JP3085944U - プリンタ - Google Patents
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- JP3085944U JP3085944U JP2001007361U JP2001007361U JP3085944U JP 3085944 U JP3085944 U JP 3085944U JP 2001007361 U JP2001007361 U JP 2001007361U JP 2001007361 U JP2001007361 U JP 2001007361U JP 3085944 U JP3085944 U JP 3085944U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 蛇行防止機能及び重送防止機能に優れ大判サ
イズの用紙でも確実に1枚ずつ送り出すこと。 【構成】 筐体1の給紙口2に設けた給紙ガイド板8の
上端にペーパーレスト9が斜め上方に向かって延設さ
れ、該ペーパーレスト9とエクステンダー11との間に
その両者9,11の長さt1,t2と同程度の長さt3
の中間枠20を配置することにより、ペーパーレスト9
の下端からエクステンダー11の上端までの長さTが大
判の用紙Pに合わせて大きく設定され、ペーパーレスト
9から中間枠20にかけてセットした用紙Pの部分が仮
想曲線Fに沿って内側に弯曲されるように前記中間枠2
0の上面高さHを設定した。
イズの用紙でも確実に1枚ずつ送り出すこと。 【構成】 筐体1の給紙口2に設けた給紙ガイド板8の
上端にペーパーレスト9が斜め上方に向かって延設さ
れ、該ペーパーレスト9とエクステンダー11との間に
その両者9,11の長さt1,t2と同程度の長さt3
の中間枠20を配置することにより、ペーパーレスト9
の下端からエクステンダー11の上端までの長さTが大
判の用紙Pに合わせて大きく設定され、ペーパーレスト
9から中間枠20にかけてセットした用紙Pの部分が仮
想曲線Fに沿って内側に弯曲されるように前記中間枠2
0の上面高さHを設定した。
Description
【0001】
本考案は、蛇行防止機能及び重送防止機能に優れ大判サイズの用紙でも確実に 1枚ずつ送り出すことができるようにした例えばインクジェット式などのプリン タに関する。
【0002】
従来、プリンタの技術として特開平10−212056号公報に記載したもの があり、その一例を図10から図12に基づいて説明すると、筐体1の後部に給 紙口2が形成されると共に、その前部に排紙口3が形成され、筐体1内に給紙ロ ーラ4、送りローラ5、排紙ローラ6及び印刷ヘッド7が配置され、給紙口2内 に後方に向かって斜め上方に延びる給紙ガイド板8が設けられ、該給紙ガイド板 8の上端からその給紙ガイド板8と面一状に斜め上方に延ばされて両側板部9a の下端に突設した支軸10を介して筐体1に回動可能に支持されたペーパーレス ト9が設けられており、そのペーパーレスト9を前方に回動させて倒すことによ り給紙口2が塞がれる。
【0003】 また、ペーパーレスト9の上面に配置したエクステンダー11の両側縁部を該 ペーパーレスト9の両側板部9aに形成したガイド溝12に嵌入させることによ り、そのエクステンダー11が給紙方向aに沿って伸縮可能に形成されている。 また、エクステンダー11の上面下部中央に所定高さH(例えば10mm〜15 mm程度)の円弧状重送防止リブ13が突設されており、その重送防止リブ13 からペーパーレスト9にかけてセットした用紙Pの部分が仮想曲線Fに沿って内 側に弯曲されるようにしている。なお、図10に示すように、ペーパーレスト9 の底板部9b上に音消しリブ14と補強リブ15とが突設され、音消しリブ14 に対向してエクステンダー11の下縁にスリット16が形成され、給紙口2内に 用紙可動ガイド枠17が配置され、排紙口3に用紙受板18が伸縮可能に配置さ れている。
【0004】 印刷手順を説明すると、エクステンダー11を上方に延ばした状態で、給紙ガ イド板8からペーパーレスト9及びエクステンダー11にかけて用紙Pをセット し、給紙ローラ4を回転させることにより、用紙Pを1枚ずつ給紙方向aに送り 出して印刷ヘッド7により印刷を施すようになっている。
【0005】
上記構成では、エクステンダー11の長さt1がペーパーレスト9の長さt2 とほぼ同程度に設定されており、上方に延ばしたエクステンダー11の上端から ペーパーレスト9の下端までの長さTをB5サイズの用紙Pに合わせているため 、それよりも大きい例えばA4サイズなどの大判の用紙Pをエクステンダー11 により受けた場合には、用紙Pの上端縁Paがエクステンダー11に支持されず にその支持が不安定となり(図11仮想線参照)、大判サイズの用紙Pが斜めに 送り出されるなどして蛇行するおそれがある。
【0006】 また、重送防止リブ13により用紙Pを仮想曲線Fに沿って内側に弯曲させる ことにより、その用紙Pの下端縁Pbを1枚ずつ分離しやすくして、用紙Pの重 送を防止しているが、重送防止リブ13により用紙Pの中央部を部分的に支持し ているだけであるから(図12実線参照)、薄手の用紙Pを用いたり湿度が高い 場合に、その用紙Pの上部両側縁Pcが後方に曲げられることがあり(図12仮 想線参照)、これにより、重送防止リブ13による重送防止機能が半減して、用 紙Pの下端縁Pbを1枚ずつ分離することが困難となり、その用紙Pが給紙ロー ラ4により複数枚同時に送り出されやすくなる。
【0007】 本考案は、上記難点に鑑み、蛇行防止機能及び重送防止機能に優れ大判サイズ の用紙でも確実に1枚ずつ送り出すことができるようにしたプリンタを提供する ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため、請求項1記載の考案は、筐体の給紙口に設けた給紙 ガイド板の上端にペーパーレストが斜め上方に向かって延設されると共に、該ペ ーパーレスト上にエクステンダーが配置され、該エクステンダーの上面下部中央 に所定高さの重送防止リブが突設されており、前記給紙ガイド板からペーパーレ スト及びエクステンダーにかけて用紙をセットし、そのセットした用紙を1枚ず つ送り出して印刷を施すようにしたプリンタにおいて、前記重送防止リブに代え て角筒状中間枠が前記ペーパーレストに給紙方向に沿って伸縮可能に外嵌される と共に、該中間枠内にエクステンダーが給紙方向に沿って伸縮可能に嵌入され、 前記ペーパーレストの両側部から上方に延びる左右一対の弾性変形可能な突出杆 の外側面に突設した凸部が前記中間枠の側板部に形成した位置決め用凹部に嵌脱 可能に嵌合されると共に、前記エクステンダーの両側部から下方に延びる左右一 対の弾性変形可能な突出杆の外側面に突設した凸部が前記中間枠の側板部に形成 した位置決め用凹部に嵌脱可能に嵌合され、前記ペーパーレストから中間枠にか けてセットした用紙の部分が内側に弯曲されるように前記中間枠の上面高さを設 定したことを特徴としている。
【0009】 上記構成によれば、エクステンダーの上端からペーパーレストの下端までの長 さをその両者間に介在させた中間枠により大きく設定することができ、これによ って、例えばA4サイズなどの大判の用紙でも、該用紙の上端縁をエクステンダ ーにより安定的に支持して、その用紙を所望通りに直線的に送り出すことができ る。
【0010】 また、用紙が内側に弯曲されるように中間枠の上面高さを設定しているので、 その中間枠に従来の重送防止リブと同じように重送防止機能を持たせることがで きる。
【0011】 更に、中間枠の上面が広幅に形成されているので、薄手の用紙を用いたり湿度 が高い場合でも、その用紙を撓まないように全面的に支持することができ、これ によって、中間枠の重送防止機能を効果的に発揮して、用紙を1枚ずつ確実に送 り出すことができる。
【0012】 しかも、ペーパーレストの両突出杆に突設した凸部を中間枠の位置決め用凹部 に嵌脱可能に嵌合させ、エクステンダーの両突出杆に突設した凸部を中間枠の位 置決め用凹部に嵌脱可能に嵌合させることにより、前記中間枠及びエクステンダ ーを所望の位置に係止したり、その中間枠内にペーパーレスト及びエクステンダ ーをコンパクトに格納することができる。
