JP3085913B2 - 発電装置 - Google Patents

発電装置

Info

Publication number
JP3085913B2
JP3085913B2 JP08284020A JP28402096A JP3085913B2 JP 3085913 B2 JP3085913 B2 JP 3085913B2 JP 08284020 A JP08284020 A JP 08284020A JP 28402096 A JP28402096 A JP 28402096A JP 3085913 B2 JP3085913 B2 JP 3085913B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
muffler
exhaust
cooling
air
engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08284020A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10131762A (ja
Inventor
敏文 河内
昭 福田
淳二 平沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP08284020A priority Critical patent/JP3085913B2/ja
Publication of JPH10131762A publication Critical patent/JPH10131762A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3085913B2 publication Critical patent/JP3085913B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B63/00Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices
    • F02B63/04Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices for electric generators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B63/00Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices
    • F02B63/04Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices for electric generators
    • F02B63/044Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices for electric generators the engine-generator unit being placed on a frame or in an housing

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路設備や屋外作
業施設の電源として使用され、更に、非常用電源設備と
しても使用可能な発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の発電装置としては、一般にエン
ジン駆動発電機が利用されているが、このエンジン駆動
発電機は、信号機等の道路設備や屋外作業施設の電源と
して使用され、常時風雨や塵埃、日照等に晒される可能
性が高いので、長期にわたってこの自然環境に耐え得る
構造であることが求められる。また、夜間作業をする場
合の電源としても利用されることが多いので、騒音の低
減化が求められる。
【0003】本出願人は、このような点を考慮した発電
装置を実公平2−16022公報「防音型エンジン作業
機」で提案しており、同技術は上記公報の第1図(平面
図)に示されるように、防音ケース内にエンジン1とこ
のエンジン1で駆動する発電機2とを収納したものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
発電装置を狭いスペースに設置する場合には、できるだ
け小型化して設置面積を小さくすることが求められる。
特に、発電装置を車道に隣接した歩道のような場所で、
信号機等の道路設備のための非常用電源設備として使用
する場合には、通行人の邪魔にならないように街路樹や
花壇の間の狭いスペースに設置することが多く、設置面
積を小さくする要求が強い。しかし、設置面積を小さく
しようとすると、防音ケースの内部に収納する各種機器
のレイアウトの都合上、防音ケースは高くならざるを得
ない。
【0005】そこで本発明の目的は、設置面積を小さく
しつつも、高さを極力抑えるようにした発電装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、箱型ハウジングを上下に区
分けし、ハウジングの下室にエンジンとこのエンジンで
駆動される発電機とマフラとを収納するとともに外気取
入れのための吸気口を開け、ハウジングの上室に略水平
な面上を蛇行若しくは屈曲させた形状のマフラ用排気管
を収納し、前記下室から前記上室へ前記マフラを冷却し
た冷却排風を押込み、この冷却排風で前記マフラ用排気
管を冷却しつつ、このマフラ用排気管から排出される排
気と冷却排風とを混合させて上室の一側方の排風口から
外部へ排出するように構成したことを特徴とする発電装
置である。
【0007】排気管が略水平な面上を蛇行若しくは屈曲
した形状なので、排気管部分に必要な平面スペースや高
さを小さく抑えることができる。このため、ハウジング
の設置面積を小さくしつつ全高さも極力低く抑えること
ができる。従って、例えばハウジングを道路脇に設置す
る場合に、ハウジングの全高さを通行人の高さ方向の視
界を遮らないようにでき、見た目もすっきりしたものに
できる。また、排気管長を長くでき、また、曲り部分が
多くなるので、排気騒音の消音効果が高まる。さらに、
上室の側方のうち一側方にのみ(例えば、4つの側壁の
うち1つにのみ)排風口を開けたので、ハウジングを道
路脇に設置する場合に、通行人の通らない方向を選んで
排風口を開けることができ、通行の妨げにならない。
【0008】請求項2記載の発明は、前記下室から上室
へ向う冷却排風の風量を増大させるためのファンを設け
たことを特徴とする。
【0009】ファンで、下室から上室へ向う冷却風量を
十分に確保することができる。その結果、ハウジング内
部の冷却効果が大きく、また、排風口から排出される排
気の温度を低下させることができる。
【0010】請求項3記載の発明は、前記上室に、前記
排風口へ向う冷却排風を迂回させるための邪魔板を立
て、この邪魔板と前記排風口を含む側壁との間に、前記
マフラ用排気管からの排気を排風口を含む側壁にほぼ平
行に吐出させるように、マフラ用排気管の出口を配置
し、前記マフラ用排気管を冷却した冷却排風と排気と
を、前記邪魔板の外側で混合して外部へ排出するように
構成したことを特徴とする。
【0011】排風口へ向う冷却排風が迂回して、蛇行若
しくは屈曲させた形状の排気管を冷却するので、排気管
を冷却する効率が高い。また、排気管からの排気が、排
風口を含む側壁にほぼ平行に吐出することにより、邪魔
板にて迂回された冷却排風と混合して互いに干渉し合う
ので、ハウジングからの排気の勢いを弱めて排風口全体
にわたって分散させることができる。さらに、邪魔板と
排風口を含む側壁との間の通路で排気と風とを混合する
ので、上室内の吸音材等の汚れが少ない。
【0012】請求項4記載の発明は、前記吸気口を前記
下室の下端と上端との少なくとも一方に設け、また、前
記マフラを略鉛直方向に延ばし、このマフラを風を通す
ためのマフラカバーで覆うことにより、前記エンジン及
び発電機を冷却した冷却排風をマフラカバーに導入し、
マフラを冷却した後に、前記上室へ導入するようにした
ことを特徴とする。
【0013】外気を取入れるための吸気口が下室の下端
や上端にしかないので、ハウジングの外観がすっきりし
て、見栄えが良い。また、下室の下端や上端からのみ吸
気するので、ハウジングからの音漏れを極力抑えること
ができ、防音効果が高い。マフラをマフラカバーで覆っ
たので、排気騒音の防音効果が高まる。また、マフラを
覆ったマフラカバーに風を通すことにより、マフラの冷
却効率が高まる。さらに、マフラを略鉛直方向に延ばし
たので、マフラを下方のエンジンと上方の排気管とに簡
素な構成で容易に配管でき、また、配管スペースを少な
くでき、ハウジング設置面積を低減できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
基づいて以下に説明する。なお、発電装置の正面を
「前」とし、これを基準に「後」、「左」、「右」、
「上」、「下」の方向を示し、Frは前側、Rrは後
側、Lは左側、Rは右側を示す。また、図面は符号の向
きに見るものとする。図1(a),(b)は本発明に係
る発電装置の全体図であり、(a)はドアを閉じた姿を
示し、(b)はドアを開けた姿を示す。
【0015】発電装置1は図示せぬ電気ケーブルと接続
して、発電機で発電した電力を所望の電気設備に送るも
のである。例えば、発電装置1を信号機等の道路設備の
ための非常用電源設備として使用する場合には、発電装
置1と信号機等とを地中配線された電気ケーブルで接続
し、発電機からの臨時給電ラインと商用電源による通常
給電ラインとのうち、どちらか一方を切換え接続するこ
とになる。
【0016】(a)は、発電装置1の縦長の箱型ハウジ
ング2を屋外自立型防音ハウジングとし、前面に片開き
する錠付きドア3を取付けた姿を示す。ハウジング2は
下部左右、上部前部及び上部左右から外気を取入れ、上
部後部から冷却排風及びエンジン排気を外部へ排出する
ものである。なお、ハウジング2及びドア3の内面に防
音材を張ってあるが、以下の説明では省略する。
【0017】(b)は、ハウジング2の内部前方に燃料
タンク4、バッテリ5、制御ユニット6を収納した状態
を示す。制御ユニット6は、後述するエンジン及び発電
機の自動始動・自動停止及び給電ラインの切換えを制御
するものであり、例えば次の役割を有する。 通常給電ラインが停電になったことを内蔵した停電検
知回路で検知し、 バッテリ電源にてセルスタータを駆動してエンジンを
自動的に始動し、 電気設備を通常給電ラインから臨時給電ライン(発電
機の出力ライン)へ切換え、 通常給電ラインが復旧(通電を再開)したことを停電
