JP3025444U

JP3025444U - 簡単に剥がせる回転式粘着クリーナー

Info

Publication number: JP3025444U
Application number: JP1995014135U
Authority: JP
Inventors: 強酒巻
Original assignee: 強酒巻
Priority date: 1995-12-04
Filing date: 1995-12-04
Publication date: 1996-06-21
Anticipated expiration: 2001-12-04

Abstract

(57)【要約】【目的】円筒形の回転式粘着クリーナーの、粘着テー
プを簡単に剥離する為に、粘着テープに斜めの切目と切
込みを付け、剥がし取り口を設けた回転式粘着式クリー
ナーである。【構成】円筒形の回転式粘着クリーナーの、粘着テー
プに斜めの切目（１）と切込み（２）を入れ、剥がし取
り口（３）を設けた回転式粘着式クリーナー。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、円筒形の回転式粘着クリーナーの粘着テープを、簡単に剥がす事に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、円筒形の回転式粘着クリーナーの粘着テープは、粘着テープの切目より剥がし取り、両手を使って切り離すものが多かった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これには次のような欠点があった。（イ）円筒形の回転式粘着クリーナーは、その使用方向と同じ方向状に、人や動物の長い髪又は、衣類の繊維等が巻き付くように粘着する為、従来の方法で剥がし取る場合、その付着物の付き方や量によって、剥がし取り口が発見しにくくなったり、また剥がし始めても、長い髪や衣類の繊維等が剥がし口を覆っていて、途中で違う方向に破けたりする事が多かった。（ロ）剥がし取りや、切り離しが困難である場合、多種の付着物が付いた粘着テープを、両手で剥離しなくてはならない為、衛生的にも問題があると考えられていた。本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【問題を解決するための手段】

いまこれを、図面について説明すれば円筒形の回転式粘着クリーナーの粘着テープに、斜めの切目（１）と切込み（２）を入れ、切り残し部分（６）（６）’を作る。さらに、剥がし取り口（３）を、粘着剤の付いてない部分（４）に設ける。以上のごとくに構成された回転式粘着式クリーナー。

【０００５】

【作用】

本休に装着されている、円筒形の回転式粘着クリーナーの粘着テープを剥離する場合、まず本体の柄を片手で持ち、粘着剤の付いていない部分（４）の、剥がし口（３）を、捲りながら掴み手前に軽く引いて剥離する。

【０００６】

【考案の効果】（イ）円筒形の回転式粘着クリーナーの粘着テープ本体に、斜めの切目（１）と切込み（２）を入れ、剥がし取り口（３）を粘着剤の付いていない部分（４）に設ける。この事により、粘着テープに多量の付着物があっても、剥がし取り口（３）を発見する事が容易になった。また、剥かし取り口（３）に着色又は目印を付ける事により、さらに剥がし取り口（３）を、見付けやすくする事もできる。（ロ）粘着テープの剥離は、まず本体の柄を持ち、剥がし取り口（３）を捲りながら掴み、手前に軽く引けば、簡単に剥かし取り去る事ができる為、衛生的でもある。また、剥離は使用方向に対して斜めに剥がれていく為、人や動物の長い髪又は、衣類の繊維等が付着していても、容易に剥離できる。さらに、剥がし取り口（３）から剥離した場合、粘着テープの、その形状により他の方向に無理な力が加わらず、粘着テープが他方に破けにくくなった。（ハ）切目（１）の両端を少し切り残し（６）（６）’，切目（１）に山型（５）を設けることで、剥がし取り口（３）から剥離した際、次の剥がし取り口（３）を、一枚分だけ造る事ができるようにした。（ニ）斜めの切目（１）の角度や、山型（５）の大きさ、また切込み（２）は粘着テープの、その粘着力の度合によって変える事ができる。（ホ）本案は、従来の粘着テープに、斜めの切目（１）と切込み（２）を付けるだけで、その効果がある為、製作が容易である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【符号の説明】

（１）斜めの切目，（２）切込み，（３）剥がし取
り口，（４）（４）’粘着剤の付いてない部分，
（５）山型，（６）（６）’切り残し部分，

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】円筒形の回転式粘着クリーナーの粘着テ
ープに、斜めの切目（１）と切込み（２）を入れ、剥が
し取り口（３）を設けた回転式粘着式クリーナー。