JP3081502U - 傾め切断型テープを装着する接着クリーナー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】ごみを取るテープをはがし易く改良された斜め
切断型テープを装着する接着クリーナーに関するもので
ある。 【解決手段】接着クリーナー１に装着する接着テープ２
に予め斜めに切れ込み３を入れる事、あるいはおよび、
はがし始める場４を見やすく色をつけた５ことによっ
て、テープをはがす時、目の不自由な人でも簡単にはが
し始める場所がわかり、なおかつ斜めにごみ等を接着し
たテープをはがして取ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案はごみなどを接着するテープを装着して使用する接着クリーナーの構 造に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来品の場合では図１のローラー（１）にセットされた接着テープ（２）はご み等を接着したあと、そのテープをはがす時、横に切り込みが入っている（３） 等のため、はがす途中で縦に破れてしまうなど、きれいにはがすことができない ことがあった。これははがす方向への応力とロールの切断方向が９０度違うため である。 また、はがし始める場所がごみなどの接着によって見にくくなる等の 欠点があり、老人など目の不自由な人には探しにくいなど扱いが困難な場合があ った。

【０００３】

【考案が解決しょうとする課題】

本案は、その欠点を除いて、ごみがついたテープをはがす途中で破れることな く簡単にはがすことによって衛生的であること、ならびに、目の不自由な人にも 簡単にはがし始める場所がわかり易く改良したものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

図２に示すように、改良されたテープでは、はがす時に斜めにはがれるように 設計された斜め切断型テープの構造（３）を有するもの、あるいはおよび、はが し始める場所（４）に見やすいようにその場所に色がつけているもの（５）であ る。

【０００５】

【考案の実施の構造】

今回の実用新案では図の２に示されるように、ローラー（１）に装着する接着 テープ（２）にあらかじめ斜めの切れ込みと、斜めに切れるように部分的切れ目 を（３）のように入れることによって、テープをはがす応力がはがす方向と一致 するため、一端を掴んでスムーズに斜めにはがすことができ、途中で破れる欠点 が全く無くはがしやすいこと、また、はがし始める場所（４）には（５）のよう に色で印しが着けてあるため見やすく、目の不自由な人にも容易に一端を掴んで はがすことが出来るなどの改良がなされた。

【０００６】

【考案の実施】

斜めの切れこみの角度はセットするローラの口径や接着テープの大きさに合せ て任意に変更が可能である。 はがし始める場所を表示する色は何色でもよく、 願わくはごみがついてもはっきり判別出来る色、例えば赤や青などが好ましい。 さらに、このローラーにセットされるテープは紙、ビニールなどいずれの材料で 出来ていてもよく、接着面の大きさも任意である。テープには適当なる接着剤が 処理され、それによって、布や床面などのごみや動物の毛その他のものを接着し て、随時はがして捨てることが可能で、１枚めくることによって新しい接着面が 出るようになっている。

【０００７】

【考案の効果】

目の不自由な老人などにも使い易く、テープを簡単にはがすことができ、衛生 的である。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来のテープを装着する接着クリーナの説明図

【図２】本考案による改良型の斜め切断型テープを装着
する接着クリーナーの説明図

【符号の説明】

（１）ローラー （２）装着用テープ （３）装着テープでごみを接着した後にはがすための切
れ込み、図１では横に切れこみがある。図２では斜めに
切れこみがある。 （４）装着テープのはがし始める場所 （５）はがし始める場所がよくわかるように色で印しが
つけてあることを示す。

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】ごみなどを接着したテープをはがす時に斜
   めにはがれるように設計された斜め切断型テープを装着
   する接着クリーナーの構造。
2. 【請求項２】ごみなどを接着したテープをはがす時，は
   がし始める場所が見やすいように色が付けられた請求項
   １の斜め切断型テープを装着する接着クリーナーの構
   造。