JP3084934B2 - 圧縮機のオイルセパレータ - Google Patents
圧縮機のオイルセパレータInfo
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- JP3084934B2 JP3084934B2 JP04169478A JP16947892A JP3084934B2 JP 3084934 B2 JP3084934 B2 JP 3084934B2 JP 04169478 A JP04169478 A JP 04169478A JP 16947892 A JP16947892 A JP 16947892A JP 3084934 B2 JP3084934 B2 JP 3084934B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は冷媒ガス中に含まれる
潤滑用オイルを圧縮機の高圧部あるいは冷却回路の高圧
配管の途中に設けたオイル分離部にて冷媒ガスから分離
し、分離したオイルを圧縮機内の低圧部又は圧縮機の吸
入配管に戻すように構成された圧縮機のオイルセパレー
タに関するものである。
潤滑用オイルを圧縮機の高圧部あるいは冷却回路の高圧
配管の途中に設けたオイル分離部にて冷媒ガスから分離
し、分離したオイルを圧縮機内の低圧部又は圧縮機の吸
入配管に戻すように構成された圧縮機のオイルセパレー
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】斜板式圧縮機等の圧縮機では、可動部分
の潤滑を行なう潤滑用オイルが冷媒ガス中にミスト状に
なって含まれる。従って、圧縮機内部で圧縮された冷媒
ガスが外部冷却回路に吐出循環される際に、ミスト状の
潤滑用オイルも冷却回路に吐出循環され、このオイルが
冷却回路中の蒸発器の内壁等に付着して、熱交換の妨げ
となる。
の潤滑を行なう潤滑用オイルが冷媒ガス中にミスト状に
なって含まれる。従って、圧縮機内部で圧縮された冷媒
ガスが外部冷却回路に吐出循環される際に、ミスト状の
潤滑用オイルも冷却回路に吐出循環され、このオイルが
冷却回路中の蒸発器の内壁等に付着して、熱交換の妨げ
となる。
【0003】そこで、冷媒ガス中に含まれる潤滑用オイ
ルを圧縮機の高圧部あるいは外部冷却回路の高圧配管の
途中に設けたオイル分離部にて冷媒ガスから分離し、分
離したオイルを圧縮機内の低圧部又は圧縮機の吸入配管
に戻すように構成されたオイルセパレータが提案されて
いる。(例えば、特願平1−197890参照)このオ
イルセパレータでは、前記オイル分離部で分離されたオ
イルを一時貯留するオイル貯留室を設け、該オイル貯留
室と圧縮機内の低圧部又は前記吸入配管とを連通するオ
イル戻し通路のオイル貯留室側に、該オイル戻し通路の
入口を微小間隙をもって閉鎖するリード弁が配設されて
いる。そして、オイル貯留室に溜まったオイルを前記間
隙により吸入室へ戻し潤滑に使用している。
ルを圧縮機の高圧部あるいは外部冷却回路の高圧配管の
途中に設けたオイル分離部にて冷媒ガスから分離し、分
離したオイルを圧縮機内の低圧部又は圧縮機の吸入配管
に戻すように構成されたオイルセパレータが提案されて
いる。(例えば、特願平1−197890参照)このオ
イルセパレータでは、前記オイル分離部で分離されたオ
イルを一時貯留するオイル貯留室を設け、該オイル貯留
室と圧縮機内の低圧部又は前記吸入配管とを連通するオ
イル戻し通路のオイル貯留室側に、該オイル戻し通路の
入口を微小間隙をもって閉鎖するリード弁が配設されて
いる。そして、オイル貯留室に溜まったオイルを前記間
隙により吸入室へ戻し潤滑に使用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のオイルセパ
レータは例えば低速回転で圧縮機が運転されている場合
に吐出される冷媒ガスが不足し、そのなかに含まれるオ
イルも少なくなって、オイル貯留室に貯留されるオイル
の量が減少する。もしオイルが零になってしまった場合
には、オイル戻し通路から冷媒ガスが吸入室に多量に戻
されるので、吐出温度が上昇するという問題があった。
この問題を解消するため前記オイル戻し通路のリード弁
による間隙をさらに小さくすることにより、冷媒ガスの
吸入室への漏出を抑制することも行われているが、ガス
は間隙が小さくても漏出し易く、ある程度の冷媒ガスの
環流は避けられず、このため圧縮された冷媒ガスの温度
が上昇し、圧縮効率も低下するという問題があった。
又、前記間隙が小さくなると、常時のオイルの戻り量が
少なく潤滑特性が低下するという問題がある。
レータは例えば低速回転で圧縮機が運転されている場合
に吐出される冷媒ガスが不足し、そのなかに含まれるオ
イルも少なくなって、オイル貯留室に貯留されるオイル
の量が減少する。もしオイルが零になってしまった場合
には、オイル戻し通路から冷媒ガスが吸入室に多量に戻
されるので、吐出温度が上昇するという問題があった。
この問題を解消するため前記オイル戻し通路のリード弁
による間隙をさらに小さくすることにより、冷媒ガスの
吸入室への漏出を抑制することも行われているが、ガス
は間隙が小さくても漏出し易く、ある程度の冷媒ガスの
環流は避けられず、このため圧縮された冷媒ガスの温度
が上昇し、圧縮効率も低下するという問題があった。
又、前記間隙が小さくなると、常時のオイルの戻り量が
少なく潤滑特性が低下するという問題がある。
【0005】この発明の目的は上記従来の技術に存する
問題点を解消して、オイル貯留室内のオイルが無くなっ
た場合に、吐出冷媒ガスがオイル戻し通路から低圧部側
に漏れるのを抑制することができ、吐出ガスの温度上昇
を抑制し、又、常時は潤滑オイルの供給量を適量に確保
して、潤滑特性を向上することができる圧縮機のオイル
セパレータを提供することにある。
問題点を解消して、オイル貯留室内のオイルが無くなっ
た場合に、吐出冷媒ガスがオイル戻し通路から低圧部側
に漏れるのを抑制することができ、吐出ガスの温度上昇
を抑制し、又、常時は潤滑オイルの供給量を適量に確保
して、潤滑特性を向上することができる圧縮機のオイル
セパレータを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、冷媒ガス中に含まれる潤滑用オイルを圧縮
機の高圧部あるいは外部冷却回路の高圧配管の途中に設
けたオイル分離部にて冷媒ガスから分離し、分離したオ
イルを圧縮機内の低圧部又は圧縮機の吸入配管に戻すよ
うに構成された圧縮機において、前記オイル分離部で分
離されたオイルを一時貯留するオイル貯留室を設け、該
オイル貯留室の下部に中間室を設け、該中間室と前記オ
イル貯留室とを絞り孔により連通し、さらに前記中間室
と圧縮機内の低圧部又は前記吸入配管とを連通するオイ
ル戻し通路の中間室側に、該オイル戻し通路の入口を中
間室内の圧力に応じて開閉する弁体を配設するという手
段をとっている。
成するため、冷媒ガス中に含まれる潤滑用オイルを圧縮
機の高圧部あるいは外部冷却回路の高圧配管の途中に設
けたオイル分離部にて冷媒ガスから分離し、分離したオ
イルを圧縮機内の低圧部又は圧縮機の吸入配管に戻すよ
うに構成された圧縮機において、前記オイル分離部で分
離されたオイルを一時貯留するオイル貯留室を設け、該
オイル貯留室の下部に中間室を設け、該中間室と前記オ
イル貯留室とを絞り孔により連通し、さらに前記中間室
と圧縮機内の低圧部又は前記吸入配管とを連通するオイ
ル戻し通路の中間室側に、該オイル戻し通路の入口を中
間室内の圧力に応じて開閉する弁体を配設するという手
段をとっている。
【0007】
【作用】この発明は前記オイル分離部によって分離され
たオイルがオイル貯留室に一時的に貯留され、そのオイ
ルが絞り孔を介して中間室へ滴下供給される。オイル貯
留室にオイルが存在する間は該中間室の圧力は低圧とな
っているので、弁体が開放されている。このため中間室
に導かれたオイルはオイル戻し通路から圧縮機内の低圧
部又は吸入配管に供給される。このとき前記絞り孔から
中間室へ供給されるオイルの量は潤滑に必要な適正量と
なるように絞り孔の通路面積を設定することにより、圧
縮機の駆動部の潤滑が確実に行われる。
たオイルがオイル貯留室に一時的に貯留され、そのオイ
ルが絞り孔を介して中間室へ滴下供給される。オイル貯
留室にオイルが存在する間は該中間室の圧力は低圧とな
っているので、弁体が開放されている。このため中間室
に導かれたオイルはオイル戻し通路から圧縮機内の低圧
部又は吸入配管に供給される。このとき前記絞り孔から
中間室へ供給されるオイルの量は潤滑に必要な適正量と
なるように絞り孔の通路面積を設定することにより、圧
縮機の駆動部の潤滑が確実に行われる。
【0008】又、前記圧縮機が低速回転されて吐出冷媒
ガスの量が低下し、それに含まれるミスト状のオイルも
減少した場合は、オイル貯留室に貯留されるオイルの量
が減少し、やがてオイル貯留室内のオイル貯留量が零に
なると、絞り孔から吐出冷媒ガスが中間室に供給され
る。このため中間室内の圧力が急上昇し、この高ガス圧
力により弁体が閉鎖されるので、オイル戻し通路の入口
が閉鎖され、オイル戻し通路から低圧部又は吸入配管側
に戻される冷媒ガス量は極端に減少する。
ガスの量が低下し、それに含まれるミスト状のオイルも
減少した場合は、オイル貯留室に貯留されるオイルの量
が減少し、やがてオイル貯留室内のオイル貯留量が零に
なると、絞り孔から吐出冷媒ガスが中間室に供給され
る。このため中間室内の圧力が急上昇し、この高ガス圧
力により弁体が閉鎖されるので、オイル戻し通路の入口
が閉鎖され、オイル戻し通路から低圧部又は吸入配管側
に戻される冷媒ガス量は極端に減少する。
【0009】さらに、圧縮機の運転が高速で回転され
て、オイル貯留室内にオイルが再び貯留されると、前記
絞り孔から再びオイルが中間室へ滴下供給されるように
なり、オイル貯留室から中間室への冷媒ガスの流入がな
くなるとともに、弁座面の間隙からの僅かなガスのリー
クにより中間室内の圧力が徐々に低下し、それに伴って
閉じていた弁体が開放位置に復帰される。このため中間
室に導かれたオイルがオイル戻し通路から圧縮機内の低
圧部又は吸入配管側に供給され、駆動部の潤滑に供され
る。
て、オイル貯留室内にオイルが再び貯留されると、前記
絞り孔から再びオイルが中間室へ滴下供給されるように
なり、オイル貯留室から中間室への冷媒ガスの流入がな
くなるとともに、弁座面の間隙からの僅かなガスのリー
クにより中間室内の圧力が徐々に低下し、それに伴って
閉じていた弁体が開放位置に復帰される。このため中間
室に導かれたオイルがオイル戻し通路から圧縮機内の低
圧部又は吸入配管側に供給され、駆動部の潤滑に供され
る。
【0010】
【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図1
〜図7に基づいて説明する。図2に示すように、前後に
配設されたシリンダブロック1,2の両端部はそれぞれ
バルブプレート3,4を介してフロント及びリヤハウジ
ング5,6により閉鎖され、これらは複数本のボルト7
によって結合されている。シリンダブロック1,2の結
合部分には低圧部としての斜板室8が形成され、斜板室
8には両シリンダブロック1,2の中心孔1a,2aを
貫通する駆動軸9に固定された斜板10が収容されてい
る。
〜図7に基づいて説明する。図2に示すように、前後に
配設されたシリンダブロック1,2の両端部はそれぞれ
バルブプレート3,4を介してフロント及びリヤハウジ
ング5,6により閉鎖され、これらは複数本のボルト7
によって結合されている。シリンダブロック1,2の結
合部分には低圧部としての斜板室8が形成され、斜板室
8には両シリンダブロック1,2の中心孔1a,2aを
貫通する駆動軸9に固定された斜板10が収容されてい
る。
【0011】図2及び図3に示すように、前記シリンダ
ブロック1,2には5対のシリンダボア11が駆動軸9
と平行にかつ駆動軸9を中心とする放射位置に形成さ
れ、各シリンダボア11には両頭ピストン12が嵌装さ
れている。各ピストン12はシュー13を介して斜板1
0に係留され駆動軸9の回転に伴う斜板10の揺動によ
ってシリンダボア11内で往復動される。
ブロック1,2には5対のシリンダボア11が駆動軸9
と平行にかつ駆動軸9を中心とする放射位置に形成さ
れ、各シリンダボア11には両頭ピストン12が嵌装さ
れている。各ピストン12はシュー13を介して斜板1
0に係留され駆動軸9の回転に伴う斜板10の揺動によ
ってシリンダボア11内で往復動される。
【0012】前記フロント及びリヤハウジング5,6に
はそれぞれ中心側に吸入室14,15が形成され、外周
側に吐出室16,17が形成されている。又、両バルブ
プレート3,4にはそれぞれ吸入弁機構18,19及び
吐出弁機構20,21が設けられている。
はそれぞれ中心側に吸入室14,15が形成され、外周
側に吐出室16,17が形成されている。又、両バルブ
プレート3,4にはそれぞれ吸入弁機構18,19及び
吐出弁機構20,21が設けられている。
【0013】前記リヤ側シリンダブロック2の上部には
冷媒ガスGの吸入、吐出用の突出部22が設けられ、こ
の突出部22には図3に示すように斜板室8に対向する
ガス入口23が形成されている。両シリンダブロック
1,2におけるシリンダボア11の挟間には斜板室8と
吸入室14,15とを連通するための吸入通路24,2
5が各5個形成され前記ガス入口23から斜板室8に吸
入された冷媒ガスGがこの吸入通路24,25を通って
吸入室14,15内に導入される。
冷媒ガスGの吸入、吐出用の突出部22が設けられ、こ
の突出部22には図3に示すように斜板室8に対向する
ガス入口23が形成されている。両シリンダブロック
1,2におけるシリンダボア11の挟間には斜板室8と
吸入室14,15とを連通するための吸入通路24,2
5が各5個形成され前記ガス入口23から斜板室8に吸
入された冷媒ガスGがこの吸入通路24,25を通って
吸入室14,15内に導入される。
【0014】図1及び図3に示すように前記突出部22
上には遮蔽板26及び貯留室形成板27を介してシェル
28が取り付けられ、その内部にはオイル分離部として
のオイル分離室29が形成されている。オイル分離室2
9内において遮蔽板26上には一対の放出パイプ30が
横向きに突設され、その上端部がオイル分離室29の中
心に向かって開口されている。各放出パイプ30と前記
吐出室16,17と連通するようにリヤ側シリンダブロ
ック2には一対のガス出口31形成され、圧縮冷媒ガス
が吐出室16,17からこのガス出口31及び放出パイ
プ30を経てオイル分離室29内に放出される。
上には遮蔽板26及び貯留室形成板27を介してシェル
28が取り付けられ、その内部にはオイル分離部として
のオイル分離室29が形成されている。オイル分離室2
9内において遮蔽板26上には一対の放出パイプ30が
横向きに突設され、その上端部がオイル分離室29の中
心に向かって開口されている。各放出パイプ30と前記
吐出室16,17と連通するようにリヤ側シリンダブロ
ック2には一対のガス出口31形成され、圧縮冷媒ガス
が吐出室16,17からこのガス出口31及び放出パイ
プ30を経てオイル分離室29内に放出される。
【0015】図3に示すように前記シェル28には吸入
パイプ32が突設され、その基端においてガス入口23
に接続されている。又、図1に示すようにシェル28に
は吐出パイプ33の基端部がオイル分離室29内の前記
放出パイプ30の開口部より下方まで突出する状態に固
定され、放出パイプ30からオイル分離室29を通って
吐出パイプ33へ導かれる冷媒ガス流がこの吐出パイプ
33の下端部33aに衝突し、そのガス流に含まれるミ
スト状のオイルOが下端部33aの外周に付着して分離
回収される。又、オイル分離室29内の冷媒ガスは吐出
パイプ33を通して図示しない外部冷却回路に供給され
る。
パイプ32が突設され、その基端においてガス入口23
に接続されている。又、図1に示すようにシェル28に
は吐出パイプ33の基端部がオイル分離室29内の前記
放出パイプ30の開口部より下方まで突出する状態に固
定され、放出パイプ30からオイル分離室29を通って
吐出パイプ33へ導かれる冷媒ガス流がこの吐出パイプ
33の下端部33aに衝突し、そのガス流に含まれるミ
スト状のオイルOが下端部33aの外周に付着して分離
回収される。又、オイル分離室29内の冷媒ガスは吐出
パイプ33を通して図示しない外部冷却回路に供給され
る。
【0016】図1に示すように、前記遮蔽板26の下方
において前記突出部22上面には分離回収されたオイル
Oを貯留するためのオイル貯留室34が前記貯留室形成
板27に形成した区画板27aによって形成されてい
る。このオイル貯留室34は前記遮蔽板26に透設した
透孔35により前記オイル分離室29と連通されてい
る。又、前記遮蔽板26の下部にはオイルOに混入した
埃等を濾過するためのフィルタ36が取着されている。
において前記突出部22上面には分離回収されたオイル
Oを貯留するためのオイル貯留室34が前記貯留室形成
板27に形成した区画板27aによって形成されてい
る。このオイル貯留室34は前記遮蔽板26に透設した
透孔35により前記オイル分離室29と連通されてい
る。又、前記遮蔽板26の下部にはオイルOに混入した
埃等を濾過するためのフィルタ36が取着されている。
【0017】前記オイル貯留室34の下部にはさらに中
間室37が形成され、貯留室34と中間室37は前記貯
留室形成板27の区画板27aに形成した絞り孔38に
よって連通されている。
間室37が形成され、貯留室34と中間室37は前記貯
留室形成板27の区画板27aに形成した絞り孔38に
よって連通されている。
【0018】前記中間室37の底部と、斜板室8との間
には両者を連通する前記絞り孔38の通路面積よりも大
きいオイル戻し通路39がほぼ垂直に伸びるように形成
されている。そして、中間室37内に導かれたオイルを
オイル戻し通路39を通して斜板室8内に滴下供給する
ようにしている。前記中間室37内には板状の弁体40
がオイル戻し通路39の入口を開閉可能な状態で、その
基端部においてネジ41より締付固定されている。この
弁体40はそれ自身弾性を有しており、中間室37内の
圧力が斜板室8内の吸入圧と同程度に低い状態ではオイ
ル戻し通路39を開放する位置に付勢保持され、中間室
37内の圧力が吐出ガスの圧力又はそれと吸入圧との中
間圧程度になると、その圧力により弁体40がオイル戻
し通路39を閉鎖するようにしている。
には両者を連通する前記絞り孔38の通路面積よりも大
きいオイル戻し通路39がほぼ垂直に伸びるように形成
されている。そして、中間室37内に導かれたオイルを
オイル戻し通路39を通して斜板室8内に滴下供給する
ようにしている。前記中間室37内には板状の弁体40
がオイル戻し通路39の入口を開閉可能な状態で、その
基端部においてネジ41より締付固定されている。この
弁体40はそれ自身弾性を有しており、中間室37内の
圧力が斜板室8内の吸入圧と同程度に低い状態ではオイ
ル戻し通路39を開放する位置に付勢保持され、中間室
37内の圧力が吐出ガスの圧力又はそれと吸入圧との中
間圧程度になると、その圧力により弁体40がオイル戻
し通路39を閉鎖するようにしている。
【0019】この実施例では前記絞り孔38の通路面積
は一例として0.3mmに、オイル戻し通路39の通路
面積は3.5mmに設定されている。そして、オイル貯
留室34から絞り孔38を通して中間室37へ滴下され
るオイルの体積流量Qは、図5に●印で示すようにガス
の流量(○印)に比較して遙かに少ない。又、中間室3
7からオイル戻し通路39を通して斜板室8へ流入する
オイル又はガスの体積流量Qは、弁体40が開放されて
いる状態では、図5に●又は○印で示すように多い。さ
らに、弁体40が閉鎖された場合には、オイルの流量は
零となり、ガスの流量は○印で示すように低減される。
は一例として0.3mmに、オイル戻し通路39の通路
面積は3.5mmに設定されている。そして、オイル貯
留室34から絞り孔38を通して中間室37へ滴下され
るオイルの体積流量Qは、図5に●印で示すようにガス
の流量(○印)に比較して遙かに少ない。又、中間室3
7からオイル戻し通路39を通して斜板室8へ流入する
オイル又はガスの体積流量Qは、弁体40が開放されて
いる状態では、図5に●又は○印で示すように多い。さ
らに、弁体40が閉鎖された場合には、オイルの流量は
零となり、ガスの流量は○印で示すように低減される。
【0020】次に、前記のように構成された圧縮機のオ
イルセパレータについてその作用を説明する。今、図2
において駆動軸9の回転により斜板10が回転される
と、各ピストン12がシリンダボア11内で左右方向に
往復動されて冷媒ガスGの吸入、圧縮及び吐出が行われ
る。圧縮された冷媒ガスGは、吐出室16,17から図
1に示すガス出口31及び放出パイプ30を通ってオイ
ル分離室29内に放出されて、オイル分離室29内で流
速が低下した後に吐出パイプ33を通って図示しない外
部冷却回路に供給される。そして、前記放出パイプ30
の開口端部からオイル分離室29内に冷媒ガスGが放出
される際、冷媒ガス流が吐出パイプ33の下端部33a
に衝突することにより、そのガス流に含まれるミスト状
のオイルOが下端部33aの外周に付着して分離回収さ
れる。この分離回収されたオイルOは下端部33aから
オイル分離室29の底部に滴下され、透孔35、フィル
タ36を通ってオイル貯留室34内に滴下貯留される。
イルセパレータについてその作用を説明する。今、図2
において駆動軸9の回転により斜板10が回転される
と、各ピストン12がシリンダボア11内で左右方向に
往復動されて冷媒ガスGの吸入、圧縮及び吐出が行われ
る。圧縮された冷媒ガスGは、吐出室16,17から図
1に示すガス出口31及び放出パイプ30を通ってオイ
ル分離室29内に放出されて、オイル分離室29内で流
速が低下した後に吐出パイプ33を通って図示しない外
部冷却回路に供給される。そして、前記放出パイプ30
の開口端部からオイル分離室29内に冷媒ガスGが放出
される際、冷媒ガス流が吐出パイプ33の下端部33a
に衝突することにより、そのガス流に含まれるミスト状
のオイルOが下端部33aの外周に付着して分離回収さ
れる。この分離回収されたオイルOは下端部33aから
オイル分離室29の底部に滴下され、透孔35、フィル
タ36を通ってオイル貯留室34内に滴下貯留される。
【0021】さらに、この貯留されたオイルOはオイル
貯留室34内の圧力が吐出圧相当に保持されているの
で、絞り孔38を通って中間室37に滴下供給される。
前記オイル貯留室34内にオイルが存在する状態では、
オイル戻し通路39の通路面積が絞り孔38よりも大き
いので、中間室37内にオイルが貯留されることはなく
該中間室37内は斜板室8の圧力、つまり吸入圧に保持
され、弁体40がその弾性により開放位置に保持され
る。従って、中間室37内に滴下されたオイルはオイル
戻し通路39から斜板室8に滴下供給され、ピストン1
2、シュー13等の摺動部の潤滑に供される。
貯留室34内の圧力が吐出圧相当に保持されているの
で、絞り孔38を通って中間室37に滴下供給される。
前記オイル貯留室34内にオイルが存在する状態では、
オイル戻し通路39の通路面積が絞り孔38よりも大き
いので、中間室37内にオイルが貯留されることはなく
該中間室37内は斜板室8の圧力、つまり吸入圧に保持
され、弁体40がその弾性により開放位置に保持され
る。従って、中間室37内に滴下されたオイルはオイル
戻し通路39から斜板室8に滴下供給され、ピストン1
2、シュー13等の摺動部の潤滑に供される。
【0022】そして、圧縮機の回転数が低下して、オイ
ル分離室29内に供給される冷媒ガスの量が減少し、そ
のオイルが少なくなって、やがてオイル貯留室34内の
オイルが無くなると、貯留室34から絞り孔38を通し
て高圧の冷媒ガスが中間室37に供給される。このため
中間室37の圧力が急上昇し、弁体40はオイル戻し通
路39を閉鎖する位置に押圧されるので、中間室37か
ら斜板室8への高温、高圧の冷媒ガスの侵入が阻止さ
れ、このため吐出冷媒ガスの温度を上昇することはな
い。
ル分離室29内に供給される冷媒ガスの量が減少し、そ
のオイルが少なくなって、やがてオイル貯留室34内の
オイルが無くなると、貯留室34から絞り孔38を通し
て高圧の冷媒ガスが中間室37に供給される。このため
中間室37の圧力が急上昇し、弁体40はオイル戻し通
路39を閉鎖する位置に押圧されるので、中間室37か
ら斜板室8への高温、高圧の冷媒ガスの侵入が阻止さ
れ、このため吐出冷媒ガスの温度を上昇することはな
い。
【0023】その後、圧縮機が高速で運転されて、オイ
ル貯留室34内にオイルが再び貯留されると、前記絞り
孔38から再びオイルが中間室27へ滴下供給されるよ
うになり、オイル貯留室34から中間室7への冷媒ガス
の流入がなくなるとともに、弁座面の間隙からの僅かな
ガスのリークにより中間室37内の圧力が徐々に低下
し、それに伴って閉じていた弁体40が開放位置に復帰
される。このため中間室37に導かれたオイルがオイル
戻し通路39から斜板室8に供給され、駆動部の潤滑に
供される。
ル貯留室34内にオイルが再び貯留されると、前記絞り
孔38から再びオイルが中間室27へ滴下供給されるよ
うになり、オイル貯留室34から中間室7への冷媒ガス
の流入がなくなるとともに、弁座面の間隙からの僅かな
ガスのリークにより中間室37内の圧力が徐々に低下
し、それに伴って閉じていた弁体40が開放位置に復帰
される。このため中間室37に導かれたオイルがオイル
戻し通路39から斜板室8に供給され、駆動部の潤滑に
供される。
【0024】ここで、前記弁体40の開閉動作を図5に
よりさらに説明すると、前記オイル貯留室34内にオイ
ルが存在する状態では、中間室37の圧力、つまり吐出
圧Pdと斜板室8内の吸入圧Psとの差圧Δpに関係な
く弁体40は開放位置に保持される。オイル貯留室34
内のオイルが零になり、かつ吐出ガスの温度あるいはガ
スの流量により決定される吐出ガスの圧力Pdと吸入圧
Psとの差圧Δpが所定値Δpc以上になると、弁体4
0が閉鎖され、中間室37から斜板室8へのガスの侵入
が防止される。
よりさらに説明すると、前記オイル貯留室34内にオイ
ルが存在する状態では、中間室37の圧力、つまり吐出
圧Pdと斜板室8内の吸入圧Psとの差圧Δpに関係な
く弁体40は開放位置に保持される。オイル貯留室34
内のオイルが零になり、かつ吐出ガスの温度あるいはガ
スの流量により決定される吐出ガスの圧力Pdと吸入圧
Psとの差圧Δpが所定値Δpc以上になると、弁体4
0が閉鎖され、中間室37から斜板室8へのガスの侵入
が防止される。
【0025】図6は前記差圧Δpが5kgf /cm2 の
ときのオイル供給量(cc/min)を実験により求め
たデータを示す。これによればリード弁が接触する弁座
の面粗度を20μmRzに設定した従来例ではオイル流
量がほぼ4cc/minであった。これに対し、前記絞
り孔38の通路面積を0.3mmに設定した本発明の実
施例のオイル供給量は50cc/minと多くすること
ができ、圧縮機の摺動部の潤滑性が向上する。又、前記
実施例のようにオイルの斜板室8側への供給量が多い
と、吐出管路から外部冷房回路へのオイルの流出を抑制
できるので、冷房装置の熱交換効率を向上することがで
きる。
ときのオイル供給量(cc/min)を実験により求め
たデータを示す。これによればリード弁が接触する弁座
の面粗度を20μmRzに設定した従来例ではオイル流
量がほぼ4cc/minであった。これに対し、前記絞
り孔38の通路面積を0.3mmに設定した本発明の実
施例のオイル供給量は50cc/minと多くすること
ができ、圧縮機の摺動部の潤滑性が向上する。又、前記
実施例のようにオイルの斜板室8側への供給量が多い
と、吐出管路から外部冷房回路へのオイルの流出を抑制
できるので、冷房装置の熱交換効率を向上することがで
きる。
【0026】又、図7に示すように吐出ガスの圧力Pd
と吸入圧Psとの差圧Δpが上昇するとガス戻り量が従
来ではほぼ比例して増大するのに対して、本発明におい
ては差圧ΔPが増大して弁体40がオイル戻し通路39
を閉鎖するまではオイル戻し通路39によりガスが戻さ
れる。しかし、その後は弁体40によりオイル戻し通路
39が閉じられるため、ガス戻り量の増加率が抑制さ
れ、温度の高い吐出ガスの斜板室への侵入量を抑制して
吐出ガスの温度の上昇を抑制し、圧縮効率を向上するこ
とができる。
と吸入圧Psとの差圧Δpが上昇するとガス戻り量が従
来ではほぼ比例して増大するのに対して、本発明におい
ては差圧ΔPが増大して弁体40がオイル戻し通路39
を閉鎖するまではオイル戻し通路39によりガスが戻さ
れる。しかし、その後は弁体40によりオイル戻し通路
39が閉じられるため、ガス戻り量の増加率が抑制さ
れ、温度の高い吐出ガスの斜板室への侵入量を抑制して
吐出ガスの温度の上昇を抑制し、圧縮効率を向上するこ
とができる。
【0027】次に、この発明の別の実施例を図8及び図
9に基づいて説明する。図8に示す別例は前記弁体40
に代えて、ボール弁45を使用するとともに、それをバ
ネ46により常にはオイル戻し通路39を開放する位置
に付勢している。この実施例においてもオイル貯留室3
4内にオイルがなくなると、中間室37内の圧力が上昇
するため、ボール弁45がバネ46の付勢力に抗してオ
イル戻し通路39を閉鎖する位置に押圧保持される。こ
のため、ガスの戻り量が低減される。
9に基づいて説明する。図8に示す別例は前記弁体40
に代えて、ボール弁45を使用するとともに、それをバ
ネ46により常にはオイル戻し通路39を開放する位置
に付勢している。この実施例においてもオイル貯留室3
4内にオイルがなくなると、中間室37内の圧力が上昇
するため、ボール弁45がバネ46の付勢力に抗してオ
イル戻し通路39を閉鎖する位置に押圧保持される。こ
のため、ガスの戻り量が低減される。
【0028】図9に示す別例はオイル戻し通路39の右
内側に円筒状をなす弁体47をバネ48により上下方向
の移動可能に収容するとともに、該弁体47の外周部に
上下方向に溝47aを形成して、常には中間室37とオ
イル戻し通路39が連通するようにしている。そして、
中間室37の圧力が冷媒ガスにより高圧となると、弁体
47がバネ48の付勢力に抗して下方に移動されて、弁
体47の下端面が弁座49に接触して前記溝47aが閉
じられ、オイル戻し通路39から斜板室8へのガスの侵
入を抑制するようにしている。
内側に円筒状をなす弁体47をバネ48により上下方向
の移動可能に収容するとともに、該弁体47の外周部に
上下方向に溝47aを形成して、常には中間室37とオ
イル戻し通路39が連通するようにしている。そして、
中間室37の圧力が冷媒ガスにより高圧となると、弁体
47がバネ48の付勢力に抗して下方に移動されて、弁
体47の下端面が弁座49に接触して前記溝47aが閉
じられ、オイル戻し通路39から斜板室8へのガスの侵
入を抑制するようにしている。
【0029】なお、この発明は前記実施例に限定される
ものではなく、次のように具体化することもできる。前
記オイル分離室29、オイル貯留室34、中間室37、
絞り孔38及びオイル戻し通路39、弁体40等を圧縮
機のシリンダブロック2から分離して、外部冷却回路の
高圧配管の途中に設けたり、高圧部としての吐出室1
6,17側に設けたり、その他各部の構成を任意に変更
して具体化したりすることもできる。
ものではなく、次のように具体化することもできる。前
記オイル分離室29、オイル貯留室34、中間室37、
絞り孔38及びオイル戻し通路39、弁体40等を圧縮
機のシリンダブロック2から分離して、外部冷却回路の
高圧配管の途中に設けたり、高圧部としての吐出室1
6,17側に設けたり、その他各部の構成を任意に変更
して具体化したりすることもできる。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明はオイル
分離部から分離されたオイルを圧縮機内の低圧部又は吸
入配管に十分供給することができ、圧縮機内の摺動部の
潤滑性を向上することができるとともに、オイル貯留室
内のオイルが無くなった場合に高圧ガスが圧縮機内の低
圧部又は吸入配管側に逆流する量を抑制して、吐出ガス
の温度上昇を防ぐことができる効果がある。
分離部から分離されたオイルを圧縮機内の低圧部又は吸
入配管に十分供給することができ、圧縮機内の摺動部の
潤滑性を向上することができるとともに、オイル貯留室
内のオイルが無くなった場合に高圧ガスが圧縮機内の低
圧部又は吸入配管側に逆流する量を抑制して、吐出ガス
の温度上昇を防ぐことができる効果がある。
【図1】この発明を具体化したオイルセパレータの要部
断面図である。
断面図である。
【図2】斜板式圧縮機全体を示す断面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】オイル貯留室から中間室、中間室から斜板室へ
のガス及びオイルの流量を示すグラフである。
のガス及びオイルの流量を示すグラフである。
【図5】中間室内の圧力と吸入室内の圧力との差圧と弁
体の開閉状態を示すグラフである。
体の開閉状態を示すグラフである。
【図6】オイル供給量を示すグラフである。
【図7】ガス戻り量を示すグラフである。
【図8】この発明の別の実施例を示す部分断面図であ
る。
る。
【図9】この発明の別の実施例を示す部分断面図であ
る。
る。
1,2 シリンダブロック、8 圧縮機の低圧部として
の斜板室、16,17高圧部としての吐出室、27 貯
留室形成板、27a 区画板、28 シェル、29 オ
イル分離部としてのオイル分離室、34 オイル貯留
室、37 中間室、38 絞り孔、39 オイル戻し通
路、40,47 弁体、45 弁体としてのボール弁、
G 冷媒ガス、O オイル。
の斜板室、16,17高圧部としての吐出室、27 貯
留室形成板、27a 区画板、28 シェル、29 オ
イル分離部としてのオイル分離室、34 オイル貯留
室、37 中間室、38 絞り孔、39 オイル戻し通
路、40,47 弁体、45 弁体としてのボール弁、
G 冷媒ガス、O オイル。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−61680(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04B 27/08 F04B 39/04
Claims (1)
- 【請求項1】 冷媒ガス中に含まれる潤滑用オイルを圧
縮機の高圧部あるいは外部冷却回路の高圧配管の途中に
設けたオイル分離部にて冷媒ガスから分離し、分離した
オイルを圧縮機内の低圧部又は圧縮機の吸入配管に戻す
ように構成された圧縮機において、前記オイル分離部で
分離されたオイルを一時貯留するオイル貯留室を設け、
該オイル貯留室の下部に中間室を設け、該中間室と前記
オイル貯留室とを絞り孔により連通し、さらに前記中間
室と圧縮機内の低圧部又は前記吸入配管とを連通するオ
イル戻し通路の中間室側に、該オイル戻し通路の入口を
中間室内の圧力に応じて開閉する弁体を配設した圧縮機
のオイルセパレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04169478A JP3084934B2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 圧縮機のオイルセパレータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04169478A JP3084934B2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 圧縮機のオイルセパレータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0610835A JPH0610835A (ja) | 1994-01-21 |
JP3084934B2 true JP3084934B2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=15887294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04169478A Expired - Fee Related JP3084934B2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 圧縮機のオイルセパレータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3084934B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3085514B2 (ja) * | 1995-06-08 | 2000-09-11 | 株式会社豊田自動織機製作所 | 圧縮機 |
KR100563849B1 (ko) * | 1998-12-31 | 2006-06-15 | 한라공조주식회사 | 압축기 내장형 오일분리기 |
JP2006329567A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ヒートポンプ装置 |
JP4894357B2 (ja) | 2006-06-02 | 2012-03-14 | 株式会社豊田自動織機 | 圧縮機 |
JP4973066B2 (ja) | 2006-08-25 | 2012-07-11 | 株式会社豊田自動織機 | 圧縮機及び圧縮機の作動方法 |
-
1992
- 1992-06-26 JP JP04169478A patent/JP3084934B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0610835A (ja) | 1994-01-21 |
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |