JP3080599U - 温泉卵の調理器 - Google Patents

温泉卵の調理器

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は簡単に温泉卵を調理できるととも
に,ゆで卵,半熟卵,及び蒸し器として利用可能な調理
器。 【解決手段】調理する容器内の水温を一定とする手段と
容器に収容した卵を温泉卵となるための時間を厳密に設
定する手段を設け,生卵を入れる時期および取り出し時
期を通知するブザを設けて自動化した家庭用温泉卵調理

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は温泉卵等の調理卵の調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
温泉地では温泉卵に適した温泉の湯の中に入れて温泉卵として市販されており また,家庭での温泉卵の調理は,ポット様の容器に卵を入れ,熱湯を入れて暫く おき白味のみを半ゆで状態として黄味は生卵に近い柔らかな卵を作る容器が知ら れている。また,白身と黄身を分離して別々に調理して統合した形で温泉卵とす る方法も公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
温泉卵は生卵やゆで卵に比べて格段に消化がよく老人食,病院食などを含めて 家庭でも簡単に作りたいとの要望が多い。 他方,温泉卵については適度な温泉のわきだし水を利用して一定の温度で作る 方法で行われているが,家庭等においては温度設定,時間設定等が難しくいわゆ る半熟卵ができるような簡単容器が販売されている。 即ち,ポット様の容器に卵を入れ,熱湯を入れて暫くおき白味のみを半ゆで状 態として黄味は生卵に近い柔らかな卵を作るものである。 この場合,第一に黄味部分が半熟状態まで固まらず,半熟と生卵の中間状態程 度の仕上がりが多く,また品質にムラが出るとこが欠点である。 特に卵には大きさが異なり,かつ季節条件も含めて時間設定,温度設定が難し い点が挙げられる。 この点を解決するために,白身と黄身を別々にして調理後,容器に一緒にして 出す形態が考案されているが,個別調理が必要であることと製造時間等に注意が 必要で実用的とは言えない。 前述の課題を解決するために本案は,本場温泉卵と同様の温泉卵を特別な技術 なしで家庭でも簡単に作成する手段を提供することを目的としている。 また,自動でゆで卵または半熟卵を作製する機能を併せもつことで効用性を高 めることも目的の一つである。 更に,蒸し器としての機能も併せ持たせ,効用性を高めることも目的の一つで ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するために本案は,本場温泉卵と同様の黄味の固さ,白味の 柔らかさを実現した温泉卵を特別な技術なしで家庭でも簡単に作成するために調 理前の使用する複数卵の温度を一定とする手段,調理する卵を入れる容器内の温 度を一定とする手段,容器内の水が一定温度に達したことを通知する手段,卵を 容器に入れて一定時間が経過したことを通知する手段および調理完了で卵収容棚 を引き上げする手段を持つ構造の調理器を提供することにより実現する。 また,時間,温度の設定を指定することで茹でる時間等を気にする必要がなく 自動でゆで卵を作るまた半熟卵を作る機能を併せもつことで効用性を高めること を実現する。 更に,水量を収容棚より少なめにして蒸し器としての機能も併せ持たせ,効用 性を高めることを実現する。
【0005】
【考案の実施の形態】
ステンレス製の容器内の下部に3段切替えのヒータ部,卵を収容する把手を持 ち水温一定とするための穴を持つ収容棚または網棚,上蓋,温度センサおよび容 器外部に一体構造としたタイマとスイッチ類および受電用ケーブルで構成する。
【0006】
【実施例】
以下,添付図面に従って一実施例を説明する。 図1は製造容器の全体構造の側面図例を示したものである。 図1において,1は容器の把手,2は蓋,3は卵収納棚,4はヒータ部,5は 外容器,6は電源スイッチ,7はタイマー,8は調理種別を表す切替スイッチ, 9は通知ブザ,10aおよび10bは温度センサ接続および設置部を示す。 又,aは温泉卵,ゆで卵作成時の水の位置を示しており,bは蒸し器として使 用するための水位表示位置を示すものである。 この構造により一定品質の温泉卵調理の第一の条件を設定している。 また収容棚は網構造または下部に還流用子穴を設ける構造として水温を一定に 保つための構造としてい。 これにより一定品質の温泉卵調理の第二の条件を設定している。 収容棚の引き上げ金具は棚挿入時および引き上げのための金具(図示せず)で あり釣り具状としてもよい。 ヒータ部のヒータは渦巻き状の形状(図示せず)で切替えスイッチ8の任意の 指定でも容器内の水に平均に熱を伝える形状としている。 これにより一定品質の温泉卵調理の第三の条件を設定している。
【0007】 図−2は本案に使用する電気回路の構成例を示したものである。(a)はコン セントからの接続ケーブル11および温泉卵作成時の温度センサケーブル12を 示す。接続ケーブル11は家電で通常使用されている電熱鍋等に使用する250 w以下程度の容量のケーブルであり,温度センサケーブルは先端に温泉卵を作成 するある一定範囲で動作または復旧する温度センサ部121を備えている。 (b)は電気回路の接続例を示しており,21は電源ケーブル接続端子,22は 安全のためのヒューズである。 6は電源スイッチ,7はタイマ,8は調理種別を示す切替えスイッチであり,9 はタイマが設定時刻に来たときおよび温度センサ動作時の通知用ブザ回路,10 は温度センサ信号受信部を示し,RVで受けた温度スイッチの接点を示す。4は ヒータ部を示し,4a〜4cのHR1,HR2とHR3はヒータ部のヒータを示 す。 (b)のうち各部の詳細は以下の通りである。 温泉卵を製造するには一定の水温で一定時間茹でる条件が必要であり,以下の回 路で実現する。 