JP3081466B2 - 自動車用内装品構造 - Google Patents
自動車用内装品構造Info
- Publication number
- JP3081466B2 JP3081466B2 JP06234468A JP23446894A JP3081466B2 JP 3081466 B2 JP3081466 B2 JP 3081466B2 JP 06234468 A JP06234468 A JP 06234468A JP 23446894 A JP23446894 A JP 23446894A JP 3081466 B2 JP3081466 B2 JP 3081466B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pillow
- seat belt
- center pillar
- pillar garnish
- belt anchor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Landscapes
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用内装品構造に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】運転者が自動車内で休息をとる場合、図
5に示すシートバック2を倒して寄り掛かるか、もしく
はヘッドレスト3を前後上下に調整して後頭部をもたせ
かけるかなどして、体にある程度の自由度をもって休息
をとるようにしている。
5に示すシートバック2を倒して寄り掛かるか、もしく
はヘッドレスト3を前後上下に調整して後頭部をもたせ
かけるかなどして、体にある程度の自由度をもって休息
をとるようにしている。
【0003】また、信号待ちや道路の渋滞時はヘッドレ
スト3によって頭を休めることがしばしば起きている。
スト3によって頭を休めることがしばしば起きている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の方
法では、体にある程度の自由度はあるものの、シートバ
ック2やヘッドレスト3だけでは休息時に一定の姿勢し
かとれず、側頭部をもたせかけるものがなく不便であっ
た。
法では、体にある程度の自由度はあるものの、シートバ
ック2やヘッドレスト3だけでは休息時に一定の姿勢し
かとれず、側頭部をもたせかけるものがなく不便であっ
た。
【0005】また、シートベルトアンカー5が室内側に
むき出しであって、側突などを受けた場合に頭部に衝撃
を与えるおそれがある。
むき出しであって、側突などを受けた場合に頭部に衝撃
を与えるおそれがある。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、乗員が一時的に容易に休息がとれて、頭部の衝撃に
対する安全性が向上するセンターピラー用ピローを提供
することを目的とする。
で、乗員が一時的に容易に休息がとれて、頭部の衝撃に
対する安全性が向上するセンターピラー用ピローを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の自動車用内装品構造は、センターピラーガー
ニッシュにシートベルトアンカーを包囲するピローを着
脱自在に取付け、該ピローにシートベルトを引き出す切
り欠き部を設けた構成を有している。
に本発明の自動車用内装品構造は、センターピラーガー
ニッシュにシートベルトアンカーを包囲するピローを着
脱自在に取付け、該ピローにシートベルトを引き出す切
り欠き部を設けた構成を有している。
【0008】また好ましくは本発明の自動車用内装品構
造は、前記ピローを、プレーンファスナーにより前記セ
ンターピラーガーニッシュに着脱自在に取付けた構成を
有している。
造は、前記ピローを、プレーンファスナーにより前記セ
ンターピラーガーニッシュに着脱自在に取付けた構成を
有している。
【0009】
【作用】この構成によって、センターピラーガーニッシ
ュに設けたピローに側頭部をもたせかけて容易に休息を
とることができるし、ピローがシートベルトアンカーを
包囲しているので、側突などの衝撃に対する安全性が向
上する。
ュに設けたピローに側頭部をもたせかけて容易に休息を
とることができるし、ピローがシートベルトアンカーを
包囲しているので、側突などの衝撃に対する安全性が向
上する。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図1乃至図
3を参照しながら説明する。尚、従来例で示した部品と
同じ部品には同符号を付してある。
3を参照しながら説明する。尚、従来例で示した部品と
同じ部品には同符号を付してある。
【0011】自動車用シート1のシートバック2上部に
はヘッドレスト3が設けられており、シート1近傍のセ
ンターピラー4にはシートベルトアンカー5が取付けら
れていて、このシートベルトアンカー5を介してシート
ベルト6が引き出されるようになっている。また、セン
ターピラー4にはセンターピラーガーニッシュ7が覆っ
ていて、このセンターピラーガーニッシュ7のシートベ
ルトアンカー5を包囲する位置にはピロー10が設置さ
れている。そしてこれらセンターピラー4、シートベル
トアンカー5、センターピラーガーニッシュ7及びピロ
ー10などで自動車用内装品構造を構成している。
はヘッドレスト3が設けられており、シート1近傍のセ
ンターピラー4にはシートベルトアンカー5が取付けら
れていて、このシートベルトアンカー5を介してシート
ベルト6が引き出されるようになっている。また、セン
ターピラー4にはセンターピラーガーニッシュ7が覆っ
ていて、このセンターピラーガーニッシュ7のシートベ
ルトアンカー5を包囲する位置にはピロー10が設置さ
れている。そしてこれらセンターピラー4、シートベル
トアンカー5、センターピラーガーニッシュ7及びピロ
ー10などで自動車用内装品構造を構成している。
【0012】ピロー10は半硬質ウレタンを芯材12と
して布地13にて包まれており、側面にシートベルト6
を引き出すための切り欠き部11を備えている。そし
て、センターピラーガーニッシュ7のシートベルトアン
カー5の周囲に、両面接着テープ14を介して雄型のプ
レーンファスナー15が付着されており、ピロー10表
面の布地特性を利用してプレーンファスナー15に着脱
自在に取付けられている。この場合、ピロー10は緊急
時におけるシートベルト6の効果を妨げないように、セ
ンターピラーガーニッシュ7に固定せずに着脱自在に取
