JP3085876U - コンテナバック - Google Patents

コンテナバック

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JP3085876U
JP3085876U JP2001007269U JP2001007269U JP3085876U JP 3085876 U JP3085876 U JP 3085876U JP 2001007269 U JP2001007269 U JP 2001007269U JP 2001007269 U JP2001007269 U JP 2001007269U JP 3085876 U JP3085876 U JP 3085876U
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JP
Japan
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shaped groove
bag
fiber
tensile strength
sewn
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Application number
JP2001007269U
Other languages
English (en)
Inventor
卓也 川上
Original Assignee
明世興業株式会社
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Publication date
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D33/00Details of, or accessories for, sacks or bags
    • B65D33/16End- or aperture-closing arrangements or devices
    • B65D33/28Strings or strip-like closures, i.e. draw closures

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテナバックにあって、袖口部周縁の縫い
目に綴じ紐を吊り上げる力が加わると、縫い目糸が解れ
易く、又、中央には引っ張り力が加わって避け易く落下
の原因となることを解消する。 【解決手段】本案コンテナバックは、頭部にV字溝5を
形成した袋体1にあって、該V字溝5の袖口部周縁に沿
って表面が滑り性に富み且つ引っ張り強度に優れた繊維
で細帯体6を縫合し、該V字溝の谷底部の一部を塞ぐ形
態で一本の引っ張り強度の優れた繊維を環状に巡らせた
太帯体7を縫合したことを特徴として構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、土質安定剤、石灰、セメント、肥料等を封入して搬送する為のコン テナバックに関し、更に詳細には、ワンウェイフレキスブルコンテナバックと呼 ばれる比較的大きな容量のコンテナバックの頭部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のコンテナバックの頭部には、袋体を閉じ且つ吊りげるための綴じ紐を必 要とするが、その綴じ紐は、上縁部を折り返して縫製された縁内を通され、しか し、紐を通すため頭部には数カ所にV字溝が抉られている構造となっている(図 5参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、該V字溝では、袋体内に相当重量の内容物が収められた場合、綴じ紐 を吊り上げる力が溝の袖口に加わると、その摩擦で縫い目糸が解れ易く、又、中 央には引っ張り力が加わって避け易い等、いずれも落下の原因となるもので、重 大な欠点となっていた。 本考案は、斯かる欠点を解消しようとしてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本案コンテナバックは、頭部にV字溝を形成した袋体にあって、該V字溝の袖 口部周縁に沿って表面が滑り性に富み且つ引っ張り強度に優れた繊維で細帯体を 縫合し、該V字溝の谷底部の一部を塞ぐ形態で一本の引っ張り強度の優れた繊維 を環状に巡らせた太帯体を縫合したことを特徴として構成される。
【0005】
【考案の実施の形態】
本考案の対象となるコンテナバックは、図1の如くで、底部2の上に胴部3を 繋ぎ、その上に頭部4を配した袋体1とするもので、約300〜1500kg程 度の比較的大容量の内容物を効率的に搬送するに適した所謂ワンウェイフレキシ ブルコンテナバックと呼ばれるものである。 袋体の素材は、ポリプロピレン繊維にラミネート加工で撥水性を施したものが 適している。
【0006】 該袋体1の頭部4には、袋体の頭部を絞って閉じる為の紐を通す縁部が形成さ れ、該縁部は上端部の布を折り返して縫製されている。 そして、その縁部には、紐を通し為のV字型の溝5が形成され、それは通常4 箇所程度である。
【0007】 この溝の形成にあたって本案では、先ず、図2(A)に示す如く、溝を形成す る位置の袋頭端部から垂直に裂け目となる縦線5aを刻む。該縦線5aの深さは 、溝の深さに合わせたもので、例えば上記300〜1500kg用の袋体の場合 には、140mmの深さを想定して、後述する折り返し前には330mm程度と する。
【0008】 そして、該縦線5aを裂け目として布を二つに折って、その開度がV字型溝と 一致させる角度、例えば、65°に調整する。65°は、溝の深さを140mm とした場合、後述の折り返しの後には開口部が170mmとなり、紐通しと共に フォークリフトの爪先等を挿入させるに適した開口となるからである。
【0009】 次いで、図2(B)に示す如く、該二つ折りしたV字型の縁部に沿って、細帯 体6を宛い、縫製する。 該補強帯体5は、その表面が滑り性に富んで、且つ、長手方向への引っ張り強 度等の物理的強度の大なる素材が好ましく、例えば、ポリプロピレン繊維とし、 その幅を上記溝寸法に合わせた場合、約20mm程度の帯幅とする。 該細帯体6は、一本の帯体をV字型の溝の底点で折り返してV字溝5の縁部に 合わせるものとし、これは一本の繊維を切断することなく強度を保つ為で、該一 本の帯体の上を縫製機で縫い付ける。
【0010】 該細帯体6をV字溝5の縁部に縫い付けたら、図3(C)に示す如く、布の上 部を折り返して、そのV字溝5の深さが140mm程度となる位置に調整する。 そして、図3(D)に示し如く、その折り返された布体に被せて、且つ、その 位置がV字溝5の谷底から15%〜25%となる程度の位置に合わせて太帯体7 を縫製する。
【0011】 該太帯体7は、やはり長手方向への引張り強度等に優れたポリプロピレン繊維 が望ましく、同繊維の200mm幅のものを二つ折りにして10mm幅とし、こ れを一本の帯体を伸ばして袋体の胴部に合わせて環状に巡らす。 該太帯体7を形成するのは、(a)V字溝5の底部を高負荷時の裂力から守り 、(b)一本の帯体を環状に巡らすことで胴部の負荷への補強とする為である。 又、取り付け位置をV字溝5の谷底から15%〜25%となる程度の位置とし たのは、フォークリフトの爪又はクレーンの爪等がV字溝5内に挿入可能とする 為である。
【0012】 該太帯体7の上を縫製機で縫い付けると、折り返された二重の布に被されて太 帯体7が縫い付けられ3重〜4重の布が一体的に縫製され、且つ、折り返された 空間には紐通し用の縁部が形成される。 そこで、その縁部に綴紐8を通して本案コンテナバックが形成される。
【0013】 次に、本案コンテナバックの作用を説明する。 先ず、本案コンテナバックを使用するには、石灰、セメント等の内容物を詰め 、紐を絞って頭部を閉め、それを例えばフォークリフトの爪をV字溝5内に指し 込んで持ち上げると、袋体1には相当の重量が加わる。
【0014】 その重量は、一つに袋体1に形成したV字溝5の谷底部に向かい、谷底から亀 裂を伸ばす原因となる。 しかし、本案コンテナバックは、V字溝5の谷底部に掛けて太帯体7が形成さ れているので、これに抗し、且つ、これが長手方向に耐引張力を有する繊維で形 成されているので、引っ張り力として働く裂力に耐える物性を発揮し、溝の亀裂 の発生を防止する。
【0015】 このとき、環状に巡らされた太帯体7は、綴紐8が吊されて袋胴体に生じる負 荷を受け、これを強い一本の帯体に分散させるので、もし袋体の一部に綻び等が あてもこれを補強し、全体としての強度を増大させる。
【0016】 このとき、折り返された二重の布体に被せて太帯体を縫合すると、布体が三重 〜四重に重ね合わされて一体化し、真に強い帯体が形成され、大きな負荷にも耐 え得るものとなる。
【0017】 又、綴紐8を介して袋体を吊り上げて大きな負荷の掛かった状態とすると、紐 と布体とが擦れ合って大きな摩擦力が生じ、V字溝5の袖口部は擦り切れ状態と なり、一旦繊維に綻びが生じるとこれが伝染する恐れがある。 しかし、袖口に細帯体6を配した本案バックでは、該摩擦力に対して表面に滑 り性に富んだ繊維としているので、摩擦力は最小に抑えられ、且つ、該細帯体は 引っ張り強度にも優れるので、袖口を更に開口させるように働く紐を吊り上げる 力に対して、強い抗力を発揮する。
【0018】 更に、一本の帯条に連続された細帯体6と同様に一本の帯体が胴体に環状に巡 らされた太帯体7とが、縫合によって一体的に連続されるので、紐8を吊持する ことによって生じる重量に対してこれらが一体となって受ける形態となり、大き な重量を分散させて安定的に支持するものとなる。
【0019】
【考案の効果】
上記構成及び作用に基づく本案コンテナバックは、吊り上げに際して大きな重 量が加わってV字溝の底部に裂力が働いても、これに抗して袖口を安全に保護し 、且つ、綴じ紐と袖口とに摩擦が生じてもこれを回避し得、且つ、細帯体を太帯 体とが一体化して袋体全体の強度を増強させ得るので、コンテナバックの落下等 の事故を未然に防ぐことのできる等の極めて実用性に優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案コンテナバックの全体斜視図。
【図2】袖口縫製の手順を示す分解図で、(A)が縦線
の切り込み時、(B)が細帯体の縫製時の一部切欠正面
図。
【図3】同上分解図で、(C)がそれを折り返した時、
(D)が太帯体で縫合した時の一部切欠正面図。
【図4】要部拡大正面図。
【図5】従来のコンテナバックを示す正面図。
【符号の説明】
1 袋体 2 底 3 胴体 4 頭部 5 V字溝 6 細帯体 7 太帯体 8 綴紐

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭部にV字溝を形成した袋体にあって、 該V字溝の袖口部周縁に沿って表面が滑り性に富み且つ
    引っ張り強度に優れた繊維で細帯体を縫合し、 該V字溝の谷底部の一部を塞ぐ形態で一本の引っ張り強
    度の優れた繊維を環状に巡らせた太帯体を縫合したこと
    を特徴とするコンテナバック。
  2. 【請求項2】 細帯体が、ポリプロピレン繊維である請
    求項1記載のコンテナバック。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100847538B1 (ko) * 2007-05-10 2008-07-21 감보 머터리얼 핸들링 베베 인양부재를 가진 컨테이너백
JP2012201407A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 National Marine Plastic:Kk フレキシブルコンテナ
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KR20220030053A (ko) * 2020-09-02 2022-03-10 최용덕 컨테이너 백

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