JP3083505B2 - 塗布具と、この塗布具を用いた塗布具容器ユニット - Google Patents

塗布具と、この塗布具を用いた塗布具容器ユニット

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JP3083505B2 JP10117606A JP11760698A JP3083505B2 JP 3083505 B2 JP3083505 B2 JP 3083505B2 JP 10117606 A JP10117606 A JP 10117606A JP 11760698 A JP11760698 A JP 11760698A JP 3083505 B2 JP3083505 B2 JP 3083505B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に化粧製品のた
めの塗布具、および、このような塗布具を用いた容器と
塗布具とのユニットに関する。本発明は、特にまつげ、
眉毛、瞼などの化粧のために用いられる製品に全く適し
ている。本発明は、重力下において流動し得るような粘
性の液状製品に特に向けられている。単に例示的な例と
しては、交差結合した(cross-linked)または凝固可能
なポリマー(疑似ラテックス、シリコーン)、顔料また
は皮膚軟化剤を主成分とする多目的の製剤(中でもマス
カラライナーの場合)について言及することができる。
さらに、オイル、ジェル、乳液、漿液などについても言
及することができる。
【0002】
【従来の技術】特に化粧品の分野においては、少なくと
も1つの塗布特性を有する塗布具を有し、かつ/または
同じ塗布具を、異なる面に化粧品を塗るために用いるこ
とを可能にすることが望ましい。したがって、例えば、
マスカラの分野では、まつげと瞼との両方に、または眉
毛と瞼とに、あるいはまた、まつげと眉毛とに化粧品を
塗るために、同じ塗布具を用いることができることが望
ましい。同様に、化粧品を全く同一の面に塗るために、
2つの塗布特性を提供する塗布具を有することができれ
ば都合がいい。2つの塗布特性は、例えば、一方は製品
を塗るためのものであって他方は仕上げのためのもので
あり、または、まつげのマスカラの場合には、一方は製
品を塗るためのものであって他方は塗った後にまつげを
分離させるためのものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第4,88
7,622号明細書に説明されているブラシの実施形態
の1つは、ブラシの自由端近傍に配置された3〜5巻き
(turn)が、特に化粧品をより短いまつげまたは目の縁
に塗るために、他のものより多くの剛毛を有しているブ
ラシについて説明している。しかしながら、この端部の
塗布特性は、なおも残りのブラシの塗布特性と類似して
いる。さらに、剛毛のみを備える型式の塗布具を用いて
化粧品を塗ることには、確実に塗るためには乗り越える
ことが望ましい限界がある。
【0004】これらの限界は、たとえ、ここ数年の、
数、性質、配置、形状が際立って変化した剛毛を備えた
ブラシの出現とともに、塗布特性に関する新たな可能性
の到来が見られるようになってきたとしても、可能な塗
布特性における多様性の欠如と本質的に結びついてい
る。さらに、これらの限界を乗り越えるための能力は、
当該市場、特に、伝統的なマスカラに用いられるものよ
りも”液状”である製剤を用いる市場の実質的な発展を
可能にすることができる新たな市場のコンセプトのため
の必要性に合致する。
【0005】ブラシ型の塗布具を成形する技術は、特に
仏国特許出願第2,505,633号明細書により知ら
れている。塗布具がなおもブラシであり、前述のものと
同じ限界を抱えているという事実はそのままである。
【0006】同様に、小さなフォーム材(foam)のブロ
ックが、ねじられたブラシ形式のブラシの自由端上に据
え付けられることが既に提案されてきた。このフォーム
材のブロックの主要な機能は、周囲に剛毛が巻かれてい
るねじられたワイヤの自由端により、使用者が自分自身
を傷つけることを防ぐことである。しかしながら、塗布
具がなおも限界および欠点を抱えたブラシであるという
事実はそのままである。まだ言及されていないこれらの
欠点の中では、ブラシの脆さ、および、特に剛毛にかな
りの圧力をかける絞り装置を数回通過させられた後の、
ブラシが非常に早く損傷されてしまう点について言及す
ることができる。
【0007】したがって、本発明の目的の1つは、少な
くとも2つの異なる塗布具領域を備え、処理されるべき
同じ領域への塗布のため、または2つの異なる領域のた
めのいずれか、少なくとも2つの塗布特性を得ることを
可能にする塗布具を製造することである。
【0008】本発明の他の目的は、簡素で、製造するの
に経済的で、頑丈であって、かつ既存の、および潜在的
な市場の新たな期待に合致する、塗布具の斬新なデザイ
ンを提供することである。
【0009】本発明の他の目的は、以下に続く説明の中
で詳細に現れることになる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、これら
の目的は、特に化粧品のための塗布具を製造することに
より達成される。該塗布具は、第1の塗布具領域と、第
2の塗布具領域とを具備する。前記第1の塗布具領域
は、軸を有する支持体からなり、多数の起伏または凹凸
を少なくともその表面の一部に有し、該起伏または凹凸
は、製品をそれらの表面に保持し、運び、そして、処理
されるべき面に供給することが可能であり、前記支持体
並びにそれが有する前記起伏または凹凸は、成形可能な
材料を成形することにより形成されている。さらに、前
記第2の塗布具領域は、前記第1の塗布具領域に隣接し
ており、該第1の塗布具領域の第1の端部に固定された
部分を有している。この第2の塗布具領域は、少なくと
も一部が製品を深部から吸い上げることができる材料、
および/または、天然の繊維あるいは合成繊維から構成
されている。
【0011】したがって、塗布具の軸方向の長さのかな
りの部分に相当するのが好ましい第1の塗布具領域は、
それが画定する表面上に、毛管現象または表面張力効果
により製品を保持する。その保持能力は、表面の仕上げ
を変えて該表面をより粗くするために、任意の化学的ま
たは電気化学的処理により、またはコロナ(corona)効
果により、またはラッカーおよびフィラー(filler)の
吹きつけにより、さらに高めることが可能である。前記
第2の塗布具領域は、その性質(繊維性または多孔性)
により、一方では表面に、他方では深部に(多孔性の材
料の場合は材料それ自体からの、または繊維間のいずれ
かの、毛管現象による吸い上げにより)製品を保持する
ことが可能な材料からなる。
【0012】一方は外部、他方は内部および外部の両方
という、材料の毛管現象に関するこの違いにより、製品
が内部深くに配されているために、第2の塗布具領域に
存在する製品を失うことなく、第1の塗布具領域に存在
する製品を塗ることができる。したがって、これによ
り、2番目の場合に塗られるべき製品がかなり失われ、
または流れてしまうことなく、それが関与している一連
の塗布に完全に役立つ2つの塗布具領域を備える塗布具
が達成される。
【0013】さらに、2つの塗布具領域の組み合わせの
うち、上方のものには主に表面に(製品が)載せられ、
下方のものには表面と深部に(製品が)載せられ、前記
2つの塗布具領域の組み合わせは、第2の塗布具が、第
1の塗布具領域の余分な製品を驚くほどに吸収すること
を許容する範囲においては、塗布具全体を完全に絞るこ
とができ、これによりその絞りを改善する。
【0014】第1の塗布具領域は、第2の塗布具領域の
軸方向の長さよりも、2倍から10倍、好ましくは3倍
から7倍の軸方向の長さを有していると都合がよい。
【0015】好ましくは、第2の塗布具領域は、第1の
塗布具領域と軸方向に整列されている。あるいはまた、
第2の塗布具領域は、第1の塗布具領域の支持軸に対し
て傾けられてもよい。確実な塗布のために、このこと
は、第2の塗布具領域に存在する製品の塗布に伴う動作
をより容易にすることができる。第1の塗布具領域に対
して第2の塗布具領域がなす角度は、2゜から45゜で
あってもよく、好ましくは5゜から30゜である。
【0016】あるいはまた、塗布具全体が、第1および
第2の塗布具領域が互いに一直線に並ぶような角度を棒
部部(wand)の軸に対してなしていてもよい。
【0017】第2の塗布具領域は、ブラシ、ねじられた
ブラシ、フェルトの先端部、フロック加工された先端
部、フォーム材、フロック加工されたフォーム材、焼結
物などからなっていてもよい。好ましくは、第2の塗布
具領域は、第1の塗布具領域近傍の端部とは反対端方向
に先細になる先端部を形成している。しかしながら、特
に、処理されるべき面によっては、他の形状も可能であ
る。
【0018】本発明の1つの他の形態によれば、第1の
塗布具領域は、多数の長手方向の、および/または角度
方向のセクタを有しており、各々のセクタは、異なる塗
布特性を定めている異なる形状、および/または大き
さ、および/またはレイアウトの起伏を有している。こ
れにより、このような塗布具を用いることにより可能な
塗布特性の数をさらに増加することができる。
【0019】起伏または凹凸は、すじ、スロット、指状
突起、ダイヤモンドポインツ、溝、条線、こぶ、フィン
などからなっていてもよい。このような起伏または凹凸
は、第1の塗布具領域の全面にわたって均一の寸法(深
さ、幅)であってもよく、または異なる寸法を有してい
てもよい。通常は、起伏の深さは、0.1mmから3m
mの範囲でよく、0.5mmから2mmの範囲であるこ
とが好ましい。
【0020】起伏は、軸方向に、かつ/または第1の塗
布具領域の支持軸に対して直角に整列され、または千鳥
配置の形態で配置されていてもよい。そしてこのこと
は、製品の塗布に高い柔軟性を与える。まつげのような
体毛に塗られることになる製品の場合、塗った後で、ま
つげをくしけずり、撫でつけ、または、分離させる能力
が変えることができる。
【0021】一実施形態によれば、第1の塗布具領域
は、少なくとも2つの平坦面、凹面、または凸面を具備
し、第1の塗布具領域の各々の角部に形成され、第1の
塗布具領域の支持軸に対して直角に向けられた条線か
ら、起伏が形成されている。
【0022】第1の塗布具領域の形状は、製品が塗られ
ることになる面の輪郭に適するように選ばれる。表示に
よれば、第1の塗布具領域は、円筒形、円錐形、あるい
は円錐台形の形状、または、ラグビーボール形、魚形、
涙形、ピーナッツ形などの形状をしていてもよい。
【0023】第1の塗布具領域は、第1の端部とは反対
の端部に、第2の端部を具備し、前記第2の端部が、前
記軸Xと軸方向に整列され、かつ保持手段を具備する棒
部に固定されることが好ましい。棒部の直径は、0.8
mmから5mmでよく、1mmから2mmであることが
好ましい。好ましくは、棒部は、塗布具の第1の塗布具
領域の平均的な横断面より小さな横断面を有している。
この特徴は、塗布されるべき製品を収容している容器か
ら塗布具が取り出されるときに、塗布具の絞りを大いに
改善する。
【0024】棒部は、第1の塗布具領域と一体成形され
てもよい。あるいはまた、塗布具は棒部とは別個の部分
を形成し、該棒部に接合、接着、スナップ式の固定、圧
力ばめなどにより据え付けられてもよい。
【0025】保持手段は、前記製品を収容している容器
の自由端により境界を定められた開口部の近くに設けら
れた相補的手段と相互作用可能な手段を具備してもよ
く、これにより、前記開口部を漏れない方法で密封する
ことができる。
【0026】第2の塗布具領域の繊維は、植物性繊維
(綿、レーヨン、セルロース)、動物性繊維、有機繊
維、あるいは熱可塑性材料(ポリアミド、ポリエステ
ル、ナイロン)、および/または、エラストマーのよう
な弾性変形可能な材料、熱可塑性エラストマー、加硫さ
れたエラストマーなどから作られた繊維であってもよ
い。
【0027】深部から製品を吸い上げることが可能な材
料は、焼結物、または、ポリウレタン、ポリエチレン、
ポリ塩化ビニル、ポリエーテル、NBR(天然ゴム)、
SBR(合成ゴム)フォーム材などから選ばれたフォー
ム材からなっていてもよい。
【0028】第1の塗布具領域を形成するのに用いられ
る材料は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアセタ
ール、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレンな
どのような熱可塑性材料、および/または、ポリエチレ
ン、ポリウレタン、ポリエステル、ポリエーテル−ブロ
ック−アミドエラストマー;ポリビニル;エチレン、プ
ロピレン、およびジエンのターポリマー(EPDM);
スチレン−ブタジエンブロックコポリマー(SEBS−
SIS)、シリコーン、ニトリル、ブチルなどのエラス
トマー材料、または、このような材料と綿、セルロース
繊維のような植物性繊維との混合物でよい。
【0029】本発明の好ましい実施形態によれば、第1
の塗布具領域は、該第1の塗布具領域のほぼ全長にわた
って軸方向に延び、少なくとも1つの溝またはスロット
を具備している。特定の実施形態においては、第1の塗
布具領域は、少なくとも2つの面を具備し、前記の溝ま
たはスロットは、2つの隣接した面を隔てている交線の
立体角の近く、または、前記の面の中央のいずれかに設
置され得る。このような溝は、0.5mmから3mmの
深さ、および、0.1mmから2mmの幅を有していて
もよい。あるいはまた、溝またはスロットは、長手方向
の代わりに、軸に対して直角に配置されてもよい。それ
らは互いに連絡してもよく、また互いに隔てられていて
もよい。
【0030】第2の塗布具領域は、接着、接合、圧力ば
め、スナップ式の固定により、第1の塗布具領域に固定
されてもよく、または、第1の塗布具領域上に、あるい
はその中に成形されることにより得られる。好ましい実
施形態においては、第2の塗布具領域は、その自由端と
は反対側の端部に、第1の塗布具領域の支持体に形成さ
れた軸方向の凹所内に挿入可能な延長部分を形成し、前
記凹所は第1の塗布具領域の表面から隔てられ得る。延
長部分は、支持体の全長または一部の長さにわたって凹
所内に延びていてもよい。
【0031】この特徴は、外形寸法を拡大せずに、特に
絞り中の、第2の塗布具領域の吸い上げ能力を高めるこ
とを可能にし、したがって、第2の塗布具領域にいかな
る余分な製品も付かないように保ちながら、その一方で
第1の塗布具領域の余分な製品の殆ど全てを吸収するこ
とを可能にしている点で特に都合がよい。
【0032】あるいはまた、適切なものとして、長手方
向のスロットが、軸方向の凹所内に開いており、その場
合、凹所内部にある延長部分は、溝の境界を定めている
縁の間に液体を保持するための、材料の橋として役立
つ。延長部分は、第2の塗布具領域と同じ性質のもので
あっても、または違う性質のものであってもよい。
【0033】本発明の他の側面によれば、本発明による
塗布具を具備する、化粧品を容器詰めし(packagin
g)、かつ塗るためのユニットも製造される。
【0034】このような容器ユニットは、製品を収容す
る容器と開口部の境界を定める自由端とを具備し、前記
塗布具は、棒部によって支持され、該棒部の前記塗布具
とは反対側の端部が、前記塗布具が前記容器内に配され
たときに前記開口部を取り外し可能な方法で密封するこ
とが可能な手段を具備し、絞り手段は、いくらかの製品
を塗る目的で、前記塗布具が前記容器から取り出される
ときに、該塗布具上の製品を調節するために供給されて
いる。
【0035】好ましい実施形態によれば、絞り手段は、
通路または少なくとも1つのスロットが軸方向に貫通す
るフォーム材のブロックから構成される。例示によれ
ば、特にポリウレタンまたはポリエーテルのフォーム材
のようなエラストマーのフォーム材が用いられる。
【0036】あるいはまた、絞り手段は、分離したディ
アボロ(diabolo)の形状の部材から構成される。この
ような絞り部材は、熱可塑性のエラストマーのような弾
性変形可能な材料から形成されてもよい。
【0037】
【発明の実施の形態】上記に説明した設備の他に、本発
明は、添付図面を参照して記載された非限定の実施形態
に関連して、下記に説明される多数の他の設備にある。
図1は、本発明による塗布具の第1の実施形態を示して
いる。図2は、本発明による塗布具の第2の実施形態の
部分的な図である。図3(A)は、本発明による塗布具
の第3の実施形態を示す斜視図であり、図3(B)はそ
の横断面を示している。図4は、本発明による塗布具の
第4の実施形態を示している。図5は、塗布具容器ユニ
ットに据え付けることを可能にする手段が固定された棒
部に据え付けられた本発明の塗布具を示している。図6
は、本発明による塗布具の第5の実施形態を示してい
る。図7(A)−7(B)および図8(A)−8(B)
は、本発明による塗布具のさらに他の形態を示してい
る。図9は、本発明による塗布具容器ユニットの一実施
形態を示している。
【0038】図1に示される塗布具1は、該塗布具の大
部分を形成し、成形することにより、樹脂や熱可塑性の
粉末のような材料から得られる第1の塗布具領域2を具
備する。この第1の塗布具領域2は、軸Xを中心とし、
第1の端部3と第2の端部4との間で変化する円形の横
断面を有する容積部分を画定している。この塗布具領域
の表面は、該塗布具の軸Xに対して直角方向に向けられ
たすじ5を有している。該すじの深さは、塗布の性質に
よって、同一でも変化させてもよい。このようなすじ
は、特に表面張力効果により、すじの頂部の間の表面に
製品を保持することができる。
【0039】塗布具領域2の第2の端部4は、後で示す
ように、塗布具を容器ユニットに保持し、かつ、据え付
けることを可能にするように意図して、棒部6に固定さ
れている。好ましいものとしては、棒部は塗布具領域と
ともに成形される。棒部の直径は、ほぼ1mmから2m
mである。塗布具領域2の直径は、端部3,4近傍では
ほぼ5mmから7mmであり、中央付近ではほぼ3mm
から4mmである。棒部の構成材料は、成形部分を形成
する材料と同一でも異なっていてもよい。
【0040】第1の塗布具領域2と棒部6とから構成さ
れるユニットは、扇形(sector)形式の多数の型部品に
より画定される細長いキャビティを形成する形式の成形
装置内で成形されてもよく、該扇形は、型が閉じられた
ときに、隣接する半径方向の面に沿って結合して、該扇
形は閉位置と開位置との間を半径方向に移動する。この
ような装置は成形の分野ではよく知られており、したが
って、これ以上の詳細な説明は必要でない。材料は、射
出、圧縮、または流し込みにより、型に入れてもよい。
【0041】第1の端部3は、第1の塗布具領域と軸方
向に整列され、かつ、この実施形態によれば、フロック
加工された先端部からなる第2の塗布具領域7に固定さ
れている。このようなフロック加工された先端部は、例
えばエラストマーから作られ、綿、レーヨン、またはポ
リアミドの繊維8からなるフロック加工繊で覆われた芯
からなっている。これらの繊維は、毛管現象により製品
を吸い上げることが可能な薄い”カーペット”の特徴を
示す。フロック加工繊は、様々な長さの、かつ/または
様々な直径の、かつ/または様々な性質の剛毛または繊
維の混合物を含んでいてもよい。吸い上げ能力は、焼結
物、または連続気泡あるいは半連続気泡の多孔性材料か
らなる、フロック加工された先端部の芯を作ることによ
り、さらに改善される。
【0042】フロック加工された先端部の長さは、ほぼ
5mmから1cmであってもよく、その直径は、第1の
塗布具領域に隣接した端部の近傍では、端部3の直径よ
り小さいか、または等しいことが好ましい。フロック加
工された先端部は、任意の適切な手段(接着、接合、ス
ナップ式の固定、クリンピングなど)により、塗布具に
据え付けられてもよい。したがって、このようなブラシ
は、塗布具領域2を用いてまつげを化粧し、その後同じ
化粧品を用い、フロック加工された先端部7を用いて、
瞼に太いまたは細い線を描くために特によく適してい
る。
【0043】図2の実施形態においては、前記のすじ
は、ダイヤモンドポインツの形状の、千鳥配置の形態に
整列されまたは配置されたこぶ53に置き替えられてい
る。第2の塗布具領域7は、軸方向に向けられた剛毛の
ふさで作られたブラシからなっている。ここでも、例え
ばナイロンで作られたこの繊維の配列は、製品を毛管現
象により吸い上げ、表面および剛毛間の深部の両方に保
持することが可能である。
【0044】図3(A)および図3(B)の実施形態に
おいては、第1の塗布具領域は、長方形または正方形の
横断面のものである。この塗布具領域2の横断面は、棒
部6に固定された第2の端部4と第2の塗布具領域7に
固定された第1の端部3との間で減少している。ちょう
ど図1の実施形態の場合のように、第1の塗布具領域の
表面は、表面に製品を保持できるすじ5を有している。
【0045】さらに、長手方向の溝10,11,12,
13が塗布具領域2の各角部に形成されている。これら
の溝10,11,12,13は、図3(B)の断面図に
示されているように、それぞれの底部が軸Xに向かって
集まるような方法で配置されている。すじ5は、それら
の端部において溝10,11,12,13に開いてい
る。このような溝は、表面張力効果により、製品を保持
するための表面領域を実質的に増大させることに貢献す
る。溝の深さは0.5mmから3mmまで変化してもよ
い。
【0046】この実施形態においては、第2の塗布具領
域は、フェルトの先端部からなっている。この実施形態
においては、フェルトの先端部は、スリーブ(sleeve)
または該フェルトの先端部の端部により支持される軸方
向の延長部分(extension)を介して塗布具に据え付け
られている。前記フェルトの先端部の端部は、自由端と
は反対の端部であり、かつ第1の塗布具領域の全体また
は一部を長手方向に貫通して軸方向のハウジング内へ強
制的に挿入され得る。前記軸方向のハウジングは、第1
の塗布具領域の外面から隔離される。また、スリーブ
は、接着または接合により凹所内の所定の位置に保持さ
れてもよい。
【0047】この種の据え付けにより、フェルトの先端
部の吸い上げ能力は、塗布具の外形寸法を拡大させるこ
となく高められる。この追加の吸い上げ能力は、第2の
塗布具領域の自立性(autonomy)を向上させることを実
質的に可能にし、さらにあらゆる過剰の製品を吸収する
ことにより、塗布具の絞りを向上させることを可能にし
ている。
【0048】図4の実施形態においては、第1の塗布具
領域2は、三角形の横断面のものである。第1の塗布具
領域の境界を定める面は、僅かに凹面である。ちょうど
図3(A)および図3(B)の実施形態における場合の
ように、成形された塗布具領域2の横断面は、第2の塗
布具領域7に向かって徐々に小さくなっている。縦溝1
0は、前記面の各々のほぼ中央に長手方向に配置されて
いる。条線14は、表面張力効果により製品を表面に保
持するように、三角形の交線の各々の立体角上に設けら
れている。第2の塗布具領域7は、ここでもブラシから
なっている。該ブラシは、自由端に向かって先細にな
り、かつその最大横断面は、第1の塗布具領域2の最小
横断面よりも小さいことが好ましい。
【0049】図5の実施形態においては、第1の塗布具
領域2は、直円柱体を形成しており、該直円柱体を少な
くとも1つの溝10が長手方向に貫通している。第1の
塗布具領域の表面は、その全長に沿って、軸Xと直角
に、そしてそれらの端部を1つまたは複数の溝10へ開
くように配置された条線15を有している。第2の塗布
具領域7は、焼結材料で作られた先端からなっている。
塗布具1とは反対側の棒部の端部は、塗布されるべき製
品を収容する容器を密封するためのキャップを保持し、
さらに形成する手段16を有している。このようなキャ
ップは、棒部6および第1の塗布具領域2とともに成形
されることにより得られてもよい。
【0050】キャップ16は、側部スカート17を具備
し、該側部スカートの外面は、外側の被覆(図示せず)
で覆われていてもよい。側部スカートの内面は、容器の
頸部外面に設けられた対応するネジと螺合可能なネジ1
8を有している。キャップは軸方向の煙突状部19を画
定し、その閉じた端部は棒部を保持し、かつその外径
は、漏れない方法で製品容器の開口部を密封するように
設計されている。
【0051】図6に示される塗布具は、塗布具の塗布特
性におけるより高い柔軟性を可能にするように、第1の
塗布具領域2が異なる起伏を有する多数の長手方向セク
タ20,21,22を画定しているという点で他の実施
形態から区別できる。これにより、第1のセクタ20
は、ダイヤモンドポインツの、千鳥配置の形態で配置さ
れたこぶを有する。中央のセクタ21は、軸Xに対して
直角なすじを有する。第3のセクタは、軸Xに平行に向
けられた鋸歯状の起伏の列を複数有する。
【0052】第2の塗布具領域7は、ねじられたブラシ
23からなり、該ねじられたブラシの最大直径は、せい
ぜい大きくても第1の塗布具領域の直径と等しく、かつ
その自由端における一点に向かう形状に形成されてい
る。ねじられたブラシ23は、ヘアピン形状に曲げられ
たワイヤであって、例えばナイロンで作られた繊維が曲
げられたワイヤの2つの枝の間に適切に配置された後に
ねじられる硬質のまたは半硬質のワイヤを用いて従来の
方法で作られている。
【0053】このねじられたブラシの形状の塗布具領域
は、成形部分2を用いて塗った後にまつげを分離させる
ために、または化粧品を目の縁あるいは他のあらゆるア
クセスしにくい面に塗るために都合よく用いられること
ができる。ブラシ23は、第1の塗布具領域2の支持体
に形成された軸方向のハウジングへ、ブラシの芯の剛毛
のない端部を強制的に挿入することにより、第1の塗布
具領域の端部3に据え付けられてもよい。
【0054】図7(A)および図7(B)の実施形態
は、本発明による塗布具の他の実施形態を示している。
この実施形態においては、第1の塗布具領域2は、2つ
の主要な面を画定するように、ほぼ平らな細長い断面を
有している。該2つの面には、成形部分のほぼ全長にわ
たって軸方向に延び、かつ主に2つの長手方向の縁部5
0,51により境界を定められたスロットまたはスリッ
ト10がまっすぐに貫通している。棒部6とは反対の成
形部分の端部3は、フロック加工されたフェルト先端部
7が強制的に据え付けられている軸方向の穴を有してい
る。フェルト先端部は、スロット10内部を軸方向に、
成形部分のほぼ全長にわたって延びるために十分長く、
その先端部は成形部分を越えて突出している。この突出
部分は、第1の塗布具領域2に隣接する第2の塗布具領
域を形成している。
【0055】成形部分2内部に配されるフェルト先端部
の部分52は、前記縁部50,51間で少なくとも1つ
の液体の橋絡を生成するように、スロット10の境界を
定める成形部分の縁部の間の材料の橋として機能する。
部分52は、成形部分の縁部50,51から僅かに引っ
込めて(set back)配置されているので、処理されるこ
とになる表面とはあまり接触するようにはならず、単に
第1の塗布具領域により表面に保持された液体の支持体
として機能していることを特筆しておく。ちょうど図1
および図3(A)の実施形態の場合のように、すじ5
は、表面張力効果により製品を表面に保持するべく、第
1の塗布具領域の外面に形成されている。図7(A)の
装置の正面図は、図7(B)に示されている。
【0056】図8(A)および図8(B)の実施形態に
おいては、成形された塗布具領域2は、ほぼ円形状の横
断面のものであり、120゜ずつ角度方向に間隔をおい
て配置され、軸Xにおいて相互に連絡している3つのス
ロット10,11,12を有している。この成形部分に
より生成される外面は、表面に製品を保持するために、
軸Xに対して直角な条線5を有している。スロットの幅
は、ほぼ1mmから2mmである。
【0057】スロットは、塗布具領域2の軸方向のほぼ
全長にわたって長く延びているが、両端部3,4を越え
てはいない。フロック加工されたフォーム材7のブロッ
クは、接着により、その軸線を軸Xと一致させて、第1
の塗布具領域の端部3に固定されている。このような涙
形のフォーム材のブロックは、瞼に化粧品を塗るのに特
によく適している。図8(A)の塗布具の正面図は、図
8(B)に示されている。ちょうど前出の実施形態の場
合のように、液体橋絡を生じさせるために、材料の橋絡
がスロット10,11,12内部に成形されることによ
り生成されてもよい。
【0058】図9は、図1から図6を参照して説明した
ようなブラシを用いている塗布具容器ユニットの一実施
形態を示している。このユニット100は、容器101
を具備し、該容器101の一端は底部102により閉じ
られており、他端には、容器101の自由端にカチッと
取り付けられる取付部品の形態の頸部103が載せられ
ている。頸部103の外面は、棒部6に固定されたキャ
ップ16により形成された側部スカート17の内面に設
けられたネジ18と螺合可能なネジ104を有してい
る。キャップの内部スカート19は、頸部103の自由
端により境界を定められた開口部105を密封状態に閉
じるように設計された外径を有している。
【0059】外側の被覆106は、キャップの周りに配
置されている。頸部内部の下端近傍には、連続気泡の、
または半連続気泡のフォーム材のブロック109が、接
着または接合により据え付けられ、絞り部材を形成して
いる。フォーム材のブロック109は、(その直径は棒
部6の外径よりも小さい)通路110、または軸方向に
フォーム材のブロックを貫通するように交差して配置さ
れた2つのスロットを有している。このような絞り部材
については、1996年2月28日にこの出願人の会社
名で出願された仏国特許出願第96−02477号に、
より詳細に説明されている。
【0060】あるいはまた、絞り部材109は、仏国特
許第2,730,911号明細書に、より詳細に説明さ
れている、分離されたディアボロの形状である。キャッ
プ16が閉じられているとき、塗布具1は、容器101
の底部102近傍にその自由端を有し、製品Pに浸さ
れ、棒部6は、絞り部材109の通路110を貫通して
いる。
【0061】前記塗布具を用いるために、使用者は、キ
ャップ16を回して開け、そして塗布具を取り出す。こ
の取り出し動作中に、棒部は、塗布具1と同様に部材1
09で拭われる。実際には、絞り部材を通過する間に、
絞り部材は塗布具領域2上のあらゆる余分な製品を引き
止める。塗布具領域が有している起伏または凹凸の窪み
部分に収容されている製品のみが、塗布具領域2上に残
る。さらに、塗布具領域7は、フォーム材のブロックを
通り抜けるときに絞られ、このことは、塗布具領域が画
定する先端部が完全に先細にされ、かつその自由端には
製品の余分なしずくが付着していないことを意味する。
【0062】塗布具の成形部分に残り得るいかなる余分
な製品も、第2の塗布具領域へ流出し、そこで吸収され
る。絞りは、塗布具の全長に沿って完全に均一であり、
このことは、両方の塗布具領域に対して同一の品質を意
味する。したがって、完全に製品を含み、絞られた塗布
具は、すぐに用いることができる。図6を参照して説明
したように、第2の塗布具領域がねじられたブラシであ
るときでも、ねじられたブラシが有する剛毛は、その最
大横断面が成形部分2の最小横断面より小さいことが好
ましいので、特に損傷を受けない。
【0063】前述の詳細な説明においては、本発明の好
ましい実施形態について言及した。特許請求の範囲に記
載されたような本発明の精神から逸脱することなく、変
形例がなされ得るのは明らかである。例によって、前記
塗布具、特に成形部分2は、化粧の正確さをさらに改善
するために曲線形状のものにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による塗布具の第1の実施形態を示し
ている。
【図2】 本発明による塗布具の第2の実施形態の部分
的な図である。
【図3】 (A)は、本発明による塗布具の第3の実施
形態を示す斜視図であり、(B)はその横断面を示して
いる。
【図4】 本発明による塗布具の第4の実施形態を示し
ている。
【図5】 塗布具容器ユニットに据え付けることを可能
にする手段が固定された棒部に据え付けられた本発明の
塗布具を示している。
【図6】 本発明による塗布具の第5の実施形態を示し
ている。
【図7】 (A)は、本発明による塗布具のさらに他の
形態の長手方向の側面図を示し、(B)は、その正面図
を示している。
【図8】 (A)は、本発明による塗布具のさらに他の
形態の長手方向の側面図を示し、(B)は、その正面図
を示している。
【図9】 本発明による塗布具容器ユニットの一実施形
態を示している。
【符号の説明】 1 塗布具 2,7 塗布具領域 3,4 端部 5 すじ 6 棒部 8 繊維 10,11,12,13 溝 14,15 条線 16 キャップ 17 側部スカート 18 ネジ 19 煙突状部 20,21,22 セクタ 23 ねじられたブラシ 50,51 縁部 52 フェルト先端部の部分 53 こぶ 100 ユニット 101 容器 102 底部 103 頸部 104 ネジ 105 開口部 106 被覆 109 フォーム材 110 通路 P 製品

Claims (32)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧品のような製品Pのための塗布具で
    あって、第1の塗布具領域(2)と第2の塗布具領域
    (7)とを具備し、 前記第1の塗布具領域(2)は、軸(X)を有する支持
    体からなり、多数の起伏または凹凸(5,10,14,
    15)を少なくともその表面の一部に有し、前記表面の
    一部には凸部および凹部が形成され、前記凸部の頂部に
    より定められた包絡面は、非円筒形状であり、前記起伏
    または凹凸は、前記製品をそれらの表面に保持し、運
    び、そして、処理されるべき面に供給することが可能で
    あり、前記支持体並びにそれが有する前記起伏または凹
    凸は、成形可能な材料を成形することにより形成されて
    おり、 前記第2の塗布具領域(7)は、前記第1の塗布具領域
    (2)に隣接しており、前記第1の塗布具領域(2)の
    第1の端部(3)に固定された部分を有しており、前記
    第2の塗布具領域(7)は、少なくとも一部が、製品を
    深部から吸い上げることができる材料、および/また
    は、天然の繊維あるいは合成繊維から構成されているこ
    とを特徴とする塗布具(1)。
  2. 【請求項2】 前記第2の塗布具領域(7)は、前記第
    1の塗布具領域(2)と軸方向に整列されていることを
    特徴とする請求項1記載の塗布具。
  3. 【請求項3】 前記第2の塗布具領域(7)は、前記第
    1の塗布具領域(2)の軸(X)に対して傾けられてい
    ることを特徴とする請求項1記載の塗布具。
  4. 【請求項4】 前記第2の塗布具領域は、前記第1の塗
    布具領域に対して、2゜から45゜の角度で傾けられて
    いることを特徴とする請求項3記載の塗布具。
  5. 【請求項5】 前記第1の塗布具領域に対する、前記第
    2の塗布具領域の傾きは、好ましくは5゜から30゜の
    角度であることを特徴とする請求項4記載の塗布具。
  6. 【請求項6】 前記第2の塗布具領域(7)は、ブラ
    シ、ねじられたブラシ、フェルトの先端部、フロック加
    工された先端部、フォーム材、フロック加工されたフォ
    ーム材、または焼結物からなることを特徴とする請求項
    1から請求項5のいずれか記載の塗布具。
  7. 【請求項7】 前記第2の塗布具領域(7)は、前記第
    1の塗布具領域(2)近傍の端部とは反対の端部に向か
    って先細になる先端部を形成していることを特徴とする
    請求項1から請求項6のいずれか記載の塗布具。
  8. 【請求項8】 前記第1の塗布具領域(2)の軸方向の
    長さは、前記第2の塗布具領域(7)の軸方向の長さの
    2倍から10倍であることを特徴とする請求項1から請
    求項7のいずれか記載の塗布具。
  9. 【請求項9】 前記第1の塗布具領域(2)の軸方向の
    長さは、好ましくは前記第2の塗布具領域(7)の軸方
    向の長さの3倍から7倍であることを特徴とする請求項
    8記載の塗布具。
  10. 【請求項10】 前記第1の塗布具領域(2)は、多数
    の長手方向、および/または、角度方向のセクタ(2
    0,21,22)を有しており、各々の該セクタは、異
    なる塗布特性を定めている、異なる形状、および/また
    は大きさ、および/またはレイアウトの起伏を有してい
    ることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか記
    載の塗布具。
  11. 【請求項11】 前記起伏は、スロット、すじ(5)、
    指状突起、ダイヤモンドポインツ(53)、溝、条線
    (14,15)、こぶ、またはフィンからなっているこ
    とを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか記載
    の塗布具。
  12. 【請求項12】 前記起伏は、軸方向に、あるいは前記
    軸(X)に対して直角に整列されるか、または、千鳥配
    置の形態で配置されていることを特徴とする請求項1か
    ら請求項11のいずれか記載の塗布具。
  13. 【請求項13】 前記第1の塗布具領域(2)は、少な
    くとも2つの平坦面、凹面、または凸面を具備し、か
    つ、前記起伏が、第1の塗布具領域(2)の各々の角部
    に形成され、前記軸(X)に対して直角に向けられた条
    線(14)から形成されていることを特徴とする請求項
    1から請求項12のいずれか記載の塗布具。
  14. 【請求項14】 前記第1の塗布具領域(2)は、円筒
    形、円錐形、あるいは円錐台形の形状、または、ラグビ
    ーボール形、魚形、涙形、ピーナッツ形の形状をしてい
    ることを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか
    記載の塗布具。
  15. 【請求項15】 前記第1の塗布具領域(2)は、前記
    第1の端部(3)とは反対の端部に第2の端部(4)を
    具備し、該第2の端部(4)は、保持手段(16)を具
    備する棒部(6)に固定されていることを特徴とする請
    求項1から請求項14のいずれか記載の塗布具。
  16. 【請求項16】 前記塗布具は、前記棒部の軸に対し
    て、2゜から45゜の角度をなし、前記第1および第2
    の塗布具領域は軸方向に整列されていることを特徴とす
    る請求項15記載の塗布具。
  17. 【請求項17】 前記棒部の軸に対する、前記塗布具の
    角度は、好ましくは5゜から30゜の角度であることを
    特徴とする請求項16記載の塗布具。
  18. 【請求項18】 前記棒部(6)は、前記第2の端部
    (4)近傍で、前記第1の塗布具領域(2)の平均的な
    横断面より小さな横断面を少なくとも一部分有している
    ことを特徴とする請求項16記載または請求項17の塗
    布具。
  19. 【請求項19】 前記棒部(6)は、第1の塗布具領域
    (2)と一体成形されていることを特徴とする請求項1
    5から請求項18のいずれか記載の塗布具。
  20. 【請求項20】 前記保持手段(16)は、前記製品を
    収容している容器(101)の自由端により境界を定め
    られた開口部(105)の近くに設けられた相補的手段
    と相互作用可能な手段(16−19)を具備し、これに
    より、前記開口部を漏れない方法で密封することができ
    ることを特徴とする請求項15から請求項19のいずれ
    か記載の塗布具。
  21. 【請求項21】 第2の塗布具領域が形成されている繊
    維は、綿、レーヨン、セルロースのような植物性繊維、
    動物性繊維、有機繊維、あるいはポリアミド、ポリエス
    テル、ナイロンのような熱可塑性材料、および/また
    は、エラストマーのような弾性変形可能な材料、熱可塑
    性エラストマー、加硫されたエラストマーから作られた
    繊維であることを特徴とする請求項1から請求項20の
    いずれか記載の塗布具。
  22. 【請求項22】 深部から製品を吸い上げることが可能
    な前記材料は、焼結物、または、ポリウレタン、ポリエ
    チレン、ポリ塩化ビニル、ポリエーテル、NBR(天然
    ゴム)、SBR(合成ゴム)フォーム材から選ばれたフ
    ォーム材であることを特徴とする請求項1から請求項2
    1のいずれか記載の塗布具。
  23. 【請求項23】 前記第1の塗布具領域(2)は、ポリ
    エチレン、ポリプロピレン、ポリアセタール、ポリウレ
    タン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレンのような熱可塑性
    材料、および/または、ポリエチレン、ポリウレタン、
    ポリエステル、ポリエーテル−ブロック−アミドエラス
    トマー;ポリビニル;エチレン、プロピレン、およびジ
    エンのターポリマー(EPDM);スチレン−ブタジエ
    ンブロックコポリマー(SEBS−SIS)、シリコー
    ン、ニトリル、ブチルのようなエラストマー材料、また
    は、このような材料と綿、セルロース繊維のような植物
    性繊維との混合物からなることを特徴とする請求項1か
    ら請求項22のいずれか記載の塗布具。
  24. 【請求項24】 前記第1の塗布具領域(2)は、該第
    1の塗布具領域のほぼ全長にわたって軸方向に延びてい
    る、少なくとも1つの溝またはスロット(10,11,
    12,13)を具備していることを特徴とする請求項1
    から請求項23のいずれか記載の塗布具。
  25. 【請求項25】 第1の塗布具領域(2)は、少なくと
    も2つの面を具備し、前記溝またはスロット(10,1
    1,12,13)は、2つの隣接した面を隔てている交
    線の立体角の近く、または、前記面の中央のいずれかに
    設置されていることを特徴とする請求項24記載の塗布
    具。
  26. 【請求項26】 前記溝(10,11,12,13)
    は、0.5mmから3mmの深さ、および、0.1mm
    から2mmの幅を有していることを特徴とする請求項2
    4または請求項25記載の塗布具。
  27. 【請求項27】 前記第2の塗布具領域(7)は、接
    着、接合、圧力ばめ、スナップ式の固定により、前記第
    1の塗布具領域(2)に固定され、または、前記第1の
    塗布具領域上に、あるいはその中に成形されることによ
    り得られることを特徴とする請求項1から請求項26の
    いずれか記載の塗布具。
  28. 【請求項28】 前記第2の塗布具領域(7)は、前記
    第1の塗布具領域(2)と隣接するその端部に、前記第
    1の塗布具領域の支持体に形成された軸方向の凹所内に
    挿入可能な延長部分を形成し、前記延長部分は、前記支
    持体の全長または一部の長さにわたって凹所内に延びて
    いることを特徴とする請求項1から請求項26のいずれ
    か記載の塗布具。
  29. 【請求項29】 請求項1から請求項28のいずれか記
    載の塗布具(1)を具備することを特徴とする、化粧製
    品(P)を容器詰めし、かつ塗るためのユニット(10
    0)。
  30. 【請求項30】 製品を収容する容器(101)と開口
    部(105)の境界を定める自由端とを具備し、 前記塗布具(1)は、棒部(6)によって支持され、 前記棒部の前記塗布具とは反対側の端部は、前記塗布具
    が容器内に配されたときに、前記開口部を取り外し可能
    な方法で密封することが可能な手段(16−19)を具
    備し、 絞り手段は(109)、いくらかの製品を塗る目的で、
    前記塗布具が容器(101)から取り出されるときに、
    該塗布具(1)の製品(P)を調節するために供給され
    ていることを特徴とする請求項29記載の容器および塗
    布具ユニット。
  31. 【請求項31】 前記絞り手段(109)は、通路(1
    10)または少なくとも1つのスロットが軸方向に貫通
    するフォーム材のブロックから構成されていることを特
    徴とする請求項30記載の容器および塗布具ユニット。
  32. 【請求項32】 前記絞り手段(109)は、ディアボ
    ロの形状の部材から構成されていることを特徴とする請
    求項30記載の容器および塗布具ユニット。
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