付けてある。
して布地13にて包まれており、側面にシートベルト6
を引き出すための切り欠き部11を備えている。そし
て、センターピラーガーニッシュ7のシートベルトアン
カー5の周囲に、両面接着テープ14を介して雄型のプ
レーンファスナー15が付着されており、ピロー10表
面の布地特性を利用してプレーンファスナー15に着脱
自在に取付けられている。この場合、ピロー10は緊急
時におけるシートベルト6の効果を妨げないように、セ
ンターピラーガーニッシュ7に固定せずに着脱自在に取
付けてある。
【0013】このようにセンターピラーガーニッシュ7
にピロー10を設けることにより、休息時に運転者の側
頭部をピロー10にもたせかけて容易に休むことができ
る。また、ピロー10がシートベルトアンカー5などの
凸部を隠すことができるので、側突などの衝撃時に対し
て頭部を保護することができて安全性が向上する。
にピロー10を設けることにより、休息時に運転者の側
頭部をピロー10にもたせかけて容易に休むことができ
る。また、ピロー10がシートベルトアンカー5などの
凸部を隠すことができるので、側突などの衝撃時に対し
て頭部を保護することができて安全性が向上する。
【0014】このピロー10は単独でも使用が可能であ
り、また腰当てやアームレストにも使用できる。
り、また腰当てやアームレストにも使用できる。
【0015】また図4に示すように、ピロー10の中央
部に切欠き穴16を明けておいてシートベルトアンカー
5がこの切欠き穴16からのぞくようにすると、シート
ベルトアンカー5の調整がピロー10をはずすことなく
容易にできる。また、ピロー10の側面に分割線17を
設けることにより、またシートベルト6を分割線17か
ら容易に挿入することができる。
部に切欠き穴16を明けておいてシートベルトアンカー
5がこの切欠き穴16からのぞくようにすると、シート
ベルトアンカー5の調整がピロー10をはずすことなく
容易にできる。また、ピロー10の側面に分割線17を
設けることにより、またシートベルト6を分割線17か
ら容易に挿入することができる。
【0016】このピロー10は単独で使用すると健康ピ
ローになり、また、ネックレストにもなる。
ローになり、また、ネックレストにもなる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明は、センターピラー
ガーニッシュにシートベルトアンカーを包囲するピロー
を着脱自在に取付け、また、前記ピローにシートベルト
を引き出す切り欠き部を設けることにより、センターピ
ラーガーニッシュに設けたピローに側頭部をもたせかけ
て容易に休息をとることができるし、ピローがシートベ
ルトアンカーを包囲しているので、衝撃に対する安全性
の高い自動車用内装品構造を得ることが出来る。
ガーニッシュにシートベルトアンカーを包囲するピロー
を着脱自在に取付け、また、前記ピローにシートベルト
を引き出す切り欠き部を設けることにより、センターピ
ラーガーニッシュに設けたピローに側頭部をもたせかけ
て容易に休息をとることができるし、ピローがシートベ
ルトアンカーを包囲しているので、衝撃に対する安全性
の高い自動車用内装品構造を得ることが出来る。
【図1】自動車の運転席付近を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例における自動車用内装品構造
の斜視図である。
の斜視図である。
【図3】同ピローの断面図である。
【図4】本発明の他の実施例における自動車用内装品構
造の斜視図である。
造の斜視図である。
【図5】従来の自動車用内装品構造を示す斜視図であ
る。
る。
1 シート 4 センターピラー 5 シートベルトアンカー 6 シートベルト 7 センターピラーガーニッシュ 10 ピロー 11 切り欠き部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 13/02 B60R 22/24 B60R 21/02 B60R 21/04 B60N 3/00 A47G 9/00
Claims (2)
- 【請求項1】 センターピラーガーニッシュ(7)にシ
ートベルトアンカー(5)を包囲するピロー(10)を
着脱自在に取付け、該ピロー(10)にシートベルト
(6)を引き出す切り欠き部(11)を設けたことを特
徴とする自動車用内装品構造。 - 【請求項2】 前記ピロー(10)を、プレーンファス
ナー(15)により前記センターピラーガーニッシュ
(7)に着脱自在に取付けたことを特徴とする請求項1
記載の自動車用内装品構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06234468A JP3081466B2 (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | 自動車用内装品構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06234468A JP3081466B2 (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | 自動車用内装品構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0872626A JPH0872626A (ja) | 1996-03-19 |
JP3081466B2 true JP3081466B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=16971487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06234468A Expired - Fee Related JP3081466B2 (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | 自動車用内装品構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3081466B2 (ja) |
-
1994
- 1994-09-05 JP JP06234468A patent/JP3081466B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0872626A (ja) | 1996-03-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |