JP2792126B2 - オイルセパレータ - Google Patents

オイルセパレータ

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JP2792126B2 JP1197890A JP19789089A JP2792126B2 JP 2792126 B2 JP2792126 B2 JP 2792126B2 JP 1197890 A JP1197890 A JP 1197890A JP 19789089 A JP19789089 A JP 19789089A JP 2792126 B2 JP2792126 B2 JP 2792126B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は冷媒ガス中に含まれる潤滑用オイルを圧縮機
の高圧部あるいは外部冷却回路の高圧配管の途中に設け
たオイル分離部にて冷媒ガスから分離し、該分離したオ
イルを圧縮機内の低圧部又は圧縮機の吸入配管に戻すよ
うに構成された圧縮機のオイルセパレータに関するもの
である。
「従来の技術] 斜板式圧縮機等の圧縮機では、可動部分の潤滑を行う
潤滑用オイルが冷媒ガス中にミスト状になって含まれ
る。従って、圧縮機内部で圧縮された冷媒ガスが外部冷
却回路に吐出循環される際に、ミスト状の潤滑用オイル
も冷却回路に吐出循環され、このオイルが冷却回路中の
蒸発器の内壁等に付着して、熱交換の妨げとなる。
そのため、従来は圧縮機の外部にオイルセパレータを
別設して圧縮機と冷却回路との間に配管接続し、圧縮機
内部で圧縮された冷媒ガスが冷却回路に吐出される際、
その冷媒ガスに含まれる潤滑用オイルをオイルセパレー
タで分離すると共に、分離されたオイルをオイル戻しパ
イプを通して圧縮機内部の低圧部に戻して再使用するよ
うに構成したものが提案されている。又、冷媒ガス中に
含まれる潤滑用オイルを圧縮機の高圧部にて冷媒ガスか
ら分離し、該分離したオイルを圧縮機の低圧部に戻すよ
うに構成された圧縮機も提案されている。
そして、この種の圧縮機では圧縮機の通常運転時にオ
イルの戻り量が所定量となるように、しかも、オイル貯
溜室内のオイルがなくなってオイル戻し通路を介して高
圧の冷媒ガスが低圧部に供給されるのを防止するため、
オイル戻し通路の口径は1mm以下に形成されている。
[発明が解決しようとする課題] 前記オイル戻し通路の口径はオイルの戻し量を所定量
とするため正確に形成する必要があるが、口径が小さい
ため加工が難しい。とくにコンプレッサのシリンダブロ
ックあるいはハウジングの材質にハイシリコンのアルミ
ニウムが使用されている場合それ顕著になるという問題
がある。又、口径が小さいため、圧縮機の加工時に生じ
て除去不完全のために圧縮機内に残った金属粉や摺動部
で発生した金属粉等の異物がオイル戻し通路に詰まり、
圧縮機の低圧部へオイルが戻されなくなって潤滑用オイ
ルの量が不十分となる場合がある。その結果圧縮機のピ
ストン、シュー等の摺動部の潤滑が不良となり、各摺動
部の焼付が生じたり摩耗の進行が早くなって耐久性、信
頼性が低下するという問題がある。
本発明は前記の問題点に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は圧縮機の高圧部あるいは外部冷却回路の
高圧配管の途中に設けたオイル分離部において冷媒ガス
から分離されてオイル貯溜室に貯溜されたオイルを、圧
縮機の低圧部に戻すためのオイル戻し通路に異物が詰ま
るのを確実に防止し、オイル分離部で分離されたオイル
を確実に圧縮機の低圧部に戻して常に各摺動部の潤滑に
必要なオイルを確保することができ、しかもオイル戻し
通路の加工が容易なオイルセパレータを提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 前記の目的を達成するため本発明においては、冷媒ガ
ス中に含まれる潤滑用オイルを圧縮機の高圧部あるいは
外部冷却回路の高圧配管の途中に設けたオイル分離部に
て冷媒ガスから分離し、該分離したオイルを圧縮機内の
低圧部又は圧縮機の吸入配管に戻すように構成された圧
縮機において、前記オイル分離部で分離されたオイルを
一時貯溜するオイル貯溜室を設け、該オイル貯溜室と圧
縮機内の低圧部又は前記吸入配管とを連通するオイル戻
し通路のオイル貯溜室側に、該オイル戻し通路の入口を
覆う弁を配設し、該弁が閉鎖位置に配置された状態で、
弁の当接面からオイル貯溜室内のオイルの前記オイル戻
し通路への漏洩を可能にするオイル漏洩部を弁のシール
部分に設けた。
[作用] 本発明のオイルセパレータが装備された圧縮機が運転
されると、圧縮機内部で圧縮された冷媒ガスは高圧部あ
るいは外部冷却回路の高圧配管の途中に設けられたオイ
ルセパレータに導かれ、冷媒ガスからオイルが分離され
てオイル貯溜室に貯溜される。そして、オイルセパレー
タが圧縮機内部に設けられた場合には、オイル貯溜室に
貯溜されたオイルはオイル貯溜室と圧縮機の低圧部(例
えば、斜板室)とを連通するオイル戻し通路を通って圧
縮機の低圧部に戻される。又、オイルセパレータが外部
冷却回路の高圧配管の途中に設けられた場合には、オイ
ル貯溜室に貯溜されたオイルはオイル貯溜室と圧縮機の
吸入配管とを連通するオイル戻し通路を通って圧縮機の
低圧部に戻される。
オイル戻し通路の入口は弁により覆われた状態に保持
され、オイル貯溜室内のオイルは弁のシール部分からの
漏れによりオイル戻し通路に入る。粘性の低いオイルの
場合には弁座が滑らかであっても、オイルは弁のシール
部分から徐々に漏れる。又、粘性の高いオイルの場合に
は弁座面が適性なオイル漏れを生じる粘度の粗さに加工
され、オイル貯溜室内のオイルは弁を開放せずにオイル
戻し通路に流入する。すなわち、オイル戻し通路の入口
は常に弁により覆われているので、異物がオイル戻し通
路に詰まることはなく、オイル分離部で分離されたオイ
ルはオイル戻し通路を経て確実に圧縮機の低圧部に戻さ
れる。又、オイル戻し通路の口径はオイルの戻り量を調
整する必要がないので、オイル戻し通路を形成する場合
口径を大きく形成できしかも精度が不要なためその加工
が容易となる。
[実施例1] 以下、本発明を斜板式圧縮機に具体化した一実施例
を、第1〜6図に従って説明する。
第3図に示すように、前後に対設されたシリンダブロ
ック1,2の両端部はそれぞれバルブプレート3,4を介して
フロント及びリヤハウジング5,6により閉鎖され、これ
らは複数本のボルト7によって結合されている。シリン
ダブロック1,2の結合部分には斜板室8が形成され、斜
板室8には両シリンダブロック1,2の中心の軸孔1a,1aを
貫通する駆動軸9に固定された斜板10が収容されてい
る。第3〜5図に示すように、前記シリンダブロック1,
2には5対のシリンダボア11が、駆動軸9と平行にかつ
駆動軸9を中心とする放射位置に形成され、各シリンダ
ボア11には両頭ピストン12が嵌挿されている。各ピスト
ン12はシュー13を介して斜板10に係留され、駆動軸9の
回転に伴う斜板10の揺動によってシリンダボア11内で往
復移動される。
前記フロント及びリヤハウジング5,6にはそれぞれ中
心側に吸入室14,15が形成され、外周側に吐出室16,17が
形成されている。又、両バルブプレート3,4にはそれぞ
れ吸入口18,19及び吐出口20,21が形成されている。さら
に、バルブプレート3,4のシリンダブロック1,2側には吸
入弁22,23が設けられ、バルブプレート3,4のハウジング
5,6側には吐出弁24,25が設けられている。
前記リヤ側シリンダブロック2の上部には冷媒ガスG
の吸入、吐出用の突出部26が設けられ、この突出部26に
は第4図に示すように、斜板室8に開口するガス入口27
が形成されている。両シリンダブロック1,2における各
シリンダボア11の狭間には、斜板室8と吸入室14,15と
を連通するための吸入通路28,29が各5個形成され、前
記ガス入口27から斜板室8に吸入された冷媒ガスGがこ
の吸入通路28,29を通って吸入室14,15内に導入される。
第1,4,5図に示すように、前記突出部26上には遮蔽板3
1及び細孔形成板32を介してシェル33が取り付けられ、
その内部には膨脹室34が形成されている。膨脹室34内に
おいて遮蔽板31上には一対の放出パイプ35が横向きに突
設され、その上端部が膨脹室34の中心に向かって開口さ
れている。各放出パイプ35と前記吐出室16,17とを連通
するように、リヤ側シリンダブロック2には一対のガス
出口36が形成され、圧縮冷媒ガスが吐出室16,17からこ
のガス出口36及び放出パイプ35を経て膨脹室34内に放出
される。
前記シェル33には吸入パイプ37が突設され、その基端
においてガス入口27に接続されている。又、シェル33に
は吐出パイプ38がその端部が膨脹室34内の前記放出パイ
プ35の開口部より下方まで突出する状態に固定され、放
出パイプ35から膨脹室34を通って吐出パイプ38へ導かれ
る冷媒ガス流がこの吐出パイプ38の下端部38aに衝突
し、そのガス流に含まれるミスト状のオイルOが下端部
38aの外周に付着して分離回収される。又、膨脹室34内
の冷媒ガスは吐出パイプ38を介して図示しない外部冷却
回路に供給される。
前記膨脹室34の下部においてリヤ側シリンダブロック
2の突出部26上には、分離回収されたオイルOを貯留す
るためのオイル貯溜室39が形成されている。膨脹室34と
オイル貯溜室39との間の遮蔽板31には、吐出パイプ38の
下端部38aの直下に位置するように透孔40が形成され、
その下部にはオイルOに混入した塵等を過するための
フィルタ41が取着されている。第5図に示すように、透
孔40の外周縁に対応して細孔形成板32には一対の細孔42
が形成され、この細孔42を介して膨脹室34とオイル貯溜
室39とが連通されている。
オイル貯溜室39の底部と、低圧部としての斜板室8と
の間には両者を連通するオイル戻し通路43がほぼ垂直に
延びるように形成され、オイル貯溜室39内のオイルOが
オイル戻し通路43を通って斜板室8内に滴下供給される
ようになっている。オイル貯溜室39内にはリード弁44が
オイル戻し通路43の入口を覆う状態で、その基端部にお
いてねじ45により締付け固定されている。リード弁44が
入口を覆った状態でシール部分となっていても、オイル
Oをリード弁44の当接面からオイル戻し通路43への適正
な漏洩を可能とするため、第6図に示すようにオイル貯
溜室39内のオイル戻し通路43の入口の周囲は、研磨又は
ショットブラストにより使用するオイルOの粘性に対応
した所定の表面粗さとなるように加工されている。この
実施例では、前記所定の表面粗さに加工された部分が、
弁44のシール部分に設けられたオイル漏洩部を構成す
る。
次に前記のように構成された装置の作用を説明する。
さて、駆動軸9の回転により斜板10が回転されると、
各ピストン12がシリンダボア11内で第3図における左右
方向に往復移動されて冷媒ガスGの吸入、圧縮及び吐出
が行われる。圧縮された冷媒ガスGは、吐出室16,17か
らガス出口36及び放出パイプ35を通って膨脹室34内に放
出され、膨脹室34内で流速が低下された後に吐出パイプ
38を通って図示しない外部冷却回路に供給される。そし
て、前記放出パイプ35の開口端部から膨脹室34内に冷媒
ガスGが放出される際、冷媒ガス流が吐出パイプ38の下
端部38aに衝突することにより、そのガス流に含まれる
ミスト状のオイルOが下端部38aの外周に付着して分離
回収される。分離回収されたオイルOは下端部38aから
膨脹室34の底部に落下し、透孔40、フィルタ41及び細孔
42を通ってオイル貯溜室39内に滴下貯溜される。さら
に、この貯溜されたオイルOがオイル戻し通路43を通っ
て圧縮機の斜板室8に滴下供給され、ピストン12、シュ
ー13等の摺動部の潤滑に供される。
オイル貯溜室39内は膨脹室34内と同様に吐出圧相当の
高圧状態にあり、リード弁44は常にオイル戻し通路43の
入口を覆った状態に保持されるが、オイルOはリード弁
44とその当接面との間からオイル戻し通路43にほぼ一定
量ずつ漏れ、オイル戻し通路43を通って斜板室8に滴下
供給される。すなわち、オイル戻し通路43の入口が常に
リード弁43に覆われた状態に保持され、オイルOはリー
ド弁44から漏れる状態でオイル戻し通路43に供給される
ので、オイル戻し通路43への異物の侵入が確実に阻止さ
れ、オイル分離部で分離されたオイルOはオイル戻し通
路43を経て確実に斜板室8に戻されて各摺動部の潤滑に
使用され、ピストン12、シュー13等の焼付き等が確実に
防止される。又、オイル戻し通路43の口径はオイルOの
戻り量を調整する必要がないので、オイル戻し通路43を
形成する場合口径を大きく形成できしかも精度が不必要
なためその加工が容易となる。
[実施例2] 次に第2実施例を第7,8図に従って説明する。この実
施例においてはオイル戻し通路43の入口を覆う弁として
リード弁44に代えてボール弁46が使用されており、その
他の構成は同一である。ボール弁46のボール46aはオイ
ル戻し通路43の入口を覆う状態に配置されると共に、ば
ね47により押圧付勢されている。この実施例においても
オイル貯溜室39内のオイルOはボール弁46とその当接面
との間からほぼ一定量ずつ漏れ、オイル戻し通路43を通
って斜板室8に滴下供給される。粘性の高いオイルOの
漏れ量を調整するため、オイル戻し通路43の入口周囲全
面を所定の粗さとする代わりに第8図に示すように弁座
面にオイル漏洩部としての溝48を形成したり、あるいは
オイル漏洩部としての多数の筋を形成してもよい。
なお、本発明は前記両実施例に限定されるものではな
く、例えば、第9図に示すようにその先端がオイル戻し
通路43に遊挿されたきのこ状の弁体49を使用してもよ
い。又、実施例1のようにリード弁44を使用する場合、
オイル貯溜室39内の圧力と低圧部の圧力とが等しい場合
に開放状態となるように、リード弁に初期ソリを設けて
もよい。このように構成した場合には、リード弁の周囲
に溜まった異物が、圧縮機の運転が長時間行われずオイ
ル貯溜室39内の圧力と低圧部の圧力とが等しくなった際
に、オイル戻し通路43を通ってオイル貯溜室39から排出
される。オイル戻し通路43の口径は異物の大きさより大
きいので、異物がオイル戻し通路43に詰まることはな
い。又、オイル貯溜室39内のオイルOを直接斜板室8へ
戻さずに斜板室8に連通する低圧部を介して斜板室8に
戻すようにしたり、冷媒ガスからオイルOを分離する構
造として別の構造を採用してもよい。さらには、斜板式
圧縮機以外の圧縮機に適用したり、オイルセパレータを
圧縮機の外部冷却回路の高圧配管の途中に設けるように
してもよい。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、オイル戻し通路
の入口は弁により覆われた状態に保持され、オイル貯溜
室内のオイルは弁のシール部分からの漏れによりオイル
戻し通路に入るので、異物がオイル戻し通路に詰まるこ
とはなく、オイル分離部で分離されたオイルはオイル戻
し通路を経て確実に圧縮機の低圧部に戻され。潤滑に必
要なオイル量が常に確保されて各部の潤滑が行われてピ
ストン、シュー等の焼付の発生が確実に防止される。
又、オイル戻し通路の口径はオイルの戻り量を調整する
必要がないので、オイル戻し通路は口径を大きく形成で
きしかも精度が不要なためその加工が容易となり、異物
がオイル戻し通路に入った場合にも通路に詰まることが
ない。
【図面の簡単な説明】
第1〜6図は本発明を具体化した第1実施例を示すもの
であって、第1図はオイルセパレータの構成を示す部分
断面図、第2図は要部拡大断面図、第3図は圧縮機全体
を示す断面図、第4図は第1図のIV−IV線における断面
図、第5図は第1図のV−V線における断面図、第6図
はリード弁の平面図、第7図は第2実施例の要部断面
図、第8図は同じく弁座の拡大平面図、第9図は変更例
の要部断面図である。 シリンダブロック1,2、圧縮機の低圧部としての斜板室
8、膨脹室34、吐出パイプ38、オイル貯溜室39、オイル
戻し通路43、リード弁44、ボール弁46、溝48、冷媒ガス
G、オイルO。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 園部 正法 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式 会社豊田自動織機製作所内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04B 27/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷媒ガス中に含まれる潤滑用オイルを圧縮
    機の高圧部あるいは外部冷却回路の高圧配管の途中に設
    けたオイル分離部にて冷媒ガスから分離し、該分離した
    オイルを圧縮機内の低圧部又は圧縮機の吸入配管に戻す
    ように構成された圧縮機において、前記オイル分離部で
    分離されたオイルを一時貯溜するオイル貯溜室を設け、
    該オイル貯溜室と圧縮機内の低圧部又は前記吸入配管と
    を連通するオイル戻し通路のオイル貯溜室側に、該オイ
    ル戻し通路の入口を覆う弁を配設し、該弁が閉鎖位置に
    配置された状態で、弁の当接面からオイル貯溜室内のオ
    イルの前記オイル戻し通路への漏洩を可能にするオイル
    漏洩部を弁のシール部分に設けたオイルセパレータ。
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