JP3085808B2 - 連続圧延機の張力制御装置 - Google Patents

連続圧延機の張力制御装置

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JP3085808B2 JP05004802A JP480293A JP3085808B2 JP 3085808 B2 JP3085808 B2 JP 3085808B2 JP 05004802 A JP05004802 A JP 05004802A JP 480293 A JP480293 A JP 480293A JP 3085808 B2 JP3085808 B2 JP 3085808B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続圧延機のスタンド
間張力を制御する張力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被圧延材を複数のスタンドに次々と連続
して通して圧延を行う連続圧延機において、被圧延材に
作用する張力を一定または零に制御することは、圧延製
品の寸法精度を向上させる上で重要な要素となってい
る。ここで、従来の一般的な連続圧延機の張力制御装置
について図2を参照しながら説明する。
【0003】図2は従来の一般的な張力制御装置21を
示すものである。図示の張力制御装置21においては、
被圧延材Zが(i−1)番スタンド、i番スタンド、
(i+1)番スタンドの順に連続的に圧延される。各ス
タンドの圧延機1はそれぞれ同一構成の駆動制御系を持
っており、ここでは例示的にi番スタンドの圧延機に付
属する駆動制御系について詳述する。圧延機1は電動機
2によって駆動される。各電動機2はまた速度制御装置
3によって速度制御される。速度制御装置3には、自ス
タンドの速度基準設定器4により設定される速度設定値
と被圧延材Zの移動方向に見た前方スタンドの張力制御
装置21からの速度補正量ΔNを加算した値(以下、こ
れを「速度補正量サクセシブ」という)に、自スタンド
の張力制御装置21が出力する速度補正量ΔNを加算し
た値と、被圧延材Zの移動方向で見た前方スタンドの速
度微調整器8からの速度微調量ΔN′を加算した値(以
下、これを「速度微調補正量サクセシブ」という)に、
自スタンドの速度微調整器8が出力する速度微調量Δ
N′を加算した値とが自スタンドの速度基準として加え
られる。各スタンドの張力制御装置21は張力検出器5
を含んでいる。
【0004】張力検出器5は図3に示すように、速度検
出器12で検出される電動機2の回転速度(すなわち、
圧延機ローラの回転速度)N、圧延圧力計13で検出さ
れる圧延圧力P、電流検出器14で検出される電動機2
の電機子電流I、および後方スタンドの張力制御装置が
演算した、いわゆる後方張力Tbを用いて、スタンド間
張力Tmを演算により検出する。
【0005】張力検出器5は、より具体的には図4に示
すように、圧延圧力P、電動機回転速度Nおよび電動機
電機子電流Iに基づいて、電動機出力トルク、電動機2
を含めた圧延機1の加減速トルクおよび摩擦トルクをそ
れぞれ演算するトルク演算装置15と、このトルク演算
装置15によって求められた電動機出力トルク、加減速
トルクおよび摩擦トルク、並びに後方張力Tbを用いて
圧延トルクGmを演算し、さらに、所定の周期ごとに、
圧延トルクGmと圧延圧力Pとの比率(=Gm/P)を
演算するトルクアーム演算回路16と、このトルクアー
ム演算回路16で求められた圧延トルクGmと圧延圧力
Pとの比(=Gm/P)をサンプリングし、得られた複
数のサンプル値の平均値をとってトルクアームAを求
め、それを記憶するトルクアームロックオン回路17
と、このトルクアームAを用いてスタンド間張力Tm
を演算する発生張力演算回路18とらなっている。
【0006】張力検出器5によって得られたスタンド間
張力Tmと目標張力設定器6による設定張力Tref との
偏差ΔT(=Tm−Tref )を張力偏差演算回路19に
より演算する。この張力偏差ΔTを零にすべくそれに比
例積分回路7で比例・積分演算を施し(図2)、その演
算結果として速度補正量ΔNを出力する。
【0007】次に、この張力制御装置21の作用につい
て説明する。
【0008】被圧延材Zがi番スタンドに噛み込まれて
圧延が開始されると、i番スタンドの電動機2の電機子
電流Iは急激に増大する。この電流が電流検出器14に
より検出され、同時に圧延圧力Pが圧延圧力計13によ
り検出され、さらに、電動機2の回転速度Nが速度検出
器12により検出されてそれぞれ張力制御装置21に導
入される。
【0009】電流検出器14により検出された電機子電
流Iには、数字純粋に圧延トルク発生のために用いら
れる圧延トルク電流成分のほかに、圧延機1および電
