JP3083737B2 - 吸気マニホールドのシール構造 - Google Patents

吸気マニホールドのシール構造

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JP3083737B2
JP3083737B2 JP20331195A JP20331195A JP3083737B2 JP 3083737 B2 JP3083737 B2 JP 3083737B2 JP 20331195 A JP20331195 A JP 20331195A JP 20331195 A JP20331195 A JP 20331195A JP 3083737 B2 JP3083737 B2 JP 3083737B2
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fitting
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seal
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弘志 宗時
純一郎 白井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関における吸気マ
ニホールドのシール構造に関し、特に吸気マニホールド
の分岐管先端部と吸気ポート入口部のシール構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の吸気マニホールドはアルミ合金鋳
物製や鋼管製のものが一般的で、その分岐管の先端に設
けた接続フランジをシリンダヘッドの一側面に接合する
ことによって各分岐管とシリンダヘッドの各吸気ポート
を接続するように構成されていた。
【0003】ところが、これら金属製のものは重量が大
きいという問題があり、その課題を解消するものとし
て、例えば実開平5−75465号公報等において、合
成樹脂製の吸気マニホールドが提案されている。上記公
報に開示された吸気マニホールドにおいては、吸気ポー
トの入口部に分岐管の先端部を挿入するとともに、吸気
ポートの入口部内周と分岐管の間にシールリングを配置
し、分岐管の先端部を弾性的にかつ気密に保持し、分岐
管の先端部と吸気ポートの入口部をシールするとともに
エンジンと吸気マニホールド間の振動の伝達・共振を防
止するように構成されている。
【0004】この種の吸気マニホールドの他のシール構
造を、図3、図4を参照して説明する。21は合成樹脂
製のブロー成形品から成る吸気マニホールドで、上端部
にエアクリーナに連通する上流側の吸気通路部材38と
の接続口22が設けられ、この接続口22の直下部から
複数の分岐管23a〜23cに分岐されている。各分岐
管23a〜23cは、湾曲しながら水平方向に指向する
とともに相互の間隔を広げるように延出され、さらに各
分岐管23a〜23cの先端の接続部24a〜24cが
一定間隔で互いに平行に配設されている。そして、接続
口22の軸芯から接続部24a〜24cの先端までのそ
の軸線方向の距離は同一に設定されている。各分岐管2
3a〜23cの接続部24a〜24cの外周には、その
先端から一定距離の位置に適当間隔をあけて一対の突条
25が突設されてこれら突条25、25間にシールリン
グ溝26が形成され、このシールリング溝26にシール
リング27が装着されている。
【0005】一方、シリンダヘッド30の一側面の各吸
気ポート31a〜31cの入口部には各分岐管23a〜
23cの接続部24a〜24cを挿入可能な嵌合孔部3
2a〜32cが突設されている。これら嵌合孔部32a
〜32cは、その先端から奥側に向けて、シールリング
27の圧入を容易にする外広がりのテーパ面33と、シ
ールリング27が圧縮状態で嵌合するシール座面34
と、接続部24a〜24cの先端部が嵌合する嵌合面3
5と、先端が係合する段部36とが設けられている。
【0006】なお、図4において、37は接続部22の
外周に装着されたシールリング、39は吸気通路部材3
8における接続口22の嵌合孔である。
【0007】以上の構成によれば、各分岐管23a〜2
3c先端部の接続部24a〜24cを、吸気ポート31
a〜31c入口部の嵌合孔部32a〜32cに挿入嵌合
するだけで、吸気マニホールド31の分岐管23a〜2
3cをシリンダヘッドの吸気ポート31a〜31cにシ
ールを確保した状態で接続することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の吸気マニホールドのシール構造では、分岐管23a
〜23cの接続部24a〜24cを嵌合孔部32a〜3
2cに挿入して接続するときに、すべての接続部24a
〜24c外周のシールリング27を同時に圧縮させなが
らシール座面34に圧入嵌合させる必要があり、そのた
めに各分岐管23a〜23c先端の接続部24a〜24
cの挿入嵌合力が大きくなり、作業性が悪いという問題
があった。
【0009】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、分岐管先端の接続部を吸気ポート入口部の嵌合孔部
に容易に嵌合して接続することができ、作業性良く接続
できる吸気ポートのシール構造を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、吸気マニホー
ルドにおける分岐管先端の接続部と吸気ポート入口部の
シール構造であって、接続部外周にシールリングを装着
し、吸気ポート入口部に接続部がシールリングを圧縮し
て挿入嵌合される嵌合孔部を設け、接続部先端からシー
ルリング配置位置までの距離、又は嵌合孔部の長さを、
各分岐管又は嵌合孔部で適宜に異ならせ、接続部を嵌合
孔部に挿入嵌合するときにシールリングが嵌合孔部に嵌
合開始する位置を適宜に異ならせたことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の上記構成によれば、各分岐管の接続部
を嵌合孔部に挿入嵌合するときにシールリングが嵌合孔
部に嵌合開始する位置が適宜に異なっているために、各
分岐管についてそのシールリングを順次個々に嵌合孔部
のシール座面に圧入嵌合して行けばよく、したがって小
さな力で接続部を嵌合孔部に挿入嵌合することができ、
容易に作業性良く接続することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1を参照
して説明する。
【0013】1は合成樹脂製のブロー成形品から成る吸
気マニホールドで、上端部にエアクリーナに連通する上
流側の吸気通路部材との接続口2が設けられ、この接続
口2の直下部から複数の分岐管3a〜3cに分岐されて
いる。各分岐管3a〜3cは、湾曲しながら水平方向に
指向するとともに相互の間隔を広げるように延出され、
各分岐管3a〜3cの先端の接続部4a〜4cは一定間
隔で互いに平行に配設されている。また、接続口2の軸
芯から接続部4a〜4cの先端までのその軸線方向の距
離は同一に設定されている。各分岐管3a〜3cの接続
部4a〜4cの外周には、その先端から適当距離の位置
に互いに適当間隔をあけて一対の突条5が突設され、こ
れら突条5、5間にシールリング溝6が形成されてい
る。そして、各接続部4a〜4cにおいて、その先端か
らシールリング溝6の位置までの距離は、l1 ,l2
3 (l2 <l1 <l3 )というように互いに異ならせ
ている。各シールリング溝6にはシールリング7が装着
される。
【0014】一方、シリンダヘッド10の一側面の各吸
気ポート11a〜11cの入口部には各分岐管3a〜3
cの接続部4a〜4cを挿入可能な嵌合孔部12a〜1
2cが突設されている。これら嵌合孔部12a〜12c
は、その先端から奥側に向けて、シールリング7の圧入
を容易にする外広がりのテーパ面13と、シールリング
7が圧縮状態で嵌合するシール座面14と、接続部4a
〜4cの先端部が嵌合する嵌合面15と、先端が係合す
る段部16とが設けられている。そして、シール座面1
4と嵌合面15の長さが、接続部4a〜4cにおける先
端からシールリング溝6までの距離に応じて異ならせて
形成されている。
【0015】以上の構成によれば、接続部4a〜4cを
嵌合孔部12a〜12cに挿入嵌合するときに、シール
リング7が嵌合孔部12a〜12cに嵌合開始する位置
が順次異なるために、シールリング7を順次個々に嵌合
孔部12a〜12cのシール座面14に圧入嵌合して行
けばよく、したがって小さな力で各接続部4a〜4cを
嵌合孔部12a〜12cに挿入嵌合することができ、容
易に作業性良く接続することができる。
【0016】上記実施例においては、接続部4a〜4c
におけるシールリング7の装着位置を分岐管3a〜3c
毎に変えた例を示したが、図2に示す他の実施例におい
ては、シールリング7の装着位置は同一とし、嵌合孔部
12a〜12cの長さをL1,L2 ,L3 (L2 >L1
>L3 )というように互いに異ならせている。なお、こ
の場合嵌合孔部12a〜12cの長さに対応してシール
座面14の長さが異なることになる。
【0017】この実施例においても、上記図1の実施例
と同様の作用を奏することは、改めて説明するまでもな
く明らかであろう。
【0018】なお、以上の実施例においては分岐管3a
〜3cに関して接続部4a〜4cの長さ又はそれに対応
する嵌合孔部12a〜12cの長さをすべて互いに異な
らせた例を示したが、必ずしもすべて長さが異なる必要
は必要はなく、例えば4本の分岐管を有する場合に2本
づつ同じ長さとしてもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明の吸気マニホールドのシール構造
によれば、以上のように各分岐管の接続部を嵌合孔部に
挿入嵌合するときにシールリングが嵌合孔部に嵌合開始
する位置が適宜に異なっているために、各分岐管につい
てそのシールリングを順次個々に嵌合孔部のシール座面
に圧入嵌合して行けばよく、したがって小さな力で接続
部を嵌合孔部に挿入嵌合することができ、容易に作業性
良く接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸気マニホールドのシール構造におけ
る一実施例の接続前の状態の部分断面平面図である。
【図2】本発明の吸気マニホールドのシール構造におけ
る他の実施例の接続前の状態の部分断面平面図である。
【図3】従来例の吸気マニホールドの平面図である。
【図4】同従来例の吸気ポート入口部との接続状態を示
す縦断面図である。
【符号の説明】
1 吸気マニホールド 3a〜3c 分岐管 4a〜4c 接続部 7 シールリング 11a〜11c 吸気ポート 12a〜12c 嵌合孔部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平5−75465(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 35/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気マニホールドにおける分岐管先端の
    接続部と吸気ポート入口部のシール構造であって、接続
    部外周にシールリングを装着し、吸気ポート入口部に接
    続部がシールリングを圧縮して挿入嵌合される嵌合孔部
    を設け、接続部先端からシールリング配置位置までの距
    離、又は嵌合孔部の長さを、各分岐管又は嵌合孔部で適
    宜に異ならせ、接続部を嵌合孔部に挿入嵌合するときに
    シールリングが嵌合孔部に嵌合開始する位置を適宜に異
    ならせたことを特徴とする吸気マニホールドのシール構
    造。
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