JP3081988U - 光学的読取り可能情報ディスク用ホルダー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学的読取り可能情報ディスク用ホルダーを
提供する。 【解決手段】 少なくとも１つのコンパクトディスクを
保持するホルダー（１００）が開示される、この場合、
ホルダーはコンパクトディスクの周縁の一部に解放可能
に係合する手段を備えている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の概要】

本考案は、光学的読取り可能情報ディスク用、例えば、コンパクトディスク（ ＣＤ）用のホルダー、特に、このようなディスクに解放可能に係合できるホルダ ーに関する。

【０００２】 １９８０年頃の、光学的読取り可能情報ディスクの発明（例えば米国Ｐｈｉｌ ｉｐｓ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎに交付された米国特許第４，４１０，９７８号 ）以来、このようなディスクの各種設計のコンテナまたはホルダーが提案されて いる。Ｐｏｌｙｇｒａｍ ＧｍｂＨに交付された米国特許第４，８７４，０８５ 号およびこれと対応の欧州特許第０ ０８６ ４８４号は、ディスク形体の情報 キャリア、例えば、ＣＤのための保管コンテナに関する。これら特許文献の内容 は本明細書に引用している。

【０００３】 Ｐｏｌｙｇｒａｍ ＧｍｂＨに交付された前記特許でカバーされる保管コンテ ナは、一般に“ＯＪＢ”（Ｏｒｉｇｉｎａｌ Ｊｅｗｅｌ Ｂｏｘ：原物宝石箱 ）と呼ばれている。このＯＪＢは、ＣＤの中心穴の内面に係合する中心ペグ機構 を持つ底面を備える。この中心ペグ機構は、複数の弾性メンバを備え、これらメ ンバの外側がＣＤの中心穴に係合する。ＯＪＢの主要機構は、中心ペグ機構と突 起した受け台がＣＤを保持する単一手段を形成していることである。特に、ＣＤ の周縁と情報記録部分は、コンテナと接触しない。

【０００４】 ＯＪＢ以来、中心ペグ機構の関連した多数の改良と新しい設計がなされてきて いる（例えば、Ｐｏｌｙｇｒａｍ ＧｍｂＨに交付されたＤＥ ３４ ２５ ５ ７９号およびＷＯ９９／６０５６３号）。このような新しい設計はすべて、中心 ペグ機構の保持機能を向上させることを追求している。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】 本考案の目的は、少なくともＣＤの中心ペグ機構と中心穴との間の係合だけに 頼らないホルダーを提供することである。また本考案の目的は、一般向けの有効 な代替品を提供することである。

【０００６】 また本考案の目的は、ＣＤと係合するとき、その上にグラフィックおよび／ま たはテキストを備えるための平坦な上面を与えるホルダーを提供することである 。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

本考案によれば、ディスクの周縁の少なくとも一部と係合する手段を備えるこ とを特徴とする、少なくとも１つの光学的読取り可能情報ディスクを保持するホ ルダーが提供される。

【０００８】

【考案の実施の形態】

図１乃至図３の（Ｃ）は、本考案による光学的読取り可能情報ディスク用のホ ルダーの第１実施形態を示しており、一般に符号１００で表わされている。本考 案による光学的読取り可能情報ディスク用のホルダーは、以後はＣＤホルダーに ついて説明するが、このホルダーを使用して、他の光学的読取り可能情報ディス ク（例えばＤＶＤ）を保持できるものと理解されるべきである。同様に、光学的 読取り可能情報ディスクは、ここではＣＤを引用して説明するが、他の形態の光 学的読取り可能情報ディスク（例えばＤＶＤ）であっても良いことも理解される べきである。また本考案においては、前記ディスクは円形だけに限定されず、他 の適切な形状であってもよい、これについては以下に説明し、添付図面に示す。

