JP3085795U - 気密はぜ継ぎ構造 - Google Patents
気密はぜ継ぎ構造Info
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- JP3085795U JP3085795U JP2001007182U JP2001007182U JP3085795U JP 3085795 U JP3085795 U JP 3085795U JP 2001007182 U JP2001007182 U JP 2001007182U JP 2001007182 U JP2001007182 U JP 2001007182U JP 3085795 U JP3085795 U JP 3085795U
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- JP
- Japan
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- sheet metal
- seam
- joint structure
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 板金のはぜ継ぎ部の気密性を高める。
【解決手段】板金２に折り返し部２ａ、Ｕ字形部２ｂ、
外はぜ２ｃ部分を形成し、板金３に内はぜ３ａを形成
し、Ｕ字形部２ｂに、はぜ部と同じ長さのゴム丸棒４と
内はぜ３ａを入れ、外はぜ２ｃ部分をはぜ折りし固定す
る。
外はぜ２ｃ部分を形成し、板金３に内はぜ３ａを形成
し、Ｕ字形部２ｂに、はぜ部と同じ長さのゴム丸棒４と
内はぜ３ａを入れ、外はぜ２ｃ部分をはぜ折りし固定す
る。
Description
【０００１】
本考案は、板金の気密はぜ継ぎ構造に関する。
【０００２】
従来、ダクトなどを形成する板金のはぜ継ぎ部に気密性が必要なときは、はぜ 継ぎ部の一方の部材にゴム質の接着剤を塗布してシール部材とする場合がある。 前記のゴム質の接着剤を塗布する工程は、塗布装置が必要であり、非能率でもあ るから、製品が高価になる不都合がある。また長尺のダクトをはぜ継ぎする場合 に、一部の塗布が不完全で気密性に欠陥が生じることがある。
【０００３】
本考案は、簡単な手段で、気密性及び水密性が高くシール部材に欠陥が生じな い気密はぜ継ぎ構造を得ることを課題とする。
【０００４】
前記課題の解決手段は、各請求項に記載のとおりであり、請求項１の気密はぜ 継ぎ構造は、一方の板金を２重曲げしてＵ字形部とこれから延長した外はぜを形 成し、他方の板金から屈曲した内はぜを前記Ｕ字形部内に入れ、前記外はぜを他 方の板金の隅部外面に向けて折り曲げて密着させたはぜ継ぎ構造において、Ｕ字 形部の内側底部と内はぜ先端との間に、はぜ継ぎ長さと同じ長さのゴム丸棒を、 加圧下で介在させたことを特徴とする。この手段によれば、はぜ継ぎの全長にわ たって高い気密性が得られる。
【０００５】 また請求項２の気密はぜ継ぎ構造は、請求項１において、前記一方の板金と他 方の板金を交互に４枚接続して４角管のダクトを形成したことを特徴とする。こ の手段によれば、ダクトのはぜ継ぎの全長にわたって高い気密性が得られる。
【０００６】 請求項３の気密はぜ継ぎ構造は、請求項１において、前記一方の板金と他方の 板金を３枚接続して上向きコ字形の水槽壁を形成したことを特徴とする。この手 段によれば、水槽の３枚の板金のはぜ継ぎの全長にわたって高い気密性が得られ る。
【０００７】
以下、図面を参照して本考案の実施の形態を説明する、図１で１は本考案の気 密はぜ継ぎ構造を示し、２は一方の板金、３は他方の板金である。図２に示すよ うに板金２には折り返し部２ａ、Ｕ字形部２ｂ、外はぜ部２ｃが連続して形成さ れ、他方の板金３には内はぜ３ａが折り曲げられ、隅部３ｂが形成されている。
【０００８】 図３はシール部材として使用されるゴム丸棒４を示し、直径ｄはＵ字形部２ｂ の内幅ｗより大きいことが好ましく、その長さは、はぜ継ぎの長さに等しい。こ のゴム丸棒４を図２に示すようにＵ字形部２ｂ内に押し込んでおく。
【０００９】 図１に示すように、内はぜ３ａをＵ字形部２ｂ内に入れて先端をゴム丸棒４に 密着させ、外はぜ２ｃを隅部３ｂに向けてはぜ折りして、板金３を折り返し部２ ａと外はぜ２ｃで挟持するようにすれば、ゴム丸棒４に内はぜ３ａの先端が押し 込まれ、ゴム丸棒４とＵ字形部２ｂ内面との接触圧力も高まるので、極めて高い 気密性が生じる。ゴム丸棒４の材質としては、ネオプレンゴム、シリコーンゴム などのスポンジ体又は非スポンジ体が使用される。
【００１０】 図４は空調用のダクト５に前記の気密はぜ継ぎ構造１を用いた例を示し、２枚 ずつの板金２、２と板金３、３が４か所の気密はぜ継ぎ構造１で接続され、４角 管状のダクト５に形成されている。
【００１１】 図５は水槽６の底部と２面の側壁の接続に気密はぜ継ぎ構造１を用いた例を示 し、解放した両端面には、適宜の端壁が気密に固定される。
【００１２】
本考案の手段によれば、はぜ継ぎのＵ字形部と内はぜ先端の間に、はぜ継ぎ長 さと同じ長さのゴム丸棒を、シール部材として圧縮状態で介在させたから、はぜ 継ぎ作業が簡単であると共に、全長にわたって高い気密性、水密性が得られる効 果がある。
【図１】 本考案の実施の形態の端面図
【図２】 同じく組み付け前の端面図
【図３】 ゴム丸棒の斜視図
【図４】 本考案を実施したダクトの斜視図
【図５】 同じく水槽の一部の斜視図
１ 気密はぜ継ぎ構造 ２、３ 板金 ２ｂ Ｕ字部 ２ｃ 外はぜ ３ａ 内はぜ ４ ゴム丸棒
Claims (3)
- 【請求項１】 一方の板金を２重曲げしてＵ字形部とこ
れから延長した外はぜを形成し、他方の板金から屈曲し
た内はぜを前記Ｕ字形部内に入れ、前記外はぜを他方の
板金の隅部外面に向けて折り曲げて密着させたはぜ継ぎ
構造において、Ｕ字形部の内側底部と内はぜ先端との間
に、はぜ継ぎ長さと同じ長さのゴム丸棒を、加圧下で介
在させたことを特徴とする気密はぜ継ぎ構造。 - 【請求項２】 請求項１において、前記一方の板金と他
方の板金を交互に４枚接続して４角管のダクトを形成し
たことを特徴とする気密はぜ継ぎ構造。 - 【請求項３】 請求項１において、前記一方の板金と他
方の板金を３枚接続して上向きコ字形の水槽壁を形成し
たことを特徴とする気密はぜ継ぎ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001007182U JP3085795U (ja) | 2001-11-02 | 2001-11-02 | 気密はぜ継ぎ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001007182U JP3085795U (ja) | 2001-11-02 | 2001-11-02 | 気密はぜ継ぎ構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3085795U true JP3085795U (ja) | 2002-05-17 |
Family
ID=43237223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001007182U Expired - Lifetime JP3085795U (ja) | 2001-11-02 | 2001-11-02 | 気密はぜ継ぎ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3085795U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009250543A (ja) * | 2008-04-08 | 2009-10-29 | Shin Fuji Kucho:Kk | 折り畳み式ダクトのガスケットの配設方法 |
-
2001
- 2001-11-02 JP JP2001007182U patent/JP3085795U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009250543A (ja) * | 2008-04-08 | 2009-10-29 | Shin Fuji Kucho:Kk | 折り畳み式ダクトのガスケットの配設方法 |
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