JP3085842U - 放熱機能を備えた配線基板 - Google Patents
放熱機能を備えた配線基板Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 配線基板切出し用原板の本来廃棄される部分
である捨て板部を有効活用して放熱板を製作することに
より、配線基板切出し用原板の材料歩留りを向上させ、
コストダウンを図る。 【解決手段】 放熱部51と脚部52とに導体箔53,
54を形成した放熱板5の脚部52を、裏面に導体箔1
2を有する配線基板本体1の孔部13に差し込んで脚部
52の導体箔53を配線基板本体1の導体箔12に半田
付けする。放熱部51の端面でなる座面55を配線基板
本体1の表面に重ね合わせる。放熱部51の導体箔53
に重ね合わせて発熱部品7をねじ止めする。配線基板本
体1は、捨て板部61を有する配線基板切出し用原板か
ら切り出し、放熱板5を原板6の捨て板部61を材料と
して製作する。
である捨て板部を有効活用して放熱板を製作することに
より、配線基板切出し用原板の材料歩留りを向上させ、
コストダウンを図る。 【解決手段】 放熱部51と脚部52とに導体箔53,
54を形成した放熱板5の脚部52を、裏面に導体箔1
2を有する配線基板本体1の孔部13に差し込んで脚部
52の導体箔53を配線基板本体1の導体箔12に半田
付けする。放熱部51の端面でなる座面55を配線基板
本体1の表面に重ね合わせる。放熱部51の導体箔53
に重ね合わせて発熱部品7をねじ止めする。配線基板本
体1は、捨て板部61を有する配線基板切出し用原板か
ら切り出し、放熱板5を原板6の捨て板部61を材料と
して製作する。
Description
【0001】
本考案は、配線基板、発熱部品の熱を放熱する機能を備えた配線基板に関する 。
【0002】
従来、放熱させることが要求される発熱部品を配線基板に搭載するときには、 アルミニウム板、鋼板、銅板などの熱伝動性に優れた金属板で製作された放熱板 を配線基板に起立姿勢に取り付け、その放熱板の近傍箇所で発熱部品を配線基板 に実装したり、放熱板に直接発熱部品を取り付けるということが行われていた( 従来例)。
【0003】 これに対し、実開昭61−90270号公報(先行例1)には、セラミック基 板や琺瑯基板などの高い放熱性を有する基板にチップトランジスタなどの発熱部 品を搭載することによって、発熱部品で発生した熱を基板自体によって放熱させ ることが記載されている。また、実登第2564645号公報(先行例2)には 、回路基板の板面に形成されている回路パターンを、その回路基板に搭載した発 熱部品の放熱に利用することが記載されている。さらに、実開昭61−3894 7号公報(先行例3)には、半導体素子を実装した第1の配線基板を別の第2の 配線基板に重ね合わせ、第2の配線基板の板面の電極が引き回されていない部分 、すなわち、回路パターン形成領域の中の回路が形成されていない空き領域に放 熱に用いる銅箔を具備させ、その銅箔に上記半導体素子から導出された放熱用リ ードを半田付けしたものが記載されている。
【0004】
しかしながら、従来例では、金属板で製作された放熱板を用いるので、それだ けコスト高になる。また、先行例1〜3に記載されているものは、いずれも配線 基板の板面又はその板面に形成した銅箔を空気に接触させて放熱させるものであ り、従来例に比べて放熱性に劣る。特に、先行例1では高価なセラミック基板や 琺瑯基板を使うのでコスト高になる。
【0005】 本考案は以上の状況の下でなされたものであり、配線基板を原板から切り出す 際に、ほとんどの場合に捨て板部が発生するという事実に着目することによって なされたものである。
【0006】 すなわち、本考案は、配線基板切出し用原板の本来廃棄される部分である捨て 板部を有効活用して放熱板を製作することにより捨て板部の廃棄部分を減少させ て材料歩留りを向上させ、しかも、高い放熱作用を発揮する放熱機能を備えた配 線基板を提供することを目的とする。
【0007】
本考案に係る放熱機能を備えた配線基板は、放熱部とその放熱部の端縁に連設 された脚部とを有し、上記放熱部と上記脚部との板面に導体箔が備わっていて、 配線基板切出し用原板の捨て板部を材料として製作された板片状の放熱板の上記 放熱部に、その放熱部の導体箔に重ね合わせて発熱部品が取り付けられていると 共に、上記脚部の導体箔を配線基板本体に形成された導体箔に半田付けすること によって上記放熱板が上記配線基板本体に起立姿勢で固定されている。
【0008】 この考案によれば、発熱部品で発生した熱が放熱板の放熱部の導体箔に伝わり 、その導体箔によって放熱が行われる。しかも、この考案では、放熱板が原板の 捨て板部を材料として製作されているので、その捨て板部が有効活用されて捨て 板部の廃棄部分が減少し、それだけ材料歩留りが向上する。また、捨て板部で製 作した放熱板は、配線基板本体の材料と同じ材料であるために十分に大きな硬度 と強度とを備えている。そのため、発熱部品を強固に取り付けることが可能で、 発熱部品の取付安定性が向上する。その上、捨て板部で製作した放熱板の上記脚 部に導体箔を具備させる工程は、原板の有効箇所である配線基板本体の切出し箇 所に導体箔を具備させる工程で同時に行うことができるので、脚部に導体箔を具 備させることがコストアップの原因になるという事態は起こりにくい。しかも、 脚部の導体箔を配線基板本体の導体箔に半田付けすることによって放熱板を配線 基板本体に固定するので、放熱板が配線基板本体にがたつきやぐらつきなく固定 されるだけでなく、放熱板が配線基板本体に起立姿勢で固定されるので、従来例 で説明した放熱板に比べても遜色ない放熱性が発揮される。
【0009】 本考案では、上記放熱部の導体箔と上記脚部の導体箔とが連続しているもので あってもよく、これによれば、原板の捨て板部の放熱板形成箇所に導体箔を形成 する場合に、その放熱板の放熱部と脚部とを仕切るようなマスキングを施す必要 がないので、それだけ製作コストが安くつく。
【0010】 本考案では、上記放熱部の導体箔がその放熱部の表裏両面のうちの少なくとも 片面の全体又はほゞ全体を覆っているものであってもよく、これによれば、放熱 部の片面又は両面の全体又はほゞ全体が放熱面として機能するようになる。
【0011】 本考案では、上記放熱部に複数の通孔が開設され、それらの通孔の内周面に、 その放熱部の板面の導体箔に連続する導体箔が形成されているものであってもよ い。これによれば、通孔が風通し孔として作用するので、それだけ放熱性が向上 する。
【0012】 本考案では、上記捨て板部を有する上記原板から切り出された上記配線基板本 体の導体箔に、その捨て板部を材料として製作された上記放熱板の脚部の導体箔 が半田付けされているものであってもよい。この考案では、配線基板本体に、そ の配線基板本体を切り出した原板の捨て板部を活用して製作された放熱板が起立 姿勢で固定されている。そのため、一枚の原板に配線基板本体とその配線基板本 体に固定される放熱板が形成されていることになる。したがって、一枚の原板だ けで配線基板本体とそれに固定する放熱板を調達して配線基板本体にその放熱板 を固定することが可能になり、別の配線基板の捨て板部から調達した放熱板を配 線基板に固定する場合に比べて組立て作業が簡略化される。
【0013】 本考案では、上記放熱板の上記脚部が、裏面に導体箔を有する上記配線基板本 体に形成されたスリット状の孔部に差し込まれてその脚部の導体箔が上記配線基 板本体の裏面の導体箔に半田付けされていることが望ましい。これによれば、脚 部を配線基板本体の孔部に差し込んで放熱板を配線基板本体に仮固定した状態で 半田付けを行うことができるので、半田付け作業を容易にかつ確実に行うことが できるようになる。
【0014】 本考案では、上記放熱板における上記脚部の付け根からその片側又はその両側 に延び出た端面によって形成された座面が、上記配線基板本体の表面に重ね合わ されていることが望ましい。これによれば、配線基板本体の表面に重ね合わされ た座面が放熱板のがたつきやぐらつきを防ぐことに役立つので、半田付け箇所の 剥離などが生じにくくなる。
【0015】 本考案では、放熱部とその放熱部の端縁に連設された左右一対の脚部とを有し 、上記放熱部の表裏両面のうちの少なくとも片面の全体又はほゞ全体を覆ってそ の放熱部に形成された導体箔と上記脚部の導体箔とが連続している板片状の放熱 板の上記脚部が、裏面に導体箔を有する配線基板本体に形成されたスリット状の 孔部に差し込まれてその脚部の導体箔が上記配線基板本体の裏面の導体箔に半田 付けされることによってその放熱板が上記配線基板本体に起立姿勢で固定され、 かつ、上記放熱板における上記脚部の付け根からその片側又はその両側に延び出 た上記放熱部の端面によって形成された座面が上記配線基板本体の表面に重ね合 わされていると共に、上記放熱部の導体箔に重ね合わせて発熱部品がねじ止めさ れ、上記配線基板本体が、捨て板部を有する配線基板切出し用原板から切り出さ れ、上記放熱板が、その配線基板本体を切り出した上記原板の上記捨て板部を材 料として製作されている、という構成を採用することが可能である。これによる 作用は以下に説明する実施形態によって説明する。
【0016】
【考案の実施の形態】 次に、図1〜図6を参照して本考案の実施形態を説明する。
【0017】 図1は実施形態による配線基板の一部切断正面図、図2は図1のII−II線 断面図、図3は図2の要部を拡大した断面図、図4は図2の他の要部を拡大した 断面図である。
【0018】 図1〜図4に示した配線基板は、配線基板本体1と、発熱部品7が取付ビス7 1とナット72とを用いてねじ止めして取り付けられた放熱板5とを備えている 。図例の放熱板5は板片状に形成されていて、正面視矩形の放熱部51とその放 熱部51の下側端縁に連設された左右一対の脚部52,52とを有している。ま た、放熱部51の表面には、上下部及び上部の幅狭の縁部を残してその全体を覆 う導体箔53が形成されていると共に、脚部52,52にも同様にその表面に導 体箔54が形成されていて、それら両方の導体箔53,54は連続している。上 記発熱部品7は導体箔53に重ね合わされている。さらに、左右の脚部52,5 2の相互間に位置してそれらの各脚部52,52の付け根からその片側へ延び出 ている放熱部51の下端面が座面55として形成されている。
【0019】 配線基板本体1は、裏面に導体箔12を有していると共に、左右一対のスリッ ト状の孔部113,13を有している。
【0020】 そして、発熱部品7の取り付けられた放熱板5の左右の脚部52,52が、配 線基板本体1のスリット状の左右の孔部13,13に差し込まれてその脚部52 ,52の導体箔54,54が配線基板本体1の裏面の導体箔12に半田付けされ ている。これにより、放熱板5は、座面55が配線基板本体1の表面に重ね合わ された状態で配線基板本体1に起立姿勢で固定されている。3は半田を示してい る。なお、発熱部品7のリード線73は放熱板5の板面に沿って下方へ導出され 、配線基板本体1の孔部に挿通されてその裏面で回路パターンに半田付けされて いる。
【0021】 この実施形態によれば、発熱部品7から出た熱が放熱板5の放熱部51の導体 箔53に伝わり、この導体箔53によって放熱される。この場合、放熱板5が配 線基板本体1に起立姿勢で固定されており、しかも、導体箔53が放熱部5の表 面の全体を覆っているので、放熱部5の板面全体が放熱面として作用して高い放 熱作用が得られる。また、半田付けによって放熱板5が配線基板本体1に固定さ れており、しかも、脚部52が配線基板本体1のスリット状の孔部13に差し込 まれて半田付けされているので、放熱板5が配線基板本体1にがたつきやぐらつ きなく固定される。そのため、発熱部品7が起立姿勢の放熱板5に取り付けられ ているとしても、放熱板5の取付状態に高い安定性が得られる。しかも、放熱板 5の座面55が配線基板本体1の表面に重ね合わされていることによって、放熱 板5ががたつきやぐらつきを生じにくくなり、そのために、放熱板5ががたつい たりぐらついたりして半田付け箇所が剥離するといった事態が起こりにくい。
【0022】 図1や図2に示した放熱板5は、図6に示した矩形の原板6を材料として製作 されている。また、この原板6を材料として配線基板本体1が切り出されている 。すなわち、原板6は、複数枚(図例では4枚)の配線基板本体1を切り出せる だけの大きさを有していて、配線基板本体1を切り出すことによって生じる残部 は、捨て板部61として本来廃棄されていたのであるが、ここでは、この捨て板 部61を材料として放熱板5を製作することによってその捨て板部61を有効活 用してある。
【0023】 図6に示したように、配線基板本体1は、原板6に形成されたミシン目状の折 り割り線イのところで原板6を折り割ることによって原板6から切り出される。 また、放熱板5は、原板6の捨て板部61に形成されたミシン目状の折り割り線 ロのところで原板6を折り割ることによって原板6を材料として製作することが できるけれども、放熱板5は捨て板部61を切断して製作することも可能である 。
【0024】 このように、放熱板5を原板6の捨て板部61を材料として製作すると、その 捨て板部61が有効活用されて捨て板部61の廃棄部分が減少し、それだけ材料 歩留りが向上することは勿論、放熱板5が十分に大きな硬度と強度とを備える配 線基板本体1と同じように大きな硬度と強度とを備えたものになる。そのため、 発熱部品7を取り付けても放熱板55が破損したり変形したりするおそれはない 。
【0025】 また、捨て板部61で製作した放熱板5の放熱部51や脚部52に導体箔53 ,54を具備させる工程は、原板6の有効箇所である配線基板本体1の切出し箇 所に導体箔12を具備させる工程で同時に行うことができるので、脚部52に導 体箔54を具備させることがコストアップの原因になるという事態は起こりにく いという利点がある。
【0026】 また、図6の事例では、捨て板部61を有する原板6から切り出される配線基 板本体1の導体箔53に、その捨て板部61を材料として製作された放熱板5の 脚部52の導体箔54を半田付けするようにしてある。こうしておくと、配線基 板本体1に、その配線基板本体1を切り出した原板6の捨て板部61を活用して 製作された放熱板5が固定される。そのため、一枚の原板6に配線基板本体1と その配線基板本体1に固定される放熱板5が形成されるようになり、一枚の原板 6だけで配線基板本体1とそれに固定する放熱板5とを調達して配線基板本体1 にその放熱板5を固定することが可能になるという利便がある。
【0027】 この実施形態では、放熱板5における脚部52の付け根からその片側に延び出 た座面55を、配線基板本体1の表面に重ね合わせているけれども、この点は、 脚部52を放熱部51の下端縁の中間に連設しておくことによって、座面を脚部 52の付け根からその両側に延出させておいてもよい。
【0028】 図5は放熱板5の変形例を示している。この事例では、放熱部51に複数の通 孔56を開設し、それらの通孔56の内周面に、その放熱部51の表裏両面の全 体を覆っている導体箔53,53に連続する導体箔57が形成されている。これ によれば、通孔56が風通し孔として作用するので、それだけ放熱性が向上し、 放熱部51に取り付けた発熱部品の放熱性が向上する。
【0029】 上記実施形態では、放熱部51の導体箔53と脚部5の導体箔54とが連続し ているけれども、この点は、それらの導体箔5が分断されていてもよい。また、 放熱部51の形状は矩形に限定されない。さらに、放熱部51の導体箔53はそ の放熱部51の表裏両面のうちの少なくとも片面に形成されていればよく、その 場合に、表裏両面のうちの少なくとも片面の全体又はほゞ全体を覆っているもの であることが望ましい。
【0030】
本考案によれば、配線基板切出し用原板の本来廃棄される部分である捨て板部 を有効活用して製作した放熱板を用いているので、捨て板部の廃棄部分が減少し て材料歩留りが向上する。また、放熱板が配線基板本体に半田付けで固定される ために、放熱板ががたついたりぐらついたりせず、そのことが、放熱板に取り付 けた発熱部品の取付安定性を向上させて、発熱部品の初期性能の維持に役立つと いう効果が発揮される。
【図1】本考案の実施形態による配線基板の一部切断正
面図である。
面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図2の要部を拡大した断面図である。
【図4】図2の他の要部を拡大した断面図である。
【図5】変形例による放熱板の要部を拡大した断面図で
ある。
ある。
【図6】配線切出し用原板の平面図である。
1 配線基板本体 5 放熱板 6 配線基板切出し用原板 7 発熱部品 12 導体箔 13 孔部 51 放熱部 52 脚部 53 導体箔 54 導体箔 55 座面 56 通孔 61 捨て板部
Claims (8)
- 【請求項1】 放熱部とその放熱部の端縁に連設された
左右一対の脚部とを有し、上記放熱部の表裏両面のうち
の少なくとも片面の全体又はほゞ全体を覆ってその放熱