動機2を加減速するのに要する加減速トルク電流成分、
および、機械の摩擦トルク電流成分などが含まれてい
る。従って、圧延トルクGmを求めるには次式の演算を
行わなければならない。
【0010】 Gm=K{(V−IR)/N}I−K(dN/dt) −(KN−K)−KTb …(1) ただし、V:電機子電圧 I:電機子電流 N:電動機回転速度 R:電機子抵抗 K〜K:定数 である。
【0011】そこで、張力検出器5のトルク演算装置1
5は、被圧延材Zの先端がi番スタンドに噛み込まれて
からi+1番スタンドに到達する直前までの間、すなわ
ち、i番スタンドとi+1番スタンドとの間に存在する
被圧延材に発生する張力が零である期間に、上記(1)
式中の右辺第1項の電動機出力トルク、第2項の加減速
トルク、第3項の摩擦トルクを演算する。
【0012】トルクアーム演算回路16は、トルク演算
装置15の演算結果と後方張力Tbとを入力して、上記
(1)式中の右辺第4項に示された後方張力によるトル
クを演算すると共に、この(1)式に従って圧延トルク
Gmを、例えば、1000回/秒程度の繰返し演算速度
で演算し、さらに、それらの圧延トルクGmと圧延圧力
Pとの比率(=Gm/P)i をn回(i=1〜n)、た
とえば、50回(n=50)程度のサンプリングを行
い、その平均値Aを次式により求めそれを記憶する。
【0013】
【数1】 これは、被圧延材Zを噛み込んだ圧延スタンドに加わる
圧延圧力Pとその圧延に要する純粋な圧延トルクGmと
の比率は「圧延状態の如何に拘らず一定である」という
圧延理論に従うものであって、この平均値Aをトルク
アームと称している。したがって、以後、この明細書に
おいても値AをトルクアームAと称することにす
る。
【0014】被圧延材Zがさらに進行し、その先端がi
+1番スタンドに噛み込まれると、i番スタンドとi+
1番スタンドの間に存在する被圧延材にも張力Tmが発
生する。発生張力演算回路18は次式を用いて、この張
力Tmを演算する。
【0015】 Tm=(AP−Gm)/K …(3) ただし、 K:定数 である。
【0016】張力演算回路19はi番スタンドとi+1
番スタンド間に存在する被圧延材の目標張力を設定する
張力設定器6の張力設定値Tref と演算によって求めら
れた張力Tmとの偏差ΔTを次式により求める。
【0017】 ΔT=Tm−Tref …(4) そこで、比例積分回路7は(4)式で求められた張力偏
差ΔTに比例・積分の演算処理を施し、それを速度補正
量ΔNとして速度制御装置3に与える。
【0018】かくして、張力制御装置21は、演算・記
憶したトルクアームAを用いて、被圧延材Zの先端が
隣接先方スタンドに噛み込まれた後の自スタンド前方の
スタンド間張力を一定または零に制御する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】以上概説した従来の張
力制御装置は、トルクアームAを求めるために後方張
力Tbを用いているが、圧延スタンドの型替えや被圧延
材のロット替わりの直後は後方張力Tbが安定せずにト
ルクアームAに大きな誤差が含まれることがある。す
なわち、圧延スタンドの型替えをしたり、被圧延材のロ
ット替えをしたりするとき、圧延スタンドの速度設定や
圧下設定には少なからず誤差が含まれる。このため、被
圧延材が次スタンドに噛み込まれるとき、圧延スタンド
間に存在する被圧延材に対して圧縮または引っ張りの方
向の力が作用する。本来、その張力が一定になるように
張力制御を実施する訳であるが、連続圧延機における張
力制御の応答は、機械系との相互干渉を避けるためにあ
まり速くすることができず、結局、後方張力が不安定な
状態で自スタンドのトルクアームAに大きな誤差が含
まれることがあることになる。
【0020】それにもかかわらず、従来の張力制御装置
においては、誤差の比較的大きいトルクアームを用いて
張力制御を実施しなければならず、そのため、寸法精度
の高い製品を得られないことがあった。
【0021】そこでオペレータが介入し、速度微調整器
によって速度微調量を調整し圧延機の速度を補正するこ
とが行われる(以下、これを「速度補正介入」とい
う)。しかし、オペレータが速度補正介入をしようとす
る場合、速度微調量と張力制御装置から出力される速度
補正量とが相互に干渉し合うため、オペレータの速度補
正介入は容易なことではなかった。さらに、速度補正介
入完了以降、張力制御装置の速度補正量により速度補正
介入以前の圧延状態に戻ってしまうことになり、オペレ
ータの意図する圧延状態に修正し、その状態を保持する
ことが困難でもあった。
【0022】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、オペレータによる圧延状態の修正を容易にすると共
に、修正した圧延状態に安定させることのできる連続圧
延機の張力制御装置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、連続圧延機の各スタンドごとに設けられ、
それぞれ被圧延材のスタンド間の張力を検出し、その検
出張力と各スタンド間に設定される目標張力との間の偏
差により対応するスタンド間張力を制御する張力制御装
置を備え、その張力制御装置からの圧延機に対する速度
補正量と、オペレータによる速度補正操作による速度調
整量とによって、圧延機の速度基準を補正する、連続圧
延機の張力制御装置において、速度補正操作の開始時点
から終了時点まで速度補正量を保持する速度補正量保持
手段と、速度補正操作の終了時点のスタンド間の検出張
力を速度補正操作終了後の目標張力に切り換える目標張
力記憶手段と、速度補正量保持手段によって保持された
速度補正量を速度補正操作の終了時点で積算して記憶
し、速度補正量に対する速度補正操作の終了後の新たな
速度補正量に対するバイアス値とする速度補正量記憶手
段とを備えたことを特徴とする。
【0024】
【作用】速度補正介入操作の開始時点から終了時点まで
張力制御装置からの速度補正量を保持し、その保持され
た速度補正量を速度補正介入操作の終了時点で積算して
記憶し、速度補正量に対する速度補正介入操作の終了後
の新たな速度補正量に対するバイアス値とし、速度補正
介入操作の終了時点のスタンド間の検出張力を速度補正
介入操作終了後の目標張力に切り換えることによって、
オペレータによる圧延状態の修正を容易にすると共に、
修正した圧延状態に安定させることができる。すなわ
ち、被圧延材の圧延状態が不安定な場合、オペレータに
よる修正を容易に行うことができると共に、速度補正介
入操作終了時の検出張力を速度補正介入操作終了後の目
標張力とし、かつ速度補正介入操作開始時に保持された
速度補正量を速度補正介入操作終了時点に積算して記憶
し、それを速度補正量に対するバイアス値とすることに
より、オペレータが修正した圧延状態を自動制御に切換
えた後も維持することができる。
【0025】
【実施例】図1は本発明による張力制御装置の一実施例
を示すものである。図中、図2と同一の要素には同一の
符号を付し、その個々の説明は省略する。
【0026】図1における張力制御装置20には、張力
検出器5、目標張力設定器6、および比例積分回路7の
ほかに、目標張力切換回路9および速度補正量保持回路
10が含まれ、さらに、それに関連して速度補正量記憶
回路11が新たに設けられている。
【0027】ここではオペレータの速度補正介入中に速
度微調整器8がHレベルの速度微調整信号Sを出力する
ように構成し、この速度微調整信号の立上がりを速度微
調整開始信号Siとし、立下がりを速度微調整完了信号
Seとして検出し対応する信号を出力するものとする。
【0028】圧延状態が不安定になったりすることによ
って、オペレータが速度微調整器8を操作(速度補正操
作)すると、速度微調整開始信号Siが速度補正量保持
回路10に与えられ、それにより速度補正量保持回路1
0は速度補正量ΔNを記憶すると共に、速度補正量ΔN
をその値に保持する。次に、速度微調整器8の操作が完
了すると、速度微調整完了信号Seが目標張力切換回路
9に与えられる。目標張力切換回路9は速度微調整完了
信号Seが与えられると、張力検出器5により演算され
ているその時点の検出張力Tmを記憶すると共に、この
記憶値を目標張力設定器6から与えられていた張力設定
値に代えて張力偏差演算回路19に与える。速度補正量
記憶回路11は速度微調整完了信号Seが与えられる
と、速度微調整開始信号Siに応動して速度補正量保持
回路10に記憶されている値を記憶するが、同一圧延材
の圧延中に速度微調整器8を複数回操作したときは、速
度補正量保持回路10にそれぞれ速度微調整器8を操作
した度ごとに記憶された値を積算して記憶する。また、
速度補正量記憶回路11は被圧延材Zが自スタンドを抜
けたタイミングでゼロクリアされる。比例積分回路7お
よび速度補正量保持回路10は目標張力切換回路9およ
び速度補正量記憶回路11の処理が完了した後に速度微
調整完了信号Seにより比例積分回路7は初期状態に復
帰し、速度補正量保持回路10に記憶されている値をゼ
ロクリアすると共に速度補正量ΔNの保持状態を解放す
る。
【0029】以上のように構成された図1の装置の動作
を、特に従来装置に対して新たな要素を付加した部分を
中心として以下に説明する。
【0030】まず、被圧延材Zの張力検出値Tmに誤差
が含まれると(現状は、多少の誤差が含まれるのが一般
的である)、圧延機1に対する張力制御装置20からの
速度補正量ΔNが被圧延材に対して不当な力が働くよう
に作用する。そのため、被圧延材Zの仕上がり径に悪影
響を及ぼす。そのためオペレータは、圧延状態を安定に
