JP3081536B2 - マニホールド - Google Patents

マニホールド

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JP3081536B2
JP3081536B2 JP08206894A JP20689496A JP3081536B2 JP 3081536 B2 JP3081536 B2 JP 3081536B2 JP 08206894 A JP08206894 A JP 08206894A JP 20689496 A JP20689496 A JP 20689496A JP 3081536 B2 JP3081536 B2 JP 3081536B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レール状板材(以
下、DINレール)に対しスライド及び固定可能なマニ
ホールドに関し、特に、そのDINレールへの固定構造
を簡易なものとするマニホールドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気圧機器がローコストで、
省力化、自動化が可能となることから、マニホールドは
多方面の産業分野で使用されてきている。例えば、空気
圧は常に清潔な環境を保つことができるため、発塵をき
らう半導体製造等の製造ライン等で使用されている。そ
して、集積化される機器の中で効率よくマニホールドの
位置を決定するとともに、その位置で固定するためにD
INレールが使用されている。そのため、マニホールド
は、DINレールに対してスライド可能に設置でき、ま
た所定箇所で位置決めするための固定することができる
構造を備える必要がある。そこで、マニホールドには、
従来から次のよな固定構造のものが採用されてきた。
【0003】図6は、従来のマニホールドの固定構造を
下方から見た分解斜視図であり、図7は、当該マニホー
ルドを示した正面図である。本従来例のマニホールド
は、一般的に使用されているものと同様な構成のもので
あるため、その説明は省略する。そこで、このマニホー
ルドに使用される固定構造について説明する。本従来例
のマニホールドには、DINレールに固定するための固
定金具52がマニホールドベース51に対して一体にネ
ジ止めされている。図6に示すようにマニホールドベー
ス51の底面には溝53が形成され、そこへ、固定金具
52を構成する平板52aがはめ込まれてネジ止め固定
され一体のものとなっている。
【0004】一方、マニホールドベース51に固定され
た平板52aに対しては、両端から内側に向けて折れた
フック爪の形成されたフック部材52bが係合されてい
る。即ち、フック部材52bは、そのフック部材52b
と平板52aとを貫いた1本のボルト52cとナットに
よって取り付けられているが、フック部材52bと平板
52aとは互いに締め付けられることなく、フック部材
52bが平板52aに仮止めされているにすぎない。ま
た、フック部材52bの両端部には上方からボルト52
d,52dがフリーな状態で螺着されている。
【0005】そこで、このような固定金具52を固定し
たマニホールドをDINレールにはめ込む。DINレー
ルは、図に示すようにU字形状の溝型をなし、その両端
がその溝に沿って水平に張り出した張出部を構成してい
る。よって、マニホールドをDINレールに固定するた
めには、DINレールの張出部の上面に平板52aが当
接し、張出部の下面にはフック部材52bのフック爪が
周り込むように係合させる。そして、ボルト52d,5
2dを締め付けると、そのボルト52d,52dが下方
に螺進して平板52aに当接し、更にボルト52d,5
2dを締めればフック部材52bが上昇する。従って、
マニホールドは、その平板52aとフック部材52bの
フック爪とで張出部を挟持することによって固定され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のマニホ
ールドのように、DINレールへの固定構造に上記した
構成の固定金具52を使用したのでは次のような問題が
あった。即ち、この固定金具52を一体型のマニホール
ドベースを用いたマニホールドに使用した場合、マニホ
ールドに加わるあらゆる方向の力が固定金具52へ伝え
られるため、マニホールドの全ての方向へのズレを防止
するために平板52aの強度が必要になるため、固定金
具52が大型化することになる。これは、コストアップ
の原因にもなる。また、平板52a、フック部材52
b、ボルト52c,52d,52dと固定構造に部品点
数が多く、その固定方法もボルト52d,52dを締め
付けることによりフック部材52bを上昇させて、その
フック部材52bと平板52aとで挟持するようにした
ものなので、構造が複雑になるとともに、平板52a、
及びフック部材52bへ過度の負荷がかかるために破損
しやすくなってしまう。
【0007】そこで、本発明は、かかる問題点を解消す
べく、簡易な構成からなる安価な固定構造のマニホール
ドを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のマニホールド
は、作動流体の給排気ポート及び出力ポート間を連通す
る流路の形成されたマニホールドベースと、その流路間
の作動流体の連通を制御する電磁弁とを有し、そのマニ
ホールドベースをU字溝の端部が両側に張り出した張出
部を有するレール状板材に対してスライド及び固定可能
なものであって、前記マニホールドベースには、前記レ
ール状板材の一方の片側張出部に掛かるかえしの形成さ
れたフック部と、前記レール状板材の他方の片側張出部
には関係しない無係合部とを有するレール溝が形成さ
れ、そのマニホールドベースの無係合部に対して設けら
れた、前記レール状板材の他方の片側張出部に掛かる係
合部材を有するものであることを特徴とする。
【0009】また、本発明のマニホールドは、前記係合
部材が、前記レール状板材の他方の片側張出部に掛かる
凹形状のものであることが望ましい。また、本発明のマ
ニホールドは、前記係合部材が、前記マニホールドベー
スの無係合部の両端または一帯に設けられたものである
ことが望ましい。また、本発明のマニホールドは、前記
係合部材が、前記レール状板材の張出部の張り出し方向
にスライド可能に係設されたものであることが望まし
い。また、本発明のマニホールドは、前記係合部材が、
前記レール状板材の他方の片側張出部下方であって、当
該レール状板材側壁に対して垂直になるよう前記マニホ
ールドベースの無係合部に螺設されたボルトであること
が望ましい。
【0010】また、本発明のマニホールドは、作動流体
の給排気ポート及び出力ポート間を連通する流路の形成
されたマニホールドベースと、その流路間の作動流体の
連通を制御する電磁弁とを有し、そのマニホールドベー
スをU字溝の端部が両側に張り出した張出部を有するレ
ール状板材に対してスライド及び固定可能なものであっ
て、前記マニホールドベースには、当該レール状板材の
片側または両側の張出部に掛かるフック部を有するレー
ル溝が形成され、そのマニホールドベースを上面から下
方のレール溝までを貫いて螺設されたネジ部材を有する
ことを特徴とする。
【0011】このような構成をなす本発明のマニホール
ドでは、レール状板材への取り付けには、レール状板材
に対してマニホールドベースのレール溝を合わせて配置
して固定するが、その際、当該レール状板材の一方の片
側張出部にレール溝に形成されたフック部を掛け、その
後に当該レール状板材の他方の片側張出部に対してマニ
ホールドベースの無係合部に設けた係合部材を係合させ
て固定することができる。
【0012】また、本発明のマニホールドでは、前記レ
ール状板材の他方の片側張出部に対して、凹形状の係合
部材を掛けて固定するようにしてもよい。また、本発明
のマニホールドでは、前記レール状板材の他方の片側張
出部に対して、マニホールドベースの両端または一帯に
設けられた係合部材を掛けて固定するようにしてもよい
【0013】また、本発明のマニホールドは、前記レー
ル状板材の他方の片側張出部への取り付けに際し、係合
部材をレール状板材の張り出し方向にスライドさせれ
ば、係合部材を張出部から離間させ又は押圧させること
を容易に行うことができる。また、本発明のマニホール
ドでは、前記レール状板材の他方の片側張出部下方の側
壁部に対して、無係合部に螺設されたボルトを押圧させ
ることによって固定するようにしてもい。
【0014】また、本発明のマニホールドでは、レール
状板材への取り付けには、レール状板材に対してマニホ
ールドベースのレール溝を合わせて配置して固定する
が、その際、当該レール溝に形成したフック部をレール
状板材の片側または両側の張出部に掛けた後、マニホー
ルドベースを上面から下方のレール溝までを貫いて螺設
したネジ部材を締めれば、張出部をフック部とボルトに
よって挟持して固定することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明のマニホールドに係
る実施の形態について図面を参照して説明する。図1
は、第一実施の形態のマニホールドを示した斜視図であ
る。本実施の形態のマニホールド1は、電磁弁2,2…
を備えた一体型のマニホールドベース3から構成されて
いる。マニホールド1は、本発明の特徴的な構成をなす
固定構造以外は、一般に使用されているマニホールドと
同様な構成をなすものであるため、その説明は省略す
る。そこで、本実施の形態のマニホールド1の特徴的な
構成について説明する。本実施の形態のマニホールド1
は、U字溝の両端が水平に張り出した張出部を有するD
INレール4に固定される。特に、マニホールドベース
3は、DINレール4の張出部4a,4b上に載置さ
れ、固定されることとなる。
【0016】そのため、DINレール4上に載置される
マニホールドベース3底面には、DINレール4に固定
するための固定構造を構成するレール溝が形成されてい
る。このレール溝には、水平に形成された張出部4a,
4b上面に当接しうる平面が形成されている。そして、
マニホールドベース3には、その側面から下方に延設さ
れ内側へ折り返されたフック部11が形成されている。
一方、マニホールドベース3の他方の側面には、一帯に
段差部12が形成され、その両端には固定金具13が係
設される。固定金具13は、図に示すような断面コ字形
状の枠材に張出部4bが入り込む切欠部13a,13a
が形成され、マニホールドベース3に固定されたピン1
4,14に対してスライド可能な長穴13b,13bが
形成されている。そして、この固定金具13は、ボルト
15によってマニホールドベース3の段差部12に螺設
されている。
【0017】そこで、このような固定構造を有する本実
施の形態のマニホールド1のDINレール4に対する取
り付けは、先ず、ボルト15を緩めて固定金具13,1
3と段差部12との距離をとった状態で、フック部11
を張出部4aに掛けてマニホールドベース3を張出部4
a,4b上に載置させる。そして、その状態でボルト1
5を締め付ければ固定金具13,13がA方向に移動
し、切欠部13aが張出部4bにはまり込み、更にボル
ト15を締め付けることによって固定金具13の切欠部
13a下部がDINレール4壁面に押し付けられる。そ
のため、DINレール4が、フック部11と固定金具1
3の切欠部13a下部とで挟み込まれるようにして固定
される。
【0018】よって、本実施の形態のマニホールドによ
れば、DINレール4へ固定する固定構造として、マニ
ホールドベース3一側面に形成した無係合部である段差
部12に固定金具13を設けたので、その構造は極めて
簡易なものであり、その取扱いも非常に容易である。ま
た、部品点数も少なくその構造が簡易なものであるため
非常に安価に提供することができる。
【0019】次に、本発明のマニホールドに係る第二実
施の形態について図面を参照して説明する。図2は、本
実施の形態のマニホールドを示した斜視図である。本実
施の形態のマニホールド21は、上記第一実施の形態の
ものとほぼ同様な構成をなし、マニホールドベース3に
は、その側面にフック部11と段差部12とが一帯に形
成されている。そして、本実施の形態のものも、段差部
12に固定構造が設けられている。本実施の形態の固定
構造には、固定片22又は固定板23が使用される。固
定片22は、段差部12の両端にそれぞれ2箇所設けら
れる短尺のものであるのに対し、固定板23は、段差部
12一帯に設けられる長尺のものである。いずれの固定
片22,固定板23にも張出部4b,張出部4bが入り
込む切欠部22a,23aがそれぞれ形成され、その切
欠部22a,23aの下部は突設されている。また、切
欠部22a,23aの上部には、マニホールドベース3
の段差部12に固定される案内ピン24と螺設されるボ
ルト25とが貫通する。
【0020】そこで、このような固定構造を有する本実
施の形態のマニホールド21のDINレール4に対する
取り付けは、先ず、ボルト25を緩めて固定片22又は
固定板23と段差部12との距離をとる。そして、フッ
ク部11を張出部4aに掛け、マニホールドベース3を
張出部4a,4b上に載置させる。その状態でボルト2
5を締め付ければ固定片22又は固定板23の切欠部2
2a,23aが張出部4bにはまり込み、更にボルト2
5を締め付けることによって固定片22又は固定板23
の切欠部22a,23a下部の突設面がDINレール4
壁面に押し付けられる。そのため、DINレール4が、
フック部11と固定片22又は固定板23の切欠部22
a,23a下部とで挟み込まれるようにして固定され
る。
【0021】よって、本実施の形態のマニホールドによ
っても、DINレール4へ固定する固定構造として、マ
ニホールドベース3一側面に形成した無係合部である段
差部12に固定片22又は固定板23を設けた。その構
造は極めて簡易なものであり、その取扱いも非常に容易
である。また、部品点数も少なくその構造を簡易なもの
であるため非常に安価に提供することができた。また、
固定板23のようにマニホールドベース3一帯に設けれ
ば、DINレール4との接触面積が大きくより安定した
固定を行うことができる。
【0022】次に、本発明のマニホールドに係る第三実
施の形態について図面を参照して説明する。図3は、本
実施の形態のマニホールドを示した正面図である。本実
施の形態のマニホールド31は、上記第一実施の形態の
ものとほぼ同様な構成をなし、マニホールドベース32
には、その側面にフック部33が一帯に形成されてい
る。そして、本実施の形態のマニホールドベース32で
は、他端側に下垂した下垂壁34が形成され、その下垂
壁34には垂直にボルト35が貫通して螺着されてい
る。
【0023】そこで、このような固定構造を有する本実
施の形態のマニホールド31のDINレール4に対する
取り付けは、先ず、ボルト35を緩めて張出部4bに引
っかからないようにし、フック部33を張出部4aに掛
けた状態でマニホールドベース32を張出部4a,4b
上に載置させる。そして、その状態でボルト35を締め
付ければ、その先端がDINレール4壁面に押し付けら
れる。そのため、DINレール4が、フック部33とボ
ルト35とで挟み込まれるようにして固定される。
【0024】よって、本実施の形態のマニホールドによ
れば、DINレール4へ固定する固定構造として、マニ
ホールドベース32一側面に形成した無係合部である下
垂壁34にボルト35を螺着したので、上記した固定金
具や固定片等の固定部材さえも不要になり、更にその構
造は極めて簡易なものであり、その取扱いも非常に容易
なものとなり、安価なものとなった。
【0025】次に、本発明のマニホールドに係る第四実
施の形態について図面を参照して説明する。図4は、本
実施の形態のマニホールドの要部を示した斜視図であ
り、図5はその断面図である。本実施の形態のマニホー
ルドは、ベースブロック42,42…及び両端のエンド
ブロック43,43が連結されたマニホールドベース4
1から構成され、それがU字溝の両端が水平に張り出し
た張出部を有するDINレール4に固定される。特に、
DINレール4の張出部4a,4b上に載置されるマニ
ホールドベース41は、両端のエンドブロック43,4
3によって固定されることとなる。
【0026】DINレール4上に載置されるエンドブロ
ック43底面には、DINレール4に対応するレール溝
44が形成されている。このレール溝44には、水平に
形成された張出部4a,4b上面に当接しうる下面か
ら、内側へ折り返されたフック部44a,44bが形成
されている。また、エンドブロック43には上下に貫い
た嵌挿孔45が形成され、そこへボルト46が挿入され
ている。更に、この嵌挿孔45には、ボルト46と螺合
するナット47及びワッシャ48を挿入するための挿入
孔49が、水平方向から貫通して形成されている。
【0027】そこで、このような固定構造をなす本実施
の形態のマニホールドは、DINレール4に対してエン
ドブロック43のレール溝44を係合させる。このと
き、レール溝44に形成されたフック部44a,44b
が、DINレール4の張出部4a,4bの下に重なる。
そこで、嵌挿孔45に挿入しナット47と螺合させたボ
ルト46を締めると、ボルト46が下方に螺進して張出
部4aに当たる。そのため、ボルト46を締めればナッ
ト47が上昇し、それに伴ってエンドブロック43が持
ち上げられ、ボルト46とフック部44aとで張出部4
aを挟持して固定することとなる。ワッシャ48は、ボ
ルト46を締め込むときナット47と挿入孔壁面との間
で圧縮されてたわむため、固定した際に固定のゆるみ止
めとして作用する。
【0028】よって、本実施の形態のマニホールドによ
っても、DINレール4へ固定する固定構造として、両
端のエンドブロック43,43を貫通させたボルト46
によって構成したので、その構造は極めて簡易なもので
あり、その取扱いも非常に容易である。また、部品点数
も少なくその構造は簡易なものであるため非常に安価に
提供することができる。また、特に本実施の形態のマニ
ホールドでは、固定構造をなすボルト46及びナット4
7をエンドブロック43内に設けたため、設置スペース
の減少を図ることができるとともに、その外観にも優れ
たものとなった。更に、電磁弁の着脱面と同一方向から
固定できるため、狭い場所への固定にも便利である。
【0029】なお、本発明は上記実施の形態のものに限
定されるわけではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様
々な変更が可能である。例えば、上記第一乃至第三実施
の形態では、一体型のマニホールドベースを示して説明
したが、分割ブロックによって構成される分割型のもの
に対しても使用することができる。また、第四実施の形
態では、ナット47及びワッシャ48を挿入するための
挿入孔49を横から貫通して形成したが、嵌挿孔45の
下方から挿入するようにしてもよい。また、張出部4
a,4bに対して固定するようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明は、U字溝の端部が両側に張り出
した張出部を有するレール状板材に対する固定構造とし
て、マニホールドベースが、レール状板材の一方の片側
張出部に掛かるかえしの形成されたフック部と、他方の
片側張出部には関係しない無係合部とをなしたレール溝
を構成し、そのマニホールドベースの無係合部に対して
設けられ、レール状板材の他方の片側張出部に掛かる係
合部材を有するので、簡易な構成からなる安価な固定構
造のマニホールドを提供することが可能となった。
【0031】また、本発明は、U字溝の端部が両側に張
り出した張出部を有するレール状板材に対する固定構造
として、マニホールドベースが、レール状板材の片側ま
たは両側の張出部に掛かるフック部を形成したレール溝
を構成し、マニホールドベースを上面から下方のレール
溝までを貫いて螺設されたネジ部材を有するので、簡易
な構成からなる安価な固定構造であり、また、狭いスペ
ースへの取り付けが可能なマニホールドを提供すること
が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマニホールドの第一実施の形態を
示した外観斜視図である。
【図2】本発明に係るマニホールドの第二実施の形態を
示した外観斜視図である。
【図3】本発明に係るマニホールドの第三実施の形態を
示した正面図である。
【図4】本発明に係るマニホールドの第四実施の形態を
示した斜視図である。
【図5】本発明に係るマニホールドの第四実施の形態を
示した断面図である。
【図6】従来のマニホールドの固定構造を示した斜視図
である。
【図7】従来のマニホールドを示した正面図である。
【符号の説明】
1 マニホールド 2 電磁弁 3 マニホールドベース 4 DINレール 11 フック部 12 段差部 13 固定金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹羽 庸夫 愛知県小牧市大字北外山字早崎3005番地 シーケーディ株式会社内 (56)参考文献 実開 平4−119603(JP,U) 実開 平1−136779(JP,U) 実開 昭62−15669(JP,U) 実開 平3−44205(JP,U) 実開 平2−103507(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 27/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動流体の給排気ポート及び出力ポート
    間を連通する流路の形成されたマニホールドベースと、
    その流路間の作動流体の連通を制御する電磁弁とを有
    し、そのマニホールドベースをU字溝の端部が両側に張
    り出した張出部を有するレール状板材に対してスライド
    及び固定可能なマニホールドにおいて、 前記マニホールドベースが、前記レール状板材の一方の
    片側張出部に掛かるフック部と、前記レール状板材の他
    方の片側張出部には関係しない無係合部とを有するレー
    ル溝が形成されたものであって、 そのマニホールドベースの無係合部に対して設けられ、
    前記レール状板材の他方の片側張出部に掛かる係合部材
    を有するものであることを特徴とするマニホールド。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のマニホールドにおい
    て、 前記係合部材が、前記レール状板材の他方の片側張出部
    に掛かる凹形状のものであることを特徴とするマニホー
    ルド。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のマニホールドにおい
    て、 前記係合部材が、前記マニホールドベースの無係合部の
    両端または一帯に設けられたものであることを特徴とす
    るマニホールド。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3に記載のマニホー
    ルドにおいて、 前記係合部材が、前記レール状板材の張出部の張り出し
    方向にスライド可能に係設されたものであることを特徴
    とするマニホールド。
  5. 【請求項5】請求項1に記載のマニホールドにおいて、 前記係合部材が、前記レール状板材の他方の片側張出部
    下方であって、当該レール状板材側壁に対して垂直にな
    るよう前記マニホールドベースの無係合部に螺設された
    ボルトであることを特徴とするマニホールド。
  6. 【請求項6】 作動流体の給排気ポート及び出力ポート
    間を連通する流路の形成されたマニホールドベースと、
    その流路間の作動流体の連通を制御する電磁弁とを有
    し、そのマニホールドベースをU字溝の端部が両側に張
    り出した張出部を有するレール状板材に対してスライド
    及び固定可能なマニホールドにおいて、前記マニホール
    ドベースが、当該レール状板材の片側または両側の張出
    部に掛かるフック部を有するレール溝が形成されたもの
    であって、 そのマニホールドベースを上面から下方のレール溝まで
    を貫いて螺設されたネジ部材を有することを特徴とする
    マニホールド。
JP08206894A 1996-08-06 1996-08-06 マニホールド Expired - Fee Related JP3081536B2 (ja)

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