部に形成された導体箔と上記脚部の導体箔とが連続して
いる板片状の放熱板の上記脚部が、裏面に導体箔を有す
る配線基板本体に形成されたスリット状の孔部に差し込
まれてその脚部の導体箔が上記配線基板本体の裏面の導
体箔に半田付けされることによってその放熱板が上記配
線基板本体に起立姿勢で固定され、かつ、上記放熱板に
おける上記脚部の付け根からその片側又はその両側に延
び出た上記放熱部の端面によって形成された座面が上記
配線基板本体の表面に重ね合わされていると共に、上記
放熱部の導体箔に重ね合わせて発熱部品がねじ止めさ
れ、上記配線基板本体が、捨て板部を有する配線基板切
出し用原板から切り出され、上記放熱板が、その配線基
板本体を切り出した上記原板の上記捨て板部を材料とし
て製作されていることを特徴とする放熱機能を備えた配
線基板。 - 【請求項2】 放熱部とその放熱部の端縁に連設された
脚部とを有し、上記放熱部と上記脚部との板面に導体箔
が備わっていて、配線基板切出し用原板の捨て板部を材
料として製作された板片状の放熱板の上記放熱部に、そ
の放熱部の導体箔に重ね合わせて発熱部品が取り付けら
れていると共に、上記脚部の導体箔を配線基板本体に形
成された導体箔に半田付けすることによって上記放熱板
が上記配線基板本体に起立姿勢で固定されていることを
特徴とする放熱機能を備えた配線基板。 - 【請求項3】 上記放熱部の導体箔と上記脚部の導体箔
とが連続している請求項2に記載した放熱機能を備えた
配線基板。 - 【請求項4】 上記放熱部の導体箔がその放熱部の表裏
両面のうちの少なくとも片面の全体又はほゞ全体を覆っ
ている請求項2又は請求項3に記載した放熱機能を備え
た配線基板。 - 【請求項5】 上記放熱部に複数の通孔が開設され、そ
れらの通孔の内周面に、その放熱部の板面の導体箔に連
続する導体箔が形成されている請求項2ないし請求項4
のいずれか1項に記載した放熱機能を備えた配線基板。 - 【請求項6】 上記捨て板部を有する上記原板から切り
出された上記配線基板本体の導体箔に、その捨て板部を
材料として製作された上記放熱板の脚部の導体箔が半田
付けされている請求項2ないし請求項5のいずれか1項
に記載した放熱機能を備えた配線基板。 - 【請求項7】 上記放熱板の上記脚部が、裏面に導体箔
を有する上記配線基板本体に形成されたスリット状の孔
部に差し込まれてその脚部の導体箔が上記配線基板本体
の裏面の導体箔に半田付けされている請求項2ないし請
求項6のいずれか1項に記載した放熱機能を備えた配線
基板。 - 【請求項8】 上記放熱板における上記脚部の付け根か
らその片側又はその両側に延び出た端面によって形成さ
れた座面が、上記配線基板本体の表面に重ね合わされて
いる請求項2ないし請求項7のいずれか1項に記載した
放熱機能を備えた配線基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001007231U JP3085842U (ja) | 2001-11-06 | 2001-11-06 | 放熱機能を備えた配線基板 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3085842U true JP3085842U (ja) | 2002-05-24 |
Family
ID=43237268
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001007231U Expired - Fee Related JP3085842U (ja) | 2001-11-06 | 2001-11-06 | 放熱機能を備えた配線基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3085842U (ja) |
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- 2001-11-06 JP JP2001007231U patent/JP3085842U/ja not_active Expired - Fee Related
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