するために速度微調整器8を使用して速度補正介入をす
る。そうすることにより、速度微調整器8からHレベル
の速度微調整中信号が出力されて、速度微調整開始信号
Siにより速度補正量保持回路10はそのときの速度補
正量を記憶すると共に、それを保持する。これにより張
力制御装置20からの作用により圧延状態が悪い方向へ
向かうのを抑えることができ、かつ速度微調整器8から
の速度微調量ΔN′との相互干渉を避けることができ
る。
【0031】次にオペレータの速度微調整器8に対する
速度補正介入操作が完了すると、速度補正中信号がHレ
ベルからLレベルに変化し速度微調整完了信号Seが出
力される。この速度微調整完了信号Seにより目標張力
切換回路9は、その時点の張力検出器5により演算され
ている検出張力Tmを記憶すると共にその記憶値を目標
張力設定器6から与えられていた値に代えて目標張力値
Tref として張力演算回路19に与える。
【0032】このとき速度補正量記憶回路11は速度微
調整完了信号Seにより、速度補正開始信号Siにて速
度補正量保持回路10に記憶されている速度補正量ΔN
を記憶し、新たな張力制御装置20からの速度補正量Δ
Nに対するバイアス値となるように速度補正量サクセシ
ブに加える。同一圧延材において速度微調整器8に対す
る速度補正介入操作を複数回行った場合は、速度補正量
記憶回路11は速度微調整完了信号Seにより速度補正
開始信号Siにて速度補正量保持回路10に記憶されて
いる速度補正量ΔNを、それぞれ積算して記憶する。
【0033】また速度補正完了信号Seにて比例積分回
路7および速度補正量記憶回路11は初期化され、張力
制御装置20からの速度補正量ΔNを零にして再度、新
たな張力制御を開始することになる。
【0034】その結果、オペレータの速度補正介入操作
以降に張力制御装置20からの速度補正量ΔNにより圧
延機の圧延状態が速度補正介入操作以前の状態に戻って
しまうという従来装置の不都合を解消させることができ
る。
【0035】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明によれば、オペレータによる速度補正介入操作の
開始から終了まで速度補正量を保持する速度補正量保持
手段、速度補正介入操作完了時の検出張力を目標張力に
切り換える目標張力記憶手段、および速度補正量保持手
段によって保持された速度補正量を積算して記憶し、そ
れを速度補正介入操作完了以降の新たな速度補正量のバ
イアス値とする速度補正量記憶手段を備えることによ
り、オペレータによる圧延状態の修正を容易にすると共
に、その修正した圧延状態を維持しながら被圧延材の自
動張力制御を再開することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による張力制御装置の一実施例を示すブ
ロック図。
【図2】従来の張力制御装置を示すブロック図。
【図3】図2の張力制御装置を構成する張力検出器の各
信号の入出力関係を示すブロック図。
【図4】図2の張力制御装置における張力検出器の詳細
構成を示すブロック図。
【符号の説明】 1 圧延機 2 電動機 3 速度制御装置 4 速度基準設定器 5 張力検出器 6 目標張力設定器 7 比例積分回路 8 速度微調整器 9 目標張力切換回路 10 速度補正量保持回路 11 速度補正量記憶回路 18 発生張力演算回路 19 張力演算回路 20 張力制御装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続圧延機の各スタンドごとに設けられ、
    それぞれ被圧延材のスタンド間の張力を検出し、その検
    出張力と各スタンド間に設定される目標張力との間の偏
    差により対応するスタンド間張力を制御する張力制御装
    置を備え、その張力制御装置からの圧延機に対する速度
    補正量と、オペレータによる速度補正操作による速度調
    整量とによって、圧延機の速度基準を補正する、連続圧
    延機の張力制御装置において、 前記速度補正操作の開始時点から終了時点まで前記速度
    補正量を保持する速度補正量保持手段と、前記速度補正
    操作の終了時点のスタンド間の検出張力を速度補正操作
    終了後の目標張力に切り換える目標張力記憶手段と、前
    記速度補正量保持手段によって保持された速度補正量を
    前記速度補正操作の終了時点で積算して記憶し、前記速
    度補正量に対する前記速度補正操作の終了後の新たな速
    度補正量に対するバイアス値とする速度補正量記憶手段
    とを備えたことを特徴とする連続圧延機の張力制御装
    置。
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