JP2712070B2 - 配管用金属管の矯正具 - Google Patents
配管用金属管の矯正具Info
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- JP2712070B2 JP2712070B2 JP7090795A JP7090795A JP2712070B2 JP 2712070 B2 JP2712070 B2 JP 2712070B2 JP 7090795 A JP7090795 A JP 7090795A JP 7090795 A JP7090795 A JP 7090795A JP 2712070 B2 JP2712070 B2 JP 2712070B2
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- metal tube
- plumbing
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス、空調、油圧、給
湯水の諸設備の配管継手箇所の金属管を矯正する器具に
関するものである。
湯水の諸設備の配管継手箇所の金属管を矯正する器具に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】金属配管における管接続の一手段とし
て、配管自体に何等の加工を施す必要がない管継手が採
用される。この管継手は図5に例示した通り、継手本体
01と、締付ナット体02と、スリーブ体03から構成
されている。継手本体01はその開口端部側の外周面に
螺子を刻設し、その内周面に外側に拡大するテーパー壁
面を形成し、更にテーパー壁の奥側端から突出する内筒
04を設けてなり、また締付ナット体02は、内周面に
継手本体01の開口端部外側に螺合する螺子部とテーパ
ー壁面を形成したもので、前記テーパー壁面は、継手本
体01のテーパー壁面に相対向してなる。そして被接続
管05にスリーブ体03を被装して、被接続管05を本
体01の内筒04に外挿し、締付ナツト体02を本体0
1に螺合緊締し、各テーパー壁面との密着押圧によって
スリーブ体03を変形させ、スリーブ体03の両端で継
手本体01内に挿入された被接続管05の外周面を密着
押圧してシーリングを実現したものである。
て、配管自体に何等の加工を施す必要がない管継手が採
用される。この管継手は図5に例示した通り、継手本体
01と、締付ナット体02と、スリーブ体03から構成
されている。継手本体01はその開口端部側の外周面に
螺子を刻設し、その内周面に外側に拡大するテーパー壁
面を形成し、更にテーパー壁の奥側端から突出する内筒
04を設けてなり、また締付ナット体02は、内周面に
継手本体01の開口端部外側に螺合する螺子部とテーパ
ー壁面を形成したもので、前記テーパー壁面は、継手本
体01のテーパー壁面に相対向してなる。そして被接続
管05にスリーブ体03を被装して、被接続管05を本
体01の内筒04に外挿し、締付ナツト体02を本体0
1に螺合緊締し、各テーパー壁面との密着押圧によって
スリーブ体03を変形させ、スリーブ体03の両端で継
手本体01内に挿入された被接続管05の外周面を密着
押圧してシーリングを実現したものである。
【0003】ところで配管に使用される金属管(主とし
て銅管)は、製造工場から図4に例示する通り巻き取り
状態で出荷される。このため僅かではあるが、金属管
(被接続管05)は潰れた状態となる。そこで前記した
管継手を使用して配管工事を行おうとすると、内筒04
は被接続管05がほぼ密嵌挿する大きさに形成している
ので、前記の僅かな歪みでも内筒04と被接続管05と
の連結が困難となる。このため作業現場ではやむを得ず
プライヤーや木槌等を使用して矯正を行っていた。
て銅管)は、製造工場から図4に例示する通り巻き取り
状態で出荷される。このため僅かではあるが、金属管
(被接続管05)は潰れた状態となる。そこで前記した
管継手を使用して配管工事を行おうとすると、内筒04
は被接続管05がほぼ密嵌挿する大きさに形成している
ので、前記の僅かな歪みでも内筒04と被接続管05と
の連結が困難となる。このため作業現場ではやむを得ず
プライヤーや木槌等を使用して矯正を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記の矯正は、配管工
事の現場で行われるものであり、而も矯正操作毎に被接
続管05を管継手の内筒04への挿嵌を確認しながらの
微調整の矯正作業となり非常に煩雑で熟練を要するもの
である。そこで本発明は、簡単に矯正できる器具を提案
したものである。
事の現場で行われるものであり、而も矯正操作毎に被接
続管05を管継手の内筒04への挿嵌を確認しながらの
微調整の矯正作業となり非常に煩雑で熟練を要するもの
である。そこで本発明は、簡単に矯正できる器具を提案
したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】発明に係る配管用金属管
の矯正具は、2個の挟持体の中間部を枢結して、一方を
把手部他方を挟圧部とし、挟圧部の対向面を、挟圧時に
所定の管径に対応した適宜長さの真円柱面に形成してな
ることを特徴とするものである。
の矯正具は、2個の挟持体の中間部を枢結して、一方を
把手部他方を挟圧部とし、挟圧部の対向面を、挟圧時に
所定の管径に対応した適宜長さの真円柱面に形成してな
ることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】金属管の接続端部を矯正具の挟圧部で挟み、把
手部を強く握持すると、金属管の挟圧箇所は、挟圧部の
内面形状に矯正される。即ち真円断面に矯正されること
になるものである。
手部を強く握持すると、金属管の挟圧箇所は、挟圧部の
内面形状に矯正される。即ち真円断面に矯正されること
になるものである。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。本発
明に係る矯正具は、挟持体の中間部を枢結した一般的な
挟持器具と同様な構成で、一対の把手部1a,1bと、
