JP3085776U - 光照射装置 - Google Patents

光照射装置

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JP3085776U
JP3085776U JP2001007163U JP2001007163U JP3085776U JP 3085776 U JP3085776 U JP 3085776U JP 2001007163 U JP2001007163 U JP 2001007163U JP 2001007163 U JP2001007163 U JP 2001007163U JP 3085776 U JP3085776 U JP 3085776U
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斗士一 岡田
真司 冨田
崇 脇本
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Kansai Paint Co Ltd
Ushio Denki KK
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Kansai Paint Co Ltd
Ushio Denki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動車外板や部品などの複雑な形状を有する被
塗物面に塗布された光硬化型組成物を、人体に有害な紫
外光をカットした光を発するランプを用いて光硬化せし
める光照射装置を提供する。 【解決手段】350nm以上の波長に発光スペクトルを
有するランプを具備する照射ユニットと、該照射ユニッ
トを装着脱可能に支持する支持枠と、該支持枠を昇降可
能に支持する支持支柱とを具備してなる自動車補修塗装
用の光照射装置。350nm以上の波長に発光スペクト
ルを有するランプを具備する複数の照射ユニットと、該
各照射ユニットを夫々に装着脱可能に支持する支持枠
と、該各支持枠を夫々固定し、且つ夫々が折り曲げ可能
に連結する固定部と、該固定部を昇降可能に支持する支
持支柱とを具備してなる自動車補修塗装用の光照射装置
であって、該固定部の折り曲げによって被照射部位の形
状に応じて変形可能である光照射装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、自動車外板や部品などの複雑な形状を有する被塗物に塗布された光 硬化型組成物を、人体に有害な紫外光をカットした光を発するランプを用いて光 硬化せしめる光照射装置に関する。本考案の装置は特に自動車補修塗装の分野に 有用である。
【0002】
【従来技術及びその課題】
近年、ガラス、金属、紙あるいはプラスチックの表面に光硬化型の塗料やイン キが塗布され、これを光照射装置によって硬化することが広く実施されている。 従来、かかる光照射装置には、紫外線照射装置が使用されてきたが、人体に有害 な紫外線やオゾンが発生する問題があった。そこで紫外線やオゾンの発生がほと んどない350nm以上の波長に発光スペクトルを有する光(可視光〜赤外光) の利用が考えられ、かかる波長域の光で重合を開始する光重合開始剤を用いた光 硬化型組成物が種々提案されてきている。
【0003】 しかしながら、自動車補修塗装の分野などにおいては、かかる光硬化型組成物 が塗布される被塗物が複雑な形状を有するものであり、その補修部位によっては 被照射面に光を照射しにくい場合も多く、従来の光照射装置の形状では所望の部 位に効果的に光を照射することが困難であった。
【0004】 本考案の目的は、被照射物の光を照射しにくい部位にも効果的に光を照射でき る光照射装置、また被照射面の形状や面積に応じて自在に変形可能である光照射 装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、 1.350nm以上の波長に発光スペクトルを有するランプを具備する照射ユニ ットと、該照射ユニットを装着脱可能に支持する支持枠と、該支持枠を昇降可能 に支持する支持支柱とを具備してなる光照射装置、 2.350nm以上の波長に発光スペクトルを有するランプを具備する複数の照 射ユニットと、該各照射ユニットを夫々に装着脱可能に支持する支持枠と、該各 支持枠を夫々固定し、且つ夫々が折り曲げ可能に連結する固定部と、該固定部を 昇降可能に支持する支持支柱とを具備してなる光照射装置であって、該固定部の 折り曲げによって被照射部位の形状に応じて変形可能である光照射装置、 3.350nm以上の波長に発光スペクトルを有するランプが、メタルハライド ランプである1又は2項記載の光照射装置、 4.被塗物に光硬化型組成物が塗布された被照射面に光照射し該光硬化型組成物 を硬化せしめるものである1ないし3項のいずれか1項記載の光照射装置、 に関する。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、図面を用いて本考案の実施の形態を説明する。図1は、本考案の実施の 一形態を示す光照射装置の側面図であり、図2は本考案の別の実施の形態を示す 光照射装置の斜視図である。図3、図4及び図5は、図2の光照射装置を用いて 被照射面の形状に合せて変形させた事例を示す写真である。
【0007】 図1の光照射装置は、ランプ1を具備する照射ユニット2、該照射ユニット2 を装着脱可能に支持する支持枠3、該支持枠3を昇降可能に支持する支持支柱4 を具備する。
【0008】 ランプ1は、紫外線やオゾンを発生しない、350nm以上の波長に発光スペ クトルを有するものであり、好ましくは熱の発生しない、もしくは熱をカット可 能な装備を有するものであることが被照射物の変形を防止する点から好適である 。このようなランプとしては、特に消費電力が100〜250Wのメタルハライ ドランプが好適である。
【0009】 上記ランプ1を具備する照射ユニット2は、ランプベース10からコードを通 じて制御装置11につながっている。該照射ユニット2は、支持枠3に装着脱可 能に支持されるものであり、図1(a)では支持枠3に照射ユニット2が装着さ れ、図1(b)では支持枠3から外されており、外された場合にはランプベース 10を手で持って操作することが可能である。これによって被照射面の位置によ って照射ユニット2の装着脱を適宜選択できる。また照射ユニット2は、支持枠 3に上下左右に回転可能に支持される。支持支柱4は、図1(a)の実線矢印の 方向に、照射ユニット2を支持する支持枠3を昇降可能に支持するものであり、 支持枠3の位置を被照射部位の高さによって適宜選択するものである。
【0010】 図2の光照射装置は、ランプ1を具備する4個の照射ユニット2a〜2dと、 該照射ユニット2a〜2dを夫々に装着脱可能に支持する支持枠3a〜3dと、 該支持枠3a〜3dを夫々固定し、且つ夫々が折り曲げ可能に連結する固定部5 a〜5dと、該固定部5a〜5dを昇降可能に支持する支持支柱6とを具備する 。
【0011】 ランプ1を具備する各照射ユニット2a〜2dは、夫々ランプベース(図示せ ず)からコードを通じて制御装置11につながっている。各照射ユニット2a〜 2dは、夫々の支持枠3a〜3dに装着脱可能に支持されるものであり、夫々の 装着脱は図1に示す通りに操作可能である。また各照射ユニット2a〜2dは、 図2の破線矢印の通り、上下左右に回転可能に夫々の支持枠3a〜3dに支持さ れている。
【0012】 上記支持枠3a〜3dを夫々固定する固定部5a〜5dは、図2の破線矢印の 通り、夫々が折り曲げ可能に連結しており、夫々の上部又は内側への折り曲げに よって、光照射装置全体の形状を被照射部位に応じて変形可能とするものである 。これによって補修塗装における補修部位の形状や面積に応じて自在に照射面積 を選択・確保することができる。被照射部位に応じて変形させた事例を図3から 図5に示す。
【0013】 図3は、自動車側面のドアできた線キズを補修塗装し、塗布した光硬化型組成 物に光照射を行なっている写真である。図4は、自動車前面コーナーのバンパー 部の損傷を補修塗装し、塗布した光硬化型組成物に光照射を行なっている写真で ある。この場合、自動車前面コーナーの形に合わせて内側に折り曲げた形状とし ている。図5は、自動車側面のドア部にできた大きいキズを補修塗装し、広範囲 に塗布した光硬化型組成物に光照射を行なっている写真である。この場合、広い 照射面積となるように固定部を上部に折り曲げた形状としている。
【0014】 支持支柱6は、図2の実線矢印の方向に、上記固定部5a〜5dを昇降可能に 支持するものであり、被照射部位の高さによって適宜選択するものである。
【0015】 このように構成される本考案の光照射装置を用いて、被塗物に光硬化型組成物 が塗布された被照射面に光照射し該光硬化型組成物を硬化せしめる。光硬化型組 成物には、上記波長域の光で重合を開始させる光重合開始剤及び重合性不飽和化 合物を含むものであれば特に制限なく従来公知の組成物が使用できる。
【0016】
【発明の効果】
本考案によれば、自動車外板や部品などの複雑な形状を有する被照射物の光を 照射しにくい部位にも効果的に光を照射でき、また補修塗装における補修部位の 形状や面積にも応じて効果的に光を照射でき、塗布された光硬化型組成物を十分 に硬化できるものである。
【提出日】平成13年12月21日(2001.12.21)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、 1.350nm以上の波長に発光スペクトルを有するランプを具備する照射ユニ ットと、該照射ユニットを装着脱可能に支持する支持枠と、該支持枠を昇降可能 に支持する支持支柱とを具備してなる自動車補修塗装用の光照射装置、 2.350nm以上の波長に発光スペクトルを有するランプを具備する複数の照 射ユニットと、該各照射ユニットを夫々に装着脱可能に支持する支持枠と、該各 支持枠を夫々固定し、且つ夫々が折り曲げ可能に連結する固定部と、該固定部を 昇降可能に支持する支持支柱とを具備してなる自動車補修塗装用の光照射装置で あって、該固定部の折り曲げによって被照射部位の形状に応じて変形可能である 光照射装置、 3.350nm以上の波長に発光スペクトルを有するランプが、メタルハライド ランプである1又は2項記載の自動車補修塗装用の光照射装置、 4.被塗物に光硬化型組成物が塗布された被照射面に光照射し該光硬化型組成物 を硬化せしめるものである1ないし3項のいずれか1項記載の自動車補修塗装用 光照射装置、 に関する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の一形態を示す光照射装置の側面
図である。
【図2】本考案の別の実施の形態を示す光照射装置の斜
視図である。
【図3】図2の光照射装置を用いて被照射面に光照射し
た写真である。
【図4】図2の光照射装置を被照射面形状に合せて変形
させた事例を示す写真である。
【図5】図2の光照射装置を被照射面形状に合せて変形
させた事例を示す写真である。
【符号の説明】
1 ランプ 2、2a〜2d 照射ユニット 3、3a〜3d 支持枠 4 支持支柱 5a〜5d 固定部 6 支持支柱 10 ランプベース 11 制御装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年12月21日(2001.12.
21)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 冨田 真司 兵庫県尼崎市神崎町33番1号 関西ペイン ト株式会社内 (72)考案者 脇本 崇 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号 関 西ペイント株式会社内

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】350nm以上の波長に発光スペクトルを
    有するランプを具備する照射ユニットと、該照射ユニッ
    トを装着脱可能に支持する支持枠と、該支持枠を昇降可
    能に支持する支持支柱とを具備してなる光照射装置。
  2. 【請求項2】350nm以上の波長に発光スペクトルを
    有するランプを具備する複数の照射ユニットと、該各照
    射ユニットを夫々に装着脱可能に支持する支持枠と、該
    各支持枠を夫々固定し、且つ夫々が折り曲げ可能に連結
    する固定部と、該固定部を昇降可能に支持する支持支柱
    とを具備してなる光照射装置であって、該固定部の折り
    曲げによって被照射部位の形状に応じて変形可能である
    光照射装置。
  3. 【請求項3】350nm以上の波長に発光スペクトルを
    有するランプが、メタルハライドランプである請求項1
    又は2記載の光照射装置。
  4. 【請求項4】被塗物に光硬化型組成物が塗布された被照
    射面に光照射し該光硬化型組成物を硬化せしめるもので
    ある請求項1ないし3のいずれか1項記載の光照射装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013109870A (ja) * 2011-11-18 2013-06-06 Porta Kogyo:Kk 照明装置

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