JP3085011B2 - 硬貨処理機 - Google Patents
硬貨処理機Info
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- JP3085011B2 JP3085011B2 JP05057580A JP5758093A JP3085011B2 JP 3085011 B2 JP3085011 B2 JP 3085011B2 JP 05057580 A JP05057580 A JP 05057580A JP 5758093 A JP5758093 A JP 5758093A JP 3085011 B2 JP3085011 B2 JP 3085011B2
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- Japan
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- coin
- coins
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は金融窓口やスーパーマー
ケットのレジなどにおいて硬貨の払出に用いられる硬貨
処理機、特に硬貨の回収の手間が省けるようにした硬貨
処理機に関する。なお以下各図において同一の符号は同
一もしくは相当部分を示す。
ケットのレジなどにおいて硬貨の払出に用いられる硬貨
処理機、特に硬貨の回収の手間が省けるようにした硬貨
処理機に関する。なお以下各図において同一の符号は同
一もしくは相当部分を示す。
【０００２】
【従来の技術】硬貨の払出を行うこの種の硬貨処理機は
例えば実開平４−８６９７７に開示されている。この装
置では、硬貨を回収する際は、金種毎または金種混合の
硬貨を払出口（皿）に納まる程度の１単位となる枚数だ
け搬出し、この搬出動作を数回繰り返しながら装置内の
硬貨を回収するようにしている。
例えば実開平４−８６９７７に開示されている。この装
置では、硬貨を回収する際は、金種毎または金種混合の
硬貨を払出口（皿）に納まる程度の１単位となる枚数だ
け搬出し、この搬出動作を数回繰り返しながら装置内の
硬貨を回収するようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な硬貨処理機では、装置内に各金種（６金種）の硬貨１
００枚の収納容量のある装置を例にとれば、払出皿の容
量が通常３０枚程度から考えると、前記の硬貨搬出動作
を２０回繰り返す必要があり手間と時間がかかるという
問題があった。
な硬貨処理機では、装置内に各金種（６金種）の硬貨１
００枚の収納容量のある装置を例にとれば、払出皿の容
量が通常３０枚程度から考えると、前記の硬貨搬出動作
を２０回繰り返す必要があり手間と時間がかかるという
問題があった。
【０００４】そこで本発明はこの問題を解消できる硬貨
処理機を提供することを課題とする。
処理機を提供することを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項１の硬貨処理機は、硬貨の搬出機構部（１
０など）と、この機構部に（接続具３３などを介し）着
脱可能に組合わされる硬貨の払出部（３０など）とから
なり、前記の硬貨搬出機構部はこの機構部の前記硬貨払
出部と組合わされる端面に夫々搬出口部（２０など）を
持つ金種別の硬貨搬出手段（金種別搬出機構部１０−１
〜１０−６など）を備え、前記硬貨払出部は硬貨の共通
の払出皿（３２など）と、前記硬貨搬出手段を介し前記
の各搬出口部へ搬出された硬貨を前記払出皿に集める硬
貨案内手段（漏斗状部材３１など）とを備え、取引時、
金種別の夫々指定された枚数の硬貨を前記硬貨搬出手段
及び硬貨案内手段を介し前記払出皿に払出す硬貨処理機
であって、硬貨の回収時には前記硬貨払出部に代わり、
前記の各搬出口部から搬出される硬貨を収納し得る回収
金庫（５０など）を前記硬貨搬出機構部に（接続具５３
などを介し）着脱可能に組合わせるようにする。
めに、請求項１の硬貨処理機は、硬貨の搬出機構部（１
０など）と、この機構部に（接続具３３などを介し）着
脱可能に組合わされる硬貨の払出部（３０など）とから
なり、前記の硬貨搬出機構部はこの機構部の前記硬貨払
出部と組合わされる端面に夫々搬出口部（２０など）を
持つ金種別の硬貨搬出手段（金種別搬出機構部１０−１
〜１０−６など）を備え、前記硬貨払出部は硬貨の共通
の払出皿（３２など）と、前記硬貨搬出手段を介し前記
の各搬出口部へ搬出された硬貨を前記払出皿に集める硬
貨案内手段（漏斗状部材３１など）とを備え、取引時、
金種別の夫々指定された枚数の硬貨を前記硬貨搬出手段
及び硬貨案内手段を介し前記払出皿に払出す硬貨処理機
であって、硬貨の回収時には前記硬貨払出部に代わり、
前記の各搬出口部から搬出される硬貨を収納し得る回収
金庫（５０など）を前記硬貨搬出機構部に（接続具５３
などを介し）着脱可能に組合わせるようにする。
【０００６】また請求項２の硬貨処理機では、請求項１
に記載の硬貨処理機において、前記回収金庫は金種別の
前記搬出口部に夫々対応した硬貨の収納部（金種別収納
部５０−１〜５０−６など）を備えたものであるように
する。また請求項３の硬貨処理機では、請求項１または
請求項２に記載の硬貨処理機において、前記回収金庫は
この金庫に回収された硬貨の金種別の枚数または金額等
のデータを記憶するための記憶手段（２００など）と、
この記憶手段に対する前記データの読み書きのために前
記硬貨搬出機構部側（の交信手段１００Ａなど）と交信
する手段（１００Ｂなど）とを備えたものであるように
する。
に記載の硬貨処理機において、前記回収金庫は金種別の
前記搬出口部に夫々対応した硬貨の収納部（金種別収納
部５０−１〜５０−６など）を備えたものであるように
する。また請求項３の硬貨処理機では、請求項１または
請求項２に記載の硬貨処理機において、前記回収金庫は
この金庫に回収された硬貨の金種別の枚数または金額等
のデータを記憶するための記憶手段（２００など）と、
この記憶手段に対する前記データの読み書きのために前
記硬貨搬出機構部側（の交信手段１００Ａなど）と交信
する手段（１００Ｂなど）とを備えたものであるように
する。
【０００７】また請求項４の硬貨処理機は、夫々搬出口
部（２０など）を持つ金種別の硬貨搬出手段（金種別搬
出機構部１０−１〜１０−６など）と、硬貨の共通の、
かつ着脱可能に組合わされる払出皿（３２など）と、前
記硬貨搬出手段を介し前記の各搬出口部へ搬出された硬
貨を前記組合わされた払出皿に集める硬貨案内手段（漏
斗状部材３１など）とを備え、 取引時、金種別の夫々
指定された枚数の硬貨を前記硬貨搬出手段及び硬貨案内
手段を介し前記払出皿に払出す硬貨処理機であって、硬
貨の回収時には前記払出皿に代わり、前記硬貨案内手段
によって集められる硬貨を収納し得る回収金庫を着脱可
能に組合わせるようにする。
部（２０など）を持つ金種別の硬貨搬出手段（金種別搬
出機構部１０−１〜１０−６など）と、硬貨の共通の、
かつ着脱可能に組合わされる払出皿（３２など）と、前
記硬貨搬出手段を介し前記の各搬出口部へ搬出された硬
貨を前記組合わされた払出皿に集める硬貨案内手段（漏
斗状部材３１など）とを備え、 取引時、金種別の夫々
指定された枚数の硬貨を前記硬貨搬出手段及び硬貨案内
手段を介し前記払出皿に払出す硬貨処理機であって、硬
貨の回収時には前記払出皿に代わり、前記硬貨案内手段
によって集められる硬貨を収納し得る回収金庫を着脱可
能に組合わせるようにする。
【０００８】
１）請求項１，２に関わる発明について：取引時は、硬
貨搬出機構の出口部には着脱式の硬貨払出部を接続す
る。この時、金種毎に区分けされた硬貨搬出機構から放
出された硬貨は、漏斗状の部材を通って払出口（皿）に
集まり、硬貨の払出が行われる。回収時は、搬出機構の
出口部には硬貨回収金庫を接続する。ここで金種毎に区
分けされた収納部を有する回収金庫を接続した場合は、
金種毎に区分けされた硬貨搬出機構から放出された硬貨
は、回収金庫のそれぞれの金種に対応した収納部に収納
（回収）される。また金種毎の区分けのない回収金庫を
接続した場合は、金種毎に区分けされた硬貨搬出機構か
ら放出された硬貨は、金種混合で回収金庫の収納部に収
納（回収）される。
貨搬出機構の出口部には着脱式の硬貨払出部を接続す
る。この時、金種毎に区分けされた硬貨搬出機構から放
出された硬貨は、漏斗状の部材を通って払出口（皿）に
集まり、硬貨の払出が行われる。回収時は、搬出機構の
出口部には硬貨回収金庫を接続する。ここで金種毎に区
分けされた収納部を有する回収金庫を接続した場合は、
金種毎に区分けされた硬貨搬出機構から放出された硬貨
は、回収金庫のそれぞれの金種に対応した収納部に収納
（回収）される。また金種毎の区分けのない回収金庫を
接続した場合は、金種毎に区分けされた硬貨搬出機構か
ら放出された硬貨は、金種混合で回収金庫の収納部に収
納（回収）される。
【０００９】２）請求項３に関わる発明について：硬貨
搬出機構の出口部付近に設けたデータ交信部から回収金
庫へ回収した硬貨の枚数または金額が送出され回収金庫
内の記憶手段に書き込まれる。また、必要に応じて、こ
の記憶手段の記憶内容を硬貨搬出機構部または、交信手
段を設けた別の装置にて読み出す。
搬出機構の出口部付近に設けたデータ交信部から回収金
庫へ回収した硬貨の枚数または金額が送出され回収金庫
内の記憶手段に書き込まれる。また、必要に応じて、こ
の記憶手段の記憶内容を硬貨搬出機構部または、交信手
段を設けた別の装置にて読み出す。
【００１０】３）請求項４に関わる発明について：回収
時、払出皿に代えて回収金庫を着脱可能に組合わせる。
時、払出皿に代えて回収金庫を着脱可能に組合わせる。
【００１１】
【実施例】以下図１ないし図３に基づいて本発明の実施
例を説明する。図１は本発明の一実施例としての硬貨処
理機の取引時（硬貨払出時）の構成を示し、同図（Ａ）
は上面を、同図（Ｂ）は側面を夫々示す。図１の装置は
大別して硬貨搬出機構部１０と硬貨払出部３０とに２分
されており、この２つの部１０と３０は搬出口部２０に
て互に接合するように接続具３３を介して着脱可能に組
合わされている。硬貨搬出機構部１０は金種別の搬出機
構部１０−１〜１０−６を備え、各金種別搬出機構部１
０−１〜１０−６は隔壁板４を介して互に隔離されてい
る。この金種別搬出機構部１０−１〜１０−６の下部に
は搬出口部２０へ硬貨を搬出するための、搬出口部２０
に向かって上り勾配に傾斜した搬出コンベア５が設けら
れており、金種別搬出機構部１０−１〜１０−６の上方
は開放されている。硬貨は常時は各金種別搬出機構部１
０−１〜１０−６内のコンベア５上の右端部分に貯留さ
れ、搬出コンベア５及び図外の手段によって１枚づつ搬
出口部２０に搬出される。
例を説明する。図１は本発明の一実施例としての硬貨処
理機の取引時（硬貨払出時）の構成を示し、同図（Ａ）
は上面を、同図（Ｂ）は側面を夫々示す。図１の装置は
大別して硬貨搬出機構部１０と硬貨払出部３０とに２分
されており、この２つの部１０と３０は搬出口部２０に
て互に接合するように接続具３３を介して着脱可能に組
合わされている。硬貨搬出機構部１０は金種別の搬出機
構部１０−１〜１０−６を備え、各金種別搬出機構部１
０−１〜１０−６は隔壁板４を介して互に隔離されてい
る。この金種別搬出機構部１０−１〜１０−６の下部に
は搬出口部２０へ硬貨を搬出するための、搬出口部２０
に向かって上り勾配に傾斜した搬出コンベア５が設けら
れており、金種別搬出機構部１０−１〜１０−６の上方
は開放されている。硬貨は常時は各金種別搬出機構部１
０−１〜１０−６内のコンベア５上の右端部分に貯留さ
れ、搬出コンベア５及び図外の手段によって１枚づつ搬
出口部２０に搬出される。
【００１２】なお硬貨を金種別搬出機構部１０−１〜１
０−６に貯留させるには、各金種別機構部１０−１〜１
０−６の上方から人手で硬貨を金種別に投入することも
できるが、投入口１に金種混合のまま硬貨を投入しても
よい。この投入口１に硬貨を投入した場合、この各硬貨
は搬送路２を経て金種振分け部３に運ばれ、この振分け
部３で外径別に振分けられて夫々の金種に対応する個別
の機構部１０−１〜１０−６に投入され貯留される。
０−６に貯留させるには、各金種別機構部１０−１〜１
０−６の上方から人手で硬貨を金種別に投入することも
できるが、投入口１に金種混合のまま硬貨を投入しても
よい。この投入口１に硬貨を投入した場合、この各硬貨
は搬送路２を経て金種振分け部３に運ばれ、この振分け
部３で外径別に振分けられて夫々の金種に対応する個別
の機構部１０−１〜１０−６に投入され貯留される。
【００１３】次に硬貨払出部３０は漏斗状部材３１，払
出皿３２等からなり、硬貨搬出機構部１０から搬出口部
２０に搬出された硬貨は４０のように漏斗状部材３１内
を落下しながら払出皿３２に導かれて払出される。この
図１の装置に払出金額が指定入力されると、図外の制御
部はこの払出金額に対応する硬貨の金種別の枚数を求
め、金種別搬出機構部１０−１〜１０−６の中の夫々該
当する金種の搬出機構部の搬出コンベア５を起動する。
これによりその金種別搬出機構部の搬出口部２０に硬貨
が搬出されると、そのつど制御部は硬貨搬出機構部１０
側に設けられた図外のセンサによってその搬出硬貨を検
出し、硬貨が必要な枚数搬出された時点でその金種の搬
出コンベア５を停止する。このようにして指定入力され
た金額の硬貨が払出皿３２に払出される。
出皿３２等からなり、硬貨搬出機構部１０から搬出口部
２０に搬出された硬貨は４０のように漏斗状部材３１内
を落下しながら払出皿３２に導かれて払出される。この
図１の装置に払出金額が指定入力されると、図外の制御
部はこの払出金額に対応する硬貨の金種別の枚数を求
め、金種別搬出機構部１０−１〜１０−６の中の夫々該
当する金種の搬出機構部の搬出コンベア５を起動する。
これによりその金種別搬出機構部の搬出口部２０に硬貨
が搬出されると、そのつど制御部は硬貨搬出機構部１０
側に設けられた図外のセンサによってその搬出硬貨を検
出し、硬貨が必要な枚数搬出された時点でその金種の搬
出コンベア５を停止する。このようにして指定入力され
た金額の硬貨が払出皿３２に払出される。
【００１４】次に図２は図１の硬貨処理機の回収時の構
成を示す。なお同図（Ａ）は上面図、同図（Ｂ）は側面
図である。この回収時には硬貨搬出機構部１０は図１の
硬貨払出部３０の代わりに回収金庫５０と接続具５３を
介して着脱可能に組合わされる。ここで金庫５０は金種
別の収納部５０−１〜５０−６を持ち、この各金種別収
納部５０−１〜５０−６の硬貨の取込口は夫々対応金種
の搬出機構部１０−１〜１０−６の搬出口２０に対応し
ている。
成を示す。なお同図（Ａ）は上面図、同図（Ｂ）は側面
図である。この回収時には硬貨搬出機構部１０は図１の
硬貨払出部３０の代わりに回収金庫５０と接続具５３を
介して着脱可能に組合わされる。ここで金庫５０は金種
別の収納部５０−１〜５０−６を持ち、この各金種別収
納部５０−１〜５０−６の硬貨の取込口は夫々対応金種
の搬出機構部１０−１〜１０−６の搬出口２０に対応し
ている。
【００１５】図２の装置に硬貨の回収指令が入力される
と、図外の制御部は各金種別搬出機構部１０−１〜１０
−６の搬出のコンベア５を起動し、搬出口部２０を経て
硬貨４０を金種ごとに該当する個別金庫５０−１〜５０
−６へ搬出する。これにより金種毎の硬貨回収が行われ
る。なおこのときの金種別の各硬貨の枚数は前述したセ
ンサを介して制御部に計数され記憶される。
と、図外の制御部は各金種別搬出機構部１０−１〜１０
−６の搬出のコンベア５を起動し、搬出口部２０を経て
硬貨４０を金種ごとに該当する個別金庫５０−１〜５０
−６へ搬出する。これにより金種毎の硬貨回収が行われ
る。なおこのときの金種別の各硬貨の枚数は前述したセ
ンサを介して制御部に計数され記憶される。
【００１６】なおこの回収時、図２のような回収金庫５
０の代わりに金種毎の区分けのない回収金庫を硬貨搬出
機構部１０に接続した場合は、金種別搬出機構部１０−
１〜１０−６から搬出された硬貨は混合され収納される
がこれも本発明に包含される。図３は金種別の収納部５
０−１〜５０−６を持つ回収金庫５０の図２と異なる実
施例を示す。図３の実施例では回収金庫５０はＲＡＭ等
の記憶手段２００と、硬貨搬出機構部１０との交信手段
１００Ｂを備え、また硬貨搬出機構部１０も交信手段１
００Ｂに対応する交信手段１００Ａを備えている。この
交信手段１００Ａと１００Ｂ間の交信方法としては例え
ば電極接続や光接続によるデータ伝送が考えられる。
０の代わりに金種毎の区分けのない回収金庫を硬貨搬出
機構部１０に接続した場合は、金種別搬出機構部１０−
１〜１０−６から搬出された硬貨は混合され収納される
がこれも本発明に包含される。図３は金種別の収納部５
０−１〜５０−６を持つ回収金庫５０の図２と異なる実
施例を示す。図３の実施例では回収金庫５０はＲＡＭ等
の記憶手段２００と、硬貨搬出機構部１０との交信手段
１００Ｂを備え、また硬貨搬出機構部１０も交信手段１
００Ｂに対応する交信手段１００Ａを備えている。この
交信手段１００Ａと１００Ｂ間の交信方法としては例え
ば電極接続や光接続によるデータ伝送が考えられる。
【００１７】この図３においては図２と同様に硬貨の回
収を終わったのち図外の制御部は交信手段１００Ａを介
して交信手段１００Ｂ側に例えば回収された硬貨の金種
別枚数または金額を送信する。これにより硬貨の回収枚
数等のデータが記憶手段２００に記憶される。なおこの
記憶手段２００の記憶データはこの回収金庫５０にさら
に表示部を付加し、この表示部に表示させることによっ
て確認することができる。
収を終わったのち図外の制御部は交信手段１００Ａを介
して交信手段１００Ｂ側に例えば回収された硬貨の金種
別枚数または金額を送信する。これにより硬貨の回収枚
数等のデータが記憶手段２００に記憶される。なおこの
記憶手段２００の記憶データはこの回収金庫５０にさら
に表示部を付加し、この表示部に表示させることによっ
て確認することができる。
【００１８】またデータ交信手段１００Ｂを通して記憶
手段２００からその記憶データを読出すこともできる。
なお本発明に用いられる回収金庫は図２，図３の構造に
限定されるものではなく、袋状のものであっても良い。
また払出皿３２の部分に払出皿３２に代えて着脱可能に
設けられるものであってもよい。さらに回収金庫の図示
していない硬貨取込口は開放したままでも、またこの取
込口に窓口担当者やレジ担当者に手を触れさせないため
のシャッタを設けても良い。
手段２００からその記憶データを読出すこともできる。
なお本発明に用いられる回収金庫は図２，図３の構造に
限定されるものではなく、袋状のものであっても良い。
また払出皿３２の部分に払出皿３２に代えて着脱可能に
設けられるものであってもよい。さらに回収金庫の図示
していない硬貨取込口は開放したままでも、またこの取
込口に窓口担当者やレジ担当者に手を触れさせないため
のシャッタを設けても良い。
【００１９】
【発明の効果】本発明によれば硬貨を払出す硬貨処理機
を硬貨搬出機構部１０と硬貨払出部３０または払出皿３
２との着脱可能な組合わせで構成し、硬貨回収時には硬
貨払出部３０または払出皿３２の代わりに硬貨回収金庫
を硬貨搬出機構部１０に接続して硬貨搬出機構部１０内
の硬貨を回収できるようにしたので、１度に硬貨の回収
作業を行うことができる（但し装置内硬貨の容量と同等
の容量を回収金庫内の収納が持つものとする）。またこ
の際金種毎の区分けのある硬貨回収金庫を用いれば、硬
貨回収後の選別作業を削減することができる。
を硬貨搬出機構部１０と硬貨払出部３０または払出皿３
２との着脱可能な組合わせで構成し、硬貨回収時には硬
貨払出部３０または払出皿３２の代わりに硬貨回収金庫
を硬貨搬出機構部１０に接続して硬貨搬出機構部１０内
の硬貨を回収できるようにしたので、１度に硬貨の回収
作業を行うことができる（但し装置内硬貨の容量と同等
の容量を回収金庫内の収納が持つものとする）。またこ
の際金種毎の区分けのある硬貨回収金庫を用いれば、硬
貨回収後の選別作業を削減することができる。
【図１】本発明の一実施例としての硬貨処理機の硬貨払
出時の構成図、
出時の構成図、
【図２】図１の硬貨処理機の硬貨回収時の構成図
【図３】回収金庫の図２と異なる実施例を示す図
１ 投入口 ２ 搬送路 ３ 金種振分部 ４ 隔壁板 ５ 搬出コンベア １０ 硬貨搬出機構部 １０−１〜１０−６ 金種別搬出機構部 ２０ 搬出口部 ３０ 硬貨払出部 ３１ 漏斗状部材 ３２ 払出皿 ３３ 接続具 ４０ 硬貨 ５０ 回収金庫 ５０−１〜５０−６ 金種別収納部 ５３ 接続具 １００Ａ 交信手段 １００Ｂ 交信手段 ２００ 記憶手段
Claims (4)
- 【請求項１】硬貨の搬出機構部と、この機構部に着脱可
能に組合わされる硬貨の払出部とからなり、 前記の硬貨搬出機構部はこの機構部の前記硬貨払出部と
組合わされる端面に夫々搬出口部を持つ金種別の硬貨搬
出手段を備え、 前記硬貨払出部は硬貨の共通の払出皿と、前記硬貨搬出
手段を介し前記の各搬出口部へ搬出された硬貨を前記払
出皿に集める硬貨案内手段とを備え、 取引時、金種別の夫々指定された枚数の硬貨を前記硬貨
搬出手段及び硬貨案内手段を介し前記払出皿に払出す硬
貨処理機であって、 硬貨の回収時には前記硬貨払出部に代わり、前記の各搬
出口部から搬出される硬貨を収納し得る回収金庫を前記
硬貨搬出機構部に着脱可能に組合わせるようにしたこと
を特徴とする硬貨処理機。 - 【請求項２】請求項１に記載の硬貨処理機において、前
記回収金庫は金種別の前記搬出口部に夫々対応した硬貨
の収納部を備えたものであることを特徴とする硬貨処理
機。 - 【請求項３】請求項１または請求項２に記載の硬貨処理
機において、前記回収金庫はこの金庫に回収された硬貨
の金種別の枚数または金額等のデータを記憶するための
記憶手段と、この記憶手段に対する前記データの読み書
きのために前記硬貨搬出機構部側と交信する手段とを備
えたものであることを特徴とする硬貨処理機。 - 【請求項４】夫々搬出口部を持つ金種別の硬貨搬出手段
と、硬貨の共通の、かつ着脱可能に組合わされる払出皿
と、前記硬貨搬出手段を介し前記の各搬出口部へ搬出さ
れた硬貨を前記組合わされた払出皿に集める硬貨案内手
段とを備え、 取引時、金種別の夫々指定された枚数の硬貨を前記硬貨
搬出手段及び硬貨案内手段を介し前記払出皿に払出す硬
貨処理機であって、 硬貨の回収時には前記払出皿に代わり、前記硬貨案内手
段によって集められる硬貨を収納し得る回収金庫を着脱
可能に組合わせるようにしたことを特徴とする硬貨処理
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05057580A JP3085011B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 硬貨処理機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05057580A JP3085011B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 硬貨処理機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06274732A JPH06274732A (ja) | 1994-09-30 |
| JP3085011B2 true JP3085011B2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=13059795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05057580A Expired - Fee Related JP3085011B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 硬貨処理機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3085011B2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-18 JP JP05057580A patent/JP3085011B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
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| JPH06274732A (ja) | 1994-09-30 |
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