一対の対向した挟圧部2a,2bを備え、その間を連続
的若しくは倍力部3を介装して連結し、必要に応じて挟
圧部2a,2bを開放方向に付勢する発条(図示せず)
を付設してなるものである。
明に係る矯正具は、挟持体の中間部を枢結した一般的な
挟持器具と同様な構成で、一対の把手部1a,1bと、
一対の対向した挟圧部2a,2bを備え、その間を連続
的若しくは倍力部3を介装して連結し、必要に応じて挟
圧部2a,2bを開放方向に付勢する発条(図示せず)
を付設してなるものである。
【0008】そして本発明の特徴は前記挟圧部2a、2
bの対向面A,Bを、前記管継手に使用される金属管の
適正外形に対応した真円柱面で、その長さを適宜な力で
挟圧操作を行うことができ、且つ一回の挟圧操作で効率
良く挟圧できる程度としたものである。
bの対向面A,Bを、前記管継手に使用される金属管の
適正外形に対応した真円柱面で、その長さを適宜な力で
挟圧操作を行うことができ、且つ一回の挟圧操作で効率
良く挟圧できる程度としたものである。
【0009】而して図4に例示する通り、工場出荷状態
の金属管05を配管工事で必要長さに切断し、配管状態
に対応して伸長折曲すると共に、管継手01を使用する
端部は、図2に例示する通り前記矯正具の挟圧部2a,
2bで挟み、把手部1a,1bを強く握持し、金属管0
5の挟圧箇所を、挟圧部2a,2bの対向内面A,B形
状即ち真円断面に矯正され、管継手の内筒04に外挿で
きることになり、配管工事がより効率的に実施されるも
のである。勿論接続管05の断面が真円となり、スリー
ブ体03の押圧も均等となり、配管密封が適切に実施さ
れることになり、液漏れや気体漏れ防止にも効果がある
ことは云うまでもない。
の金属管05を配管工事で必要長さに切断し、配管状態
に対応して伸長折曲すると共に、管継手01を使用する
端部は、図2に例示する通り前記矯正具の挟圧部2a,
2bで挟み、把手部1a,1bを強く握持し、金属管0
5の挟圧箇所を、挟圧部2a,2bの対向内面A,B形
状即ち真円断面に矯正され、管継手の内筒04に外挿で
きることになり、配管工事がより効率的に実施されるも
のである。勿論接続管05の断面が真円となり、スリー
ブ体03の押圧も均等となり、配管密封が適切に実施さ
れることになり、液漏れや気体漏れ防止にも効果がある
ことは云うまでもない。
【0010】尚本発明は、挟持手道具に於いて、挟圧作
用部の形状を特徴とするもので、挟持のための具体的機
構は任意に定めることができるものである。
用部の形状を特徴とするもので、挟持のための具体的機
構は任意に定めることができるものである。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明は、挟持体の中間部
を枢結した挟持手道具に於いて、挟圧作用部分の形状
を、対向面が適宜長さの真円柱面となるように形成して
なるもので、金属管の接続端部を矯正具の挟圧部で挟み
真円断面に矯正することで、配管工事に際しての管継手
での配管接続作業を的確に実施できるようにしたもので
ある。
を枢結した挟持手道具に於いて、挟圧作用部分の形状
を、対向面が適宜長さの真円柱面となるように形成して
なるもので、金属管の接続端部を矯正具の挟圧部で挟み
真円断面に矯正することで、配管工事に際しての管継手
での配管接続作業を的確に実施できるようにしたもので
ある。
【図1】本発明の実施例の正面図。
【図2】同使用状態の説明図。
【図3】同矯正操作の説明図。
【図4】本発明の使用対象の金属管の説明図。
【図5】本発明の使用対象の管継手の断面説明図。
1,1a 把手部 2,2a 挟圧部 3 倍力部 A,B 対向面
Claims (1)
- 【請求項1】 2個の挟持体の中間部を枢結して、一方
を把手部他方を挟圧部とし、挟圧部の対向面を、挟圧時
に所定の管径に対応した適宜長さの真円柱面に形成して
なることを特徴とする配管用金属管の矯正具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7090795A JP2712070B2 (ja) | 1995-03-04 | 1995-03-04 | 配管用金属管の矯正具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7090795A JP2712070B2 (ja) | 1995-03-04 | 1995-03-04 | 配管用金属管の矯正具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08243644A JPH08243644A (ja) | 1996-09-24 |
JP2712070B2 true JP2712070B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=13445068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7090795A Expired - Fee Related JP2712070B2 (ja) | 1995-03-04 | 1995-03-04 | 配管用金属管の矯正具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2712070B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012030317A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Jatco Ltd | シール除去工具 |
-
1995
- 1995-03-04 JP JP7090795A patent/JP2712070B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08243644A (ja) | 1996-09-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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