JP3085822U - 衛星放送受信アンテナ装置積雪防除カバー - Google Patents

衛星放送受信アンテナ装置積雪防除カバー

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JP3085822U JP2001006867U JP2001006867U JP3085822U JP 3085822 U JP3085822 U JP 3085822U JP 2001006867 U JP2001006867 U JP 2001006867U JP 2001006867 U JP2001006867 U JP 2001006867U JP 3085822 U JP3085822 U JP 3085822U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衛星放送受信アンテナの積雪を防除する。 【解決手段】 積雪を防除しようとする積雪防除カバー
は薄くて軽い耐久性の強い素材のシートで作られたカバ
ー本体1と、受信アンテナ装置2に結んで固定するくく
り紐7で構成される。本提案の積雪防除カバーは衛星放
送受信アンテナ2とフイードホン4で構成されるアンテ
ナ装置全体を包んでアンテナ鏡面3の背面下部位で固定
する。雪は受信アンテナ鏡面3やフィードホン4のフー
ド面に直接触れる事無く急傾斜角に取付けられた積雪防
除カバーの表面上を雪の「重み」と風の力による「揺
れ」で自然落下することを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は衛星放送受信アンテナの積雪防除に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
衛星放送受信アンテナ2はパラボラアンテナと称され受信電波の反射鏡面3と 電波導入のフィードホン4からなり取付け金具5とポール支柱6でもって屋外に 設置されることが多い。 フィードホン4のフード面と反射鏡面3の積雪や氷雪の付着は受信電波の感度 を大幅に低下させ、放送画面の映像、音声共に消えてしまうという問題があり、 この対策としてアンテナ装置に発熱装置を取付けて融雪し、且つ温水を放射して 除雪したりする装置を考案されてきたが、いかなる方法もメンテナンス、ランニ ングコスト等対費用効果で満足できる対策でなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記の解説通り反射鏡面3の積雪やフィードホン4の積雪を溶かす発熱や温水 装置の取付けは装置自体が大掛かりで作動時に電気をつかうのでランニングコス トも高く、且つ融雪に要する時間がかかる等、対費用効果の面で普及を困難にし ていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は衛星放送受信アンテナの反射鏡面とフィードホンのフード面の積雪を 防除することを目的として、電波受信アンテナ装置全体を軽く薄い雪除けカバー で覆い包むことにした。
【0005】
【考案の実施の形態】
積雪防除カバーが衛星放送受信アンテナを包んだ状態でカバーの稜線部(中心 部)はアンテナ最上部からフィードホンの先端部まで急傾斜の角度を作り、積雪 は雪の自重で自然落下する。雪除けカバーの内部にある受信アンテナの反射鏡面 やフィードホンのフード面に雪の堆積する恐れは無くパラボラアンテナ上の雪に よる受信感度低下がもたらす極度の受信電波障害は避けられる。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。図1は本考案の積雪防 除カバーを衛星放送受信アンテナ装置に取付けた一実施例を示す正面図で、図2 は積雪防除カバーの全体図、図3はカバーをパラボラアンテナに取付けた状態で の雪の防除例説明図である。 図において積雪防除カバー1は衛星放送受信アンテナ2全体を包み込み、アン テナ反射面3の裏側下部でカバーに付いているくくり紐7で結び固定する。図2 において、積雪防除カバーの取付け前の形状はテントを伏せた状態で底面が空洞 になっていて、ここに衛星放送受信アンテナ装置が入る。 図3において、積雪防除カバーを取付けた状態で雪が降る時の自然落下の流れ を示した。衛星放送受信アンテナの底辺部でくくり紐を結んでいるので雪のカバ ー内部浸入を防いでいる。
【0007】 アンテナの形状や寸法によって稜線部分の張りが緩み、雪を堆積する恐れがあ るので 稜線部分を補強材で補強することにより雪の重みによる防除カバーの変形を補正 する。
【0008】 時間の経過と共に積雪防除カバー表面が酸性雨や粉塵、チリなどの付着によっ て変質が確認された時は表層面の劣化を補完するためにカバー表面を撥水剤のス プレーでコーテイングするなどの補修処置を行う。
【0009】
【考案の効果】
以上のように本考案においては受信アンテナの反射鏡面及びフィードホンのフ ード面に積雪の恐れは無い。軽くて薄い耐久性のある素材のシートで作られてい るので冬季以外の季節であっても防塵用にそのまま使用してもアンテナ表面の腐 食防止になり、アンテナの性能保持に有効な活用となる。
【0010】 積雪防除カバーは電波の通過性の良い素材で作られているのでカバーを着けな い受信状態と同等の良好な受信映像が得られる。
【0011】 雪の降るときにアンテナのある高い場所に登って雪を払い落とす作業は高齢者 にとって過酷な仕事で、取付けが簡単且つランニングコストの心配の無いことが 本考案積雪防除カバーの最大の利点であって現社会に最もマッチした考案と考え る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の積雪防除カバーの一実施例を示す正
面図である。
【図2】 本考案の積雪防除カバーの全体を示す斜視図
である。
【図3】 本考案の積雪防除カバーを衛星放送受信アン
テナに取付けた状態で雪の流れを示す説明図である。
【符号の説明】
1 積雪防除カバー 2 衛星放送受信アンテナ 3 反射鏡面 4 フィードホン 5 取付け金具 6 ポール支柱 7 カバーくくり紐
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年11月28日(2001.11.
28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星放送受信アンテナ装置を構成すアン
    テナ2とフィードホン4を含むアンテナ装置全体を積雪
    防除カバー1で包み込むこと及び、カバーの取付けに急
    傾斜角を持たせることで積雪を自然落下させる除雪を特
    徴とする積雪防除カバー。
  2. 【請求項2】 前記積雪防除カバー1を形成する素材に
    ポリエチレン系シート材及び類する素材を使用し、薄く
    軽量の上、防水性、耐寒性に優れ外圧に強く防塵用とて
    常用してもアンテナ反射鏡面3の腐食防止になりアンテ
    ナの性能保持に有効な特徴を持つ積雪防除カバー。
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CN114772071A (zh) * 2022-05-26 2022-07-22 冯猛 一种移动通信基站高空防护组件

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