JPH0618563A - 時間間隔−電圧変換器 - Google Patents

時間間隔−電圧変換器

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JPH0618563A
JPH0618563A JP3224685A JP22468591A JPH0618563A JP H0618563 A JPH0618563 A JP H0618563A JP 3224685 A JP3224685 A JP 3224685A JP 22468591 A JP22468591 A JP 22468591A JP H0618563 A JPH0618563 A JP H0618563A
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スタンレー・ケー・ササキ
Pii Fuoree Kuraaku
クラーク・ピー・フォレー
Ei Guurando Maikeru
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    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R35/00Testing or calibrating of apparatus covered by the other groups of this subclass
    • G01R35/002Testing or calibrating of apparatus covered by the other groups of this subclass of cathode ray oscilloscopes
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04FTIME-INTERVAL MEASURING
    • G04F10/00Apparatus for measuring unknown time intervals by electric means
    • G04F10/10Apparatus for measuring unknown time intervals by electric means by measuring electric or magnetic quantities changing in proportion to time

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 カウンタ回路312又は314で、測定対象
の時間間隔の間、周期を選択可能なクロック発生手段3
20〜334からのクロック信号を計数し、この計数結
果が出力用デジタル・アナログ変換器(DAC)318
のレンジ収まるように、マイクロプロセッサ304でク
ロックの周期及びカウンタ回路のオフセット値を制御
し、DACから測定対象の時間間隔に相当する電圧を得
る。 【効果】 時間間隔−電圧変換を迅速且つ連続的に行う
ことができ、時間間隔の測定値を表示画面上で適切にオ
フセットし、且つ適切な分解能で表現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時間間隔−電圧変換
器、特に、オシロスコープに電圧として、時間間隔測定
値を表示可能にする時間間隔−電圧変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】電子回路の設計、デバッグ、保守又は修
理において、時間間隔の測定をできることが望まれるこ
とがある。安定した時間軸に対するパルス・コードの変
調の変化を観察し、信号の様々な時間的に変化する動き
を解析して、電子信号、特にデジタル信号の時間間隔を
効率的に解析することが電子産業において必要である。
これまで、この様な測定を行う効果的測定器には、制限
があったり、複雑であったり、高価であったり、又は、
使い方が困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のオシロスコープ
を使用して、時間間隔測定を行うと、特に、時間的に変
化する動きがトリガ処理の妨げとなる信号に関しては、
その測定結果には限界がある。デジタル・ストレージ・
オシロスコープは、操作者又は事後処理ソフトウェアに
より、既に記憶された記録の事後解析ができる。しか
し、記録長には限界があり、実時間解析は不可能であ
り、連続的解析は記録長の範囲に制限される。同様に、
高速ロジック・アナライザでは、デジタル信号の特定タ
イミングの事象の後の情報を取込み、記憶し、解析でき
るが、同様の制限がある。最近では、他の手段も使用さ
れている。モジュレーション・ドメイン解析器又はデジ
タル・タイミング解析器と様々の呼び方をされる時間間
隔解析器は、時間間隔情報を解析し、その結果を周波数
対時間、時間間隔対時間又は時間間隔対発生回数のグラ
フとして表す。
【0004】これらの装置の幾つかは、サンプリング技
術及び統計的解析を使用しているので、それらが行う解
析は、完全な連続記録に基づくものではない。他の装置
は、あらゆる事象を監視するが、連続した事象に追従し
ていない。即ち、これらの装置は、あらゆる間隔を測定
し、異なる長さの時間間隔が幾つ起きるかを追跡する
が、それが起きる順番は分からない。時間情報は処理中
に失われているので、、時間間隔対発生回数の表示しか
得られない。これまでに、出力信号が完全な記録に基づ
く連続測定を行う装置は、事後処理により解析を行い、
その記録長は最終的にはメモリ・サイズに常に制限され
る。
【0005】時間間隔から電圧に即座に連続的に変換を
行い、オシロスコープ上で時間変化を観測でき、表示さ
れた他の電圧信号と関係付けることができる方法及び装
置が必要とされる。好適には、この装置は、オシロスコ
ープの垂直利得及びオフセットを校正するのに適した校
正出力を生成する手段と、信号及び行おうとする測定に
関し適切な分解能及びオフセット設定を自動的に探す手
段とを必要とする。したがって、本発明の目的は、時間
間隔から電圧に即座に連続的に変換を行い、オシロスコ
ープ上で時間変化を観測できる時間間隔−電圧変換器の
提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明によれ
ば、時間間隔−電圧変換を迅速且つ連続的に行うことが
でき、タイミング変化をオシロスコープ上で観察でき、
他の信号と関係付けることができる。本発明では、オシ
ロスコープの垂直利得及びオフセットを適切に校正する
ための校正出力を生成し、更に信号及び行う測定に対し
適切な分解能及びオフセットを自動的に探し出す。
【0007】本発明は、特定の時間間隔を電圧に変換す
る時間間隔−電圧変換器であり、複数時間軸のうちの1
つの時間軸のクロック信号を選択的に発生可能なクロッ
ク発生手段と、オフセット値を供給するオフセット値供
給手段と、オフセット値供給手段からのオフセット値が
設定されると共に、特定の時間間隔の間に発生するクロ
ック信号を計数する計数手段と、計数手段の計数結果が
所定範囲に収まるようにクロック発生手段及びオフセッ
ト値供給手段を制御する制御手段と、所定範囲に対応す
るレンジを有し、計数結果をアナログ電圧に変換するデ
ジタル・アナログ変換器とを有することを特徴とする。
【0008】更に、校正信号を繰り返し発生する手段
は、順次等間隔で9つの電圧レベルを生成し、このう
ち、5番目である中央レベルは、他のレベルよりも8倍
長い。
【0009】適切な分解能及びオフセット設定を自動的
に探し出す手段は、集めたデータ内のオバーフロー指
示、最大及び最小間隔を監視している間、種々設定を試
みるソフトウェア・ルーチンであり、このルーチンは、
信号及び行なう測定に対して適切な分解能及びオフセッ
トのための設定を探し出す。
【0010】
【実施例】図2は、本発明の時間間隔−電圧変換器のフ
ロント・パネル302を示す。上部の表示領域10は、
変更キー12を押すことにより選択可能なオフセット設
定又はトリガ設定のいずれかを表示する。変更キー12
を繰り返して押すと、オフセット・タイミング、Aレベ
ル及びBレベルが循環的に選択される。
【0011】オフセット値が表示されているとき、表示
領域10の右側の3個の指示器のうちの1個が点灯す
る。オフセットは、マイクロ秒から秒の単位の範囲で設
定可能であるので、表示領域10の右側の3個の指示器
は、秒を示す“s”、ミリ秒を示す“ms”、マイクロ
秒を示す“μs”である。Aチャンネル及びBチャンネ
ルの2チャンネル用のトリガ・レベルが表示されている
ときは、これらの時間指示器はいずれも点灯せず、
“a”又は“b”が表示領域の最上位桁に表示される。
このとき符号+/−が付けられた電圧値が、表示領域1
0の下位4桁に表示される。
【0012】表示領域10に表示される設定は、自動キ
ーを押すか、又は桁選択キー18及び20に関連してノ
ブ16を使用することにより調整できる。ノブ16は、
表示領域10の複数桁の1つの値を変化させる。表示領
域10のどの桁をノブ16の動きにより制御するかは、
左側の桁選択キー18又は右側の桁選択キー20を1回
又は複数回押すことにより選択できる。左側の桁選択キ
ー18を押すと、選択される桁が左方向、即ち上位桁方
向に移動する。一方、右側の桁選択キー20を押すと、
選択される桁は右方向、即ち下位桁方向に移動する。
【0013】表示領域がオフセット情報を表示している
間に自動キー14を押すと、時間間隔ー電圧変換器のオ
フセット及び分解能を設定するためのソフトウェア・ル
ーチンが呼び出され、オフセット及び分解能設定により
決まる「ウィンドウ」からはみ出さない範囲で、出力信
号は可能な最大量に拡大される。言い替えれば、このソ
フトウェア・ルーチンは、レンジ外指示器22に送られ
る信号を監視しつつ、オフセット及び分解能制御器を制
御し、現在選択されている測定項目に関して監視されて
いる信号のタイミングの変化性にできるだけ密接した制
御により決められるウィンドウを配置する。
【0014】分解能は、操作者が分解能/Div制御器
24及び26を直接に使用して調整できる。上側の分解
能/Div制御器24は、大きな時間/Div(低分解
能)値を選択し、下側の分解能/Div制御器26は、
小さい時間/Div(高分解能)値を選択する。選択さ
れた値によって、分解能/Divキー24及び26の左
側にリスト表示された値の1つが点灯される。選択可能
な値は、1s、100ms、10ms、1ms、100
μs、10μs又は1μs/Divである。
【0015】操作者は、測定選択キー28を使用して、
遅延時間、幅、周期及び調整の項目を循環的に選択でき
る。遅延測定を選択すると、ある信号の立ち上がり又は
立ち下がりエッジ及び他の信号の立ち上がりエッジ又は
立ち下がりエッジ間の時間測定ができる。幅測定を選択
すると、同一信号の立ち上がりエッジ及び立ち下がりエ
ッジ間の時間測定ができる。周期測定を選択すると、同
一信号の立ち上がりエッジ及び次の立ち上がりエッジ間
の時間測定、又は同一信号の立ち下がりエッジ及び次の
立ち下がりエッジ間の時間測定ができる。これらの測定
で基準とされるエッジは、チャンネルA及びチャンネル
Bのエッジ選択キー30及び32により決められる。
【0016】調整の項目を選択すると、出力端子34に
校正信号が生成される。操作者が測定選択キー28を使
用してこの調整の項目を選択するときの他に、電源が投
入されたときも、装置は自動的にこのモードに入る。校
正信号を使用すると、時間間隔−電圧変換器のデジタル
−アナログ変換器(以下DACという)の出力に関し
て、オシロスコープの垂直偏向回路の利得及びオフセッ
トを容易に校正することができ、従来のオシロスコープ
の表示器上の1Divは、時間間隔−電圧変換器により
生成された1Divに正確に等しくなる。
【0017】図3は、本発明の時間間隔−電圧変換器の
校正信号を示し、図4は、この校正信号をオシロスコー
プに表示した様子を示す。調整の項目を選択すると、マ
イクロプロセッサからの命令によりDAC出力を制御し
て、校正信号200が発生される。この信号は、9段の
階段波であり、その真ん中の段204は他の8つの段2
02に比べ8倍長い。この信号がオシロスコープの入力
端に供給され、オシロスコープがトリガ動作ではなく自
走動作していると、校正信号210はオシロスコープの
表示面を横切る9つの直線として表示され、その真ん中
の直線204’は他の直線202’に比べて輝度が強調
される。
【0018】オシロスコープの垂直偏向回路を校正する
には、垂直偏向オフセット制御器を使用して、このパタ
ーンの輝度強調された真ん中の直線を、従来のオシロス
コープの表示器の中心水平目盛り線と一致させる。長さ
が短い階段202で形成される輝度強調されない複数の
直線202’は、垂直偏向利得制御器を使用して、残り
の水平目盛り線と一致させる。これらの調整は、校正信
号210の各水平線が、オシロスコープの表示器の対応
する目盛り線と正確に一致するまで繰り返される。
【0019】輝度強調されない直線202’は、輝度強
調レベル204’に比べて短い間持続する適切な電圧レ
ベルのどのような信号202によっても生成してもよい
ことに留意されたい。信号200の階段202は、同じ
結果を得るために再配列できる任意の順番の必要な電圧
である。レベル202は、どの順番で発生してもよく、
階段状である必要も全くない。適切な自走表示210を
得るために重要なことは、真ん中の校正された電圧レベ
ル204を、他の電圧レベル202より長く持続させ
て、人間の目で容易に輝度の違いを認識できるようにす
ることである。真ん中の電圧レベル204が、他の電圧
レベル202より8〜10倍長く持続すると、目で容易
に違いを識別できることが経験上分かっている。
【0020】図2では、チャンネルA及びBの各チャン
ネルの領域には、信号を受け取るためのBNCコネクタ
36及び38、AC/DC結合スイッチ40、42及び
アクティブ・エッジ選択スイッチ30及び32が設けら
れる。スイッチ上の指示器は適切に点灯し、AC又はD
C結合のいずれが選択され、どのエッジがアクティブ・
エッジとして選択されたかを示す。
【0021】以下に詳細に説明する様に、到来信号が時
間間隔−電圧変換器が測定できる速さよりも速い速度で
発生していると、ランダム・サンプリング指示器35が
点灯する。ランダム・サンプリング指示器35が点灯す
るときは、到来信号の発生が速すぎるので、発生事象を
残らずは測定できないが、測定された発生事象は正確に
測定される。
【0022】図1は、本発明の時間間隔−電圧変換器3
00を示すブロック図である。フロント・パネル即ちユ
ーザ・インタフェース302は、図1を参照して上述し
た。マイクロプロセッサ304は、操作者からのフロン
ト・パネル302への入力を受け取る。更に、マイクロ
プロセッサ304は、「レンジ外」又は「ランダム・サ
ンプリング」の様な状態メッセージ及び警告メッセージ
の形式で、操作者に帰還情報を送る。チャンネルA及び
Bで監視される信号、即ち信号A及びBは、増幅器30
6及び308により増幅された後、エッジ選択/カウン
タ制御論理回路310に送られる。
【0023】エッジ選択/カウンタ制御論理回路310
は、操作者が選んだ測定項目を伝える命令を受け取る。
これらの命令に基づいて、エッジ選択/カウンタ制御論
理回路310は、従来構成の論理素子により、2つのカ
ウンタ回路312及び314の一方を、信号A及び信号
Bの一方の開始エッジの時点で動作を開始させ、停止エ
ッジの時点で同一のカウンタ回路を停止させる。
【0024】時間間隔−電圧変換器300は、8つの基
本的測定を行うことができる。マイクロプロセッサ30
4は、フロント・パネル・ユーザ・インタフェース30
2を調べ、エッジ選択/カウンタ制御論理回路310に
測定項目を伝える。データの3ビットは、8つの基本測
定のうちいずれが要求されているかを指定する。エッジ
選択/カウンタ制御論理回路310は、8つの測定項目
のうちの1つ及び信号A、Bの変化に応じてカウンタ回
路312及び314への制御信号を生成する。エッジ選
択/カウンタ制御論理回路310のエッジ選択手段は、
カウンタ回路の動作を開始する信号のエッジを決め、且
つカウンタ回路の動作を停止させるエッジを決める。カ
ウンタ制御手段は、各測定を行うために2カウンタ回路
の一方の動作を開始及び停止させる。
【0025】上述の8つの基本測定を次に示す。(1)
ある信号の立ち上がりエッジから同一の信号の立ち上が
りエッジまで(周期A、立ち上がりエッジ選択)。
(2)ある信号の立ち上がりエッジから同一の信号の立
ち下がりエッジまで(幅A、立ち上がりエッジ選択)。
(3)ある信号の立ち下がりエッジから同一の信号の立
ち下がりエッジまで(周期A、立ち下がりエッジ選
択)。(4)ある信号の立ち下がりエッジから同一の信
号の立ち上がりエッジまで(幅A、立ち下がりエッジ選
択)。(5)ある信号の立ち上がりエッジから他の信号
の立ち上がりエッジまで(遅延、立ち上がりAから立ち
上がりB)。(6)ある信号の立ち上がりエッジから他
の信号の立ち下がりまで(遅延、立ち上がりAから立ち
下がりBまで)。(7)ある信号の立ち下がりエッジか
ら他の信号の立ち下がりエッジまで(遅延、立ち下がり
Aから立ち下がりBまで)。(8)ある信号の立ち下が
りエッジから他の信号の立ち上がりエッジまで(遅延、
立ち下がりAから立ち上がりBまで)。
【0026】関心のあるいずれの時間間隔も見逃すこと
なく最高可能速度で時間間隔を解析するために、エッジ
選択/カウンタ制御論理回路310は、カウント−1信
号を使用してカウンタ回路312に計数動作させること
及びカウント−2を使用してカウンタ回路312に計数
動作させることを交互に行う。これにより、カウンタ回
路が、読み出され且つプリロードされる測定を行わない
時間ができる。他の実施例では、カウンタ回路を1つだ
け使用し、付加的回路を加えて前の計数値を追跡し、前
の計数値は現在の計数値から減算され、図1の実施例で
得られる値と同じ差が得られる。
【0027】事象の発生速度が速すぎて連続サンプリン
グができないとき、エッジ選択/カウンタ制御論理回路
310は、サンプル欠落信号によりマイクロプロセッサ
304に知らせる。この情報に応答して、マイクロプロ
セッサ304は、フロント・パネル302上のランダム
・サンプリング指示器35を点灯させる。エッジ選択/
カウンタ制御論理回路310は、カウンタ312及び3
14の読み取り値を、例えばシフトレジスタで構成され
る簡単なステートマシンにより適切に制御し、ある測定
を終了させて他の測定を開始させる到来エッジを監視す
る。エッジ選択及びカウンタ制御論理回路は、サンプル
欠落信号を発生し、測定を抜かす必要があるという情報
を有する。
【0028】カウンタ回路312及び314は、図2の
表示領域10で操作者が選択したオフセット値に基づく
プリロード情報を受け取る。カウンタ回路312及び3
14は、エッジ選択/カウンタ制御論理回路310内の
ゲート回路を介して、時間軸選択マルチプレクサ320
から送られたクロック信号を計数する。マイクロプロセ
ッサ304からの制御信号は、基準時間軸322の高速
クロック信号又は縦続接続された1/10分周回路32
4〜334により基準時間軸を分周した6つの時間軸の
1つを選択するように、時間軸選択マルチプレクサ32
0を設定する。一実施例では、基準時間軸322は30
MHzの発振器であり、選択可能な時間時間軸は30M
Hz、3.0MHz、0.3MHz、30kHz、3.0
kHz、300Hz及び30Hzである。時間間隔−電
圧変換器で分解能を1ステップ変化させることは、オシ
ロスコープの垂直利得制御器内の固定減衰器で×10の
変化に相当するので、10ステップで時間軸を選択する
と、オシロスコープと互換性を持たせるのに、特に都合
がよい。
【0029】マイクロプロセッサ304は、フロントパ
ネル302を介した操作者からのオフセット入力信号を
受け取り、このオフセット入力信号を基に、現在選択さ
れている時間軸に対し適切に大きさを決めたオフセット
値を計算する。これらの値は、オフセット値レジスタ3
36に記憶され、このレジスタからカウンタ回路312
及び314の両方に供給される。
【0030】カウンタ回路312及び314は、各々が
20ビット幅である値1信号及び値2信号と、オーバー
フロー1信号及びオーバーフロー2信号とを出力する。
これらのオーバーフロー信号は、カウンタ回路312及
び314の計数値が、その最終値に達したことをマイク
ロプロセッサ304に知らせる。計数値が最終値に達す
る1回目のときは、プリロードされているオフセット値
を無効とするのみであり、計数値が最終値に達する2回
目のときは、分解能の設定が変えられる。
【0031】レンジ外検出論理回路316は、出力1/
2信号の状態に応じて値1又は値2信号を受け取る。レ
ンジ外検出論理回路316の機能は、計数値がDAC3
18の能力を超えたときに、マイクロプロセッサ、最終
的には操作者に知らせることである。
【0032】オシロスコープは、通常、9本の水平目盛
り線が引かれた高さ8cmの表示器を有し、画面から外
れる出力信号は、各方向で4cmをわずかに超えるよう
に切りとられる。次に、出力電圧は、8ビットDAC3
18の能力で決まる値に制限される。8ビットのDAC
318は、入力値の状態に比例した電圧を生成し、その
範囲は−128から+127であると仮定する。20ビ
ットの値1又は値2が、8ビットのDAC318のレン
ジ外であれば、レンジ外検出器316は、アンダーレン
ジ信号又はオーバーレンジ信号のいずれかを発生する。
【0033】これらの信号は、2つの目的に使用され
る。1つの目的は、検出状態がオーバーレンジ又はアン
ダーレンジであるかによって、DAC318の出力信号
を夫々最大又は最小にすることである。他の目的は、こ
れらの状態をマイクロプロセッサ304に知らせること
である。マイクロプロセッサ304は、自動キー14に
関係するソフトウェア・ルーチンが実行中であるか否か
によって、2つの理由の一方に対しこの情報が必要であ
る。自動ルーチンが実行中でなければ、マイクロプロセ
ッサ304は、フロントパネル・ユーザ・インタフェー
ス302上でレンジ外指示器22を点灯することによ
り、オーバーレンジ状態及びアンダーレンジ状態を操作
者に知らせる。自動ルーチンが実行中であれば、自動ル
ーチンは、信号の変化をレンジ外に維持するための分解
能及びオフセットに関する最も適切な設定の計算結果の
一部としてオーバーレンジ及びアンダーレンジ状態を監
視する。
【0034】本発明の時間間隔−電圧変換器の動作を明
確にするために、例を挙げて説明する。例えば、特定の
装置の測定しようとする時間間隔が、1ミリ秒よりわず
かに小さく、920及び990マイクロ秒間で変化する
と、時間間隔−電圧変換器300の適切な装置設定は、
オフセットを950マイクロ秒とした、10マイクロ秒
/Divである。これらの設定では、950マイクロ秒
は0ボルトを生成し、通常のオシロスコープの中心目盛
り上にある。最も長い信号は、表示器の一番上の目盛り
にほとんど達する電圧を生成し、最も短い信号は、オシ
ロスコープ上で−3Divである電圧を生成する。
【0035】このとき、マイクロプロセッサ304は、
時間軸選択マルチプレックサ320が、第1の1/10
分周回路324により生成された3.0MHz時間軸を
選択するように指示する。950マイクロ秒の間に、
3.0MHz時間軸のクロック信号は2850回(33
3.3ns/クロック)計数される。次に、マイクロプ
ロセッサ304は、2進数で、2850の2の補数であ
るオフセット値をオフセット値レジスタ336に供給す
る。エッジ選択/カウンタ制御論理回路310により決
まる次に動作するカウンタ回路312又は314には、
この数値がプリロードされる。したがって、次の950
マイクロ秒の間に発生する始めの2850個のクロック
により、カウンタ回路312又は314は最大計数値に
達し、全ゼロ状態に折り返す。測定しようとする時間間
隔の次の発生は、980マイクロ秒であると仮定する。
カウンタ回路が、3.0MHz時間軸のクロック信号を
計数して、計数値が2850になるには950マイクロ
秒かかる。測定しようとする間隔の最後の30マイクロ
秒が経過するまでには、更に90回計数する必要があ
る。この90はレンジ外検出論理回路316に送られる
値1又は値2である。8ビットDAC318のレンジ
は、−128〜+127であるので、値90では、レン
ジ外検出論理回路316は、オーバーレンジ又はアンダ
ーレンジ信号のいずれも発生しない。8ビットDAC3
18の最大レンジは、800mV(±400mV)にわ
たる256個の可能な出力レベルである。これら出力レ
ベルは、オシロスコープの画面の8. 5Divをわずか
に超える全体の偏向を生じさせるために使用され、+9
0の計数は、オシロスコープの画面上で3Div分の偏
向(30ビット/Div)を生じさせる。
【0036】信号の変化性が増加し、すぐに995マイ
クロ秒の間隔が生じると仮定する。オフセット及び分解
能の設定は、まだ夫々950マイクロ秒及び10マイク
ロ秒/Divであり、プリロード値は、まだ2850の
2の補数であり、3MHz時間軸324が、まだ選択さ
れている。動作可能なカウンタ回路312又は314
は、3MHz時間軸324からの始めの2850個のク
ロックを計数して、再びその最大計数値に到達し、全ゼ
ロ状態に折り返す。しかし、995マイクロ秒の最後の
45マイクロ秒が経過する前に、追加分の135個のク
ロックが計数される。値135は、DAC318の+1
27のレンジを超えているので、レンジ外検出論理回路
316は、オーバーレンジ信号を生成する。オーバーレ
ンジ信号は、出力MAX信号としてDAC318に送ら
れ、DAC318は最大出力電圧を生成する。更に、オ
ーバーレンジ信号は、マイクロプロセッサ304により
監視され、フロントパネル302上のレンジ外指示器2
2が点灯される。
【0037】操作者がフロントパネル302上の分解能
/Divキーを押して、時間間隔−電圧変換器300の
分解能設定を変化させ、分解能が100マイクロ秒/D
ivに減少したとする。この状態では、オシロスコープ
の画面全体に表示が行われたり、レンジ外指示器22が
点灯されるのではなく、信号全体は、画面上の垂直空間
の約1Divを占めるだけである。更に、オフセット・
プリロード値及び選択される時間軸を変更する必要があ
る。マイクロプロセッサ304は、フロントパネル・ユ
ーザ・インタフェース302への入力を監視し、操作者
による操作を検出する。マイクロプロセッサ304は、
時間軸選択マルチプレックサ320への時間軸選択信号
を変更し、第2の1/10分周回路326の300kH
zの出力信号が、カウンタ回路312及び314により
計数される信号として選択される。マイクロプロセッサ
304は、オフセット値レジスタ336へ新しい値を送
る。この新しい値は、前の2850に代わる285の2
の補数である。更に、マイクロプロセッサ304は、分
解能/Divキー24及び26に隣接する100μ指示
器を点灯させて、操作者に帰還情報を伝える。
【0038】次に測定される時間間隔が920μ秒であ
るとすると、測定が行われている間に300kHzの時
間軸から276個のクロック・パルスが送られる。測定
期間の終わりに、値−9が動作中のカウンタ回路312
又は314内に残る。この値はDAC318のレンジ内
であり、レンジ外検出論理回路316は、アンダーレン
ジ又はオーバーレンジ信号のいずれも発生しない。DA
C318のレンジ256に相当する全体画面では、30
マイクロ秒/Divであり、−9は1Divの1/3よ
りわずかに小さい量だけ負方向に偏向を生じさせる。
【0039】図5〜図11は、自動キーにより呼び出さ
れるソフトウェア・ルーチン動作の論理流れ図である。
操作者が自動キーを押すと、ステップ426内の動作が
行われる。即ち、「max」の値は0に設定され、「m
in」の値は全て1(最大負値)に設定され、最新の試
験的分解能設定値である「new res」は、最大分
解能の1マイクロ秒/divに設定され、この値は分解
能「res」として使用され、オフセットはゼロに設定
される。
【0040】次に、「測定待機」ルーチン(ステップ4
28)に入る。新しい測定値が到着するまで、フロント
パネルのキーが押されるまで、又は50ミリ秒後に時間
切れになるまで、このルーチンは時間を記録する。ステ
ップ430で時間切れになり、ステップ432の「No
Trig(トリガなし)」に進むと、以後、自動キー
14が押された時点の状態にオフセット及び分解能がリ
セットされ(ステップ582)、FAILUREが主プ
ログラムに返される(ステップ584)。
【0041】「測定待機」ルーチンが時間切れにならな
ければ、「測定カウンタ」は0に設定され(ステップ4
34)、「測定カウンタ」が計数する測定値が20より
少なく、1秒かからない間にデータが集められるが、こ
れらの測定値のためのデータ収集に100ミリ秒かから
なければ、20より多い測定を行える(ステップ43
6)。この時間の間、測定が行われ(ステップ44
0)、「測定カウンタ」は各測定毎に増加される(ステ
ップ438)。
【0042】データ収集処理の間、マイクロプロセッサ
304は、20ビット・カウンタ回路312及び314
からのオーバーフロー1及びオーバーフロー2を監視す
る(ステップ446)。オーバーフロー信号を受け取る
と、マイクロプロセッサ304は、「new res」
を1増し分だけ減少させ(ステップ448)、オフセッ
トを0にリセットし(ステップ450)、分解能として
「new res」を使用し、1つの測定が行われてい
ると(ステップ452)、「max」及び「min」に
関する取り込まれた値は、「new res」値と合致
するように、10でわり算される(454)。この様
に、カウンタ回路312及び314がDAC318のレ
ンジから外れる数値を出力しているとしても、時間デー
タ収集が完了するまでに、測定される時間間隔がカウン
タ回路312及び314のレンジに収まるように分解能
が探し出される。次に、「測定待機」ルーチンに2回入
り、1回目(ステップ456)では割り込みされた測定
をクリアし、(A)を介した2回目(ステップ468)
では新しい設定で実際にデータを収集する。
【0043】データが収集される間(ステップ446−
B)、測定された最小「min」及び最大「max」の
測定された時間間隔の記録が残される(ステップ452
−482)。データ収集の終わりで(ステップ482−
C)、「min」及び「max」値間の差は、ソフトウ
ェアによる現在の設定でのDAC318のレンジである
値「80」と比較される(ステップ462)。80は、
1Divが10増し分である8Divであり、各増し分
はフロントパネル302の表示領域10のオフセット値
の最下位ビットに相当する。DAC318は、1Div
当たり30(256/8.5)出力ビットであるので、
オフセット値の各最下位ビットは、DACの3出力ビッ
トに相当する。分解能設定が10である1係数分だけ粗
くされる(ステップ464)毎に、記録「max」及び
「min」は、10でわり算され、新しい分解能設定に
大きさが合うように維持される。
【0044】分解能に関する必要な調整(ステップ46
4)後、「max」及び「min」値を使用して、「h
igh limit(上限値)」及び「low lim
it(下限値)」を決める(ステップ466)。これら
の限界値は、以下に説明する様に、最良のオフセット値
に近づけるために使用される。「low limit」
はMAXに設定され(ステップ466)、「「high
limit」はMINに設定される。最大測定値「m
in」が現在のDACのレンジの半分より小さければ、
MAXは0であり、そうでなければ、MAXは(最大測
定値「max」−現在のレンジの半分(40=80/
2))となる。(最小測定値「min」+現在のDAC
のレンジの半分)が最大可能オフセットより大きけれ
ば、MINは最大可能オフセットMAXNULLであ
り、そうでなければ、MINは(測定最小値「min」
+現在のレンジの半分)である。これにより、いずれの
極大の測定値も切りとられたりしないよう、オフセット
値がその可能な設定限界の範囲内に存在するように、オ
フセット値が位置決めされる。
【0045】ステップ466では、「min」及び「m
ax」値の平均値である「center(中心)」を求
め、「loop stat(ループ状態」」は、「ce
nter」が最大可能オフセットMAXNULLより大
きいときはLOOP-BUMPに、そうでなければ、L
OOP TRY CENTERに初期設定される。
(D)に続くステップ484では、「loop sta
t」が、LOOP DONEではない間は、ソフトウェ
ア・ルーチンは、LOOP TRY CENTER、L
OOP UNDER、LOOP OVER、LOOP B
UMP又はLOOPNO TRIGGERのうちの1つ
の状態である。
【0046】ループ状態がLOOP TRY CENT
ERであると仮定すると、(E)に続くステップ504
では、「テスト設定」ルーチンが選択される。「テスト
設定」は、NO TRIG(ステップ506)、NEI
THER(ステップ510)、BOTH(ステップ51
4)、UNDER(ステップ518)又はOVER(ス
テップ522)の1つを返す。これらのどれが「テスト
設定」により返されるかにより、「loop sta
t」は、夫々LOOP NO TRIGGER、LOOP
DONE、LOOP BUMP、LOOP UNDER
又はLOOP OVERに変えられる。
【0047】(I)に続く「テスト設定」ルーチンで
は、このルーチンには、3つの情報、即ちoffset
(オフセット)、resolution(分解能)及び
code(コード)が与えられる。このルーチン内の変
数であるoffsetは、オフセットのためのハードウ
エア設定として、どの値を使用するかを知らせる(ステ
ップ588)。同様に、resolutionは、ハー
ドウエアの分解能設定をどうように設定するかをこのル
ーチンに知らせる(ステップ588)。codeは、U
NDER、OVER又はBOTHの3つの値のうちの1
つを有することができる。BOTHは、時間切れまで、
又はアンダーレンジ及びオーバーレンジ信号の両方を受
け取るまで、測定を継続することを、このルーチンに知
らせる。UNDER又はOVERは、指定されたレンジ
外信号を受け取ったときのみ、測定を終了することを、
このルーチンに知らせる。
【0048】「測定待機」ルーチン(ステップ590)
が時間切れになると(ステップ592)、「NO TR
IG」が返され、上述した様に、ソフトウェア・ルーチ
ンが終了する。この「測定待機」ルーチン(ステップ5
90)は、図5内の「測定待機」ルーチン(ステップ4
56)に類似しており、実際にデータを収集するのでは
なく、ハードウエアをクリアする機能をする。このルー
チン内で次に続く「テスト設定」では、オーバーレンジ
及びアンダーレンジ信号を監視することで、必要な全て
の情報を供給できるので、カウンタ312及び314か
ら実際の時間を読み出す必要はない。
【0049】ハードウエアがクリアされた後、オーバー
レンジ及びアンダーレンジ状態ビットはクリアされ(ス
テップ594)、タイマが開始する。このタイマが30
0ミリ秒に達しない間に、カウンタ回路の状態が、オー
バーレンジ及びアンダーレンジ信号について監視される
(ステップ612)。オーバーレンジの指示を受け取ら
ず、アンダーレンジの指示を受け取り、codeはUN
DERであると、このとき、UNDERは614−ノ
ー、616−イエス、626を介して返される。オーバ
ーレンジの指示を受け取り、アンダーレンジの指示を受
け取らず、codeがOVERであると、OVERが6
14−イエス、616−ノー、620−イエス及び62
2介して返される。オーバーレンジ及びアンダーレンジ
信号の両方を受け取ると、BOTHが614−イエス、
616−イエス及び618を介して返される。レンジ外
信号の一方を受け取り、他方を受け取らず、codeが
BOTHであると、300ミリ秒のタイマが時間切れに
なる(ステップ596)。
【0050】300ミリ秒のタイマが時間切れになった
後(ステップ596)、オーバーレンジ及びアンダーレ
ンジ状態ビットの状態が調べられる。300ミリ秒は、
フロントパネル302のレンジ外指示器22の更新の間
の時間間隔が約250ミリ秒であるように、幾分長く選
択されていた。したがって、この時間間隔にオーバーレ
ンジ又はアンダーレンジのいずれも起きなければ、その
後に起こる可能性が高い。たとえ、幾つかのオーバーレ
ンジ又はアンダーレンジ信号が、この設定を使用して今
後時々発生しても、レンジ外指示器は多くても間欠的に
発光するだけで、連続的に発光しない。
【0051】オーバーレンジではなくアンダーレンジ指
示をこの時間間隔に受け取ると、UNDERが598−
ノー、608−イエス及び606を介して返される。逆
に、アンダーレンジではなくオーバーレンジ指示を受け
取ると、OVERが598−イエス、600−ノー及び
604を介して返される。両方の指示をほとんど最後の
カウンタ状態で受け取ると、BOTHが598−イエ
ス、600−イエス及び602を介して返される。どの
指示も受け取らなければ、NEITHERが598−ノ
ー、608−ノー及び610を介して返される。
【0052】図8に戻ると、この図内にいた最後の時点
では、「loop stat」が、LOOP TRY C
ENTERであり、488及び(I)を介して図11に
移った。「テスト設定」がOVERを返すと仮定する
と、「loop stat」が522及び524を介し
てLOOP OVERになる。図7をまた参照すると、
「loop stat」は、まだLOOP DONEでは
ない。
【0053】図10参照すると、「loop sta
t」がLOOP OVERの状態で、「low limi
t」、「new res」及びOVERのcodeは、
「テスト設定」に送られる。(I)を介して図11に移
り、このとき、タイマが時間切れになる前に、オーバー
レンジ及びアンダーレンジ指示が受け取られ、BOTH
は614−イエス、616−イエス及び618を介して
返されると仮定される。
【0054】図10をまた参照すると、BOTHを返す
ことにより「loop stat」がLOOP BUMP
(ステップ576)になる。このとき、図7を参照する
と、LOOP BUMPは、プログラムはステップ57
8に送られ、1設定だけ「new res」を減少さ
せ、「min」及び「max」の目盛りを対応させ、
「min」及び「max」の平均値である「cente
r」を計算し、「high limit」及び「low
limit」を計算し、「loop stat」をL
OOP TRY CENTERに戻す。
【0055】「loop stat」が、LOOP DO
NEでない間は、LOOP TRYCENTERは、
(E)にプログラムを返す。次に図8を参照すると、
「center」、「new res」及びBOTHを
使用して「テスト設定」が呼び出される。次に、(I)
を介して図11に移り、更に測定が新しく、粗い分解能
設定で行われる。
【0056】「テスト設定」から次に返されるのは、U
NDERであると仮定する。図7に戻ると、UNDER
を返した結果、「loop stat」は、LOOP U
NDERになり、(F)を介して図7から図9に移り、
(I)を介して図11に移り、「テスト設定」は、「c
enter」、「new res」及びUNDERを受
け取る。
【0057】次に「テスト設定」がNEITHERを返
すと仮定する。図9を参照すると、NEITHER(ス
テップ532)は、「low limit」及び「hi
ghlimit」の差を「5」と比較させる(ステップ
534)。コンピュータが、DACの出力増し分の3倍
の増し分で画面上の位置に追従することから、1Div
当たりのDACの増し分は30であり、「5」は1Di
vの半分を表す。この判断ブロックは限界値が1Div
の半分以内かどうかを調べる。すべての場合を仮定をす
るために、ステップ534でノーとすると、ステップ5
38の動作が行われ、即ち、「high limit」
は「center」に変えられ、新しい「high l
imit」及び「low limit」を平均化するこ
とにより「center」が求められ、「loop s
tat」はLOOP TRY CENTERに戻される。
【0058】「low limit」及び「high
limit」の差が5以下であると仮定すると、「ce
nter」が「low limit」に設定され、「l
oop stat」がLOOP DONEになり、図7の
ループ484に戻る。「loop stat」がLOO
P DONEに等しく、ステップ500及び終了(ステ
ップ502)の最後の作業により自動ソフトウェア・ル
ーチンに入る。最後の作業500は、オフセットを「c
enter」に設定し、分解能を「new res 」に
し、OKをプログラムに返す。
【0059】図12を参照すると、信号源700の出力
は、オシロスコープ800のチャンネルB、及び本発明
の時間間隔−電圧変換器300のチャンネルAに供給さ
れる。時間間−電圧変換器300の出力は、オシロスコ
ープ800のチャンネルAに供給されている。オシロス
コープ800の表示器810上で、時間間隔−電圧変換
器の出力端子、チャンネルAは、画面の上側に示され、
信号源は下側に示されている。例えば、本発明は信号と
同時に表示される信号の時間間隔の変化を連続的に実時
間で表示できる。
【0060】
【発明の効果】本発明の時間間隔−電圧変換器によれ
ば、時間間隔−電圧変換を迅速且つ連続的に行うことが
でき、時間間隔の測定値を適切なオフセット及び分解能
でオシロスコープの画面上に表現することができるの
で、タイミング変化を容易に観察できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の時間間隔−電圧変換器を示すブロッ
ク図である。
【図2】 図1の時間間隔−電圧変換器のフロントパネ
ルを示す正面図である。
【図3】 図1の時間間隔−電圧変換器の校正信号を示
す波形図である。
【図4】 図3の校正信号をオシロスコープに表示した
状態を示す表示波形図である。
【図5】 自動キーにより呼び出されるソフトウェア・
ルーチンを示す論理流れ図である。
【図6】 自動キーにより呼び出されるソフトウェア・
ルーチンを示す論理流れ図である。
【図7】 自動キーにより呼び出されるソフトウェア・
ルーチンを示す論理流れ図である。
【図8】 自動キーにより呼び出されるソフトウェア・
ルーチンを示す論理流れ図である。
【図9】 自動キーにより呼び出されるソフトウェア・
ルーチンを示す論理流れ図である。
【図10】 自動キーにより呼び出されるソフトウェア
・ルーチンを示す論理流れ図である。
【図11】 自動キーにより呼び出されるソフトウェア
・ルーチンを示す論理流れ図である。
【図12】 図1の時間間隔−電圧変換器と信号源及び
オシロスコープとの接続を示す図である。
【符号の説明】
304 制御手段 312、314 計数手段 318 デジタル・アナログ変換手段 322〜334、320 クロック発生手段 336 オフセット値供給手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G04F 10/10 9109−2F (72)発明者 マイケル・エイ・グーランド アメリカ合衆国ワシントン州98685 バン クーバ ノースウエスト ワンハンドレッ ドアンドサーティーセカンド・ストリート 210

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定の時間間隔を電圧に変換する時間間
    隔−電圧変換器であって、 複数の周期のうちの1つの周期のクロック信号を選択的
    に発生可能なクロック発生手段と、 オフセット値を供給するオフセット値供給手段と、 該オフセット値供給手段からの上記オフセット値が設定
    されると共に、上記特定の時間間隔の間に発生する上記
    クロック信号を計数する計数手段と、 該計数手段の計数結果が所定範囲に収まるように上記ク
    ロック発生手段及び上記オフセット値供給手段を制御す
    る制御手段と、 上記所定範囲に対応するレンジを有し、上記計数結果を
    アナログ電圧に変換するデジタル・アナログ変換器とを
    具えることを特徴とする時間間隔−電圧変換器。
JP3224685A 1990-08-09 1991-08-09 時間間隔−電圧変換器 Expired - Lifetime JPH0723898B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US564512 1990-08-09
US07/564,512 US5122996A (en) 1990-08-09 1990-08-09 Real-time, uninterrupted time-interval to voltage converter

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0618563A true JPH0618563A (ja) 1994-01-25
JPH0723898B2 JPH0723898B2 (ja) 1995-03-15

Family

ID=24254777

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JP3224685A Expired - Lifetime JPH0723898B2 (ja) 1990-08-09 1991-08-09 時間間隔−電圧変換器

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