JPH0951898A - 舌苔除去器具 - Google Patents
舌苔除去器具Info
- Publication number
- JPH0951898A JPH0951898A JP24354395A JP24354395A JPH0951898A JP H0951898 A JPH0951898 A JP H0951898A JP 24354395 A JP24354395 A JP 24354395A JP 24354395 A JP24354395 A JP 24354395A JP H0951898 A JPH0951898 A JP H0951898A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tongue
- tongue coating
- projections
- moss
- implement
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Abstract
(57)【要約】
【目的】突起と凹部を設けた可撓性のある軟質材料より
成る細長い平板状の舌苔除去器具を用いることにより、
舌苔を除去する。 【構成】頭部に網目状の突起と、網目状突起の間に凹部
を設け、可撓性を有する軟質材料より成る平板の舌苔除
去器具を用い、突起のある面を舌面に当て、裏面を上あ
ごに舌を用いて押当てながら、柄部を指で摘んで前方に
引出し、突起と凹部の作用で舌苔を削ぎ落すようにして
除去する。
成る細長い平板状の舌苔除去器具を用いることにより、
舌苔を除去する。 【構成】頭部に網目状の突起と、網目状突起の間に凹部
を設け、可撓性を有する軟質材料より成る平板の舌苔除
去器具を用い、突起のある面を舌面に当て、裏面を上あ
ごに舌を用いて押当てながら、柄部を指で摘んで前方に
引出し、突起と凹部の作用で舌苔を削ぎ落すようにして
除去する。
Description
【０００１】〔産業上の利用分野〕本発明は、人体の口
中に発生する舌苔を除去するための、舌苔除去器具に関
する。
中に発生する舌苔を除去するための、舌苔除去器具に関
する。
【０００２】〔従来技術〕舌苔とは舌の表面が白つぽく
なつたり、或は黒色に変化したりする現象で、通常は口
腔内の唾液の浄化、湿潤化作用により、淡い赤味がかつ
た色調で清浄に保たれているが、口腔内の生理的浄化作
用のメカニズムが崩れると、発生し易いと云われてい
る。その発生原因としては、消化器疾患、意識障害、口
腔内疾患、末梢神経疾患、精神的興奮、抗生物質等が原
因で舌苔を生じ、口臭が発生して他人に不快感を与える
とされている。
なつたり、或は黒色に変化したりする現象で、通常は口
腔内の唾液の浄化、湿潤化作用により、淡い赤味がかつ
た色調で清浄に保たれているが、口腔内の生理的浄化作
用のメカニズムが崩れると、発生し易いと云われてい
る。その発生原因としては、消化器疾患、意識障害、口
腔内疾患、末梢神経疾患、精神的興奮、抗生物質等が原
因で舌苔を生じ、口臭が発生して他人に不快感を与える
とされている。
【０００３】この口臭を除去するための舌苔除去器具と
して、従来より多用されている舌苔除去器具１５の一例
として図２（Ａ）に示すように、両端に把手１１があ
り、この両把手間を、、幅５ｍｍ、厚さ０．５ｍｍ、長
さ１００〜１５０ｍｍ程度の平板状銀製より成る舌苔除
去片１３が、真鍮に金又は銀メツキを施した取付具１２
を介して取付けられている。舌苔除去片１３の上下の角
は、図２（Ｂ）に示すように、舌苔を除去する際に舌表
面を傷つけないように角を落し、曲率１４を設けてあ
る。
して、従来より多用されている舌苔除去器具１５の一例
として図２（Ａ）に示すように、両端に把手１１があ
り、この両把手間を、、幅５ｍｍ、厚さ０．５ｍｍ、長
さ１００〜１５０ｍｍ程度の平板状銀製より成る舌苔除
去片１３が、真鍮に金又は銀メツキを施した取付具１２
を介して取付けられている。舌苔除去片１３の上下の角
は、図２（Ｂ）に示すように、舌苔を除去する際に舌表
面を傷つけないように角を落し、曲率１４を設けてあ
る。
【０００４】この舌苔除去器具１５を、舌苔除去片１３
の略々中央部で５ｃｍ程度の円形に曲げ、曲げた部分を
口腔中に挿入して舌の上に載置し、舌を出しながら曲率
１４を持つ角を舌に押し付けるようにし、舌の奥から舌
先へ数回程度舌苔を削ぎ落すように操作し、その後うが
いを行つて口中を清浄に保つようにしていた。しかしな
がらこの舌苔除去器具１５は、外形が大きく両手で操作
しなければならない等の理由で人前で使用できないのみ
ならず、口腔中の安全衛生の見地から、金又は銀メツキ
並びに銀板を用いねばならない等のコストアツプ要因を
包含していた。又、使用後は洗浄しなければ次の使用に
利用できなかつた。
の略々中央部で５ｃｍ程度の円形に曲げ、曲げた部分を
口腔中に挿入して舌の上に載置し、舌を出しながら曲率
１４を持つ角を舌に押し付けるようにし、舌の奥から舌
先へ数回程度舌苔を削ぎ落すように操作し、その後うが
いを行つて口中を清浄に保つようにしていた。しかしな
がらこの舌苔除去器具１５は、外形が大きく両手で操作
しなければならない等の理由で人前で使用できないのみ
ならず、口腔中の安全衛生の見地から、金又は銀メツキ
並びに銀板を用いねばならない等のコストアツプ要因を
包含していた。又、使用後は洗浄しなければ次の使用に
利用できなかつた。
【０００５】〔発明が解決しようとする課題〕舌苔除去
器具１５は、人の口腔中に挿入し、舌苔を削ぎ落すよう
にして除去するものであるから、人体への安全衛生の見
地より有害物質を排除しなければならないため、金又は
銀メツキ並びに銀板等を使用せざるを得ない状況にあ
り、コストの点より気軽に利用することもならず、又器
具も外形が大きく両手で操作しなければならない等で人
前で使用できない等の制約を受けざるを得なかつた。従
つて口臭に悩む人々の期待に充分応えることができなか
つた。
器具１５は、人の口腔中に挿入し、舌苔を削ぎ落すよう
にして除去するものであるから、人体への安全衛生の見
地より有害物質を排除しなければならないため、金又は
銀メツキ並びに銀板等を使用せざるを得ない状況にあ
り、コストの点より気軽に利用することもならず、又器
具も外形が大きく両手で操作しなければならない等で人
前で使用できない等の制約を受けざるを得なかつた。従
つて口臭に悩む人々の期待に充分応えることができなか
つた。
【０００６】〔課題を解決するための手段〕使い捨てを
目的とした可撓性のある軟質材料の細長い平板材料を用
い、その上面の頭部には綱目状の突起を形成し、柄部に
は滑り止めを設けた舌苔除去器具を用いることにより、
これを達成した。
目的とした可撓性のある軟質材料の細長い平板材料を用
い、その上面の頭部には綱目状の突起を形成し、柄部に
は滑り止めを設けた舌苔除去器具を用いることにより、
これを達成した。
【０００７】〔作用〕舌苔除去器具の網目状突起のある
面を舌の表面に載せ、舌で舌苔除去器具を上あごに押し
付けながら、柄部を指で摘んで手前に引き出せば、その
表面の突起が舌苔を削ぎ落して除去することができる。
面を舌の表面に載せ、舌で舌苔除去器具を上あごに押し
付けながら、柄部を指で摘んで手前に引き出せば、その
表面の突起が舌苔を削ぎ落して除去することができる。
【０００８】〔実施例〕本発明の実施例を図面に基づい
て説明する。図１は、本発明実施例に係る舌苔除去器具
１の斜視図であつて、杓子状の形状をした長さ１００ｍ
ｍ程度、厚さ１ｍｍ程度、幅１５ｍｍ程度の可撓性を有
する平板のプラスチツク、紙、不織布等より成る軟質材
で構成され、下面は平面であるが、頭部２の上面には
１．５〜２．０ｍｍ間隔の網目状をした突起３が一面に
形成されており、網目状突起３の間には凹部６が形成さ
れている。本実施例において、頭部２は杓子状の網目状
突起３を有する舌苔除去器具１として説明しているが、
この形状に限定されるものではなく、細長い平板状で、
突起も網目状でなく平板に直角な平行線突起、点状の突
起等であつても良い。又、両面に突起を設けることも可
能である。
て説明する。図１は、本発明実施例に係る舌苔除去器具
１の斜視図であつて、杓子状の形状をした長さ１００ｍ
ｍ程度、厚さ１ｍｍ程度、幅１５ｍｍ程度の可撓性を有
する平板のプラスチツク、紙、不織布等より成る軟質材
で構成され、下面は平面であるが、頭部２の上面には
１．５〜２．０ｍｍ間隔の網目状をした突起３が一面に
形成されており、網目状突起３の間には凹部６が形成さ
れている。本実施例において、頭部２は杓子状の網目状
突起３を有する舌苔除去器具１として説明しているが、
この形状に限定されるものではなく、細長い平板状で、
突起も網目状でなく平板に直角な平行線突起、点状の突
起等であつても良い。又、両面に突起を設けることも可
能である。
【０００９】柄部４には、柄の方向と直角に０．５ｍｍ
程度以上の突起５が複数形成されており、指で柄部４を
摘んで舌苔除去器具１を引張つて舌苔を除去する際、滑
ることなく柄部４を把持できるように構成されている。
この突起５は滑り止めであるから、本実施例に限定され
ることなく、点状の突起等滑り止めの機能を果すもので
あれば良い。
程度以上の突起５が複数形成されており、指で柄部４を
摘んで舌苔除去器具１を引張つて舌苔を除去する際、滑
ることなく柄部４を把持できるように構成されている。
この突起５は滑り止めであるから、本実施例に限定され
ることなく、点状の突起等滑り止めの機能を果すもので
あれば良い。
【００１０】この舌苔除去器具１を用いて舌苔の除去作
用を説明する。舌苔除去器具１の頭部に設けられた突起
３を有する面を舌面に当て、裏面を上あごの方向に向
け、舌で舌苔除去器具１を上あごに押し当てながら、柄
部４を指で摘み、手前に引き出す。頭部２には突起３と
凹部６があり、この両者の作用で舌に付着している舌苔
を削ぎ落して除去する。尚一回の操作で拭いきれない場
合には、繰返して同様な繰作をすれば、舌苔を除去でき
る。
用を説明する。舌苔除去器具１の頭部に設けられた突起
３を有する面を舌面に当て、裏面を上あごの方向に向
け、舌で舌苔除去器具１を上あごに押し当てながら、柄
部４を指で摘み、手前に引き出す。頭部２には突起３と
凹部６があり、この両者の作用で舌に付着している舌苔
を削ぎ落して除去する。尚一回の操作で拭いきれない場
合には、繰返して同様な繰作をすれば、舌苔を除去でき
る。
【００１１】〔発明の効果〕本発明の舌苔除去器具１
は、従来の舌苔除去器具１５に比して種々の利点が存在
する。舌苔除去器具１はプラスチツク製等の軟質材料で
あるため、小型軽量であつて持運びが容易であり、又、
使い捨てができるので衛生的である。小型なるが故に、
人前においても口を手で覆うか或はハンカチ等で覆えば
舌苔除去器具１を用いて舌苔除去作業が可能である。
又、構成材料もプラスチツク等の軟質材料であるから、
舌苔除去器具１５のように銀板を用いていないので、安
価に構成できる。本発明の舌苔除去器具１は使い捨てで
あるため、舌苔除去器具１５のように使用後に洗浄する
必要がない。本発明の舌苔器具に除去物が付着するの
で、その付着物が目で確認出来る。本発明は前記した幾
多の効果を有する発明である。
は、従来の舌苔除去器具１５に比して種々の利点が存在
する。舌苔除去器具１はプラスチツク製等の軟質材料で
あるため、小型軽量であつて持運びが容易であり、又、
使い捨てができるので衛生的である。小型なるが故に、
人前においても口を手で覆うか或はハンカチ等で覆えば
舌苔除去器具１を用いて舌苔除去作業が可能である。
又、構成材料もプラスチツク等の軟質材料であるから、
舌苔除去器具１５のように銀板を用いていないので、安
価に構成できる。本発明の舌苔除去器具１は使い捨てで
あるため、舌苔除去器具１５のように使用後に洗浄する
必要がない。本発明の舌苔器具に除去物が付着するの
で、その付着物が目で確認出来る。本発明は前記した幾
多の効果を有する発明である。
【図１】本発明実施例に係る舌苔除去器具の斜視図であ
る。
る。
【図２】従来の舌苔除去器具の斜視図である。
１：舌苔除去器具 ２：頭部 ３：突起 ４：柄部 ５：突起 ６：凹部 １１：柄部 １２：取付具 １３：舌苔除去片 １４：曲率 １５：舌苔除去器具
Claims (2)
- 【請求項１】可撓性を有する細長い平板状の軟質材料を
用い、一方の面には舌苔を除去するための突起と凹部
と、滑り止めのための突起を柄部に設けたことを特徴と
する舌苔除去器具。 - 【請求項２】突起は網目状、線状若しくは点状であつ
て、その突起の間に凹部が形成されていることを特徴と
する請求項１記載の舌苔除去器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24354395A JPH0951898A (ja) | 1995-08-16 | 1995-08-16 | 舌苔除去器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24354395A JPH0951898A (ja) | 1995-08-16 | 1995-08-16 | 舌苔除去器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0951898A true JPH0951898A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=17105447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24354395A Pending JPH0951898A (ja) | 1995-08-16 | 1995-08-16 | 舌苔除去器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0951898A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999008610A1 (en) * | 1997-08-20 | 1999-02-25 | Clifford A. Yudelman And Gillian C. Yudelman, Co-Trustees U.T.D. | Oral hygiene device having plaque collection and quantification capabilities |
| US5984935A (en) * | 1998-07-10 | 1999-11-16 | Welt; Teodor | Tongue cleaner |
| EP1034721A1 (en) * | 1998-07-10 | 2000-09-13 | Teodor Welt | Tongue scraping and cleaning device |
| GB2464679A (en) * | 2008-10-21 | 2010-04-28 | Enver Shillova | Tongue scraper |
| WO2014102752A1 (de) * | 2012-12-29 | 2014-07-03 | Armin Rees | Vorrichtung und verfahren zur zungenreinigung |
| CN109124549A (zh) * | 2018-08-14 | 2019-01-04 | 罗迟宝 | 一种便携式儿科临床用压舌刮舌两用一体装置 |
-
1995
- 1995-08-16 JP JP24354395A patent/JPH0951898A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999008610A1 (en) * | 1997-08-20 | 1999-02-25 | Clifford A. Yudelman And Gillian C. Yudelman, Co-Trustees U.T.D. | Oral hygiene device having plaque collection and quantification capabilities |
| US5957942A (en) * | 1997-08-20 | 1999-09-28 | Clifford A. Yudelman | Oral hygiene device having plaque collection and quantification capabilities |
| US5984935A (en) * | 1998-07-10 | 1999-11-16 | Welt; Teodor | Tongue cleaner |
| EP1034721A1 (en) * | 1998-07-10 | 2000-09-13 | Teodor Welt | Tongue scraping and cleaning device |
| GB2464679A (en) * | 2008-10-21 | 2010-04-28 | Enver Shillova | Tongue scraper |
| WO2014102752A1 (de) * | 2012-12-29 | 2014-07-03 | Armin Rees | Vorrichtung und verfahren zur zungenreinigung |
| CN109124549A (zh) * | 2018-08-14 | 2019-01-04 | 罗迟宝 | 一种便携式儿科临床用压舌刮舌两用一体装置 |
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