JP3080952U

JP3080952U - 自立型装飾用カフス

Info

Publication number: JP3080952U
Application number: JP2001002994U
Authority: JP
Inventors: 宏倉橋
Original assignee: 宏倉橋
Priority date: 2001-04-09
Filing date: 2001-04-09
Publication date: 2001-10-19
Anticipated expiration: 2007-04-09

Abstract

(57)【要約】【課題】本考案はカフス本体に手首に固定する為の固定
装置を設け、カフス本体の移動や欠落を防ぎ、衣服とカ
フス本体を別々の固体に分離することで、いろいろな衣
服とカフス本体との組合わせで装いのバリエーションを
増やす。【解決手段】本考案はカフス本体１に、伸縮性素材を用
いて手首の太さに自在に合わせて本体１を手首に固定す
る為の固定装置２を設け、筒状の本体１の一部分でもあ
る袖隠し３で衣服の袖口を覆い隠して、外観上は衣服の
袖口と本体１が一体に見える錯覚を利用して、複数の衣
服と組合わせて使用することに役立つ。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、手首に取付る為の固定装置を設けた、カフスに関する物である。

【０００２】

【従来の技術】

衣服の袖口に縁取りとして毛皮またはフェイクファーやレザーなどの装飾を施す場合は、毛皮またはフェイクファーやレザーなどで出来たカフスを衣服の袖口に縫い付けて固定している。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

衣服を洗濯する場合、毛皮等で出来たカフスが衣服の袖口に縫い付けて固定されていると、取り外すなどの作業が労働的負担である。また、高価な毛皮などで作られたカフスも個別の衣服に縫い付けられている為、他の衣服と共有して色々なバリエーションで使用することができないので不経済である。従って、装飾用のカフス本体と衣服を分離することで前述の欠点を解決しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、カフス本体の内側に、手首の太さに自在に合わせて装着できるゴム等の伸縮性素材を用いた固定装置を設け、カフス本体の移動や欠落を防ぎ、筒状のカフス本体が衣服の袖口に覆い被さるだけで、実際には衣服とカフス本体が分離していても、衣服とカフス本体が外観上は一体に見える錯覚を利用することにより問題点を解決している。

【０００５】

【考案の実施の形態】

カフス本体の内側に、ゴム等の伸縮性素材を用いた固定装置を設けることで、カフス本体は引き縮められる事もなく、手首の太さに自在に合わせて手首にカフスを固定することが可能となる。また、筒状のカフス本体が衣服の袖口に覆い被さり、袖口を隠す重なり幅を若干つくる事で、外観上は衣服の袖口とカフス本体を分離して見せないことが可能となる。

【０００６】

【実施例】

以下、添付図面に従って一実施例を説明する。１は毛皮やフェイクファーなどの衣服の装飾に適した適宣素材を用いたカフス本体。２はゴム等の伸縮性素材を用いて手首の太さに自在に合わせて本体１を手首に固定する為の固定装置、伸縮性の素材が本体１を引き縮める事なく、一方では手首を適度に締め付ける事で手首から本体１の移動や欠落を防ぐので、衣服と本体１を繋ぐ必要性が無くなる。よって、衣服と本体１は各々が個別の固体となる。また、筒状で伸縮性の少ない本体１を着脱する場合には、筒の直径は手先が通る以上の太さが必要となるため、固定装置２も当然ながら装着時には手先よりも無理なく広がる必要性がある。この事からも固定装置２の部材には伸縮性素材が適している。３は本体１の一部分で、衣服の袖口に若干被さり、衣服の袖口を覆い隠す為の袖隠し。この袖隠し３が衣服の袖口を覆い隠す事で、外観上は衣服の袖口と本体１が一体に見える錯覚を引き起こす。また、前述のように衣服と本体１は各々が個別の固体である為、複数の衣服で毛皮などを素材にしたカフスを共有使用することができる。

【０００７】

【考案の効果】

上述の様に、本考案の自立型装飾用カフスはもともと衣服と分離している為、衣服の洗濯時に毛皮などの縫い付けられたカフスを取り外す手間が掛らない。また、複数の衣服と組み合わせて使用することで衣服の装いのバリエーションも増える。その上、通勤服などの普段着で、仕事先からパーティー会場などのお洒落服が必要となる場所に直行する場合など、通勤服に本考案の自立型装飾用カフスを組み合せるだけで、お洒落服として使用できるようになるため、着用している通勤服の他にお洒落服を持参する必要が無くなり、無駄な荷物を持ち歩く必要がなくなる。しかも、本考案の自立型装飾用カフスは伸縮性素材を用いて手首に装着する固定装置が、衣服の袖口の隙間に蓋をする形になり冷たい外気の進入を遮断するので保温効果にも役立つ。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の自立型装飾用カフスの使用例を示す参
考図である。

【図２】本自立型装飾用カフスの装着例を示す透視図で
ある。

【図３】本自立型装飾用カフスの一部切欠断面図であ
る。

【符号の説明】

１カフス本体２手首に固定する為の固定装置３カフス本体の一部分である袖隠しＨ手Ｗ衣服の袖

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】筒状のカフス本体の内側に、ゴム等の伸
縮性素材を用いて手首の太さに自在に合わせて装着する
為の固定装置を設け、筒状のカフス本体が衣服の袖口に
覆い被さるだけで、衣服には固定されていない事を特徴
とする自立型装飾用カフス