【０００９】 ＣＤホルダー１００は、ほぼ矩形であり、ほぼ平坦なベース面１０２を有する 。このベース面１０２の中心部分には、硬質ペグ１０４がある。このペグ１０４ が非常に短い円柱のものも見られる。ペグ１０４は、ＣＤの中心穴より僅かに小 さい寸法であり、それによりペグ１０４がＣＤの中心穴内に納まるように係合さ れる（以下に説明）。しかし、ペグ１０４はＣＤの中心穴との（したがってＣＤ に）確実な係合を持たない。

【００１０】 ペグ１０４を囲むようにして環状溝１０６がある。２つの上方に突出したニッ プル１０８が、溝１０６上に設けられ、互いに直径方向に対向されている。これ ら両方のニップル１０８は、ホルダー１００の平坦ベース面１０２より上方に突 出している。溝１０６とニップル１０８の機能は以下に説明する。

【００１１】 突起したプラットフォーム１１０が、ホルダー１００の各長手方向端にある。 プラットフォーム１１０の各々と平坦面１０２との間には、アンダーカットされ たくぼみ部分１１２が形成されている。これらのくぼみ部分１１２は、突起した プラットフォーム１１０の各々の緩く湾曲された内側面１１４に沿って設けられ ている。

【００１２】 図４の（Ａ）乃至図５の（Ｃ）は、ホルダー１００により保持されるのに適す るＣＤを示しており、符号１５０で表わされている。ＣＤ１５０は全体的にカー ド形状である。ＣＤの上側には、グラフィックおよび／またはテキストが与えら れ得る。ＣＤ１５０の中心領域には穴１５４が形成されている。上に説明したよ うに、ホルダー１００のペグ１０４の寸法は、穴１５４に合わせてある。ＣＤ１ ５０の下面１５６は一連のデータトラックを備えており、このデータトラックを コヒーレント光源、例えばレーザによって照射して、読み取りできる。またＣＤ １５０の下面１５６はトラッキングリング１５８を備えており、ＣＤ１５０がホ ルダー１００に係合されるとき、このリングが溝１０６にはめ込まれる。２つの 小さいくぼみ１６０を、トラックリング１５８上の、相互に直径の反対側に備え ている。

【００１３】 ＣＤ１５０の各曲線状の長手方向端１６２に沿って、段差または面取りされた 部分１６４の連続ストリップがあり、このストリップによりＣＤ１５０がホルダ ー１００で保持可能になる。特に、図６並びに図７に示すように、ホルダー１０ ０とＣＤ１５０とを係合するには、ＣＤの穴１５４内にはめ込まれるホルダー１ ００のペグ１０４を有することが第１に必要であり、この時ＣＤ１５０の下面１ ５６は平坦面１０２に向いた状態であり、かつＣＤ１５０の長軸Ｘ−Ｘ（図４の （Ｂ）参照）がホルダー１００の短軸Ｚ−Ｚにほぼ平行に位置付けられた状態で ある。この位置では、ＣＤ１５０はホルダー１００に対し、図７の矢印方向に回 転でき、その結果低い段差部分１６６がホルダー１００のくぼみ部分１１２内に 入り、はめ込まれる。

【００１４】 低い段差部分１６６が完全にホルダー１００のくぼみ部分１１２内にはめ込ま れると、ＣＤ１５０の長軸Ｘ−Ｘはホルダー１００の長軸Ｙ−Ｙと平行になり、 またホルダー１００の溝１０６のニップル１０８が、ＣＤ１５０のトラッキング リング１５８のくぼみ１６０に係合する。低い段差部分１６６とくぼみ部分１１ ２と間の係合、およびニップル１０８とくぼみ１６０との間の係合の両方は、Ｃ Ｄ１５０をホルダー１００に保持し、その状態を維持するのに役立つ。この接合 では、適当な位置にあってＣＤ１５０の２つのくぼみに係合するならば、ニップ ル１０８は相互に直径の反対側にある必要はない。

【００１５】 ＣＤ１５０がホルダー１００から解放される場合、低い段差部分１６６がくぼ み部分１１２から完全に抜け出すまで、ＣＤ１５０はホルダー１００に対して回 転される。この位置では、ＣＤ１５０の長軸Ｘ−Ｘは、ホルダー１００の短軸Ｚ −Ｚとほぼ平行になる。かくして、ＣＤ１５０とホルダー１００とは、相互に係 合が解除され得る。

