JP2020133088A - ハンドウオーマー - Google Patents

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JP2020133088A
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幸子 上野
Sachiko Ueno
幸子 上野
朋子 中土
Tomoko Nakatsuchi
朋子 中土
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Abstract

【課題】一般的に流通している手袋は手首部、手甲部及び指先全体を被覆して保温するが携帯電話などを使用する時は脱着が必要であり、この脱着の煩雑さを解決するハンドウォーマーを提供する。【解決手段】本発明は、保温状態を維持しながら素手の指先が必要な時は脱着することなく一時的に指先部を筒状被覆体から露出させて指先を使用するが出来る特徴を有するハンドウオーマーである。筒状被覆体をハンドバッグ等へ収納することなく持ち歩く場合、筒状被覆体下部内側に設けた穴開部を利用し布地、皮革地または金属の鎖などによりリングを形成し、このリングまたは他の連結具などを利用してハンドバッグなどに掛けることが可能である。本発明はワッペンを取り付ける、刺繍を施す、ネームタグを取り付けるなど、従来の手袋およびハンドウオーマーと比較してファッション性の効果も上記の機能と併せて期待できる製品である。【選択図】図2

Description

本発明は、手首から指先まで布または毛皮等の材料で筒状に被覆し、被覆体内側片面に固定した一本の弛みをもった指差込み用紐状ループに指を通した状態で常時保温され、素手の指先で携帯電話などを操作する場合には指を紐状ループに架けたまま被覆体の先端開口部に移動させ指を露出した状態で被覆体を脱着せずに操作可能としたハンドウオーマーである。
一般的に流通している手袋は手首、手甲部及び指先部の全体を被覆したものであり、素手の指先を使用する場合は手袋を脱着しなければならない煩雑さがある。
被覆体を脱着せずに指先だけ素肌が露出しているハンドウオーマーは特許文献2の図4にみられるように指先部等が露出されているため指先部は常時保温機能がない。
さらに、指先部だけが露出されたハンドウオーマーは作業用のものとして認められるがファッション性に劣る。
実用新案登録第3131086号(図2) 実用新案登録第3104396号(図4)
一般的に流通している被覆体の手袋は手首から指先までの保温効果を期待できるが携帯電話などを使用する場合には手袋を脱着しなければならない。この脱着の煩雑さを解決することを目的としたハンドウオーマーである。
手袋から脱着しないで素手の指先が使用可能とした前記特許文献2は図4にみられるようにように指先の保温に対しては無防備のハンドウオーマーである。
指先だけが露出されたハンドウオーマーの形状は作業用手袋とするイメージがありファッション性に欠ける。
本発明は、手首、手甲部及び指先部の全体を保温する筒状被覆体と素手の指先が必要な時においても脱着することなく紐状ループに指を差し込んで筒状被覆体と手を一体にしながら指先部を露出することが出来る特徴を有するハンドウオーマーである。
本発明は、一般的に流通している手袋や前記特許文献2図4になどに見られるような形状が限定されたものと異なり、図5にあるように外面は単純な矩形等形状でありデザイン模様の自由性、装飾品の取り付位置の自由性などファッション性が高い。
本発明においては、被覆体が手首部及び指先まで被覆されているので一時的に指先を露出す時を除いて常時保温効果が維持される。
筒状被覆体に取り付けた紐状ループ3に図2の手4.3の中指を差し入れることにより連結されているので着用しているという一体感および安定感がある。
携帯電話の操作時や定期券の出し入れ時には手4を筒状被覆体先端開口部に移動させ指先部4.3を一時的に露出させて使用することが可能である。
指先部が露出した状態でも筒状被覆体と図2の手4とは紐状ループ3で連結されているので指先使用の目的に応じて、また紐状ループの弛みの範囲内において露出範囲を調整することを可能とした保温機能性の高いハンドウオーマーである。
筒状被覆体内側概略図である。 筒状被覆体装着時内側概略図である。 図2のA−A線断面図である。 素手の指先が露出した状態の筒状被覆体内側概略図である。 筒状被覆体の立体概略図である。 筒状被覆体にとり付けたリング
筒状被覆体1は手首、手甲部及び指先部の全体を被覆し保温する。被覆体は保温効果の高い毛足のある繊維または毛皮等で製作することが望ましい。
筒状被覆体1の手首部1.1は手3が筒状被覆体1に容易に挿入できるように、また手首部が良好な感触の得られる材質の裏地を付けることが望ましい。
筒状被覆体1の内側の片面に指部4.3の付け根部に相当する位置に指と指で挟める感触のある適当な太さの紐状ループ3を取り付け固定する。
紐状ループ3は手4の移動を制限するが指の先端が露出して使用するのに具合の良い弛みとする。
筒状被覆体を脱着して持ち歩く場合、ハンドバッグ、ナップザックおよび鞄などに掛けて持ち運びが出来るように筒状被覆体の下部内側に設けた図5の5に示す穴開部を利用して布地、皮革地または金属の鎖などで構成されたリングを使用し、または他の連結具等と連結して、ハンドバッグ、ナップザックおよび鞄などに掛けて手軽に持ち運べるようにする。
1 筒状被覆体
2 裏地
3 紐状ループ
4 手
1.1 筒状被覆体の手首部
1.2 筒状被覆体の手甲部
1.3 筒状被覆体の指部
4.1 手の手首部
4.2 手の手甲部
4.3 手の指部
5 穴開部
6 連結用リング
筒状被覆体内側概略図である。 筒状被覆体装着時内側概略図である。 図2のA−A線断面図である。 素手の指先が露出した状態の筒状被覆体内側概略図である。 筒状被覆体の立体概略図である。

Claims (3)

  1. 手首から指先まで覆う布または毛皮等の材料で製作した筒状被覆体にその内側中間部の片面に取付けた紐状のループを取り付け固定したことを特徴とするハンドウオーマー。
  2. 手首から指先まで覆う布または毛皮等の材料で製作した筒状被覆体とその内側片面に取付けた紐状のループを固定したことを特徴とするハンドウオーマー。
  3. 筒状被覆体と内側に紐状ループを固定したハンドウオーマーの持ち運びのために筒状被覆体の一部に穴開部を設け紐や鎖などを通しバッグ、鞄及びナップザックなどに掛けて留め置くことが出来るようにしたハンドウオーマー。
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