JP3080393U - カップ状容器の漏洩検査装置 - Google Patents

カップ状容器の漏洩検査装置

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JP3080393U
JP3080393U JP2001001437U JP2001001437U JP3080393U JP 3080393 U JP3080393 U JP 3080393U JP 2001001437 U JP2001001437 U JP 2001001437U JP 2001001437 U JP2001001437 U JP 2001001437U JP 3080393 U JP3080393 U JP 3080393U
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JP
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container
chamber
guide column
flange
atmosphere
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Application number
JP2001001437U
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English (en)
Inventor
敏男 片山
Original Assignee
有限会社第一技研
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フランジ付容器A内を大気に開放させた状態
で容器を覆う密閉チャンバー内空間を真空又は減圧する
ことによって検査時間を短縮し、更に容器の弱い部分の
膨張変形を抑制して容器に永久歪みを残さない検査装置
を提供する。 【手段】 回転台1周辺に等角度間隔で容器載置台3付
ガイド支柱2を立設し上端面15に容器の上面フランジ
Fを掛止して容器を収容しガイド支柱に案内されて昇降
する有底円筒チャンバー14と容器フランジをチャンバ
ーの上方に設けた押えパッド21との間に押圧し、容器
内を大気に開放した状態でチャンバー内を脱気減圧し所
定時間後の圧力変化を検知して良否判定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
この考案は上面にフランジが設けられたカップ状容器の漏れ検査装置に関する 。
【0002】
【従来の技術】
この種の容器の漏洩検査は、回転台上に配置された被検容器の開口都を密閉し て所定の圧力空気を封入し、一定時問後の容器内圧力の減少度を測って不良品と 合格品を判別している。この従来方式は、破れなどの大きな漏れには有効である が、容器構成材接合都の接着不良などによる微小な漏れ検査には極めて長時間を 要し、非能率的であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は開口面に扁平又はカールフランジを有するカップ状容器の漏洩検査に おいて、容器内に圧縮空気を封入する方法を廃し、容器内を大気に開放させた状 態で容器を覆う密閉チャンバー内の僅かな空間を真空又は減圧することによって 、検査時間を短縮すると共に容器の弱い部分の膨張変形を抑制して容器に永久歪 みを残さない検査装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本案検査装置は、回転台周辺に等角度間隔で立設させた載置台付ガイド支柱と 前記載置台を囲繞して前記ガイド支柱に案内されて昇降し、上端面に容器の上面 フランジを掛止して収容する有底円筒チャンバーと該チャンバーの上方に前記容 器のフランジを押圧する押えパッドを設け,容器内を大気に開放した状態で前記 チャンバー内をガイド支柱に貫設した通気孔を介して脱気減圧し所定時間後の真 空度低下を検知して漏れを判定する装置である。 また、容器載置台上面に糸底空間に出没可能な底部保形子を設けてチャンバー の最上位置において該保形子を容器底部に当接させることによって糸底や底部の 強度が弱い容器が変形するのを防止するものである。
【0005】
【考案の実施の形態】
図において1は図示しない中央固定軸に軸支された回転台、2は回転台の周辺 部に等角度間隔で立設されたガイド支柱であって、頭部に被検査容器Aの載置台 3が固定されている。4は載置台外周部の一部に立設した容器位置規制用の弧状 壁である。ガイド支柱2の軸心には載置台上に開口し真空源12に接続する通気 口5が貫設されている。6はガイド支柱の側部に設けた接続ポート、7は通気管 、8は判定信号を出力する真空センサ、9は電磁的又は機械的開閉弁、10は分 配ヘッドであってプレート24上に中央固定軸と軸心を共通にして設けられてい る。11はロータリージョイント、13は大気開放弁である。
【0006】 14は載置台を囲繞する内径を有する有底円筒チャンバであって、上端内周部 に環状シールラバー15が設けられると共に底部中央に貫設した挿通孔16にガ イド支柱2が挿通されている。17は、チャンバ底面に嵌着されたシールリング であり、載置台底面に接する。18はリニアボールベアリングである。チャンバ は、シリンダ19の昇降ロッド20に連結され、ガイド支柱に案内されて昇降す る。
【0007】 21は容器の開口面フランジFに圧接する押えパッドであってスプリング22 を介してプレート24から垂下させた保持軸23に嵌合支持されている。21A は容器内を大気に連通開放する通気口、25は支柱である。
【0008】 30は、載置台上面のシールリング内に形成された凹部、31は凹部底面に穿 設した貫通孔である。32は凹部に嵌入された保形子であってその上面は載置台 上面と同レベルにされている。33は裏面に突設した突上げピンであり、貫通孔 31に嵌入されて先端を下向きに突出させている。 5Aはガイド支柱の通気孔5と連絡する通気孔である。 保形子32はチャンバー内が減圧されたとき容器の底部が膨出するのを防止す るためのものであるから容器底部が丈夫で変形するおそれがない場合は図5のご とく不要である。
【0009】 チャンバ14は、下降位置ではその上端面が載置台上面と同一レベルにあって 供給される被検容器を受入て収容し、回転台の回転によって所定位置に来ると上 昇して容器のフランジFをシールラバー15と押えパッド21間に挟んで圧接す ると共にチャンバー底部が保形子のピン33の先端に当接して保形子32を糸底 空間に挿入する。 その後、大気開放弁13が閉止されると共に開閉弁9が開いてチャンバー内即 ち容器の外周空間が脱気される。 所定時間(所定角度回転)後、開閉弁9が閉じてチャンバー内の真空度がセン サ8によって測定され、検査終了位置までの間の真空度低下を検知して漏れが判 定され、容器取出し位置において良品と不良品が選別される。
【0010】
【考案の効果】
本案装置によれば、チャンバー内に於いて容器外周を負圧にして検査を行うの で正圧検査のように容器内圧力安定時間を必要とせず、高速判定が可能になる。 また薄肉容器の場合も載置台に設けた保形子によって底面膨出が抑止されるので 、検査による変形を生じないと共に保形子によって糸底空間容積が減少するので 更に検査時間が短縮される効果もある。脱気容積が小さいことは真空ポンプその 他の配管系も小容量で済むから経済的であり装置のコストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 容器挿入時の本案装置の要都断面図
【図2】 チャンバー部の拡大断面図
【図3】 同上平面図
【図4】 検査状態の同上断面図
【図5】 保形子を設けないチャンバー部の拡大断面図
【符号の説明】
1 回転台 2 ガイド支柱 3 載置台 4 弧状壁 5 通気孔 6 接続ポート 7 通気管 8 真空センサ 9 電磁開閉弁 10 分配ヘッド 11 タリージョイント 12 真空源 13 開放弁 14 チャンバー 15 シールラバー 16 挿通孔 17 シールリング 18 リニアボールベアリング 19 エアシリンダ 20 昇降ロッド 21 押えパッド 22 スプリング 23 保持軸 24 プレート 25 支柱 30 凹部 31 貫通孔 32 保形子 33 突上げピン 35 容器滑走板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転台周辺に等角度間隔で立設させた容
    器載置台付ガイド支柱と上端面に容器の上面フランジを
    掛止して該容器を収容し前記ガイド支柱に案内されて昇
    降する有底円筒チャンバーと前記容器のフランジを前記
    チャンバーの上方に設けた押えパッドとの間に押圧し前
    記容器内を大気に開放した状態で前記チャンバー内を前
    記ガイド支柱に貫設した通気孔を介して脱気減圧し所定
    時間後の圧力変化を検知して良否判定することを特徴と
    する容器の漏洩検査装置。
  2. 【請求項2】 容器載置台上面に糸底空間に出没可能な
    底部保形子が設けられ、チャンバーの最上位置において
    該保形子が容器底部に当接する請求項1記載の装置。
JP2001001437U 2001-03-19 2001-03-19 カップ状容器の漏洩検査装置 Expired - Lifetime JP3080393U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015194406A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 東洋製罐グループホールディングス株式会社 欠陥検査装置及び欠陥検査方法

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