JP2002227012A - 腕カバー - Google Patents
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41D—OUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
- A41D2400/00—Functions or special features of garments
- A41D2400/26—UV light protection
Landscapes
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】使用者の腕の動きに合わせて自在に伸縮するこ
とができ、もって、着用位置がずれてしまうことを防止
することができ、さらには、使用者が腕に汗をかいても
使用者の腕に密着することがない腕カバーを提供する。 【解決手段】腕カバー10は、らせん形状をなす弾性体
からなる枠体11と、枠体11の外周を覆うネット状カ
バー12と、枠体11の軸線方向の両端に取り付けられ
た身体挿入部13a、13bであって、開口13cを有
しており、開口13cの周囲には開口13cが閉じる方
向に収縮する部材を備えている身体挿入部13a、13
bと、からなるる。
とができ、もって、着用位置がずれてしまうことを防止
することができ、さらには、使用者が腕に汗をかいても
使用者の腕に密着することがない腕カバーを提供する。 【解決手段】腕カバー10は、らせん形状をなす弾性体
からなる枠体11と、枠体11の外周を覆うネット状カ
バー12と、枠体11の軸線方向の両端に取り付けられ
た身体挿入部13a、13bであって、開口13cを有
しており、開口13cの周囲には開口13cが閉じる方
向に収縮する部材を備えている身体挿入部13a、13
bと、からなるる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、身体の一部、特
に、腕をカバーするための身体カバーに関する。
に、腕をカバーするための身体カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】夏期に草むしりや畑仕事などの屋外作業
をする場合、素肌を晒した状態で屋外作業を行うと、蚊
や蜂その他の虫に刺されることが頻繁に起こる。このた
め、身体の一部、特に、腕には腕カバーを着用すること
が一般に行われている。
をする場合、素肌を晒した状態で屋外作業を行うと、蚊
や蜂その他の虫に刺されることが頻繁に起こる。このた
め、身体の一部、特に、腕には腕カバーを着用すること
が一般に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の腕カバーは、単
に、布またはネットを円筒状に形成して、腕の周囲を覆
うようにしたものであった。
に、布またはネットを円筒状に形成して、腕の周囲を覆
うようにしたものであった。
【0004】しかしながら、このような従来の腕カバー
は弾性を全く有していないため、腕の動きに合わせて、
伸縮することがない。このため、屋外作業を続けている
間に、腕カバーがずれてしまうという欠点があった。
は弾性を全く有していないため、腕の動きに合わせて、
伸縮することがない。このため、屋外作業を続けている
間に、腕カバーがずれてしまうという欠点があった。
【0005】さらには、使用者が腕に汗をかくと、その
汗が腕カバーに付着し、このために、腕カバーが使用者
の腕に密着することがあり、使用者が作業中に不快感を
覚えることも多々あった。
汗が腕カバーに付着し、このために、腕カバーが使用者
の腕に密着することがあり、使用者が作業中に不快感を
覚えることも多々あった。
【0006】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであり、使用者の腕の動きに合わせて自在に伸縮
することができ、もって、着用位置がずれてしまうこと
を防止することができ、さらには、使用者が腕に汗をか
いても使用者の腕に密着することがない身体カバーを提
供することを目的とする。
たものであり、使用者の腕の動きに合わせて自在に伸縮
することができ、もって、着用位置がずれてしまうこと
を防止することができ、さらには、使用者が腕に汗をか
いても使用者の腕に密着することがない身体カバーを提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、請求項1において、らせん形状をなす弾
性体からなる枠体と、枠体の外周を覆うネット状カバー
と、枠体の軸線方向の両端に取り付けられた身体挿入部
であって、開口を有しており、該開口の周囲には開口が
閉じる方向に収縮する部材を備えている身体挿入部と、
を備える身体カバーを提供する。
め、本発明は、請求項1において、らせん形状をなす弾
性体からなる枠体と、枠体の外周を覆うネット状カバー
と、枠体の軸線方向の両端に取り付けられた身体挿入部
であって、開口を有しており、該開口の周囲には開口が
閉じる方向に収縮する部材を備えている身体挿入部と、
を備える身体カバーを提供する。
【0008】本請求項に係る身体カバーは、らせん形状
をなし、弾性体からなる枠体を骨格とするため、軸線方
向において自在に伸縮することが可能である。このた
め、本請求項に係る身体カバーの使用時においては、本
請求項に係る身体カバーは、例えば、使用者の腕の動き
に合わせて自在に伸縮することができるため、使用者の
作業中に身体カバーがずれてしまうことがない。
をなし、弾性体からなる枠体を骨格とするため、軸線方
向において自在に伸縮することが可能である。このた
め、本請求項に係る身体カバーの使用時においては、本
請求項に係る身体カバーは、例えば、使用者の腕の動き
に合わせて自在に伸縮することができるため、使用者の
作業中に身体カバーがずれてしまうことがない。
【0009】また、枠体の外周はネット状カバーで覆わ
れているため、蚊や蜂その他の虫の侵入を防ぐことがで
き、使用者の作業中において、使用者の腕を防護するこ
とができる。
れているため、蚊や蜂その他の虫の侵入を防ぐことがで
き、使用者の作業中において、使用者の腕を防護するこ
とができる。
【0010】さらに、枠体は常にらせん形状を維持して
いるため、枠体の外周に張られているネット状カバーは
常に使用者の腕から一定の距離だけ離れた状態にある。
このため、使用者が作業中に汗をかいても、その汗によ
って、ネット状カバーが使用者の腕に密着することはな
い。
いるため、枠体の外周に張られているネット状カバーは
常に使用者の腕から一定の距離だけ離れた状態にある。
このため、使用者が作業中に汗をかいても、その汗によ
って、ネット状カバーが使用者の腕に密着することはな
い。
【0011】なお、本請求項に係る身体カバーは使用者
の腕の他に、脚や顔などに用いることも可能である。
の腕の他に、脚や顔などに用いることも可能である。
【0012】また、本請求項に係る身体カバーは、非使
用時には、虫かごとして使用することも可能である。
用時には、虫かごとして使用することも可能である。
【0013】本発明は、さらに、請求項2において、リ
ング形状をなす複数の枠体と、複数の枠体が隔置された
状態で枠体の外周を覆うネット状カバーと、ネット状カ
バーの軸線方向の両端に取り付けられた身体挿入部であ
って、開口を有しており、該開口の周囲には開口が閉じ
る方向に収縮する部材を備えている身体挿入部と、を備
える身体カバーを提供する。
ング形状をなす複数の枠体と、複数の枠体が隔置された
状態で枠体の外周を覆うネット状カバーと、ネット状カ
バーの軸線方向の両端に取り付けられた身体挿入部であ
って、開口を有しており、該開口の周囲には開口が閉じ
る方向に収縮する部材を備えている身体挿入部と、を備
える身体カバーを提供する。
【0014】本請求項に係る身体カバーは、複数のリン
グ形状の枠体がネット状カバーを介して連結されてい
る。本請求項に係る身体カバーにおいては、請求項1に
係る身体カバーとは異なり、枠体自体は弾性を有するも
のではないが、隣接する枠体をつなげているネット状カ
バーが隣接する二つの枠体の間で折り畳み可能であるた
め、本請求項に係る身体カバーも、軸線方向において自
在に伸縮することが可能である。このため、本請求項に
係る身体カバーの使用時においては、本請求項に係る身
体カバーは、例えば、使用者の腕の動きに合わせて自在
に伸縮することができるため、使用者の作業中に身体カ
バーがずれてしまうことがない。
グ形状の枠体がネット状カバーを介して連結されてい
る。本請求項に係る身体カバーにおいては、請求項1に
係る身体カバーとは異なり、枠体自体は弾性を有するも
のではないが、隣接する枠体をつなげているネット状カ
バーが隣接する二つの枠体の間で折り畳み可能であるた
め、本請求項に係る身体カバーも、軸線方向において自
在に伸縮することが可能である。このため、本請求項に
係る身体カバーの使用時においては、本請求項に係る身
体カバーは、例えば、使用者の腕の動きに合わせて自在
に伸縮することができるため、使用者の作業中に身体カ
バーがずれてしまうことがない。
【0015】また、枠体の外周はネット状カバーで覆わ
れているため、蚊や蜂その他の虫の侵入を防ぐことがで
き、使用者の作業中において、使用者の腕を防護するこ
とができる。
れているため、蚊や蜂その他の虫の侵入を防ぐことがで
き、使用者の作業中において、使用者の腕を防護するこ
とができる。
【0016】さらに、枠体はリング形状をなしているた
め、枠体の外周に張られているネット状カバーは常に使
用者の腕から一定の距離だけ離れた状態にある。このた
め、使用者が作業中に汗をかいても、その汗によって、
ネット状カバーが使用者の腕に密着することはない。
め、枠体の外周に張られているネット状カバーは常に使
用者の腕から一定の距離だけ離れた状態にある。このた
め、使用者が作業中に汗をかいても、その汗によって、
ネット状カバーが使用者の腕に密着することはない。
【0017】なお、請求項1に係る身体カバーと同様
に、本請求項に係る身体カバーは使用者の腕の他に、脚
や顔などに用いることも可能である。また、本請求項に
係る身体カバーは、非使用時には、虫かごとして使用す
ることも可能である。
に、本請求項に係る身体カバーは使用者の腕の他に、脚
や顔などに用いることも可能である。また、本請求項に
係る身体カバーは、非使用時には、虫かごとして使用す
ることも可能である。
【0018】請求項3に記載されているように、前記ネ
ット状カバーの全部または一部に代えて、防水シートを
用いることもできる。
ット状カバーの全部または一部に代えて、防水シートを
用いることもできる。
【0019】防水シートを用いることにより、例えば、
本身体カバーを腕に着用したような場合には、周囲の水
分により腕が濡れることを防止することができる。ある
いは、防水シートを非透光性の材料からつくることによ
って、日よけとして用いることも可能である。
本身体カバーを腕に着用したような場合には、周囲の水
分により腕が濡れることを防止することができる。ある
いは、防水シートを非透光性の材料からつくることによ
って、日よけとして用いることも可能である。
【0020】請求項4に記載されているように、本身体
カバーは、前記枠体の両端に取り付けられた二つの身体
挿入部の間において、前記身体挿入部と同様の構造を有
する少なくとも一つの補助的身体挿入部をさらに有する
ことも可能である。
カバーは、前記枠体の両端に取り付けられた二つの身体
挿入部の間において、前記身体挿入部と同様の構造を有
する少なくとも一つの補助的身体挿入部をさらに有する
ことも可能である。
【0021】このような補助的身体挿入部を設けること
により、二つの身体挿入部の中間において、本身体カバ
ーは補助的身体挿入部を介して使用者の腕により支持さ
れることになるので、着用時の安定性を増すことができ
る。
により、二つの身体挿入部の中間において、本身体カバ
ーは補助的身体挿入部を介して使用者の腕により支持さ
れることになるので、着用時の安定性を増すことができ
る。
【0022】請求項5に記載されているように、本身体
カバーには、前記身体挿入部の外側にネットまたは防水
シートからなる補助カバーをさらに設けることができ
る。
カバーには、前記身体挿入部の外側にネットまたは防水
シートからなる補助カバーをさらに設けることができ
る。
【0023】このような補助カバーを設けることによ
り、仮に、本身体カバーがずれたとしても、補助カバー
が使用者の腕その他の身体の一部を覆うことになり、使
用者の身体をカバーするという機能を全うすることがで
きる。
り、仮に、本身体カバーがずれたとしても、補助カバー
が使用者の腕その他の身体の一部を覆うことになり、使
用者の身体をカバーするという機能を全うすることがで
きる。
【0024】請求項6に記載されているように、前記身
体挿入部または前記補助カバーには、使用者の衣類に係
止可能なクリップ部材を取り付けることができる。
体挿入部または前記補助カバーには、使用者の衣類に係
止可能なクリップ部材を取り付けることができる。
【0025】例えば、使用者がTシャツその他の半袖の
衣類などを着ているときに本身体カバーを着用する場
合、クリップ部材をTシャツに留めることにより、本身
体カバーの着用位置がずれることを防止することができ
る。
衣類などを着ているときに本身体カバーを着用する場
合、クリップ部材をTシャツに留めることにより、本身
体カバーの着用位置がずれることを防止することができ
る。
【0026】請求項7に記載されているように、枠体ま
たはネット状カバーの端部には、使用者が本身体カバー
に腕または脚を通したときに、手または脚の指に係止さ
せるためのループ状のストラップが設けられていること
が好ましい。
たはネット状カバーの端部には、使用者が本身体カバー
に腕または脚を通したときに、手または脚の指に係止さ
せるためのループ状のストラップが設けられていること
が好ましい。
【0027】このようなループ状のストラップを手また
は脚の指に引っかけておくことにより、身体カバーが指
から離れる方向にずり上がってしまうことを防止するこ
とができる。
は脚の指に引っかけておくことにより、身体カバーが指
から離れる方向にずり上がってしまうことを防止するこ
とができる。
【0028】特に、このループ状ストラップは弾性体か
らなるものであることが好ましい。
らなるものであることが好ましい。
【0029】また、請求項10に記載されているよう
に、ネット状カバーまたは防水シートの外周面には、反
射鏡を取り付けておくことが好ましい。
に、ネット状カバーまたは防水シートの外周面には、反
射鏡を取り付けておくことが好ましい。
【0030】反射鏡を取り付けておくことにより、夜間
には光が反射し、本身体カバーの使用者の存在を相手方
に知らせることができるので、夜間の作業時における安
全性を向上させることができる。
には光が反射し、本身体カバーの使用者の存在を相手方
に知らせることができるので、夜間の作業時における安
全性を向上させることができる。
【0031】請求項11に記載されているように、ネッ
ト状カバーまたは防水シートには防虫薬剤を塗布してお
くことが好ましい。
ト状カバーまたは防水シートには防虫薬剤を塗布してお
くことが好ましい。
【0032】これにより、虫の多い野外での作業時にお
いて、ネット状カバーによる防虫効果に加えて、防虫薬
剤による防虫効果を期待することができる。
いて、ネット状カバーによる防虫効果に加えて、防虫薬
剤による防虫効果を期待することができる。
【0033】また、請求項12に記載されているよう
に、ネット状カバーまたは防水シートの少なくとも一部
には蛍光塗料を塗布しておくことが好ましい。
に、ネット状カバーまたは防水シートの少なくとも一部
には蛍光塗料を塗布しておくことが好ましい。
【0034】蛍光塗料を塗布しておくことにより、夜間
において、蛍光塗料が発光し、本身体カバーの使用者の
存在を相手方に知らせることができるので、夜間の作業
時における安全性を向上させることができる。
において、蛍光塗料が発光し、本身体カバーの使用者の
存在を相手方に知らせることができるので、夜間の作業
時における安全性を向上させることができる。
【0035】請求項13に記載されているように、身体
挿入部と接続して手袋、靴下または靴を取り付けること
が可能である。
挿入部と接続して手袋、靴下または靴を取り付けること
が可能である。
【0036】これにより、上述のような身体カバーの機
能に加えて、手袋、靴下または靴の機能が付加されるこ
ととなる。特に、例えば、身体カバーと手袋とを別々に
着用した場合、身体カバーと手袋との間において、身体
者の素肌が露出する可能性があるが、身体挿入部と手袋
とを一体的に形成することにより、そのような露出の可
能性をなくすことができる。
能に加えて、手袋、靴下または靴の機能が付加されるこ
ととなる。特に、例えば、身体カバーと手袋とを別々に
着用した場合、身体カバーと手袋との間において、身体
者の素肌が露出する可能性があるが、身体挿入部と手袋
とを一体的に形成することにより、そのような露出の可
能性をなくすことができる。
【0037】上述の身体カバーはそれ単体として用いる
こともできるが、衣料の一部として用いることも可能で
ある。すなわち、本発明は、上述の身体カバーを腕の部
分または脚の部分として有する衣料をも提供する。
こともできるが、衣料の一部として用いることも可能で
ある。すなわち、本発明は、上述の身体カバーを腕の部
分または脚の部分として有する衣料をも提供する。
【0038】この場合、身体カバーは衣料の一部として
縫い付けその他の手段により固定された状態で用いるこ
ともでき、あるいは、ファスナーその他これに類する手
段を介して衣料に対して着脱自在に取り付けられた形で
用いることも可能である。
縫い付けその他の手段により固定された状態で用いるこ
ともでき、あるいは、ファスナーその他これに類する手
段を介して衣料に対して着脱自在に取り付けられた形で
用いることも可能である。
【0039】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
に係る身体カバーの一部破断図を含む斜視図である。本
実施形態においては、身体カバーは、使用者の腕の周り
を覆う腕カバー10として構成されている。
に係る身体カバーの一部破断図を含む斜視図である。本
実施形態においては、身体カバーは、使用者の腕の周り
を覆う腕カバー10として構成されている。
【0040】本実施形態に係る腕カバー10は、らせん
形状をなす弾性体からなる枠体11と、枠体11の外周
を覆うネット状カバー12(図1においては、一部のみ
が図示されている)と、枠体11の軸線方向の両端に取
り付けられた二つの身体挿入部13a、13bと、一方
の身体挿入部13aにストラップ14を介して取り付け
られ、使用者の衣類に係止可能なクリップ部材15と、
を備えている。
形状をなす弾性体からなる枠体11と、枠体11の外周
を覆うネット状カバー12(図1においては、一部のみ
が図示されている)と、枠体11の軸線方向の両端に取
り付けられた二つの身体挿入部13a、13bと、一方
の身体挿入部13aにストラップ14を介して取り付け
られ、使用者の衣類に係止可能なクリップ部材15と、
を備えている。
【0041】枠体11は、バネ鋼または軟質プラスチッ
クなどの弾性力を有する材質からなっており、常に、ら
せん形状を維持するようになっている。あるいは、枠体
11は形状記憶合金から構成することも可能である。
クなどの弾性力を有する材質からなっており、常に、ら
せん形状を維持するようになっている。あるいは、枠体
11は形状記憶合金から構成することも可能である。
【0042】枠体11の周囲を覆っているネット状カバ
ー12の材質は任意である。網の目状になっていれば、
合成繊維、布その他任意の材質から構成することが可能
である。
ー12の材質は任意である。網の目状になっていれば、
合成繊維、布その他任意の材質から構成することが可能
である。
【0043】身体挿入部13a、13bは、例えば、中
央に円形の開口13cを有する布地から構成することが
できる。円形開口13cの周囲にゴムその他の弾性部材
を縫い込んでおくことにより、布地は常に開口13cを
閉じる方向に収縮する。このため、図1に示すように、
一方の身体挿入部13aの開口13cに腕を通せば、ゴ
ムの弾性力によって布地が収縮し、布地が腕の周囲に密
着する。
央に円形の開口13cを有する布地から構成することが
できる。円形開口13cの周囲にゴムその他の弾性部材
を縫い込んでおくことにより、布地は常に開口13cを
閉じる方向に収縮する。このため、図1に示すように、
一方の身体挿入部13aの開口13cに腕を通せば、ゴ
ムの弾性力によって布地が収縮し、布地が腕の周囲に密
着する。
【0044】クリップ部材15としては、使用者の衣類
に係止可能なものであれば、どのようなクリップでも用
いることができる。
に係止可能なものであれば、どのようなクリップでも用
いることができる。
【0045】本実施形態に係る腕カバー10は次のよう
にして用いられる。
にして用いられる。
【0046】使用者は、一方の身体挿入部13aの開口
13cに腕を通し、そのまま、腕を伸ばして他方の身体
挿入部13bの開口13cから腕を出す。その後、例え
ば、図2に示すように、二の腕の部分を覆うように、あ
るいは、肘の周囲の部分を覆うように、所望の箇所に腕
カバー10を着用する。
13cに腕を通し、そのまま、腕を伸ばして他方の身体
挿入部13bの開口13cから腕を出す。その後、例え
ば、図2に示すように、二の腕の部分を覆うように、あ
るいは、肘の周囲の部分を覆うように、所望の箇所に腕
カバー10を着用する。
【0047】本実施形態に係る腕カバー10は、らせん
形状をなし、弾性力を有する枠体11を骨格とするた
め、軸線方向において自在に伸縮することができる。こ
のため、使用時において、腕カバー10は使用者の腕の
動きに合わせて自在に伸縮することができるため、使用
者の作業中に腕カバー10がずれてしまうことを防止す
ることができる。
形状をなし、弾性力を有する枠体11を骨格とするた
め、軸線方向において自在に伸縮することができる。こ
のため、使用時において、腕カバー10は使用者の腕の
動きに合わせて自在に伸縮することができるため、使用
者の作業中に腕カバー10がずれてしまうことを防止す
ることができる。
【0048】枠体11の外周はネット状カバー12で覆
われているため、蚊や蜂その他の虫が腕カバー10の内
部に入ってくることはない。このため、使用者の作業中
において、使用者の腕を虫から防護することができる。
われているため、蚊や蜂その他の虫が腕カバー10の内
部に入ってくることはない。このため、使用者の作業中
において、使用者の腕を虫から防護することができる。
【0049】さらに、枠体11は常にらせん形状を維持
しているため、枠体11の外周に張られているネット状
カバー12は常に使用者の腕から一定の距離だけ離れた
状態にある。このため、使用者が作業中に汗をかいて
も、その汗によって、ネット状カバー12が使用者の腕
に密着することはない。
しているため、枠体11の外周に張られているネット状
カバー12は常に使用者の腕から一定の距離だけ離れた
状態にある。このため、使用者が作業中に汗をかいて
も、その汗によって、ネット状カバー12が使用者の腕
に密着することはない。
【0050】また、例えば、使用者がTシャツその他の
半袖の衣類などを着ているときに腕カバー10を着用す
る場合、図2に示すように、クリップ部材15をTシャ
ツ16に留めることにより、腕カバー10を確実にTシ
ャツ16に対して固定することができ、腕カバー10の
着用位置がずれることを防止することができる。
半袖の衣類などを着ているときに腕カバー10を着用す
る場合、図2に示すように、クリップ部材15をTシャ
ツ16に留めることにより、腕カバー10を確実にTシ
ャツ16に対して固定することができ、腕カバー10の
着用位置がずれることを防止することができる。
【0051】なお、本実施形態においては、本発明に係
る身体カバーを腕カバー10として形成したが、本実施
形態に係る腕カバー10はそのまま脚用の脚カバーとし
て用いることも可能である。あるいは、一方の身体挿入
部13bを開口13cのない布地で形成し、他方の身体
挿入部13aにのみ開口13cを設けておくことによ
り、本発明に係る身体カバーを顔用の顔カバーとして用
いることも可能である。
る身体カバーを腕カバー10として形成したが、本実施
形態に係る腕カバー10はそのまま脚用の脚カバーとし
て用いることも可能である。あるいは、一方の身体挿入
部13bを開口13cのない布地で形成し、他方の身体
挿入部13aにのみ開口13cを設けておくことによ
り、本発明に係る身体カバーを顔用の顔カバーとして用
いることも可能である。
【0052】また、本実施形態にに係る腕カバー10
は、各身体挿入部13a、13bの開口13cを適当な
方法により塞ぐことにより、非使用時には、虫かごとし
て使用することも可能である。
は、各身体挿入部13a、13bの開口13cを適当な
方法により塞ぐことにより、非使用時には、虫かごとし
て使用することも可能である。
【0053】また、本実施形態においては、枠体11の
周囲をネット状カバー12で覆ってあるが、ネット状カ
バー12の全部または一部に代えて、防水シートを用い
ることもできる。
周囲をネット状カバー12で覆ってあるが、ネット状カ
バー12の全部または一部に代えて、防水シートを用い
ることもできる。
【0054】防水シートを用いることにより、周囲の水
分により腕が濡れることを防止することができ、また、
防水シートを日よけとして用いることもできる。
分により腕が濡れることを防止することができ、また、
防水シートを日よけとして用いることもできる。
【0055】また、図3に示すように、ネット状カバー
12の外周面の任意の位置に反射鏡17を取り付けるこ
とも可能である。
12の外周面の任意の位置に反射鏡17を取り付けるこ
とも可能である。
【0056】反射鏡17を取り付けておくことにより、
夜間には光が反射鏡17に反射し、本腕カバー10の使
用者の存在を相手方に知らせることができるので、夜間
の作業時における安全性を向上させることができる。
夜間には光が反射鏡17に反射し、本腕カバー10の使
用者の存在を相手方に知らせることができるので、夜間
の作業時における安全性を向上させることができる。
【0057】反射鏡17の取り付け個数は任意であり、
また、取り付け箇所も任意である。
また、取り付け箇所も任意である。
【0058】また、ネット状カバー12の表面には防虫
薬剤を塗布しておくことができる。
薬剤を塗布しておくことができる。
【0059】これにより、ネット状カバー12による防
虫効果に加えて、防虫薬剤による防虫効果を期待するこ
とができる。
虫効果に加えて、防虫薬剤による防虫効果を期待するこ
とができる。
【0060】さらに、ネット状カバー12の一部または
全部には蛍光塗料を塗布しておくことができる。
全部には蛍光塗料を塗布しておくことができる。
【0061】蛍光塗料を塗布しておくことにより、夜間
において、蛍光塗料が発光し、本腕カバー10の使用者
の存在を相手方に知らせることができるので、夜間の作
業時における安全性を向上させることができる。
において、蛍光塗料が発光し、本腕カバー10の使用者
の存在を相手方に知らせることができるので、夜間の作
業時における安全性を向上させることができる。
【0062】図4は、本発明の第2の実施形態に係る身
体カバーの一部破断図を含む斜視図である。本実施形態
においては、第1の実施形態と同様に、身体カバーは、
使用者の腕の周りを覆う腕カバー20として構成されて
いる。
体カバーの一部破断図を含む斜視図である。本実施形態
においては、第1の実施形態と同様に、身体カバーは、
使用者の腕の周りを覆う腕カバー20として構成されて
いる。
【0063】本実施形態に係る腕カバー20において
は、第1の実施形態に係る腕カバー10における螺旋状
の枠体11に代えて、相互に隔置されて配置された複数
のリング21a、21b、21cからなる枠体21が用
いられる。
は、第1の実施形態に係る腕カバー10における螺旋状
の枠体11に代えて、相互に隔置されて配置された複数
のリング21a、21b、21cからなる枠体21が用
いられる。
【0064】本実施形態に係る腕カバー20によって
も、第1の実施形態に係る腕カバー10と同様の効果を
得ることができる。
も、第1の実施形態に係る腕カバー10と同様の効果を
得ることができる。
【0065】図5は、本発明の第3の実施形態に係る身
体カバーの一部破断図を含む斜視図である。本実施形態
においては、第1の実施形態と同様に、身体カバーは、
使用者の腕の周りを覆う腕カバー30として構成されて
いる。
体カバーの一部破断図を含む斜視図である。本実施形態
においては、第1の実施形態と同様に、身体カバーは、
使用者の腕の周りを覆う腕カバー30として構成されて
いる。
【0066】本実施形態に係る腕カバー30は、第1の
実施形態に係る腕カバー10と比較して、補助的身体挿
入部31が設けられている点が異なる。この補助的身体
挿入部31が設けられている点以外の構成は第1の実施
形態に係る腕カバー10と同様である。
実施形態に係る腕カバー10と比較して、補助的身体挿
入部31が設けられている点が異なる。この補助的身体
挿入部31が設けられている点以外の構成は第1の実施
形態に係る腕カバー10と同様である。
【0067】補助的身体挿入部31は、身体挿入部13
a、13bと同一の構造を有しており、身体挿入部13
a、13bのほぼ中間に配置されている。
a、13bと同一の構造を有しており、身体挿入部13
a、13bのほぼ中間に配置されている。
【0068】このような補助的身体挿入部31を設ける
ことにより、二つの身体挿入部13a、13bの中間に
おいて、腕カバー30は補助的身体挿入部31を介して
使用者の腕により支持されることになるので、腕カバー
30の着用時の安定性を増すことができる。
ことにより、二つの身体挿入部13a、13bの中間に
おいて、腕カバー30は補助的身体挿入部31を介して
使用者の腕により支持されることになるので、腕カバー
30の着用時の安定性を増すことができる。
【0069】なお、本実施形態においては、補助的身体
挿入部31を一つのみ設けたが、二つ以上の補助的身体
挿入部31を設けることも可能である。
挿入部31を一つのみ設けたが、二つ以上の補助的身体
挿入部31を設けることも可能である。
【0070】なお、本実施形態に係る腕カバー30は、
補助的身体挿入部31以外の構造は第1の実施形態に係
る腕カバー10と同様としたが、補助的身体挿入部31
以外の構造を第2の実施形態に係る腕カバー20と同様
とすることも可能である。
補助的身体挿入部31以外の構造は第1の実施形態に係
る腕カバー10と同様としたが、補助的身体挿入部31
以外の構造を第2の実施形態に係る腕カバー20と同様
とすることも可能である。
【0071】図6は、本発明の第4の実施形態に係る身
体カバーの一部破断図を含む斜視図である。本実施形態
においては、第1乃至第3の実施形態と同様に、身体カ
バーは、使用者の腕の周りを覆う腕カバー40として構
成されている。
体カバーの一部破断図を含む斜視図である。本実施形態
においては、第1乃至第3の実施形態と同様に、身体カ
バーは、使用者の腕の周りを覆う腕カバー40として構
成されている。
【0072】本実施形態に係る腕カバー40には、一方
の身体挿入部13aから腕カバー40の軸線方向の外側
に延びる補助カバー41が設けられている。補助カバー
41が設けられている点以外の構造は、第1の実施形態
に係る腕カバー10と同一である。
の身体挿入部13aから腕カバー40の軸線方向の外側
に延びる補助カバー41が設けられている。補助カバー
41が設けられている点以外の構造は、第1の実施形態
に係る腕カバー10と同一である。
【0073】ただし、本実施形態においては、ストラッ
プ14及びクリップ部材15は補助カバー41の端部に
取り付けられることになる。
プ14及びクリップ部材15は補助カバー41の端部に
取り付けられることになる。
【0074】補助カバー41は、ネット状カバー12と
同様のネットから構成されている。このような補助カバ
ー41を設けることにより、仮に、腕カバー40がずれ
たとしても、補助カバー41が使用者の腕を覆うことに
なり、使用者の腕をカバーするという機能を全うするこ
とができる。
同様のネットから構成されている。このような補助カバ
ー41を設けることにより、仮に、腕カバー40がずれ
たとしても、補助カバー41が使用者の腕を覆うことに
なり、使用者の腕をカバーするという機能を全うするこ
とができる。
【0075】なお、本実施形態においては、補助カバー
41は一方の身体挿入部13aにおいてのみ形成した
が、双方の身体挿入部13a、13bにおいて形成する
ことも可能である。
41は一方の身体挿入部13aにおいてのみ形成した
が、双方の身体挿入部13a、13bにおいて形成する
ことも可能である。
【0076】また、ネットに代えて、補助カバー41を
防水シートから構成することも可能である。
防水シートから構成することも可能である。
【0077】図7は、本発明の第5の実施形態に係る身
体カバーの一部破断図を含む斜視図である。本実施形態
においては、第1乃至第4の実施形態と同様に、身体カ
バーは、使用者の腕の周りを覆う腕カバー50として構
成されている。
体カバーの一部破断図を含む斜視図である。本実施形態
においては、第1乃至第4の実施形態と同様に、身体カ
バーは、使用者の腕の周りを覆う腕カバー50として構
成されている。
【0078】本実施形態に係る腕カバー50は、第1の
実施形態に係る腕カバー10の構成に加えて、身体挿入
部13bにループ状のストラップ51が設けられてい
る。
実施形態に係る腕カバー10の構成に加えて、身体挿入
部13bにループ状のストラップ51が設けられてい
る。
【0079】このストラップ51は、使用者が腕カバー
50に腕を通したときに、手の指に係止させて用いる。
このようなループ状のストラップ51を手の指に引っか
けておくことにより、腕カバー50が指から離れる方向
にずり上がってしまうことを防止することができる。
50に腕を通したときに、手の指に係止させて用いる。
このようなループ状のストラップ51を手の指に引っか
けておくことにより、腕カバー50が指から離れる方向
にずり上がってしまうことを防止することができる。
【0080】ストラップ51は、繊維またはプラスチッ
クその他軟性の材質から構成することができるが、特
に、弾性を有する材質、例えば、ゴムから構成すること
も可能である。
クその他軟性の材質から構成することができるが、特
に、弾性を有する材質、例えば、ゴムから構成すること
も可能である。
【0081】ストラップ51を弾性体で構成することに
より、腕カバー50が多少ずりあがっても、弾性体の弾
性力により、腕カバー50を元の位置に戻すことが可能
である。
より、腕カバー50が多少ずりあがっても、弾性体の弾
性力により、腕カバー50を元の位置に戻すことが可能
である。
【0082】図8は、本発明の第6の実施形態に係る身
体カバーの一部破断図を含む斜視図である。本実施形態
においては、第1乃至第5の実施形態と同様に、身体カ
バーは、使用者の腕の周りを覆う腕カバー60として構
成されている。
体カバーの一部破断図を含む斜視図である。本実施形態
においては、第1乃至第5の実施形態と同様に、身体カ
バーは、使用者の腕の周りを覆う腕カバー60として構
成されている。
【0083】本実施形態に係る腕カバー60は、第1の
実施形態に係る腕カバー10の構成に加えて、身体挿入
部13bの中央に形成されている開口13cに手袋61
が縫い付けられている。
実施形態に係る腕カバー10の構成に加えて、身体挿入
部13bの中央に形成されている開口13cに手袋61
が縫い付けられている。
【0084】これにより、上述のような腕カバー60と
しての機能に加えて、手袋61の機能が付加される。
しての機能に加えて、手袋61の機能が付加される。
【0085】例えば、腕カバーと手袋とを別々に着用し
た場合、身体カバーと手袋との間に隙間が生じ、その隙
間から身体者の素肌が露出する可能性があるが、本実施
形態のように、身体挿入部13bと手袋61とを一体的
に形成することにより、そのような露出の可能性をなく
すことができる。
た場合、身体カバーと手袋との間に隙間が生じ、その隙
間から身体者の素肌が露出する可能性があるが、本実施
形態のように、身体挿入部13bと手袋61とを一体的
に形成することにより、そのような露出の可能性をなく
すことができる。
【0086】また、図9に示すように、本実施形態に係
る身体カバーを脚カバーとして使用する場合には、手袋
61に代えて、靴下62を開口13cに縫い付けること
も可能である。あるいは、手袋61に代えて、靴(図示
せず)を開口13cに一体的に取り付けることも可能で
ある。
る身体カバーを脚カバーとして使用する場合には、手袋
61に代えて、靴下62を開口13cに縫い付けること
も可能である。あるいは、手袋61に代えて、靴(図示
せず)を開口13cに一体的に取り付けることも可能で
ある。
【0087】上述の第1乃至第6の実施形態に係る腕カ
バー10、20、30、40、50、60はそれ単体と
して用いることも可能であるが、衣料の一部に予め組み
込んだ形で使用することも可能である。
バー10、20、30、40、50、60はそれ単体と
して用いることも可能であるが、衣料の一部に予め組み
込んだ形で使用することも可能である。
【0088】図10はその一例を示す。図10に示す上
着70においては、左腕の二の腕の部分が第1の実施形
態に係る腕カバー10から構成されている。腕カバー1
0はファスナー71を介して上着70に取り付けられて
いる。すなわち、腕カバー10は上着70に対して着脱
自在に取り付けられている。
着70においては、左腕の二の腕の部分が第1の実施形
態に係る腕カバー10から構成されている。腕カバー1
0はファスナー71を介して上着70に取り付けられて
いる。すなわち、腕カバー10は上着70に対して着脱
自在に取り付けられている。
【0089】このように、腕カバー10を上着70の一
部として上着70に予め組み込んでおくことにより、作
業毎に腕カバー10を着脱する手間を省くことができ
る。
部として上着70に予め組み込んでおくことにより、作
業毎に腕カバー10を着脱する手間を省くことができ
る。
【0090】また、腕カバー10を上着70に対して着
脱自在に取り付けることにより、腕カバー10単体とし
ても使用することができ、腕カバー10及び上着70の
使用の用途を広げることができる。
脱自在に取り付けることにより、腕カバー10単体とし
ても使用することができ、腕カバー10及び上着70の
使用の用途を広げることができる。
【0091】なお、図10においては、腕カバー10は
上着70の左腕の二の腕の部分を構成するものとした
が、腕カバー10が上着70の左腕の部分の全体を構成
するものとしてもよい。
上着70の左腕の二の腕の部分を構成するものとした
が、腕カバー10が上着70の左腕の部分の全体を構成
するものとしてもよい。
【0092】あるいは、左腕のみならず、上着70の両
腕を腕カバー10で構成することも可能である。
腕を腕カバー10で構成することも可能である。
【0093】また、図11に示すように、腕カバー10
をズボン80の片脚の一部を構成する脚カバーとして使
用することもできる。腕カバー10をズボン80に使用
する場合も、腕カバー10をズボン80の片脚の全体を
構成するものとして使用してもよく、あるいは、両脚を
構成するものとして使用してもよい。
をズボン80の片脚の一部を構成する脚カバーとして使
用することもできる。腕カバー10をズボン80に使用
する場合も、腕カバー10をズボン80の片脚の全体を
構成するものとして使用してもよく、あるいは、両脚を
構成するものとして使用してもよい。
【0094】さらに、腕カバー10をファスナー81を
介してズボン80に対して着脱自在に取り付けることも
可能である。
介してズボン80に対して着脱自在に取り付けることも
可能である。
【0095】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る身体カバー
は、らせん形状をなし、弾性体からなる枠体を骨格とす
るため、軸線方向において自在に伸縮することが可能で
ある。このため、例えば、本身体カバーを腕カバーとし
て使用する場合、本身体カバーは、使用者の腕の動きに
合わせて自在に伸縮することができるため、使用者の作
業中に身体カバーがずれてしまうことがない。
は、らせん形状をなし、弾性体からなる枠体を骨格とす
るため、軸線方向において自在に伸縮することが可能で
ある。このため、例えば、本身体カバーを腕カバーとし
て使用する場合、本身体カバーは、使用者の腕の動きに
合わせて自在に伸縮することができるため、使用者の作
業中に身体カバーがずれてしまうことがない。
【0096】また、枠体の外周はネット状カバーで覆わ
れているため、蚊や蜂その他の虫が身体カバーの内部に
侵入することを防ぐことができ、使用者の作業中におい
て、使用者の腕を防護することができる。
れているため、蚊や蜂その他の虫が身体カバーの内部に
侵入することを防ぐことができ、使用者の作業中におい
て、使用者の腕を防護することができる。
【0097】さらに、枠体は常にらせん形状を維持して
いるため、枠体の外周に張られているネット状カバーは
常に使用者の腕から一定の距離だけ離れた状態にある。
このため、使用者が作業中に汗をかいても、その汗によ
って、ネット状カバーが使用者の腕に密着することはな
い。
いるため、枠体の外周に張られているネット状カバーは
常に使用者の腕から一定の距離だけ離れた状態にある。
このため、使用者が作業中に汗をかいても、その汗によ
って、ネット状カバーが使用者の腕に密着することはな
い。
【0098】本発明に係る身体カバーは腕カバーとして
使用することができる他に、脚や顔などを覆うカバーと
して用いることも可能である。
使用することができる他に、脚や顔などを覆うカバーと
して用いることも可能である。
【0099】また、ネット状カバーの全部または一部に
代えて、防水シートを用いることにより、例えば、本身
体カバーを腕に着用したような場合には、周囲の水分に
より腕が濡れることを防止することができる。
代えて、防水シートを用いることにより、例えば、本身
体カバーを腕に着用したような場合には、周囲の水分に
より腕が濡れることを防止することができる。
【0100】また、二つの身体挿入部の間において、身
体挿入部と同様の構造を有する補助的身体挿入部をさら
に配置することにより、本身体カバーが補助的身体挿入
部を介して使用者の腕により支持されることになるの
で、着用時の安定性を増すことができる。
体挿入部と同様の構造を有する補助的身体挿入部をさら
に配置することにより、本身体カバーが補助的身体挿入
部を介して使用者の腕により支持されることになるの
で、着用時の安定性を増すことができる。
【0101】また、身体挿入部の外側にネットまたは防
水シートからなる補助カバーをさらに設けることによ
り、仮に、本身体カバーがずれたとしても、補助カバー
が使用者の腕その他の身体の一部を覆うことになり、使
用者の身体をカバーするという機能を全うすることがで
きる。
水シートからなる補助カバーをさらに設けることによ
り、仮に、本身体カバーがずれたとしても、補助カバー
が使用者の腕その他の身体の一部を覆うことになり、使
用者の身体をカバーするという機能を全うすることがで
きる。
【0102】さらに、身体挿入部または補助カバーに、
使用者の衣類に係止可能なクリップ部材を取り付けれ
ば、例えば、使用者がTシャツその他の半袖の衣類など
を着ているときに本身体カバーを着用する場合、クリッ
プ部材をTシャツに留めることにより、本身体カバーの
着用位置がずれることを防止することができる。
使用者の衣類に係止可能なクリップ部材を取り付けれ
ば、例えば、使用者がTシャツその他の半袖の衣類など
を着ているときに本身体カバーを着用する場合、クリッ
プ部材をTシャツに留めることにより、本身体カバーの
着用位置がずれることを防止することができる。
【0103】また、枠体またはネット状カバーの端部
に、使用者が本身体カバーに腕または脚を通したとき
に、手または脚の指に係止させるためのループ状のスト
ラップを設けることにより、そのストラップを手または
脚の指に引っかけておくことにより、身体カバーが指か
ら離れる方向にずり上がってしまうことを防止すること
ができる。
に、使用者が本身体カバーに腕または脚を通したとき
に、手または脚の指に係止させるためのループ状のスト
ラップを設けることにより、そのストラップを手または
脚の指に引っかけておくことにより、身体カバーが指か
ら離れる方向にずり上がってしまうことを防止すること
ができる。
【0104】また、本身体カバーに反射鏡を取り付けて
おくことにより、あるいは、ネット状カバーまたは防水
シートの少なくとも一部には蛍光塗料を塗布しておくこ
とにより、夜間の作業時における安全性を向上させるこ
とができる。
おくことにより、あるいは、ネット状カバーまたは防水
シートの少なくとも一部には蛍光塗料を塗布しておくこ
とにより、夜間の作業時における安全性を向上させるこ
とができる。
【0105】また、ネット状カバーまたは防水シートに
は防虫薬剤を塗布しておくにより、虫の多い野外での作
業時において、ネット状カバーによる防虫効果に加え
て、防虫薬剤による防虫効果を期待することができる。
は防虫薬剤を塗布しておくにより、虫の多い野外での作
業時において、ネット状カバーによる防虫効果に加え
て、防虫薬剤による防虫効果を期待することができる。
【0106】また、身体挿入部と接続して手袋、靴下ま
たは靴を取り付けることにより、身体カバーの機能と、
手袋、靴下または靴の機能との双方を同時に得ることが
できる。
たは靴を取り付けることにより、身体カバーの機能と、
手袋、靴下または靴の機能との双方を同時に得ることが
できる。
【0107】また、上述の身体カバーはそれ単体として
用いることもできるが、衣料の一部として用いることも
可能である。
用いることもできるが、衣料の一部として用いることも
可能である。
【0108】特に、身体カバーをファスナーその他これ
に類する手段を介して衣料に対して着脱自在に取り付け
ることにより、身体カバーをそれ単体として、あるい
は、衣料の一部として使用することが可能になり、身体
カバーの用途を広げることができる。
に類する手段を介して衣料に対して着脱自在に取り付け
ることにより、身体カバーをそれ単体として、あるい
は、衣料の一部として使用することが可能になり、身体
カバーの用途を広げることができる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係る身体カバーの一
部破断図を含む斜視図である。
部破断図を含む斜視図である。
【図2】第1の実施形態に係る身体カバーに腕を通した
ときの状態を示す斜視図である。
ときの状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る身体カバーの変
形例の斜視図である。
形例の斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る身体カバーの一
部破断図を含む斜視図である。
部破断図を含む斜視図である。
【図5】本発明の第3の実施形態に係る身体カバーの一
部破断図を含む斜視図である。
部破断図を含む斜視図である。
【図6】本発明の第4の実施形態に係る身体カバーの一
部破断図を含む斜視図である。
部破断図を含む斜視図である。
【図7】本発明の第5の実施形態に係る身体カバーの斜
視図である。
視図である。
【図8】本発明の第6の実施形態に係る身体カバーの斜
視図である。
視図である。
【図9】本発明の第6の実施形態に係る身体カバーの別
の用途を示す斜視図である。
の用途を示す斜視図である。
【図10】本発明の一実施形態に係る衣料の正面図であ
る。
る。
【図11】本発明の他の実施形態に係る衣料の正面図で
ある。
ある。
10 第1の実施形態に係る身体カバー 11 枠体 12 ネット状カバー 13a、13b 身体挿入部 14 ストラップ 15 クリップ部材 20 第2の実施形態に係る身体カバー 21 枠体 21a、21b、21c リング 30 第3の実施形態に係る身体カバー 31 補助的身体挿入部 40 第4の実施形態に係る身体カバー 41 補助カバー 50 第5の実施形態に係る身体カバー 51 ストラップ 60 第6の実施形態に係る身体カバー 61 手袋 62 靴下 70 上着 71 ファスナー 80 ズボン 81 ファスナー
Claims (15)
- 【請求項1】 らせん形状をなす弾性体からなる枠体
と、 前記枠体の外周を覆うネット状カバーと、 前記枠体の軸線方向の両端に取り付けられた身体挿入部
であって、開口を有しており、該開口の周囲には前記開
口が閉じる方向に収縮する部材を備えている身体挿入部
と、 を備える身体カバー。 - 【請求項2】 リング形状をなす複数の枠体と、 複数の前記枠体が隔置された状態で前記枠体の外周を覆
うネット状カバーと、 前記ネット状カバーの軸線方向の両端に取り付けられた
身体挿入部であって、開口を有しており、該開口の周囲
には前記開口が閉じる方向に収縮する部材を備えている
身体挿入部と、 を備える身体カバー。 - 【請求項3】 前記ネット状カバーの全部または一部に
代えて、防水シートが設けられていることを特徴とする
請求項1または2に記載の身体カバー。 - 【請求項4】 前記枠体または前記ネット状カバーの両
端に取り付けられた二つの身体挿入部の間において、前
記身体挿入部と同様の構造を有する少なくとも一つの補
助的身体挿入部がさらに配置されていることを特徴とす
る請求項1乃至3の何れか一項に記載の身体カバー。 - 【請求項5】 前記身体挿入部の外側にネットまたは防
水シートからなる補助カバーがさらに設けられているこ
とを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の身
体カバー。 - 【請求項6】 前記身体挿入部または前記補助カバーに
は、使用者の衣類に係止可能なクリップ部材が取り付け
られていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一
項に記載の身体カバー。 - 【請求項7】 前記枠体または前記ネット状カバーの端
部には、使用者が本身体カバーに腕または脚を通したと
きに、手または脚の指に係止させるためのループ状のス
トラップが設けられていることを特徴とする請求項1乃
至6の何れか一項に記載の身体カバー。 - 【請求項8】 前記ストラップは弾性体からなるもので
あることを特徴とする請求項7に記載の身体カバー。 - 【請求項9】 前記ネット状カバーまたは前記防水シー
トの外周面に取り付けられた反射鏡をさらに有すること
を特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の身体
カバー。 - 【請求項10】 前記ネット状カバーまたは前記防水シ
ートには防虫薬剤が塗布されていることを特徴とする請
求項1乃至9の何れか一項に記載の身体カバー。 - 【請求項11】 前記ネット状カバーまたは前記防水シ
ートの少なくとも一部には蛍光塗料が塗布されているこ
とを特徴とする請求項1乃至10の何れか一項に記載の
身体カバー。 - 【請求項12】 前記身体挿入部と接続して手袋、靴下
または靴の何れかが取り付けられていることを特徴とす
る請求項1乃至11の何れか一項に記載の身体カバー。 - 【請求項13】 請求項1乃至12の何れか一項に係る
身体カバーを腕の部分または脚の部分として有すること
を特徴とする衣料。 - 【請求項14】 衣料に対して着脱自在であるように形
成された請求項1乃至12の何れか一項に記載の身体カ
バーと、衣料との組み合わせ。 - 【請求項15】 衣料に対して着脱自在であるように形
成された請求項1乃至12の何れか一項に記載の身体カ
バー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001019699A JP2002227012A (ja) | 2001-01-29 | 2001-01-29 | 腕カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001019699A JP2002227012A (ja) | 2001-01-29 | 2001-01-29 | 腕カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002227012A true JP2002227012A (ja) | 2002-08-14 |
Family
ID=18885537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001019699A Pending JP2002227012A (ja) | 2001-01-29 | 2001-01-29 | 腕カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002227012A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102349713A (zh) * | 2011-11-09 | 2012-02-15 | 陶红明 | 防蚊网套 |
KR101333284B1 (ko) | 2012-10-30 | 2013-12-02 | (주)한양유화 | 팔 토시 |
KR200474238Y1 (ko) | 2013-08-14 | 2014-08-29 | 이경찬 | 운동용 팔토시 |
JP2014185415A (ja) * | 2013-03-25 | 2014-10-02 | Tetsuo Nishimura | 特殊ア−ムカバ−接合作業用手袋 |
-
2001
- 2001-01-29 JP JP2001019699A patent/JP2002227012A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102349713A (zh) * | 2011-11-09 | 2012-02-15 | 陶红明 | 防蚊网套 |
KR101333284B1 (ko) | 2012-10-30 | 2013-12-02 | (주)한양유화 | 팔 토시 |
JP2014185415A (ja) * | 2013-03-25 | 2014-10-02 | Tetsuo Nishimura | 特殊ア−ムカバ−接合作業用手袋 |
KR200474238Y1 (ko) | 2013-08-14 | 2014-08-29 | 이경찬 | 운동용 팔토시 |
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