JP3080316B2 - 透明性耐熱樹脂 - Google Patents
透明性耐熱樹脂Info
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- JP3080316B2 JP3080316B2 JP02134133A JP13413390A JP3080316B2 JP 3080316 B2 JP3080316 B2 JP 3080316B2 JP 02134133 A JP02134133 A JP 02134133A JP 13413390 A JP13413390 A JP 13413390A JP 3080316 B2 JP3080316 B2 JP 3080316B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は透明性耐熱樹脂に関するものである。本発明
による樹脂は透明性および耐熱性に優れ、成形品、シー
ト、フィルム等の広範な分野に利用できる。
による樹脂は透明性および耐熱性に優れ、成形品、シー
ト、フィルム等の広範な分野に利用できる。
(従来の技術) 従来透明性の樹脂としてはメタクリル酸メチルを主成
分とするメタクリル系樹脂が知られており広範囲な用途
に用いられている。しかしながら、メタクリル系樹脂
は、熱変形温度が低いため、用途に制限を受けている。
分とするメタクリル系樹脂が知られており広範囲な用途
に用いられている。しかしながら、メタクリル系樹脂
は、熱変形温度が低いため、用途に制限を受けている。
マレイミド系共重合体は、高い耐熱性を有するため種
々の検討がなされている。例えば、上記メタクリル酸メ
チルにN−芳香族置換マレイミドを共重合する方法が、
特公昭第43−9753号公報、特開昭第61−141715号公報、
特開昭第61−171708号公報および特開昭第62−109811号
公報に、スチレン系樹脂にN−芳香族置換マレイミドを
共重合する方法が、特開昭第47−6891号公報、特開昭第
61−76512号公報および特開昭第61−276807号公報に知
られている。しかし、これらの方法で得られる樹脂はN
−芳香族置換マレイミド含量が増すほど耐熱性は良好と
なるが、脆い、加工性が悪い、着色する等の問題があ
る。
々の検討がなされている。例えば、上記メタクリル酸メ
チルにN−芳香族置換マレイミドを共重合する方法が、
特公昭第43−9753号公報、特開昭第61−141715号公報、
特開昭第61−171708号公報および特開昭第62−109811号
公報に、スチレン系樹脂にN−芳香族置換マレイミドを
共重合する方法が、特開昭第47−6891号公報、特開昭第
61−76512号公報および特開昭第61−276807号公報に知
られている。しかし、これらの方法で得られる樹脂はN
−芳香族置換マレイミド含量が増すほど耐熱性は良好と
なるが、脆い、加工性が悪い、着色する等の問題があ
る。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は、透明性、耐熱性および機械的強度に
優れた樹脂を提供することにある。
優れた樹脂を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明者らはこの問題に鑑み、鋭意検討した結果、主
鎖中に構成成分(I)と構成成分(II)を含有する透明
性耐熱樹脂であり、特に、構成成分(I)がポリマー全
体の50〜98モル%、構成成分(II)がポリマー全体の50
〜2モル%であり、ポリスチレン換算の重量平均分子量
が1×103以上5×106以下であることを特徴とする透明
性耐熱樹脂が上記の目的を満たすことを見い出し本発明
を完成するに至った。
鎖中に構成成分(I)と構成成分(II)を含有する透明
性耐熱樹脂であり、特に、構成成分(I)がポリマー全
体の50〜98モル%、構成成分(II)がポリマー全体の50
〜2モル%であり、ポリスチレン換算の重量平均分子量
が1×103以上5×106以下であることを特徴とする透明
性耐熱樹脂が上記の目的を満たすことを見い出し本発明
を完成するに至った。
構成成分(I)を与える化合物は、N−メチルマレイ
ミドであり、N−アルキル置換基が長鎖になると耐熱性
が低下する傾向にある。
ミドであり、N−アルキル置換基が長鎖になると耐熱性
が低下する傾向にある。
構成成分(I)の含有量は、ポリマー全体の50〜98モ
ル%、好ましくは、50〜90モル%、さらに好ましくは50
〜85モル%である。また、構成成分(I)が98%モル%
を越えると生成するポリマーは脆くなり好ましくない。
ル%、好ましくは、50〜90モル%、さらに好ましくは50
〜85モル%である。また、構成成分(I)が98%モル%
を越えると生成するポリマーは脆くなり好ましくない。
構成成分(II)を与える化合物は、イソブテンであ
り、その含有量はポリマー全体の2〜50モル%、好まし
くは10〜50モル%、さらに好ましく15〜50モル%であ
る。
り、その含有量はポリマー全体の2〜50モル%、好まし
くは10〜50モル%、さらに好ましく15〜50モル%であ
る。
また、必要ならば本発明の目的を損なわない範囲で、
他のビニル系モノマーを共重合させることができる。他
のビニル系モノマーとしては、スチレン、α−メチルス
チレン、ビニルトルエン、1,3−ブタジエン、イソプレ
ンおよびこれらのハロゲン置換誘導体、酢酸ビニル、安
息香酸ビニル等のビニルエステル類、メチルビニルエー
テル、エチルビニルエーテル、プロピルビニルエーテ
ル、ブチルビニルエーテル等のビニルエーテル類、塩化
ビニル、塩化ビニリデン、無水マレイン酸、N−フェニ
ルマレイミド、N−カルボキシフェニルマレイミド、ア
クリロニトリル、エチレン、プロピレン、1−ブテン、
2−ブテン、および1−ヘキセンより選ばれる一種類以
上の化合物が挙げられる。
他のビニル系モノマーを共重合させることができる。他
のビニル系モノマーとしては、スチレン、α−メチルス
チレン、ビニルトルエン、1,3−ブタジエン、イソプレ
ンおよびこれらのハロゲン置換誘導体、酢酸ビニル、安
息香酸ビニル等のビニルエステル類、メチルビニルエー
テル、エチルビニルエーテル、プロピルビニルエーテ
ル、ブチルビニルエーテル等のビニルエーテル類、塩化
ビニル、塩化ビニリデン、無水マレイン酸、N−フェニ
ルマレイミド、N−カルボキシフェニルマレイミド、ア
クリロニトリル、エチレン、プロピレン、1−ブテン、
2−ブテン、および1−ヘキセンより選ばれる一種類以
上の化合物が挙げられる。
これらモノマーの重合は公知の重合法、例えば塊状重
合法、溶液重合法、懸濁重合法および乳化重合法のいず
れでも採用可能であるが、溶液重合法が特に好ましい。
合法、溶液重合法、懸濁重合法および乳化重合法のいず
れでも採用可能であるが、溶液重合法が特に好ましい。
重合開始剤としては、ベンゾイルパーオキサイド、ラ
ウリルパーオキサイド、オクタノイルパーオキサイド、
アセチルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイ
ド、t−ブチルクミルパーオキサイド、ジクミルパーオ
キサイド、t−ブチルパーオキシアセテート、t−ブチ
ルパーオキシベンゾエート等の有機過酸化物、または、
2,2′−アゾビス−(2,4−ジメチルバレロニトリル)、
2,2′−アゾビス−(2−ブチロニトリル)、2,2′−ア
ゾビスイソブチロニトリル、ジメチル−2,2′−アゾビ
スイソブチレート、1,1′−アゾビス−(シクロヘキサ
ン−1−カルボニトリル)等のアゾ系開始剤が挙げられ
る。
ウリルパーオキサイド、オクタノイルパーオキサイド、
アセチルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイ
ド、t−ブチルクミルパーオキサイド、ジクミルパーオ
キサイド、t−ブチルパーオキシアセテート、t−ブチ
ルパーオキシベンゾエート等の有機過酸化物、または、
2,2′−アゾビス−(2,4−ジメチルバレロニトリル)、
2,2′−アゾビス−(2−ブチロニトリル)、2,2′−ア
ゾビスイソブチロニトリル、ジメチル−2,2′−アゾビ
スイソブチレート、1,1′−アゾビス−(シクロヘキサ
ン−1−カルボニトリル)等のアゾ系開始剤が挙げられ
る。
溶液重合法において使用可能な溶媒としては、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、シクロヘキ
サン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、アセトン、メ
チルエチルケトン、ジメチルホルムアミド、イソプロピ
ルアルコール、ブチルアルコール等が挙げられる。
ン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、シクロヘキ
サン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、アセトン、メ
チルエチルケトン、ジメチルホルムアミド、イソプロピ
ルアルコール、ブチルアルコール等が挙げられる。
重合温度は開始剤の分解温度に応じて適宜設定するこ
とができるが、一般的には40℃〜150℃の範囲で行うこ
とが好ましい。
とができるが、一般的には40℃〜150℃の範囲で行うこ
とが好ましい。
ここで、生成する樹脂の重量平均分子量(Mw)は、ゲ
ルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により
求めることができる。本発明の樹脂の分子量はポリスチ
レン換算で1×103以上5×106以下、特に、1×104以
上5×105以下のものが好ましい。分子量が5×106を越
える場合には成形性が悪くなり、1×103未満の場合に
は、得られる樹脂が脆い等の問題が生ずる。
ルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により
求めることができる。本発明の樹脂の分子量はポリスチ
レン換算で1×103以上5×106以下、特に、1×104以
上5×105以下のものが好ましい。分子量が5×106を越
える場合には成形性が悪くなり、1×103未満の場合に
は、得られる樹脂が脆い等の問題が生ずる。
なお、本発明において得られる樹脂には必要に応じて
ヒンダードフェノール、有機リン酸エステルのような熱
安定剤、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、ヒンダー
ドアミン系紫外線安定剤、各種潤滑剤、各種フィラー等
を添加してもよい。
ヒンダードフェノール、有機リン酸エステルのような熱
安定剤、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、ヒンダー
ドアミン系紫外線安定剤、各種潤滑剤、各種フィラー等
を添加してもよい。
(発明の効果) 本発明による樹脂は透明性および耐熱性に優れ、成形
品、シート、フィルム等の広範な分野に有用である。
品、シート、フィルム等の広範な分野に有用である。
(実施例) 以下本発明を実施例により説明するが、本発明は実施
例に限定されるものではない。
例に限定されるものではない。
生成したポリマーのガラス転移温度(Tg)は、(株)
セイコー電子製DSC200を用いて、窒素中、10℃/min.の
昇温速度で測定した。
セイコー電子製DSC200を用いて、窒素中、10℃/min.の
昇温速度で測定した。
生成したポリマーの分解温度(Td)は、(株)セイコ
ー電子製TG/DTA200を用いて、窒素中、40℃/min.の昇温
速度で測定した。
ー電子製TG/DTA200を用いて、窒素中、40℃/min.の昇温
速度で測定した。
生成したポリマーの分子量は、ゲルパーミエーション
クロマトグラフィー(GPC)東ソー(株)製HLC−802Aを
用いてポリスチレン換算により求めた。
クロマトグラフィー(GPC)東ソー(株)製HLC−802Aを
用いてポリスチレン換算により求めた。
実施例1 撹拌機、窒素導入管、温度計および脱気管の付いた1
オートクレーブにN−メチルマレイミド55.6g(0.5モ
ル)、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)0.8
g(5.0×10-3モル)およびジオキサン800mlを仕込み、
窒素で数回パージした後、イソブテン56.1g(1.0モル)
を仕込み、60℃で10時間反応を行った。
オートクレーブにN−メチルマレイミド55.6g(0.5モ
ル)、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)0.8
g(5.0×10-3モル)およびジオキサン800mlを仕込み、
窒素で数回パージした後、イソブテン56.1g(1.0モル)
を仕込み、60℃で10時間反応を行った。
反応内容物をエタノールに注ぎ、ポリマーを析出させ
た。得られたポリマーをジオキサン−エタノールで再沈
澱精製した後、減圧下60℃で24時間乾燥した。収量は8
0.5gであった。
た。得られたポリマーをジオキサン−エタノールで再沈
澱精製した後、減圧下60℃で24時間乾燥した。収量は8
0.5gであった。
得られたポリマーの元素分析結果(C;64.7wt%、H;7.
8wt%、N;8.4wt%)より、生成ポリマー中のマレイミド
単位は50モル%であった。得られたポリマーは重量平均
分子量(Mw)16.3×104、Tg=152℃、Td=397℃であっ
た。得られたポリマーを200℃,5Kg/cm2でプレスするこ
とにより厚さ1mmのシートを得た。このシートは無色透
明であり、着色は認められなかった。
8wt%、N;8.4wt%)より、生成ポリマー中のマレイミド
単位は50モル%であった。得られたポリマーは重量平均
分子量(Mw)16.3×104、Tg=152℃、Td=397℃であっ
た。得られたポリマーを200℃,5Kg/cm2でプレスするこ
とにより厚さ1mmのシートを得た。このシートは無色透
明であり、着色は認められなかった。
実施例2 実施例1に記載の反応装置にN−メチルマレイミド5
5.6g(0.5モル)、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル
(AIBN)0.8g(5.0×10-3モル)およびジオキサン800ml
を仕込み、窒素で数回バージした後、イソブテン28.1g
(0.5モル)を仕込み、60℃で8時間反応を行った。
5.6g(0.5モル)、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル
(AIBN)0.8g(5.0×10-3モル)およびジオキサン800ml
を仕込み、窒素で数回バージした後、イソブテン28.1g
(0.5モル)を仕込み、60℃で8時間反応を行った。
反応内容物をエタノールに注ぎ、ポリマーを析出させ
た。得られたポリマーをジオキサン−エタノール で再沈澱精製した後、減圧下60℃で24時間乾燥した。収
量は70.5gであった。
た。得られたポリマーをジオキサン−エタノール で再沈澱精製した後、減圧下60℃で24時間乾燥した。収
量は70.5gであった。
得られたポリマーの元素分析結果(C;62.8wt%、H;7.
2wt%、N;9.1wt%)より、生成ポリマー中のマレイミド
単位は58モル%であった。得られたポリマーは重量平均
分子量(Mw)12.2×104、Tg=161℃、Td=401℃であっ
た。得られたポリマーを200℃,5Kg/cm2でプレスするこ
とにより厚さ1mmのシートを得た。このシートは無色透
明であり、着色は認められなかった。
2wt%、N;9.1wt%)より、生成ポリマー中のマレイミド
単位は58モル%であった。得られたポリマーは重量平均
分子量(Mw)12.2×104、Tg=161℃、Td=401℃であっ
た。得られたポリマーを200℃,5Kg/cm2でプレスするこ
とにより厚さ1mmのシートを得た。このシートは無色透
明であり、着色は認められなかった。
実施例3 実施例1に記載の反応装置にN−メチルマレイミド5
5.6g(0.5モル)、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル
(AIBN)0.8g(5.0×10-3モル)およびジオキサン800ml
を仕込み、窒素で数回パージした後、イソブテン14.0g
(0.25モル)を仕込み、60℃で5時間反応を行った。
5.6g(0.5モル)、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル
(AIBN)0.8g(5.0×10-3モル)およびジオキサン800ml
を仕込み、窒素で数回パージした後、イソブテン14.0g
(0.25モル)を仕込み、60℃で5時間反応を行った。
反応内容物をエタノールに注ぎ、ポリマーを析出させ
た。得られたポリマーをジオキサン−エタノールで再沈
澱精製した後、減圧下60℃で24時間乾燥した。収量は4
8.5gであった。
た。得られたポリマーをジオキサン−エタノールで再沈
澱精製した後、減圧下60℃で24時間乾燥した。収量は4
8.5gであった。
得られたポリマーの元素分析結果(C;60.7wt%、H;6.
5wt%、N;10.0wt%)より、生成ポリマー中のマレイミ
ド単位は69モル%であった。得られたポリマーは重量平
均分子量(Mw)15.4×104、Tg=190℃、Td=407℃であ
った。得られたポリマーを230℃,5Kg/cm2でプレスする
ことにより厚さ1mmのシートを得た。このシートは無色
透明であり、着色は認められなかった。
5wt%、N;10.0wt%)より、生成ポリマー中のマレイミ
ド単位は69モル%であった。得られたポリマーは重量平
均分子量(Mw)15.4×104、Tg=190℃、Td=407℃であ
った。得られたポリマーを230℃,5Kg/cm2でプレスする
ことにより厚さ1mmのシートを得た。このシートは無色
透明であり、着色は認められなかった。
実施例4 実施例1に記載の反応装置にN−メチルマレイミド5
5.6g(0.5モル)、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル
(AIBN)0.8g(5.0×10-3モル)およびジオキサン800ml
を仕込み、窒素で数回パージした後、イソブテン5.6g
(0.10モル)を仕込み、60℃で3時間反応を行った。
5.6g(0.5モル)、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル
(AIBN)0.8g(5.0×10-3モル)およびジオキサン800ml
を仕込み、窒素で数回パージした後、イソブテン5.6g
(0.10モル)を仕込み、60℃で3時間反応を行った。
反応内容物をエタノールに注ぎ、ポリマー析出させ
た。得られたポリマーをジオキサン−エタノールで再沈
澱精製した後、減圧下60℃で24時間乾燥した。収量は2
0.5gであった。
た。得られたポリマーをジオキサン−エタノールで再沈
澱精製した後、減圧下60℃で24時間乾燥した。収量は2
0.5gであった。
得られたポリマーの元素分析結果(C;58.3wt%、H;5.
8wt%、N;10.9wt%)より、生成ポリマー中のマレイミ
ド単位は80モル%であった。得られたポリマーは重量平
均分子量(Mw)12.4×104、Tg=226℃、Td=411℃であ
った。得られたポリマー280℃,5Kg/cm2でプレスするこ
とにより厚さ1mmのシートを得た。このシートは無色透
明であり、着色は認められなかった。
8wt%、N;10.9wt%)より、生成ポリマー中のマレイミ
ド単位は80モル%であった。得られたポリマーは重量平
均分子量(Mw)12.4×104、Tg=226℃、Td=411℃であ
った。得られたポリマー280℃,5Kg/cm2でプレスするこ
とにより厚さ1mmのシートを得た。このシートは無色透
明であり、着色は認められなかった。
【図面の簡単な説明】 第1図は実施例1により得られたポリマーのIRスペクト
ルである。
ルである。
Claims (1)
- 【請求項1】構成成分(I)がポリマー全体の50〜98モ
ル%、構成成分(II)がポリマー全体の50〜2モル%で
あり、ポリスチレン換算の重量平均分子量が1×103以
上5×106以下であることを特徴とする透明性耐熱樹
脂。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02134133A JP3080316B2 (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | 透明性耐熱樹脂 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02134133A JP3080316B2 (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | 透明性耐熱樹脂 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0431407A JPH0431407A (ja) | 1992-02-03 |
JP3080316B2 true JP3080316B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=15121241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02134133A Expired - Fee Related JP3080316B2 (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | 透明性耐熱樹脂 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3080316B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5424380A (en) * | 1991-10-31 | 1995-06-13 | Tosoh Corporation | Resin composition |
-
1990
- 1990-05-25 JP JP02134133A patent/JP3080316B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0431407A (ja) | 1992-02-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |