JP3085278U - 自動車の斜陽板の構造 - Google Patents
自動車の斜陽板の構造Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 容易に収縮折り畳みができ、且つその折り畳
み後の自動車の斜陽板が平整である、自動車の斜陽板の
構造。 【解決手段】 靱性発泡体薄板或いは複合材料を素材と
し、ベークし及び加圧成形技術で一体成形して形成され
た自動車の斜陽板の構造において、形成後の自動車の斜
陽板が、その板面に複数の平行配列された内凹状圧折溝
が形成され、該圧折溝が順に間隔配列されてそれぞれ幅
広溝と幅細溝を形成し、該幅広溝の幅が幅細溝の2倍と
され、自動車の斜陽板の構造を折り畳む時に、平整に折
り畳めて収納に便利で且つ美観性を有し、亀裂により使
用寿命を損なわないことを特徴とする。
み後の自動車の斜陽板が平整である、自動車の斜陽板の
構造。 【解決手段】 靱性発泡体薄板或いは複合材料を素材と
し、ベークし及び加圧成形技術で一体成形して形成され
た自動車の斜陽板の構造において、形成後の自動車の斜
陽板が、その板面に複数の平行配列された内凹状圧折溝
が形成され、該圧折溝が順に間隔配列されてそれぞれ幅
広溝と幅細溝を形成し、該幅広溝の幅が幅細溝の2倍と
され、自動車の斜陽板の構造を折り畳む時に、平整に折
り畳めて収納に便利で且つ美観性を有し、亀裂により使
用寿命を損なわないことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は一種の自動車の斜陽板の構造に係り、特に、容易に収縮折り畳みがで き、且つその折り畳み後の自動車の斜陽板が平整である、自動車の斜陽板の構造 に関する。
【0002】
自動車内部の密閉空間であり、陽光が自動車内に投射する時、自動車内は非常 に蒸し暑くなり、クーラーにより熱気を除去することはできるが、陽光の車内へ の照射を阻止することはできない。このため市場には各種の自動車専用の斜陽板 が提供され、車主が自動車内部のウインドシールドガラスに取り付けて、自動車 内への陽光の直接投射を阻止するのに用いられる。ゆえに自動車の斜陽板は自動 車に配備必要な用品の一つである。市販されている各種の自動車の斜陽板は非常 に多く、その構造と製造方法もさまざまであり、特に製造と加工の過程の多くは 分段作業で一貫完成することが難しく、生産効率が有限であり、且つ異なる材質 で製造された自動車の斜陽板の品質もまた優劣が揃わず、特に自動車の斜陽板を 連続して収縮させ折り畳む時、各隣接面の間が圧迫しあう現象により空隙が発生 することがよくあり、自動車の斜陽板が完全に当接せず、これは外観を損ない且 つ収納しにくくし、また自動車の斜陽板の板面に皺が発生して使用寿命を損なう 。このような従来の自動車の斜陽板の欠点は改善が求められていた。
【0003】
本考案は一種の自動車の斜陽板の構造を提供することを課題とし、それは、一 体成形された自動車の斜陽板を容易に収縮折り畳みができ、且つその折り畳み後 の自動車の斜陽板が平整であり、美観性を増進し収納保存に便利である、自動車 の斜陽板の構造であるものとする。
【0004】 具体的は、本考案の自動車の斜陽板の構造は、靱性発泡体薄板或いは複合材料 を素材とし、ベークし及び加圧成形技術で一体成形して形成された自動車の斜陽 板の構造において、形成後の自動車の斜陽板が、その板面に複数の平行配列され た内凹状圧折溝が形成され、該圧折溝が順に間隔配列されてそれぞれ幅広溝と幅 細溝を形成し、該幅広溝の幅が幅細溝の2倍とされ、自動車の斜陽板の構造を折 り畳む時に、平整に折り畳めて収納に便利で且つ美観性を有し、亀裂により使用 寿命を損なわないことを特徴とする、自動車の斜陽板の構造とする。
【0005】
請求項1の考案は、靱性発泡体薄板或いは複合材料を素材とし、ベークし及び 加圧成形技術で一体成形して形成された自動車の斜陽板の構造において、形成後 の自動車の斜陽板が、 自動車の斜陽板の板面に複数の平行配列された内凹状圧折溝が形成され、該圧 折溝が順に間隔配列されてそれぞれ幅広溝と幅細溝を形成し、該幅広溝の幅が幅 細溝の2倍とされ、自動車の斜陽板の構造を折り畳む時に、折り畳んだ二つの対 応する板面の厚さが圧迫を形成せず、二つの相互に対応する板面の間が平坦に重 ねられ、折り畳み後の自動車の斜陽板の体積が縮小されて収納が容易で、且つ平 らに当接する折り畳みにより美観性を有すると共に、亀裂により使用寿命を損な わないことを特徴とする、自動車の斜陽板の構造としている。 請求項2の考案は、前記複合材料が、上層に位置するプラスチック布或いは繊 維布、及び中間層に位置する靱性発泡体薄板、及び底層に位置するプラスチック 布或いは繊維布の三層の材質を構成要件として組成され、これら三層の材質の構 成要件が相互に粘着されて三層一体とされた複合材料とされたことを特徴とする 、請求項1に記載の自動車の斜陽板の構造としている。 請求項3の考案は、前記複合材料が、プラスチック布或いは繊維布と、靱性発 泡体薄板の、二層の材質を構成要件として組成されたことを特徴とする、請求項 1に記載の自動車の斜陽板の構造としている。
【0006】
本考案は一種の自動車の斜陽板の構造を提供し、それは、図2及び図7に示さ れる靱性発泡体薄板10を主体とし、その一般厚さは約3〜5mmとされる。該 靱性発泡体薄板10は通常密閉気室気泡の構造を有して靱性を有する発泡材料が 採用され、例えば、架橋式ポリエチレン発泡板、或いはEVAの二種類が採用さ れる。
【0007】 図2及び図3に示される本考案の自動車の斜陽板100の製造過程によると、 まず梱包された靱性発泡体薄板10を素材とし、並びに一つの炉B内で加熱し、 該炉B内の温度は摂氏120度から300度とし、これにより本考案の靱性発泡 体薄板10を先の硬い状態から柔軟な状態となし、且つ柔軟とした靱性発泡体薄 板10内部の密閉気室が加熱により膨張する効果により、柔軟とされた発泡体薄 板10を以下に説明する金型を取り付けた加圧成形機械Cによる加圧成形に供す る。
【0008】 本考案の上述の靱性発泡体薄板10を加圧成形機械C内で加圧成形する時、こ の加圧成形機械Cに設けた一組の金型を、冷水管C1方式で低温制御し、自動車 の斜陽板を一次加圧後に冷却成形する。冷却成形後の自動車の斜陽板に、最後の 裁断及びトリミング手順を行い、裁断後の自動車の斜陽板100を図1に示され る形状となし、これにより本考案の自動車の斜陽板100の製造工程を完成する 。
【0009】 図1及び図4に示されるように、上述の製造工程により製造された本考案の自 動車の斜陽板100は、その板面に複数の平行に配列された内凹状圧折溝を具え 、特に、これら圧折溝が順に間隔をあけて配列され、幅広溝10Aと幅細溝10 Bを形成し、この幅広溝10Aの幅は幅細溝10Bの2倍とされ、本考案の自動 車の斜陽板100は図5、6のように収縮され折り畳まれる時、使用者がそれぞ れ施力F1及び施力F2で折り曲げれば、折り曲げた二つの相互に対応する板面 の厚さが押圧を発生せず、これにより二つの相互に対応する板面のあいだ平らに 当接して一体に折り畳まれ、ゆえに折り畳み後の自動車の斜陽板100が体積を 縮小し収納しやすくなり、且つ平らに当接して折り畳まれるために美観性を有し 、また亀裂により使用寿命を損なわず、周知の自動車の斜陽板の欠点を解決する 。
【0010】 さらに図1に示される本考案の自動車の斜陽板100は、その材質が図7に示 されるように、上層に位置するプラスチック布或いは繊維布20、及び中間層に 位置する靱性発泡体薄板10、及び底層に位置するプラスチック布或いは繊維布 30の三層の材質を構成要件として組成される。中間層に位置する靱性発泡体薄 板10は、前述したように密閉気室気泡の構造を有して靱性を有する発泡材料が 採用され、例えば、架橋式ポリエチレン発泡板、或いはEVAの二種類が採用さ れる。
【0011】 図2、7、9に示される本考案の自動車の斜陽板100の製造フローを参照さ れたい。まず、上述の上述の三層の材質の構成要件の前処理は、上層のプラスチ ック(PVC)布或いは繊維布20が耐熱性の接着剤で中間層の靱性発泡体薄板 10に接着固定され、さらに底層のプラスチック(PVC)布或いは繊維布30 もまた耐熱性の接着剤で上述の中間層の靱性発泡体薄板10に接着されて一体と され、これにより三層の材質構成要件が接着されて三層一体の複合材料Aとされ 、この複合材料Aが素材とされて本考案の自動車の斜陽板100が製造される。
【0012】 図示されるように、上述の三層一体の複合材料Aは炉B内に送られて加熱され 、該炉B内の温度は摂氏120度から300度とされ、これにより本考案の靱性 発泡体薄板10が先の硬い状態から柔軟な状態となり、且つ柔軟とした靱性発泡 体薄板10内部の密閉気室が加熱により膨張する効果により、柔軟とされた発泡 体薄板10を以下に説明する金型を取り付けた加圧成形機械Cによる加圧成形に 供する。
【0013】 本考案の上述の複合材料Aを加圧成形機械C内で加圧成形する時、この加圧成 形機械Cに設けた一組の金型を、冷水管C1方式で低温制御し、自動車の斜陽板 を一次加圧後に冷却成形する。冷却成形後の自動車の斜陽板に、最後の裁断及び トリミング手順を行い、裁断後の自動車の斜陽板100を図1に示される形状と なし、これにより本考案の自動車の斜陽板100の製造工程を完成する。当然、 本考案の複合材料Aには、二層式複合材料を採用可能であり、それは僅かにプラ スチック(PVC)布或いは繊維布20と、上述の靱性発泡体薄板10の両者を 接合して一体とすればよく、その製造方法は前述したものと同じである。
【0014】 当然本考案の上述の複合材料Aの材質及び製造工程で製造した自動車の斜陽板 100は、その板面に複数の平行に配列された内凹状圧折溝を具え、特に、これ ら圧折溝が順に間隔をあけて配列され、幅広溝10Aと幅細溝10Bを形成し、 この幅広溝10Aの幅は幅細溝10Bの2倍とされ、その構造と機能は前述した ものと 同じであるので、重複説明は行わない。
【0015】
本考案の自動車の斜陽板の構造は、その設計と構成は簡単であるが、その選択 する材料と一貫作業の製造工程で生産される自動車の斜陽板の構造であり、自動 車の斜陽板が折り畳まれる時、平整に折り畳まれて収納に便利で美観が増進する だけでなく、周知の自動車の斜陽板の構造の欠点を改善し、ゆえに実用新案登録 の要件を具備している。
【図1】本考案の自動車の斜陽板の構造の斜視図であ
る。
る。
【図2】本考案の自動車の斜陽板の製造フローチャート
である。
である。
【図3】本考案の自動車の斜陽板の製造工程ブロック図
である。
である。
【図4】本考案の靱性発泡体薄板10で製造した自動車
の斜陽板の断面図である。
の斜陽板の断面図である。
【図5】本考案の自動車の斜陽板の折り畳み後の斜視図
である。
である。
【図6】図5のA−A断面図である。
【図7】本考案の複合材料Aの分解図である。
【図8】本考案の複合材料Aで製造した自動車の斜陽板
の断面図である。
の断面図である。
【図9】本考案の自動車の斜陽板の製造工程ブロック図
である。
である。
10 靱性発泡体薄板 100 自動車の斜陽板 B 炉 C 加圧成形機械 C1 冷水管 10A 幅広溝 10B 幅細溝 F1 F2 施力
Claims (3)
- 【請求項1】 靱性発泡体薄板或いは複合材料を素材と
し、ベークし及び加圧成形技術で一体成形して形成され
た自動車の斜陽板の構造において、形成後の自動車の斜
陽板が、 自動車の斜陽板の板面に複数の平行配列された内凹状圧
折溝が形成され、該圧折溝が順に間隔配列されてそれぞ
れ幅広溝と幅細溝を形成し、該幅広溝の幅が幅細溝の2
倍とされ、自動車の斜陽板の構造を折り畳む時に、折り
畳んだ二つの対応する板面の厚さが圧迫を形成せず、二
つの相互に対応する板面の間が平坦に重ねられ、折り畳
み後の自動車の斜陽板の体積が縮小されて収納が容易
で、且つ平らに当接する折り畳みにより美観性を有する
と共に、亀裂により使用寿命を損なわないことを特徴と
する、自動車の斜陽板の構造。 - 【請求項2】 前記複合材料が、上層に位置するプラス
チック布或いは繊維布、及び中間層に位置する靱性発泡
体薄板、及び底層に位置するプラスチック布或いは繊維
布の三層の材質を構成要件として組成され、これら三層
の材質の構成要件が相互に粘着されて三層一体とされた
複合材料とされたことを特徴とする、請求項1に記載の
自動車の斜陽板の構造。 - 【請求項3】 前記複合材料が、プラスチック布或いは
繊維布と、靱性発泡体薄板の、二層の材質を構成要件と
して組成されたことを特徴とする、請求項1に記載の自
動車の斜陽板の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001006600U JP3085278U (ja) | 2001-10-10 | 2001-10-10 | 自動車の斜陽板の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001006600U JP3085278U (ja) | 2001-10-10 | 2001-10-10 | 自動車の斜陽板の構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3085278U true JP3085278U (ja) | 2002-04-26 |
Family
ID=43236726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001006600U Expired - Fee Related JP3085278U (ja) | 2001-10-10 | 2001-10-10 | 自動車の斜陽板の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3085278U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3141403U (ja) * | 2008-02-21 | 2008-05-01 | ワコー株式会社 | エアコン室外機用シェード |
WO2020105870A1 (ko) * | 2018-11-20 | 2020-05-28 | 문양희 | 에어컨 실외기 덮개 |
-
2001
- 2001-10-10 JP JP2001006600U patent/JP3085278U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2020105870A1 (ko) * | 2018-11-20 | 2020-05-28 | 문양희 | 에어컨 실외기 덮개 |
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Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |