JP3082467U - キーホルダー - Google Patents

キーホルダー

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JP3082467U
JP3082467U JP2001003653U JP2001003653U JP3082467U JP 3082467 U JP3082467 U JP 3082467U JP 2001003653 U JP2001003653 U JP 2001003653U JP 2001003653 U JP2001003653 U JP 2001003653U JP 3082467 U JP3082467 U JP 3082467U
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JP
Japan
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front wall
lower edge
wall
ring
opening
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JP2001003653U
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Inventor
後藤  勝
Original Assignee
株式会社 フキ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、名札差し替え用開口を下部に有す
る一体構造のプラスチック成形品として本体を構成しな
がら、上記開口の開閉を簡素なキー連結用リングで簡便
に行えるようにしたキーホルダーを提供することを課題
とする。 【解決手段】 キーホルダー本体の背面壁3と正面壁と
の間の空間5に下方の開口6から挿入される名札4は、
常時はキー7aを連結するリング7が背面壁側の小孔9
と正面壁側の小孔とに挿通されることにより脱落しない
ようになっている。名札4の差し替え時には、リング7
を操作して背面壁側の小孔9から隘路10aを押し拡げる
ようにして切れ目10を通過させることにより開口6を開
放状態とする。常時は開口6をきちんと閉じるため、背
面壁側の蟻溝状の凹部11a,11bに正面壁側の膨大頭部
付き凸部12a,12bが嵌合する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、キーを保存し管理するのに便利な名札挿入型のキーホルダー関する 。
【0002】
【従来の技術】
一般に、窓穴付き正面壁と背面壁との間に名札封入用空間を有するキーホルダ ーでは、名札の差し替えを可能にするため、上記の正面壁と背面壁とをプラスチ ック材により別個の部材として成形して、両部材を凹凸嵌合部により分離可能に 結合できるようにしたものが用いられている。 しかしながら、このような従来のキーホルダーでは、正面壁部材と背面壁部材 とが別々に成形されるためコストの上昇を招くという不具合がある。 また、従来の名札挿入型のキーホルダーにおいて、下部に名札挿入用開口を設 けるようにした一体構造のプラスチック成形品も開発されているが、上記開口を 常時は閉じておくための金具の構造が複雑になり、コスト高を招くことになる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、名札差し替え用開口を下部に有する一体構造のプラスチック 成形品として本体を構成しながら、上記開口の開閉を簡素なキー連結用リングで 簡便に行えるようにしたキーホルダーを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するため、本考案のキーホルダーは、窓穴を有する正面壁と 、同正面壁に両側壁および頂壁を介して結合される背面壁とが、撓曲可能のプラ スチック材により一体に成形されるとともに、上記の正面壁と背面壁との間に形 成される名札封入用空間と、同空間の下部に連通すべく上記正面壁の下縁部と上 記背面壁の下縁部との間に形成される名札差し替え用開口とをそなえ、同開口を 常時は閉じるようにキー連結用リングを嵌める小孔が、上記正面壁の下縁部と上 記背面壁の下縁部とにそれぞれ形成されて、上記名札の差し替え時に上記背面壁 における上記小孔から上記リングを外して上記開口を開放すべく、同小孔から上 記リングが弾性的に押し拡げて通過しうる隘路を介し上記背面壁の下縁に到る切 れ目が形成されていることを特徴としている。
【0005】 また本考案のキーホルダーは、上記正面壁の下縁部の内面と上記背面壁の下縁 部の内面とが対向しあう面部において、上記背面壁側の内面に蟻溝状の凹部が形 成されるとともに、上記正面壁側の内面には上記凹部に着脱可能に嵌合しうる膨 大頭部付き凸部が形成されていることを特徴としている。
【0006】 上述の本考案のキーホルダーでは、窓穴を有する正面壁と背面壁との間に名札 封入用空間を有する本体がプラスチック材により一体に成形されるので、コスト の大幅な低下が可能になる。また名札の差し替え時には、上記正面壁の下縁部と 上記背面壁の下縁部との間に形成された開口を閉じているキー連結用リングを操 作して、上記背面壁の下縁部に形成された切れ目の隘路を弾性的に押し拡げて通 過させながら、同リングを上記背面壁側の小孔から離脱させることにより、同リ ングは上記正面壁の下縁部における小孔にのみ係合した状態となって、上記開口 が開放されるようになる。
【0007】 そして、上記正面壁の窓穴で露出している名札を親指の腹でしごくようにしな がら、上記開口を通じて名札の取り出しが容易に行われる。
【0008】 上記名札の差し替えが頻繁に行われると、上記リングでしごかれる正面壁の下 縁部が背面壁の下縁部から離反した弯曲状態になりやすいが、常時は、背面壁の 下縁部の内面に形成された蟻溝状凹部に正面壁の下縁部の内面に形成された膨大 頭部付き凸部を嵌入させておけば、上記開口がきちんと閉じた状態となり、見栄 えも向上するようになる。そして、上記凸部は正面壁側に形成されるので、名札 を背面壁の内面に沿わせて取り出す際に、上記凸部が干渉して支障をきたすこと はない。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、図面により本考案の一実施形態としてのキーホルダーについて説明する と、図1はその正面図、図2はその背面図、図3は図2のA−A矢視図、図4は 上記キーホルダーの本体下縁部における凹凸部の係合状態を示す説明図、図5は 図3に対応させて名札取り出し時のリング操作状態を示す説明図である。
【0010】 図1〜3に示すように、このキーホルダーの本体は、窓穴1aを有する正面壁 1と、同正面壁に両側壁2,2および頂壁2aを介して結合される背面壁3とが 、撓曲可能のプラスチック材により一体に成形されている。
【0011】 そして、正面壁1と背面壁3との間に、名札4を透明板4aと共に封入するた めの空間5が形成されるとともに、同空間5の下部に連通できるように正面壁1 の下縁部1bと背面壁3の下縁部3bとの間に開口6が形成されている。
【0012】 そして、名札4やその表面を保護する透明板4aが開口6から脱落しないよう に、同開口6をリング7で閉じるための小孔8,9が、正面壁1の下縁部1bと 背面壁3の下縁部3bとにそれぞれ形成されて、同小孔8,9にキー7aを連結 するリング7が嵌め込まれている。
【0013】 また、名札4の差し替え時に背面壁3における小孔9からリング7を外して開 口6を開放できるように、同小孔9からリング7が弾性的に押し拡げて通過しう る隘路10aを介し背面壁3の下縁に到る切れ目10が形成されている。
【0014】 さらに、正面壁1の下縁部1bの内面と背面壁3の下縁部3bの内面とが対向 しあう面部の左右において、背面壁側に蟻溝状の凹部11a,11bが形成されると ともに、正面壁側には各凹部11a,11bに着脱可能に嵌合しうる膨大頭部付き凸 部12a,12bが形成されている。なお、図4は各凹凸部11a,11b,12a,12b の嵌合状態を示している。
【0015】 上述の本実施形態のキーホルダーでは、窓穴1aを有する正面壁1と背面壁3 との間に名札封入用空間5を有する本体がプラスチック材により一体に成形され るので、コストの大幅な低下が可能になる。また名札4の差し替え時には、正面 壁1の下縁部1bと背面壁3の下縁部3bとの間に形成された開口6を閉じてい るキー連結用リング7を操作して、背面壁3の下縁部3bに形成された切れ目10 の隘路10aを弾性的に押し拡げて通過させながら、同リング7を背面壁3側の小 孔9から離脱させることにより、同リング7は図5に示すように正面壁1の下縁 部1bにおける小孔8にのみ係合した状態となって、開口6が開放されるように なる。
【0016】 そして、正面壁1の窓穴1aで露出している透明板4aおよび名札4を親指の 腹でしごくようにしながら、開口6を通じて名札4の取り出しが容易に行われる 。なお、名札4の差し替えが終了した後は、再びリング7を操作して、切れ目10 を通じ移動させ、同リング7を背面壁側の小孔9に係合させるようにして、開口 6を閉じ、名札4の脱落を防止できるようにする。
【0017】 名札4の差し替えが頻繁に行われると、図5に示すようにリング7でしごかれ る正面壁1の下縁部1bが背面壁3の下縁部3bから離反した弯曲状態になりや すいが、常時は、背面壁3の下縁部3bの内面に形成された蟻溝状凹部11a,11 bに正面壁1の下縁部1bの内面に形成された膨大頭部付き凸部12a,12bを嵌 入させておけば、開口6がきちんと閉じた状態となり、見栄えも向上するように なる。そして、凸部12a,12bは正面壁側に形成されるため、名札4を背面壁の 内面に沿わせて取り出す際に、凸部12a,12bが干渉して支障をきたすことはな い。
【0018】 なお、上述の実施形態では、キーホルダー本体の上部に、キー整理板上の掛け 具に引掛けるための係合孔13が形成されている。
【0019】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案のキーホルダーによれば、次のような効果が得ら れる。 (1) 窓穴を有する正面壁と背面壁との間に名札封入用空間を有する本体がプラス チック材により一体に成形されるので、コストの大幅な低下が可能になる。また 名札の差し替え時には、上記正面壁の下縁部と上記背面壁の下縁部との間に形成 された開口を閉じているキー連結用リングを操作して、上記背面壁の下縁部に形 成された切れ目の隘路を弾性的に押し拡げて通過させながら、同リングを上記背 面壁側の小孔から離脱させることにより、同リングは上記正面壁の下縁部におけ る小孔にのみ係合した状態となって、上記開口が開放されるようになる。そして 、上記正面壁の窓穴で露出している名札を親指の腹でしごくようにしながら、上 記開口を通じて名札の取り出しが容易に行われる。 (2) 上記名札の差し替えが頻繁に行われると、上記リングでしごかれる正面壁の 下縁部が背面壁の下縁部から離反した弯曲状態になりやすいが、常時は、背面壁 の下縁部の内面に形成された蟻溝状凹部に正面壁の下縁部の内面に形成された膨 大頭部付き凸部を嵌入させておくことにより、上記開口がきちんと閉じた状態と なり、見栄えも向上するようになる。そして、上記凸部は正面壁側に形成される ので、名札を背面壁の内面に沿わせて取り出す際に、上記凸部が干渉して支障を きたすことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態としてのキーホルダーの正
面図である。
【図2】図1のキーホルダーの背面図である。
【図3】図1のA−A矢視図である。
【図4】図1〜3のキーホルダーの本体下縁部における
凹凸部の係合状態を示す説明図である。
【図5】図3に対応させて名札取り出し時のリング操作
状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 正面壁 1a 窓穴 1b 正面壁下縁部 2 側壁 2a 頂壁 3 背面壁 3b 背面壁下縁部 4 名札 4a 透明板 5 空間 6 開口 7 キー連結用リング 7a キー 8,9 小孔 10 切れ目 10a 隘路 11a,11b 蟻溝状の凹部 12a,12b 膨大頭部付き凸部 13 係合孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓穴を有する正面壁と、同正面壁に両側
    壁および頂壁を介して結合される背面壁とが、撓曲可能
    のプラスチック材により一体に成形されるとともに、上
    記の正面壁と背面壁との間に形成される名札封入用空間
    と、同空間の下部に連通すべく上記正面壁の下縁部と上
    記背面壁の下縁部との間に形成される名札差し替え用開
    口とをそなえ、同開口を常時は閉じるようにキー連結用
    リングを嵌める小孔が、上記正面壁の下縁部と上記背面
    壁の下縁部とにそれぞれ形成されて、上記名札の差し替
    え時に上記背面壁における上記小孔から上記リングを外
    して上記開口を開放すべく、同小孔から上記リングが弾
    性的に押し拡げて通過しうる隘路を介し上記背面壁の下
    縁に到る切れ目が形成されていることを特徴とする、キ
    ーホルダー。
  2. 【請求項2】 上記正面壁の下縁部の内面と上記背面壁
    の下縁部の内面とが対向しあう面部において、上記背面
    壁側の内面に蟻溝状の凹部が形成されるとともに、上記
    正面壁側の内面には上記凹部に着脱可能に嵌合しうる膨
    大頭部付き凸部が形成されていることを特徴とする、請
    求項1に記載のキーホルダー。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019151438A (ja) * 2018-03-01 2019-09-12 住友重機械建機クレーン株式会社 注意喚起ユニット

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