動作するストッパー52を有して構成されている。
【0037】 ここで、前記ロッド部46、漏電表示部48及びストッパー52は、一つの単 一部材により形成される。
【0038】 また、前記漏電表示部48は、図2及び図4に示したように、漏電遮断器ケー ス56の前面に所定曲面を有する平面状の表示ウィンドー58が形成され、正常 状態を表示する正常表示部60と、異常電流発生状態を表示する異常表示部62 とに区分される。ここで、正常表示部60と異常表示部62とは、使用者が容易 に識別できるように、色で表示することが好ましい。
【0039】 例えば、前記正常表示部60は緑色で表示し、前記異常表示部62は赤色で表 示すると、使用者の識別を容易にすることができる。
【0040】 このような前記漏電表示部48は、正常状態であるときは前記正常表示部60 の色を透明な前記表示ウィンドー58を介して表示させるが、異常電流が発生し たときは、前記異常表示部62の色を前記表示ウィンドー58を介して表示させ る。
【0041】 他の実施例として、前記正常表示部60は、「正常」という意味を有する文字 または記号、例えば、「NORMAL」、「N」、「O」で表示し、また、前記 異常表示部62は、「異常」という意味を有する文字または記号、例えば、「A BNORMAL」、「AN」、「X」などで表示することも可能である。このよ うな実施例においても、前記表示ウィンドー58を介してそれぞれの状態を表示 し得ることは勿論である。
【0042】 以下、このように構成される本考案に係る漏電遮断器の動作に対し、図6を参 照して説明する。
【0043】 先ず、電源側端子2から供給される電流に異常電流が発生すると、異常電流検 出部10はそれを検出してトリップコイル32に電源を印加する。
【0044】 次いで、前記トリップコイル32に電源が印加されると、永久磁石34により 磁化された固定コア36の磁化が相殺されて可動コア38の拘束力が解除される ので、レバースプリング42の弾性力によりトリップレバー24が揺動しながら スイッチングメカニズム6を遮断位置に動作させると共に、作動ロッド20を図 面の左側方向に移動させる。
【0045】 次いで、前記作動ロッド20が移動すると、ロッド部46が矢印P方向に揺動 しながら異常表示部62が表示ウィンドー58に位置し、漏洩電流や雷または人 体感電事故などの異常電流が発生した状態であることを使用者に認識させる。
【0046】 この時、前記異常表示部62は、色、文字または記号で表示されるので、使用 者が容易に識別することができる。
【0047】 即ち、色相である場合は赤色、文字である場合は「ABNORAL」、記号で ある場合は「X」で表示することができる。
【0048】 次いで、負荷側の異常電流の原因を除去した後、遮断器を再使用するためにハ ンドル14をオフ方向にリセットすると、前記スイッチングメカニズム6が揺動 しながら前記トリップレバー24を押して元の状態に復帰させると共に前記トリ ップコイル32への電源が遮断されるので、前記永久磁石34により前記固定コ ア36が再び磁化されて前記可動コア38が前記固定コア36側に移動し、よって 、前記作動ロッド20が図面の右側方向に移動する。
【0049】 この時、前記漏電表示機構26のロッド部46がスプリング50の弾性力によ り矢印Q方向に揺動すると、正常表示部60が前記表示ウィンドー58に位置さ れるので、正常状態であることを使用者に認識させる。
【0050】 ここで、正常表示部60は、色相、または、正常を示す文字や記号などで表示 されるので、使用者の識別が容易になる。
【0051】 即ち、色相である場合は緑色、文字である場合は「NORMAL」、記号であ る場合は「O」で表示することができる。
【0052】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る漏電遮断器においては、漏電状態を使用者 に表示する漏電表示機構が一つの単一部材により形成されてヒンジ軸上に揺動可 能に配置されるため、部品数を大幅に減少し、組立が簡便で、製作費用を節減し 得るという効果がある。
【0053】 また、本考案に係る漏電遮断器においては、漏電表示機構が作動ロッドの移動 によってヒンジ軸を中心に揺動される動作を行うように構成されているので、作 動が単純で、故障発生を最小化し得るという効果がある。
【0054】 また、本考案に係る漏電遮断器においては、漏電遮断器のケースに形成される 表示ウィンドーに、正常表示部と異常表示部とがそれぞれ色相、文字または記号 で区別して表示されるため、使用者が漏電発生の可否を一層容易に確認し得ると いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る漏電遮断器の構成を示した縦断面
図である。
【図2】本考案に係る漏電遮断器の外観を示した斜視図
である。
【図3】本考案に係る漏電遮断器の表示装置を示した斜
視図である。
【図4】本考案に係る漏電遮断器の表示装置を示した平
面図である。
【図5】図4のB−B線縦断面図である。
【図6】本考案に係る漏電遮断器の漏電表示部の動作状
態を示した説明図である。
【図7】従来漏電遮断器の構成を示した縦断面図であ
る。
【図8】従来漏電遮断器の表示装置を示した斜視図であ
る。
【図9】従来漏電遮断器の表示装置を示した平面図であ
る。
【図10】図9のA−A線縦断面図である。
【図11】従来漏電遮断器の表示装置の動作状態を示し
た説明図である。
【符号の説明】
2…電源側端子 4…負荷側端子 6…スイッチングメカニズム 8…過電流検出部 10…異常電流検出部 12…表示装置 14…レバー 20…作動ロッド 22…クロスバー 24…トリップレバー 26…漏電表示機構 30…ヨーク 32…トリップコイル 34…永久磁石 36…固定コア 38…可動コア 42…レバースプリング 44…ヒンジ軸 46…ロッド部 48…漏電表示部 50…スプリング 56…遮断器ケース 58…表示ウィンドー 60…正常表示部 62…異常表示部

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異常電流が発生すると電源が印加される
    トリップコイルと、 永久磁石の磁力により磁化される固定コアと、 前記固定コアの磁力により拘束される可動コアと、 前記可動コアに固定される作動ロッドと、 前記作動ロッドの一方の端に配置され、該作動ロッドの
    移動によって揺動しながらスイッチングメカニズムをト
    リップさせるトリップレバーと、 前記作動ロッドの他方の端に隣接して配置され、該作動
    ロッドの移動により揺動しながら使用者が漏電状態であ
    るか、または、正常状態であるかを認識できるように表
    示する漏電表示機構と、 を有して構成されることを特徴とする漏電遮断器。
  2. 【請求項2】 前記漏電表示機構は、 前記作動ロッドの他方の端に所定距離離れて配置され、
    中心部にヒンジ軸が嵌合されるロッド部と、 前記ロッド部の上方端に一体形成され、該ロッド部の揺
    動により正常状態または異常電流発生状態を表示するよ
    うに、それぞれ領域区分された正常表示部及び異常表示
    部が形成される漏電表示部と、 を有して構成されることを特徴とする請求項1記載の漏
    電遮断器。
  3. 【請求項3】 漏電遮断器ケースの前面には、前記漏電
    表示部を使用者が眼で識別できるように、該漏電表示部
    が表示される表示ウィンドーが形成されることを特徴と
    する請求項2記載の漏電遮断器。
  4. 【請求項4】 前記漏電表示機構のヒンジ軸には、漏電
    状態を表示した後、前記ロッド部を正常状態に復帰させ
    る弾性力を提供するスプリングが介在することを特徴と
    する請求項2記載の漏電遮断器。
  5. 【請求項5】 前記ロッド部の下方端には、該ロッド部
    の揺動を所定範囲内に制限するストッパーが形成されて
    いることを特徴とする請求項2記載の漏電遮断器。
  6. 【請求項6】 前記漏電表示部は、前記ロッド部の上方
    側に平面状に形成され、その表示面には、正常状態を表
    示する正常表示部と異常電流発生状態を表示する異常表
    示部とが異なる色相で区別して構成されていることを特
    徴とする請求項2記載の漏電遮断器。
  7. 【請求項7】 前記漏電表示部は、前記ロッド部の上方
    側に平面状に形成され、その表示面には、正常状態を表
    示する正常表示部と異常電流発生状態を表示する異常表
    示部とが異なる文字または記号で区別して構成されてい
    ることを特徴とする請求項2記載の漏電遮断器。
  8. 【請求項8】 前記正常表示部は緑色の色相で形成さ
    れ、前記異常表示部は赤色の色相で形成されていること
    を特徴とする請求項6記載の漏電遮断器。
  9. 【請求項9】 前記正常表示部は、正常の意味を有する
    文字または記号で形成され、前記異常表示部は、異常の
    意味を有する文字または記号で形成されていることを特
    徴とする請求項6記載の漏電遮断器。
JP2001007367U 2000-11-13 2001-11-12 漏電遮断器 Expired - Lifetime JP3085950U (ja)

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