【００１６】 ＣＤ１５０の厚さは、ＣＤ１５０とホルダー１００とが相互に係合されるとき 、ＣＤ１５０の上面１５２がプラットフォーム１１０と面一になり、この結果、 連続した平坦上面が形成される厚さであることに注意すべきである。したがって 、例えばプリントして、連続した平坦上面にグラフィックおよび／またはテキス トを与えることが可能である。これまで提供されていた中心ペグ機構は可動でな ければならず、したがってペグ機構の上端の空間が必要であるため、このような 構成は既存のＣＤホルダーでは提供できない。しかし本考案では、ペグ１０４は 平坦上面を有し、それにより組合せたＣＤホルダー１００とＣＤ１５０の連続し た上面を形成できる。

【００１７】 図８乃至図１０の（Ｃ）は、本考案によるホルダーの第２実施形態を示してお り、符号２００で表わされている。このホルダー２００の一般構造と形状は,前 記ホルダー１００と類似している。但し、前記ホルダー１００が２つの連続曲線 のアンダーカットされたくぼみ部分１１２を有する代わりに、このホルダー２０ ０は、２対の面取りされたアンンダーカット部分２０２を有する。２対のくぼみ 部分２０２の各々は、それぞれの突起プラットフォーム２０６の湾曲内側縁２０ ４の２つの端部に設けられている。くぼみ部分２０２の各々は、平坦面２０８に 対して内側に傾斜する面を持つが、突起プラットフォーム２０６の曲線縁２０４ の残り部分は平坦面２０８に対して垂直な面を持つ。

【００１８】 図１１乃至図１３は、前記ホルダー２００との係合に適するＣＤ示しており、 符号２５０で表わされている。このＣＤ２５０は、図４の（Ａ）乃至図５の（Ｃ ）に示したＣＤ１５０と類似している。しかし、前記ＣＤ１５０における湾曲連 続段差部分の２つのストライプの代わりに、このＣＤ２５０は４つの面取りされ た部分２５２を有し、その各々はＣＤ２５０のコーナーに設けられている。これ らの面取り部分２５２は、ホルダー２００のアンダーカットされたくぼみ部分２ ０２内にはめ込みできる。

【００１９】 前記ホルダー１００とＣＤ１５０との間の係合と同様に、このＣＤ２５０の面 取り部分２５２は、くぼみ部分２０２にスライドして入るかまたは出て、ＣＤ２ ５０とホルダー２００とを係合させるかまたは係合を外す。さらにＣＤ２５０固 有の弾性のために、面取り部分２５２をホルダーのそれぞれのくぼみ部分２０２ にはめ込むかまたは引き出して、ＣＤ２５０とホルダー２００を係合するかまた は係合を外すことが可能である。

【００２０】 図１４乃至図１６の（Ｂ）は、本考案によるホルダーの第３実施形態を示して おり、符号３００で表わされている。ホルダー３００はほぼ長方形であり、一方 の長手方向端に広い突起したプラットフォーム３０２を有し、もう一方の長手方 向端に狭い突起したプラットフォーム３０４を備える。プラットフォーム３０２ の内側面３０６は、ホルダー３００の平坦面３１０に垂直な面を持つ直線縁３０ ８を有する。直線縁３０８の各端部には、アンダーカットされたくぼみ部分３１ ２が存在する。くぼみ部分の各々は、平坦面３１０に対し内側に傾斜する面を有 する。プラットフォーム３０４の内側面も、平坦面３１０に垂直な面を持つ直線 縁３１４を有する。直線縁３１４の各端部には、アンダーカットされたくぼみ部 分３１６があり、その各々が、平坦面３１０に対し内側に傾斜する面を持つ。こ の機構では、くぼみ部分３１２と３１６のサイズと形状は同一である。

【００２１】 図１７の（Ａ）乃至図１８の（Ｂ）は、ホルダー３００との係合に適するＣＤ 示しており、符号３５０で表わされている。ＣＤ３５０ほぼ長方形であり、従来 機構と同様に中心穴を持つ。ＣＤ３５０の各コーナーには、面取りされた部分３ ５２があり、そのサイズと形状はホルダー３００のアンダーカットされた部分３ １２または３１６内に嵌合するようになっている。

【００２２】 ＣＤ３５０とホルダー３００とを係合させるのには、２つの隣接する面取り部 分３５２をくぼみ部分３１２内に挿入する。次に、残りの面取り部分３５２をく ぼみ部分３１６にはめ込む。ＣＤ３５０とホルダー３００の係合を解放するため には、くぼみ部分３１６内にはめ込んだ２つの面取り部分３５２とくぼみ部分３ １６との係合を外す。かくして、ＣＤ３５０はホルダー３００から取り除かれ得 る。

【００２３】 図１９乃至図２０の（Ｃ）は、本考案によるホルダーの第４実施形態を示して おり、符号４００で表わされている。このホルダー４００の構造と形状は、前記 のホルダー３００と類似している。このホルダー４００も、内側面４０４を持つ 広い突起プラットフォーム４０２を有する。前記ホルダー３００とこのホルダー ４００との主要な差異は、前記ホルダー３００の内側面３０６がホルダー３００ の平坦面３１０に垂直な平坦面を持つのに対し、このホルダー４００の内側面４ ０４は直線連続アンダーカット部分４０６（図２０の（Ｂ）に明瞭に表わされて いる）を備えることである。２つの内側方向に傾斜したアンダーカット部分４０ ８を、狭い突起部分４１２の内側面４１０の両端に備えている。

【００２４】 図２１の（Ａ）乃至（Ｄ）は、前記ホルダー４００と係合するのに適するＣＤ を示し、符号４５０で表わされている。ＣＤ４５０の１つの縁に沿って、低い段 差部分４５４を持つ直線段差部分４５２を備え、この段差部分をホルダー４００ のアンダーカット部分４０６内にはめ込みできる。段差部分４５２の反対側縁の 端部の各々に、面取り部分４５６を備え、この部分をホルダー４００のアンダー カット部分４０８内にはめ込みできる。

【００２５】 ＣＤ４５０とホルダー４００とを係合させるのには、先ず低い段差部分４５４ を直線連続アンダーカット部分４０６に挿入する。次に面取り部分４５６をホル ダー４００のアンダーカット部分４０８にはめ込む。ＣＤ４５０とホルダー４０ ０との係合を外すには、面取り部分４５６をアンダーカット部分４０８との係合 を外す。次に、低い段差部分４５４をアンダーカット部分４０６から外し、ＣＤ ４５０とホルダー４００との係合を外す。

【００２６】 図２２乃至図２３の（Ｂ）は、本考案によるホルダーの第５実施形態を示して おり、一般に符号５００で表わされている。このホルダー５００は、ほぼ正方形 であり、ＣＤをはめ込むほぼ円形の低い部分５０２を中心に有し、これについて は以下に説明する。低い部分５０２は連続環状側壁５０４を有し、この側壁は、 環状側壁５０４に沿って相互に直径の反対側に配置された２つのロック部分５０ ８を除き、ホルダー５００のベース面５０６に垂直である。図２３の（Ｂ）で明 瞭に示されているように、ロック部分５０８の各々は、ホルダー５００のベース 面５０６に対し内側に傾斜している面を有する。

【００２７】 図２４の（Ａ）並びに（Ｂ）は、ホルダー５００に係合するのに適するＣＤを 示しており、一般に符号５５０で表わされている。このＣＤ５５０は円形であり 、面取りされた周縁５５２を有する。ＣＤ５５０とホルダー５００とを係合させ るのには、ＣＤ５５０をホルダー５００上に置き、この時ホルダー５００の中心 の硬質円形ペグ５１０の一部をＣＤ５５０の中心穴５５３内にさし込み、下面５ ５４がホルダー５００のベース面５０６に向くようにする。ＣＤ５５０の面取り 縁５５２をロック部分５０８にはめ込み、ＣＤ５５０をホルダー５００に固定す る。ＣＤ５５０をホルダー５００から外すには、ＣＤ５５０の面取り縁５５２を ホルダー５００のロック部分５０８との係合から引き外す。

【００２８】 図２５の（Ａ）は、一般に符号６００で表わされている本考案によるホルダー の第６実施形態およびホルダー６００に係合するのに適するＣＤ６５０を示して いる。ホルダー６００はほぼ矩形であり、平坦なベース面６０２を持つ。ペグ６ ０４は面６０２の中心にあり、ＣＤの穴にはめ込まれる寸法と形状を持ち、これ については以下に述べる。ホルダー６００の短い方の各側面には突起壁６０６が あり、その壁はホルダー６００の短い方の側面の全長に沿って延び、２つの隣接 コーナーを越えている。壁６０６の内側面は、ポリフォーム、シリコン、天然ゴ ムおよび合成ゴム等で作られた摩擦パッド６０８を備える。

【００２９】 このＣＤ６５０は、ホルダー６００の面６０２の形状に一致し、ホルダー６０ ０のペグ６０４をさし込む中心穴６５２を持つ。ＣＤ６５０とホルダー６００と が係合するとき、摩擦パッド６０８は、パッド６０８とＣＤ６５０のそれぞれの 側面６５４間の摩擦力によりＣＤ６５０を係合位置に保持しようとする。この接 続では、ＣＤ６５０とホルダー６００との間の係合を強化するために、ホルダー ６００のペグ６０４もポリフォーム、シリコン、天然ゴムおよび合成ゴム等で製 作してもよい。

【００３０】 図２６並びに図２７は、本考案によるホルダーの第７実施形態を示しており、 一般に符号７００で表わされている。図２７に示すように、ＣＤ７５０はホルダ ー７００に係合する。ほぼ矩形のホルダー７００は２つの突起プラットフォーム ７０２を有し、各々がホルダーの１つの長手方向端にある。各プラットフォーム ７０２の湾曲内側面７０４には２つの摩擦ピン７０６があり、このピンがＣＤ７ ５０の湾曲周縁７５２に係合する。ホルダー７００の２つの湾曲内側面７０４は 、ホルダー７００のペグ７０８の中心に一致する中心を持つ円弧である。ＣＤ７ ５０の湾曲周縁７５２もまた、ＣＤ７５０の穴７５４の中心に一致する中心を持 つ円弧である。湾曲内側面７０４と周縁７５２の曲率半径は同一であり、図２７ に示すように、距離ｄ_１と距離ｄ_２とは同じである。このような係合では、ペグ ７０８が穴７５４にさし込まれると、ＣＤ７５０はホルダー７００に対して回転 して摩擦ピン７０６と係合するかまたは係合を外れ、その結果ホルダー７００と 係合するかまたは係合を外れることができる。

【００３１】 前述の内容は、本考案を実行できる例を示すだけのものであり、本考案の精神 を逸脱することなく各種の修正および／または変更を加えることができることは 、理解されるべきである。

【００３２】 明瞭にするために個別の実施形態として述べた本考案の特定の各構成を、単一 実施形態での組合せで提供できる。したがって、簡略化のために、単一実施形態 として述べた本考案の各種構成を、個別または任意の適当な部分組合せで提供で きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は、本考案による光学的読取り可能情報デ
ィスク用のホルダーの第１実施形態の上面斜視図であ
る。

【図２】図２は、図１に示すホルダーの上面図である。

【図３】図３の（Ａ）は、図２Ａの線Ａ−Ａで切断した
断面図であり、（Ｂ）は、図２の線Ｂ−Ｂで切断した断
面図であり、（Ｃ）は、図２に示すホルダーの側面図で
ある。

