JP3084181B2 - 再生装置および記録装置 - Google Patents

再生装置および記録装置

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JP3084181B2
JP3084181B2 JP05216662A JP21666293A JP3084181B2 JP 3084181 B2 JP3084181 B2 JP 3084181B2 JP 05216662 A JP05216662 A JP 05216662A JP 21666293 A JP21666293 A JP 21666293A JP 3084181 B2 JP3084181 B2 JP 3084181B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声データ等の情報デ
ータを再生する再生装置、および、音声データ等の情報
データを記録する記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、記録再生装置としては、例え
ば記録媒体としてのディスクに音声等の情報データをデ
ィジタル化して記録する一方、ディスクに記録されてい
る情報データを再生するいわゆるコンパクトディスク
(以下、CDと称する)装置やミニディスク(以下、M
Dと称する)装置等が知られている。
【0003】このようなCD装置やMD装置では、図3
に示すように、アナログ/ディジタル(A/D)変換器
およびディジタル/アナログ(D/A)変換器を備えた
コンバータ41に供給する48fs(サンプリング周波
数)系クロックを発生する48fs系クロック発生回路4
0aと、ディスクに記録・再生する記録再生系であるヘ
ッド駆動装置43やサーボ制御回路44に供給する49f
s系クロックを発生する49fs系クロック発生回路40
bとを備えたクロック発生装置40が設けられている。
【0004】上記の49fs系クロックは、信号処理回路
42のEFM(Eight to FourteenModulation)信号発
生回路42aを介してヘッド駆動装置43に供給される
一方、信号処理回路42の基準信号発生回路42bおよ
び回転速度検出回路42cを介してサーボ制御回路44
に供給される。尚、回転速度検出回路42cは、基準信
号発生回路42bから供給される基準信号と、RFアン
プ45から供給されるRF信号とからディスクの回転速
度を検出してサーボ制御回路44に送出するようになっ
ている。
【0005】通常、48fs系クロックは、水晶振動子等
を用いて発生される。また、49fs系クロックは、48f
s系クロックとは別の水晶振動子等を用いて発生される
か、あるいは電圧制御発振器(VCO)やPLL(Phas
e Locked Loop )回路等を用いて発生される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のCD装置やMD装置等の記録再生装置は、48fs系
クロックおよび49fs系クロックの2系統のクロックを
発生しなければならないので、クロック発生装置40内
部に2つのクロック発生回路、即ち、48fs系クロック
発生回路40aおよび49fs系クロック発生回路40b
を設ける必要がある。このため、上記従来の記録再生装
置は、装置の小型化が図り難く、また、消費電力が大き
くなるという問題点を有している。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の再
生装置は、上記の課題を解決するために、第1の基準ク
ロックに基づいて信号フォーマットが定められている
録媒体にディジタル記録されている情報データを再生手
段により再生し、再生された情報データに所定の処理を
施し出力手段から出力する再生装置において、上記再
手段および出力手段に、上記第1の基準クロックとは異
なる第2の基準クロックを供給するクロック発生手段
と、情報データの書き込み動作および読み出し動作
行して行う記憶手段と、上記記憶手段に記憶されている
情報データ量が予め設定された上限値以上となったとき
に、情報データの再生を中断する一方、情報データ量が
予め設定された下限値以下となったときに、上記記憶手
段に記憶されている情報データに連続して情報データが
再生されるように上記再生手段を制御する制御手段とを
備えていることを特徴としている。
【0008】請求項2記載の発明の記録装置は、上記の
課題を解決するために、入力手段に入力された情報デー
タに所定の信号処理を施し、処理された情報データを記
録手段により、第1の基準クロックに基づいて信号フォ
ーマットが定められている記録媒体にディジタル記録す
る記録装置において、上記入力手段および記録手段に、
上記第1の基準クロックとは異なる第2の基準クロック
を供給するクロック発生手段と、情報データの書き込み
動作および読み出し動作並行して行う記憶手段と、上
記記憶手段に記憶されている情報データ量が予め設定さ
れた下限値以下となったときに、情報データの記録を中
断する一方、情報データ量が予め設定された上限値以上
となったときに、上記記録媒体に記録されている情報デ
ータに連続して情報データが記録されるように上記記録
手段を制御する制御手段とを備えていることを特徴とし
ている。
【0009】
【作用】請求項1記載の構成によれば、クロック発生手
段により再生手段および出力手段に、記録媒体に定めら
れた信号フォーマットに対応する第1の基準クロックと
は異なる第2の基準クロックを供給する一方、記憶手段
にて情報データの書き込み動作および読み出し動作を並
行して行い、且つ制御手段が記憶手段に記憶されいてる
情報データ量が予め設定された上限値以上となったとき
に、情報データの再生を中断し、また情報データ量が予
め設定された下限値以下となったときに、記憶手段に記
憶されている情報データに連続して情報データが再生さ
れるように再生手段を制御する。
【0010】これにより、第1の基準クロックに基づい
て信号フォーマットが定められている記録媒体に記録さ
れている情報データを再生するのに、第1の基準クロッ
クとは異なる第2の基準クロックを用いたとしても、そ
の基準クロックの違いによって生じる速度差を的確に吸
収することができるため、再生手段に供給するクロック
と出力手段に供給するクロックとを共通化することがで
る。
【0011】請求項2記載の構成によれば、クロック発
生手段により入力手段および記録手段に、記録媒体に定
められた信号フォーマットに対応する第1の基準クロッ
クとは異なる第2の基準クロックを供給する一方、記憶
手段にて情報データの書き込み動作および読み出し動作
を並行して行い、且つ制御手段が記憶手段に記憶されい
てる情報データ量が予め設定された下限値以下となった
ときに、情報データの記録を中断し、また情報データ量
が予め設定された上限値以上となったときに、記録媒体
に記録されている情報データに連続して情報データが記
録されるように記録手段を制御する。
【0012】これにより、第1の基準クロックに基づい
て信号フォーマットが定められている記録媒体に情報デ
ータを記録するのに、第1の基準クロックとは異なる第
2の基準クロックを用いたとしても、その基準クロック
の違いによって生じる速度差を的確に吸収することがで
きるため、入力手段に供給するクロックと記録手段に供
給するクロックとを共通化することができる。
【0013】
【実施例】本発明を光磁気ディスク装置に適用した一実
施例について図1および図2に基づいて説明すれば、以
下の通りである。
【0014】本実施例にかかる記録再生装置(記録装
置、再生装置)としての光磁気ディスク装置は、例えば
ミニディスク(MD)等の書き換え可能な光磁気ディス
クに、音声データ等のアナログ情報をディジタル化して
記録すると共に、光磁気ディスクに記録されているディ
ジタル情報を再生するようになっている。このような光
磁気ディスク装置は、図1に示すように、光ピックアッ
プ1と、RFアンプ2と、エンコーダ・デコーダ/信号
処理回路3と、メモリコントローラ4と、ショックプル
ーフメモリ5と、データ伸長・圧縮回路6と、コンバー
タ7と、送りモータ8と、スピンドルモータ9と、ドラ
イバ回路10と、サーボ制御回路11と、システムコン
トローラ12と、電源回路13と、ヘッド駆動装置14
と、記録ヘッド15と、入力装置16と、クロック発生
回路20とを備えている。
【0015】再生動作について説明すれば、光ピックア
ップ1は、記録・再生可能な記録媒体としてのディスク
21にレーザ光を照射し、ディスク21からの反射光を
取り込む再生ヘッドであり、ディスク21に記録された
RF信号を読み取るようになっている。上記のディスク
21は、ディジタル情報(情報データ)を記録する記録
領域と、装置の使用者が任意に各種情報を書き込み可能
な書き込み領域とを有している。
【0016】RFアンプ2は、光ピックアップ1により
読み取られたRF信号を増幅してエンコーダ・デコーダ
/信号処理回路3に送出するようになっている。また、
RFアンプ2は、RF信号からフォーカスエラー信号お
よびトラッキングエラー信号等のサーボ制御信号を生成
し、サーボ制御回路11に送出するようになっている。
エンコーダ・デコーダ/信号処理回路(以下、信号処理
回路と称する)3は、サブコードの処理等を行うために
システムコントローラ12と通信可能に設けられると共
に、RFアンプ2を経たRF信号を復調してディジタル
情報に変換し、そのディジタル情報に誤り訂正等の所定
の処理を施してメモリコントローラ4に転送するように
なっている。クロック発生回路(クロック発生手段)2
0は、信号処理回路3およびコンバータ(出力手段・入
力手段)7にクロックを供給するようになっている。
【0017】メモリコントローラ4は、信号処理回路3
を経たディジタル情報をショックプルーフメモリ5に記
憶させるように、システムコントローラ12の指示に従
って、ショックプルーフメモリ5の書き込み動作および
読み出し動作を制御するようになっている。このメモリ
コントローラ4は、信号処理回路3から出力されたディ
ジタル情報をショックプルーフメモリ5に転送すると共
に、ショックプルーフメモリ5から出力されたディジタ
ル情報をデータ伸長・圧縮回路6に転送するようになっ
ている。また、メモリコントローラ4は、ショックプル
ーフメモリ5に記憶されているディジタル情報量を検知
可能となっている。
【0018】ショックプルーフメモリ(記憶手段)5
は、信号処理回路3から出力されたディジタル情報を一
時的に記憶するようになっており、例えば1MビットD
RAM(Dynamic Random Access Memory)等の半導体メ
モリが適当である。このショックプルーフメモリ5は、
信号処理回路3とデータ伸長・圧縮回路6との間に配さ
れており、振動等の外乱による記録・再生の中断を防止
するためにディジタル情報を保護すること、および、信
号処理回路3から出力されるディジタル情報の転送速度
と、データ伸長・圧縮回路6に入力されるディジタル情
報の転送速度との差を吸収することを目的として設けら
れている。
【0019】データ伸長・圧縮回路6は、メモリコント
ローラ4から出力され、所定の圧縮率で時間軸圧縮され
たディジタル情報を時間軸伸長してコンバータ7のD/
Aコンバータ7aに転送し、ここで元のアナログ情報に
再生した後、出力端子18に出力する。出力端子18
は、スピーカ等を有する図示しない出力部に接続されて
いる。尚、A/Dコンバータ7bについては後述する。
【0020】送りモータ8は、光ピックアップ1をディ
スク21の記録トラック(図示せず)に直交する方向へ
移動させるためのモータである。スピンドルモータ9
は、ディスク21を回転させるためのモータである。ド
ライバ回路10は、送りモータ8と、スピンドルモータ
9と、光ピックアップ1の対物レンズ(図示せず)を駆
動する図示しない駆動装置とを動作させるために、これ
らに電力を供給するようになっている。
【0021】サーボ制御回路11は、光ピックアップ1
から出射される光をディスク21の目標の記録トラック
に追従させる等の動作が正確に行われるように、ドライ
バ回路10により駆動される上記の各装置をフィードバ
ック制御する回路である。このサーボ制御回路11は、
システムコントローラ12の指示に従って、RFアンプ
2から出力されたサーボ信号に基づいてフォーカス、ト
ラッキング、シークおよびスピン等の制御量を決定し、
その制御量を制御信号としてドライバ回路10に送出す
るようになっている。そして、光ピックアップ1、RF
アンプ2、サーボ制御回路11等にて再生手段が構成さ
れている。
【0022】システムコントローラ(制御手段)12
は、信号処理回路3、メモリコントローラ4、サーボ制
御回路11、電源回路13、およびヘッド駆動装置14
を集中管理するマイクロコンピュータである。入力装置
16は、図示しないスイッチおよびキー等で構成されて
おり、例えば、スイッチをONして入力可能とした後、
キーボード等による手動入力操作によって、ディスク2
1へのディジタル情報や各種情報の書き込み等の処理動
作、および、ディスク21に記録されている複数のディ
ジタル情報の再生順序等の処理動作をシステムコントロ
ーラ12に入力するようになっている。そして、システ
ムコントローラ12は、入力装置16から入力されるこ
れら処理動作に基づいてディスク21の記録・再生が行
われるように上記の各装置・回路を制御すると共に、ヘ
ッド駆動装置14および記録ヘッド15を介してディス
ク21の記録領域や書き込み領域を書き換えるようにな
っている。また、システムコントローラ12は、メモリ
コントローラ4にて検知したショックプルーフメモリ5
のディジタル情報量が、予め設定された上限値以上とな
ったか否か、あるいは、予め設定された下限値以下とな
ったか否かを判断するようになっている。
【0023】電源回路13は、光ピックアップ1、RF
アンプ2、信号処理回路3、ドライバ回路10、システ
ムコントローラ12、サーボ制御回路11およびヘッド
駆動装置14等に電力を供給するようになっている。
【0024】記録動作について説明すれば、入力端子1
9はマイク等を有する図示しない入力部に接続されてお
り、A/Dコンバータ7bは、入力端子19より入力さ
れたアナログ情報をディジタル情報に変換してデータ伸
長・圧縮回路6に転送するようになっている。データ伸
長・圧縮回路6は、A/Dコンバータ7bから出力され
たディジタル情報の時間軸をATRAC(Adaptive Tra
nsform Acoustic Coding)と称される情報圧縮技術によ
り所定の圧縮率、例えば約1/5 に圧縮してメモリコント
ローラ4に転送するようになっている。メモリコントロ
ーラ4は、データ伸長・圧縮回路6から出力されたディ
ジタル情報をショックプルーフメモリ5に転送すると共
に、ショックプルーフメモリ5から出力されたディジタ
ル情報を信号処理回路3に転送するようになっている。
従って、ショックプルーフメモリ5は、データ伸長・圧
縮回路6から出力されるディジタル情報の転送速度と、
信号処理回路3に入力されるディジタル情報の転送速度
との差を吸収することも目的としている。
【0025】信号処理回路3は、メモリコントローラ4
から出力されたディジタル情報を変調してRF信号に変
換し、ヘッド駆動装置14に転送するようになってい
る。ヘッド駆動装置14は、信号処理回路3から出力さ
れたRF信号を記録ヘッド15に転送すると共に、記録
ヘッド15によるディスク21の目標の記録トラックへ
のRF信号の記録が正確に行われるように、記録ヘッド
15をディスク21の記録トラックに直交する方向へ移
動させるようになっている。記録ヘッド15は、ディス
ク21の記録領域にRF信号を記録するようになってい
る。また、記録ヘッド15は、ディスク21の書き込み
領域に複数のディジタル情報の再生順序を記録するよう
になっている。そして、ヘッド駆動装置14、記録ヘッ
ド15等にて記録手段が構成されている。
【0026】図2に示すように、上記のクロック発生回
路20は、例えば水晶発振子等を備えており、この水晶
発振子により48fs(サンプリング周波数)系クロック
を発生させて信号処理回路3およびコンバータ7に供給
するようになっている。尚、上記の48fs系クロック
は、コンバータ7にて情報データをA/D変換もしくは
D/A変換する際に一般的に用いられるクロックであ
る。
【0027】上記の信号処理回路3は、EFM信号発生
回路31と、基準信号発生回路32と、回転速度検出回
路33とを備えている。EFM信号発生回路31は、E
FM(Eight to Fourteen Modulation)と称される変調
方式にて、メモリコントローラ4から出力された8ビッ
トのディジタル情報を14ビットのディジタル情報に変
換してヘッド駆動装置14に転送するようになってい
る。基準信号発生回路32は、ディスク21の回転速度
の基準となる基準信号を回転速度検出回路33に供給す
るようになっている。また、回転速度検出回路33は、
基準信号発生回路32から供給される基準信号と、RF
アンプ2を経たRF信号とからディスク21の回転速度
を検出してサーボ制御回路11に送出するようになって
