JP3080480B2 - 信号遅延時間測定装置 - Google Patents

信号遅延時間測定装置

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JP3080480B2 JP04187825A JP18782592A JP3080480B2 JP 3080480 B2 JP3080480 B2 JP 3080480B2 JP 04187825 A JP04187825 A JP 04187825A JP 18782592 A JP18782592 A JP 18782592A JP 3080480 B2 JP3080480 B2 JP 3080480B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号遅延回路による遅
延時間を測定する信号遅延時間測定装置及びこれを用い
た信号遅延時間較正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、装置10の信号遅延回路11が
パルスPを入力してから遅延パルスPDを出力するまで
の信号遅延時間を測定するための従来の信号遅延時間測
定装置20を示す。
【0003】装置10は、例えばサンプリングオシロス
コープ、電子ビームテスタ又はレーザビームテスタ等で
あり、信号遅延回路11は、信号波形をサンプリングす
るタイミングを決めるために用いられる。サンプリング
オシロスコープ等のように時間軸について高精度が要求
される装置では、実際に使用する前に、信号遅延回路1
1の信号遅延時間を高精度で測定してこれを較正する必
要がある。
【0004】信号遅延時間測定装置20は、スタートス
イッチ21の操作に応答して、トリガ回路22からトリ
ガパルスが出力され、これがフリップフロップ23のセ
ット入力端Sに供給されてQ出力が高レベルとなる。こ
のQ出力によりアンドゲート24が開かれて、クロック
発生器25からアンドゲート24を介しカウンタ26の
クロック入力端CKにクロックφが供給されて計数され
る。この計数前に、カウンタ26は、トリガ回路22か
らのトリガパルスによりゼロクリアされる。カウンタ2
6の計数値は、表示器27に表示される。
【0005】信号遅延回路11は、パルスPを入力して
から信号遅延時間経過後に遅延パルスPDを出力する。
この遅延パルスPDがフリップフロップ23のリセット
入力端Rに供給されて、フリップフロップ23のQ出力
が低レベルに遷移し、アンドゲート24が閉じられて、
カウンタ26のクロック入力端CKへのクロック供給が
停止される。表示器27には、クロック発生器25から
のクロックφの周期を単位とした信号遅延時間が表示さ
れる。
【0006】信号遅延時間の測定精度を向上させるため
に、従来では、信号遅延時間の測定を複数回行い、その
平均値を用いていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成の信号遅延時間測定装置20では、時間分解能及び測
定精度がクロック発生器25からのクロックφの周期で
制限されるため、装置10の測定精度向上に応じて信号
遅延時間測定精度を向上させることができなかった。例
えばクロック周波数が100MHzの場合、10ns程
度の測定分解能しか得られなかった。
【0008】本発明の目的は、このような問題点に鑑
み、信号遅延回路の信号遅延時間を高精度で測定するこ
とができる信号遅延時間測定装置及びこれを用いた信号
遅延時間較正装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及びその作用】図1は、第
1発明に係る信号遅延時間測定装置の原理構成を示す。
【0010】この第1発明では、パルスPの入力に応答
して遅延パルスPDを出力する信号遅延回路1のパルス
Pの入力から遅延パルスPDの出力までの時間を測定す
る信号遅延時間測定装置において、スタート信号に応答
して、信号遅延回路1へトリガ信号を供給する起動手段
2と、遅延パルスPDを信号遅延回路1へ入力させるパ
ルス戻し手段と、繰返し回数Nを設定するための回数設
定手段3と、クロックφを出力するクロック発生器4
と、第1カウンタ5aと、開状態の時のみクロックφを
第1カウンタ5aに供給させるゲート回路6と、遅延パ
ルスPDを計数する第2カウンタ5bと、第2カウンタ
5bが遅延パルスPDをN個計数したかどうかを判定す
る一致判定回路7と、該トリガ信号の発生から一致判定
回路7が遅延パルスPDをN個計数したと判定するまで
の間のみゲート回路6を開状態にするゲート制御回路8
と、第1カウンタ5aの計数値CホをNで除した値を演
算する演算手段9とを備えている。
【0011】この第1発明では、遅延時間をN倍したも
のをクロックφで計測し、その計測値をNで割って遅延
時間を求めるので、時間分解能を実質的にクロック周期
の1/Nにすることができ、信号遅延回路1の信号遅延
時間を高精度で測定することができる。
【0012】第2発明では、例えば3図に示す如く、パ
ルスPの入力に応答して遅延パルスPDを出力する外部
信号遅延回路10のパルスPの入力から遅延パルスPD
の出力までの時間を測定する信号遅延時間測定装置にお
いて、信号遅延時間測定部20aと、パルスPを入力し
てから遅延パルスPDを出力するまでの遅延時間が周囲
温度に依存しない基準遅延回路41と、基準遅延回路4
1による信号遅延時間及び外部信号遅延回路11による
信号遅延時間を測定するために信号遅延時間測定部20
aを基準遅延回路41又は外部信号遅延回路11に選択
的に切換接続する接続回路42及び43とを備え、信号
遅延時間測定部20aは、図1の信号遅延時間測定装置
と同一構成になっている。
【0013】この第2発明では、基準遅延回路41を信
号遅延時間測定部20aに接続して遅延時間を測定し、
基準遅延回路41の既知の信号遅延時間と、測定したこ
の信号遅延時間との比rを求め、次に外部信号遅延回路
11を信号遅延時間測定部20aに接続して信号遅延時
間Tを測定することにより、温度補正された正確な信号
遅延時間rTを求めることができる。
【0014】第3発明に係る信号遅延時間較正装置で
は、例えば図4に示す如く、上記構成の信号遅延時間測
定部20aと、パルスPの入力に応答して遅延パルスP
Dを出力する信号遅延回路11と、信号遅延回路11を
信号遅延時間測定部20aに接続させる接続回路42及
び43と、信号遅延回路11が信号遅延時間測定部20
aに接続されたときに、パルスPの入力から遅延パルス
PDの出力までの時間を測定し、該測定時間とその標準
値とに基づいて信号遅延回路11の信号遅延時間を較正
させる較正制御回路45とを備えている。
【0015】この第3発明によれば、装置10A自体
で、外部スイッチの操作に応答し又は自動的に信号遅延
時間を較正することが可能となる。
【0016】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0017】[第1実施例]図2は、第1実施例の信号
遅延時間測定装置を示す。図5と同一構成要素には、同
一符号を付してその説明を省略する。
【0018】信号遅延時間測定装置20Aは、図5の信
号遅延時間測定装置20の構成要素21〜27の他に、
構成要素31〜37を備えている。
【0019】オアゲート31は、その一方の入力端にト
リガ回路22からのトリガパルスが供給され、他方の入
力端に遅延パルスPDが入力バッファ回路32を介して
供給される。入力バッファ回路32は、例えば、遅延パ
ルスPDの信号レベルをTTLレベルに変換し、波形整
形を行う。オアゲート31の出力は、アンドゲート33
の一方の入力端に供給される。アンドゲート33は、そ
の他方の入力端にフリップフロップ23のQ出力が供給
され、出力パルスを、出力バッファ回路34を介して装
置10の信号遅延回路11に供給する。
【0020】オアゲート31の出力はまた、ダウンカウ
ンタ35のクロック入力端CKに供給されて計数され
る。ダウンカウンタ35には、トリガ回路22からのト
リガパルスのタイミングで、回数設定器36に設定され
た繰返し回数Nがロードされる。ダウンカウンタ35の
計数値CNはゼロ検出回路37に供給され、ゼロ検出回
路37は、この計数値CNが0になったことを検出する
と、1個のゼロ検出パルスをフリップフロップ23のリ
セット入力端Rに供給してそのQ出力を低レベルにさせ
る。
【0021】カウンタ26の計数値CT及び回数設定器
36に設定された繰返し回数Nは除算器38に供給さ
れ、除算器38は、ゼロ検出回路37からのゼロ検出パ
ルスのタイミングでCT/Nを演算し、その結果を表示
器27に供給して表示させる。
【0022】他の点は、図5の構成と同一である。
【0023】次に、上記の如く構成された第1実施例の
動作を説明する。
【0024】スタートスイッチ21の操作に応答して、
トリガ回路22から1個のトリガパルスが出力され、こ
れにより、カウンタ26の計数値CTがゼロクリアさ
れ、フリップフロップ23がセットされてアンドゲート
24が開かれ、かつ、回数設定器36の繰返し回数Nが
ダウンカウンタ35にロードされる。このトリガパルス
はまた、オアゲート31を介し、一方ではダウンカウン
タ35のクロック入力端CKに供給され、他方ではさら
にアンドゲート33及び出力バッファ回路34を介して
装置10の信号遅延回路11に供給される。このトリガ
パルスの立上がりのタイミングでダウンカウンタ35の
計数値CNがデクリメントされようとするが、トリガパ
ルスが高レベルの間で回数設定器36の繰返し回数Nが
ダウンカウンタ35にロードされるので、このデクリメ
ントは無視される。
【0025】信号遅延回路11は、パルスPの入力後、
予め設定された信号遅延時間TD経過後に遅延パルスP
Dを出力する。遅延パルスPDは、入力バッファ回路3
2及びオアゲート31を介し、一方ではダウンカウンタ
35のクロック入力端CKに供給されてその計数値CN
がデクリメントされ、他方ではアンドゲート33及び出
力バッファ回路34を介しパルスPとして信号遅延回路
11に供給される。このような処理が繰り返されて、ダ
ウンカウンタ35の計数値CNが0になると、ゼロ検出
回路37からゼロ検出パルス出力され、これによりフリ
ップフロップ23がリセットされてアンドゲート24が
閉じられ、カウンタ26へのクロック供給が停止され
る。また、このゼロ検出パルスのタイミングで、除算器
38によりCT/Nが演算され、その結果が、クロック
φの周期を単位とした信号遅延時間Tとして表示器27
に表示される。
【0026】信号遅延回路11から遅延パルスPDが出
力された後、入力バッファ回路32、オアゲート31、
アンドゲート33及び出力バッファ回路34介しパルス
Pとして信号遅延回路11に供給されるまでの遅延時間
をΔTとすると、 T=TD+ΔT ・・・(1) CT=NT ・・・(2) が成立する。したがって、信号遅延時間TDは、 TD=CT/N−ΔT ・・・(3) と表される。
【0027】信号遅延時間ΔTが信号遅延時間TDに比
し無視できる場合はT=TDと簡単になるが、無視でき
ない場合には、出力バッファ回路34の出力端を入力バ
ッファ回路32の入力端に直接接続して上記のように測
定することにより、すなわちTD=0とすることによ
り、T=ΔTが得られる。信号遅延時間ΔTはまた、既
知の遅延時間を有する信号遅延回路を図2のように接続
して遅延時間を測定し、その測定値から既知の遅延時間
を差し引くことによっても得られる。
【0028】信号遅延回路11の信号遅延時間TDをT
D0に設定したときに対するある信号遅延時間TDの相
対遅延時間TD−TD0は、上式(3)から、 TD−TD0=CT/N−CT0/N0 ・・・(4) として求められ、この相対遅延時間を測定したい場合に
は、信号遅延時間ΔTを求める必要がない。ここに、C
T0及びN0はそれぞれ、信号遅延時間TD0測定の際
の計数値CT及び繰返し回数Nの値である。
【0029】この第1実施例では、信号遅延時間TD+
ΔTをN倍したものをクロック発生器25のクロックφ
で計測し、その計測値CNを繰返し回数Nで割って信号
遅延時間TD+ΔTを求めるので、時間分解能を実質的
にクロック周期の1/Nにすることができ、遅延時間測
定精度が高くなる。例えば、クロック周波数が100M
Hz、繰返し回数Nが1万の場合には、時間分解能は実
質的に1psとなる。この場合、TD=1μsであって
も、測定所要時間は10ms程度となり、充分短い。
【0030】[第2実施例]図3は、第2実施例の信号
遅延時間測定装置20Bを示す。この信号遅延時間測定
装置20Bは、信号遅延時間測定部20aの他にさら
に、構成要素41〜44を備えている。
【0031】信号遅延時間測定部20aは、例えば図2
の信号遅延時間測定装置20Aと同一構成である。基準
遅延回路41は、既知の信号遅延時間TD0を有し、か
つ、周囲温度の変化や時間経過によってもその遅延時間
の変化は無視できる程度に小さいものとなっている。
【0032】基準遅延回路41又は信号遅延回路11の
出力端は、切換スイッチ42により選択的に信号遅延時
間測定装置20Aに接続され、信号遅延時間測定部20
aの出力端は、切換スイッチ43により選択的に基準遅
延回路41又は信号遅延回路11の入力端に接続され
る。切換スイッチ42及び43は、モード切換スイッチ
44により切換制御される。
【0033】上記構成において、最初に基準遅延回路4
1を信号遅延時間測定部20aに接続して遅延時間TD
1+ΔT1を測定し、既知の信号遅延時間TD0に例え
ば周囲温度20℃での信号遅延時間ΔT=ΔT0を加え
た値と遅延時間TD1+ΔT1との比、 r=(TD0+ΔT0)/(TD1+ΔT1) ・・・(5) を求める。
【0034】次に、装置10の信号遅延回路11を信号
遅延時間測定部20aに接続して信号遅延時間Tを測定
し、 TD=rT−ΔT0 ・・・(6) により、測定値が周囲温度に依存しない信号遅延時間T
Dを求める。
【0035】このような信号遅延時間測定装置20Bに
よれば、上記第1実施例よりも正確に信号遅延時間TD
を測定することができる。
【0036】[第3実施例]図4は、第3実施例の信号
遅延時間較正装置を示す。
【0037】この装置10Aは、信号遅延時間測定部2
0aと、信号遅延時間測定部20a又は遅延信号を利用
する不図示の内部回路を選択的に信号遅延回路11に切
換接続可能にする切換スイッチ42及び43と、較正制
御回路45とからなる信号遅延時間較正装置を備えてい
る。
【0038】較正制御回路45は、例えば外部スイッチ
の操作に応答し又は電源投入直後等の適当な時点で自動
的に、信号遅延回路11の信号遅延時間TD0を設定
し、信号遅延時間測定部20aを信号遅延回路11に接
続させて信号遅延時間Tを読み取り、TD=T−ΔTと
TD0の差に基づいて信号遅延回路11の信号遅延時間
TDを較正する。
【0039】この第3実施例によれば、装置10A自体
で、外部スイッチの操作に応答し又は自動的に信号遅延
時間TDが較正され、較正し忘れによる測定精度の低下
が防止される。
【0040】なお、本発明には外にも種々の変形例が含
まれる。例えば、N=2nとする場合には、除算器38
の代りにシフトレジスタを用いることができる。この除
算は、コンピュータで行ってもよい。また、ダウンカウ
ンタ35の代りにアップカウンタを用い、トリガパルス
でこれをゼロクリアし、ゼロ検出回路37の代りにその
計数値とNとの一致を検出する回路を備えてもよいこと
は勿論である。
【0041】
【発明の効果】以上説明した如く、第1発明に係る信号
遅延時間測定装置によれば、遅延時間をN倍したものを
クロックで計測し、その計測値をNで割って遅延時間を
求めるので、時間分解能を実質的にクロック周期の1/
Nにすることができ、信号遅延回路の信号遅延時間を従
来よりも高精度で測定することができるという効果を奏
し、信号遅延回路を備えたサンプリングオシロスコー
プ、電子ビームテスタ及びレーザビームテスタ等の装置
の時間軸高精度化に寄与するところが大きい。
【0042】第2発明に係る信号遅延時間測定装置によ
れば、温度補正された、第1発明の場合よりも正確な信
号遅延時間を測定することが可能となるという効果を奏
する。
【0043】第3発明に係る信号遅延時間較正装置によ
れば、この信号遅延時間較正装置を備えた装置自体で、
外部スイッチの操作に応答し又は自動的に、従来よりも
高精度で信号遅延時間を較正することが可能となるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明に係る信号遅延時間測定装置の原理構
成図である。
【図2】本発明の第1実施例の信号遅延時間測定装置構
成図である。
【図3】本発明の第2実施例の信号遅延時間測定装置構
成図である。
【図4】本発明の第3実施例の信号遅延時間較正装置構
成図である。
【図5】従来の信号遅延時間測定装置構成図である。
【符号の説明】
11 信号遅延回路 20、20A、20B 信号遅延時間測定装置 20a 信号遅延時間測定部 21 スタートスイッチ 22 トリガ回路 23 フリップフロップ 25 クロック発生器 26 カウンタ 27 表示器 32 入力バッファ回路 34 出力バッファ回路 35 ダウンカウンタ 36 回数設定器 37 ゼロ検出回路 38 除算器 41 基準遅延回路 44 較正制御回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス(P)入力に応答して遅延パルス
    (PD)を出力する信号遅延回路(1)の該パルス入力
    から該遅延パルス出力までの時間を測定する信号遅延時
    間測定装置において、 スタート信号に応答して、該信号遅延回路へトリガ信号
    を供給する起動手段(2)と、該遅延パルスを該信号遅延回路へ入力させるパルス戻し
    手段と、 繰返し回数Nを設定するための回数設定手段(3)と、 クロック(φ)を出力するクロック発生器(4)と、 第1カウンタ(5a)と、 開状態の時のみ該クロックを該第1カウンタに供給させ
    るゲート回路(6)と、 該遅延パルスを計数する第2カウンタ(5b)と、 該第2カウンタが該遅延パルスをN個計数したかどうか
    を判定する一致判定回路(7)と、 該トリガ信号の発生から該一致判定回路が該遅延パルス
    をN個計数したと判定するまでの間のみ該ゲート回路を
    開状態にするゲート制御回路(8)と、 該第1カウンタの計数値を該繰返し回数Nで除した値を
    演算する演算手段(9)と、 を有することを特徴とする信号遅延時間測定装置。
  2. 【請求項2】 パルス(P)入力に応答して遅延パルス
    (PD)を出力する外部信号遅延回路(10)の該パル
    ス入力から該遅延パルス出力までの時間を測定する信号
    遅延時間測定装置において、 信号遅延時間測定部(20a)と、 パルスを入力してから遅延パルスを出力するまでの遅延
    時間が周囲温度に依存しない基準遅延回路(41)と、 該基準遅延回路による信号遅延時間及び該外部信号遅延
    回路による信号遅延時間を測定するために該信号遅延時
    間測定部を該基準遅延回路又は該外部信号遅延回路に選
    択的に切換接続する接続回路(42、43)とを有し、 該信号遅延時間測定部は、 スタート信号に応答して、該信号遅延回路へトリガ信号
    を供給する起動手段(2)と、該遅延パルスを該外部信号遅延回路へ入力させるパルス
    戻し手段と、 繰返し回数Nを設定するための回数設定手段(3)と、 クロック(φ)を出力するクロック発生器(4)と第1
    カウンタ(5a)と、 開状態の時のみ該クロックを該第1カウンタに供給させ
    るゲート回路(6)と、 該遅延パルスを計数する第2カウンタ(5b)と、 該第2カウンタが該遅延パルスをN個計数したかどうか
    を判定する一致判定回路(7)と、 該トリガ信号の発生から該一致判定回路が該遅延パルス
    をN個計数したと判定するまでの間のみ該ゲート回路を
    開状態にするゲート制御回路(8)と、 該第1カウンタの計数値を該繰返し回数Nで除した値を
    演算する演算手段(9)と、 を有することを特徴とする信号遅延時間測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の信号遅延時間測定装置(20
    a)と、 パルス(P)入力に応答して遅延パルス(PD)を出力
    する信号遅延回路(11)と、 該信号遅延回路を該信号遅延時間測定装置に接続させる
    接続回路(42、43)と、 該信号遅延回路が該信号遅延時間測定装置に接続された
    ときに、該パルス入力から該遅延パルス出力までの時間
    を測定し、該測定時間とその標準値とに基づいて該信号
    遅延回路の信号遅延時間を較正させる較正制御回路(
    )と、 を有することを特徴とする信号遅延時間較正装置。
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