【図４】図４の（Ａ）は、図１に示すホルダーと係合可
能なＣＤの上面図であり、（Ｂ）は、図４の（Ａ）に示
すＣＤの底面図である。

【図５】図５の（Ａ）は、図４の（Ａ）に示すＣＤの側
面図であり、（Ｂ）は、図４の（Ａ）の線Ｃ−Ｃで切断
した断面図であり、（Ｃ）は、図４の（Ａ）の線Ｄ−Ｄ
で切断した断面図である。

【図６】図６は、図１に示すホルダーと図４の（Ａ）に
示すＣＤが相互に係合する方法を示す図である。

【図７】図７は、図１に示すホルダーと図４の（Ａ）に
示すＣＤ間を係合する方法および係合を外す方法を示
す。

【図８】図８は、本考案による光学的読取り可能情報デ
ィスク用のホルダーの第２実施形態の上面斜視図であ
る。

【図９】図９は、図８に示すＣＤホルダーの上面図であ
る。

【図１０】図１０の（Ａ）は、図９の線Ｅ−Ｅで切断し
た断面図であり、（Ｂ）は、図９の線Ｆ−Ｆで切断した
断面図であり、（Ｃ）は、図９に示すＣＤホルダーの側
面図である。

【図１１】図１１は、図８に示すＣＤホルダーに係合可
能なＣＤの上面図である。

【図１２】図１２は、図１１の線Ｇ−Ｇで切断した断面
図であり、（Ｂ）は、図１２の（Ａ）の円で囲んだ部分
の拡大図である。

【図１３】図１３は、図１１に示すＣＤホルダーの底面
図である。

【図１４】図１４は、本考案による光学的読取り可能情
報ディスク用のホルダーの第３実施形態の上面斜視図で
ある。

【図１５】図１５は、図１４に示すＣＤホルダーの上面
図である。

【図１６】図１６の（Ａ）は、図１５の線Ｈ−Ｈで切断
した断面図であり、（Ｂ）は、図１５の線Ｊ−Ｊで切断
した断面図である。

【図１７】図１７の（Ａ）は、図１４に示すＣＤホルダ
ーに係合可能なＣＤの上面図であり、（Ｂ）は、図１７
の（Ａ）の線Ｋ−Ｋで切断した断面図である。

【図１８】図１８の（Ａ）は、図１７の（Ａ）に示すＣ
Ｄの底面図であり、（Ｂ）は、図１７の（Ａ）に示すＣ
Ｄの右側面図である。

【図１９】図１９は、本考案による光学的読取り可能情
報ディスク用のホルダーの第４実施形態の上面斜視図で
ある。

【図２０】図２０の（Ａ）は、図１９に示すＣＤホルダ
ーの上面図であり、（Ｂ）は、図２０の（Ａ）の線Ｍ−
Ｍで切断した断面図であり、（Ｃ）は、図２０の（Ａ）
の線Ｎ−Ｎで切断した断面図である。

【図２１】図２１の（Ａ）は、図１９に示すＣＤホルダ
ーに係合可能なＣＤの上面図であり、（Ｂ）は、図２１
の（Ａ）の線Ｐ−Ｐで切断した断面図であり、（Ｃ）
は、図２１の（Ａ）に示すＣＤの底面図であり、（Ｄ）
は、図２１の（Ａ）に示すＣＤの右側面図である。

【図２２】図２２は、本考案による光学的読取り可能情
報ディスク用のホルダーの第５実施形態の上面斜視図で
ある。

【図２３】図２３の（Ａ）は、図２２に示すＣＤジャケ
ットの上面図であり、（Ｂ）は、図２３の（Ａ）の線Ｑ
−Ｑで切断した断面図である。

【図２４】図２４の（Ａ）は、図２２に示すＣＤホルダ
ーに係合可能なＣＤの上面図であり、（Ｂ）は、図２４
の（Ａ）に示すＣＤの側面図である。

【図２５】図２５の（Ａ）は、本考案による光学的読取
り可能情報ディスク用のホルダーの第６実施形態と、そ
れに係合可能なＣＤを示し、（Ｂ）は、図２５の（Ａ）
の円で囲まれた部分の拡大図である。

【図２６】図２６は、本考案による光学的読取り可能情
報ディスク用のホルダーの第７実施形態の上面斜視図で
ある。

【図２７】図２７は、本考案による光学的読取り可能情
報ディスク用のホルダーの第７実施形態と、それに係合
可能なＣＤを示す。

【符号の説明】

１５０…コンパクトディスク、１００…ホルダー、１０
２…ベース面、１０４…ぺグ、１０６…溝、１０８…ニ
ップル。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 侯錫華 香港、カオルーン、ブロードキャスト・ド ライブ 44、エバ・コート ６イー

Claims (16)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ディスクの周辺の少なくとも一部を解放
   可能に係合する手段を備えていることを特徴とする、少
   なくとも１つの光学的読取り可能情報ディスクを保持す
   るホルダー。
2. 【請求項２】 さらに、前記ディスクの穴内に、はめ込
   まれる硬質ペグ部材を備えていることを特徴とする、請
   求項１に記載のホルダー。
3. 【請求項３】 さらに、前記ペグ部材は、連続した上面
   を備えていることを特徴とする、請求項２に記載のホル
   ダー。
4. 【請求項４】 さらに、前記ホルダーが前記ディスクに
   係合されたときに、連続した平坦な上面が形成されるこ
   とを特徴とする、請求項３に記載のホルダー。
5. 【請求項５】 さらに、前記ホルダーは、円形溝メンバ
   を有するほぼ平坦な面を備えていることを特徴とし、ま
   た、さらに少なくとも１つの突起メンバが、前記溝メン
   バから前記平坦面の上方に突出していることを特徴とす
   る、請求項１に記載のホルダー。
6. 【請求項６】 少なくとも２つの突起メンバが、前記溝
   メンバから突出していることを特徴とする、請求項５に
   記載のホルダー。
7. 【請求項７】 前記溝メンバ上の少なくとも２つの突起
   メンバは、相互に直径のほぼ反対側にあることを特徴と
   する、請求項６に記載のホルダー。
8. 【請求項８】 さらに、前記ディスクの前記周縁の少な
   くとも一部をはめ込む少なくとも１つのアンダーカット
   部分を備えていることを特徴とする、請求項１に記載の
   ホルダー。
9. 【請求項９】 さらに、少なくとも２つの反対側に対向
   するアンダーカット部分を備えていることを特徴とす
   る、請求項８に記載のホルダー。
10. 【請求項１０】 さらに、少なくとも４つのアンダーカ
    ット部分を備えていることを特徴とする、請求項８に記
    載のホルダー。
11. 【請求項１１】 さらに、前記ホルダーがスナップ嵌め
    で前記ディスクに係合することを特徴とする、請求項１
    に記載のホルダー。
12. 【請求項１２】 さらに、前記ディスクは、前記ホルダ
    ーに対し、前記ホルダーから前記ディスクが外れること
    を防ぐ第１位置から、前記ホルダーから前記ディスクが
    外れることができる第２位置間を回転移動できることを
    特徴とする、請求項１に記載のホルダー。
13. 【請求項１３】 さらに、摩擦嵌合手段により、前記係
    合手段を前記ディスクの周辺の少なくとも一部に解放可
    能に係合するようにしていることを特徴とする、請求項
    １に記載のホルダー。
14. 【請求項１４】 さらに、前記係合手段は、ポリフォー
    ム、シリコン、天然ゴムおよび合成ゴムからなるグルー
    プから選択された材料から作られる少なくとも１つの面
    を備えていることを特徴とする、請求項１に記載のホル
    ダー。
15. 【請求項１５】 さらに、前記係合手段は、前記ディス
    クの周縁の少なくとも一部に係合する少なくとも１つの
    ピンメンバを含む少なくとも１つの面を備えていること
    を特徴とする、請求項１に記載のホルダー。
16. 【請求項１６】 さらに、前記係合手段は、２つの反対
    側に対向する面を備え、各々が少なくとも２つの前記ピ
    ンを含んでいることを特徴とする、請求項１５に記載の
    ホルダー。