JP3102427U - ボタン - Google Patents

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知弘 大屋
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財団法人日本ユニフォームセンター
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Abstract

【課題】 指先に力を入れにくい人などのように、通常のボタンをボタン穴に通したり外したりすることが困難な人にとってきわめて取扱い易いボタンを提供すること。
【解決手段】 スポンジや合成樹脂発泡体などの柔軟材料を人の手で握れる程度の大きさの立体物1に形成すると共に、該立体物1を柔軟な布などによるカバー2で被覆してボタン本体Buを形成し、該ボタン本体Buに紐4や索などの紐通し穴3を貫通して形成したこと。
【選択図】図1

Description

本考案は手の機能が衰えた人など、通常のボタンをボタン穴に通したり、ボタン穴から外すことが困難な人などが着用する衣服などに適用して好適なボタンに関する。
ボタンは衣服などの合せ目を留めるものとして古くから用いられており、貝殻,金属,プラスチック,ガラスなど様々な材質の材料により形成されており、通常は、衣服の合せ目の一方の縁にボタンを並べて取付け、他方の縁にボタン穴を設け、前記の各ボタンを対応するボタン穴に通すことにより、当該衣服の合せ目を留める態様で使用される。
上記のように、ボタンはそのボタン穴に通したり、その穴から外したりすることにより、衣服の合せ目を閉じたり開放するために留めたり、外したりするものであるが、そのボタンの留め,外しは、普通には着衣者本人の指先によって行われる。
しかしながら、ボタンをボタン穴に通したり、外したりする作業は、上記のように指先を使って行うため、例えば指先の力が入れにくくなった人や、指に力が入れられない人、或は、視覚に障害がある人などには、その作業に単に手間取るのみならず、その作業が苦痛を伴う場合さえあるため、この面の改善が望まれている。また、前記のような人などのボタンの掛け外しを介助する者にとっても、従来の通常のボタンでは、掛け外しが行いにくい面があった。
そこで本考案では、指先に力を入れにくい人などのように、通常のボタンをボタン穴に通したり外したりすることが困難な人にとってきわめて取扱い易いボタンを提供することを課題とする。
上記課題を解決することを目的としてなされた本考案ボタンの構成は、スポンジや合成樹脂発泡体などの柔軟材料を人の手で握れる程度の大きさの立体物に形成すると共に、該立体物を柔軟な布などによるカバーで被覆してボタン本体を形成し、該ボタン本体に紐や索などの紐通し穴を貫通して形成したことを特徴とするものである。
本考案ボタンにおける柔軟材による立体物には、上記スポンジや発泡体のほか、毛糸や端布片などの柔軟材を塊状(立体物)に形成したものがある。また、前記立体物を被覆する布などによるカバーには、前記布のほか柔軟なメッシュ材,毛糸などによる編布,天然又は人造の皮革,柔軟な合成樹脂シート地などを用いることができる。更に、紐通し穴に通される紐や索としては、一般的な紐のほか、天然又は人造の皮革製やプラスチック製の紐や索、或は、金属製,ガラス製やプラスック製などの鎖を用いることができる。
本考案ボタンは、人の掌によって握ることができる柔軟な立体物を布などによるカバーにより全面被覆してボタンに形成したから、このボタンを手で掴んで握ると形を自在に変形させることができる。これにより指先でボタンを摘むような細かな作業を要せず、ボタンの取扱い(ボタン穴通しやボタン穴からの外し)を容易に行うことができる。
本考案ボタンの実施の形態例につてい、図を参照して説明する。参照する図は、図1が本考案ボタンの一例の斜視図、図2,図3,図4,図5は本考案ボタン使用態様の順序を説明するための模式的な斜視図である。
図1において、1はウレタンなどの合成樹脂製の高倍率発泡体により、一辺が例えば5cm〜7cm程度の立方体に形成したボタンの芯(中核)となる立体物、2はこの立体物1を外面から被覆した布製のカバーで、ここでは上記立体物1の各面に合せて形成した正方形の布片を互に縫着して立体物1の外面を完全に被覆している。3はカバー2により被覆された立体物1に、当該カバー2の外側から貫通させて形成した紐通し穴で、上記の立体物1から穴3までの構成により、ボタン本体Buの一例を形成する。
本考案では次に述べる材料を使用して上述したボタン本体Buの他の例を形成することができる。即ち、上記ボタン本体Buにおいて、立体物1には、上記の発泡体のほか、スポンジ(海綿)を用いたり毛糸や端布片などを立方体状などの塊に形成したものを用いることができる。また、カバー2には、前記布のほか柔軟なメッシュ材,毛糸などによる編布,天然又は人造の皮革,柔軟な合成樹脂シート地などを用いることができる。なお、立体物1の形状としては、上記立方体のほか多面体や球体(楕円球を含む)、或は、短柱体、厚手の円板状や多角柱状とすることができるが、いずれも大きさは、人の手の掌により握って縮小させることができる程度とすることが望ましい。
上記ボタン本体Buの紐通し穴3には、図2〜図5に例示するように、適宜材質の柔軟な紐4、或は、図示しない柔軟な索を通し、この紐の一端部(図2〜図4までは上端側)を衣服(図示せず)の一方の合せ目の縁などに固着して衣服に取付ける。紐4の長さは、ボタン本体Buをその紐の上でスライドさせることができる程度の長さであることが望ましい。図2〜図5の例では紐長さを20cm程度に形成している。また、紐4の下端には抜止め用に結び目などを形成することもある。上記の紐4や索としては、一般的な紐のほか、天然又は人造の皮革製やプラスチック製などの紐や索、或は、ガラス製,金属製,プラスック製などによる鎖を用いることができる。
上記のようにして衣服の合せ目の一方の縁に取付けられた本考案ボタンを通して留めるボタン穴に相当する部材は、この例では前記衣服合せ目の他方の縁Weに、伸縮性材料でループ状に形成したボタン穴となる通しリング5を設ける。このリング5の内径は、上記ボタン本体Buの外寸(5〜7cm)と同程度或はそれより少し小さく形成する。本考案ボタンは、上記リング5に通して留める形態に限られるものではなく、従来のボタン穴と同様の形態に形成したボタン穴に通して留めるように用いることもできる。この場合のボタン穴の大きさ(長さ)は、上記リング5と同様にボタン本体Buを通して係止できる一例として4〜5cm程度である。
本考案ボタンは、そのボタンを取付けた衣服の着用者が、ボタン本体Buを自分の手で握ってその形をリング5に通し易いように、或は、自分が取扱い易いように変形させる。この変形は、ボタン本体Buが芯になる柔軟立体物1と柔軟なカバー2によって形成されていることにより、手の機能が低下した人や指先に力を入れにくい人であっても容易に行うことができる。また、視覚障害があってボタンが見えない場合でも、容易にボタン本体Buの存在を手や指により確認することができる。
そして、図2〜図5に例示するボタン掛け態様で上記ボタン本体Buをボタン穴に当るリング5に通すのである。即ち、ボタン本体Buは、その紐通し穴3によって紐4の上で自在にスライド(上,下動)できるから、ボタン本体Buを手で握りリング5に通し易い位置にスライドさせてから紐4を先にリング5に通し、この後、手でボタン本体Buを握って小さく変形させつつリング5に通す(図4参照)。このようにしてリング5にボタン本体Buを通した後に当該ボタン本体Buをリング5と一緒に支えて紐4を下方へ引くか、或は、紐4を支えてボタン本体Buを上方へスライドさせることにより、通常の衣服に直付けされたボタンとそのボタンを通すボタン穴と同様に、夫々に対をなすボタンとボタン穴が対面した位置に整えらえる。
上記のように本考案ボタンは、ボタン自体が扱い易いように大き目に形成されている上に、手で握って自由に変形させることができ、しかも紐の上でスライドさせることができるので、位置が固定された通常の小径のボタン(大きくてもせいぜい2cmくらい)に比べ、ボタン穴(リング)に対する穴通し、或は、その穴から外す作業がきわめて行い易いという利点がある。この点は、本人或はその介助をする者にとって同様である。
従って、本考案ボタンは、手の機能が低下した人や視覚障害がある人など、従来の小さいボタンが使用された衣服の着用では、ボタン穴のボタン通しやその穴からの取外しが困難であったために、自分で行うと長い時間を要したり、うまく出来なかった人、或は、そのような人の介助を行う人などにとってきわめて有用である。
また、本考案ボタンは、その外観が従来公知の一般的なボタンに比べきわめて個性的な特色を持っているので、健常者用の衣服に適用するといままでにない漸新な衣服デザインの可能性に大きく寄与する。
本考案ボタンの一例の斜視図。 本考案ボタンをリングに通す前の斜視図。 本考案ボタンをリングするため、先に紐を通している状態の斜視図。 本考案ボタンをリングに通すため、先に紐をリングに通している状態の斜視図。 本考案ボタンをリングに通し終えた状態の斜視図。
符号の説明
Bu ボタン本体
1 立体物
2 カバー
3 紐通し穴
4 紐
5 リング

Claims (6)

  1. スポンジや合成樹脂発泡材などの柔軟材料を人の手で握れる程度の大きさの立体物に形成すると共に、該立体物を柔軟な布などによるカバーで被覆してボタン本体を形成し、該ボタン本体に紐や索などの紐通し穴を貫通して形成したことを特徴とするボタン。
  2. 立体物は、毛糸や端布片を塊状に形成した請求項1のボタン。
  3. カバーは、柔軟メッシュ材,毛糸などによる編布,天然又は人造の皮革,柔軟な合成樹脂シート地などのいずれか、或は、これらを組合せたもので形成した請求項1又は2のボタン。
  4. 紐や索には、天然又は人造の皮革製やプラスチック製の紐や索、或は、皮革製,金属製,ガラス製,プラスック製のいずれかの鎖を用いた請求項1〜3のいずれかのボタン。
  5. ボタンは、紐通し穴において紐又は索に対しスライド可能に形成した請求項1〜4のいずれかのボタン。
  6. ボタンは、リング状又はスリット状のボタン穴に通して留めるようにした請求項1〜5のいずれかのボタン。
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