【0013】 請求項2記載の考案は、筐体の給紙口に設けた給紙ガイド板の上端にペーパー レストが斜め上方に向かって延設されると共に、該ペーパーレスト上にエクステ ンダーが配置され、該エクステンダーの上面下部中央に所定高さの重送防止リブ が突設されており、前記給紙ガイド板からペーパーレスト及びエクステンダーに かけて用紙をセットし、そのセットした用紙を1枚ずつ送り出して印刷を施すよ うにしたプリンタにおいて、前記重送防止リブに代えて角筒状中間枠が前記ペー パーレストに給紙方向に沿って伸縮可能に外嵌されると共に、該ペーパーレスト の両側部から上方に延びる左右一対の弾性変形可能な突出杆の外側面に突設した 凸部が前記中間枠の側板部に形成した位置決め用凹部に嵌脱可能に嵌合され、前 記中間枠の上面にエクステンダーが給紙方向に沿って伸縮可能に配置され、前記 ペーパーレストから中間枠にかけてセットした用紙の部分が内側に弯曲されるよ うに前記中間枠の上面高さを設定したことを特徴としている。
【0014】 上記構成によれば、エクステンダーの上端からペーパーレストの下端までの長 さをその両者間に介在させた中間枠により大きく設定することができ、これによ って、例えばA4サイズなどの大判の用紙でも、該用紙の上端縁をエクステンダ ーにより安定的に支持して、その用紙を所望通りに直線的に送り出すことができ る。
【0015】 また、用紙が内側に弯曲されるように中間枠の上面高さを設定しているので、 その中間枠に従来の重送防止リブと同じように重送防止機能を持たせることがで きる。
【0016】 更に、中間枠の上面が広幅に形成されているので、薄手の用紙を用いたり湿度 が高い場合でも、その用紙を撓まないように全面的に支持することができ、これ によって、中間枠の重送防止機能を効果的に発揮して、用紙を1枚ずつ確実に分 離して送り出すことができる。
【0017】 しかも、ペーパーレストの両突出杆に突設した凸部を中間枠の位置決め用凹部 に嵌脱可能に嵌合させ、エクステンダーを伸縮移動させることにより、前記中間 枠及びエクステンダーを所望の位置に係止したり、ペーパーレスト及びエクステ ンダーを中間枠と重なるようにコンパクトに格納することができる。
【0018】 請求項3記載の考案は、筐体の給紙口に設けた給紙ガイド板の上端にペーパー レストが斜め上方に向かって延設されると共に、該ペーパーレスト上にエクステ ンダーが配置されており、前記給紙ガイド板からペーパーレスト及びエクステン ダーにかけて用紙をセットし、そのセットした用紙を1枚ずつ送り出して印刷を 施すようにしたプリンタにおいて、前記ペーパーレストとエクステンダーとの間 に中間枠が配置されており、その中間枠及びエクステンダーを給紙方向に沿って 伸縮可能に形成したことを特徴としている。
【0019】 上記構成によれば、エクステンダーの上端からペーパーレストの下端までの長 さをその両者間に介在させた中間枠により大きく設定することができ、これによ って、例えばA4サイズなどの大判の用紙でも、該用紙の上端縁をエクステンダ ーにより安定的に支持して、その用紙を従来のように斜めに送り出したり蛇行さ せたりすることなく所望通りに直線的に送り出すことができる。
【0020】 請求項4記載の考案は、請求項3記載の考案において、前記ペーパーレストか ら中間枠にかけてセットした用紙の部分が内側に弯曲されるように前記中間枠の 上面高さを設定したことを特徴としている。
【0021】 上記構成によれば、用紙が内側に弯曲されるように中間枠の上面高さを設定し ているので、その中間枠に従来の重送防止リブと同じように重送防止機能を持た せることができる。
【0022】 請求項5記載の考案は、請求項4記載の考案において、前記中間枠の上面がペ ーパーレストのほぼ全幅にわたって形成されていることを特徴としている。
【0023】 上記構成によれば、中間枠の上面が広幅に形成されているので、薄手の用紙を 用いたり湿度が高い場合でも、その用紙を撓まないように全面的にい支持するこ とができ、これによって、中間枠の重送防止機能を効果的に発揮して、用紙を1 枚ずつ確実に分離して送り出すことができる。
【0024】 請求項6記載の考案は、請求項3から5のいずれかに記載の考案において、前 記中間枠が角筒状に形成されており、その中間枠内に前記ペーパーレストとエク ステンダーとが伸縮可能に嵌入されていることを特徴としている。
【0025】 上記構成によれば、角筒状中間枠内にペーパーレスト及びエクステンダーをコ ンパクトに格納することができる。
【0026】 請求項7記載の考案は、請求項3から5のいずれかに記載の考案において、前 記中間枠が角筒状に形成されており、その中間枠内に前記ペーパーレストが伸縮 可能に嵌入されると共に、前記エクステンダーが前記中間枠の上面に伸縮可能に 配置されていることを特徴としている。
【0027】 上記構成によれば、ペーパーレスト及びエクステンダーを中間枠と重なるよう にコンパクトに格納することができる。
【0028】
【考案の実施の形態】 図1及び図2は本考案の実施の一形態であるインクジェット式プリンタを示す ものであって、ペーパーレスト9とエクステンダー11との間にその両者9,1 1の長さt1,t2と同程度の長さt3の中間枠20が配置されている。なお、 図1中、19はペーパーレスト9の両側板部9aに対向して中間枠20の下端縁 に形成したスリットである。上記以外の構成は図10及び図11に示す構成とほ ぼ同一であるから、同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0029】 上記構成によれば、エクステンダー11の上端からペーパーレスト9の下端ま での長さTをその両者9,11間に介在させた中間枠20により大きく設定する ことができ、これによって、例えばA4サイズなどの大判の用紙Pでも、該用紙 Pの上端縁Paをエクステンダー11により安定的に支持して、その用紙Pを従 来のように斜めに送り出したり蛇行させたりすることなく所望通りに直線的に送 り出すことができる(図2参照)。
【0030】 前記中間枠20は、図3にも示すように、角筒状に形成され、その内部が両側 板部20aの内面中央部に突設した突条21により上下2つの空間22,23に 区切られ、その下側空間22内にペーパーレスト9が嵌入され、その上側空間2 3内にエクステンダー11が嵌入されている。
【0031】 図4に示すように、前記ペーパーレスト9の両側部から上方に延びる左右一対 の弾性変形可能な突出杆24が設けられると共に、該各突出杆24の外側面に半 球状凸部24aが形成され、その各凸部24aに対向して中間枠20の両側板部 20aに複数の位置決め用凹部25が所定間隔をおいて形成されており、中間枠 20を給紙方向aに沿って伸縮移動させて適当な凹部25を凸部24aに嵌合さ せることにより、中間枠20を所望の位置に係止することができる。
【0032】 図5に示すように、エクステンダー11の両側部から下方に延びる左右一対の 弾性変形可能な突出杆26が設けられると共に、該各突出杆26の外側面に半球 状凸部26aが形成され、その各凸部26aに対向して中間枠20の両側板部2 0aに複数の位置決め用凹部27が所定間隔をおいて形成されており、エクステ ンダー11を給紙方向aに沿って伸縮移動させて凸部26aを適当な凹部27に 嵌合させることにより、エクステンダー11を所望の位置に係止することができ る。
【0033】 図6に示すように、エクステンダー11及び中間枠20を押し下げるだけで、 該中間枠20内にペーパーレスト9及びエクステンダー11をコンパクトに格納 することができ、続いて、ペーパーレスト9を支軸10を中心に回動させて倒す ことにより、給紙口2を塞ぐことができる。
【0034】 図2に示すように、中間枠20の上面29の下縁部29aを円弧状に面取りす ると共に、その上面29からペーパーレスト9までの上面高さH(図3参照)を 例えば10mm〜15mm程度に設定しており、ペーパーレスト9から中間枠2 0の上面29にかけてセットした用紙Pの部分が仮想曲線Fに沿って内側に弯曲 されるようにしている。
【0035】 上記構成によれば、用紙Pが仮想曲線Fに沿って内側に弯曲されるように中間 枠20の上面高さHを設定しているので、その中間枠20に従来の重送防止リブ 13(図11参照)と同じように重送防止機能を持たせることができる。
【0036】 また、中間枠20の上面29が用紙Pの横幅よりも広幅に形成されているので 、薄手の用紙Pを用いたり湿度が高い場合でも、その用紙Pを撓まないように全 面的に支持することができ(図3参照)、これによって、中間枠20の重送防止 機能を効果的に発揮して、用紙Pの下端縁Pbを1枚ずつ確実に分離して給紙ロ ーラ4により送り出すことができる。
【0037】 しかも、ペーパーレスト9の両突出杆24に突設した凸部24aを中間枠20 の位置決め用凹部25に嵌脱可能に嵌合させ(図4参照)、エクステンダー11 の両突出杆26に突設した凸部26aを中間枠20の位置決め用凹部27に嵌脱 可能に嵌合させることにより(図5参照)、前記中間枠20及びエクステンダー 11を所望の位置に係止したり、中間枠20内にペーパーレスト9及びエクステ ンダー11をコンパクトに格納することができる。
【0038】 図7から図9は本考案の実施の他の形態であるインクジェット式プリンタを示 すものであって、角筒状中間枠20がペーパーレスト9に給紙方向aに沿って伸 縮可能に外嵌されると共に、該ペーパーレスト9の両側部から上方に延びる左右 一対の弾性変形可能な突出杆24の外側面に突設した凸部24aが中間枠20の 側板部20aに形成した位置決め用凹部25に嵌脱可能に嵌合され、中間枠20 の上面29に配置したエクステンダー11の両側縁部を該中間枠20の両側板部 20bに形成したガイド溝30に嵌入させることにより、そのエクステンダー1 1が給紙方向aに沿って伸縮可能に形成されている。上記以外の構成は図1及び 図2に示す実施の一形態とほぼ同じであるから、同一部分に同一符号を付してそ の説明を省略する。
【0039】 上記構成によれば、図1及び図2に示す実施の一形態とほぼ同じ作用効果を得 ることができ、特に、ペーパーレスト9の両突出杆24に突設した凸部24aを 中間枠20の位置決め用凹部25に嵌脱可能に嵌合させ、エクステンダー11を 伸縮移動させることにより、中間枠20及びエクステンダー11を所望の位置に 係止したり、ペーパーレスト9及びエクステンダー11を中間枠20と重なるよ うにコンパクトに格納することができる。
【0040】
請求項1記載の考案によれば、エクステンダーの上端からペーパーレストの下 端までの長さをその両者間に介在させた中間枠により大きく設定することができ 、これによって、例えばA4サイズなどの大判の用紙でも、該用紙の上端縁をエ クステンダーにより安定的に支持して、その用紙を所望通りに直線的に送り出す ことができる。
【0041】 また、用紙が内側に弯曲されるように中間枠の上面高さを設定しているので、 その中間枠に従来の重送防止リブと同じように重送防止機能を持たせることがで きる。
【0042】 更に、中間枠の上面が広幅に形成されているので、薄手の用紙を用いたり湿度 が高い場合でも、その用紙を撓まないように全面的に支持することができ、これ によって、中間枠の重送防止機能を効果的に発揮して、用紙を1枚ずつ確実に分 離して送り出すことができる。
【0043】 しかも、ペーパーレストの両突出杆に突設した凸部を中間枠の位置決め用凹部 に嵌脱可能に嵌合させ、エクステンダーの両突出杆に突設した凸部を中間枠の位 置決め用凹部に嵌脱可能に嵌合させることにより、前記中間枠及びエクステンダ ーを所望の位置に係止したり、その中間枠内にペーパーレスト及びエクステンダ ーをコンパクトに格納することができる。
【0044】 請求項2記載の考案によれば、エクステンダーの上端からペーパーレストの下 端までの長さをその両者間に介在させた中間枠により大きく設定することができ 、これによって、例えばA4サイズなどの大判の用紙でも、該用紙の上端縁をエ クステンダーにより安定的に支持して、その用紙を所望通りに直線的に送り出す ことができる。
【0045】 また、用紙が内側に弯曲されるように中間枠の上面高さを設定しているので、 その中間枠に従来の重送防止リブと同じように重送防止機能を持たせることがで きる。
【0046】 更に、中間枠の上面が広幅に形成されているので、薄手の用紙を用いたり湿度 が高い場合でも、その用紙を撓まないように全面的に支持することができ、これ によって、中間枠の重送防止機能を効果的に発揮して、用紙を1枚ずつ確実に分 離して送り出すことができる。
【0047】 しかも、ペーパーレストの両突出杆に突設した凸部を中間枠の位置決め用凹部 に嵌脱可能に嵌合させ、エクステンダーを伸縮移動させることにより、、前記中 間枠及びエクステンダーを所望の位置に係止したり、ペーパーレスト及びエクス テンダーを中間枠と重なるようにコンパクトに格納することができる。
【0048】 請求項3記載の考案によれば、エクステンダーの上端からペーパーレストの下 端までの長さをその両者間に介在させた中間枠により大きく設定することができ 、これによって、例えばA4サイズなどの大判の用紙でも、該用紙の上端縁をエ クステンダーにより安定的に支持して、その用紙を従来のように斜めに送り出し たり蛇行させたりすることなく所望通りに直線的に送り出すことができる。
【0049】 請求項4記載の考案によれば、用紙が内側に弯曲されるように中間枠の上面高 さを設定しているので、その中間枠に従来の重送防止リブと同じように重送防止 機能を持たせることができる。
【0050】 請求項5記載の考案によれば、中間枠の上面が広幅に形成されているので、薄 手の用紙を用いたり湿度が高い場合でも、その用紙を撓まないように全面的に支 持することができ、これによって、中間枠の重送防止機能を効果的に発揮して、 用紙の下端縁を1枚ずつ確実に分離することができる。
【0051】 請求項6記載の考案によれば、角筒状中間枠内にペーパーレスト及びエクステ ンダーをコンパクトに格納することができる。
【0052】 請求項7記載の考案によれば、ペーパーレスト及びエクステンダーを中間枠と 重なるようにコンパクトに格納することができる。
【図1】 本考案の実施の一形態であるプリンタを示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】 同縦断面図である。
【図3】 図2のA−A拡大矢視図である。
【図4】 図3のB−B拡大矢視図である。
【図5】 図3のC−C拡大矢視図である。
【図6】 ペーパーレスト及びエクステンダーを中間枠
内に格納した状態を示す縦断面図である。
内に格納した状態を示す縦断面図である。
【図7】 本考案の実施の他の形態であるプリンタを示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図8】 同縦断面図である。
【図9】 図8のD−D拡大矢視図である。
【図10】 従来例を示す斜視図である。
【図11】 同縦断面図である。
【図12】 図11のE−E矢視図である。
1 筐体 2 給紙口 8 給紙ガイド板 9 ペーパーレスト 11 エクステンダー 13 重送防止リブ 20 中間枠 24 突出杆 24a 凸部 25 位置決め用凹部 26 突出杆 26a 凸部 27 位置決め用凹部 29 中間枠の上面 H 中間枠の上面高さ P 用紙 a 給紙方向
Claims (7)
- 【請求項1】 筐体の給紙口に設けた給紙ガイド板の上
端にペーパーレストが斜め上方に向かって延設されると
共に、該ペーパーレスト上にエクステンダーが配置さ
れ、該エクステンダーの上面下部中央に所定高さの重送
防止リブが突設されており、前記給紙ガイド板からペー
パーレスト及びエクステンダーにかけて用紙をセット
し、そのセットした用紙を1枚ずつ送り出して印刷を施
すようにしたプリンタにおいて、前記重送防止リブに代
えて角筒状中間枠が前記ペーパーレストに給紙方向に沿
って伸縮可能に外嵌されると共に、該中間枠内にエクス
テンダーが給紙方向に沿って伸縮可能に嵌入され、前記
ペーパーレストの両側部から上方に延びる左右一対の弾
性変形可能な突出杆の外側面に突設した凸部が前記中間
枠の側板部に形成した位置決め用凹部に嵌脱可能に嵌合
されると共に、前記エクステンダーの両側部から下方に
延びる左右一対の弾性変形可能な突出杆の外側面に突設
した凸部が前記中間枠の側板部に形成した位置決め用凹
部に嵌脱可能に嵌合され、前記ペーパーレストから中間
枠にかけてセットした用紙の部分が内側に弯曲されるよ
うに前記中間枠の上面高さを設定したことを特徴とする
プリンタ - 【請求項2】 筐体の給紙口に設けた給紙ガイド板の上
端にペーパーレストが斜め上方に向かって延設されると
共に、該ペーパーレスト上にエクステンダーが配置さ
れ、該エクステンダーの上面下部中央に所定高さの重送
防止リブが突設されており、前記給紙ガイド板からペー
パーレスト及びエクステンダーにかけて用紙をセット
し、そのセットした用紙を1枚ずつ送り出して印刷を施
すようにしたプリンタにおいて、前記重送防止リブに代
えて角筒状中間枠が前記ペーパーレストに給紙方向に沿
って伸縮可能に外嵌されると共に、該ペーパーレストの
両側部から上方に延びる左右一対の弾性変形可能な突出
杆の外側面に突設した凸部が前記中間枠の側板部に形成
した位置決め用凹部に嵌脱可能に嵌合され、前記中間枠
の上面にエクステンダーが給紙方向に沿って伸縮可能に
配置され、前記ペーパーレストから中間枠にかけてセッ
トした用紙の部分が内側に弯曲されるように前記中間枠
の上面高さを設定したことを特徴とするプリンタ。 - 【請求項3】 筐体の給紙口に設けた給紙ガイド板の上
端にペーパーレストが斜め上方に向かって延設されると
共に、該ペーパーレスト上にエクステンダーが配置され
ており、前記給紙ガイド板からペーパーレスト及びエク
ステンダーにかけて用紙をセットし、そのセットした用
紙を1枚ずつ送り出して印刷を施すようにしたプリンタ
において、前記ペーパーレストとエクステンダーとの間
に中間枠が配置されており、その中間枠及びエクステン
ダーを給紙方向に沿って伸縮可能に形成したことを特徴
とするプリンタ。 - 【請求項4】 前記ペーパーレストから中間枠にかけて
セットした用紙の部分が内側に弯曲されるように前記中
間枠の上面高さを設定したことを特徴とする請求項3記
載のプリンタ。 - 【請求項5】 前記中間枠の上面がペーパーレストのほ
ぼ全幅にわたって形成されていることを特徴とする請求
項4記載のプリンタ。 - 【請求項6】 前記中間枠が角筒状に形成されており、
その中間枠内に前記ペーパーレストとエクステンダーと
が伸縮可能に嵌入されていることを特徴とする請求項3
から5のいずれかに記載のプリンタ。 - 【請求項7】 前記中間枠が角筒状に形成されており、
その中間枠内に前記ペーパーレストが伸縮可能に嵌入さ
れると共に、前記エクステンダーが前記中間枠の上面に
伸縮可能に配置されていることを特徴とする請求項3か
ら5のいずれかに記載のプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001007361U JP3085944U (ja) | 2001-11-12 | 2001-11-12 | プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001007361U JP3085944U (ja) | 2001-11-12 | 2001-11-12 | プリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3085944U true JP3085944U (ja) | 2002-05-31 |
Family
ID=43237366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001007361U Expired - Lifetime JP3085944U (ja) | 2001-11-12 | 2001-11-12 | プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3085944U (ja) |
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2001
- 2001-11-12 JP JP2001007361U patent/JP3085944U/ja not_active Expired - Lifetime
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