電源ケーブル11を電源受電端子TRM21に接続し,電源スイッチ6は調理器 の電源投入切断用であり,安全の為のヒューズ回路FUS22を経由してタイマ 回路TIM7に接続される。TIM7は調理に十分な時間を持てば良くここでは 1時間を想定している。タイマ回路の表示は,蒸し・茹で・温泉卵のの標準設定 時間およびオフを表示するようにして卵の大きさや好みにより設定時間微小時間 の変更は任意に可能とする。 通知用ブザ回路(電子式の音声ROMを用いて音声としてもよい)9は温泉卵 製造時の温度設定完了通知とタイマが時間完了した時の通知用の2回のブザ鳴動 を可能とする機能を持つブザである。温泉温度設定通知は温泉卵の調理温度があ る特定温度の範囲である必要があり,水温の途中より卵を入れると品質にムラが 出るため,特定温度になって卵を挿入するための通知用である。 ゆで卵と蒸し器としての利用の場合は特に水温通知用ブザは必要とはしないが 調理に便利な場合に設定するのは本案より容易に可能となる。 温度センサの信号受信をRVで受けスイッチ温度が温泉卵調理温度となった時 に急熱回路を切り離して定温に保つ保温ヒータHR1の4aのみを有効とするも ので同時にブザを鳴動させる。 ヒータ部4は4a〜4cの各ヒータから構成されており,調理種類により水温 設定を変更するためのものであり,蒸し用ヒータは4a+4b+4cの総合電熱 を利用し,茹で用ヒータは95°C〜120°Cを保証する4a+4bとし,ま た4bと4cのヒータは温泉卵の調理時の初期水温を上げるための急熱回路とし ても利用する。
【0008】 図3は温泉卵の調理手順を示したものである。 図3の場合,水の場合は一定温度になると第一のブザーて卵を入れる時間を示 し卵を入れたあと再設定により第二のブザーにより調理時間の完了を示す。夏/ 冬で時間の差が若干でるが,設定温度のバラツキの範囲内であり温泉卵の固まり 具合の微小な差である。但し,卵の大中小には全体の温度が体積に応じて影響す るため,微調整を可能とする必要がある。 ここでは±3分の時間で調整可能なようにタイマの設定を取扱説明書等で通知 するようにしている。なお,品質をより一定とするためには,冷蔵庫(4°C) に保存して卵の温度を一定にした値としているため,取り扱い説明書または調理 手順書等により本器具の購入者には提示する必要がある。
【0009】 図4はゆで卵の調理手順例を示したものである。 ゆで卵は図3と異なり,特に時間に注意する必要はないが,本特徴はタイマ完 了で電源切断を行い,不要電気を節約して省エネルギー化を図っていることであ る。また,時間を短くすることにより半熟卵も容易に作成可能である。
【0010】 図5は蒸し器としての使用手順例を示す。 蒸し器としては蒸す材料/器により幾つかの調理時間があるためレシピ等で指 定の時間となるようタイマを設定可能とする。蒸すための水の設定を指定の所に する他は図4に示したことと同様である。
【0011】
【考案の効果】
以上説明から明らかなごとく,以下の効果が期待できる 温泉卵の効果は一般には第一に温泉卵においては消化がよくかつ,老人が食す るの最適な形態であり,多量製造が可能なこと。第二に調理卵での保存は2〜3 週間(冬場では30日)と生卵より長くとれることである。このような特徴を持 つ温泉卵を簡易な手順で製造する方法を提供するのが本案の目的であり,第一に 構造が簡単なので安価であり,家庭用,業務用としても使用可能なこと。第二に 操作が簡単であること。第三に通常の水道水で調理可能なことがあげられる。第 四に使用者の好みによりタイマ条件変更で若干の微調整を可能する機能を付与し たことで好みの調理が可能となるような各種機能を持つ。 また,その他の機能としてタイマーの設定/温度設定を沸騰状態も可能として ゆで卵や半熟卵の作製時間も設定可能としたことも特徴の一つである。 更に,水量を収容棚の下程度に設定して沸騰状態とすると蒸し器としても利用 可能として家庭用のみでなく業務用としても複数使用方法により多大な効果を有 するものである。 以上の説明から明らかなごとく,現在公知の製法による調理器では実現できな い安価で品質の良い温泉卵が調理できる。 なお,ここで示した調理器は一例であり,卵の同時製造数量,製造方法等本 考案を拡張して製造可能なものに適用できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 調理器の全体図を示したものである。
【図2】 電気回路構成を示す図である。
【図3】 温泉卵の調理手順を示したものである。
【図4】 ゆで卵の調理手順を示したものである。
【図5】 蒸し器としての使用手順を示したものであ
る。
【符号の説明】
1…容器の把手 2…蓋 3…卵収納棚 4…ヒータ部 4a〜4c…ヒータ個別部 5…外容器 6…電源スイッチ 7…タイマー 8…調理種別を表す切替スイッチ 9…通知ブザ 10…温度センサ信号受信部 10a,10b…温度セ
ンサ接続及び設置部 a…温泉卵,ゆで卵作成時の水位表示 b…蒸し器として使用するための水位表示 11…電源接続ケーブル 12…温度センサケーブル 121…温度センサ 21…電源ケーブル接続端子 22…ヒューズ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理前の使用する卵の温度を一定とした
    複数卵と,該卵を容器内に収容,取出しを可能とする手
    段,調理する卵を入れる容器内の水の温度を一定とする
    手段,容器内の水が一定温度に達したことを通知する手
    段,卵を容器において一定時間が経過したことを通知す
    る手段を組み合わせて構成したことを特徴とする温泉卵
    の調理器
  2. 【請求項2】 温泉卵を製造する機能,ゆで卵を製造す
    る機能および蒸し器としての機能を合わせて備えた構造
    をもつことを特徴とする1項記載の調理器
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