JP3080381U - パット入り関節当て具 - Google Patents

パット入り関節当て具

Info

Publication number
JP3080381U
JP3080381U JP2001001417U JP2001001417U JP3080381U JP 3080381 U JP3080381 U JP 3080381U JP 2001001417 U JP2001001417 U JP 2001001417U JP 2001001417 U JP2001001417 U JP 2001001417U JP 3080381 U JP3080381 U JP 3080381U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pad
joint
knee
padded
pad portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001001417U
Other languages
English (en)
Inventor
秋男 大木
Original Assignee
大木産業有限会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 大木産業有限会社 filed Critical 大木産業有限会社
Priority to JP2001001417U priority Critical patent/JP3080381U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3080381U publication Critical patent/JP3080381U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 関節の曲げを容易にし、またこれに加えて関
節部分に適度な温熱を加えられるようにしたパット入り
膝関節当て具を提供する。 【解決手段】 膝の正面関節部分を覆うパット入り関節
当て具100であって、パット10は、上パット部11
と下パット部12とを上下に分離して配置して成ると共
に、上パット部11と下パット部12との隙間40が左
右方向に形成されている。膝の関節を伸ばした状態では
隙間40は比較的狭いが、関節を曲げると膝頭によって
隙間40が押し広げられるので、関節を容易に曲げるこ
とが可能となる。また、パット10の裏面に遠赤外線発
生素材層を張り合わせることで、遠赤外線が膝に当てら
れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、膝又は肘の関節障害の治療補助のために膝又は肘の関節部分に当て られるパット入り関節当て具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、伸縮自在な繊維素材を用い、筒形の形状を呈したサポーターが周知であ る。また、膝頭部分を保護するためのパットを有する各種の膝用サポーターが提 案されている。この種の膝用サポーターの先行技術としては、実開平7−310 15号、登録実用新案第3059182号、特開平8−66418号等がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本願考案者は、膝や肘の関節障害の治療補助又は、予防のための、パット入り の膝関節当て具について鋭意検討したところ、次の課題を見出した。
【0004】 第1に、パットは関節部分を外部の衝撃から保護するためのものであるが、膝 又は肘の関節部分をパット入り膝関節当て具で覆った場合、パットが多少の伸縮 性を持ったものであっても関節を曲げにくい。
【0005】 第2に、膝又は肘の関節障害の中で、適度な温熱を加えることにより治療効果 が上がるものが多いが、従来のパット入り膝関節当て具では提案されていない。
【0006】 そこで、本考案の目的とするところは、関節の曲げを容易にし、またこれに加 えて関節部分に適度な温熱を加えられるようにしたパット入り膝関節当て具を提 供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1のパット入り関節当て具は、伸縮性を有するカバーに包み込まれたパ ットを有し、膝又は肘の正面関節部分を覆うパット入り関節当て具であって、 前記パットは、上パット部と下パット部とを上下に分離して配置して成ると共 に、上パット部と下パット部との隙間が左右方向に形成されたことを特徴とする ものである。
【0008】 かかる構成によれば、膝又は肘の関節を伸ばした状態では上パット部と下パッ ト部との隙間は比較的狭いが、関節を曲げると膝頭又は肘頭によって上パット部 と下パット部との隙間が押し広げられるので、関節を容易に曲げることが可能と なる。
【0009】 請求項2のパット入り関節当て具は、上記構成に加えて、前記上パット部及び 前記下パット部の裏面に張り合わされ、前記伸縮性を有するカバーに包み込まれ た遠赤外線発生素材層を有することを特徴とする。
【0010】 かかる構成によれば、遠赤外線発生素材層が裏側のカバーを介して関節部分に 当てられるので、この関節部分に遠赤外線発生素材層から発生する遠赤外線が当 てられ、温熱効果により血行の促進、疾患症状の緩和等の治療効果が期待できる 。
【0011】 請求項3のパット入り関節当て具は、前記遠赤外線発生素材層はトルマリンの 微粉末を含む繊維層から成ることを特徴とする。かかる構成によれば、関節部分 から伝達される体熱や、関節部分の皮膚とトルマリンの微粉末を含む繊維層との 摩擦によって、遠赤外線が放射される。
【0012】 請求項4のパット入り関節当て具は、前記パットは周縁部に比して中央部の厚 みが大なることを特徴とする。かかる構成によれば、パットの中央部は膝頭又は 肘頭に当てられるので、これらの部分を集中的に保護することが可能になる。
【0013】
【考案の実施の形態】 次に、本考案の実施の形態に係るパット入り関節当て具について、図面を参照 しながら説明する。図1はパット入り膝関節当て具の正面図、図2は図1におけ るX−X線断面図、図3は図1におけるY−Y線断面図である。なお、図1にお いて、Y−Y線の延びた方向は膝関節の上下方向、X−X線の延びた方向は膝関 節の左右方向に対応している。
【0014】 パット10は、上パット部11と下パット部12とを上下に分離して配置する ことにより構成されている。上パット部11と下パット部12は平面的には共に 半楕円形の形状を呈しているが、例えば円形状の形状としてもよい。
【0015】 また、その断面は裏側に凹部を有しており、流線型の形状を呈しているので膝 関節部分へのフィット感が高まる。上パット部11と下パット部12は緩衝材( 例えば、ポリエステル)を成形したものである。そして、上パット部11と下パ ット部12との間には隙間40が左右方向に形成されている。
【0016】 また、上パット部11、下パット部12は周縁部よりもパット10の中央部に 相当する部分の方が厚くなっている。パット10の中央部は膝頭に当てられるの で、この部分を厚くすれば保護効果が高まる。図4に、上パット部11の断面構 造の一例を示す。上パット部11はその途中まで折り返しされた第1のパット片 110と、このパット片110を包む第2のパット片112から構成されている 。第1のパット片110の折り返し部分の空隙111には綿のような緩衝材を充 填するとよい。こうして、上パット部11は周縁部よりもパット10の中央部に 相当する部分の方が厚く形成される。下パット部12についても同様である。
【0017】 また、上パット部11と下パット部12の裏面には、遠赤外線発生素材層50 として、トルマリンの微粉末を含む繊維層を接着剤等で張り合わせている。この トルマリンの微粉末を含む繊維層は軽量で、しかも繊維の密度を粗く形成するこ とができるので、膝関節を曲げる際にほとんど妨げとならない。
【0018】 上パット部11、下パット部12、及び遠赤外線発生素材層50は、伸縮性を 有した布地から成る表カバー20及び裏カバー21によって包み込まれている。 そして、上パット部11及び下パット部12の周縁は表カバー20及び裏カバー 21の周縁に対して重ね合わされると共に、比較的硬い布地から成る輪状の縁止 め30に挟まれた状態で縫着されている。
【0019】 次に、上述した構成のパット入り関節当て具の使用例について図面を参照しな がら説明する。図5、図6はパット入り関節当て具を膝に装着した状態を示す図 である。
【0020】 図5に示すように、パット入り関節当て具100は膝の正面間接部分に当てら れ、円筒形のサポーター200を装着することによって固定される。膝を伸ばし た状態では、上パット部11と下パット部12の隙間40は比較的狭くなってい る。そして、図6に示すように、膝を曲げると、膝頭によって、この隙間40が 押し広げられるので、関節を容易に曲げることができる。
【0021】 本実施形態では膝用のパット入り関節当て具について説明したが、肘用のパッ ト入り関節当て具についても、肘関節に合わせてパット等のサイズを変更するこ とにより全く同様に構成することができる。
【0022】
【考案の効果】
本考案のパット入り関節当て具によれば、関節部分を伸ばした状態では上パッ ト部と下パット部との隙間は比較的狭いが、関節を曲げると膝頭又は肘頭によっ て上パット部と下パット部との隙間が押し広げられるので、関節を容易に曲げる ことが可能となる。
【0023】 また、遠赤外線発生素材層が裏側のカバーを介して関節部分に当てられるので 、この部分に遠赤外線が照射され、温熱効果により血行の促進、疾患症状の緩和 等の治療効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態に係るパット入り関節当て具
を示す正面図である。
【図2】図1におけるX−X線断面図である。
【図3】図1におけるY−Y線断面図である。
【図4】上パット部11の断面図である。
【図5】本考案の実施形態に係るパット入り関節当て具
を膝に装着した状態を示す図である。
【図6】本考案の実施形態に係るパット入り関節当て具
を膝に装着した状態を示す図である。
【符号の説明】
10 パット 11 上パット部 12 下パット部 20 表カバー 21 裏カバー 30 縁止め 40 隙間 50 遠赤外線発生素材層 100 パット入り関節当て具 110 第1のパット片 111 空隙 112 第2のパット片 200 サポーター

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸縮性を有するカバーに包み込まれたパ
    ットを有し、膝又は肘の関節部分を覆うパット入り関節
    当て具であって、 前記パットは、上パット部と下パット部とを上下に分離
    して配置して成ると共に、上パット部と下パット部との
    隙間が左右方向に形成されたことを特徴とするパット入
    り関節当て具。
  2. 【請求項2】 前記上パット部及び前記下パット部の裏
    面に張り合わされ、前記伸縮性を有するカバーに包み込
    まれた遠赤外線発生素材層を有することを特徴とする請
    求項1に記載のパット入り関節当て具。
  3. 【請求項3】 前記遠赤外線発生素材層はトルマリンの
    微粉末を含む繊維層から成ることを特徴とする請求項2
    に記載のパット入り膝関節当て具。
  4. 【請求項4】 前記パットは、周縁部に比して中央部の
    厚みが大なることを特徴とする請求項1に記載のパット
    入り関節当て具。
  5. 【請求項5】 伸縮性を有するカバーに包み込まれたパ
    ットを有し、膝又は肘の関節部分を覆うパット入り関節
    当て具であって、 上下対称に分離され、左右方向に隙間が形成されるよう
    に配置された一対の上パット部と下パット部と、前記上
    パット部及び前記下パット部の裏面に張り合わされた、
    トルマリンの微粉末を含む繊維層とが設けられ、上パッ
    ト部及び下パット部の周縁が前記カバーの周縁に対して
    縫着されたことを特徴とするパット入り関節当て具。
JP2001001417U 2001-03-16 2001-03-16 パット入り関節当て具 Expired - Fee Related JP3080381U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001001417U JP3080381U (ja) 2001-03-16 2001-03-16 パット入り関節当て具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001001417U JP3080381U (ja) 2001-03-16 2001-03-16 パット入り関節当て具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3080381U true JP3080381U (ja) 2001-09-21

Family

ID=43213211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001001417U Expired - Fee Related JP3080381U (ja) 2001-03-16 2001-03-16 パット入り関節当て具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3080381U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010137288A (ja) * 2008-12-09 2010-06-24 Tokai Rubber Ind Ltd 連結部の被覆材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010137288A (ja) * 2008-12-09 2010-06-24 Tokai Rubber Ind Ltd 連結部の被覆材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4625188B2 (ja) エネルギー吸収保護部材
US8602962B2 (en) Acupressure magnetic therapy glove
US20120004586A1 (en) Elbow Brace
US11259947B2 (en) Ankle brace devices, systems and methods
KR102020013B1 (ko) 스포츠 의류
KR101436069B1 (ko) 고관절 보호대
JP3080381U (ja) パット入り関節当て具
JPH08508187A (ja) 弾性ひざ関節バンド
CN213285305U (zh) 一种医用膝部敷药带
KR101467143B1 (ko) 지지밴드가 구비된 기능성 의복
JP2006141668A (ja) 筋膜の活性化機能を有するサポータ
JP2007162192A (ja) 身体に装着されるサポーター
KR200296819Y1 (ko) 무릎관절 보호밴드
CN219125461U (zh) 一种多功能运动保健护膝
JPH0532113Y2 (ja)
CN220546469U (zh) 可穿戴按摩仪
CN214180910U (zh) 一种下肢功能位简易护理垫
JPH08317947A (ja) 腰用サポータ
JP2019111178A (ja) 姿勢矯正ベルト
CN215739864U (zh) 一种新型护眼保健蒸汽眼罩
JP7418720B2 (ja) 肘用サポータ
JPS63161963A (ja) 肩関節用バンデージ
KR200159563Y1 (ko) 관절보호대
JPH0928724A (ja) 膝用サポーター
JP3015140U (ja) 膝保護サポーター

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees