JP3084915B2 - 現像器 - Google Patents
現像器Info
- Publication number
- JP3084915B2 JP3084915B2 JP04103286A JP10328692A JP3084915B2 JP 3084915 B2 JP3084915 B2 JP 3084915B2 JP 04103286 A JP04103286 A JP 04103286A JP 10328692 A JP10328692 A JP 10328692A JP 3084915 B2 JP3084915 B2 JP 3084915B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- roller
- conductive roller
- tank
- blade
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- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真記録装置に於け
る現像器の構造に関する。近年、オフイス等に於いて
は、騒音が少なく、記録が美しいレーザープリンタが用
いられている。
る現像器の構造に関する。近年、オフイス等に於いて
は、騒音が少なく、記録が美しいレーザープリンタが用
いられている。
【0002】レーザープリンタのプロセスは電子写真方
式をとっているが、記録品質の向上が更に要望されてい
る。
式をとっているが、記録品質の向上が更に要望されてい
る。
【0003】
【従来の技術】本発明が適用される電子写真記録装置
は、図2の説明図に示す如く、絶縁体である感光ドラム
1に高圧の放電ワイヤを備えた帯電器2で一様にマイナ
ス帯電させる。
は、図2の説明図に示す如く、絶縁体である感光ドラム
1に高圧の放電ワイヤを備えた帯電器2で一様にマイナ
ス帯電させる。
【0004】次に露光器3のレーザーでこれを露光させ
る。この時、レーザーが当たった部分の電荷が抜けて目
に見えない像、即ち、静電潜像を形成する。
る。この時、レーザーが当たった部分の電荷が抜けて目
に見えない像、即ち、静電潜像を形成する。
【0005】次に、現像器4でこの静電潜像にトナーと
呼ばれる着色樹脂粉を付着させ、像を可視化する。更に
の可視像を転写ローラ5で用紙100 に転写し、定着器6
で熱或いは圧力に依って定着させる。
呼ばれる着色樹脂粉を付着させ、像を可視化する。更に
の可視像を転写ローラ5で用紙100 に転写し、定着器6
で熱或いは圧力に依って定着させる。
【0006】尚、図に於いて、21は除電器、22はブレー
ドクリーナーである。現像のプロセスには大別して1成
分現像と2成分現像があり、トナーとキャリアを用いる
2成分現像方式は、トナー濃度を一定に保つ制御が難し
い。
ドクリーナーである。現像のプロセスには大別して1成
分現像と2成分現像があり、トナーとキャリアを用いる
2成分現像方式は、トナー濃度を一定に保つ制御が難し
い。
【0007】一方、1成分現像方式は、非磁性トナーの
みを用い現像器中でトナーを攪拌して帯電させるもので
あるので、2成分現像方式で困難とされていたトナー濃
度制御の問題を解決出来る。
みを用い現像器中でトナーを攪拌して帯電させるもので
あるので、2成分現像方式で困難とされていたトナー濃
度制御の問題を解決出来る。
【0008】図3の説明図に示す如く非磁性1成分現像
器は、非磁性トナー7を現像器のトナー槽8に蓄え、こ
こで攪拌器9で攪拌されてマイナスに摩擦帯電すると共
に、搬送力が付与される。
器は、非磁性トナー7を現像器のトナー槽8に蓄え、こ
こで攪拌器9で攪拌されてマイナスに摩擦帯電すると共
に、搬送力が付与される。
【0009】そして摩擦帯電したトナー7は、ブレード
10に依って均一に薄層化されると共に均一に電荷が注入
されて現像ローラ11に付着し、現像ローラ11の回転で感
光ドラム1に接触して静電潜像部分を埋め可視像化す
る。
10に依って均一に薄層化されると共に均一に電荷が注入
されて現像ローラ11に付着し、現像ローラ11の回転で感
光ドラム1に接触して静電潜像部分を埋め可視像化す
る。
【0010】尚、図に於いて12は、現像ローラ11に摺接
して現像ローラ11上に残留したトナー7をトナー槽8内
に戻して再利用するリセットローラである。
して現像ローラ11上に残留したトナー7をトナー槽8内
に戻して再利用するリセットローラである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、トナーは
トナー槽内で攪拌され、摩擦帯電して現像ローラから感
光ドラムの表面に搬送される。
トナー槽内で攪拌され、摩擦帯電して現像ローラから感
光ドラムの表面に搬送される。
【0012】トナーには、製造上帯電不可能な無帯電ト
ナーや、逆極性に帯電する逆帯電トナーが含まれてい
る。これら無帯電トナーや逆帯電トナーは、感光ドラム
の静電潜像以外の部分にも付着して記録背景部の汚れ、
即ち、カブリを惹起すると言う問題点があった。
ナーや、逆極性に帯電する逆帯電トナーが含まれてい
る。これら無帯電トナーや逆帯電トナーは、感光ドラム
の静電潜像以外の部分にも付着して記録背景部の汚れ、
即ち、カブリを惹起すると言う問題点があった。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1の説明図に示す如
く、トナー7を受容するトナー槽19と、トナー槽19
内に備えられ貯溜したトナー7を攪拌してトナーに搬送
力を付与する搬送用攪拌機20と、トナー槽19内の搬
送されるトナー7を均一に薄層化すると共に均一に帯電
させる第2のブレード10と、第2のブレード10に近
接して設けられトナー7を付着して回転することで感光
ドラム1にトナー7を供給する現像ローラ11と、現像
ローラ11に摺接し現像ローラ11上に残留したトナー
7をトナー槽19内に戻すリセットローラ12とを備え
た現像器であって、攪拌機13を備え、貯溜したトナー
7を攪拌してマイナス帯電させ、導体ローラ14上に落
下させるホッパー15と、ホッパー15の下に設けた回
転する導体ローラ14と、導体ローラ14をプラス帯電
させる帯電器16と、導体ローラ14の下にトナー槽1
9に隣接して設け、帯電した導体ローラ14に付着せず
に落下する不良トナー7aを受容する分離容器17と、
導体ローラ14に摺接し、帯電した導体ローラ14に付
着したトナー7を剥離してトナー槽19に落下させる第
1のブレード18とを有する構成である。
く、トナー7を受容するトナー槽19と、トナー槽19
内に備えられ貯溜したトナー7を攪拌してトナーに搬送
力を付与する搬送用攪拌機20と、トナー槽19内の搬
送されるトナー7を均一に薄層化すると共に均一に帯電
させる第2のブレード10と、第2のブレード10に近
接して設けられトナー7を付着して回転することで感光
ドラム1にトナー7を供給する現像ローラ11と、現像
ローラ11に摺接し現像ローラ11上に残留したトナー
7をトナー槽19内に戻すリセットローラ12とを備え
た現像器であって、攪拌機13を備え、貯溜したトナー
7を攪拌してマイナス帯電させ、導体ローラ14上に落
下させるホッパー15と、ホッパー15の下に設けた回
転する導体ローラ14と、導体ローラ14をプラス帯電
させる帯電器16と、導体ローラ14の下にトナー槽1
9に隣接して設け、帯電した導体ローラ14に付着せず
に落下する不良トナー7aを受容する分離容器17と、
導体ローラ14に摺接し、帯電した導体ローラ14に付
着したトナー7を剥離してトナー槽19に落下させる第
1のブレード18とを有する構成である。
【0014】
【作用】マイナス帯電したトナーをホッパーからプラス
帯電した導体ローラに落下させることで、マイナス帯電
した正常なトナーは、導体ローラに付着し、第1のブレ
ードに依ってトナー槽に落下して貯溜される。
帯電した導体ローラに落下させることで、マイナス帯電
した正常なトナーは、導体ローラに付着し、第1のブレ
ードに依ってトナー槽に落下して貯溜される。
【0015】一方、無帯電トナーや逆帯電トナーのよう
な不良トナーは、導体ローラに付着すること無く分離容
器に落下して貯溜される。従って、現像は正常トナーに
依ってのみ行われることになり、カブリの発生を防止す
ることが出来る。
な不良トナーは、導体ローラに付着すること無く分離容
器に落下して貯溜される。従って、現像は正常トナーに
依ってのみ行われることになり、カブリの発生を防止す
ることが出来る。
【0016】又、粒径の偏差の大きい不良トナーを除去
することで、トナーの粒径を均一化出来、トナーの流動
性を向上させることが出来る。
することで、トナーの粒径を均一化出来、トナーの流動
性を向上させることが出来る。
【0017】
【実施例】本発明に於いては、図1の説明図に示す如
く、貯溜したトナー7を内部に備えた攪拌機13で攪拌し
てマイナス帯電させ、70mm/S程の速度で回転している導
体ローラ14にトナー7を徐々に散布するように落下させ
るホッパー15と、導体ローラ14をプラス帯電させる為に
1200V程の電圧を印加したコロナ帯電器16と、トナー7
の中で導体ローラ14に付着することが出来ずに落下する
無帯電及び逆帯電の不良トナー7aを受容する分離容器
17と、導体ローラ14の下部に摺接して導体ローラ14に付
着した正常なトナー7を除去する第1のブレード18と、
除去されて落下するトナー7を受容するトナー槽19と、
トナー槽19内に備えられ貯溜したトナー7を攪拌してト
ナー7に搬送力を付与する搬送用攪拌機20と、トナー槽
19内の搬送されるトナー7を均一に薄層化すると共に均
一に帯電させる−400V程の電圧が印加された第2のブレ
ード10と、第2のブレード10に近接して設けられトナー
槽19内のトナー7を付着して、回転することで感光ドラ
ム1にトナーを供給する現像ローラ11と、現像ローラ11
に摺接し現像ローラ11上に残留したトナー7をトナー槽
19内に戻して再利用するリセットローラ12とを備えたも
のである。
く、貯溜したトナー7を内部に備えた攪拌機13で攪拌し
てマイナス帯電させ、70mm/S程の速度で回転している導
体ローラ14にトナー7を徐々に散布するように落下させ
るホッパー15と、導体ローラ14をプラス帯電させる為に
1200V程の電圧を印加したコロナ帯電器16と、トナー7
の中で導体ローラ14に付着することが出来ずに落下する
無帯電及び逆帯電の不良トナー7aを受容する分離容器
17と、導体ローラ14の下部に摺接して導体ローラ14に付
着した正常なトナー7を除去する第1のブレード18と、
除去されて落下するトナー7を受容するトナー槽19と、
トナー槽19内に備えられ貯溜したトナー7を攪拌してト
ナー7に搬送力を付与する搬送用攪拌機20と、トナー槽
19内の搬送されるトナー7を均一に薄層化すると共に均
一に帯電させる−400V程の電圧が印加された第2のブレ
ード10と、第2のブレード10に近接して設けられトナー
槽19内のトナー7を付着して、回転することで感光ドラ
ム1にトナーを供給する現像ローラ11と、現像ローラ11
に摺接し現像ローラ11上に残留したトナー7をトナー槽
19内に戻して再利用するリセットローラ12とを備えたも
のである。
【0018】導体ローラ14は、例えば5cmφ程のアル
ミニュームのパイプにポリエステルフィルムを巻いて形
成したものであり、ホッパー15は、トナー7を徐々に落
下させる為に下端部が細いスリット状になったじょうろ
状の形状をしている。
ミニュームのパイプにポリエステルフィルムを巻いて形
成したものであり、ホッパー15は、トナー7を徐々に落
下させる為に下端部が細いスリット状になったじょうろ
状の形状をしている。
【0019】又、分離容器17は、不良トナー7aが一杯
になったらこれを排除する為の排出扉17aを側部に備え
ている。このようにマイナス帯電したトナー7をホッパ
ー15からプラス帯電した導体ローラ14に落下させること
で、マイナス帯電した正常なトナー7は、導体ローラ14
に付着し、第1のブレード18に依ってトナー槽19に落下
して貯溜される。
になったらこれを排除する為の排出扉17aを側部に備え
ている。このようにマイナス帯電したトナー7をホッパ
ー15からプラス帯電した導体ローラ14に落下させること
で、マイナス帯電した正常なトナー7は、導体ローラ14
に付着し、第1のブレード18に依ってトナー槽19に落下
して貯溜される。
【0020】一方、無帯電トナーや逆帯電トナーのよう
な不良トナー7aは、導体ローラ14に付着することが出
来ずに分離容器17に落下して貯溜される。従って現像
は、トナー槽19内に貯溜した正常トナー7に依ってのみ
行われることになり、カブリの発生を防止することが出
来る。
な不良トナー7aは、導体ローラ14に付着することが出
来ずに分離容器17に落下して貯溜される。従って現像
は、トナー槽19内に貯溜した正常トナー7に依ってのみ
行われることになり、カブリの発生を防止することが出
来る。
【0021】又、粒径の偏差の大きい不良トナー7aを
除去することで、トナー7の粒径を均一化出来、トナー
7の流動性を向上させることが出来る。尚、上記の攪拌
機13、帯電器16、導体ローラ11の駆動は、トナー槽19に
トナー7を供給する為に、ホッパー15にトナー7を投入
する時に行う。
除去することで、トナー7の粒径を均一化出来、トナー
7の流動性を向上させることが出来る。尚、上記の攪拌
機13、帯電器16、導体ローラ11の駆動は、トナー槽19に
トナー7を供給する為に、ホッパー15にトナー7を投入
する時に行う。
【0022】
【発明の効果】本発明に依って、正常に帯電したトナー
を無帯電トナーおよび逆帯電トナー等不良トナーから選
別してトナー槽に補給することで、正常なトナーのみに
よる現像が行われるので、記録画像にカブリの発生が無
くなり、トナーの流動性が向上して、記録性能が向上す
る等、産業上に多大の効果を奏する。
を無帯電トナーおよび逆帯電トナー等不良トナーから選
別してトナー槽に補給することで、正常なトナーのみに
よる現像が行われるので、記録画像にカブリの発生が無
くなり、トナーの流動性が向上して、記録性能が向上す
る等、産業上に多大の効果を奏する。
【図1】 本発明の現像器の説明図、
【図2】 本発明が適用される電子写真記録装置の説明
図、
図、
【図3】 従来の現像器の説明図、
1 感光ドラム、 7 トナー、
7a 不良トナー、 10 第2のブ
レード、11 現像ローラ、 12
リセットローラ、13 攪拌機、
14 導体ローラ、15 ホッパー、
16 帯電器、17 分離容器、
18 第1のブレード、19 トナー槽、
20 搬送用攪拌機、
7a 不良トナー、 10 第2のブ
レード、11 現像ローラ、 12
リセットローラ、13 攪拌機、
14 導体ローラ、15 ホッパー、
16 帯電器、17 分離容器、
18 第1のブレード、19 トナー槽、
20 搬送用攪拌機、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−151840(JP,A) 特開 昭53−29138(JP,A) 特開 平2−242273(JP,A) 実開 昭58−67349(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 - 15/095
Claims (1)
- 【請求項1】トナーを受容するトナー槽と、トナー槽内
に備えられ貯溜したトナーを攪拌してトナーに搬送力を
付与する搬送用攪拌機と、トナー槽内の搬送されるトナ
ーを均一に薄層化すると共に均一に帯電させる第2のブ
レードと、第2のブレードに近接して設けられトナーを
付着して回転することで感光ドラムにトナーを供給する
現像ローラと、現像ローラに摺接し現像ローラ上に残留
したトナーをトナー槽内に戻すリセットローラとを備え
た現像器であって、 攪拌機を備え、貯溜したトナーを攪拌してマイナス帯電
させ、導体ローラ上に落下させるホッパーと、 ホッパーの下に設けた回転する導体ローラと、 導体ローラをプラス帯電させる帯電器と、 導体ローラの下にトナー槽に隣接して設け、帯電した導
体ローラに付着せずに落下する不良トナーを受容する分
離容器と、 導体ローラに摺接し、帯電した導体ローラに付着したト
ナーを剥離してトナー槽に落下させる第1のブレードと
を有する ことを特徴とする現像器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04103286A JP3084915B2 (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 現像器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04103286A JP3084915B2 (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 現像器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05297695A JPH05297695A (ja) | 1993-11-12 |
JP3084915B2 true JP3084915B2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=14350076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04103286A Expired - Fee Related JP3084915B2 (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 現像器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3084915B2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-23 JP JP04103286A patent/JP3084915B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05297695A (ja) | 1993-11-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000606 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080707 Year of fee payment: 8 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090707 Year of fee payment: 9 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |