JP3085789U - 絵画用銘板取り付けホルダ - Google Patents
絵画用銘板取り付けホルダInfo
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- JP3085789U JP3085789U JP2001007176U JP2001007176U JP3085789U JP 3085789 U JP3085789 U JP 3085789U JP 2001007176 U JP2001007176 U JP 2001007176U JP 2001007176 U JP2001007176 U JP 2001007176U JP 3085789 U JP3085789 U JP 3085789U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 絵画の装着された額に付ける銘板を工具を用
いることなく容易、確実に取り付け,取り外しができる
ようにした絵画用銘板取り付けホルダを提供すること。 【解決手段】 銘板200を保持する銘板保持部材10
1とこの銘板保持部材101を弾性挟持する補助スプリ
ング部材110とからなり、あらかじめ額縁301に補
助スプリング部材110を取り付けておく。そして会場
の壁面400に設けてある吊り具401に額縁301の
吊り紐303を引っかけて額300を吊るした後、銘板
保持部材101の上端の挿入固定部を補助スプリング部
材110の弾性挟持片に挿入してその弾力で係止し、取
り付けを行なうことを特徴としている。
いることなく容易、確実に取り付け,取り外しができる
ようにした絵画用銘板取り付けホルダを提供すること。 【解決手段】 銘板200を保持する銘板保持部材10
1とこの銘板保持部材101を弾性挟持する補助スプリ
ング部材110とからなり、あらかじめ額縁301に補
助スプリング部材110を取り付けておく。そして会場
の壁面400に設けてある吊り具401に額縁301の
吊り紐303を引っかけて額300を吊るした後、銘板
保持部材101の上端の挿入固定部を補助スプリング部
材110の弾性挟持片に挿入してその弾力で係止し、取
り付けを行なうことを特徴としている。
Description
【0001】
本考案は、展示された絵画ごとに作者名,絵画名,流派名等が記入された銘板 を額に近接させて取り付けるための絵画用銘板取り付けホルダに関するものであ る。
【0002】
絵画展においては、大小様々の額に絵画が装着され壁面に吊るすことが行われ る。そして、それぞれの絵画の作者名,流派名,作品名等を記入した銘板を、そ の絵画の近接した壁面上や、あるいは額の上,下,左,右の枠縁上に接着剤や小 ねじ等により取り付けていた。
【0003】
しかしながら上述した従来の取り付け手段では銘板の取り付けのために壁面に 傷をつけるおそれがあり、また、十分な力で銘板を取り付けることができなかっ たり、あるいは、あらかじめ銘板を額縁に取り付けておくタイプのものでは額の 運搬中に銘板が邪魔になり作業がしにくく、まれには絵画を損傷させるなどの大 事故を起こすおそれがあった。さらに、銘板の取り付けには工具を必ず必要とす る等の問題があった。
【0004】 本考案は上述した問題点を解決するためになされたもので、銘板の取り付け取 り外し作業が工具なしで容易にでき、かつ確実に取り付けることができる絵画用 銘板取り付けホルダを提供することを目的とする。
【0005】
本考案に係る絵画用銘板取り付けホルダは、銘板を保持する銘板取り付け部と 、この銘板取り付け部に一端が接続され他端に挿入固定部が形成された支持部と からなる銘板保持部材と、額縁の裏面にあらかじめ取り付けられ前記銘板保持部 材の挿入固定部をばね力により挟持する弾性挟持部を有する補助スプリング部材 とからなるものである。
【0006】 また、補助スプリング部材と前記銘板保持部材とにそれぞれ固定用孔を有し、 前記銘板保持部材の挿入固定部を前記補助スプリング部材の弾性挟持部に挿入し たとき前記両固定用孔を一致させ、ねじにより固定するものである。
【0007】 さらに、補助スプリング部材に裏面から表面に向けて山形状の押出部を形成し 、この押出部に中心が一致する係止孔を前記銘板保持部材の挿入固定部に設けた ものである。
【0008】
〔第1実施形態〕 図1,図2は、本考案の実施形態1を示すもので、図1に本考案の主要構成の 一つである銘板保持部材を、また、図2に同じく主要構成の他の1つである補助 スプリング部材を示しており、両者で本考案の絵画用銘板取り付けホルダが構成 される。図3は使用の一例を示すものである。
【0009】 まず、図3により本考案の絵画用銘板取り付けホルダの使用例の概略を説明す る。図3において、図3(a)は正面図,図3(b)は側面図を示し、図4に図 3(a)のB−B拡大部分断面を示す。なお、図3(a)には壁面等は省略して ある。これらの図において、100は本考案にかかる絵画用銘板取り付けホルダ (以下単にホルダという)で、銘板200が取り付けられている。300は額で 、額縁301,絵画302から主としてなり、吊り紐303を備えている。40 0は壁面で、吊り具401が取り付けられており、これに吊り紐303を引掛け ることにより額300が壁面400に吊るされる。このようにして、額300に 銘板200が接近して設定され、絵画302の作者名,流派名,作品名等々を銘 板200の表示から知ることができる。
【0010】 上記において、ホルダ100は、額300側に予め取り付けておく補助スプリ ング部材110と、この補助スプリング部材110にばね力により挟持される銘 板保持部材101とで構成されているので、銘板200は額300に対し後述す るように着脱自在であり、額300の運搬中等では銘板保持部材101は外して おき、額300の吊り下げが終了してから銘板保持部材101を額300に取り 付けることができる。
【0011】 なお、図4における301は額縁,302は絵画,304は絵画押え,305 は透明ガラス板を示す。
【0012】 次に、銘板保持部材101について図1を参照して説明する。図1において、 銘板保部材101は銘板取り付け部102と支持部103とからなり、支持部1 03には打抜きによって窓104が形成され、裏面から窓104よりも少し大き い銘板200を当接し、接着剤,粘着テープ等の接着手段を用いて取り付け、図 (a)のように銘板200の表面が見えるようにする。支持部103は、一端が 銘板取り付け部102に接続しており、他端に挿入固定部105が形成されてい る。図(b)の側面図にみられるように銘板保持部材101は全体として2ヶ所 で曲がっており、銘板200の前面が挿入固定部104の前面より距離Lだけ引 込んでいる。距離Lは前記2ヶ所の曲げ角度を調節することで容易に設定できる 。106は固定用孔,107は係止孔,108は軽量化と修飾を兼ねた打抜孔で ある。
【0013】 次に、図2に示す補助スプリング部材110について説明する。図2において 、111は基体で弾性に富んだ金属板等が用いられ、この基体111と一体の弾 性挟持片112が2ヶ所折曲げにより形成されている。113は取り付け孔、1 14は固定用孔を示す。図2(b)に示されるように弾性挟持片112に対向す る基体111にはその裏面から表面に向けて山形状の押出部115(図2(a) では点線で示されている)が形成されている。なお、前記押出部115は後述す るように図1の挿入固定部105が挿入されたとき、その係止孔107に係止し て強固に挟持するためのものである。
【0014】 使用に際しては、図3に示すように額縁301にあらかじめ補助スプリング部 材110をその取付孔113を使ってねじ等により固定しておく。次いで吊り紐 303を吊り具401にかけて額300を壁面400に吊り下げる。その後、銘 板保持部材101の挿入固定部105を補助スプリング部材101の弾性挟持片 112と基体111との間に押しこむ。このとき押出部115があるため抵抗が あるが、若干強く押込むと係止孔107に押出部115の頂部が入り、強固に取 り付けが完了する。
【0015】 さらに取り付けを強固にしたいときは銘板保持部材101の固定用孔106と 補助スプリング部材110の固定用孔114とを一致させ両者を額縁301に取 り付ければよい。このときねじとして蝶木ねじのようにドライバを使用しないで 手で操作可能なねじを用いれば工具なしで取り付けを行なうことができる。かく して図3に示すように銘板200を額300に近接させて設けることができる。
【0016】 なお、取り外しは上記手順の逆を実施することで容易に行なうことができる。
【0017】 なお、上記の実施形態1では額縁301の下方にホルダ100を取り付けたが 、この他、上方,左方,右方,等々のいずれでも補助スプリング部材110の取 り付けさえできれば、どの位置にも取り付け可能である。
【0018】 〔第2実施形態〕 図5は本考案の実施形態2を示すもので、銘板保持部材101のみを図示して いる。補助スプリング部材110は図2に示すものと同じなので、図示は省略し てある。本実施形態は、図3に示した額縁301に向かって右方に銘板200が 位置する場合である。図5(a)は正面図、図5(b)は図5(a)のC−C断 面図、図5(c)は図5(a)のD−D断面図であり、銘板200は取り付けて ない状態を示している。
【0019】 図5において、図1と同じ符号は同じ部分を示す。図5の実施形態2において は、窓104を形成するためのコの字形の打抜きと、窓104の後方に押圧板1 09を形成するための折り曲げとを同時に行なって距離tの銘板保持ギャップを 形成したものである。押圧板109の弾力により銘板200は窓104の裏面に 押しつけられて保持される。なお、その上に粘着テープ等で覆ってもよい。上記 実施形態1,2において、使用する材料としてはアルミニウム板,鉄板,合成樹 脂板,等弾性のあるものであれば何でも使用しうる。
【0020】 図5の実施形態2において使用方法が実施形態1と異なるのは補助スプリング 110の額縁301への取り付け位置が額縁301に向かって右方側になること だけで、他は実施形態1と同じである。
【0021】 なお、上述の実施形態1,2では補助スプリング部材110側に弾性挟持片1 12を形成し、銘板保持部材101側に挿入固定部105を設けたが、この関係 を逆にすることも可能である。しかし、実施形態1,2の構成の方が操作性が良 い。
【0022】
本考案のホルダは、銘板保持部材と補助スプリング部材とからなり、補助スプ リング部材をあらかじめ額縁に取り付けてさえおけば、後は銘板を取り付けた銘 板保持部材を補助スプリング部材に挿入するだけで取り付けが完了するので、格 別工具を必要としない。しかも補助スプリング部材は小型であってあらかじめ額 縁に取り付けておいても額の運搬に支障が生ずることもない。そして額縁を外さ なくて取り付け、取り外しができるので、銘板の歪や、傾きも生じない。
【0023】 また、固定孔を重ねてねじで固定するようにしたものは、銘板保持部材と補助 スプリング部材とを強固に取り付けることが可能である。
【0024】 さらに、補助スプリング部材に押出部を形成したものはねじを用いることなく 挟持力を大きくできるので取り付けがゆるむことを防止できる。
【図1】本考案に用いる銘板保持部材を示す正面図およ
び側面図である。
び側面図である。
【図2】本考案に用いる補助スプリング部材の正面図お
よびA−A側断面拡大図である。
よびA−A側断面拡大図である。
【図3】本考案の使用態様を説明するための正面図と側
面図である。
面図である。
【図4】図3のB−B断面拡大図である。
【図5】本考案の他の実施形態に用いる銘板保持部材の
正面図,C−C断面図およびD−D断面図である。
正面図,C−C断面図およびD−D断面図である。
100 絵画銘板取り付けホルダ 101 銘板保持部材 102 銘板取り付け部 103 支持部 104 窓 105 挿入固定部 106 固定用孔 107 係止孔 108 打抜孔 109 押圧板 110 補助スプリング部材 111 基体 112 弾性挟持片 113 取り付け孔 114 固定用孔 115 押出部 200 銘板 300 額 301 額縁 302 絵画 303 吊り紐 304 絵画押え 305 透明ガラス板 400 壁面 401 吊り具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)実用新案権者 501427696 石川 文子 東京都練馬区石神井台5−28−25 (72)考案者 松尾 智夫 東京都調布市深大寺北町4−3−5 (72)考案者 尾藤 哲生 東京都あきる野市草花3052−11 (72)考案者 片山 愛子 東京都新宿区本塩町7番地2 片山ビル (72)考案者 石川 文子 東京都練馬区石神井台5−28−25
Claims (3)
- 【請求項1】 銘板を保持する銘板取り付け部と、この
銘板取り付け部に一端が接続され他端に挿入固定部が形
成された支持部とからなる銘板保持部材と、 額縁の裏面にあらかじめ取り付けられ前記銘板保持部材
の挿入固定部をばね力により挟持する弾性挟持部を有す
る補助スプリング部材とからなることを特徴とする絵画
用銘板取り付けホルダ。 - 【請求項2】 前記補助スプリング部材と前記銘板保持
部材とにそれぞれ固定用孔を有し、前記銘板保持部材の
挿入固定部を前記補助スプリング部材の弾性挟持部に挿
入したとき前記両固定用孔を一致させ、ねじにより固定
することを特徴とする請求項1に記載の絵画用銘板取り
付けホルダ。 - 【請求項3】 前記補助スプリング部材に裏面から表面
に向けて山形状の押出部を形成し、この押出部に中心が
一致する係止孔を前記銘板保持部材の挿入固定部に設け
たことを特徴とする請求項1に記載の絵画用銘板取り付
けホルダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001007176U JP3085789U (ja) | 2001-11-02 | 2001-11-02 | 絵画用銘板取り付けホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001007176U JP3085789U (ja) | 2001-11-02 | 2001-11-02 | 絵画用銘板取り付けホルダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3085789U true JP3085789U (ja) | 2002-05-17 |
Family
ID=43237217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001007176U Expired - Lifetime JP3085789U (ja) | 2001-11-02 | 2001-11-02 | 絵画用銘板取り付けホルダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3085789U (ja) |
-
2001
- 2001-11-02 JP JP2001007176U patent/JP3085789U/ja not_active Expired - Lifetime
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Legal Events
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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