JP3080666B2 - かつら - Google Patents

かつら

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JP3080666B2
JP3080666B2 JP03012512A JP1251291A JP3080666B2 JP 3080666 B2 JP3080666 B2 JP 3080666B2 JP 03012512 A JP03012512 A JP 03012512A JP 1251291 A JP1251291 A JP 1251291A JP 3080666 B2 JP3080666 B2 JP 3080666B2
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JP
Japan
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wig
net
hair
amorphous metal
synthetic resin
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Application number
JP03012512A
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English (en)
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JPH04241103A (ja
Inventor
泰輔 中山
Original Assignee
株式会社東京義髪整形
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Publication date
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  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗濯等によっても型くず
れせず長期にわたって頭にフィットするかつらに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のかつらとしては毛髪を植毛したネ
ット或いはフィルムからなり、これらネット或いはフィ
ルムの周縁部に布製のテープを接着又は縫製して形状を
保持するようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしかつらは1〜2
週間に1度は洗髪しなければならず、その洗髪は洗面器
等に湯や洗剤を入れて該かつらを漬けて毛髪を洗う方法
がとられており、その洗髪により従来のかつらではネッ
トの収縮による型くずれやフィルムの伸長による型くず
れが発生し長期間の使用のためには型くずれの補修が必
要であり、この補修は型くずれしたかつらを頭部の型に
嵌め込み熱処理等により形状を復元するように行ってい
るが、元の形状への完全な復元が困難である問題点があ
った。
【0004】本発明は上記の問題点を解消し長期の使用
においても型くずれを生ずることがなく頭部にフィット
するかつらを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成すべく本
発明は毛髪を植毛したネット或いはフィルムと該ネット
或いはフィルムに固着して、その形状を保持する保持体
とからなり、該保持体を、アモルファス金属繊維をより
線にしてこれを合成樹脂によりコーティングして形成し
たことを特徴とする。
【0006】
【作用】保持体がアモルファス金属繊維により形成され
ているので、該アモルファス金属繊維の高強度性と耐蝕
性とによりかつらの洗髪を繰り返しても形くずれを起こ
すことがなく、且つ柔軟な弾性を有するため頭部によく
フィットする。
【0007】又、前記アモルファス金属繊維をより線し
て合成樹脂によりコーティングしておけば、該アモルフ
ァス金属繊維のよりもどしが防止できて、前述の作用が
更に向上する。
【0008】
【実施例】以下、本発明を適用した第1実施例を第1図
乃至第3図により説明する。
【0009】(1)は部分かつらを示し、該部分かつら
(1)はその全面が天然繊維の糸又は合成樹脂製糸で編
成したネット(1a)とその周縁部及び該周縁部から中
心部にかけて該ネット(1a)に結着した保持体(2)
と、該ネット(1a)の全面にわたり根部を結着して植
毛した毛髪(1c)とからなり、前記保持体(2)は第
3図示の如く複数のアモルファス金属繊維(2a)の細
線をより合わせて外側をナイロンその他の合成樹脂(2
b)によりコーティングしたもので、該アモルファス金
属繊維(2a)はその線径が極めて細く、且つ高強度、
高耐蝕性、加工容易性及び弾性を有しており、又例えば
ナイロン合成樹脂(2b)は引張り強さ、耐屈曲性が大
で、且つ軽量にして染色性に優れている。
【0010】従って前記保持体(2)を前記部分かつら
(1)の周縁部及び周縁部から中心部にかけて結着した
部分かつら(1)は骨部を少なくすることが可能とな
り、加工が容易であると共に前述の如く洗髪しても形く
ずれが長期にわたって生ずることがなく頭部に対して密
着フィットする。
【0011】第4図及び第5図は本発明を部分かつらに
適用した第2実施例を示し、この実施例の部分かつら
(3)は天然繊維の糸又は合成樹脂製糸で編成した中央
部のネット(3a)と、その周辺部の合成樹脂製のフィ
ルム(3d)と、これらネット(3a)とフィルム(3
d)との境界及び該フィルム(3d)の周縁に結着した
前記アモルファス金属繊維(2a)のより線にナイロン
合成樹脂(2b)をコーティングした保持体(4)と、
前記ネット(3a)及びフィルム(3d)の全面にわた
り根部を結着した毛髪(3c)とからなり、該アモルフ
ァス金属繊維(2a)のより線にナイロン合成樹脂(2
b)をコーティングした保持体(4)による部分かつら
(3)の作用は前述した第1実施例と同様である。
【0012】第6図は本発明を頭の全体をカバーするか
つらに適用した第3実施例を示し、この実施例のかつら
(5)はその全体が頭の形状に沿った形状の天然繊維の
糸又は合成樹脂製糸で編成したネット(5a)と、該ネ
ット(5a)の左右のびんに相当する位置に結着したア
モルファス金属繊維(2a)のより線にナイロン合成樹
脂(2b)をコーティングした帯状の保持体(6)と、
前記ネット(5a)の全面にわたって根部を結着した毛
髪(5c)とからなり、これら保持体(6)の弾性によ
り頭の両側のびんの個所に密着する形状にしておけばか
つら(5)を装着しているようにみえない。
【0013】第7図は本発明を頭の全体をカバーするか
つらに適用した第4実施例を示し、この実施例のかつら
(7)は第3実施例と同様のネット(7a)とその後方
から両側にかけて結着した網目状の前記アモルファス金
属繊維(2a)のより線にナイロン合成樹脂(2b)を
コーティングした保持体(8)と前記ネット(7a)の
全面にわたり根部を結着した毛髪(7c)とからなり、
これら保持体(8)により前記第3実施例と同様の作用
で保持体(8)が頭の後方部とその両側にかけて密着
し、外見上かつら(7)を装着しているように見えな
い。
【0014】第8図は本発明を頭の全体をカバーするか
つらに適用した第5実施例を示し、この実施例のかつら
(9)は第3実施例と同様のネット(9a)と、同図の
如く該ネット(9a)の周縁及びその内側に結着した前
記アモルファス金属繊維(2a)のより線にナイロン合
成樹脂(2b)をコーティングした帯状の保持体(1
0)と前記ネット(9a)の全面にわたって根部を結着
した毛髪(9c)とからなり、前記保持体(10)の弾
性作用によりかつら(9)が頭に密着して装着し、しか
も洗髪によってもかつら(9)が型くずれしない。
【0015】
【発明の効果】このように本発明のかつらによるとその
ネット或いはフィルムの所定個所に固着した保持体をア
モルファス金属繊維により形成したので該保持体をかつ
らが頭に密着するような形状にさせておけば、該かつら
を頭に装着したときその弾性作用により該かつらが頭に
密着して装着でき、又かつらの洗髪を繰り返ししてもア
モルファス金属繊維の高強度、高耐蝕性の保持体によ
り、該かつらの形状が保持されて型くずれすることがな
く長期の使用に耐えられると共に、該かつらに取付ける
保持体を少なくすることが可能となり製作が容易とな
り、更に、前記アモルファス金属繊維をより線にして合
成樹脂によりコーティングしておけば、該アモルファス
金属繊維のよりもどしが防止できて更にかつらの形状保
持性がよくなる効果を有する。
【図面な簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のかつらを毛髪を1部植毛
した状態で示した正面図である。
【図2】本発明の第1実施例のかつらを毛髪を1部植毛
した状態で示した底面図である。
【図3】保持体の1部截断面図である。
【図4】第2実施例のかつらを毛髪を1部植毛した状態
で示した正面図である。
【図5】第2実施例のかつらを毛髪を1部植毛した状態
で示した底面図である。
【図6】第3実施例のかつらを毛髪を1部植毛した状態
で示した側面図である。
【図7】第4実施例のかつらを毛髪を1部植毛した状態
で示した側面図である。
【図8】第5実施例のかつらを毛髪を1部植毛した状態
で示した側面図である。
【符号の説明】
(1)(3)(5)(7)(9) かつら (1a)(3a)(5a)(7a)(9a) ネット (2)(4)(6)(8)(10) 保持体 (1c)(3c)(5c)(7c)(9c) 毛髪 (2a) アモルファス金属繊維 (2b) ナイロン合成樹脂 (3d) フィルム

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 毛髪を植毛したネット或いはフィルム
    と、該ネット或いはフィルムに固着して、その形状を保
    持する保持体とからなり、該保持体を、アモルファス金
    属繊維をより線にしてこれを合成樹脂によりコーティン
    グして形成したことを特徴とするかつら。
JP03012512A 1991-01-11 1991-01-11 かつら Expired - Lifetime JP3080666B2 (ja)

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JPH04241103A JPH04241103A (ja) 1992-08-28
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