いる。
【0028】尚、EFM信号発生回路31および基準信
号発生回路32は、48fs系クロックを用いて動作する
ため、従来の記録再生装置における49fs系クロックを
用いて動作するEFM信号発生回路および基準信号発生
回路と比較して、48/49 の速度で動作することになる。
従って、ディスク21も、従来の記録再生装置における
ディスクと比較して、48/49 の速度で回転することにな
る。
【0029】上記の構成において、再生時には、ディス
ク21から光ピックアップ1によりRF信号が読み出さ
れる。このRF信号は、RFアンプ2で増幅されて信号
処理回路3で復調や所定の信号処理が施されてディジタ
ル情報として復元され、メモリコントローラ4に送出さ
れる。このとき、ディジタル情報は、時間軸圧縮された
状態にあるデータである。
【0030】一方、RFアンプ2で増幅されたRF信号
は、フィードバック制御に用いるサーボ制御信号として
サーボ制御回路11にも送出される。サーボ制御回路1
1は、サーボ制御信号に基づいてシステムコントローラ
12の指示により制御量を決定し、ドライバ回路10に
対し制御信号を出力する。すると、ドライバ回路10
は、その制御信号の大きさに応じて送りモータ8と、ス
ピンドルモータ9と、光ピックアップ1の対物レンズの
駆動装置とをそれぞれ動作させる。これにより、光ピッ
クアップ1が目標の記録トラックにまで送られ、ディス
ク21の回転数が所定の値に制御されると共に、図示し
ない対物レンズの位置が記録トラックを正確に追従する
ように駆動される。
【0031】また、メモリコントローラ4に送出された
ディジタル情報は、ショックプルーフメモリ5に書き込
まれて一時的に記憶され、書き込まれた順にメモリコン
トローラ4へ読み出される。上記のショックプルーフメ
モリ5においては、ディジタル情報の書き込み動作およ
び読み出し動作が並行して行われることにより、48fs
系クロックによって生じるディジタル情報の光ピックア
ップ1による再生速度とD/Aコンバータ7aへの出力
速度との差が吸収される。
【0032】そして、メモリコントローラ4から出力さ
れたディジタル情報は、データ伸長・圧縮回路6に送出
され、ここで時間軸伸長される。データ伸長・圧縮回路
6を経たディジタル情報は、D/Aコンバータ7aによ
り元のアナログ情報に変換され、出力端子18から図示
しない出力部に送出され、例えば音声信号として出力さ
れる。
【0033】システムコントローラ12は、ショックプ
ルーフメモリ5に記憶されているディジタル情報量が予
め設定された上限値以上となったときに、ディジタル情
報の再生を中断する一方、ディジタル情報量が予め設定
された下限値以下となったときに、ディスク21の記録
領域に記憶されているディジタル情報に連続してディジ
タル情報が再生されるように光ピックアップ1を制御す
る。即ち、システムコントローラ12は、ディジタル情
報の再生を中断している間はディスク21を空回りさせ
ておき、再生を再開する際には、光ピックアップ1を所
定量だけ再生方向とは逆方向に移動させ、最後に再生し
たディジタル情報に連続したディジタル情報を再生する
ようになっている。
【0034】また、記録時には、アナログデータが図示
しない入力部に入力され、アナログ情報として入力端子
19に送出される。このアナログ情報は、A/Dコンバ
ータ7bによりディジタル情報に変換された後、データ
伸長・圧縮回路6に送出され、ここで所定の圧縮率で時
間軸圧縮され、メモリコントローラ4に送出され、ショ
ックプルーフメモリ5に一時的に記憶され、書き込まれ
た順にメモリコントローラ4へ読み出される。上記のシ
ョックプルーフメモリ5においては、ディジタル情報の
書き込み動作および読み出し動作が並行して行われるこ
とにより、48fs系クロックによって生じるディジタル
情報の記録ヘッド15による記録速度とA/Dコンバー
タ7bからの入力速度との差が吸収される。
【0035】そして、メモリコントローラ4に送出され
たディジタル情報は、信号処理回路3で変調や所定の信
号処理が施されてRF信号とされ、ヘッド駆動装置14
を介して記録ヘッド15に送出され、光ピックアップ1
からのレーザ光との相互作用によりディスク21の記録
領域に記録される。
【0036】システムコントローラ12は、ショックプ
ルーフメモリ5に記憶されているディジタル情報量が予
め設定された下限値以下となったときに、ディジタル情
報の記録を中断する一方、ディジタル情報量が予め設定
された上限値以上となったときに、ディスク21の記録
領域に記憶されているディジタル情報に連続してディジ
タル情報が記録されるように記録ヘッド15を制御す
る。即ち、システムコントローラ12は、ディジタル情
報の記録を中断している間はディスク21を空回りさせ
ておき、記録を再開する際には、記録ヘッド15を所定
量だけ記録方向とは逆方向に移動させ、最後に記録した
ディジタル情報に連続してディジタル情報を記録するよ
うになっている。
【0037】以上のように、本光磁気ディスク装置は、
クロック発生回路20によりコンバータ7、サーボ制御
回路11およびヘッド駆動装置14に48fs系クロック
が供給される。また、ショックプルーフメモリ5にてデ
ィジタル情報の書き込み動作および読み出し動作が並行
して行われることにより、48fs系クロックによって生
じるディジタル情報の光ピックアップ1による再生速度
とD/Aコンバータ7aへの出力速度との差、および、
ディジタル情報の記録ヘッド15による記録速度とA/
Dコンバータ7bからの入力速度との差が吸収される。
そして、システムコントローラ12は、再生時には、シ
ョックプルーフメモリ5に記憶されているディジタル情
報量が予め設定された上限値以上となったときに、ディ
ジタル情報の再生を中断する一方、ディジタル情報量が
予め設定された下限値以下となったときに、ディスク2
1の記録領域に記憶されているディジタル情報に連続し
てディジタル情報が再生されるように光ピックアップ1
を制御し、また、記録時には、ショックプルーフメモリ
5に記憶されているディジタル情報量が予め設定された
下限値以下となったときに、ディジタル情報の記録を中
断する一方、ディジタル情報量が予め設定された上限値
以上となったときに、ディスク21の記録領域に記憶さ
れているディジタル情報に連続してディジタル情報が記
録されるように記録ヘッド15を制御する。
【0038】このため、コンバータ7、サーボ制御回路
11およびヘッド駆動装置14に供給するクロックを共
通化することができるので、従来の記録再生装置のよう
に2系統のクロックを発生する必要がなく、クロック発
生回路20を簡単化・小型化することができる。これに
より、光磁気ディスク装置の小型化を図ることが可能と
なると共に、消費電力を低減することが可能となる。特
に、本光磁気ディスク装置が電源として電池を使用し、
例えば携帯用として構成されている場合においては、電
池の交換や充電等の回数を減少させることができるの
で、装置の操作性が向上する。
【0039】
【0040】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の再生装置は、以
上のように、再生手段および出力手段に、記録媒体に定
められた信号フォーマットに対応する第1の基準クロッ
クとは異なる第2の基準クロックを供給するクロック発
生手段と、情報データの書き込み動作および読み出し動
並行して行う記憶手段と、上記記憶手段に記憶され
ている情報データ量が予め設定された上限値以上となっ
たときに、情報データの再生を中断する一方、情報デー
タ量が予め設定された下限値以下となったときに、上記
記憶手段に記憶されている情報データに連続して情報デ
ータが再生されるように上記再生手段を制御する制御手
段とを備えている構成である。
【0041】それゆえ、第1の基準クロックに基づいて
信号フォーマットが定められている記録媒体に記録され
ている情報データを再生するのに、第1の基準クロック
とは異なる第2の基準クロックを用いたとしても、その
基準クロックの違いによって生じる速度差を的確に吸収
することができるため、再生手段に供給するクロックと
出力手段に供給するクロックとを共通化することができ
るので、従来の記録再生装置のように2系統のクロック
を発生する必要がなく、クロック発生手段を簡単化・小
型化することができる。これにより、再生装置の小型化
を図ることが可能となると共に、消費電力を低減するこ
とが可能となるという効果を奏する。
【0042】本発明の請求項2記載の記録装置は、以上
のように、入力手段および記録手段に、記録媒体に定め
られた信号フォーマットに対応する第1の基準クロック
とは異なる第2の基準クロックを供給するクロック発生
手段と、情報データの書き込み動作および読み出し動作
並行して行う記憶手段と、上記記憶手段に記憶されて
いる情報データ量が予め設定された下限値以下となった
ときに、情報データの記録を中断する一方、情報データ
量が予め設定された上限値以上となったときに、上記
録媒体に記録されている情報データに連続して情報デー
タが記録されるように上記記録手段を制御する制御手段
とを備えている構成である。
【0043】それゆえ、第1の基準クロックに基づいて
信号フォーマットが定められている記録媒体に情報デー
タを記録するのに、第1の基準クロックとは異なる第2
の基準クロックを用いたとしても、その基準クロックの
違いによって生じる速度差を的確に吸収することができ
るため、入力手段に供給するクロックと記録手段に供給
するクロックとを共通化することができるので、従来の
記録再生装置のように2系統のクロックを発生する必要
がなく、クロック発生手段を簡単化・小型化することが
できる。これにより、記録装置の小型化を図ることが可
能となると共に、消費電力を低減することが可能となる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における記録再生装置として
の光磁気ディスク装置の全体構成を示すブロック図であ
る。
【図2】上記の光磁気ディスク装置の要部の構成を示す
ブロック図である。
【図3】従来の記録再生装置の要部の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 光ピックアップ(再生手段) 2 RFアンプ(再生手段) 3 エンコーダ・デコーダ/信号処理回路 4 メモリコントローラ 5 ショックプルーフメモリ(記憶手段) 6 データ伸長・圧縮回路 7 コンバータ(出力手段・入力手段) 11 サーボ制御回路(再生手段) 12 システムコントローラ(制御手段) 14 ヘッド駆動装置(記録手段) 15 記録ヘッド(記録手段) 20 クロック発生回路(クロック発生手段) 21 ディスク(記録媒体)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の基準クロックに基づいて信号フォ
    ーマットが定められている記録媒体にディジタル記録さ
    れている情報データを再生手段により再生し、再生され
    た情報データに所定の処理を施し出力手段から出力す
    生装置において、 上記再生手段および出力手段に、上記第1の基準クロッ
    クとは異なる第2の基準クロックを供給するクロック発
    生手段と、 情報データの書き込み動作および読み出し動作並行し
    て行う記憶手段と、 上記記憶手段に記憶されている情報データ量が予め設定
    された上限値以上となったときに、情報データの再生を
    中断する一方、情報データ量が予め設定された下限値以
    下となったときに、上記記憶手段に記憶されている情報
    データに連続して情報データが再生されるように上記
    生手段を制御する制御手段とを備えていることを特徴と
    する再生装置。
  2. 【請求項2】 入力手段に入力された情報データに所定
    の信号処理を施し、処理された情報データを記録手段に
    より、第1の基準クロックに基づいて信号フォーマット
    が定められている記録媒体にディジタル記録する記録装
    置において、 上記入力手段および記録手段に、上記第1の基準クロッ
    クとは異なる第2の基準クロックを供給するクロック発
    生手段と、 情報データの書き込み動作および読み出し動作並行し
    て行う記憶手段と、 上記記憶手段に記憶されている情報データ量が予め設定
    された下限値以下となったときに、情報データの記録を
    中断する一方、情報データ量が予め設定された上限値以
    上となったときに、上記記録媒体に記録されている情報
    データに連続して情報データが記録されるように上記
    録手段を制御する制御手段とを備えていることを特徴と
    する記録装置。
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