検知回路で検知し、 電気設備を臨時給電ラインから通常給電ラインへ切換
え、 エンジン及び発電機を自動的に停止する。 図中、7はエンジン用エアクリーナである。
【0018】図2は本発明に係る発電装置の模式的断面
図(正面から見た図)であり、ドア3、燃料タンク4、
バッテリ5、制御ユニット6、エアクリーナ7を外した
姿を示す。ハウジング2は上下に区分けし、仕切板11
にて下室12と上室13とに仕切ったものである。下室
12は、下端と上端とに外気(冷却風)取入れのための
吸気口を開けたものである。詳しくは、ハウジング2の
下枠14の左右両側壁に下部吸気口15…(…は複数を
示す。以下同じ。)を開け、これらの下部吸気口15…
は下室12内と連通する。また、下室12の上端に且つ
左右両側壁並びに前壁(図手前)に上部吸気口16…を
開けた。これらの下部・上部吸気口15…,16…は、
吸気口から下室12内に空気を導くための通路を迷路通
路にしたものである。このため、下室12の防音効果が
大きい。
【0019】一方、下室12は、下部にエンジン21と
このエンジン21で駆動する発電機22とを直結した状
態で収納し、上部にマフラ23を略鉛直方向に延ばした
状態で収納するものである。マフラ23は、下部をエン
ジン21のシリンダヘッド21aにエンジン用排気管2
4を介して接続し、上部を上室13内に延びるマフラ用
排気管25に接続したものである。エンジン21に取付
けたエンジン冷却ファン21bは、ハウジング2内の左
方から吸引して、エンジン用シュラウド21cに吐出す
る。発電機22に取付けた発電機冷却ファン22aは、
ハウジング2内の右方から、発電機22の内部を通して
吸引する。仕切板11は、マフラ用排気管25を通すと
ともに、下室12から上室13へ冷却排風を移動するた
めの通孔11aを開けたものである。
【0020】エンジン21及び発電機22を冷却した冷
却排風でマフラ23を冷却した後に、冷却排風を上室1
3へ導入するように、下室12に冷却用カバー31を設
けた。詳しくは、冷却用カバー31はエンジン用カバー
32と発電機用カバー33とマフラカバー34とからな
る。エンジン用カバー32は、エンジン用シュラウド2
1cの上部に接続して、エンジン21のシリンダヘッド
21a及びエンジン用排気管24を覆い、エンジン冷却
ファン21bから吐出された冷却排風をエンジン用シュ
ラウド21cの上部から導入し、シリンダヘッド21a
及びエンジン用排気管24を冷却しつつマフラカバーへ
導出するものである。発電機用カバー33は、発電機冷
却ファン22aから吐出された冷却排風をエンジン用カ
バー32へ導出するものである。マフラカバー34はマ
フラ23を覆い、エンジン21及び発電機22を冷却し
た冷却排風を通孔11aを介して、上室13へ導出する
ものである。
【0021】図3は本発明に係る発電装置の模式的断面
図(右側面から見た図)であり、下室12から上室13
へ向う冷却排風の風量を増大させるためのファン35
を、冷却排風の通路に設けたことを示す。詳しくは、フ
ァン35はマフラカバー34の上部側部から吸引し、通
孔11aを介して上室13へ押込み、外部へ排出するよ
うにハウジング2内に配置したものである。
【0022】下部・上部吸気口15…,16…から下室
12へ導入された冷却風は、下室12内の収納物を迂回
しながら図2に示すエンジン冷却ファン21b及び発電
機冷却ファン22aに吸引されるものであり、このた
め、風の流れる通路は迷路通路であるといえる。なお、
下室12内の収納物とは、バッテリ5、制御ユニット
6、エンジン21、発電機22、冷却用カバー31等を
言う。図中、22b…は発電機22の後部に開けた吸気
口である。
【0023】図4は本発明に係る上室の平断面図であ
り、上室13の4つの側壁のうちの1つ(後部側壁13
a)に冷却排風を外へ排出するための排風口13bを開
け、この排風口13bをスクリーン41で覆ったことを
示す。上室13は、左の側壁13cの近傍又は右の側壁
13dの近傍に配置した前後方向に長い2つのダクト
(左ダクト42及び右ダクト43)と、これらのダクト
42,43間に掛け渡して通孔11aを囲んだ邪魔板4
4と、この邪魔板44で囲んだ位置で下室12から延び
且つ邪魔板44を迂回して後部側壁13aに向って延び
る上記マフラ用排気管と25を設けたものである。
【0024】詳しくは、左・右ダクト42,43は、通
孔11aから導入した冷却風を排風口13bに流すダク
トであり、前部側部に入口42a,43aを開け、後部
側部に出口42b,43bを設けたものである。邪魔板
は、仕切板11に立てた前方開口の平面視略コ字体であ
り、右ダクト43との間にマフラ用排気管25を通すた
めの空きスペースを設けた。マフラ用排気管25は、仕
切板11を貫通して立上がり、さらに、仕切板11の面
上を屈曲して邪魔板44と右ダクト43との間を通り、
邪魔板44と後部側壁13a(排風口13bを含む側
壁)との間の通路Sに出口25aを臨ませた、平面視略
ム字状屈曲管である。そして、マフラ用排気管25の出
口25aは後部側壁13aにほぼ平行に向くことで、排
気を後部側壁13aにほぼ平行に吐出させるようにした
ものである。
【0025】このように邪魔板44及び左・右ダクト4
2,43は、通孔11aから排風口13bへ向う冷却排
風を迂回させるように迷路通路を形成することになる。
このため、上室13の防音効果が大きい。また、通孔1
1aから排風口13bへ向う冷却排風が迂回して、屈曲
させた形状のマフラ用排気管25を冷却するので、マフ
ラ用排気管25を冷却する効率が高い。
【0026】一方、図2及び図4に示すように、下室1
2にエンジン21と発電機22、そして、この上方に略
鉛直方向に延ばしたマフラ23を収納し、上室13に略
水平な面上を蛇行若しくは屈曲させた形状の十分に長い
マフラ用排気管25を収納して、空冷するようにしたの
で、ハウジング2の平面スペースを、ほぼエンジン21
と発電機22とを収納する面積に抑えて、その平面スペ
ース内に長いマフラ用排気管25を収納することができ
る。その結果、発電装置1の設置面積を低減できる。
【0027】次に上記構成のハウジング2内の排気及び
冷却排風の流れを図2及び図5に基づき説明する。図2
において、エンジン21の排気はエンジン用排気管24
→マフラ23→マフラ用排気管25の経路で上室13へ
流れる。一方、下部・上部吸気口15…,16…からハ
ウジング2内に流れ込んだ冷却風(外気)は、エンジン
冷却ファン21b及び発電機冷却ファン22aで吸引さ
れる。エンジン冷却ファン21bで吸引された冷却風は
エンジン21を冷却し、冷却排風としてシュラウド21
c→エンジン用カバー32の経路でマフラカバー34に
流れる。発電機冷却ファン22aで吸引された冷却風は
発電機22を冷却し、冷却排風として発電機用カバー3
3を介してマフラカバー34に流れる。マフラカバー3
4に流れた冷却排風はマフラ23を冷却した後にファン
35を介して通孔11aから上室13へ流れる。
【0028】図5は本発明に係る上室内の作用図であ
る。上室13において、マフラ用排気管25内を通った
排気は出口25aから、邪魔板44と後部側壁13aと
の間の通路Sへ且つ後部側壁13aにほぼ平行に流出す
る。一方、通孔11aから上室13へ流出した冷却排風
は邪魔板44に遮られ、マフラ用排気管25を冷却しつ
つ左・右ダクト42,43の入口42a,43aに流れ
る。そして、左・右ダクト42,43の出口42b,4
3bから流出した冷却排風は邪魔板44と後部側壁13
aとの間の通路Sへ且つ後部側壁13aにほぼ平行に流
出する。このため、マフラ用排気管25の出口25aか
ら流出した排気と左・右ダクト42,43の出口42
b,43bから流出した冷却排風とが混合して、互いに
干渉し合って勢いが弱まり、排風口13bの全体にわた
り分散して、大気(外部)に排出される。
【0029】なお、上記発明の実施の形態において、マ
フラ用排気管25はハウジング2の上室13に略水平な
面上を蛇行若しくは屈曲させた形状であればよい。ま
た、外気を取入れるための吸気口15,16は、下室1
2の下端と上端との少なくとも一方に設けたものであれ
ばよい。
【0030】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1記載の発明は、箱型ハウジングを上下に
区分けし、ハウジングの下室にエンジンとこのエンジン
で駆動される発電機とマフラとを収納するとともに外気
取入れのための吸気口を開け、ハウジングの上室に略水
平な面上を蛇行若しくは屈曲させた形状のマフラ用排気
管を収納し、前記下室から前記上室へ前記マフラを冷却
した冷却排風を押込み、この冷却排風で前記マフラ用排
気管を冷却しつつ、このマフラ用排気管から排出される
排気と冷却排風とを混合させて上室の一側方の排風口か
ら外部へ排出するように構成したことを特徴とする発電
装置である。
【0031】排気管が略水平な面上を蛇行若しくは屈曲
した形状なので、排気管部分に必要な平面スペースや高
さを小さく抑えることができる。このため、ハウジング
の設置面積を小さくしつつ全高さも極力低く抑えること
ができる。従って、例えばハウジングを道路脇に設置す
る場合に、ハウジングの全高さを通行人の高さ方向の視
界を遮らないようにでき、見た目もすっきりしたものに
できる。また、排気管長を長くでき、また、曲り部分が
多くなるので、排気騒音の消音効果が高まる。さらに、
上室の側方のうち一側方にのみ(例えば、4つの側壁の
うち1つにのみ)排風口を開けたので、ハウジングを道
路脇に設置する場合に、通行人の通らない方向を選んで
排風口を開けることができ、通行の妨げにならない。
【0032】請求項2記載の発明は、前記下室から上室
へ向う冷却排風の風量を増大させるためのファンを設け
たことを特徴とする。
【0033】ファンで、下室から上室へ向う冷却風量を
十分に確保することができる。その結果、ハウジング内
部の冷却効果が大きく、また、排風口から排出される排
気の温度を低下させることができる。
【0034】請求項3記載の発明は、前記上室に、前記
排風口へ向う冷却排風を迂回させるための邪魔板を立
て、この邪魔板と前記排風口を含む側壁との間に、前記
マフラ用排気管からの排気を排風口を含む側壁にほぼ平
行に吐出させるように、マフラ用排気管の出口を配置
し、前記マフラ用排気管を冷却した冷却排風と排気と
を、前記邪魔板の外側で混合して外部へ排出するように
構成したことを特徴とする。
【0035】排風口へ向う冷却排風が迂回して、蛇行若
しくは屈曲させた形状の排気管を冷却するので、排気管
を冷却する効率が高い。また、排気管からの排気が、排
風口を含む側壁にほぼ平行に吐出することにより、邪魔
板にて迂回された冷却排風と混合して互いに干渉し合う
ので、ハウジングからの排気の勢いを弱めて排風口全体
にわたって分散させることができる。さらに、邪魔板と
排風口を含む側壁との間の通路で排気と風とを混合する
ので、上室内の吸音材等の汚れが少ない。
【0036】請求項4記載の発明は、前記吸気口を前記
下室の下端と上端との少なくとも一方に設け、また、前
記マフラを略鉛直方向に延ばし、このマフラを風を通す
ためのマフラカバーで覆うことにより、前記エンジン及
び発電機を冷却した冷却排風をマフラカバーに導入し、
マフラを冷却した後に、前記上室へ導入するようにした
ことを特徴とする。
【0037】外気を取入れるための吸気口が下室の下端
や上端にしかないので、ハウジングの外観がすっきりし
て、見栄えが良い。また、下室の下端や上端からのみ吸
気するので、ハウジングからの音漏れを極力抑えること
ができ、防音効果が高い。マフラをマフラカバーで覆っ
たので、排気騒音の防音効果が高まる。また、マフラを
覆ったマフラカバーに風を通すことにより、マフラの冷
却効率が高まる。さらに、マフラを略鉛直方向に延ばし
たので、マフラを下方のエンジンと上方の排気管とに簡
素な構成で容易に配管でき、また、配管スペースを少な
くでき、ハウジング設置面積を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発電装置の全体図
【図2】本発明に係る発電装置の模式的断面図(正面か
ら見た図)
【図3】本発明に係る発電装置の模式的断面図(右側面
から見た図)
【図4】本発明に係る上室の平断面図
【図5】本発明に係る上室内の作用図
【符号の説明】
1…発電装置、2…ハウジング、3…ドア、11…仕切
板、11a…通孔、12…下室、13…上室、13a…
4つの側壁のうちの1つとしての後部側壁、15,16
…吸気口としての下部吸気口及び上部吸気口、21…エ
ンジン、21b…エンジン冷却ファン、22…発電機、
22a…発電機冷却ファン、23…マフラ、25…マフ
ラ用排気管、25a…出口、31…冷却用カバー、32
…エンジン用カバー、33…発電機用カバー、34…マ
フラカバー、35…ファン、44…邪魔板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02B 63/04 F01P 1/06 F02B 67/00 F02B 77/13 F01P 5/06 F16M 1/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱型ハウジングを上下に区分けし、ハウ
    ジングの下室にエンジンとこのエンジンで駆動される発
    電機とマフラとを収納するとともに外気取入れのための
    吸気口を開け、ハウジングの上室に略水平な面上を蛇行
    若しくは屈曲させた形状のマフラ用排気管を収納し、前
    記下室から前記上室へ前記マフラを冷却した冷却排風を
    押込み、この冷却排風で前記マフラ用排気管を冷却しつ
    つ、このマフラ用排気管から排出される排気と冷却排風
    とを混合させて上室の一側方の排風口から外部へ排出す
    るように構成したことを特徴とする発電装置。
  2. 【請求項2】 前記下室から上室へ向う冷却排風の風量
    を増大させるためのファンを設けたことを特徴とする請
    求項1記載の発電装置。
  3. 【請求項3】 前記上室に、前記排風口へ向う冷却排風
    を迂回させるための邪魔板を立て、この邪魔板と前記排
    風口を含む側壁との間に、前記マフラ用排気管からの排
    気を排風口を含む側壁にほぼ平行に吐出させるように、
    マフラ用排気管の出口を配置し、前記マフラ用排気管を
    冷却した冷却排風と排気とを、前記邪魔板の外側で混合
    して外部へ排出するように構成したことを特徴とする請
    求項1又は請求項2記載の発電装置。
  4. 【請求項4】 前記吸気口を前記下室の下端と上端との
    少なくとも一方に設け、また、前記マフラを略鉛直方向
    に延ばし、このマフラを風を通すためのマフラカバーで
    覆うことにより、前記エンジン及び発電機を冷却した冷
    却排風をマフラカバーに導入し、マフラを冷却した後
    に、前記上室へ導入するようにしたことを特徴とする請
    求項1、請求項2又は請求項3記載の発電装置。
JP08284020A 1996-10-25 1996-10-25 発電装置 Expired - Fee Related JP3085913B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08284020A JP3085913B2 (ja) 1996-10-25 1996-10-25 発電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08284020A JP3085913B2 (ja) 1996-10-25 1996-10-25 発電装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10131762A JPH10131762A (ja) 1998-05-19
JP3085913B2 true JP3085913B2 (ja) 2000-09-11

Family

ID=17673269

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08284020A Expired - Fee Related JP3085913B2 (ja) 1996-10-25 1996-10-25 発電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3085913B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6775981B2 (en) * 2001-12-28 2004-08-17 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Engine operated machine system
CN102364073A (zh) * 2011-09-07 2012-02-29 浙江乐恒动力科技有限公司 发动机驱动的发电机
US8890340B2 (en) * 2011-11-04 2014-11-18 Kohler, Inc. Fan configuration for an engine driven generator
JP6529467B2 (ja) * 2016-08-19 2019-06-12 デンヨー株式会社 エンジン駆動作業機
CN107420192B (zh) * 2016-09-30 2023-11-03 台州奔田机电制造有限公司 一种汽油静音发动机组
JP7030435B2 (ja) * 2017-07-18 2022-03-07 株式会社クボタ 作業機
WO2019017188A1 (ja) 2017-07-18 2019-01-24 株式会社クボタ 作業機
CN216240959U (zh) * 2021-11-24 2022-04-08 烟台杰瑞石油装备技术有限公司 发电设备

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10131762A (ja) 1998-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6491133B2 (en) Soundproof type engine driven work machine
JP3314845B2 (ja) 発電装置
US9995211B2 (en) Electrical generator assembly
JP3934896B2 (ja) エンジン発電機
JP2000328940A (ja) エンジン発電機
JP3085913B2 (ja) 発電装置
US6431299B1 (en) Cooling air ducting for excavator
US5355074A (en) Gas turbine generator unit
JP2004003398A (ja) 建設機械
JP4203381B2 (ja) 防音型エンジン駆動作業機
JPH10131749A (ja) 発電装置
JP4272965B2 (ja) 電力供給装置
JP4876877B2 (ja) 発電装置のパッケージ構造
JPH07139369A (ja) エンクロージャの防音冷却換気構造
JPS643777Y2 (ja)
JP3096253U (ja) 防音型エンジン駆動作業機
JP2503851Y2 (ja) 防音形エンジン発電機の冷却構造
JP2739682B2 (ja) 移動電源車の排風装置
JPH078068U (ja) イベント用電源車
JPH0730565U (ja) 吸気ダクトの防雨構造
JP3681609B2 (ja) 発電装置
JP3089890B2 (ja) 空気調和機の室外ユニット
JP6332960B2 (ja) パッケージ型空気圧縮機を屋外キャビネット内に収容した屋外設置型空気圧縮機システム、及び屋外設置施工方法
JPS6347616Y2 (ja)
JPS6325886Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080707

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090707

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100707

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100707

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110707

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110707

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120707

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees