JP3084186U - 苺収穫車 - Google Patents

苺収穫車

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JP3084186U
JP3084186U JP2001006247U JP2001006247U JP3084186U JP 3084186 U JP3084186 U JP 3084186U JP 2001006247 U JP2001006247 U JP 2001006247U JP 2001006247 U JP2001006247 U JP 2001006247U JP 3084186 U JP3084186 U JP 3084186U
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一郎 野村
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株式会社広洋エンジニアリング
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手押し式と乗用型の両方を兼ね備えた苺収穫
車を提供する。 【解決手段】 収穫した苺を収納するための容器を載
せることができる機枠を構成する一部材に、スライド部
材を機枠の進行方向にスライド可能に連結する。機枠に
取り付けた左右の前輪と左の後輪と、スライド部材に取
り付けらた右の後輪とで苺収穫車を走行させる。スライ
ド部材には作業者が座るサドルを取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、収穫した苺を載せて走行するための苺収穫車に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の苺収穫車は2つのタイプに分かれる。一つは、作業者が苺収穫車を押し て歩きながら苺を収穫し、収穫した苺を苺収穫車に載せた収納容器に収納する手 押し式である。もう一つは、機枠にサドルを取り付け、そのサドルに作業者が腰 掛けて苺を収穫して収穫した苺を機枠に載せた容器に収納する乗用形である。手 押し式では、作業者は常に立ったまま苺を収穫するために疲れる。一方、乗用型 では、作業者はサドルに腰掛けて苺を収穫するので疲労は少ないものの、座った ままの作業では行動の自由が制限される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
苺を収穫する作業者の疲労が少なく、かつ作業者の行動の自由を制限しないよ うな苺収穫車を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案においては、苺収穫車を、収穫した苺を収納 するための容器を載せることができる機枠と、その機枠に取り付けられた左右の 前輪及び右または左の後輪と、機枠を構成する一部材に機枠の進行方向にスライ ド可能に連結されたスライド部材と、そのスライド部材に取り付けられた左また は右の後輪とを備える。
【0005】 スライド部材を構成するスライドバーには作業者が腰掛けることのできるサド ルを固定する。このサドルは、上記スライドバーに回動可能に取り付けて、非使 用時は直立させておくことができるようにする。
【0006】
【考案の実施の形態】
苺収穫車は、図1に示すように、苺の畝を跨ぐことができるように走行方向か ら見て門形の構造をもった機枠1と、機枠1を支える左右の前輪2L及び2Rと 左の後輪3Lとを備える。機枠1の上部は5本の桟4が渡してあって、収穫した 苺を収納する容器(図示せず)を載せるのに利用する。
【0007】 左右の前輪2L及び2Rは、機枠1に設けた車軸5L及び5Rに取り付けられ ている。左の後輪3Lも機枠1に設けた車軸6Lに取り付けられている。しかし 、右の後輪3Rは、機枠1にではなく、機枠1に対してスライド可能に連結され たスライド部材10に取り付けられている。以下にこのスライド部材10につい て説明する。
【0008】 スライド10部材は、機枠1を構成する一部材である断面四角形のパイプ部材 7に嵌合して、図1に矢印Fで示す苺収穫車の走行方向にスライドする断面四角 形のスライドバー8と、スライドバー8の後端にスライドバー8と垂直の方向に 延びるよう固定された車輪支持部材9と、その車輪支持部材9の先端に設けた車 軸6Rとからなる。この車軸6Rには右の後輪3Rが取り付けられる。機枠1の パイプ部材7にはハンドル付きネジ11が取り付けられていて、そのネジを締め ることによって、パイプ部材7に対するスライドバー8のスライド長さ、すなわ ち、パイプ部材7から突出するスライドバー8の長さを調整することができる。
【0009】 スライドバー8には苺を収穫する作業者が腰掛けることができるサドル12が 取り付けられている。サドル12は、図3に示すように、その後方にサドル支持 部材12aが固定され、そのサドル支持部材12aをスライドバー8にピン12 b等を用いて回動可能に連結することによって、図2の実線に示すように倒して 使用状態にしたり、また、鎖線に示すように起こして非使用状態とする。
【0010】 作業者がサドル12に座らずに立ったまま収穫作業するときには、サドルを起 こし、ハンドル付きネジ11を緩めて、スライドバー8を機枠1のパイプ部材7 の中に押し込む。すると、スライド部材10に取り付けられた右の後輪3R、は 、左の後輪3Lと横に並び、苺収穫車は手押し式となる。
【0011】 立って収穫している作業者が疲れて座ったまま作業をしたくなったら、ハンド ル付きネジ11を緩めてスライドバー8を機枠1のパイプ部材7から引き出し、 それからサドル12を倒して、サドル12の下面に固定された一対の板状部材1 2a(図3)の間にスライドバー8を入れる。それからハンドル付きネジ11を 締める。スライドバー8に跨りサドル12に座った作業者の前方には機枠1が位 置するので、作業者が収穫した苺を機枠1の上部の桟4に載せた苺収容容器に載 せる事ができる。サドルに座った作業者が脚で土を蹴ると、苺収穫車は前進する 。
【0012】
【考案の効果】
本考案による苺収穫車は、通常は4輪の手押し式の苺収穫車として用い、作業 者は立って苺を収穫して収穫した苺を苺収穫車上に載せた容器に収納し、苺収穫 車を押しながら苺の畦に沿って歩く。しかし、作業者は疲れてくると、後輪の内 の一方(右側後輪)を取り付けたスライド部材を収穫車の機枠から後方に引き出 して、スライド部材に設けたサドルに腰掛けて座ったままの姿勢で苺収穫作業を する。そして、作業者が脚で土を蹴ると苺収穫車は前進する。
【0013】 したがって、本考案による苺収穫車は、手押し式の苺収穫車としての利用する ときは、作業者は自由な姿勢で苺を収穫でき、また、4輪乗用形の苺収穫車とし て利用するときは、作業者は座ったままの楽な姿勢で苺を収穫できる。
【0014】 以上のように、本考案による苺収穫車は、簡単な構造でありながら、従来の手 押し式のものと4輪乗用形のものの両方の利点を備えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に苺収穫車の構造の概略を説明するた
めの斜視図である。
【図2】 図1の苺収穫車の側面図である。
【図3】 図1の苺収穫車のサドルを裏側から見た図で
ある。
【符号の説明】
1 機枠 2R、2L 前輪 3R、3L 後輪 4 桟 5R、5L 車軸 6R、6L 車軸 7 パイプ部材 8 スライドバー

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収穫した苺を収納するための容器を載せ
    ることができる機枠と、 その機枠に取り付けられた左右の前輪及び右または左の
    後輪と、 上記機枠を構成する一部材に、機枠の進行方向にスライ
    ド可能に連結されたスライド部材と、 そのスライド部材に取り付けられた左または右の後輪と
    を備えた、苺収穫車。
  2. 【請求項2】 上記スライド部材を構成するスライドバ
    ーには作業者が腰掛けることのできるサドルが取り付け
    られている、請求項1に記載の苺収穫車。
  3. 【請求項3】 上記サドルは、上記スライドバーに回動
    可能に取り付けられており、非使用時は直立させておく
    ことができるようにした、請求項2に記載の苺収穫車。
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